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JPH04198251A - 導電性組成物 - Google Patents

導電性組成物

Info

Publication number
JPH04198251A
JPH04198251A JP32110190A JP32110190A JPH04198251A JP H04198251 A JPH04198251 A JP H04198251A JP 32110190 A JP32110190 A JP 32110190A JP 32110190 A JP32110190 A JP 32110190A JP H04198251 A JPH04198251 A JP H04198251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formaldehyde
amine
resin
solvent
conductive composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32110190A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tsunaga
津永 正行
Takao Suzuki
孝雄 鈴木
Kazuaki Yuminiwa
弓庭 和明
Yoshiaki Kurimoto
好章 栗本
Kyoichi Gokan
後閑 恭一
Tsuyoshi Fukuda
強 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gun Ei Chemical Industry Co Ltd, Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP32110190A priority Critical patent/JPH04198251A/ja
Publication of JPH04198251A publication Critical patent/JPH04198251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホルムアルデヒドを出発物質とする熱硬化性樹
脂を用いた熱硬化性導電性組成物に関し、特にホルムア
ルデヒドの刺激臭が全く無く、導電性が良好な導電性組
成物に係る。
〔従来の技術及びその問題点〕
一般に導電性組成物に用いられる樹脂のなかで、熱硬化
性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラ
ミン樹脂、尿素樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン初詣
等がある。これらの中、ホルムアルデヒドを出発物質と
するものは、フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂
がある。
従来、これらのホルムアルデヒドを出発物質とする樹脂
を用いた導電性組成物には、樹脂中に残留ホルムアルデ
ヒ1−が残存し、導電性組成物の取扱い中にホルムアル
デヒド特有の強い刺激臭が発散され、作業者に不快感を
与えるのみならず、労働安全衛生上からも好ましいもの
ではなかった。
この対策として、従来、ホルマリン塗工剤組成物の中に
弱アルカリ性物質であるアルカリ土類金属の酸化物又は
水酸化物を添加することにより、ホルマリンの刺激臭を
除去することが特開昭62−265363号公報に捉案
されている。しかしながら、このようなアルカリ土類金
属の酸化物又は水酸化物を添加する方法を本発明の如き
導電性組成物に応用する場合、塗膜の導電性が著しく低
下するという欠点を有し、実用には到底供し得なかった
更に、ホルムアルデヒドにサリチル酸とエタノールとを
添加し、臭気の無いホルムアルデヒドに変化させた脱臭
ホルマリンが特開昭60−45502号公報に提案され
ている。しかしながら、このような脱臭ホルマリンがは
たして導電性組成物の熱硬化性樹脂の出発物質として使
用できるか否か、あるいは導電性にどのような影響を及
ぼすか否か等については皆目わかっておらず、実際にも
導電性組成物に応用されたことは無かった・ 本発明はホルムアルデヒ1へを出発物質とする熱硬化性
樹脂を用いた導電性組成物の導電性を低下せしめること
なく、ホルムアルデヒドの刺激臭を除去した組成物を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の導電性組成物は、金属粉、ホルムアルデヒドを
出発物質とする熱硬化性樹脂及び溶剤を含む導電性組成
物に、アンモニア、第1アミン及び第2アミンの群から
選ばれたいずれかの物質を添加してなるものであり、こ
の添加物質と前記導電性組成物中に残存するホルムアル
デヒドとを反応させることにより前記問題点を解決した
ものである。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明において、組成物中に添加する物質としてはホル
ムアルデヒドと化学的に反応し、導電性組成物の導電性
、その他の塗膜物性に悪影響を及ぼさないものとするこ
とが必要であり、その意味からアンモニア、第1アミン
、第2アミンの群れから選ばれたいずれかの物質(以下
、A物質という)とする。このように本発明では、導電
性組成物中の熱硬化性樹脂としては、ホルムアルデヒド
を出発原料とするもの、代表的にはフェノール樹脂、メ
ラミン樹脂、尿素樹脂を使用するものであり、A物質と
して上記3種のいずれでも本発明の目的を達成すること
ができるが、それぞれを添加した場合の作用は以下の如
く異なる。
−て)盆(=ユ乙(救助りり鏝−介 添加したアンモニアは樹脂の中に残留しているホルムア
ルデヒドと常温で反応し、周知のようにヘキサメチレン
テトラミン(Cs I(12N 4 )を生じる。この
物質はフェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂の硬化
剤として作用し、塗膜の導電性を向上させる。余分のア
ンモニアは真空脱気して容易に取り除くことができる。
第に乙−Ldu0Lレーな一裁介 添加した第1アミンはホルムアルデヒドと反応し、メチ
ロール化される。メチロール化された第1−アミンは塗
膜の乾燥工程で樹脂の重縮合反応に加わり、三次元網目
構造を形成し、塗膜の導電性を向上させる。余分の第1
アミンは液体の場合、溶剤として使用できる。この場合
塗膜の乾燥条件に合わせて適当な沸点の第1アミンを選
択した方か良い。すなわち、沸点か乾燥温度よりもあま
り高くないような第1アミンを選択する。具体的には0
−アミノフェノール、m−アミノフェノール、モノエタ
ノールアミン等が挙げられる。
第λタ二辷社−蓚功σ−りた資金 添加した第2アミンはホルムアルデヒドと反応し、メチ
ロール化される。メチロール化された第2アミンは塗膜
の乾燥工程でメチロール基の部分が樹脂と縮合し、樹脂
と一体となるために塗膜の導電性を低下させることがな
い。第2アミンは第1アミンと同様、塗膜の乾燥温度よ
りもあまり高くない沸、Wのものを選択する。具体的に
は2−メチルアミノエタノール、2−ブチルアミノエタ
ノール、ジェタノールアミン等が挙げられる。
本発明では、金属粉、ホルムアルデヒドを出発物質とす
る樹脂、溶剤の混合物に前記A物質を添加して反応させ
る。この際の反応温度は特に限定されないが、0〜10
0℃が好ましい。
また、反応時間も特に限定されないが、24時間以内が
好ましい。
本発明で使用する金属粉は一般に導電性組成物に用いら
れる導電性良好な金属が使用でき、特に限定されない。
例えば、Au、Ag、Pt。
Pd、Cu、Ni、AQ等が挙げられる。また、これら
の二種あるいはそれ以上の合金、混合物も使用できる。
さらに、これらの金属を表面に被覆した粉体も使用でき
る。その形状は樹枝状、鱗片状、粒状その他、あらゆる
形状のものが使用できる。そして、比表面積、タップ密
度、粒度分布、その他の物性も特にこれを限定されない
また、本発明で使用する溶剤は前記した熱硬化性樹脂の
良溶媒であればいずれも使用できる。
例えば、メチルカルピトール、ブチルセロソルブ、ブチ
ルカルピトールアセテート等が挙げられる。
本発明において、必要に応じて、各種の分散剤、消泡剤
が利用できる。
これら金属粉、樹脂、溶剤及びA物質の配合比は、金属
粉100重量部につき、樹脂5〜60重量部、溶剤1〜
100重量部、A物質0゜01〜10重量部、その他の
添加剤0.01〜2重量部とする。樹脂の量が金属粉1
00重量部につき5重1部を下回ると導電性及び塗膜強
度が低下する。逆に、樹脂社が60重量部を越えるとや
はり導電性が低下する。溶剤は作業性の良い塗料粘度に
調整するために適当量加えられる。実用的には上記した
範囲が適当である。
A物質の添加量は樹脂中に含有される残留ホルムアルデ
ヒド量に依存するが、実用的には上記した範囲が適当で
ある。その他の添加剤(分散剤、消泡剤)は必要に応じ
て適″A+i添加されるが、実用的には上記した範囲が
適当である。
上記のように!l!l製された組成物は常法に従ってス
クリーン印刷等によって塗布され、加熱硬化させること
により実用に供される。
以下に実施例を示す。
【実施例〕
第1表に示されるような配合組成とした組成物を3本ロ
ールミルで混練し、試料1〜6の塗料を調製した。試料
1〜試料4が本発明実施例塗料、試料5及び6が比較例
塗料である。原料としては、金属粉として電解法により
得られた平均粒径6μm、比表面積Q、30m”/gの
銅粉を、樹脂として残留ホルムアルデヒド2wt%を含
むレゾール型フェノール樹脂及び残留ホルムアルデヒド
2wt%を含むメラミン樹脂を、そしてその他の原料と
して試薬−級のものを使用した。
これら各塗料につき、比抵抗及びホルムアルデヒド濃度
を測定した。
比抵抗測定は各試料塗料を紙フエノール基板上に200
メツシユテトロンスクリーンにてスクリーン印刷した後
、160℃のエアオーブン中にて30分間加熱硬化後、
抵抗を測定し、比抵抗に換算した。
ホルムアルデヒド濃度測定は、調製した塗料50gを1
00ccのビーカーに入れ、パラフィルムでシールし、
25℃、24時間保存後、揮散したホルムアルデヒド濃
度を検知管法で測定した。
それらの結果を第1表中に併記する。
〔発明の効果〕
以上のような本発明によれば、ホルムアルデヒドを出発
物質とする熱硬化性樹脂を用いてもホルムアルデヒドの
刺激臭が全く無く、しかも高い導電性を有する導電性組
成物が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.金属粉、ホルムアルデヒドを出発物質とする熱硬化
    性樹脂及び溶剤を含む導電性組成物に、アンモニア、第
    1アミン及び第2アミンの群から選ばれたいずれかの物
    質を添加してなる導電性組成物。
JP32110190A 1990-11-27 1990-11-27 導電性組成物 Pending JPH04198251A (ja)

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JP32110190A JPH04198251A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 導電性組成物

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JP32110190A JPH04198251A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 導電性組成物

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JPH04198251A true JPH04198251A (ja) 1992-07-17

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ID=18128832

Family Applications (1)

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JP32110190A Pending JPH04198251A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 導電性組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9741836B2 (en) 2015-09-10 2017-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and method for driving same

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62145602A (ja) * 1985-12-19 1987-06-29 住友ベークライト株式会社 導電性樹脂ペ−スト
JPH0216172A (ja) * 1988-07-05 1990-01-19 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd 半田付可能な導電塗料
JPH0377202A (ja) * 1989-08-18 1991-04-02 Daido Steel Co Ltd 導電性組成物

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