JPH04107179A - 孔版印刷機のスクリーン - Google Patents
孔版印刷機のスクリーンInfo
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- JPH04107179A JPH04107179A JP22576690A JP22576690A JPH04107179A JP H04107179 A JPH04107179 A JP H04107179A JP 22576690 A JP22576690 A JP 22576690A JP 22576690 A JP22576690 A JP 22576690A JP H04107179 A JPH04107179 A JP H04107179A
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Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Screen Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は孔版原版を転写ドラム周面上で支持すると共に
、スクリーン本体の網目を介して前記孔版原版にインキ
を供給する孔版印刷機のスクリーンに関する。
、スクリーン本体の網目を介して前記孔版原版にインキ
を供給する孔版印刷機のスクリーンに関する。
[従来の技術]
孔版印刷において使用されるスクリーンは、−船釣に、
ポリエステル七ノフィラメント織物を加工して形成され
ている。
ポリエステル七ノフィラメント織物を加工して形成され
ている。
第4図は従来のスクリーン3を示す平面図である。
スクリーン紗22は一様に所定のメツシュ密度(開口率
)の織物であり、印刷原版よりも若干大きな矩形に成形
されている。このスクリーン紗22の長手方向の両端部
には支持部材21が設けられている。この支持部材21
はレザー加工された布を筒状に成形したものであり、ス
クリーン紗22はこの支持部材21に縫合された後、接
着剤により接合されている。そして、一方の支持部材2
1には透明板23が接合されている。なお、この第4図
に示すように、支持部材21には係止アーム7が挿入さ
れて配置される。
)の織物であり、印刷原版よりも若干大きな矩形に成形
されている。このスクリーン紗22の長手方向の両端部
には支持部材21が設けられている。この支持部材21
はレザー加工された布を筒状に成形したものであり、ス
クリーン紗22はこの支持部材21に縫合された後、接
着剤により接合されている。そして、一方の支持部材2
1には透明板23が接合されている。なお、この第4図
に示すように、支持部材21には係止アーム7が挿入さ
れて配置される。
第5図は孔版印刷機を示す正面図である。
上ドラム2及び下ドラム1は適長間隔をおいて上下に対
向して配置されている。各ドラム1,2はいずれもその
軸方向を水平にして配置されており、この上ドラム2と
下ドラム1との間には前述した構造のスクリーン3が架
は渡されている。このスクリーン3は、ドラム1,2を
囲むように張架された後、支持部材21に挿入された1
対の係止アーム7間をコイルばね6により連結すること
によりドラム1,2間に装着される。なお、支持部材2
1間には透明板23が配置される。また、このスクリー
ン3上には、印刷原版を固定するためのクランプ部材8
が配置される。
向して配置されている。各ドラム1,2はいずれもその
軸方向を水平にして配置されており、この上ドラム2と
下ドラム1との間には前述した構造のスクリーン3が架
は渡されている。このスクリーン3は、ドラム1,2を
囲むように張架された後、支持部材21に挿入された1
対の係止アーム7間をコイルばね6により連結すること
によりドラム1,2間に装着される。なお、支持部材2
1間には透明板23が配置される。また、このスクリー
ン3上には、印刷原版を固定するためのクランプ部材8
が配置される。
そして、上ドラム2及び下ドラム1を適宜の駆動手段に
より相互に連動して回転駆動することにより、スクリー
ン3は矢印9方向に移動する。
より相互に連動して回転駆動することにより、スクリー
ン3は矢印9方向に移動する。
上ドラム2の上方には原版をスクリーン3に供給すると
共に、廃板をスクリーン3から取り外して回収する原版
の供給排出装置(図示せず)が配設されている。この供
給排出装置から供給された原版は、その先端部がクラン
プ部材8により握持されてスクリーン3上に張り付けら
れる。
共に、廃板をスクリーン3から取り外して回収する原版
の供給排出装置(図示せず)が配設されている。この供
給排出装置から供給された原版は、その先端部がクラン
プ部材8により握持されてスクリーン3上に張り付けら
れる。
ドラム1の下方には、画像の転写装置(図示せず)が配
設されている。この転写装置においては、複数個のブー
りに無端のベルトが架は渡されていて、そのうちの特定
のプーリを回転駆動することにより、ベルトが転写ドラ
ム1周面下端の転写位置をその移動域の一部として循環
移動するようになっている。従って、ベルトは循環移動
の過程で、この転写ドラム1の前記転写位置を通過する
。そして、前記ベルトはこの転写ドラム1の転写位置を
通過する際に、プレスローラにより転写ドラム1に向け
て押圧されるようになっている。また、前記ベルト上に
は、スクリーン3上の原版が前記転写位置に到達するの
に同期して印刷用紙が供給される。この印刷用紙は前記
ベルトに吸引固定された状態で、前記転写位置にて前記
プレスローラにより転写ドラム1に押し付けられ、スク
リーン3上の原版の画像が印刷用紙に転写される。
設されている。この転写装置においては、複数個のブー
りに無端のベルトが架は渡されていて、そのうちの特定
のプーリを回転駆動することにより、ベルトが転写ドラ
ム1周面下端の転写位置をその移動域の一部として循環
移動するようになっている。従って、ベルトは循環移動
の過程で、この転写ドラム1の前記転写位置を通過する
。そして、前記ベルトはこの転写ドラム1の転写位置を
通過する際に、プレスローラにより転写ドラム1に向け
て押圧されるようになっている。また、前記ベルト上に
は、スクリーン3上の原版が前記転写位置に到達するの
に同期して印刷用紙が供給される。この印刷用紙は前記
ベルトに吸引固定された状態で、前記転写位置にて前記
プレスローラにより転写ドラム1に押し付けられ、スク
リーン3上の原版の画像が印刷用紙に転写される。
下ドラム1の上部には、第1及び第2のインキローラ4
a、4bが配設されており、この第1及び第2のインキ
ローラ4a、4bの上方にはインキ分配部材5が配置さ
れている。第1のインキローラ4aは、ドラム1にこの
ドラム1の周面上のインキを絞り取らない程度に転動し
、適宜の駆動手段によりドラム1の回転方向と反対方向
にドラム1の周速度と同一の周速度で回転駆動される。
a、4bが配設されており、この第1及び第2のインキ
ローラ4a、4bの上方にはインキ分配部材5が配置さ
れている。第1のインキローラ4aは、ドラム1にこの
ドラム1の周面上のインキを絞り取らない程度に転動し
、適宜の駆動手段によりドラム1の回転方向と反対方向
にドラム1の周速度と同一の周速度で回転駆動される。
第2のインキローラ4bは、第1のインキローラ4aに
適宜の間隔を有して転勤する。この第2のインキローラ
4bは第1のインキローラ4aの回転駆動軸にギアを介
して連結されており、第1のインキローラ4aの回転に
従動して、第1のインキローラ4aの回転方向と反対方
向に回転する。
適宜の間隔を有して転勤する。この第2のインキローラ
4bは第1のインキローラ4aの回転駆動軸にギアを介
して連結されており、第1のインキローラ4aの回転に
従動して、第1のインキローラ4aの回転方向と反対方
向に回転する。
次に、上述の如く構成された孔版印刷機の動作について
説明する。
説明する。
先ず、原版の供給排出装置から所定の画像が形成された
原版がスクリーン3上に供給される。この原版はクラン
プ部材8により固定されて、第4図に破線で示すように
、スクリーン3の中央部に装着される。そして、この原
版はドラム1の回転によりスクリーン3と共にドラム1
.2間を循環して移動する。
原版がスクリーン3上に供給される。この原版はクラン
プ部材8により固定されて、第4図に破線で示すように
、スクリーン3の中央部に装着される。そして、この原
版はドラム1の回転によりスクリーン3と共にドラム1
.2間を循環して移動する。
一方、インキ分配部材5からインキローラ4a。
4b間にインキが滴下され、第1及び第2のインキロー
ラ4a、4b間にインキ溜りが形成される。
ラ4a、4b間にインキ溜りが形成される。
このインキ溜りのインキはインキローラ4a、4b間の
小さな間隙を通過して下方に移動する。このインキは第
1のインキローラ4aの周面に付着したままドラム1の
周面まで移動し、第1のインキローラ4aとドラム1と
の相互転勤位置にてドラム1の周面に転移する。そして
、このドラム1の周面上のインキはこのドラム1の配設
位置に回動してきたスクリーン3のメツシュを通過し、
スクリーン3上の孔版原版に供給される。
小さな間隙を通過して下方に移動する。このインキは第
1のインキローラ4aの周面に付着したままドラム1の
周面まで移動し、第1のインキローラ4aとドラム1と
の相互転勤位置にてドラム1の周面に転移する。そして
、このドラム1の周面上のインキはこのドラム1の配設
位置に回動してきたスクリーン3のメツシュを通過し、
スクリーン3上の孔版原版に供給される。
この孔版原版が転写ドラム1周面下端の転写位置に到達
したときに、印刷用紙もこの転写位置に到達する。そし
て、プレスローラがドラム1に向けて押圧され、このド
ラム1とプレスローラとの間を印刷用紙及び孔版原版が
相互に重なった状態で通過する。従って、スクリーン3
、孔版原板及び印刷用紙はプレスローラにより第4図に
示す圧接開始位置から圧接解除位置までの間だけ、とラ
ム1に向けて押圧される。これにより、孔版原版の画像
が印刷用紙に転写される。
したときに、印刷用紙もこの転写位置に到達する。そし
て、プレスローラがドラム1に向けて押圧され、このド
ラム1とプレスローラとの間を印刷用紙及び孔版原版が
相互に重なった状態で通過する。従って、スクリーン3
、孔版原板及び印刷用紙はプレスローラにより第4図に
示す圧接開始位置から圧接解除位置までの間だけ、とラ
ム1に向けて押圧される。これにより、孔版原版の画像
が印刷用紙に転写される。
ところで、孔版原版の穿孔部を介して印刷用紙に供給さ
れるインキの量はスクリーン紗のメツシュ密度に依存す
る。即ち、スクリーン3は孔版原版を支持すると共に、
この孔版原版に供給するインキの量を制御する。例えば
、メツシュの開口率が大きいスクリーン紗の場合は、多
量のインキがスクリーン紗を通過し、このインキが原版
に供給されて、その結果印刷用紙に転写された画像はコ
ントラストが強いものになる。一方、開口率が小さいス
クリーン紗の場合は、印刷用紙に供給されるインキ量が
制限され、適度のインキ量で高密度の転写が行なわれる
。
れるインキの量はスクリーン紗のメツシュ密度に依存す
る。即ち、スクリーン3は孔版原版を支持すると共に、
この孔版原版に供給するインキの量を制御する。例えば
、メツシュの開口率が大きいスクリーン紗の場合は、多
量のインキがスクリーン紗を通過し、このインキが原版
に供給されて、その結果印刷用紙に転写された画像はコ
ントラストが強いものになる。一方、開口率が小さいス
クリーン紗の場合は、印刷用紙に供給されるインキ量が
制限され、適度のインキ量で高密度の転写が行なわれる
。
スクリーンを通過するインキ量はインキ自体の粘度によ
り変動する。そして、インキの粘度は周囲の温度により
変化する。従って、スクリーンのメツシュはこれらの条
件を考慮して適宜に選択する必要がある。通常、孔版印
刷機において標準的な粘度を有するインキを使用した場
合、下記第1表に示す規格のポリエステルモノフィラメ
ントスクリーンのうちから適宜品番を選択して使用して
いる。
り変動する。そして、インキの粘度は周囲の温度により
変化する。従って、スクリーンのメツシュはこれらの条
件を考慮して適宜に選択する必要がある。通常、孔版印
刷機において標準的な粘度を有するインキを使用した場
合、下記第1表に示す規格のポリエステルモノフィラメ
ントスクリーンのうちから適宜品番を選択して使用して
いる。
第1表
例えば、インキの条件等から 128メツシユで開口率
が28%のスクリーン(品番Nα12)を選択し、この
選択が適正であった場合は、インキ乾燥が速やかで裏移
りせず、印刷密度が高く、インキの消費量が少ないとい
う良好な印刷結果を得ることができる。
が28%のスクリーン(品番Nα12)を選択し、この
選択が適正であった場合は、インキ乾燥が速やかで裏移
りせず、印刷密度が高く、インキの消費量が少ないとい
う良好な印刷結果を得ることができる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来のスクリーンには以下に示す欠点が
ある。即ち、多数枚の印刷が行なわれ、スクリーン紗が
圧接開始位置から圧接解除位置すでプレスローラで何回
もしごかれた結果、圧接解除位置には余剰インキが蓄積
される。例えば、70メツシユのスクリーンの場合はこ
の余剰インキはスクリーン紗の網目を通過してドラム側
に回収され、次順の印刷に使用される。しかし、印刷密
度が高い転写画像を得るために、例えば128メツシユ
のスクリーンを使用した場合は、スクリーン紗の開口率
が小さいため、スクリーン紗を余剰インキが通過しに<
<、スクリーン紗と支持部材との接合部近傍からインキ
滴がこぼれ落ちることがある。
ある。即ち、多数枚の印刷が行なわれ、スクリーン紗が
圧接開始位置から圧接解除位置すでプレスローラで何回
もしごかれた結果、圧接解除位置には余剰インキが蓄積
される。例えば、70メツシユのスクリーンの場合はこ
の余剰インキはスクリーン紗の網目を通過してドラム側
に回収され、次順の印刷に使用される。しかし、印刷密
度が高い転写画像を得るために、例えば128メツシユ
のスクリーンを使用した場合は、スクリーン紗の開口率
が小さいため、スクリーン紗を余剰インキが通過しに<
<、スクリーン紗と支持部材との接合部近傍からインキ
滴がこぼれ落ちることがある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
印刷密度が高い転写画像を得ることができる開口率のス
クリーン紗を使用した場合もインキのこぼれ落ちを回避
できる孔版印刷機のスクリーンを提供することを目的と
する。
印刷密度が高い転写画像を得ることができる開口率のス
クリーン紗を使用した場合もインキのこぼれ落ちを回避
できる孔版印刷機のスクリーンを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る孔版印刷機のスクリーンは、織物により形
成されたスクリーン本体及びこのスクリーン本体を支持
する支持部材を有する孔版印刷機のスクリーンにおいて
、前記スクリーン本体の前記支持部材側縁部のメツシュ
の開口率は中央部のメツシュの開口率に比して大きいこ
とを特徴とする。
成されたスクリーン本体及びこのスクリーン本体を支持
する支持部材を有する孔版印刷機のスクリーンにおいて
、前記スクリーン本体の前記支持部材側縁部のメツシュ
の開口率は中央部のメツシュの開口率に比して大きいこ
とを特徴とする。
[作用]
本発明においては、スクリーン本体の支持部材側縁部の
メツシュの開口率が中央部のメツシュの開口率に比して
大きくなっている。このため、プレスローラによりしご
かれた結果圧接解除位置に集まったインキは、スクリー
ン本体縁部の開口率が大きい部分において、スクリーン
本体の網目を通過し、ドラム側に移動する。これにより
、余剰インキの蓄積及びインキのこぼれ落ちを回避する
ことができる。また、本発明においては、スクリーン本
体の孔版原版を支持する中央部分のメツシュの開口率は
小さいため、高密度で画像の転写を行なうことができる
。
メツシュの開口率が中央部のメツシュの開口率に比して
大きくなっている。このため、プレスローラによりしご
かれた結果圧接解除位置に集まったインキは、スクリー
ン本体縁部の開口率が大きい部分において、スクリーン
本体の網目を通過し、ドラム側に移動する。これにより
、余剰インキの蓄積及びインキのこぼれ落ちを回避する
ことができる。また、本発明においては、スクリーン本
体の孔版原版を支持する中央部分のメツシュの開口率は
小さいため、高密度で画像の転写を行なうことができる
。
[実施例]
次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係るスクリーンを示す
平面図である。
平面図である。
このスクリーンは84版サイズの原版に使用するもので
あり、スクリーン紗12は原版を支持する部分である密
メツシユ部12aとこの密メツシユ部12aの周囲に配
置された粗メツシュ部工2bとからなっている。この密
メツシユ部12aのメツシュ密度は例えば+28メツシ
ユであり、粗メツシユ部12bは+28メツシユのスク
リーン紗の縦糸及び横糸を1本おきに抜き取って開口率
を拡大したものである。このスクリーン紗12は、従来
と同様に、1対の支持部材11間に配置されている。そ
して、一方の支持部材1工には透明板13が接合されて
いる。
あり、スクリーン紗12は原版を支持する部分である密
メツシユ部12aとこの密メツシユ部12aの周囲に配
置された粗メツシュ部工2bとからなっている。この密
メツシユ部12aのメツシュ密度は例えば+28メツシ
ユであり、粗メツシユ部12bは+28メツシユのスク
リーン紗の縦糸及び横糸を1本おきに抜き取って開口率
を拡大したものである。このスクリーン紗12は、従来
と同様に、1対の支持部材11間に配置されている。そ
して、一方の支持部材1工には透明板13が接合されて
いる。
本実施例のスクリーンは、従来と同様に、係止アーム及
びコイルばねにより、上下に配置された1対のドラム間
に装着し、スクリーン紗12の密メツシユ部12aに印
刷原版を配置して印刷を行なう。そうすると、プレスロ
ーラによりしごかれて圧接解除位置に集まったインキは
、粗メツシユ部12bを通過してドラム側に回収される
。そして、このインキはドラムとインキローラとの相互
転勤位置に移動し、インキ供給部材から供給されたイン
キに混入し、再びスクリーン紗を通過して原紙に供給さ
れる。従って、本実施例のスクリーンにおいては、原版
へのインキ供給量を所定量に制御して高密度の転写画像
を得ることができると共に、余剰インキが圧接解除位置
近傍に蓄積されることがなく、インキのこぼれ落ちを回
避することができる。
びコイルばねにより、上下に配置された1対のドラム間
に装着し、スクリーン紗12の密メツシユ部12aに印
刷原版を配置して印刷を行なう。そうすると、プレスロ
ーラによりしごかれて圧接解除位置に集まったインキは
、粗メツシユ部12bを通過してドラム側に回収される
。そして、このインキはドラムとインキローラとの相互
転勤位置に移動し、インキ供給部材から供給されたイン
キに混入し、再びスクリーン紗を通過して原紙に供給さ
れる。従って、本実施例のスクリーンにおいては、原版
へのインキ供給量を所定量に制御して高密度の転写画像
を得ることができると共に、余剰インキが圧接解除位置
近傍に蓄積されることがなく、インキのこぼれ落ちを回
避することができる。
また、印刷機の運転中は、ドラム遠心力により、インキ
がドラム両端に向って移動し、ドラム両端からインキが
集中的に落下することもあるが、本実施例においては、
密メツシユ部12aの周囲に粗メツシユ部12bが配置
されているため、ドラム両端に向って移動するインキを
ドラム側に回収することができ、このドラム両端からの
インキの落下を防止することもできる。
がドラム両端に向って移動し、ドラム両端からインキが
集中的に落下することもあるが、本実施例においては、
密メツシユ部12aの周囲に粗メツシユ部12bが配置
されているため、ドラム両端に向って移動するインキを
ドラム側に回収することができ、このドラム両端からの
インキの落下を防止することもできる。
第2図は本発明の第2の実施例に係るスクリーンを示す
平面図である。
平面図である。
本実施例のスクリーンは、スクリーン紗14の中央部分
に128メツシユのスクリーン紗からなる密メツシユ部
14aが配置されており、その周囲に70メツシユのス
クリーン紗からなる粗メツシユ部14bが配置されてい
る。そして、この両者は接合部14cにおいて接着剤に
より接合されている。
に128メツシユのスクリーン紗からなる密メツシユ部
14aが配置されており、その周囲に70メツシユのス
クリーン紗からなる粗メツシユ部14bが配置されてい
る。そして、この両者は接合部14cにおいて接着剤に
より接合されている。
ろまり、本実施例のスクリーンは、70メツシユのスク
リーン紗を備えたスクリーンを用意し、このスクリーン
の中央をB4サイズよりも若干大きく切り取り、この部
分に略B4サイズの128メツシユのスクリーン紗を配
置して両方のスクリーン紗を接合することにより製造さ
れている。この場合に、メツシュ密度が異なる2種のス
クリーン紗を接合している接合部14cにおいては、1
28メツシユのスクリーン紗がドラムに接するようにし
て、両方のスクリーン紗を合成ゴム系の接着剤で貼り合
わせている。そして、この密メツシユ部14a及び粗メ
ツシユ部14bを備えたスクリーン紗14の端部には、
従来と同様に、1対の支持部材11が配置されており、
一方の支持部材11には透明板16が接合されている。
リーン紗を備えたスクリーンを用意し、このスクリーン
の中央をB4サイズよりも若干大きく切り取り、この部
分に略B4サイズの128メツシユのスクリーン紗を配
置して両方のスクリーン紗を接合することにより製造さ
れている。この場合に、メツシュ密度が異なる2種のス
クリーン紗を接合している接合部14cにおいては、1
28メツシユのスクリーン紗がドラムに接するようにし
て、両方のスクリーン紗を合成ゴム系の接着剤で貼り合
わせている。そして、この密メツシユ部14a及び粗メ
ツシユ部14bを備えたスクリーン紗14の端部には、
従来と同様に、1対の支持部材11が配置されており、
一方の支持部材11には透明板16が接合されている。
上述の如く構成された本実施例のスクリーンにおいては
、プレスローラでしごかれて圧接解除位置に集まったイ
ンキは、粗メツシユ部14bを通過してドラム側に回収
される。このとき、粗メツシユ部14bとドラム表面と
の間にスクリーン紗1枚分の間隙が確保されているため
、この間隙にインキがしみ込む。これにより、原版側か
らドラム側へのインキの浸透作用が促進されるという効
果がある。また、圧接解除位置の両側縁に集積したイン
キはスクリーンの両側縁部に回り込み、両側縁部の粗メ
ツシユ部14bからドラム側にしみ込んで回収される。
、プレスローラでしごかれて圧接解除位置に集まったイ
ンキは、粗メツシユ部14bを通過してドラム側に回収
される。このとき、粗メツシユ部14bとドラム表面と
の間にスクリーン紗1枚分の間隙が確保されているため
、この間隙にインキがしみ込む。これにより、原版側か
らドラム側へのインキの浸透作用が促進されるという効
果がある。また、圧接解除位置の両側縁に集積したイン
キはスクリーンの両側縁部に回り込み、両側縁部の粗メ
ツシユ部14bからドラム側にしみ込んで回収される。
本実施例においても、第2の実施例と同様の効果を得る
ことができる。
ことができる。
第3図は本発明の第3の実施例に係るスクリーンを示す
平面図である。
平面図である。
本実施例のスクリーンにおいては、密メツシユ部17a
とこの密メツシユ部17aの両端に配置された粗メツシ
ユ部17bとによりスクリーン紗17が構成されており
、密メツシユ部17aのスクリーン紗と粗メツシユ部1
7bのスクリーン紗とは接合部17cにおいて接合され
ている。そして、このスクリーン紗17の両端は支持部
材11に接合されている。つまり、本実施例のスクリー
ンは、先ず、粗メツシユスクリーン紗を備えたスクリー
ンを用意し、このスクリーンのスクリーン紗を支持部材
11の近傍で切り取り、次いで、この粗メツシユスクリ
ーン紗間に密メツシユスクリーン紗を接着剤で接合する
ことにより製造されている。この場合に、第2の実施例
と同様に、両方のスクリーン紗の接合部分において、ド
ラム側に密メツシユ部17aが配置されるようにして密
メツシユスクリーン紗と粗メツシユスクリーン紗とが接
合されている。
とこの密メツシユ部17aの両端に配置された粗メツシ
ユ部17bとによりスクリーン紗17が構成されており
、密メツシユ部17aのスクリーン紗と粗メツシユ部1
7bのスクリーン紗とは接合部17cにおいて接合され
ている。そして、このスクリーン紗17の両端は支持部
材11に接合されている。つまり、本実施例のスクリー
ンは、先ず、粗メツシユスクリーン紗を備えたスクリー
ンを用意し、このスクリーンのスクリーン紗を支持部材
11の近傍で切り取り、次いで、この粗メツシユスクリ
ーン紗間に密メツシユスクリーン紗を接着剤で接合する
ことにより製造されている。この場合に、第2の実施例
と同様に、両方のスクリーン紗の接合部分において、ド
ラム側に密メツシユ部17aが配置されるようにして密
メツシユスクリーン紗と粗メツシユスクリーン紗とが接
合されている。
本実施例においても、プレスローラによりしごかれて圧
接解除位置に集まったインキは粗メツシユ部17bにお
いてドラム側に移動するため、インキのこぼれ落ちを回
避することができる。また、本実施例のスクリーンは、
第2の実施例に比して製造が容易である。
接解除位置に集まったインキは粗メツシユ部17bにお
いてドラム側に移動するため、インキのこぼれ落ちを回
避することができる。また、本実施例のスクリーンは、
第2の実施例に比して製造が容易である。
なお、上述の各実施例においては、複胴式印刷機に使用
するスクリーンについて説明したが、本発明に係るスク
リーンの用途はこれにより限定されるものではなく、本
発明は単胴式印刷機に使用するスクリーンにも容易に適
用することができることは勿論である。
するスクリーンについて説明したが、本発明に係るスク
リーンの用途はこれにより限定されるものではなく、本
発明は単胴式印刷機に使用するスクリーンにも容易に適
用することができることは勿論である。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明によれば、スクリーン本体の
支持部材側のメツシュの開口率が中央部のメツシュの開
口率に比して太きいから、印刷時に原版に供給するイン
キ量を制御して印刷密度が高い画像を得ることができる
と共に、プレスローラ圧接解除位置に集まった余剰イン
キが容易にドラム側に移動して回収されるため、インキ
のこぼれ落ちを回避することができる。
支持部材側のメツシュの開口率が中央部のメツシュの開
口率に比して太きいから、印刷時に原版に供給するイン
キ量を制御して印刷密度が高い画像を得ることができる
と共に、プレスローラ圧接解除位置に集まった余剰イン
キが容易にドラム側に移動して回収されるため、インキ
のこぼれ落ちを回避することができる。
第1図は本発明の第1の実施例に係るスフIJ −ンを
示す平面図、第2図は本発明の第2の実施例に係るスク
リーンを示す平面図、第3図は本発明の第3の実施例に
係るスクリーンを示す平面図、第4図は従来のスクリー
ンを示す平面図、第5図は孔版印刷機を示す正面図であ
る。 1.2;ドラム、3;スクリーン、4 a + 4
b;インキローラ、5;インキ分配部材、8;コイルば
ね、7;係止アーム、8;クランプ部材、11.21;
支持部材、1.2,14,17,22;スクリーン紗、
12’a、14a、17a;密メツシユ部、12b、1
4b、17b;粗メツシユ部、13.18,19.23
;透明板、14c、17C;接合部 第 図
示す平面図、第2図は本発明の第2の実施例に係るスク
リーンを示す平面図、第3図は本発明の第3の実施例に
係るスクリーンを示す平面図、第4図は従来のスクリー
ンを示す平面図、第5図は孔版印刷機を示す正面図であ
る。 1.2;ドラム、3;スクリーン、4 a + 4
b;インキローラ、5;インキ分配部材、8;コイルば
ね、7;係止アーム、8;クランプ部材、11.21;
支持部材、1.2,14,17,22;スクリーン紗、
12’a、14a、17a;密メツシユ部、12b、1
4b、17b;粗メツシユ部、13.18,19.23
;透明板、14c、17C;接合部 第 図
Claims (1)
- (1)織物により形成されたスクリーン本体及びこのス
クリーン本体を支持する支持部材を有する孔版印刷機の
スクリーンにおいて、前記スクリーン本体の前記支持部
材側縁部のメッシュの開口率は中央部のメッシュの開口
率に比して大きいことを特徴とする孔版印刷機のスクリ
ーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22576690A JPH04107179A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 孔版印刷機のスクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22576690A JPH04107179A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 孔版印刷機のスクリーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107179A true JPH04107179A (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=16834472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22576690A Pending JPH04107179A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 孔版印刷機のスクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04107179A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005153458A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷装置 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP22576690A patent/JPH04107179A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005153458A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷装置 |
JP4503993B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2010-07-14 | 東北リコー株式会社 | 孔版印刷装置 |
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