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JP7536110B2 - 管理装置および管理方法並びに作業装置 - Google Patents

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JP7536110B2 JP2022561733A JP2022561733A JP7536110B2 JP 7536110 B2 JP7536110 B2 JP 7536110B2 JP 2022561733 A JP2022561733 A JP 2022561733A JP 2022561733 A JP2022561733 A JP 2022561733A JP 7536110 B2 JP7536110 B2 JP 7536110B2
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Description

本明細書は、部品実装システムに用いられる管理装置および管理方法並びに作業装置について開示する。
従来、フィーダが装着される複数の実装用被装着部(スロット)と実装用被装着部に装着されたフィーダから部品を採取して実装する実装部とを含む部品実装機と、実装用被装着部からのフィーダの回収と実装用被装着部へのフィーダの配膳とを行なう移動型作業装置と、を備える部品実装システムにおいて、実装用被装着部に空きがある場合に、移動型作業装置により、次回以降の生産(ジョブ)に使用されるフィーダを空き実装用被装着部に事前配膳するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2020/039544号
準備されたフィーダを順次、空き実装用被装着部(空きスロット)に事前配膳する場合、一部のフィーダの準備の遅れ等により、使用が開始される順番にフィーダが事前配膳されない場合がある。例えば、後の生産で使用される(優先度の低い)フィーダを事前配膳した後、それよりも前の生産で使用される(優先度の高い)フィーダを配膳する場合に、その配膳先のスロットに優先度の低い別のフィーダが既に装着されていると、優先度の低いフィーダを一旦取り外してから、優先度の高いフィーダを装着しなければならない。このため、従来の手法では、配膳作業に時間を要し、フィーダの配膳が効率的なものとはならない場合が生じる。
本開示は、無駄なフィーダの取り外し作業が発生するのを回避して、フィーダの配膳を効率良く行なうことを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の管理装置は、
フィーダが装着される複数のスロットと前記フィーダから部品を取り出して実装する実装ジョブを実行する実装部とを有する部品実装機と、前記部品実装機の各スロットに対して前記フィーダの配膳作業と回収作業とを実行可能な作業装置と、を備える部品実装システムに用いられる管理装置であって、
前記部品実装機で実行すべき複数の実装ジョブのうち対象ジョブで使用される対象フィーダを前記部品実装機に事前配膳する場合において、前記対象フィーダの予定された配膳先のスロットである予定スロットが前記対象ジョブよりも先に実行される先行ジョブで使用されるフィーダの予定スロットと重なるか否かを判定し、両フィーダの予定スロットが重ならないときには、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを事前配膳するよう前記作業装置を制御し、両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了した後、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを配膳するよう前記作業装置を制御する管理制御部を備える、
ことを要旨とする。
この本開示の管理装置は、対象ジョブで使用される対象フィーダを事前配膳する場合に、対象フィーダの予定スロット(予定された配膳先のスロット)がその対象ジョブよりも先に実行される先行ジョブで使用されるフィーダの予定スロットと重なるか否かを判定する。そして、両フィーダの予定スロットが重ならないときには、対象フィーダの予定スロットに対象フィーダを事前配膳する。一方、両フィーダの予定スロットが重なるときには、対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了した後、対象フィーダの予定スロットに対象フィーダを配膳する。これにより、後から優先度の高いフィーダを配膳する必要が生じても、当該優先度の高いフィーダの予定スロットを空けておくことができる。したがって、無駄なフィーダの取り外し作業が発生するのを回避して、フィーダの配膳をより効率良く行なうことが可能となる。
部品実装システムの概略構成図である。 部品実装機とフィーダの概略構成図である。 フィーダの概略構成図である。 ローダの概略構成図である。 部品実装システムの電気的な接続関係を示すブロック図である。 フィーダ保有情報の一例を示す説明図である。 部品配置情報の一例を示す説明図である。 ローダ作業指示ルーチンの一例を示すフローチャートである。 部品(フィーダ)の事前配膳の様子を示す説明図である。 部品(フィーダ)の事前配膳の様子を示す説明図である。 他の実施形態におけるローダ作業指示ルーチンを示すフローチャートである。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、部品実装システムの概略構成図である。図2は、部品実装機とフィーダ台の概略構成図である。図3は、フィーダの概略構成図である。図4は、ローダの概略構成図である。図5は、部品実装システムの電気的な接続関係を示すブロック図である。なお、図1,2および4中、左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
部品実装システム10は、基板Sに部品を実装した基板を生産するものであり、図1に示すように、印刷装置12と、印刷検査装置14と、複数の部品実装機20と、実装検査装置(図示せず)と、ローダ50と、フィーダ保管庫60と、システム全体を管理する管理装置80と、を備える。印刷装置12は、基板Sの表面に半田を印刷する。印刷検査装置14は、印刷装置12で印刷された半田の状態を検査する。部品実装機20は、フィーダ30から供給された部品を吸着ノズル(採取部材)で採取して基板Sに実装する。実装検査装置は、部品実装機20で実装された部品の実装状態を検査する。印刷装置12と印刷検査装置14と複数の部品実装機20と実装検査装置は、基板Sの搬送方向に沿って上流からこの順に整列されて生産ラインを構成する。
部品実装機20は、図2に示すように、フィーダ30が装着される被装着部21と、基板SをX軸方向に搬送する基板搬送装置22と、フィーダ30から部品を採取して基板Sに実装するヘッド25と、ヘッド25を水平方向(XY軸方向)に移動させるヘッド移動装置24と、実装制御装置29(図5参照)と、を備える。ヘッド25は、図示しないが、部品を吸着する吸着ノズルと、吸着ノズルを昇降させる昇降装置と、を有する。ヘッド移動装置24は、ヘッド25が取り付けられるスライダ24aを有し、スライダ24aを水平方向(XY軸方向)に移動させる。
フィーダ30は、図3に示すように、カセット式のテープフィーダであり、テープリール32と、テープ送り機構33と、コネクタ35と、フィーダ制御装置39(図5参照)と、を備える。テープリール32は、部品が収容されたテープが巻回されている。部品は、テープの表面を覆うフィルムによって保護されている。テープ送り機構33は、テープリール32からテープを引き出して部品供給位置へ送り出す。テープに収容された部品は、部品供給位置の手前でフィルムが剥がされることで部品供給位置にて露出した状態となり、ヘッド25(吸着ノズル)により採取される。フィーダ制御装置39は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、テープ送り機構33(送りモータ)に駆動信号を出力する。
被装着部21は、部品実装機20の正面側(前部)に設けられ、フィーダ30をセット可能な上下2つのエリアを有する。上のエリアは、ヘッド25が採取可能な位置(部品供給位置)にフィーダ30が部品を供給可能な供給エリア21Aであり、下のエリアは、フィーダ30を一時保管するバッファエリア21Bである。各エリア21A,21Bには、それぞれフィーダ台40が設置されている。各エリア21A,21Bのフィーダ台40は、図2に示すように、フィーダ30が着脱される複数のスロット42と、それぞれ対応するスロット42に装着されたフィーダ30のコネクタ35と電気的に接続される複数のコネクタ45と、を有する。供給エリア21Aには、実行中のジョブ(生産)で使用される部品を収容したフィーダ30が装着される。また、供給エリア21Aに空きスロット42がある場合には、生産途中で部品切れしたフィーダ30に代わって同種の部品を供給するための予備のフィーダ30や、次回以降に実行されるジョブで使用される部品を収容したフィーダ30等も装着される。バッファエリア21Bは、次回以降に実行されるジョブで使用される部品を収容したフィーダ30を一時保管したり、使用済みのフィーダ30を一時保管したりするために用いられる。
また、部品実装機20は、マークカメラ26やパーツカメラ27なども備える。マークカメラ26は、基板Sの位置を検知するために、基板Sに付された基準マークを上方から撮像するものである。パーツカメラ27は、吸着ミスや吸着ずれを検知するために、吸着ノズルに吸着された部品を下方から撮像するものである。
実装制御装置29は、周知のCPU29aやROM29b、HDD29c、RAM29dなどで構成される。実装制御装置29は、マークカメラ26やパーツカメラ27からの画像信号などを入力する。また、実装制御装置29は、基板搬送装置22やヘッド25、ヘッド移動装置24などに駆動信号を出力する。
また、実装制御装置29は、フィーダ台40に装着されたフィーダ30のフィーダ制御装置39とコネクタ35,45を介して通信可能に接続される。実装制御装置29は、フィーダ30が装着されると、フィーダ30のフィーダ制御装置39に含まれるフィーダIDや部品種別、部品残数などのフィーダ情報を当該フィーダ制御装置39から受信する。また、実装制御装置29は、受信したフィーダ情報と、フィーダ30が装着された装着位置(スロット番号)とを管理装置80へ送信する。
実装制御装置29のCPU29aは、部品を基板Sに実装する実装処理を実行する。CPU29aは、ヘッド移動装置24によりフィーダ30の部品供給位置の上方へヘッド25を移動させる。続いて、CPU29aは、昇降装置により吸着ノズルを下降させて当該吸着ノズルに部品を吸着させる。CPU29aは、吸着ノズルに吸着させた部品をヘッド移動装置24によりパーツカメラ27の上方へ移動させ、当該部品をパーツカメラ27で撮像する。CPU29aは、部品の撮像画像を処理して当該部品の吸着ずれ量を測定し、基板Sへの部品の実装位置を補正する。そして、CPU29aは、ノズルに吸着させた部品をヘッド移動装置24により補正後の実装位置の上方へ移動させ、昇降装置により吸着ノズルを下降させて部品を基板Sに実装させる。
フィーダ保管庫60は、生産ラインに組み込まれ、複数のフィーダ30の一時保管する保管場所である。フィーダ保管庫60には、部品実装機20のフィーダ台40と同様のスロット42やコネクタ45を複数備えたフィーダ台が設置されている。フィーダ保管庫60には、図示しない自動搬送車(AGV)や作業者により、使用予定のフィーダ30が補給されたり、使用済みのフィーダ30が回収されたりする。フィーダ保管庫60のコネクタ45にフィーダ30が装着されると、フィーダ30に含まれるフィーダIDや部品種別、部品残数などのフィーダ情報と、フィーダ30が装着された装着位置(スロット番号)とが管理装置80へ送信される。
ローダ50は、図1に示すように、部品実装システム10(生産ライン)の正面をラインに沿って移動して、フィーダ保管庫60から使用予定のフィーダ30を取り出して各部品実装機20へ補給したり、各部品実装機20から使用済みのフィーダ30を回収してフィーダ保管庫60へ運んだりする。ローダ50は、図4に示すように、ローダ移動装置51とフィーダ移載装置53とローダ制御装置59(図5参照)とを備える。ローダ移動装置51は、生産ラインの正面に配設されたガイドレール18に沿ってローダ50を移動させる。このローダ移動装置51は、ローダ50を移動させるための駆動用ベルトを駆動するX軸モータ52aと、ガイドレール18上を転動してローダ50の移動をガイドするガイドローラ52bと、を有する。フィーダ移載装置53は、ローダ50がいずれかの部品実装機20と向かい合う位置で当該部品実装機20とローダ50との間でフィーダ30を移載したり、ローダ50がフィーダ保管庫60と向かい合う位置でフィーダ保管庫60とローダ50との間でフィーダ30を移載したりする。このフィーダ移載装置53は、Y軸スライダ55と、Y軸スライダ55をZ軸ガイドレール56bに沿って移動させるZ軸モータ56aと、を有する。Y軸スライダ55は、フィーダ30をクランプするクランプ部54と、クランプ部54をY軸ガイドレール55bに沿って移動させるY軸モータ55aと、を含む。Y軸スライダ55は、Z軸モータ56aの駆動により昇降する。フィーダ移載装置53は、Y軸スライダ55を上昇させることにより、Y軸スライダ55が部品実装機20の供給エリア21Aのフィーダ台40やフィーダ保管庫60のフィーダ台40と向かい合い、この状態でフィーダ30をクランプ部54でクランプしてY軸スライダ55によりY軸方向に移動させることで供給エリア21Aやフィーダ保管庫60に対してフィーダ30を移載する。また、フィーダ移載装置53は、Y軸スライダ55を下降させることにより、Y軸スライダ55が部品実装機20のバッファエリア21Bと向かい合い、この状態でフィーダ30をクランプ部54でクランプしてY軸スライダ55によりY軸方向に移動させることでバッファエリア21Bに対してフィーダ30を移載する。ローダ制御装置59は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、走行位置を検知する位置センサ57や周辺の障害物の有無を検知する監視センサ58からの信号を入力し、ローダ移動装置51やフィーダ移載装置53に駆動信号を出力する。
管理装置80は、汎用のコンピュータであり、図5に示すように、CPU81と、ROM82と、HDD83(記憶装置)と、RAM84と、を備える。管理装置80には、キーボードやマウスなどの入力デバイス85と、ディスプレイ86と、が電気的に接続される。HDD83には、生産スケジュールの他、生産に必要な各種情報として、フィーダ保有情報や、ジョブ情報、ステータス情報などが記憶されている。これらの情報は、部品実装機20ごとに管理されている。ここで、生産スケジュールは、各部品実装機20において、どの基板Sにどの部品をどの順番で実装するか、また、そのように実装した基板S(製品)を何枚作製するかなどを定めたスケジュールである。フィーダ保有情報は、各部品実装機20やフィーダ保管庫60が保有するフィーダ30に関する情報である。フィーダ保有情報には、図6に示すように、フィーダIDや部品種別、部品残数などのフィーダ情報と、フィーダ30(部品)を保有する装置(ローケーション)やフィーダ30の装着位置(スロット番号)などの位置情報と、が含まれる。ジョブ情報は、各部品実装機20が実行すべき実装処理(ジョブ)に関する情報である。このジョブ情報には、生産する基板の種別や実装する部品の種別、部品ごとの実装位置、ジョブごとの供給エリア21Aに配置すべき部品の配置位置(配置位置情報)などが含まれる。部品の配置位置情報は、その部品を収容したフィーダ30の予定された装着位置(予定スロット)を示し、部品実装機20ごとに管理される。配置位置情報は、図7に示すように、ジョブの実行順序と、供給エリア21Aのスロット42ごとの配置すべき部品の種別と、が対応付けられて記憶されている。ステータス情報は、各部品実装機20の動作状況を示す情報である。このステータス情報には、生産中や、段取り替え中、異常発生中などが含まれる。
管理装置80は、実装制御装置29と有線により通信可能に接続され、部品実装システム10の各部品実装機20と各種情報のやり取りを行なう。管理装置80は、各部品実装機20から動作状況を受信してステータス情報を最新の情報に更新する。また、管理装置80は、各部品実装機20のフィーダ台40に取り付けられたフィーダ30のフィーダ制御装置39と実装制御装置29を介して通信可能に接続される。管理装置80は、フィーダ30が部品実装機20やフィーダ保管庫60から取り外されたり、部品実装機20やフィーダ保管庫60に取り付けられたりしたときに、対応する部品実装機20やフィーダ保管庫60から着脱状況を受信してフィーダ保有情報を最新の情報に更新する。さらに、管理装置80は、ローダ制御装置59と無線により通信可能に接続され、ローダ50と各種情報のやり取りを行なう。また、管理装置80は、この他、印刷装置12や印刷検査装置14、実装検査装置の各制御装置とも通信可能に接続され、対応する機器からの各種情報のやり取りも行なう。
次に、こうして構成された部品実装システム10の動作について説明する。特に、次回以降に実行されるジョブで使用される部品(その部品を収容したフィーダ30)を事前配膳する際の動作について説明する。図8は、管理装置80のCPU81により実行されるローダ作業指示ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎に繰り返し実行される。
ローダ作業指示ルーチンが実行されると、CPU81は、まず、図6に示すフィーダ保有情報を参照してフィーダ保管庫60に次回以降に実行されるジョブで使用される部品(その部品を収容したフィーダ30)があるか否かを判定する(S100)。CPU81は、該当する部品がないと判定すると、S210に進む。一方、CPU81は、該当する部品があると判定すると、該当する部品の中から今回の配膳対象となる配膳対象部品を設定し(S110)、配膳対象部品(その部品を収容したフィーダ30)の予定スロットを図7に示す部品配置情報から読み出す(S120)。予定スロットとは、ジョブで使用される部品の配置すべき供給エリア21A内の配置位置(スロット番号)であり、当該部品を使用したジョブの実行が最適化されるように最適化プログラムにより予め定められる。
次に、CPU81は、配膳対象部品を使用するジョブ(自ジョブ)よりも実行順序が先である先行ジョブで使用される他の部品(先使用部品)の予定スロットを抽出し、抽出した先使用部品の予定スロットのうちで配膳対象部品の予定スロットと重なるものがあるか否かを判定する(S130)。この判定は、上述した配置位置情報に基づいて行なうことができる。CPU81は、配膳対象部品と予定スロットが重なる先使用部品がないと判定すると、配膳対象部品の配膳先を、当該配膳対象部品の予定スロットに設定する(S140)。
一方、CPU81は、配膳対象部品と予定スロットが重なる先使用部品があると判定すると、配膳対象部品の配膳先を、当該配膳対象部品の予定スロットには設定しない。次回以降に実行されるジョブで使用される部品を事前配膳する場合、事前配膳は、使用順序の早い順に行なわれるのが望ましい。しかし、一部の部品の準備に遅れが生じたり、複数の生産ラインを備える部品実装システムにおいてライン間で部品を共用したりする場合、使用順序の早い部品が遅れてフィーダ保管庫60に補給されることがある。このため、フィーダ保管庫60への補給順序の早い順に事前配膳を行なうと、使用順序の遅い部品が使用順序の早い部品よりも前に事前配膳される場合が生じる。このとき、使用順序の早い部品の予定スロットが、使用順序の遅い部品で塞がれる場合があり、後から使用順序の早い部品をその予定スロットに配膳するには、予定スロットを塞いでいる部品を取り外す必要があり、無駄な取り外し作業が発生してしまう。そこで、本実施形態では、CPU81は、配膳対象部品の予定スロットが先使用部品の予定スロットと重なる場合に、配膳対象部品の配膳先を当該配膳対象部品の予定スロットには設定しないことで、無駄な取り外し作業が発生するのを回避するものとした。すなわち、CPU81は、供給エリア21Aの空きスロットのうち自ジョブと先行ジョブでそれぞれ使用される他の部品の予定スロット以外の空きスロットと、バッファエリア21Bの空きスロットとを配膳対象部品の配膳可能スロットに設定する(S150)。続いて、CPU81は、供給エリア21Aのいずれかのスロット42に配膳可能スロットがあるか否かを判定する(S160)。CPU81は、供給エリア21Aのいずれかのスロット42に配膳可能スロットがあると判定すると、配膳対象部品の配膳先を、供給エリア21Aの配膳可能スロットの中から配膳対象部品の予定スロットに最も近いスロットに設定する(S170)。一方、CPU81は、供給エリア21Aのいずれのスロット42にも配膳可能スロットがないと判定すると、配膳対象部品のフィーダ30の配膳先を、バッファエリア21Bの配膳可能スロットに設定する(S180)。なお、対象の部品実装機20の供給エリア21Aおよびバッファエリア21Bのいずれにも配膳可能スロットがない場合には、CPU81は、配膳対象部品の配膳先を、近隣の部品実装機20の供給エリア21Aやバッファエリア21Bの空きスロットに設定してもよい。
CPU81は、こうして配膳対象部品の配膳先を設定すると、S100で該当する部品のうち配膳先が未定の他の部品があるか否かを判定する(S190)。CPU81は、配膳先が未定の他の部品があると判定すると、S110に戻って、次の配膳対象部品を設定してその配膳先を設定するS110~S190の処理を繰り返す。一方、CPU81は、配膳先が未定の他の部品がないと判定すると、各配膳対象部品(各配膳対象部品を収容したフィーダ30)がそれぞれ設定した配膳先に事前配膳されるようローダ50に配膳指令を送信する(S200)。配膳指令を受信したローダ50は、指定された配膳先に配膳対象部品(配膳対象部品を収容したフィーダ30)を配膳する。
次に、CPU81は、各部品実装機20の供給エリア21Aおよびバッファエリア21Bに配置されている部品のうち自部品の予定スロット以外の他のスロットに事前配膳されている部品があるか否かを判定する(S210)。CPU81は、他のスロットに事前配膳されている部品があると判定すると、自部品と予定スロットが重なる先使用部品を使用する先行ジョブが終了したか否かを判定する(S220)。CPU81は、予定スロット以外の他のスロットに事前配膳されている部品がないと判定したり、予定スロットが重なる先使用部品を使用する先行ジョブが終了していないと判定すると、本ルーチンを終了する。
一方、CPU81は、予定スロット以外の他のスロットに事前配膳されている部品があり、且つ、予定スロットが重なる先使用部品を使用する先行ジョブが終了していると判定すると、該当する部品を移動対象部品として移動対象部品の移動先を当該移動対象部品の予定スロットに設定し、移動先を指定してローダ50に配膳指令(移動指令)を送信して(S230)、本ルーチンを終了する。移動指令を受信したローダ50は、先行ジョブで使用された使用済みの部品(フィーダ30)を予定スロットから回収し、移動対象部品を当該予定スロットに配膳する。上述したように、自部品の予定スロットにそのスロットを使用する先使用部品が配置されている場合、自部品は、本来の予定スロット以外の空きスロットに事前配膳される。S230の処理は、先行ジョブが終了し、自部品と予定スロットが重なる先使用部品が使用済みとなった場合に、使用済みの部品を回収して自部品を本来の予定スロットに移動させるための処理である。上述したように、本来の予定スロットに配置されていない自部品は、配膳可能スロットのうち本来の予定スロットに最も近いスロットに配膳されているため、自部品を移動させる際には、その移動量を少なくすることができる。これにより、ローダ50は、部品の移動作業を素早く行なうことができる。
図9および図10は、部品(フィーダ)の事前配膳の様子を示す説明図である。ここで、図示するように、部品A,B,Cは、ジョブ1で使用され、部品A,B,Cの配置位置(予定スロット)は、順にスロット#2,#3,#4である。部品D,Eは、ジョブ1の後に実行されるジョブ2で使用され、部品D,Eの配置位置(予定スロット)は、順にスロット#3,#5である。以下、ジョブ2で使用される部品D,Eを、ジョブ1で使用される部品B,Cよりも前に事前配膳する場合を具体例として説明する。現在、供給エリア21Aのスロット#1~#6のうちスロット#2にジョブ1で使用される部品Aが配置されており、他のスロット#1,#3~#6は空きスロットとなっている。フィーダ保管庫60には、ジョブ2で使用される部品Dが保管されている。部品Dの予定スロットであるスロット#3は、現在、空いているが、ジョブ2よりも先に実行されるジョブ1(先行ジョブ)で使用される部品Bの予定スロットであるから、配膳可能スロットではない。このため、部品Dは、スロット#3に事前配膳されない。また、右隣のスロット#4は、現在、空いているが、ジョブ1(先行ジョブ)で使用される部品Cの予定スロットであるから、配膳可能スロットではない。このため、部品Dは、スロット#4にも事前配膳されない。さらに右隣のスロット#5は、現在、空いているが、部品Dと同じジョブ1(自ジョブ)で使用される他の部品Eの予定スロットであるから、配膳可能スロットではない。このため、部品Dは、スロット#5にも事前配膳されない。これにより、配膳可能スロットは、スロット#1および#6となる。部品Dは、配膳可能スロットのうち、部品Dの予定スロットに近い方のスロット#1に事前配膳される(図10参照)。これにより、その後に、先行ジョブであるジョブ1で使用される使用順序の早い部品Bや部品C、自ジョブであるジョブ2で使用される他の部品Eがフィーダ保管庫60に補給された場合でも、それらの予定スロットを空けておくことができる。したがって、使用順序の早い部品B,Cのフィーダ30を後から配膳する場合でも、これらの予定スロットが使用順序の遅い部品Dによって塞がれることがないため、無駄な取り外し作業が発生するのを回避することができ、フィーダ30の配膳を効率良く行なうことが可能となる。
ここで、本実施形態の主要な要素と請求の範囲の欄に記載した主要な要素との対応関係について説明する。即ち、本実施形態の供給エリア21Aの複数のスロット42が本開示の複数のスロットに相当し、部品実装機20が部品実装機に相当し、ローダ50が作業装置に相当し、ローダ作業指示ルーチンを実行するCPU81が管理制御部に相当する。バッファエリア21Bがバッファに相当する。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、CPU81は、配膳対象部品の予定スロットが先使用部品の予定スロットと重なる場合には、供給エリア21Aの空きスロットとバッファエリア21Bの空きスロットとのうち供給エリア21Aの空きスロットの方を優先して当該配膳対象部品の配膳先を決定した。しかし、CPU81は、バッファエリア21Bの空きスロットの方を優先して当該配膳対象部品の配膳先を決定してもよい。図11は、他の実施形態におけるローダ作業指示ルーチンを示すフローチャートである。他の実施形態のローダ作業指示ルーチンの各処理のうち本実施形態と同一の処理については同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。他の実施形態におけるローダ作業指示ルーチンでは、CPU81は、S150で配膳可能スロットを設定した後、バッファエリア21Bに配膳可能スロットがあるか否かを判定する(S160B)。上述したように、バッファエリア21Bにおいては、配膳可能スロットには、バッファエリア21Bのスロット42のうちの全ての空きスロットが設定される。したがって、S160Bの判定は、バッファエリア21Bに空きスロットがあるか否かを判定するものとなる。CPU81は、バッファエリア21Bに配膳可能スロット、すなわち空きスロットがあると判定すると、配膳対象部品のフィーダ30の配膳先をバッファエリア21Bの空きスロットに設定する(S180)。S180の処理は、バッファエリア21Bに複数の空きスロットがある場合には、配膳対象部品の配膳先を、当該複数の空きスロットのうち予定スロットに最も近い空きスロットに設定してもよい。一方、CPU81は、バッファエリア21Bに配膳可能スロットがないと判定すると、供給エリア21Aの配膳可能スロットのうち配膳対象部品の予定スロットに最も近いスロットに設定する(S190)。これにより、供給エリア21Aに空きスロットを確保することができる。例えば、実行中のジョブで使用される部品の部品切れが予想される場合に、ローダ50は、部品切れが予想される部品と同種の部品を収容した予備のフィーダ30を供給エリア21Aの空きスロットに予め配膳しておけば、ジョブの中断を回避することが可能である。この場合、供給エリア21Aに空きスロットを確保することにより、供給エリア21Aに装着済みのフィーダ30を取り出すことなく、予備のフィーダ30を装着することができる。これにより、無駄な取り外し作業が発生するのを回避して、フィーダ30の配膳を効率よく行なうことが可能となる。
上述した実施形態では、各部品実装機20は、フィーダ30を一時保管するためのバッファエリア21Bを備えたが、バッファエリア21Bを備えないものとしてもよい。この場合、ローダ作業指示ルーチンのS160,S180の処理を省略すればよい。
以上説明したように、本開示の管理装置は、フィーダが装着される複数のスロットと前記フィーダから部品を取り出して実装する実装ジョブを実行する実装部とを有する部品実装機と、前記部品実装機の各スロットに対して前記フィーダの配膳作業と回収作業とを実行可能な作業装置と、を備える部品実装システムに用いられる管理装置であって、前記部品実装機で実行すべき複数の実装ジョブのうち対象ジョブで使用される対象フィーダを前記部品実装機に事前配膳する場合において、前記対象フィーダの予定された配膳先のスロットである予定スロットが前記対象ジョブよりも先に実行される先行ジョブで使用されるフィーダの予定スロットと重なるか否かを判定し、両フィーダの予定スロットが重ならないときには、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを事前配膳するよう前記作業装置を制御し、両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了した後、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを配膳するよう前記作業装置を制御する管理制御部を備えることを要旨とする。
この本開示の管理装置では、後から優先度の高いフィーダを配膳する必要が生じても、当該優先度の高いフィーダの予定スロットを空けておくことができる。したがって、無駄なフィーダの取り外し作業が発生するのを回避して、フィーダの配膳をより効率良く行なうことが可能となる。
こうした本開示の管理装置において、前記管理制御部は、前記両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了するまでは、前記対象ジョブの予定スロットとは異なる空きスロットに前記対象フィーダを事前配膳し、前記先行ジョブの実行が終了した後は、前記対象フィーダを該対象フィーダの予定スロットに移動するよう前記作業装置を制御してもよい。こうすれば、対象フィーダを別の空きスロットに事前配膳しておくことで、当該対象フィーダを予定スロットへ移動させる際の作業装置の移動量を短くすることができ、移動作業を短時間で行なうことが可能となる。この場合、前記管理制御部は、前記両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了するまでは、前記対象ジョブおよび前記先行ジョブで使用されるいずれのフィーダの予定スロットとも重ならない空きスロットのうち、前記対象フィーダの予定スロットに最も近いスロットに前記対象フィーダを事前配膳するよう前記作業装置を制御してもよい。こうすれば、対象フィーダの予定スロットへの移動をさらに短時間で行なうことが可能となる。さらにこの場合、前記部品実装機は、前記フィーダを一時保管するバッファを有し、前記管理制御部は、前記両フィーダの予定スロットが重なるときであって前記対象ジョブが実行される前記部品実装機において前記対象ジョブおよび前記先行ジョブで使用されるいずれのフィーダの予定スロットとも重ならない空きスロットがないときには、前記バッファに前記対象フィーダを事前配膳するよう前記作業装置を制御してもよい。こうすれば、多くの対象フィーダを部品実装機に事前配膳することが可能となる。
あるいは、本開示の管理装置において、前記部品実装機は、前記フィーダを一時保管するバッファを有し、前記管理制御部は、前記両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了するまでは、前記対象ジョブの予定スロットとは異なる空きスロットと前記バッファとのうち該バッファを優先して配膳先のスロットを決定して該決定したスロットに前記対象フィーダを事前配膳し、前記先行ジョブの実行が終了した後は、前記対象フィーダを該対象フィーダの予定スロットに移動するよう前記作業装置を制御してもよい。こうすれば、部品実装機への部品の供給に使用されるスロットを空けておくことができるため、例えば、部品切れに備えて予備のフィーダを、当該スロットに装着することが可能となる。
なお、本開示は、管理装置の形態とするものに限られず、管理方法の形態とすることもできるし、作業装置の形態とすることもできる。
本開示は、部品実装システムや部品実装機、管理装置などの製造産業に利用可能である。
10 部品実装システム、12 印刷装置、14 印刷検査装置、18 ガイドレール、20 部品実装機、21 被装着部、21A 供給エリア、21B バッファエリア、22 基板搬送装置、24 ヘッド移動装置、24a スライダ、25 ヘッド、26 マークカメラ、27 パーツカメラ、29 実装制御装置、29a CPU、29b ROM、29c HDD、29d RAM、30 フィーダ、32 テープリール、33 テープ送り機構、35 コネクタ、39 フィーダ制御装置、40 フィーダ台、42 スロット、45 コネクタ、50 ローダ、51 ローダ移動装置、52a X軸モータ、52b ガイドローラ、53 フィーダ移載装置、54 クランプ部、55 Y軸スライダ、55a Y軸モータ、55b Y軸ガイドレール、56a Z軸モータ、56b Z軸ガイドレール、57 位置センサ、58 監視センサ、59 ローダ制御装置、60 フィーダ保管庫、80 管理装置、81 CPU、82 ROM、83 HDD、84 RAM、85 入力デバイス、86 ディスプレイ。

Claims (7)

  1. フィーダが装着される複数のスロットと前記フィーダから部品を取り出して実装する実装ジョブを実行する実装部とを有する部品実装機と、前記部品実装機の各スロットに対して前記フィーダの配膳作業と回収作業とを実行可能な作業装置と、を備える部品実装システムに用いられる管理装置であって、
    前記部品実装機で実行すべき複数の実装ジョブのうち対象ジョブで使用される対象フィーダを前記部品実装機に事前配膳する場合において、前記対象フィーダの予定された配膳先のスロットである予定スロットが前記対象ジョブよりも先に実行される先行ジョブで使用され、かつ前記対象フィーダよりも後から配膳されるフィーダの予定スロットと重なるか否かを判定し、両フィーダの予定スロットが重ならないときには、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを事前配膳するよう前記作業装置を制御し、両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了した後、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを配膳するよう前記作業装置を制御する管理制御部を備える、
    管理装置。
  2. 請求項1に記載の管理装置であって、
    前記管理制御部は、前記両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了するまでは、前記対象ジョブの予定スロットとは異なる空きスロットに前記対象フィーダを事前配膳し、前記先行ジョブの実行が終了した後は、前記対象フィーダを該対象フィーダの予定スロットに移動するよう前記作業装置を制御する、
    管理装置。
  3. 請求項2に記載の管理装置であって、
    前記管理制御部は、前記両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了するまでは、前記対象ジョブおよび前記先行ジョブで使用されるいずれのフィーダの予定スロットとも重ならない空きスロットのうち、前記対象フィーダの予定スロットに最も近いスロットに前記対象フィーダを事前配膳するよう前記作業装置を制御する、
    管理装置。
  4. 請求項3に記載の管理装置であって、
    前記部品実装機は、前記フィーダを一時保管するバッファを有し、
    前記管理制御部は、前記両フィーダの予定スロットが重なるときであって前記対象ジョブが実行される前記部品実装機において前記対象ジョブおよび前記先行ジョブで使用されるいずれのフィーダの予定スロットとも重ならない空きスロットがないときには、前記バッファに前記対象フィーダを事前配膳するよう前記作業装置を制御する、
    管理装置。
  5. 請求項1に記載の管理装置であって、
    前記部品実装機は、前記フィーダを一時保管するバッファを有し、
    前記管理制御部は、前記両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了するまでは、前記対象ジョブの予定スロットとは異なる空きスロットと前記バッファとのうち該バッファを優先して配膳先のスロットを決定して該決定したスロットに前記対象フィーダを事前配膳し、前記先行ジョブの実行が終了した後は、前記対象フィーダを該対象フィーダの予定スロットに移動するよう前記作業装置を制御する、
    管理装置。
  6. 部品を収容するフィーダが装着される複数のスロットと前記フィーダから部品を取り出して実装する実装ジョブを実行する実装部とを有する部品実装機と、前記部品実装機の各スロットに対して前記フィーダの配膳作業と回収作業とを実行可能な作業装置と、を備える部品実装システムに用いられる管理方法であって、
    前記部品実装機で実行すべき複数の実装ジョブのうち対象ジョブで使用される対象フィーダを該部品実装機に事前配膳する場合において、前記対象フィーダの予め定められた配膳先のスロットである予定スロットが前記対象ジョブよりも先に実行される先行ジョブで使用され、かつ前記対象フィーダよりも後から配膳されるフィーダの予定スロットと重なるか否かを判定し、両フィーダの予定スロットが重ならないときには、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを事前配膳するよう前記作業装置を制御し、両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了した後、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを配膳するよう前記作業装置を制御する、
    管理方法。
  7. 部品を収容するフィーダが装着される複数のスロットと前記フィーダから部品を取り出して実装する実装ジョブを実行する実装部とを有する部品実装機を備える部品実装システムに用いられ、前記部品実装機の各スロットに対して前記フィーダの配膳作業と回収作業とを実行可能な作業装置であって、
    前記部品実装機で実行すべき複数の実装ジョブのうち対象ジョブで使用される対象フィーダを該部品実装機に事前配膳する場合において、前記対象フィーダの予め定められた配膳先のスロットである予定スロットが前記対象ジョブよりも先に実行される先行ジョブで使用され、かつ前記対象フィーダよりも後から配膳されるフィーダの予定スロットと重ならないときには、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを事前配膳し、両フィーダの予定スロットが重なるときには、前記対象フィーダと予定スロットが重なるフィーダを使用する先行ジョブの実行が終了した後、前記対象フィーダの予定スロットに該対象フィーダを配膳する、
    作業装置。
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