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JP7510342B2 - 操作装置 - Google Patents

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Description

本実施形態は、ブラインドの操作装置に関する。
従来、ブラインドの開閉状態を操作するための操作装置として、操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸の遮蔽材下降方向の回転を、遮蔽材上昇方向の回転より増速して駆動軸に伝達する伝達手段を備える日射遮蔽装置が知られている(特許文献1参照)。
この日射遮蔽装置によれば、遮蔽材の引き上げ操作時には入力軸と同速度で駆動軸を回転させることができるとともに、遮蔽材の下降操作時には入力軸の回転速度よりも早い回転速度で駆動軸を回転させることによって、同一の回転速度で入力軸を回転させた場合、遮蔽材の引き上げ速度よりも遮蔽材の下降速度を高速化することができる。
特開2006-028871号公報
しかしながら、上述の日射遮蔽装置によれば、同一回転速度の入力軸の回転に対して、引き上げ操作時と下降操作時とにおける駆動軸の回転速度、すなわち、駆動軸における正回転方向速度と逆回転方向速度とを互いに異ならせることができるものの、駆動軸における同一回転方向の回転速度を変更することができない、という問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、入力された回転の回転速度に対する同一回転方向における駆動軸の回転速度を変更することができる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、遮蔽装置における遮蔽材の開閉状態を操作するための操作装置であって、前記遮蔽材を開閉するための回転力を前記遮蔽装置に伝達する駆動軸と、前記駆動軸を回転させるように設けられ、それぞれの径が異なる2つの駆動ギアと、前記遮蔽材の開閉状態を操作するための回転力が入力される伝達軸と、前記伝達軸に対して該伝達軸と相対回転可能に設けられ、前記2つの駆動ギアのそれぞれと噛み合う2つの伝達ギアと、前記伝達軸に該伝達軸と一体回転可能に設けられ、前記2つの伝達ギアのいずれかと前記伝達軸と一体回転させるように選択的に連結する切替クラッチとを備える。
本発明によれば、入力された回転の回転速度に対する同一回転方向における駆動軸の回転速度を変更することができる。
実施形態に係るブラインドの構成を示す正面図である。 実施形態に係る操作装置及びクラッチ駆動機構の構成を示す斜視図である。 実施形態に係る操作装置の構成を示す分解斜視図である。 切替案内溝の構成を示す図である。 第1駆動状態にある操作装置を示す正面図である。 図5のA-A線断面図である。 図5のB-B線断面図である。 図5のC-C線断面図である。 第1駆動状態における回転力の伝達経路を示す概略図である。 第2駆動状態にある操作装置を示す正面図である。 図12のD-D線断面図である。 図12のE-E線断面図である。 図12のF-F線断面図である。 第2駆動状態における回転力の伝達経路を示す概略図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下の実施形態においては、遮蔽材としてスラットを備える横型ブラインドに本発明を適用した場合を例にとり説明を行う。なお、以下の実施形態においては、ブラインドが設けられた際の室内側の面を正面、室外側の面を背面、正面と背面とからなる方向を前後方向、ブラインドの長手方向を左右方向と称して以後説明を行う。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(全体構成)
本実施形態に係るブラインドの全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係るブラインドの構成を示す正面図である。なお、図1においてはヘッドボックスのみ、その内部が示されている。
図1に示されるように、本実施形態に係るブラインド1は、ヘッドボックス2、操作装置8、複数のスラット4、昇降コード5、ラダーコード6、ボトムレール7、昇降軸22、スラット回転軸23、ドラム装置24、クラッチ駆動機構25を備える。
ヘッドボックス2は、全体として略直方体状に形成され、内部に収容空間が画成され、遮蔽材としての複数のスラット4を吊り下げ支持する支持部材であり、複数のブラケット21を介して窓枠等に固定される。ヘッドボックス2内には、昇降軸22、スラット回転軸23、巻取ドラム241及び回転ドラム242を有するドラム装置24、クラッチ駆動機構25が設けられる。また、ヘッドボックス2の一端部には操作装置8が設けられる。
スラット4は、ヘッドボックス2とボトムレール7との間において、ヘッドボックス2から垂下するラダーコード6によって、上下方向に複数配置されるように支持されている。ラダーコード6は、一端がドラム装置24における回転ドラム242に連結されてヘッドボックス2から垂下すると共に、他端がボトムレール7に連結され、スラット4を挟むようにその前方及び後方に配されてスラット4を個別に支持する。
ボトムレール7は、ヘッドボックス2から垂下する昇降コード5によりブラインド1の最下端に位置するように吊り下げ支持される。昇降コード5は、一端がドラム装置24における巻取ドラム241に巻取り及び巻解き可能に連結されるとともに、他端がボトムレール7に連結されることによって、ボトムレール7を吊り下げ支持する。
昇降軸22及びスラット回転軸23は、その軸方向がヘッドボックス2の長手方向、即ち左右方向を向くように、ヘッドボックス2内において回転可能に支持される。ドラム装置24における巻取ドラム241は、昇降軸22により回転され、ボトムレール7を昇降させることによってスラット4をも昇降させる。また、ドラム装置24における回転ドラム242は、スラット回転軸23により回転されることによって、前方及び後方のラダーコード6が上下方向に相対移動してスラット4が回転される。
クラッチ駆動機構25は、操作装置8により入力された回転力を昇降軸22及びスラット回転軸23に伝達する。クラッチ駆動機構25は、入力された回転力をスラット回転軸23により回転される回転ドラム242が所定の角度範囲回転された後に昇降軸22に伝達させるように伝達状態を切り替える。
(操作装置の構成)
本実施形態に係る操作装置の構成について説明する。図2は、操作装置及びクラッチ駆動機構の構成を示す斜視図である。図3は、操作装置の構成を示す分解斜視図である。図4は、切替案内溝の構成を示す図である。
図2及び図3に示すように、操作装置8は、プーリ811、入力軸820、第1入力ギア821、第2入力ギア822、伝達軸830、第1伝達ギア831、第2伝達ギア832、駆動軸850、第1駆動ギア851、第2駆動ギア852、中間ギア853、切替クラッチ86、切替操作部87、これらを内部に収容する収容部材80を備える。また、後述するように、操作装置8は、第1駆動状態または第2駆動状態に切り替え可能に構成される。
入力軸820は、その軸方向が左右方向を向くように、収容部材80内において回転可能に支持される。入力軸820には、プーリ811及び第1入力ギア821が一体回転可能に設けられる。プーリ811には、操作装置8から垂下して操作者が牽引可能な紐状の操作部材812が巻き掛けられる(図1,5参照)。第1入力ギア821は、第2入力ギア822と噛み合うように形成されており、操作部材812が牽引されてプーリ811が回転された際にプーリ811と一体回転する。
伝達軸830は、その軸方向が左右方向を向くように、収容部材80内において回転可能に支持される。伝達軸830には、第2入力ギア822及び切替クラッチ86が一体回転可能に設けられるとともに、第1伝達ギア831及び第2伝達ギア832が相対回転可能に設けられる。第2入力ギア822は、第1入力ギア821と噛み合うように形成されており、第1入力ギア821により第2入力ギア822が回転されることにより、入力軸820の回転力が伝達軸830に伝達される。
第1伝達ギア831は、伝達軸830において、第2伝達ギア832に対して、左右方向外方側(図5中右側)に設けられ、第2伝達ギア832は、伝達軸830において、第1伝達ギア831に対して、左右方向内方側(図5中左側)に設けられる。左右方向、即ち伝達軸830の軸方向において、第1伝達ギア831と第2伝達ギア832との間には、切替クラッチ86が位置付けられる。第1伝達ギア831、第2伝達ギア832は、いずれも本実施形態においては平歯車として形成され、第1伝達ギア831は第2伝達ギア832よりも大きい径に形成される。
切替クラッチ86は、伝達軸830に対して、一体回転可能、且つその軸方向に移動可能に設けられ、被押動部860、第1嵌合部861、第2嵌合部862、圧縮コイルばね863を有する。被押動部860は、切替操作部87に押動されるように、伝達軸830の軸方向に直交する径方向に突出するフランジとして形成される。
第1嵌合部861は、左右方向外方側、即ち、第1伝達ギア831に向かって突出するように形成される。また、第1嵌合部861は、第1伝達ギア831の左右方向内方側端部において第1嵌合部861に対応して形成された嵌合凹部831R(図6参照)に軸方向に嵌合可能、且つ嵌合時に周方向に係止可能に形成される。このような第1嵌合部861によれば、切替クラッチ86が第1伝達ギア831に嵌合した際に、切替クラッチ86と第1伝達ギア831とが一体回転するため、第1伝達ギア831が伝達軸830と一体回転することとなる。
第2嵌合部862は、左右方向内方側、即ち、第2伝達ギア832に向かって突出するように形成される。また、第2嵌合部862は、第2伝達ギア832の左右方向外方側端部において第2嵌合部862に対応して形成された嵌合凹部832Rに軸方向に嵌合可能、且つ嵌合時に周方向に係止可能に形成される。このような第2嵌合部862によれば、切替クラッチ86が第2伝達ギア832に嵌合した際に、切替クラッチ86と第2伝達ギア832とが一体回転するため、第2伝達ギア832が伝達軸830と一体回転することとなる。
圧縮コイルばね863は、切替クラッチ86の左右方向外方側、即ち、切替クラッチ86において第1嵌合部861が形成される側の端部において、伝達軸830に挿通されるように設けられ、常に第1伝達ギア831に対して切替クラッチ86を左右方向内方側へ付勢する。
駆動軸850は、その軸方向が左右方向を向くように、収容部材80内において回転可能に支持される。駆動軸850には、第1駆動ギア851、第2駆動ギア852、中間ギア853がいずれも一体回転可能に設けられる。第1駆動ギア851は、駆動軸850において、第1伝達ギア831に対応して第2駆動ギア852よりも左右方向外方に設けられ、第1伝達ギア831と噛み合うように形成される。第2駆動ギア852は、駆動軸850において、第2伝達ギア832に対応して第1駆動ギア851よりも左右方向内方に設けられ、第2伝達ギア832と噛み合うように形成される。
第1駆動ギア851、第2駆動ギア852は、いずれも本実施形態においては平歯車として形成されており、第2駆動ギア852は第1駆動ギア851よりも大きい径に形成される。後に詳述するように、第1駆動状態においては、第1伝達ギア831が第1駆動ギア851を回転させることによって伝達軸830の回転力が駆動軸850に伝達され、第2駆動状態においては、第2伝達ギア832が第2駆動ギア852を回転させることによって伝達軸830の回転力が駆動軸850に伝達される。
中間ギア853は、駆動軸850において、第2駆動ギア852によりも左右方向内方側に設けられる。操作装置8の左右方向内方側にはクラッチ駆動機構25が設けられており、クラッチ駆動機構25は、中間ギア853と噛み合うギアを備える(不図示)。クラッチ駆動機構25は、中間ギア853を介して伝達される駆動軸850による回転力により昇降軸22及びスラット回転軸23を回転させる。
切替操作部87は、2つの切替案内溝871、2つの傾斜部872、2つの鋼球873、2つの圧縮コイルばね874を有し、これらの構成要素のそれぞれは、いずれも前方、後方に1つずつ配される。なお、以降の説明においては、切替操作部87における構成要素のそれぞれについて、前方、後方のいずれに配されているかを区別せず、単に、切替案内溝871、傾斜部872、鋼球873、圧縮コイルばね874と呼称する。また、これらの構成要素は、前方、後方のいずれか一方のみに設けられても良い。
図4に示すように、切替案内溝871は、凹部内に突部871Cが設けられることによって、全体として環状の溝として形成された鋼球873を案内する経路であり、第1係止部L1、第2係止部L2、往路G、復路Rを有する。第1係止部L1は、突部871Cの下方側に形成され、上方への移動を規制するように鋼球873を係止する。第2係止部L2は、第1係止部L1よりも上方、具体的には、切替案内溝871の上端部に形成され、上方への移動を規制するように鋼球873を係止する。
往路Gは、復路Rよりも左右方向外方側、即ち第1伝達ギア831側に配され、第1係止部L1と第2係止部L2とを接続する鋼球873の経路である。また、往路Gは、鋼球873が第1係止部L1から第2係止部L2へ移動し、第2係止部L2から第1係止部L1へは移動しない。復路Rは、往路Gよりも左右方向内方側、即ち第2伝達ギア832側に配され、第1係止部L1と第2係止部L2とを接続する鋼球873の経路である。また、復路Rは、鋼球873が、第2係止部L2から第1係止部L1へ移動し、第1係止部L1から第2係止部L2へは移動しない。
傾斜部872は、切替操作部87の上端部における左右方向外方側において、切替クラッチ86における被押動部860に摺接可能に、左右方向外方側に向かうにつれて下方側に傾斜するように形成される。圧縮コイルばね874は、その下端部が切替操作部87に支持され、その上端部が収容部材80に支持されて、収容部材80に対して切替操作部87を下方側へ常時付勢する。
収容部材80は、その前方側内壁面と後方側内壁面とにおいて、それぞれ支持部801、溝部802が設けられる(図2参照)。2つの支持部801、2つの溝部802は、いずれも、収容部材80の前方、後方の壁部の内壁面に設けられるが、前後いずれか一方の内壁面にのみ設けてもよい。なお、以降の説明においては、切替操作部87における構成要素と同様に、2つの支持部801、2つの溝部802について、前方、後方のいずれに配されているかを区別せず、単に、支持部801、溝部802と呼称する。
溝部802は、左右方向に延びる溝であり、収容部材80に対して、鋼球873が左右方向のみに相対移動するように規制する経路である。切替案内溝871、鋼球873、溝部802によれば、後述するように、操作者による操作に応じて第1及び第2の係止状態に交互に移行可能なカム機構が構成される。第1係止状態においては、収容部材80に対する切替操作部87の相対位置が第2係止状態と比較して上方に位置し、これによって、操作装置8が第1駆動状態となる。第2係止状態においては、収容部材80に対する切替操作部87の相対位置が第1係止状態と比較して下方に位置し、これによって、操作装置8が第2駆動状態となる。
支持部801は、収容部材80における内壁面において前後方向内方へ突出するように形成され、切替操作部87の圧縮コイルばね874の上端を支持する。圧縮コイルばね874は、支持部801と切替操作部87とを離間させるように設けられ、これによって、切替操作部87を下方側へ常時付勢する。
収容部材80は、切替操作部87を上下方向に移動可能、且つ切替操作部87の下方一部が収容部材80の下方から露出されるように、切替操作部87を収容している。また、ヘッドボックス2の底面において、切替操作部87に対応する位置に孔が形成されており、これによって、操作者はヘッドボックス2の下方から切替操作部87を上方に押動することができる。
(第1駆動状態)
操作装置の第1駆動状態について説明する。図5は、第1駆動状態にある操作装置を示す正面図である。図6-8は、それぞれ、図5のA-A線断面図、B-B線断面図、C-C線断面図である。図9は、第1駆動状態における回転力の伝達経路を示す概略図である。
第2駆動状態にある操作装置8(図10参照)において、操作者が切替操作部87を上方に押動すると、切替案内溝871が鋼球873に対して上方に移動することとなり、第2係止部L2から鋼球873が復路Rに移動して第2係止状態が解除される。その後、操作者が切替操作部87を手放すと、圧縮コイルばね874の付勢力により切替操作部87が下方に移動する。これにより切替案内溝871の復路Rを経由して第1係止部L1まで鋼球873が移動し、図5,8に示すように、第1係止部L1に位置する鋼球873により収容部材80に対して切替操作部87が係止される第1係止状態となる。
図5-7に示すように、第1係止状態への移行において、切替クラッチ86は、上方に移動された切替操作部87の傾斜部872が被押動部860と摺動することによって、圧縮コイルばね863の付勢力に抗して、左右方向外方側(図5中右側)へ移動され、第1嵌合部861が第1伝達ギア831の嵌合凹部831Rに嵌合する。これによって、操作装置8が、切替クラッチ86と第1伝達ギア831とが一体回転するように連結される第1駆動状態に切り替えられる。
切替クラッチ86と第1伝達ギア831とが連結されることによって、図9に示すように、入力軸820から伝達軸830に伝達された回転力が、第1伝達ギア831、第1駆動ギア851を介して、駆動軸850に伝達される。このような第1駆動状態にある操作装置8によれば、操作者は、第2駆動状態と比較して、操作部材812の牽引において、より少ない牽引距離によりブラインド1の開閉状態を操作することができる。
(第2駆動状態)
操作装置の第2駆動状態について説明する。図10は、第2駆動状態にある操作装置を示す正面図である。図11-13は、図12のD-D線断面図、E-E線断面図、F-F線断面図である。図14は、第2駆動状態における回転力の伝達経路を示す概略図である。
第1駆動状態にある操作装置8において、操作者が切替操作部87を上方に押動すると、切替案内溝871が鋼球873に対して上方に移動することとなり、第1係止部L1から鋼球873が相対的に下方に移動して第1係止状態が解除される。その後、操作者が切替操作部87を手放すと、圧縮コイルばね874の付勢力により切替操作部87が下方に移動する。これにより切替案内溝871の往路Gを経由して第2係止部L2まで鋼球873が移動し、図10,13に示すように、第2係止部L2に位置する鋼球873により収容部材80に対して切替操作部87が係止される第2係止状態となる。
図10-12に示すように、第2係止状態への移行において、切替クラッチ86は、切替操作部87が第1係止状態時よりも下方に移動されることによって傾斜部872が被押動部860に当接せず、これによって、圧縮コイルばね863の付勢力により左右方向内方側(図5中左側)へ移動され、第2嵌合部862が第2伝達ギア832の嵌合凹部832Rに嵌合する。これによって、操作装置8が、切替クラッチ86と第2伝達ギア832とが一体回転するように連結される第2駆動状態に切り替えられる。
切替クラッチ86と第2伝達ギア832とが連結されることによって、図14に示すように、入力軸820から伝達軸830に伝達された回転力が、第2伝達ギア832、第2駆動ギア852を介して、駆動軸850に伝達される。このような第2駆動状態にある操作装置8によれば、操作者は、第1駆動状態と比較して、操作部材812の牽引において、より少ない牽引力によりブラインド1の開閉状態を操作することができる。
このように、本実施形態に係る操作装置8は、伝達軸830から駆動軸850への回転力の伝達において、ギア比の異なる2つの伝達ギアと駆動ギアとの組み合わせに切替可能に構成される。これによって、スラット4のいずれの動作方向に対しても、入力軸820に対する駆動軸850の回転速度を変更させることができ、延いては、ブラインド1の操作感を操作者が選択することができる。
なお、本実施形態において、操作装置8を上下方向に複数のスラット4が配置された横型ブラインドであるブラインド1に本発明を適用すると説明したが、本発明は軸部材の回転により遮蔽材の開閉状態を操作可能な全ての遮蔽装置に適用可能である。また、本実施形態において、入力軸820を介して伝達軸830に回転力が入力されるものとしたが、伝達軸830にプーリ811を設け、伝達軸830に直接に回転力が入力されるようにしても良い。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
8 操作装置
830 伝達軸
831 第1伝達ギア
832 第2伝達ギア
850 駆動軸
851 第1駆動ギア
852 第2駆動ギア
86 切替クラッチ

Claims (6)

  1. 遮蔽装置における遮蔽材の開閉状態を操作するための操作装置であって、
    前記遮蔽材を開閉するための回転力を前記遮蔽装置に伝達する駆動軸と、
    前記駆動軸を回転させるように設けられ、それぞれの径が異なる2つの駆動ギアと、
    前記遮蔽材の開閉状態を操作するための回転力が入力される伝達軸と、
    前記伝達軸に対して該伝達軸と相対回転可能に設けられ、前記2つの駆動ギアのそれぞれと噛み合う2つの伝達ギアと、
    前記伝達軸に該伝達軸と一体回転可能に設けられ、前記2つの伝達ギアのいずれかと前記伝達軸と一体回転させるように選択的に連結する切替クラッチと
    を備える操作装置。
  2. 前記切替クラッチは、前記軸方向に移動可能に前記伝達軸に設けられることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記切替クラッチは、前記2つの伝達ギアのそれぞれに対して、前記軸方向に嵌合して連結するように形成されることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記切替クラッチは、前記2つの伝達ギアのうち一方の伝達ギアと連結するように、前記軸方向における一方側に付勢されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の操作装置。
  5. 前記切替クラッチを前記軸方向における一方側への付勢に抗して前記軸方向における他方側へ移動させる第1状態と、前記切替クラッチを前記軸方向の一方側への付勢により該一方側へ移動させる第2状態とに切り替える切替操作部を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の操作装置。
  6. 前記切替操作部は、上下方向に可動に設けられ、該切替操作部が上方側へ移動された場合に前記切替クラッチを摺動して前記軸方向における一方側へ移動させるように形成された傾斜部を有することを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
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