JPH04130763U - カツターナイフ - Google Patents
カツターナイフInfo
- Publication number
- JPH04130763U JPH04130763U JP4255891U JP4255891U JPH04130763U JP H04130763 U JPH04130763 U JP H04130763U JP 4255891 U JP4255891 U JP 4255891U JP 4255891 U JP4255891 U JP 4255891U JP H04130763 U JPH04130763 U JP H04130763U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable member
- lock
- locking
- cutter body
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 3
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 刃を所望のスライド位置にしっかりとロック
でき、しかもこのロック及びロック解除を片手で簡単に
行えるようにする。 【構成】 カッター本体10に対して可動部材20をス
ライド操作することによって刃40をカッター本体10
内に収納した状態あるいは使用状態にできる形式のカッ
ターナイフにおいて、前記カッター本体10には複数個
のロック孔16が前記可動部材20のスライド方向に沿
って所定の間隔で形成されている。また前記可動部材2
0にはロック部材30が前記ロック孔16の一つに対し
て挿入あるいは離脱操作可能に組付けられている。しか
もこのロック部材30に対してはこれを前記ロック孔1
6に対して挿入させる方向へスプリング38の弾性力を
付与させている。
でき、しかもこのロック及びロック解除を片手で簡単に
行えるようにする。 【構成】 カッター本体10に対して可動部材20をス
ライド操作することによって刃40をカッター本体10
内に収納した状態あるいは使用状態にできる形式のカッ
ターナイフにおいて、前記カッター本体10には複数個
のロック孔16が前記可動部材20のスライド方向に沿
って所定の間隔で形成されている。また前記可動部材2
0にはロック部材30が前記ロック孔16の一つに対し
て挿入あるいは離脱操作可能に組付けられている。しか
もこのロック部材30に対してはこれを前記ロック孔1
6に対して挿入させる方向へスプリング38の弾性力を
付与させている。
Description
【0001】
この考案は、主として机上事務に用いられ、カッター本体に対する可動部材の
スライド操作によって刃の収納あるいは使用が可能な形式のカッターナイフに関
する。
【0002】
この種のカッターナイフの代表的なものが、図4及び図5に外観斜視図で示さ
れている。図4のタイプでは、カッター本体60に対し可動部材62のスライド
方向に沿って複数個の凹部64が連続して形成されている。また可動部材62は
前記各凹部64のうちの一つに対し弾性力によって係合する爪(図示しない)を
備えている。この凹部64と爪との係合により、可動部材62と共にスライド操
作される刃40の位置を規制するストッパー機能が果たされる。
また図5のタイプでは可動部材62にネジ66が設けられていて、これを締め
付けることで可動部材62がカッター本体60に対してロックされる構成になっ
ている。このロックにより刃40もそのスライド位置でしっかりと固定される。
【0003】
図4の構成では前記爪の弾性力によって刃40の位置を規制しているため、そ
のストッパー力は小さく、切断しようとする物が硬かったり厚みがある場合に力
を入れると、刃40がカッター本体60の中に押し戻されることがある。
これに対し図5の構成における刃40の位置規制力は充分であり、その信頼性
は高いものの、前記可動部材62をスライド操作する度に前記ネジ66を弛めた
り締めたりしなければならない。そしてこのネジ66の操作には両手を使うこと
が多く、操作が煩雑である。
この考案は、刃を所望のスライド位置にしっかりとロックでき、しかもこのロ
ック及びロック解除が片手で簡単に行えることを技術的課題とする。
【0004】
前記課題を解決するために、この考案のカッターナイフは次のように構成され
ている。
すなわちカッター本体に対してスライド操作可能に組付けられた可動部材を操
作することにより、所定の刃をカッター本体内に収納した状態あるいは使用状態
にできる形式のカッターナイフにおいて、前記カッター本体には複数個のロック
孔が前記可動部材のスライド方向に沿って所定の間隔で形成されている。また前
記可動部材にはロック部材が前記ロック孔の一つに対して挿入あるいは離脱操作
可能に組付けられている。しかもこのロック部材に対しては、これを前記ロック
孔に対して挿入させる方向へスプリングの弾性力を付与させている。
【0005】
前記構成によれば、ロック部材をスプリングの弾性力に抗して片手で操作し、
このロック部材をカッター本体のロック孔から離脱させることにより、前記可動
部材を刃と共に任意の位置にスライド操作できる。そしてロック部材に対する操
作力を解放すれば、このロック部材は前記スプリングの弾性力により再び前記ロ
ック孔の一つに係合する。これによって可動部材及び刃は所望のスライド位置で
再びロックされた状態となる。
【0006】
次に本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
まず図3にカッターナイフが外観斜視図で示されている。この図面においてカ
ッター本体10は、金属製の芯部材10Aとその外周を覆った合成樹脂製の外装
部材10Bとで構成されている。この外装部材10Bは、カッター本体10を握
りやすくし、かつその外観をよくするためのものである。
前記カッター本体10は、その長手方向に沿った案内溝12を備えている。そ
してカッター本体10には、可動部材20が案内溝12に沿ってスライド可能に
組付けられている。この可動部材20の表面は、カッター本体10の表面とほぼ
同一面となっていて、そこには可動部材20をスライド操作し易いように細かい
溝や凹凸が加工されている。
【0007】
また前記可動部材20には、カッター本体10の案内溝12内において刃40
が交換可能に結合されている。したがって可動部材20のスライド操作により、
刃40も案内溝12に沿ってスライドする。これによって刃40は、図3の収納
状態あるいは刃先をカッター本体10(芯部材10A)の先端から突出させた使
用状態に操作される。
さらにカッター本体10における前記案内溝12の片側の縁部14には、可動
部材20のスライド方向に沿って複数個のロック孔16が形成されている。なお
これらのロック孔16はカッター本体10を構成している前記外装部材10Bに
対してそれぞれ形成されている。
【0008】
図1及び図2に図3のA−A線部分の拡大断面図がそれぞれ示されている。こ
れらの図面において、前記可動部材20には一つの孔22が形成されている。こ
の孔22は、前記カッター本体10の縁部14と対向する可動部材20の側面で
開口し、かつ可動部材20のスライド方向と直交する軸線に沿って形成されてい
る。この孔22の内部にはピン形状のロック部材30が、その軸線に沿った方向
(図面の上下方向)へ移動可能に組込まれている。
前記ロック部材30の先端部は、可動部材20のスライド位置に対応した一つ
のロック孔16に対し図1のように挿入可能である。このようにロック部材30
がロック孔16に挿入されたとき、可動部材20のスライドは阻止されてロック
状態となる。しかもこのロック部材30は、前記孔22内に組込まれたスプリン
グ38の弾性力により前記ロック孔16に挿入する方向へ付勢されている。
【0009】
前記可動部材20には、その表面から前記孔22に連通する長孔26が形成さ
れている。そして前記ロック部材30には前記長孔26を通って可動部材20の
表面側へ延びる結合部34が一体に形成されており、この結合部34には可動部
材20の表面側において操作部32が一体に形成されている。したがってこの操
作部32の操作に連動して前記ロック部材30が前記孔22の軸線に沿って移動
することとなる。
【0010】
前記構成のカッターナイフにおいて前記可動部材20をスライド操作する場合
は、まず前記ロック部材30の操作部32を可動部材20の長孔26に沿って図
1の状態から上方向へ操作する。これによってロック部材30は前記スプリング
38を押し縮めながら図2の状態に移動し、その先端部が前記ロック孔16から
離脱する。このため可動部材20はそのロックが解除されたこととなり、もって
可動部材20を前記刃40と共にカッター本体10の案内溝12に沿って任意の
位置にスライド操作できる。
可動部材20を所望の位置にスライドさせたら前記ロック部材30の操作部3
2に加えていた力を解放する。これによりロック部材30は前記スプリング38
の弾性力で押し下げられ、可動部材20のスライド位置に対応したロック孔16
に挿入される。これにより可動部材20は再びスライドが阻止されたロック状態
となる。
なおこのロック時においてロック部材30とロック孔16との位置関係がうま
く対応していない場合は、可動部材20を前後いずれかの方向へ僅かにスライド
させれば簡単にロック状態となる。
【0011】
前記ロック部材30の操作及び可動部材20のスライド操作は片手で行え、ま
たロック部材30による可動部材20のロックは安定した状態に保持される。し
たがって前述したように刃40をカッター本体10の先端部から突出させて物を
切断する場合、カッター本体10に大きな力を加えても刃40が押し戻されるよ
うなことはない。
【0012】
このように本考案は、前記可動部材に設けられたロック部材のロック機能によ
り刃が所望の位置にしっかりと保持され、切断時などにおいて刃が押し戻される
ことが防止され、しかもロック部材のロック及びロック解除が片手で簡単に行え
る。
【図1】カッターナイフのロック部分の構造を表した拡
大断面図である。
大断面図である。
【図2】図1においてロック解除状態を表した拡大断面
図である。
図である。
【図3】カッターナイフの外観斜視図である。
【図4】従来のカッターナイフの外観斜視図である。
【図5】同じく従来の別形式のカッターナイフの外観斜
視図である。
視図である。
10 カッター本体
16 ロック孔
20 可動部材
30 ロック部材
38 スプリング
40 刃
Claims (1)
- 【請求項1】 カッター本体に対してスライド操作可能
に組付けられた可動部材を操作することにより、所定の
刃をカッター本体内に収納した状態あるいは使用状態に
できる形式のカッターナイフにおいて、前記カッター本
体には複数個のロック孔が前記可動部材のスライド方向
に沿って所定の間隔で形成されているとともに、前記可
動部材にはロック部材が前記ロック孔の一つに対して挿
入あるいは離脱操作可能に組付けられ、このロック部材
に対してはこれを前記ロック孔に対して挿入させる方向
へスプリングの弾性力を付与させていることを特徴とし
たカッターナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4255891U JPH04130763U (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | カツターナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4255891U JPH04130763U (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | カツターナイフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130763U true JPH04130763U (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31923026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4255891U Pending JPH04130763U (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | カツターナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04130763U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101435103B1 (ko) * | 2013-06-04 | 2014-08-27 | 이상현 | 커터 |
JP2021511972A (ja) * | 2018-01-23 | 2021-05-13 | ランパク コーポレーション | 早替え切断刃アセンブリ |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP4255891U patent/JPH04130763U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101435103B1 (ko) * | 2013-06-04 | 2014-08-27 | 이상현 | 커터 |
JP2021511972A (ja) * | 2018-01-23 | 2021-05-13 | ランパク コーポレーション | 早替え切断刃アセンブリ |
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