[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0414494A - 印刷物 - Google Patents

印刷物

Info

Publication number
JPH0414494A
JPH0414494A JP2117204A JP11720490A JPH0414494A JP H0414494 A JPH0414494 A JP H0414494A JP 2117204 A JP2117204 A JP 2117204A JP 11720490 A JP11720490 A JP 11720490A JP H0414494 A JPH0414494 A JP H0414494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
colorant layer
printed matter
heating
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2117204A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Takayama
恒 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2117204A priority Critical patent/JPH0414494A/ja
Publication of JPH0414494A publication Critical patent/JPH0414494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は印刷物に関し、更に詳しくは熱により発消色が
コントロールできる印刷物に関する。
(従来の技術) 有価証券、IDカード等の印刷物は、使用上の安全を図
るため、種々の偽造防止策を施しであることが通常であ
る。
例えば、温度により発色する着色剤の印刷模様である。
かかる印刷物は、常温下では肉眼で確認できない模様が
、加熱により可視化し、このため、印刷物の真贋が判定
できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この着色剤は、高温下で発色させても、
常温に冷却すると同時に消色してしまい、例えば細紋模
祿を印刷しても、この細紋模様を子細に検討して、その
印刷模様を観察することはできなかった。このため、真
贋の判断も充分とは言えなかつた。
(課題を解決するための手段) この問題を解決するため、本発明は、任意の支持体上に
文字、記号、または図形の形状に、短時間の加熱により
発色し、長時間の加熱により消色する着色剤層を形成し
て成る印刷物を提供する。
(実施例) 本発明は、任意の支持体と着色剤層とから成る。
支持体は任意の材質から成っていて良いが、通常、紙、
プラスチックシート、プラスチックカード等の厚さ10
〜1000I!mのシート杖物である。もっとも、所望
ならば、プラスチックや金属の立体成形品であっても良
い。
着色剤層は、通常、常温下で無色である必要がある。ま
た、所望の時、すなわち、印刷物の真贋を判定する時等
には発色して、しかも、この判定に充分な時間発色状態
が維持できる必要がある。
このため、着色剤層は、短時間の加熱により発色するも
のを使用する。短時間の加熱により発色するとは、かか
る加熱の後、常温に冷却した後もこの発色状態が維持さ
れていることを意味する。
また、判定の後、所望により消色して、判定前の状態に
復帰する必要がある。このため、長時間の加熱により、
消色する必要がある。なお、長時間とは、発色に必要な
加熱時間よりも長い趣旨であり、相対的なものである。
判定を何度も繰り返す必要から、この発色及び消色は可
逆的に繰り返すことのできるものでなくてはならない。
かかる着色剤としては、ロイコ染料とある種の化合物(
顕消色剤)の混合物が使用できる。
ロイコ染料としては、クリスタルハイオレソトラクトン
、3−インドリノ−p−ジメチルアミノフェニル−6−
シメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミノ−7−ク
ロロフルオラン、2−(2フルオロフエニルアミノ)−
6−ジニチルアミノフルオラン、2−(2−フルオロフ
ェニルアミノ)−6−ジーn−ブチルアミノフルオラン
、3ジエチルアミノ−7−シクロヘキシルアミノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−1−ブチ
ルフルオラン、3−ジエチルアミノ6−メチル−7−ア
・ニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−P−ブチルアニリノフルオラン、3−シクロへキ
シルアミノ−6クロロフルオラン、2−アニリノ−3−
メチル−6−(N−エチル−p−トルイジノ)−フルオ
ラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−ピロリジノ−7−シクロヘキシルアミノフ
ルオラン、3−N−メチルシクロへキシルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−エチルペン
チルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオランなど
が使用できる。
顕消色荊は、加熱条件に応してロイコ染料を発色または
消色させるものである。このため、加熱条件下で酸性基
と塩基性基の双方を有する必要がある。なお、加熱によ
りかかる顕消色剤とロイコ染料の発色反応と消色反応が
同時に開始するが、発色反応は消色反応より反応速度が
大きく、このため加熱によりまず発色し、常温に冷却す
ることで発色状態が維持される。また、加熱を長時間続
けることにより消色反応が優位となり、常温に冷却する
ことで消色状態が維持される。常温下で、発色反応と消
色反応は、ともに進行しない。
顕消色剤は、酸性基と塩基性基の双方を有する両性化合
物であって良い、酸性基としてはフェノール性水酸基、
またはカルボキシル基などが例示できる。また、塩基性
基としてはアミノ基が使用できる。かかる両性化合物と
しては、2−アミノフェノール、3−アミノフェノール
、4−アミノフェノール等のアミノフェノール:2−ア
ミノ安息香酸、3−アミノ安息香酸、4−アミノ安息香
酸等のアミノ安息香#:2−ヒドロキシ−3−アミノ安
息香酸、2−アミノ−3−ヒドロキシ安息香酸、2−ア
ミノ−4−ヒドロキシ安忍香酸、2−ヒドロキシ−4−
アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−アミノ安息香酸
、3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキ
シ−5−アミノ安息香酸等のヒドロキシアミノ安息香酸
等が使用できる。
また、かかる顕消色剤として、酸性基を有する化合物と
塩基性基を有する化合物の塩または錯塩が使用できる。
この場合も酸性基としてはフェノール性水酸基またはカ
ルボキシル基、塩基性基としてはアミノ基が使用できる
。フェノール性水酸基の場合には錯塩を形成し、カルボ
キシル基の場合には塩を形成する。
酸性基を有する化合物としては、2−ヒドロキシ安息香
酸、3−ヒ・ドロキシ安患香酸、等のヒドロキシ安息香
酸;4−ヒドロキシサリチル酸、5−ヒドロキシサリチ
ル酸等のヒドロキシサリチル酸;没食子酸、没食子酸ヘ
キシル、没食子酸ヘプチル、等の没食子酸及びそのエス
テル;2,2ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン酸
、22−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
、などが使用できる。
塩基性基を有する化合物としては、オクチルアミン、ノ
ニルアミン、ヘンシルアミン、2−フェニルエチルアミ
ン、6−フェニルエチルアミン等が使用できる。
なお、その他の酸性基を有する化合物及び塩基性基を有
する化合物の例は、本件出願人による平成2年4月6日
(国際出願日)出願の日本語特許出願(名称「可逆性感
熱記録媒体用組成物」)の明細書に「両性化合物」の名
前で記載されている。
この着色剤は、例えば、300℃の加熱下で、数m5e
cの短時間で発色する。また、1sec以上の加熱で消
色する。消色は80°C以上の温度で良い。通常、20
0℃以下である。
着色剤層は、この着色剤の他、樹脂バインダーを含む。
樹脂バインダーとしては、水、または有機溶剤に溶解す
る高分子材料が使用できる。具体的には、ポリビニルア
ルコール、メチルセルロース、エチルセルロース、酢酸
セルロース、ニトロセルロース、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリアミド、線状の飽和ポリエステル、ポリ
メタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル等のメタ
クリル酸またはそのエステルの単独または共重合体、ポ
リウレタン、ポリブチラール等が使用できる。
着色剤層は、顕消色剤1重量部に対し、ロイコ染料0.
1〜1重量部、樹脂バインダー2重量部以下混合すれば
良い。
かかる着色剤層は、例えば、水もしくは有機溶剤に上記
顕消色剤、ロイコ染料、樹脂バインダーを溶解または分
散して、グラビア印刷、凸版印刷、オフセット印刷など
の方法で支持体上に印刷して形成できる。
偽造を防止するため、着色剤層は文字、記号、または図
形杖に形成する必要がある。
文字とは、言語を静的平面的に表現したもので、日本語
のほか、英語、ロシア語、韓国語等の外国語であっても
良い、また、記号は一定の意味を静的平面的に表現した
ものである。図形は物を簡略化して表現したもので、細
紋模欅であっても良い。
複製の困難性から、細紋模様が好ましい。
着色剤層の上には、保護層を設けることができる0例え
ば、ワックス、あるいはポリ(メタ)アクリル酸メチル
等の熱可塑性樹脂、熱硬化型樹脂等である。
本発明にかかる印刷物は、例えば、有価証券、あるいは
IDカード等である。かかる場合には、サーマルヘッド
で全面加熱することにより、着色剤層を可視化すること
ができ、常温下でこの発色状態が維持されることから、
充分な時間をかけてその真贋を判定できる0判定後は、
1秒程度の長時間加熱することにより、消色して判定前
の状態に復帰することができる。
なお、本発明の印刷物は、この外、豫、抽選券等として
使用することも可能である。
肉眼が確認できない文字等を有する印刷物で、しかも、
かかる文字等を判定する時には充分な時間的余裕を以て
判定できる印刷物が得られる。
このため、有価証券やIDカード、あるいは観、抽選券
として最適なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意の支持体上に文字、記号、または図形の形状
    に、短時間の加熱により発色し、長時間の加熱により消
    色する着色剤層を形成して成る印刷物。
JP2117204A 1990-05-07 1990-05-07 印刷物 Pending JPH0414494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2117204A JPH0414494A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 印刷物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2117204A JPH0414494A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 印刷物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0414494A true JPH0414494A (ja) 1992-01-20

Family

ID=14705965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2117204A Pending JPH0414494A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 印刷物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0414494A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5498294A (en) * 1992-11-20 1996-03-12 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for washing substrates
US6059891A (en) * 1997-07-23 2000-05-09 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for washing substrate
US6115867A (en) * 1997-08-18 2000-09-12 Tokyo Electron Limited Apparatus for cleaning both sides of substrate
US6431184B1 (en) 1997-08-05 2002-08-13 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for washing substrate

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5498294A (en) * 1992-11-20 1996-03-12 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for washing substrates
US6059891A (en) * 1997-07-23 2000-05-09 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for washing substrate
US6431184B1 (en) 1997-08-05 2002-08-13 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for washing substrate
US6115867A (en) * 1997-08-18 2000-09-12 Tokyo Electron Limited Apparatus for cleaning both sides of substrate
US6276378B1 (en) 1997-08-18 2001-08-21 Tokyo Electron Limited Apparatus for cleaning both sides of substrate

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02188294A (ja) 可逆性感熱記録媒体
JPH02188293A (ja) 可逆性感熱記録媒体
KR0139923B1 (ko) 가역성 감열 기록매체용 조성물
JPH0414494A (ja) 印刷物
JPH0428582A (ja) 印刷物
JPH05278372A (ja) 印刷物
JPH089270B2 (ja) 可逆性感熱発消色組成物
JP4686045B2 (ja) 可逆表示部付きicカード
JPH0450290A (ja) 可逆性感熱発消色組成物
JPH01130972A (ja) 感熱記録ラベル
JPS63315290A (ja) 感熱記録材
JP2503762B2 (ja) 可逆性感熱記録媒体用組成物
JPH06191151A (ja) 可逆性感熱記録組成物および可逆性感熱記録シート
JPH0592661A (ja) 可逆性感熱記録材料
JPH023893Y2 (ja)
JPH06127184A (ja) カードの処理方法
JP3403757B2 (ja) 可逆性感熱記録材料
JP2006142598A (ja) スクラッチ隠蔽層付印刷物およびその製造方法
JPH03211081A (ja) 複写防止用紙
JPH04303680A (ja) 可逆性蛍光発消色感熱記録媒体
JPH07112579A (ja) 可逆性感熱記録材料
JP2005028651A (ja) 情報記録用媒体
JPH07125436A (ja) 可逆感熱記録材料
JPH05262032A (ja) 可逆性感熱記録材料
JP2000276626A (ja) 印刷物の真偽判定方法およびそのための装置