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JPH04210688A - R−(−)−1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチンおよびその製造方法 - Google Patents

R−(−)−1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチンおよびその製造方法

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Publication number
JPH04210688A
JPH04210688A JP2418029A JP41802990A JPH04210688A JP H04210688 A JPH04210688 A JP H04210688A JP 2418029 A JP2418029 A JP 2418029A JP 41802990 A JP41802990 A JP 41802990A JP H04210688 A JPH04210688 A JP H04210688A
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JP
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methyl
propylxanthine
hydroxyhexyl
ester
aprotic solvent
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JP2418029A
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Harald Furrer
ハーラルト・フラー
Ulrich Gebert
ウルリヒ・ゲーベルト
Karl Rudolphi
カルル−ルードルフイ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
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Publication of JPH07107063B2 publication Critical patent/JPH07107063B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • C07D473/02Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6
    • C07D473/04Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6 two oxygen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/08Vasodilators for multiple indications
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P17/00Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
    • C12P17/18Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms containing at least two hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system, e.g. rifamycin
    • C12P17/182Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring heteroatoms in the condensed system

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011ラセミ化合物の1−(5−ヒドロキシヘキ
シル)−3−メチル−7−プロピルキサンチンがとくに
脳血流刺激作用を有することは知られている(D E−
C2,366,527)。この化合物は式
【1】 で示される。ヒドロキシヘキシル側鎖中のヒドロキシル
基をもつ炭素原子は不斉である。しかしながら、これま
で、相当するエナンチオ−マーについては何ら報告され
ていなかった。 [0002]ラセミ体の脳血流刺激作用を1とすると、
2種のエナシチオーマー化合物の一方、S−(+)−エ
ナンチオーマーは約0.65の値を有する。したがって
、他方のエナンチオ−マー化合物、R−(−)−エナン
チオーマーには約1.35の値が期待された。しかしな
がら、驚くべきことに、R−(−)−エナンチオーマー
の値は約2である。これはR−(−)−エナンチオーマ
ーの脳血流刺激作用はそのS−(+)一対掌体の場合の
約3倍であることを意味する。R−(−)−化合物の作
用持続もS−(+)−化合物の場合の約3倍である。 (00031本発明はしたがって、R−C−)−化合物
に関する。 [0004] R−(−)−化合物は数種の方法によっ
て製造できる。 [0005]一つの方法はたとえば、すてにRコンフィ
ギユレーションを有する5−ヒドロキシヘキシル基を3
−メチル−7−プロピルキサンチンの1位に既知の操作
で導入するものである。しかし、ラセミ体を既知の標準
方法で対掌体に分解することも可能である。 [0006]他の製造方法の可能性としては、1−(5
−オキソヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサン
チンの立体選択的合成があり、この場合、微生物を用い
る立体選択的還元が好ましい。 (0007]この種類の方法は、同時に出願されたドイ
ツ特許出願P39 42872.9 (HOE89/F
405)に記載されている。この方法は、1−(5−オ
キソヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチン
を、酵母株Rhodo  torula  rubra
 (German  Co11ection  ofM
icro。 rganisms  and  Ce1l  Cu1t
ureSに、1989年10月7日、DSM番号543
6として寄託された)を用いて立体特異的に還元し、生
成したS−(+)−1−(5−ヒドロキシヘキシル)−
3−メチル−7−プロピルキサンチンをついでコンフィ
ギユレーションの反転に付すものである。 [0008]他の好ましい微生物方法によれば、 (a
)1−(5−オキソヘキシル)−3−メチル−7−プロ
ピルキサンチンを、パン酵母(Saccharomyc
cs  cerevisiae;製造業者:Deuts
che  Hefewerke  GmbH,Fran
kfurt/Main)を用いて立体選択的に、S−(
+)−1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3−メチル−
7−プロピルキサンチンに還元し、次にこれを、(b)
  コンフィギユレーションの反転に付す。 [0009]パン酵母による還元は、好都合には室温か
ら約40℃の温度で、好ましくは蔗糖の存在下、一般的
には水または水と水混和性有機溶媒たとえばエタノール
、エチレングリコールもしくはジメチルホルムアミドと
の混合物巾約7〜8.5のpH値で行われ、反応時間は
数時間から数日までとすることができる。 [00101次のS−(+)−エナンチオーマーのR−
(=)−エナンチオーマーへのコンフィギユレーション
の反転は、三級ホスフィン(好ましくはトリフェニルホ
スフィン)、有機カルボン酸(好ましくは安息香酸)お
よびアゾジカルボン酸ジアルキルエステル(好ましくは
アゾジカルボン酸ジエチルエステル)を用い、非プロト
ン性溶媒中(好ましくはテトラヒドロフラン中)、一般
的には約20〜約30℃の温度で行うのが有利であり、
この場合に生成したR−(−)−エナンチオーマーのカ
ルボン酸エステルはついで、塩基性物質の存在下アルコ
ール性または水性溶媒中既知方法による加溶媒分解で、
とくに炭酸カリウムの存在下に加メタノール分解で切断
される。加溶媒分解生成物はついで既知の方法で後処理
される。 [0011]コンフイギユレーシヨンの反転は、S(+
)−エナンチオーマーを(1)非プロトン性溶媒中、必
要に応じて塩基の存在下、スルホニルハライドを用いて
相当するスルホン酸エステルに変換し、 (2)このエ
ステルを非プロトン性溶媒中、脂肪族カルボン酸のアル
カリ金属塩と反応させて相当するカルボン酸エステルを
得てこの間にコンフィギユレーションの反転を起こさせ
、ついで(3)このカルボン酸エステルから、塩基性物
質の存在下、アルコール性または水性溶媒中加溶媒分解
によって請求項1記載の化合物を遊離させることによっ
て、同様に有利に行われる。 [0012]工程(1)においては、有機スルホニルハ
ライドとしてメタンスルホニルクロライドまたはp−ト
ルエンスルホニルクロライド、塩基としてトリエチルア
ミン、非プロトン性溶媒としてジメチルホルムアミドお
よび/またはシクロロメタンを用いるのが好ましく、工
程(2)における好ましい脂肪族カルボン酸のアルカリ
金属塩はプロピオン酸セシウムであり、この工程におけ
る好ましい非プロトン性溶媒はジメチルホルムアミドお
よび/またはジメチルスルホキシドである。この工程は
一般に約20〜100℃の温度で数時間から数日を要し
て行われる。工程(3)の加溶媒分解の溶媒としてはメ
タノールが好ましく、この工程における好ましい塩基性
物質は炭酸カリウムである。 (00131本発明はまた、R−(−)−1−(5−ヒ
ドロキシヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサン
チンを含有する医薬に関する。 [0014]医薬は、とくに脳血管障害の予防および処
置に適している。 [00151本発明の医薬は、経口的、経直腸的または
非経口的に投与することができる。 [0016]適当な固体または液体医薬製剤剤形は、た
とえば顆粒、粉末、錠剤、コート錠、 (マイクロ)カ
プセル、坐剤、シロップ、乳化液、懸濁液、滴剤または
注射用溶液および活性化合物の持続放出性製剤であり、
これらの製造に際しては一般に、賦形剤、崩壊剤、結合
剤、コーティング剤、膨潤剤、グライダントもしくは滑
沢剤、フレーバー、甘味剤または可溶化剤のような補助
剤が使用される。しばしば用いられる補助剤はたとえば
、乳糖、マンニトールおよび他の糖、タルク、乳蛋白質
、ゼラチン、デンプン、セルロースおよびその誘導体、
動物および植物油、ポリエチレングリコール、ならびに
溶媒たとえば滅菌水である。 [0017]以下の実施例は本発明の化合物の製造を例
示するものである。それに続く実験報告からは、この化
合物の驚異的な高い脳血流刺激作用と好ましい作用持続
が明らかである。 [0018]実施例: a)1− (5−オキシヘキシル)−3−メチル−7−
プロピルキサンチンのS−(+)−1−(5−ヒドロキ
シヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチンの
微生物による還元1200gの蔗糖と840gのパン酵
母(Goldhefe、Deutsche  Hefe
werke  GmbH)を水6.51に取り、30〜
35℃で撹拌する。1時間後に184gの1−(3−オ
キソヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチン
を10分を要して滴下し、24時間後にさらに水5.5
1中蔗糖1200gおよびパン酵母840gを加え、さ
らに24時間後にさらに蔗糖800gを加え、混合物を
さらに8時間撹拌する。 [0019]懸濁液中にセライト1.8kgを撹拌下に
加え、加圧フィルターを通して 過し、ついでイソプロ
パツールで洗浄する。 液を合わせて減圧下に約21に
濃縮し、シクロロメタンと水で抽出して後処理する。シ
クロロメタン相を乾燥し、減圧下に濃縮した。残留物を
シリカゲル上刃ラムクロマトグラフィー(溶出液ニシク
ロロメタン/メタノール、容量比98:2)および、0
.1mbar、浴温140〜1 チューブ蒸留で精製する。 収量:21.7g 融点:81〜82℃ 対掌体純度:〉95% [00201
【数1] 45℃におけるバルブ [a〕F’= + 4.6’(c =6.7、C,H,
OH)元素分析: 計算値:C58,42%、87.84%、N18.17
% 分析値:C58,50%、N7.95%、N18.19
% [00211b)S−(+)−1−(5−ヒドロキシヘ
キシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチンのR−
(−)へのコンフィギユレーションの反転無水テトラヒ
ドロフラン60m1中アゾジカルボン酸ジエチルエステ
ル10.9gの溶液を、無水テトラヒドロフラン60m
I中S−(+)−1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3
メチル−7−ブロビルキサンチン18.5g、安息香酸
7.3gおよびトリフェニルホスフィン16.1gの混
合物に、20〜25℃で滴下する。 [0022120〜25℃で24時間撹拌したのち、混
合物を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲル上刃ラムク
ロマトグラフィー(溶出液ニシクロロメタン/エタノー
ル、容量比95:5)で精製すると、粗製のR−1−(
5−ベンゾイルオキシ)−3−メチル−7−ブロピルキ
サンチン50.5gが得られる。これを750m1のメ
タノール中、4gの炭酸カリウムとともに32時間、還
流温度に加熱し、混合物を減圧下に濃縮する。残留物を
シクロロメタンと水で抽出して後処理したのち、乾燥シ
クロロメタン相を濃縮すると粗生成物48.5gが得ら
れ、これをシリカゲル上刃ラムクロマトグラフィー(溶
出液ニシクロロメタン/エタノール、容量比95:5→
90:10)および浴温140℃、0.1mbarにお
けるバルブチューブ蒸留によって精製する。 収量:13.9g 融点二81〜82℃ [0023] 【数2】 [al;=−4,5°(c=6.4、czHiOH)対
掌体純度:〉95% 元素分析: 計算値:C58,42%、87.84%、N18.17
% 分析値:C58,35%、88.05%、N18.36
% (0024]化合物の構造は元素分析ならびにIRおよ
びl H−NMRスペクトルでチエツクした。絶対コン
フィギユレーションおよび対掌体純度は、5−(−)−
メトキシトリフルオロメチルフェニル酢酸を用いMo5
herエステルによって測定した(l H−または19
F−NMRスペクトル)。対掌体純度はまたさらに、5
−(−)−1−フェニルエチルイソシアネートで誘導体
化したのち、ガスクロマトグラフィーによっても測定し
た。 [0025]実験報告 ネコの脳血流 本発明の化合物1の局部脳血流に対する作用は、ラセミ
体2およびS−(+)−エナンチオーマー3の場合と比
較して、F、A、Gibbs  (Proc、Soc、
Exp、Biol、N、Y、、31:141頁以下、1
933)、H,Hen5e l  (Naturwis
senschaften、43:477頁以下、195
6)およびE、Betz (Acta  Neurol
、5cand、5upp1..14:29〜37.19
65)の熱伝導度法を用い、両性のネコでベントパルビ
タールナトリウム(35mg/kg、i、p、)麻酔下
に検討した。この方法では、辺縁前頭凹領域における脳
の表面に適用した熱伝導探針を用い、加熱部位から隣接
する探針内の温度測定部位までの熱の輸送を測定する。 これは脳血流のレベルに正比例する。製剤投与後の熱の
輸率入の平均百分率変化を血流増加の指標として使用す
る。 [0026]化合物は1%濃度のカルボキシメチルセル
ロース水溶液に懸濁して十二指腸内に投与した。用量は
体重1kgあたり試験物質25mgとした。各試験製剤
ごとに6〜11回の別個の実験を行い、得られた測定デ
ータから熱輸率の平均百分率変化(Δλ%)を求めた。 [00271表1には、R−(’−)−1−(5−ヒド
ロキシヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチ
ン(1)、相当するエナンチオ−マー、S−(+)−1
−(5−ヒドロキシヘキシル)−3−メチル−7−プロ
ピルキサンチン(3)、およびこの2つの化合物のラセ
ミ体(2)についての融点m、  p、 、対掌体純度
e、 e。 (鏡像体過剰率)、測定数n、効力の指標としての熱輸
率の平均百分率変化(Δλ%)、ラセミ体のΔλ%=1
とした場合の変換係数f、および半減期tI/2 (分
)として示した作用の持続を掲げる。 [0027]
【表1】 脳血流の変化 ]自L−一       層L9−      旦  
 y−メ蔓−4ニー−±   tl/鵞(分)1(1〜
(−))   81〜82℃ 〉95%  6   +
45   (1,11g)   1002(ラセミ体)
76〜77℃  −7+24   (1,00)   
1003(S−(+))   81〜訂℃ 〉95% 
11   +16   (0,67)   35フロン
トページの続き (72)発明者 力ルルールードルフイドイツ連邦共和
国デー−6078ノイーイーゼンブルク、カビテーンー
シュトラツサーシュトラーセ27

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】R−(−)−1−(5−ヒドロキシヘキシ
    ル)−3−メチル−7−プロピルキサンチン。
  2. 【請求項2】(a)パン酵母(Saccharomyc
    es cerevisiae)を使用して、1−(5−
    オキソヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチ
    ンをS−(+)−1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3
    −メチル−7−プロピルキサンチンに還元し、そして(
    b)これをコンフィギュレーションの反転によってR−
    (−)−1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3−メチル
    −7−プロピルキサンチンに変換する請求項1記載の化
    合物の製造方法。
  3. 【請求項3】コンフィギュレーションの反転は非プロト
    ン性溶媒中で三級ホスフィン、カルボン酸およびアゾジ
    カルボン酸ジアルキルエステルとの反応によって行い、
    R−(−)−1−エナンチオーマーを使用したカルボン
    酸のエステルの形で含有する反応生成物を加溶媒分解に
    付し、加溶媒分解生成物を公知の方法で後処理する請求
    項2記載の方法。
  4. 【請求項4】三級ホスフィンとしてトリフェニルホスフ
    ィン、カルボン酸として安息香酸、アゾジカルボン酸ジ
    アルキルエステルとしてアゾジカルボン酸ジエチルエス
    テル、非プロトン性溶媒としてテトラヒドロフランを用
    い、加溶媒分解は炭酸カリウムの存在下メタノール分解
    の形で行う請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】コンフィギュレーシヨンの反転のために、
    S−(+)−エナンチオーマーを(1)非プロトン性溶
    媒中、必要に応じて塩基の存在下、有機スルホニルハラ
    イドを用いて相当するスルホン酸エステルに変換し、(
    2)このエステルを非プロトン性溶媒中脂肪族カルボン
    酸のアルカリ金属塩と反応させて相当するカルボン酸エ
    ステルを得てこの間にコンフィギュレーションの反転を
    起こさせ、ついで(3)このカルボン酸エステルから、
    塩基性物質の存在下、アルコール性または水性溶媒中加
    溶媒分解によって請求項1の化合物を遊離させる請求項
    2記載の方法。
  6. 【請求項6】工程(1)においては、有機スルホニルハ
    ライドとしてメタンスルホニルクロライドまたはp−ト
    ルエンスルホニルクロライド、塩基としてトリエチルア
    ミン、非プロトン性溶媒としてピリジンおよび/または
    シクロロメタンを用い、工程(2)においては脂肪族カ
    ルボン酸のアルカリ金属としてプロピオン酸セシウム、
    非プロトン性溶媒としてジメチルホルムアミドおよび/
    またはジメチルスルホキシドを用い、工程(3)におい
    ては溶媒としてメタノール、塩基性物質として炭酸カリ
    ウムを用いる請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】R−(−)−1−(5−ヒドロキシヘキシ
    ル)−3−メチル−7−プロピルキサンチンを含有する
    医薬組成物。
  8. 【請求項8】脳血管障害の予防および処置を目的とした
    請求項7記載の医薬組成物。
  9. 【請求項9】R−(−)−1−(5−ヒドロキシヘキシ
    ル)−3−メチル−7−プロピルキサンチンの、脳血管
    障害の予防および処置のための使用。
JP2418029A 1989-12-23 1990-12-21 R−(−)−1−(5−ヒドロキシヘキシル)−3−メチル−7−プロピルキサンチンおよびその製造方法 Expired - Lifetime JPH07107063B2 (ja)

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DE3942871.0 1989-12-23
DE3942871A DE3942871A1 (de) 1989-12-23 1989-12-23 R-(-)-1-(5-hydroxyhexyl)-3-methyl-7-propylxanthin, verfahren zu dessen herstellung und diese verbindung enthaltende arzneimittel

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Publication Number Publication Date
JPH04210688A true JPH04210688A (ja) 1992-07-31
JPH07107063B2 JPH07107063B2 (ja) 1995-11-15

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JP (1) JPH07107063B2 (ja)
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AT (1) ATE137237T1 (ja)
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ES (1) ES2086359T3 (ja)
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