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JPH0410475Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0410475Y2
JPH0410475Y2 JP13221585U JP13221585U JPH0410475Y2 JP H0410475 Y2 JPH0410475 Y2 JP H0410475Y2 JP 13221585 U JP13221585 U JP 13221585U JP 13221585 U JP13221585 U JP 13221585U JP H0410475 Y2 JPH0410475 Y2 JP H0410475Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
union
side member
bolt
eye
pressure port
Prior art date
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Application number
JP13221585U
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English (en)
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JPS6240392U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13221585U priority Critical patent/JPH0410475Y2/ja
Publication of JPS6240392U publication Critical patent/JPS6240392U/ja
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Publication of JPH0410475Y2 publication Critical patent/JPH0410475Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ギヤバルブなどの基体の高圧側のプ
レツシヤポートに取付けられる入口側部材と、低
圧側のリターンポートに取付けられる出口側部材
とで構成される配管接続装置に関する。
本考案は、例えば、ギヤバルブ、コンプレツ
サ、油圧ポンプ等のリターンポートとプレツシヤ
ポートにパイプを接続するための配管接続装置に
利用することができる。
[従来の技術] 配管接続装置、例えば、ギヤバルブの基体の低
圧側のリターンポートと高圧側のプレツシヤポー
トとにパイプを接続するための配管接続装置は、
プレツシヤポートに取付けられる入口側部材A
と、リターンポートに取付けられる出口側部材B
とで構成されている。ここで、入口側部材Aと出
口側部材Bとは共に、第5図および第6図に示す
ように、基体100のプレツシヤポート101、
リターンポート102に形成しためねじ部101
a,102aに螺合するボルトユニオン200
と、ボルトユニオン200が貫通するアイユニオ
ン300と、アイユニオン300の両端面をシー
ルするシール部材400とで構成されている。こ
こでボルトユニオン200は、プレツシヤポート
101及びリターンポート102に連通する流体
通過孔200aをもつ。アイユニオン300は、
流体流入パイプ500、流体流出パイプ600お
よびボルトユニオン200の流体通過孔200a
に連通する中空室300aをもつ。
そして流体流入パイプ500から供給される高
圧の流体は、入口側部材Aのアイユニオン300
の中空室300a、ボルトユニオン200の流体
通過孔200a、プレツシヤポート101を経て
ギヤバルブの中に供給される。一方、ギヤバルブ
のリターンポート102から排出される低圧の流
体は、出口側部材Bのボルトユニオン200の流
体通過孔200a、アイユニオン300の中空室
300aを経て流体流出パイプ600から排出さ
れる。
ところでギヤバルブでは、リターンポート10
2とプレツシヤポート101とのポート間ピッチ
Lは短いため、配管が容易でない。そのため、第
5図に示すように、プレツシヤポート101の軸
芯X1よりも外側にめねじ部101aの軸芯Y1
設定し、かつ、リターンポート102の軸芯X2
よりも外側にめねじ部102aの軸芯Y2を設定
せざるを得なかつた。これが第1の方策である。
更に第2の方策として、入口側部材Aおよび出口
側部材Bのアイユニオン300の互いに対向する
部位に切削加工などを施して切除部300cを形
成している。そして第1及び第2の方策によりア
イユニオン300同士の干渉を避けている。
しかしながら上記構成ではプレツシヤポート1
01の軸芯X1、リターンポート102の軸芯X
2に対して必ずずらした位置にめねじ部101
a、めねじ部102aを形成しなければならな
い。また、切除部300cを形成する上記構成で
は、切除部300cを形成したアイユニオン30
0の部位の肉厚が薄くなる。そのため、ボルトユ
ニオン200をプレツシヤポート101のめねじ
部101a、リターンポート102のめねじ部1
02aに締付ける際に、切除部300cから破壊
する慮れがあり、強度の面で不利であつた。
しかも上記構成では、リターンポート102に
めねじ部102aを形成する他に、プレッシヤポ
ート101にもめねじ部101aを形成しなけれ
ばならなかつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記した実情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、強度の面で有利であり、かつプ
レツシヤポートにめねじ部を形成するだけで足
り、しかもめねじ部の軸芯をプレツシヤポートの
軸芯からずらせずともよい配管接続装置を提供す
るにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る配管接続装置は、ギヤバルブ等の
基体のプレツシヤポートに取付けられる入口側部
材と、リターンポートに取付けられる出口側部材
とで構成され、 該入口側部材は、内部に該プレツシヤポートと
連通する流体通過孔をもち該プレツシヤポートに
形成しためねじ部に螺合するボルトユニオンと、 該ボルトユニオンが貫通して該基体に保持さ
れ、流体流入パイプ及び該ボルトユニオンの流体
通過孔と連通する中空室をもつアイユニオンと、 該アイユニオンの両端面をシールする第1シー
ル部材とで構成され、 該出口側部材は、該入口側部材の該ボルトユニ
オン、該アイユニオン、該第1シール部材の少な
くとも一方と一体的に固着されかつ軸孔を有する
管状の継手部と、該継手部の外周面に設けられ該
リターンポートの内壁面に当接する第2シール部
材とで構成されていることを特徴とするものであ
る。
一体的に固着する手段としては、ロウ付け、溶
接、接着剤による接着などを用いることができ
る。なお、第1シール部材は銅から作製すること
が好ましい。
[実施例] 第1図は本考案をギヤバルブの配管接続装置に
適用した第1実施例である。
本実施例に係る配管接続装置は、ギヤバルブの
基体1の高圧側のプレツシヤポート10に取付け
られる入口側部材2と、低圧側のリターンポート
11に取付けられる出口側部材3とで構成されて
いる。入口側部材2は、ボルトユニオン20とア
イユニオン21と第1シール部材22及び23と
で構成されている。ボルトユニオン20は、頭部
20bと軸部20cとからなる。ボルトユニオン
20の軸部20cは、プレツシヤポート10と連
通する流体通過孔20aをもち、かつ、プレツシ
ヤポート10に形成しためねじ部10aに螺合す
るおねじ部20dをもつ。流体通過孔20aは、
軸部20cの先端に開口し、かつ軸部20cの周
端に開口している。アイユニオン21は上面壁部
に孔21b、下面壁部に21cをもつ。この孔2
1b,21cにボルトユニオン20の軸部20c
を挿通することにより、アイユニオン21は、基
体1に保持されている。アイユニオン21は、ポ
ンプに接続された流体流入パイプ4およびボルト
ユニオン20の流体通過孔20aと連通する中空
室21aをもつ。第1シール部材22および23
は銅から作製されている。第1シール部材22,
23はアイユニオン21の上面壁部および下面壁
部にあてがわれており、従つてアイユニオン21
の両端面をシールしている。ここでボルトユニオ
ン20の頭部20bを回しておねじ部21dをプ
レツシヤポート10のめねじ部10aにねじ込む
と、第1シール部材22および23が圧縮変形す
る。従つてアイユニオン21の孔21bや孔21
cからの流体漏れを抑え得る。
これに対して出口側部材3は、低圧側のリター
ンポート11に嵌入されかつ流体流出パイプ5に
連通する管状の継手部30と、継手部30の外周
面に設けられリターンポート11からの流体漏れ
を抑えるゴム製の第2シール部材31とで構成さ
れている。ここで、継手部30はブラケツト32
を有する。ブラケツト32は筒部32aと鍔部3
2bとからなる。筒部32aは継手部30にロウ
付けされ一体的に固着されている。又鍔部32b
はアイユニオン21にロウ付けされ一体的に固着
されている。
なお、リターンポート11に継手部30を嵌合
した後に、ブラケツト32の鍔部32bをアイユ
ニオン21にロウ付けしてもよいし、あるいは、
ブラケツト32の鍔部32bをアイユニオン21
にロウ付けした後、継手部30をリターンポート
11に嵌合することにしてもよい。
上記した本実施例では、流体圧が高いプレツシ
ヤポート10にだけめねじ部10aを形成し、め
ねじ部10aにボルトユニオン20のおねじ部2
0dをしめつけ、これにより高圧側のプレツシヤ
ポート10への配管を確実に行なう。一方、流体
圧が低いリターンポート11にはめねじ部を形成
せず、継手部30を挿通し、この継手部30とア
イユニオン21とを一体的に固着しているだけで
あるが、リターンポート11は低圧であるため、
上記のような配管で足りる。
上記のような構成である本実施例では、入口側
部材及び出口側部材ともにアイユニオンをもつ第
5図及び第6図に示す従来とは異なり、アイユニ
オン21に切除部を形成しなくてもよく、第5図
及び第6図に示す従来に比べて、アイユニオン2
1の強度を確保することができる。従つてボルト
ユニオン20を締すぎた場合であつてもアイユニ
オン21の破損を抑え得る。
又、本実施例では、アイユニオン21は入口側
部材2にのみ設けるため、リターンポート11と
プレツシヤポート10とのポート間ピツチが短か
いときであつても、プレツシヤポート10の軸芯
からずらしてめねじ部10aを形成せずともよ
い。この点めねじ部101a,102aを、必ず
軸芯をずらして形成しなければならなかつた従来
とは異なる。
更に本実施例では、プレツシヤポート10にめ
ねじ部10aを形成するだけで足り、従来とは異
なり、リターンポート11は、継手部30を嵌合
する通常の孔で足り、リターンポート11にめね
じ部を形成しなくてもよいので、その分製造作業
工程を容易にすることができる。
又上記した実施例では、ボルトユニオン20の
軸部20cを回しておねじ部20dをプレツシヤ
ポート10のめねじ部10aにねじ込めば、出口
側部材3の継手部30のリターンポート11への
進入量を増加することができる利点がある。
第2図は本考案の第2実施例を示す。第2実施
例は、前記した第1実施例と基本的には同じ構成
である。ただし、銅製のシール部材24を設け、
出口側部材3の継手部30にロウ付けしたブラケ
ツト32の鍔部32bに、開口部32cを形成し
ている点異なる。そして開口部32cにボルトユ
ニオン2例の軸部20cを挿通し、ボルトユニオ
ン20をめねじ部10aにねじ込むにより、シー
ル部材24とシール部材22とでブラケツト32
の鍔部32bを挟圧し、これにより出口側部材3
のブラケツト32を入口側部材2のボルトユニオ
ン20に一体的に固着している。このように構成
した第2実施例においても、第1実施例と同じ効
果が得られる。
第3図および第4図は本考案の第3実施例を示
す。第3実施例は、前記した第1実施例と基本的
に同じ構成である。ただし入口側部材2のアイユ
ニオン26は、断面円形状の壁面をもつ窪部26
aを有する。この窪部26aは、断面円形状の外
周面をもつ筒状体である継手部30に嵌合してい
る。そして入口側部材2の窪部26aの壁面と、
出口側部材3の継手部30の外周面とが、ロウ付
けにより一体的に固着されている。第3実施例に
おいては、アイユニオン26に窪部26a(従来
の切除部300cに相当する)が形成されている
が、窪部26aは継手部30にロウ付けされ一体
的に固着されているため、窪部26aをもつアイ
ユニオン26の部位は補強されている。従つて窪
部26aを形成したことに起因する強度低下を補
い得る。なお第3実施例の場合にはプレツシヤポ
ート10とリターンポート11とのポート間ピツ
チが著しく小さい場合に好適する。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案では、第
5図および第6図に示す従来に比べて、アイユニ
オンの強度を確保することができる。従つてボル
トユニオンを締すぎた場合であつてもアイユニオ
ンの破損を抑えることができる。
更に本考案では、アイユニオンは入口側部材に
のみ設ければ足りるため、プレツシヤポートとリ
ターンポートとのポート間ピツチが小の場合であ
つても、プレツシヤポートの軸芯とめねじ部との
軸芯を一致させることもできる。この点プレツシ
ヤポート101の軸芯X1、リターンポート10
2の軸芯X2に対して、必ずずらしてめねじ部1
01a,102aを形成せざるを得なかつた従来
とは異なる。なお本考案では、必要に応じてめね
じ部を軸芯から少しずらした位置に形成すること
もできるものである。
更に本考案では、プレツシヤポートにめねじ部
を形成するだけで足り、従来とは異なりリターン
ポートは、継手部を嵌合する通常の孔の形状で足
り、めねじ部を形成しなくてもよいので、その分
製造作業工程を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の各実施例を示し、第
1図は第1実施例に係る配管接続装置の縦断側面
図であり、第2図は本考案の第2実施例に係る配
管接続装置の縦断側面図であり、第3図は本考案
の第3実施例に係る配管接続装置の縦断側面図で
あり、第4図は第3図の−線からみた状態の
平面図である。第5図および第6図は従来の技術
を示し、第5図は従来の配管接続装置の縦断側面
図であり、第6図はその平面図である。 図中、1は基体、10はプレツシヤポート、1
1はリターンポート、2は入口側部材、20はボ
ルトユニオン、21はアイユニオン、22および
23は第1シール部材、20aは流体通過孔、2
1aは中空室、3は出口側部材、30は継手部、
31は第2シール部材、32はブラケツト、32
aは筒部、32bは鍔部をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ギヤバルブ等の基体のプレツシヤポートに取
    付けられる入口側部材と、リターンポートに取
    付けられる出口側部材とで構成され、 該入口側部材は、 内部に該プレツシヤポートと連通する流体通
    過孔をもち該プレツシヤポートに形成しためね
    じ部に螺合するボルトユニオンと、 該ボルトユニオンが貫通して該基体に保持さ
    れ、流体流入パイプ及び該ボルトユニオンの流
    体通過孔と連通する中空室をもつアイユニオン
    と、 該アイユニオンの両端面をシールする第1シ
    ール部材とで構成され、 該出口側部材は、該入口側部材の該ボルトユ
    ニオン、該アイユニオン、該第1シール部材の
    少なくとも一方と一体的に固着されかつ軸孔を
    有する管状の継手部と、該継手部の外周面に設
    けられ該リターンポートの内壁面に当接する第
    2シール部材とで構成されている配管接続装
    置。 (2) 出口部材の継手部は、貫通孔をもつブラケツ
    トを有し、 該貫通孔に入口側部材のボルトユニオンを挿
    通することにより、該ボルトユニオンに一体的
    に固着されている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の配管接続装置。 (3) 出口側部材の継手部はブラケツトを有し、該
    ブラケツトは、入口側部材のアイユニオンに一
    体的に固着されている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の配管接続装置。 (4) 出口側部材の継手部は、断面円形状の外周面
    をもつ筒状体であり、入口側部材アイユニオン
    は、該筒状体の外周面が嵌合する断面円形状の
    壁面をもつ窪部を有し、該窪部の該壁面と該筒
    状体の該外周面とは一体的に固着されている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の配管接続装
    置。
JP13221585U 1985-08-29 1985-08-29 Expired JPH0410475Y2 (ja)

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JP13221585U JPH0410475Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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JP13221585U JPH0410475Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS6240392U JPS6240392U (ja) 1987-03-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102458100B1 (ko) * 2021-06-25 2022-10-21 윤창식 밸브 유닛용 연결부재

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102458100B1 (ko) * 2021-06-25 2022-10-21 윤창식 밸브 유닛용 연결부재

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Publication number Publication date
JPS6240392U (ja) 1987-03-10

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