JP7526222B2 - 自動車用横置き型エンジン - Google Patents
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Description
デリバリパイプやインジェクタを変形・破損させるおそれがある。
「気筒列方向である左右方向に並んだ吸気ポートが吸気側面に開口しているシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドの吸気側面に固定された吸気マニホールドと、を備え、
前記吸気マニホールドは、サージタンクと、左右に並んで配置されて前記サージタンクに一体に設けられた複数本のブランチ管と、を有し、
前記吸気マニホールドの各ブランチ管は、前記サージタンクを巻くように配置されていて出口は前記サージタンクの上方において前記シリンダヘッドの吸気側面に向けて開口しており、前記各ブランチ管の出口側部分は、上部フランジを介して前記シリンダヘッドの吸気側端面に固定されている」
という基本構成である。
「前記吸気マニホールドにおける各ブランチ管の出口側部分と前記上部フランジは前記サージタンクの上方にはみ出ており、前記サージタンクの上端面又は前記各ブランチ管における入口部の上端面と前記上部フランジとがジョイントリブによって一体に連結されていると共に、前記各ブランチ管の出口側部分と前記サージタンクの上端面との間に、前記ジョイントリブを挟んで前記シリンダヘッドと反対側の部位において前記シリンダヘッドに向けて開口した内向き空間部が形成されている一方、
前記シリンダヘッドにおける前記吸気ポートの下方の部位に、左右長手の燃料デリバリ管が、前記シリンダヘッドの吸気側端面から突出した状態でかつ前記吸気マニホールドの内向き空間部と対向するように配置されている」
という特徴を備えている。
「前記ジョイントリブは、厚さ方向が左右方向になった板状である」
という構成になっている。
「前記ジョイントリブの上端部に脆弱部が形成されている」
という構成になっている。
吸気マニホールドMは、側面視ではラグビーボール又は卵形の形態を成して、正面視及び背面視では、大まかには少しいびつな四角形の形態を成している。そして、図4から理解できるように、吸気マニホールドMは、シリンダヘッド1に近い側に位置した内側部材2(第1ピース)と、シリンダヘッド1から遠い側に位置した外側部材3(第2ピース)と、両者に挟まれた中間部材4(第3ピース)とによって中空構造に構成されている。
所を有しており、このため、吸気マニホールドMの内部には、主として内側部材2と中間部材4とによって、左右方向に長いサージタンク6が形成されている。そして、例えば図1や図4に示すように、サージタンク6の外周を巻くように、左から順に(タイミングチェーンに近い順に)、第1~第4の4本のブランチ管7~10が配置されている。図3や図5,6から理解できるように、サージタンク6は、左右幅よりも上下幅が少し大きい角形に近い断面形状を成している(円形や楕円形なども採用できる。)。
図5,6から理解できるように、各ブランチ管7~10の入口11は、サージタンク6の内部に向けてシリンダヘッド1と反対側の外向きに開口している。そして、吸気導入ボス部17からサージタンク6に流入した吸気は、サージタンク6の内面に当たって左右方向に分流して、次いで、サージタンク6を前向きに方向変換して各ブランチ管7~10の入口11に流入する。
の分配量を均一化している。図5に示すように、サージタンク6の内面のうち吸気ガイド部23を挟んで吸気導入ボス部17と反対側の部位には、第2ブランチ管8と第3ブランチ管9との間に位置したセンター背板24が存在している。吸気は、センター背板24に当たって左右に方向変換する。
図1に示すように、4本のブランチ管7~10は、吸気マニホールドMの後面部では溝を介して互いに分離した状態になっているが、吸気マニホールドMの前面部では、図3に示すように、第1ブランチ管7の前壁と第2ブランチ管8の前壁とが一連に連続した左前壁28と、第3ブランチ管9と第4ブランチ管10との前壁が一体に連続した右前壁29とで構成されている。
軸心方向に開口している。図示していないが、燃料デリバリパイプ34の右端又は左端に、燃料供給パイプが接続されている。図4,7,8では、シリンダブロック37も部分的に表示している。
吸気マニホールドMの重心は、側面視において、おおまかにはサージタンク6の中央部に位置しているが、吸気マニホールドMは片持ちの上端でシリンダヘッド1に固定されているため、ブランチ管7~10の出口側部分30によって吸気マニホールドMの本体部を吊り下げた状態になっている。このため、エンジンの運転に起因した振動や走行に起因した振動により、各ブランチ管7~10の出口側部分30に大きな曲げ力(モーメント)が作用する。このため、何等の対策を施さないと、ブランチ管7~10の出口側部分30は弾性変形しやすく、振動や騒音の原因になるおそれがある。
0の出口側部分30とジョイントリブ32とが弾性変形して衝撃が吸収されるため、吸気マニホールドMが燃料デリバリパイプ34に当たることはなくて、燃料の漏洩は生じない。また、隔壁Wが吸気マニホールドMに押されて車室内側に突出することもない。
ジタンク6の天井面から引き剥がすように破損させるのではなく、図8に示すように、吸気マニホールドMのサージタンク6における天井面の板厚を調整する等して、ジョイントリブ32とサージタンク6の天井面とを一緒に破壊させる事で、ブランチ管7~10の群が外殻を成して高強度の中空円筒構造体になっている吸気マニホールドMの一部を意図的に破壊するように、吸気マニホールドMの本体部が隔壁Wとエンジンブロック37に挟まれた時に潰れやすくチューニングし、吸気マニホールドMの本体部を潰すことで衝突エネルギーを吸収する事が可能である。これにより衝突時に乗員が受ける衝撃Gのピーク値を下げる事、乗員障害値を下げる事も可能になる。
1 シリンダヘッド
1a 吸気側面
2 内側部材
3 外側部材
4 中間部材
6 サージタンク
7~10 ブランチ管
13 上部フランジ
17 吸気導入ボス部
28,29 ブランチ管の前壁
30 ブランチ管の出口側部分
31 内向き空間部
32 ジョイントリブ
32a 脆弱部
33 後ろ向きランド部
34 燃料デリバリパイプ
35 燃料インジェクタ
Claims (3)
- 気筒列方向である左右方向に並んだ吸気ポートが吸気側面に開口しているシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドの吸気側面に固定された吸気マニホールドと、を備え、
前記吸気マニホールドは、サージタンクと、左右に並んで配置されて前記サージタンクに一体に設けられた複数本のブランチ管と、を有し、
前記吸気マニホールドの各ブランチ管は、前記サージタンクを巻くように配置されていて出口は前記サージタンクの上方において前記シリンダヘッドの吸気側面に向けて開口しており、前記各ブランチ管の出口側部分は、上部フランジを介して前記シリンダヘッドの吸気側端面に固定されている構成であって、
前記吸気マニホールドにおける各ブランチ管の出口側部分と前記上部フランジは前記サージタンクの上方にはみ出ており、前記サージタンクの上端面又は前記各ブランチ管における入口部の上端面と前記上部フランジとがジョイントリブによって一体に連結されていると共に、前記各ブランチ管の出口側部分と前記サージタンクの上端面との間に、前記ジョイントリブを挟んで前記シリンダヘッドと反対側の部位において前記シリンダヘッドに向けて開口した内向き空間部が形成されている一方、
前記シリンダヘッドにおける前記吸気ポートの下方の部位に、左右長手の燃料デリバリ管が、前記シリンダヘッドの吸気側端面から突出した状態でかつ前記吸気マニホールドの内向き空間部と対向するように配置されている、
自動車用横置き型エンジン。 - 前記ジョイントリブは、厚さ方向が左右方向になった板状である、
請求項1に記載した自動車用横置き型エンジン。 - 前記ジョイントリブの上端部に脆弱部が形成されている、
請求項1又は2に記載した自動車用横置き型エンジン。
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