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JPH04103250U - 排気ガス還流装置 - Google Patents

排気ガス還流装置

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Publication number
JPH04103250U
JPH04103250U JP190691U JP190691U JPH04103250U JP H04103250 U JPH04103250 U JP H04103250U JP 190691 U JP190691 U JP 190691U JP 190691 U JP190691 U JP 190691U JP H04103250 U JPH04103250 U JP H04103250U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
gas recirculation
recirculation device
intake manifold
inlet
Prior art date
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Granted
Application number
JP190691U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2548035Y2 (ja
Inventor
井 清 隆 中
稔 林
田 佳 史 山
Original Assignee
アイシン精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
Priority to JP1991001906U priority Critical patent/JP2548035Y2/ja
Publication of JPH04103250U publication Critical patent/JPH04103250U/ja
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製マニホールド１に排気ガス還流装置の
流入口３を突き出す様に配置し、流入部の先端は閉じた
ままで、その近くに開口部４又は７を設け、更に固定部
には断熱スペーサ８を配置するか、流入部全体を発泡材
９にて形成した排気ガス還流装置。 【構成】 流入部３より排出される排気ガスが直接吸気
マニホールドの内壁１ａにあたることなく、又固定部に
耐熱性のスペーサを使用し、更に耐熱性の発泡材を使用
することにより吸気マニホールド及び排気ガス還流装置
の流入口の劣化防止が出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の目的】
【０００２】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂製吸気マニホールドに取り付ける排気ガス還流装置の構造に関 するものである。
【０００３】
【従来の技術】
本考案に係る従来技術としては実開昭６２−１６５４６３号公報がある。
【０００４】 このものは第７図に示すように自動車用エンジン１０の吸気マニホールド１１ の一部を開口して排気ガス還流通路１２を設け、この排気ガス還流通路の開口部 とほぼ対向して前記吸気マニホールドに樹脂よりなる断熱部材１３を配置した構 造である。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】
しかし前記樹脂よりなる断熱部材１３にパイプ形状の排気ガス還流通路１２を 圧入又はネジ止め等で取り付ける場合に、前記断熱部材１３をナイロン６、ナイ ロン６６、ポリエチレンフタレートなどの比較的安価な樹脂を用いて成形した場 合には、排気還流ガスの温度が高いために、その熱により排気還流ガスの出口に 相対する部位１３ａを劣化させるという問題点がある。
【０００６】 また吸気マニホールド１１の内部に断熱部材を取り付けることは非常に困難で あり、更に熱による膨張収縮により取り付けた断熱材がはずれたり、断熱部材及 びその周辺が破損する恐れがある。
【０００７】 本考案は樹脂製マニホールドに排気還流ガスの流入口を設けても樹脂部材が劣 化による破損の発生がない構造を技術的課題とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本考案において講じた技術的手段は、樹脂製 吸気マニホールドの排気ガス還流装置において、排気ガスの流入部が吸気マニホ ールド内部に突き出し、その流入部の先端は閉じたままで、その近くに開口部を 設けた構造で、更に樹脂吸気マニホールドとの結合部に断熱スペーサを使用し、 更に排気ガス還流装置の流入部を発泡材料にて形成した排気ガス還流部の構造で ある。
【０００９】
【作用】
樹脂製吸気マニホールドの内側壁面に排気ガスが直接噴出することなく、開口 部から出て吸気マニホールドの吸気の流れに添って流れるために樹脂製マニホー ルドの劣化がなく、更に取付部に断熱スペーサを使用するとか、流入口全体を発 泡体にて形成することにより極めて耐熱性にすぐれ、樹脂部材の劣化、破損が全 くないものである。
【００１０】
【実施例】
以下実施例について説明する。
【００１１】 実施例１ 図１〜２に於て、１は樹脂製マニホールドで、３は排気還流ガスの流入口で、 ２はマニホールド固定部であり、前記排気還流ガス流入口３はパイプ状でマニホ ールド内部につき出しており、５はシール材である。
【００１２】 前記排気還流ガスの流入パイプ３はその先端付近の吸気の流れる方向に位置す る部位（風下側）に孔４を開けることにより排気還流ガスが相対する壁１ａに直 接当たらないために、樹脂マニホールド１の劣化を防止することができる。
【００１３】 実施例２ 図３〜４に於て、排気還流ガスの流入口３をマニホールド内部までパイプ状に てつき出し、その先端部はガスの流れを変えるために板状６のまま残してその先 端に大きな開口部７を上・下に設けることにより、ガスが相対する壁１ａに直接 当たらないようにするもので、この構造により樹脂マニホールド１の劣化を防止 するものである。
【００１４】 実施例３ 図５に示すように、実施例１で用いた排気ガス流入口３の固定部２を吸気マニ ホールド１に固定する場合に断熱材８（フエノール樹脂）を狭着して固定するこ とにより熱による劣化を防止する。
【００１５】 実施例４ 図６に示すように、実施例１と同じガス流入口を耐熱性の発泡材９で作ること により実施例３と同じ効果を得るものである。
【００１６】 尚ガス流入口のパイプ材の材質としては、鉄、アルミ等の金属の他、フエノー ル樹脂、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂材料又はポリフエニレンサルフア イド（ＰＰＳ樹脂）、ポリエーテルエーテルケント（ＰＥＥＫ樹脂）等の耐熱老 化性に優れた熱可塑性樹脂及びセラミツクス等が使用可能である。
【００１７】
【発明の効果】
以上説明したように本考案の排気ガス還流装置の構造は還流排気ガスが直接樹 脂壁にあたらないために樹脂製吸気マニホールドの劣化がない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施例の断面図である。
【図２】図１の外観斜視図である。
【図３】流入口の先端図に上下に開口部を設けた断面図
である。
【図４】図３の外観斜視図である。
【図５】取付固定部に断熱部材を使用した断面図であ
る。
【図６】発泡材を使用した断面図である。
【図７】従来例の説明断面図である。
【符号の説明】
１ 樹脂製吸気マニホールド ２ 排気ガス還流装置の固定部 ３ 排気ガス還流装置の流入口 ４ 開口部 ７ 開口部 ８ 断熱スペーサ ９ 発泡材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 樹脂製吸気マニホールドに設けた排気ガ
    ス還流装置において、排気ガスの流入部を吸気マニホー
    ルド内に突き出し、前記流入部の先端は閉じたままで、
    その近くに開口部を設けた排気ガス還流装置。
  2. 【請求項２】 前記排気ガス還流装置を吸気マニホール
    ドに結合する場合に断熱スペーサを介して取りつけた請
    求項１の排気ガス還流装置。
  3. 【請求項３】 前記排気ガス還流装置の流入部に耐熱用
    の発泡材料を用いた請求項１に示す排気ガス還流装置。
JP1991001906U 1991-01-25 1991-01-25 排気ガス還流装置 Expired - Fee Related JP2548035Y2 (ja)

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JPH04103250U true JPH04103250U (ja) 1992-09-07
JP2548035Y2 JP2548035Y2 (ja) 1997-09-17

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JP2548035Y2 (ja) 1997-09-17

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