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JP7556296B2 - 情報制御装置、方法及びプログラム - Google Patents

情報制御装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は情報制御装置、方法及びプログラムに関する。
医療情報を扱う様々なシステムが開発されている。
例えば、特許文献1に記載のシステムは、非処方の医療サービスまたは製品が電子マネー取引等の方法によって購入される場合に、顔認識システムが、対象者の身分証明、リクエスト、またはリクエストされた製品またはサービスの受け取りの検証に利用される。
特許文献2に記載の医療情報システムにおいて、医療機関情報処理装置は、患者と医者との認証を求め、自宅情報処理装置は患者の認証を求める。このとき、本人認証用生体情報は、例えば指紋による認証をおこなうための生体識別データである。また上記文献には、上述のデータの他に患者の顔画像を情報に加えても良いと記載されている。
国際公開第2015/073375号公報 特開2011-28330号公報
医療機関において医療行為を受けた患者は、受けた行為に対する医療報酬を支払うと共に、患者が加入する医療保険から保険金を受け取る。これらの一連の行為は患者本人が行うことが前提となっている。しかしながらこれら一連の行為は煩雑である場合が多い。また例えば突然の事故や病気などにより保険証を携帯していなかった場合には、患者が行う手続きの負担が大きくなる。あるいは、患者が使用する言語と医療機関のスタッフ等が使用する言語が異なる場合には、医療保険の手続を行うことが難しい。
本開示はこのような問題点を解決するためになされたものであり、医療保険に関する手続負担を抑制する情報制御装置、システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の1実施形態にかかる情報制御装置は、画像データ取得手段、認証制御手段、ユーザ識別情報取得手段、出力手段および申請手段を有する。画像データ取得手段は、所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得する。認証制御手段は、ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、画像データについて顔認証を行わせる。保険情報取得手段は、顔認証に成功した場合、ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から顔認証にかかる保険情報を取得する。出力手段は、保険情報を撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力する。証明情報取得手段は、上記出力に対する応答としてユーザが受けた医療行為の証明情報を医療機関から取得する。申請手段は、証明情報を医療機関から取得した場合に、ユーザが契約する保険提供者に証明情報を送信する。
本開示の1実施形態にかかる情報制御方法は、コンピュータが、以下のステップを行うものである。コンピュータは、所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得する。コンピュータは、前記ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記画像データについて顔認証を行わせる。コンピュータは、前記顔認証に成功した場合、前記ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から前記顔認証にかかる前記保険情報を取得する。前記保険情報を前記撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力する。前記出力に対する応答として前記ユーザが受けた医療行為の証明情報を医療機関から取得する。前記証明情報を医療機関から取得した場合に、前記ユーザが契約する保険提供者に前記証明情報を送信する。
本開示の1実施形態にかかるプログラムは、コンピュータに、以下のステップを実行させるものである。コンピュータは、所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得する。コンピュータは、前記ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記画像データについて顔認証を行わせる。コンピュータは、前記顔認証に成功した場合、前記ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から前記顔認証にかかる前記保険情報を取得する。コンピュータは、前記保険情報を前記撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力する。コンピュータは、前記出力に対する応答として前記ユーザが受けた医療行為の証明情報を医療機関から取得する。コンピュータは、前記証明情報を医療機関から取得した場合に、前記ユーザが契約する保険提供者に前記証明情報を送信する。
本開示によれば、医療保険に関する手続負担を抑制する情報制御装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
実施形態1に係る情報制御装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る情報制御方法を示すフローチャートである。 実施形態2に係る情報制御装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2に係る情報制御方法を示すフローチャートである。 実施形態3に係る情報制御装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係る情報制御方法を示すフローチャートである。 実施形態4に係る情報制御システムの構成を示すブロック図である。 認証装置の構成を示すブロック図である。 顔特徴情報登録処理の流れを示すフローチャートである。 顔認証処理の流れを示すフローチャートである。 顔認証ユニットの構成を示すブロック図である。 ユーザ端末の構成を示すブロック図である。 情報制御装置の構成を示すブロック図である。 端末装置の表示の例を示す図である。 ユーザ端末の表示の例を示す図である。 保険金給付申請画面の例を示す図である。 医療費を精算する場合の表示の例を示す図である。
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
図1を参照して情報制御装置の構成について説明する。図1は、実施形態1に係る情報制御装置10の構成を示すブロック図である。情報制御装置10は、診療所や病院などの医療機関を利用する患者等のユーザに対して顔認証を行うことにより、かかるユーザの医療保険に関する手続きの少なくとも一部を処理する。情報制御装置10は、通信ネットワーク(以降、通信ネットワークを単にネットワークとも称する)に接続し、接続するネットワークを介して外部の装置と種々の通信を行う。
具体的には、情報制御装置10は、ネットワークを介して撮影装置、認証装置、記憶装置、端末装置および保険機関端末に接続する。撮影装置は、ユーザの顔を撮影し、撮影した画像の画像データを情報制御装置10に供給する。認証装置は、情報制御装置10から画像データを受け取り、受け取った画像データにかかる顔認証を行う。記憶装置は、ユーザが加入している医療保険に関する情報(すなわち保険情報)を記憶し、情報制御装置10に対して顔認証にかかるユーザの保険情報を提供する。端末装置は情報制御装置10から顔認証にかかるユーザの保険情報を受け取り、受け取った保険情報を表示する。また端末装置は、顔認証にかかるユーザが受けた医療行為に関する証明情報を情報制御装置10に供給する。保険機関端末は、医療保険を運用する保険提供者または保険機関が管理する端末であって、情報制御装置10から証明情報の提供を受ける。なお、ネットワークは、有線か無線であるかを問わないし、通信プロトコルの種別を問わない。情報制御装置10は、主な構成として画像データ取得部110、認証制御部111、保険情報取得部112、出力部113、証明情報取得部114および申請部115を有している。
画像データ取得部110は、所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得する。認証制御部111は、ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、画像データについて顔認証を行わせる。
保険情報取得部112は、顔認証に成功した場合、ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から顔認証にかかる保険情報を取得する。保険情報は、ユーザが加入している医療保険に関する情報であって、ユーザがかかる医療保険に加入する際に医療保険機関との間で締結した契約に関する情報を含む。より具体的には、保険情報は、ユーザが加入している医療保険を運営する保険機関または保険事業者の名称、医療保険の種別、医療保険の対象となる医療行為、医療保険におけるユーザの固有識別情報の少なくともいずれか1つに関する情報を含む。医療保険におけるユーザの固有識別情報とは、ユーザと医療保険機関との契約を識別するための情報であって、例えば契約番号、証券番号などとも称される。保険情報は、ユーザの氏名、性別および国籍等のプロファイル情報を含んでもよい。保険情報は、ユーザの連絡先(電話番号、電子メールアドレスやソーシャルネットワークサービスアカウント等)を含んでいてもよい。
出力部113は、保険情報を撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力する。撮影装置に対応するとは、例えば、撮影装置と端末装置とが同じ施設内に設けられる場合、撮影装置と端末装置とを管理する管理者が同一の場合、または撮影装置を管理する管理者と端末装置を管理する管理者とが連携して所定の業務を行う場合などである。撮影装置は、端末装置の一部であってもよい。端末装置は、撮影装置の一部であってもよい。
例えば、撮影装置または端末装置が設置されている場所は、医療機関である。情報制御装置10は、医療機関において顔画像が撮影されたユーザの保険情報を、医療機関の端末装置に出力する。そして端末装置が医療スタッフにユーザの保険情報を提示することにより、情報制御装置10は、医療スタッフがユーザのために行う行為を支援できる。
医療機関においてユーザが顔認証を行う場合に、医療機関が管理する撮影装置と医療機関において医療行為をうけるユーザの携帯端末とは対応関係にある。したがって、撮影装置は医療機関が管理するものであって、端末装置はユーザが所有する携帯端末であってもよい。この場合、ユーザは、ユーザの携帯端末に出力された保険情報を医療機関に提示すればよい。
証明情報取得部114は、出力部113の上記出力に対する応答としてユーザが受けた医療行為の証明情報を医療機関から取得する。より具体的には例えば証明情報取得部114は、医療機関に設置された端末装置から証明情報を取得する。証明情報とは、顔認証にかかるユーザに対して医療機関が医療行為を行ったことを証明するための情報である。証明情報は、例えば、医療機関を識別するための医療機関識別情報、医療行為にかかる診断書および、ユーザの識別情報を含む。ユーザの識別情報は、ユーザの保険情報に含まれるものであってもよい。このような情報を含むことにより、証明情報は、ユーザとユーザが受けた医療行為とを紐付けた情報となる。
申請部115は、情報制御装置10が証明情報を医療機関から取得した場合に、ユーザが契約する保険提供者に証明情報を送信する。情報制御装置10は、証明情報取得部114が証明情報を取得すると、取得した証明情報を、保険機関が管理する保険機関端末に送信する。
次に、図2を参照して情報制御装置10が行う処理について説明する。図2は、実施形態1に係る情報制御装置10が行う情報制御方法を示すフローチャートである。
まず、情報制御装置10は、ネットワークを介して、撮影装置から画像データを取得する(ステップS11)。この場合、情報制御装置10は、撮影装置に画像データを送信することを要求してもよいし、所定期間ごとに撮影装置から画像データが送信されるのを受け付けてもよい。
次に、情報制御装置10は、認証装置に顔認証を行わせる(ステップS12)。より具体的には、情報制御装置10は、撮影装置から受け取った画像データを、認証装置に供給するとともに、認証装置に対して認証を行うことを要求する。認証装置は、複数のユーザの識別情報と顔特徴情報とを紐付けて記憶している。認証装置は、例えば画像データに含まれるユーザの顔画像から所定の特徴量を抽出し、抽出した特徴量と、ユーザの識別情報とを紐付ける。また認証装置は、認証に成功した場合に、受け取った画像データに紐付いたユーザの識別情報を情報制御装置10に供給する。
次に、情報制御装置10は、認証が成功したか否かを判定する(ステップS13)。認証が成功したか否かは、例えば、認証装置から送られる信号により判定する。例えば、認証を行うための要求信号を送信した後の所定期間内に、認証装置から認証が成功した旨の信号を取得しない場合、情報制御装置10は、認証が成功したと判定しない(ステップS13:NO)。この場合、情報制御装置10は処理を終了する。
一方、例えば、認証を行うための要求信号を送信した後の所定期間内に、認証装置から認証が成功した旨の信号を取得した場合、情報制御装置10は、認証が成功したと判定する(ステップS13:YES)。この場合、情報制御装置10は、成功した認証にかかるユーザの保険情報を記憶装置から取得する(ステップS14)。次に、情報制御装置10は、取得した保険情報を端末装置に出力する(ステップS15)。
次に、情報制御装置10は、医療機関から証明情報を取得したか否かを判定する(ステップS16)。図1において説明したとおり、医療機関からの証明情報は、例えば端末装置から供給される。なお、証明情報は、医療機関から供給されるものであれば、上述の端末装置ではない装置から供給されるものであってもよい。医療機関から証明情報を取得したと判定しない場合(ステップS16:NO)、情報制御装置10は処理を終了する。一方、医療機関から証明情報を取得したと判定する場合(ステップS16:YES)、申請部115は、証明情報を保険機関に送信して(ステップS17)処理を終了する。
以上、実施形態1にかかる情報制御装置10について説明した。尚、情報制御装置10は、図示しない構成としてプロセッサ及び記憶装置を有するものである。情報制御装置10が有する記憶装置は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリを含む記憶装置を含む。この場合に、情報制御装置10が有する記憶装置は、保険情報を記憶するものであって、成功した顔認証にかかるユーザの保険情報をかかる記憶装置から読み取ってもよい。
情報制御装置10が有する記憶装置には、本実施形態に係る情報制御方法を実行するためのコンピュータプログラム(以降、単にプログラムとも称する)が記憶されている。またプロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムをメモリへ読み込ませ、当該プログラムを実行する。
情報制御装置10が有する各構成は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されてもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(field-programmable gate array)等を用いることができる。
また、情報制御装置10の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、情報制御装置10の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
上述の情報制御装置10は、ユーザの顔認証を行うことで、ユーザの保険情報を医療機関に出力する。そのため、ユーザは、医療機関への情報提供を行う作業が不要となる。またユーザが使用する言語と医療機関のスタッフが使用する言語が異なる場合や、ユーザが意思疎通を図ることが困難な状況であっても、情報制御装置10は、ユーザの保険情報を好適に出力できる。さらに、情報制御装置10は、顔認証を行うことで、ユーザ本人に確実に紐付けられた情報を出力する。そのため、認証の不正行為を抑制できる。
また情報制御装置10は、顔認証にかかるユーザが受けた医療行為の証明情報を医療機関から取得し、取得した証明情報を、ユーザが加入する保険の保険提供者に提供する。これにより、ユーザは、ユーザが受けた医療行為に対する医療保険の適用に関する手続きを簡便に行うことができる。すなわち、本実施形態によれば、医療保険に関する手続負担を抑制する情報制御装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2について説明する。実施形態2にかかる情報制御装置は、給付情報取得部および記憶部を有する点が、実施形態1と異なる。
図3は、実施形態2に係る情報制御装置の構成を示すブロック図である。図3に示す情報制御装置20は主な構成として、画像データ取得部110、認証制御部111、保険情報取得部112、出力部113、証明情報取得部114、申請部115、給付情報取得部116および記憶部120を有する。
情報制御装置20において、申請部115は、ユーザが契約する保険提供者に証明情報を送信すると共に、保険提供者に対して保険金の給付要求信号を送信する。すなわち実施形態2における情報制御装置20は、保険提供者に対して、給付要求信号に対する応答を要求する。なお、申請部115は、記憶部120において記憶している保険情報の少なくとも一部を併せて送信してもよい。これにより情報制御装置20は、証明情報と保険情報とを紐付けて保険提供者に送信できる。保険提供者は、給付情報を生成する際に、ユーザと契約している保険に関する情報と情報制御装置20から受け取った証明情報とを照合する。そして保険提供者は、照合の結果から、給付情報を生成する。保険提供者は、給付情報を生成する際に、証明情報に加えて、申請部115から送信された保険情報についても、自身が保有している情報であってユーザと契約している保険に関する情報と照合してもよい。
給付情報取得部116は、上記給付要求信号に対する応答として保険提供者から保険金の給付情報を取得する。保険金の給付情報は、保険金の給付可否通知、保険金の給付保留通知、保険金の給付予告または保険金の給付完了通知のうち少なくとも1つを含む。すなわち給付情報取得部116は、保険提供者から、ユーザが受けた医療行為に対する保険金の給付が行われるか否か等の情報を取得する。上記給付情報には、給付される保険金の金額、給付日、給付方法等の情報が含まれていてもよい。
なお、保険金の給付は、ユーザに対して行われてもよいし、医療機関に対して行われてもよい。ユーザの保険金が保険提供者から医療機関に対して支払われる場合、ユーザは、医療機関に対して自己負担分のみを精算する。
また図3に示す情報制御装置20において、出力部113は、上記給付情報を端末装置に出力する。なお、情報制御装置20は、出力部113が給付情報を出力する端末装置の管理者の種別に応じて、出力する情報を設定してもよい。すなわち端末装置が医療機関によって管理されている場合、情報制御装置20は、医療機関に対するメッセージとして給付情報を出力する。一方、端末装置が患者であるユーザによって管理されている場合、情報制御装置20は、患者であるユーザに対するメッセージとして給付情報を出力する。出力部113は、複数の端末装置に給付情報を出力してもよい。この場合、出力部113は、端末装置ごとに異なるメッセージを出力してもよい。すなわち出力部113は、例えば医療機関が管理する端末装置に医療機関に通知するためのメッセージを出力するとともに、患者であるユーザが管理する携帯端末にユーザに通知するためのメッセージを出力してもよい。
記憶部120は、不揮発性メモリを含む記憶装置であって、少なくともユーザの保険情報121を記憶している。保険情報121は、ユーザの識別情報に紐づけられていることに加えて、保険情報のそれぞれに付随するインデックス情報が含まれてもよい。インデックス情報は、複数の保険情報を層別、抽出または検索可能にするための付随情報である。
次に、情報制御装置20が行う処理について説明する。図4は、実施形態2に係る情報制御方法の例を示すフローチャートである。図4にかかるフローチャートは、ステップS16から後の処理が、実施形態1のフローチャートと異なる。なお、以降のフローチャートにおいて、上述のフローチャートにおける処理と同等の処理については適宜説明を省略する。
ステップS16において、医療機関から証明情報を取得したと判定する場合(ステップS16:YES)、申請部115は、証明情報および給付要求信号を保険機関に送信する(ステップS27)。
ステップS27の後、情報制御装置20は、保険提供者から給付情報を取得したか否かを判定する(ステップS28)。保険提供者から給付情報を取得したと判定しない場合(ステップS28:NO)、情報制御装置20は処理を終了する。
一方、保険提供者から給付情報を取得したと判定する場合(ステップS28:YES)、情報制御装置20の出力部113は、取得した給付情報を端末装置に出力し(ステップS29)、処理を終了する。
以上、図4のフローチャートについて説明した。なお、図4にかかる情報制御方法は、画像データ取得部110が、撮影装置の管理者に関する管理者情報を併せて取得し、保険情報取得部102が、管理者情報に基づいた保険情報を端末装置へ出力するということもできる。この場合、保険情報取得部102は、顔認証にかかるユーザの保険情報を、上記管理者情報に関わらず取得したうえで、取得した保険情報から上記管理者情報に基づいた保険情報を抽出し、さらに抽出した保険情報を出力してもよい。これにより、情報制御装置20は、管理者にとって不要な情報の提供を抑制するとともに、プライバシー保護の観点からユーザの情報を好適に扱うことができる。
以上、実施形態2によれば、医療保険に関する手続負担を抑制する情報制御装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
<実施形態3>
次に、実施形態3について説明する。実施形態3にかかる情報制御装置は、申請指示受付部を有する点が、上述の実施形態と異なる。図5は、実施形態3に係る情報制御装置の構成を示すブロック図である。図5に示す情報制御装置30は、主な構成として、画像データ取得部110、認証制御部111、保険情報取得部112、出力部113、証明情報取得部114、申請部115、給付情報取得部116、申請指示受付部117および記憶部120を有する。
申請指示受付部117は、保険提供者に証明情報を送信するための指示をユーザから受け付ける。すなわち申請指示受付部117は、ユーザがかかる指示を行ったものであることを担保するために、例えば顔認証にかかる端末装置から上記指示信号を受け取る。医療保険に関する情報を扱う場合において、保険提供者に対して保険金の給付を申請する処理は、ユーザの指示によるものであることが求められる。そこで、上述のように上記指示を顔認証と紐付けることにより、情報制御装置30は、医療保険の加入者であるユーザ本人から指示を受けたものと認識する。
本実施形態において、申請部115は、申請部115は、情報制御装置10が証明情報を医療機関から取得し、且つ、ユーザから証明情報を送信するための指示を受けた場合に、ユーザが契約する保険提供者に証明情報を送信する。
次に、図6を参照して情報制御装置30が実行する処理について説明する。図6は、実施形態3に係る情報制御方法を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、ステップS16とステップS27の間にステップS31を有する点が、図4に示した実施形態2にかかるフローチャートと異なる。
ステップS16において、情報制御装置30が証明情報を取得したと判断した場合(ステップS16:YES)、情報制御装置30は、ユーザから申請指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS31)。ユーザから申請指示を受け付けたと判定しない場合(ステップS31:NO)、情報制御装置30は処理を終了する。
一方、ユーザから申請指示を受け付けたと判定する場合(ステップS31:YES)、情報制御装置30は、証明情報および給付要求信号を保険提供者に送信する(ステップS27)。以降の処理は、図4に示すフローチャートと同様である。
以上、実施形態3にかかる情報制御装置30の処理について説明した。なお、情報制御装置30において、申請部115は、保険提供者に対して医療機関の口座情報を併せて通知するものであってもよい。医療機関の口座情報は、医療機関から取得する証明情報に含まれていてもよい。保険提供者に対して医療機関の口座情報を通知することにより、保険提供者は保険金を医療機関に支払う処理を行うことができる。保険提供者が保険金を医療機関に支払うことにより、ユーザは、医療費の内の、自己負担分を医療機関に支払うこととなる。すなわちこのような構成により、情報制御装置30は、さらにユーザの手続負担を抑制できる。
以上、実施形態3について説明した。実施形態3にかかる情報制御装置30は、ユーザからの申請指示を受け付けることにより、手続きの安全性を向上させる。また情報制御装置30は、顔認証にかかるユーザからの申請指示を受け付けることにより、安全性を向上させると共に、手続負担を抑制できる。
<実施形態4>
次に、実施形態4について説明する。実施形態4は、上述した実施形態1にかかる情報制御装置10を含むシステムの例である。図7は、実施形態4に係る情報制御システム700の構成を示すブロック図である。情報制御システム700は、情報制御装置10、認証装置200、端末装置300、ユーザ端末400および保険機関端末600を有する。情報制御装置10、認証装置200、端末装置300、ユーザ端末400および保険機関端末600のそれぞれは、ネットワーク500を介して接続されている。なお、本実施形態においては、情報制御装置10は記憶部120を含むものとする。また、実施形態1と重複する説明については適宜省略する。
情報制御装置10は、患者であるユーザU1が撮影された撮影画像についての認証が成功した場合に、ユーザU1の保険情報を、端末装置300に出力するための情報処理装置である。情報制御装置10は、例えば、コンピュータにより実現されるサーバ装置である。
認証装置200は、顔認証を行う装置である。認証装置200は、顔特徴DB210を有する。顔特徴DB210は、ユーザIDと当該ユーザの顔特徴情報とを対応付けて記憶する顔特徴データベースである。尚、顔特徴DB210は、顔特徴情報記憶部の一例である。
端末装置300は、実施形態1において説明した撮影装置を含む。端末装置300は、医療機関に設置される。端末装置300は、医療機関を訪れたユーザU1の顔を撮影し、撮影された撮影画像を含めた顔認証要求を情報制御装置10へ送信し、かかる顔認証が成功した場合に、ユーザU1の保険情報を受信して表示する情報処理装置である。端末装置300は、例えば医療機関のスタッフが操作する。また端末装置300は、例えばユーザU1が操作してもよい。なお、端末装置300は医療機関に複数配置されていてもよい。また端末装置300が含む撮影装置310は端末装置300とは一体であってもよいし、別体であってもよい。
ユーザ端末400は、ユーザU1が操作する情報処置装置である。ユーザ端末400は、例えば、スマートフォン、タブレット、ノートPC等の通信機能を有する携帯端末である。ユーザ端末400は、端末装置300と同様の処理又はその一部を行ってもよい。
保険機関端末600は、保険提供者が管理する情報処理装置である。保険機関端末600は、通信機能、記憶装置および演算装置などを有するコンピュータにより実現される。保険機関端末600は保険提供者が顧客と締結している契約についての情報が格納されている。
次に、図8を参照して、認証装置200の構成について詳細に説明する。図8は、認証装置200の構成を示すブロック図である。認証装置200は、顔特徴DB210、顔検出部220、特徴点抽出部230、登録部240及び認証部250を有する。
顔特徴DB210は、ユーザIDと当該ユーザの顔特徴情報とを対応付けて記憶する顔特徴データベースである。顔検出部220は、撮影画像が含む顔領域を検出し、特徴点抽出部230に出力する。特徴点抽出部230は、顔検出部220が検出した顔領域から特徴点を抽出し、登録部240に顔特徴情報を出力する。顔特徴情報は、抽出した特徴点の集合である。
登録部240は、顔特徴情報の登録に際して、ユーザIDを新規に発行する。登録部240は、発行したユーザIDと、登録画像から抽出した顔特徴情報と、を対応付けて顔特徴DB210に登録する。認証部250は、顔画像から抽出された顔特徴情報と、顔特徴DB210内の顔特徴情報と、の照合を行う。認証部250は、顔特徴情報が一致している場合、顔認証が成功したと判断し、顔特徴情報が不一致の場合、顔認証が失敗したと判断する。認証部250は、顔認証の成否を情報制御装置10に返信する。顔特徴情報の一致の有無は、認証の成否に対応する。また、認証部250は、顔認証に成功した場合、当該成功した顔特徴情報に対応付けられたユーザIDを特定し、特定されたユーザIDと認証成功の旨とを含めた認証結果を情報制御装置10に返信する。
図9を参照して、顔特徴DB210にユーザID及び顔特徴情報を登録する際における認証装置200の動作を説明する。図9は、顔特徴情報登録処理の流れを示すフローチャートである。
顔特徴情報を登録する際には、顔情報登録端末(不図示)が、ユーザの顔を含む画像を登録用画像として撮影し、認証装置200に対してネットワーク500を介して顔特徴情報登録要求を行う。顔情報登録端末は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン又はタブレット端末等の情報処理装置である。顔情報登録端末は、例えばユーザ端末400である。顔特徴情報登録要求は、登録用画像を含む。まず、認証装置200は、顔情報登録端末からネットワーク500を介して顔特徴情報登録要求に含まれる登録用画像を取得する(ステップS301)。
次に、顔検出部220は、登録用画像が含む顔領域を検出し(ステップS302)、検出した顔領域を特徴点抽出部230に出力する。次に、特徴点抽出部230は、顔領域から特徴点を抽出し、登録部240に顔特徴情報を出力する(ステップS303)。次に、登録部240は、出力された顔特徴情報に対応するユーザIDを発行し、当該ユーザIDと顔特徴情報とを対応付けて顔特徴DB210に登録する(ステップS304)。
図10を参照して、顔認証を行う際における認証装置200の動作を説明する。図10は、顔認証処理の流れを示すフローチャートである。顔認証を行う際には、端末装置300は、ユーザの顔を含む画像を認証用画像として撮影し、情報制御装置10に対してネットワーク500を介して顔認証要求を行う。顔認証要求は、認証用画像を含む。まず、情報制御装置10は、認証用画像から抽出した顔領域又は顔特徴情報を認証装置200に送信する。特徴点抽出部230は、受信した顔領域から顔特徴情報を抽出し、又は顔特徴情報を受信することによって、顔特徴情報を取得する(ステップS401)。
次に、認証部250は、取得した顔特徴情報を顔特徴DB210と照合する(ステップS402)。顔特徴情報が一致した場合(ステップS403:YES)、認証部250は、顔特徴情報が一致したユーザのユーザIDを特定し(ステップS404)、顔認証に成功した旨と特定したユーザIDとを情報制御装置10に返信する(ステップS405)。一致する顔特徴情報がなかった場合(ステップS403:NO)、認証部250は、顔認証に失敗した旨を情報制御装置10に返信する(ステップS406)。認証装置200は、顔特徴情報に基づいてユーザの年代及び性別を推定することができる。ステップS406では、認証部250は、推定した年代及び性別を含めて情報制御装置10に返信するものとする。
次に、図11を参照して、端末装置300の構成について詳細に説明する。端末装置300は、ハードウェア構成として、カメラ等の撮影装置と、表示装置と、コンピュータとを有する。端末装置300は、顔認証による顔認証要求を行う装置である。端末装置300は、例えば、顔認証による決済を行う端末、顔認証による入場制御を行う端末、顔認証に応じて情報を提示するデジタルサイネージ等が挙げられるが、これらに限定されない。
図11は、端末装置300の構成を示すブロック図である。端末装置300は、撮影装置310、記憶部320、通信部330、表示部340及び制御部350を有する。撮影装置310は、画像を撮影する撮影装置である。
記憶部320は、端末装置300の各機能を実現するためのプログラムが格納される記憶装置である。通信部330は、ネットワーク500との通信インタフェースである。表示部340は、ユーザに対して顔認証結果及び情報制御情報等を表示する表示装置である。制御部350は、端末装置300が備えるハードウェアの制御を行う。制御部350は、撮影部352、登録部353、認証部354及び決済部355を有する。
撮影部352は、撮影装置310に対して撮影要求を行う。撮影装置310は、ユーザの顔を含む画像を撮影する。撮影装置310が撮影した画像は、登録用画像及び認証用画像として使用される。登録部353は、顔特徴情報登録要求を、ネットワーク500を介して認証装置200に送信する。顔特徴情報登録要求は、撮影装置310が撮影した登録用画像を含む。認証部354は、顔認証要求を、ネットワーク500を介して情報制御装置10に送信する。顔認証要求は、撮影装置310が撮影した認証用画像を含む。認証部354は、情報制御装置10から顔認証の成否を受信し、その結果を表示部340に表示させる。
決済部355は、顔認証成功時に決済処理を実行する。なお、制御部350は、決済部355に代えて図示しない記録部を備えていてもよい。記録部は、顔認証成功時に端末装置300が設置されている施設への各ユーザの入退場を記録してもよい。なお、図8に示す端末装置302は、端末装置300そのものであってもよいし、撮影装置310を除く部分であってもよい。
次に、図12を参照して、ユーザ端末400の構成について詳細に説明する。図12は、ユーザ端末400の構成を示すブロック図である。ユーザ端末400は、カメラ410、記憶部420、通信部430、表示部440及び制御部450を有する。制御部450は、撮影部452、登録部453、認証部454及び決済部455を有する。ユーザ端末400が備える各構成の機能は、端末装置300が備える各構成と同様であるから、説明を省略する。
次に、図13を参照して、情報制御装置10の構成について詳細に説明する。図13は、情報制御装置10の構成を示すブロック図である。情報制御装置10は、制御部100、記憶部120、バッファメモリ130及び通信部140を有する。
記憶部120は、保険情報121およびプログラム124を少なくとも記憶する不揮発性の記憶装置である。保険情報121は、各ユーザのユーザIDと各ユーザのそれぞれに紐付けられた保険情報の集合である。ユーザIDは、ユーザを識別可能な識別情報であり、例えば、氏名、電話番号、メールアドレス、又は任意の識別番号等である。各ユーザID121b、121cには、個人保険情報121d、121eが対応付けられている。つまり、記憶部120には、複数のユーザの識別情報と、各ユーザの個人保険情報と、が紐付けられている。個人保険情報121d、121eは、例えば、性別、年齢、趣味又は身体情報等であるが、これらに限定されない。プログラム124は、本実施形態に係る情報制御処理が実装されたコンピュータプログラムである。
バッファメモリ130は、制御部100の処理内容を一時的に記憶する記憶領域であり、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置である。通信部140は、情報制御装置10の外部との通信を行うインタフェースである。
制御部100は、登録部101、領域検出部103、画像データ取得部110、認証制御部111、保険情報取得部112、出力部113、証明情報取得部114および申請部115を有する。制御部100は、情報制御装置10の動作を制御する制御装置であり、例えば、CPU等のプロセッサである。制御部100は、記憶部120からプログラム124をバッファメモリ130へ読み込ませ、実行する。これにより、制御部100は、登録部101、領域検出部103、画像データ取得部110、認証制御部111、保険情報取得部112、出力部113、証明情報取得部114および申請部115としての機能を実現する。
登録部101は、端末装置300又はユーザ端末400からネットワーク500を介して、登録要求を受信する。登録部101は、受信した登録要求に含まれるユーザIDに対応するユーザIDを発行する。登録部101は、ユーザIDと個別のユーザIDにそれぞれ対応する個人保険情報とを紐付けて、保険情報121を生成し、生成した保険情報121を記憶部120に登録する。
領域検出部103は、画像データから顔領域を検出する。例えば、領域検出部103は、画像データを解析してユーザの顔領域を認識する。認証制御部111は、画像データに顔領域が特定された場合、認証装置200に対して、特定された各顔領域について顔特徴情報を用いた顔認証を行わせる。
以上、実施形態4について説明したが、実施形態4にかかる情報制御システム700は、情報制御装置10に代えて、上述の情報制御装置20または情報制御装置30を構成としてもよい。
次に図14を参照して、端末装置300の表示部340が表示する画面について説明する。図14は、端末装置に表示される画面の例を示す図である。図14には、端末装置300の表示部340が表示する画面341が示されている。画面341は、管理者に関する情報表示342、ユーザU1の顔認証にかかる画像343、顔認証の結果表示344、保険情報表示345、診断証明書編集ボタン346および診断証明送信ボタン347を含む。
図14に示す例は端末装置300の管理者が****クリニックという診療施設である。****クリニックは、来院したユーザU1の顔を撮影装置により撮影し、保険情報の要求をする操作を行った。これにより、情報制御装置10は、認証装置200に認証を行わせた。また情報制御装置10は顔認証が成功したため、ユーザU1の保険情報を端末装置300に送信した。
保険情報表示345には、ユーザの認証番号、氏名、性別、国籍および加入保険に関する情報が含まれる。ユーザの認証番号は、例えばユーザU1の社会保険番号等の、ユーザU1に与えられている固有の識別情報である。保険情報表示345に含まれる加入保険の欄は、「加入保険1:Y生命保険」および「加入保険2:Z生命保険」という情報が示されている。すなわち保険情報表示345は、ユーザU1が2つの医療保険に加入していることを示している。
診断証明書編集ボタン346は、****クリニックがユーザU1に対して行った医療行為についての診断証明書を作成ないし編集するためのボタンである。****クリニックのスタッフは、診断証明書編集ボタン346を押下して、診断証明書の作成または編集を行う。診断証明送信ボタン347は、ユーザU1に対して行った医療行為について****クリニックが作成した診断証明書を情報制御装置10に送信するためのボタンである。****クリニックのスタッフが診断証明送信ボタン347を押下すると、証明書情報が情報制御装置10に送信される。なお、診断証明書は、Y医療保険とZ医療保険とで共通のものであってもよいし、個別に作成されるものであってもよい。
次に図15を参照して、ユーザ端末の表示例について説明する。図15は、ユーザ端末の表示例を示す図である。図15に示すユーザ端末400の表示441には、証明情報取得表示442および申請操作表示444が表示されている。
証明情報取得表示442には、「****クリニックから診断証明が届いています」というメッセージとともに「診断証明を閲覧する」と表示された閲覧ボタン443が配置されている。ユーザU1は、証明情報取得表示442により、情報制御装置10が、医療機関である****クリニックから証明情報を取得したことを認識できる。またユーザU1は、閲覧ボタン443を押下することにより診断証明を閲覧できる。
申請操作表示444には、「加入している保険会社に診断証明を送信しますか?」というメッセージとともに、Y保険株式会社およびZ保険株式会社のそれぞれを選択するための選択ボタン445が表示されている。また申請操作表示444には、「診断証明を送信する」と表示された送信ボタン446が配置されている。ユーザU1は、申請操作表示444により、証明情報を送信する保険提供者を選択するとともに、選択した保険提供者に対して証明情報を送信する操作を行うことができる。ユーザU1が送信ボタン446を押下することにより、情報制御装置10は選択された保険提供者に対して証明情報を送信する。
なお、1つの医療行為に対して1つの医療保険の適用を受けることが定められている場合には、情報制御装置10は、申請操作表示444において、1つの保険提供者あるいは1つの医療保険のみを選択できるように設定できる。また、保険提供者ごとに内容が異なる証明情報を送信する必要がある場合には、申請操作表示444は、それぞれの保険提供者に対する証明情報を閲覧できる。
情報制御システム700は、情報制御装置10に代えて情報制御装置20を有することができる。この場合、申請操作表示444は、送信ボタン446に代えて、または送信ボタン446に加えて、申請指示ボタンを有していてもよい。申請指示ボタンを押下することにより、情報制御装置10は、ユーザU1が保険提供者に対して保険金給付申請を行う意思があることを確認できる。また情報制御システム700は、ユーザU1が保険提供者に対して行う上記の処理において、診断証明を除く申請手続きについての案内や、かかる手続きに用いる申請書類の編集や提出を行う処理を実行してもよい。このような処理を実行することにより、情報制御システム700は、ユーザU1の手続きを一括して実行できる。これにより情報制御システム700は、ユーザU1の手続き負担を抑制できる。
次に図16を参照して、保険金給付を申請する例について説明する。図16は、保険金給付申請画面の例を示す図である。図16に示す表示361は、端末装置300の表示であってもユーザ端末400の表示であってもよい。
表示361の上方には、ユーザU1の認証にかかる情報と、医療費と、が表示されている。また表示361の中央には、「保険金給付の申請先を選択してください」というメッセージとともに、保険提供者選択表示362が表示されている。保険提供者選択表示362は、ユーザU1が申請する保険提供者を選択するための情報が示されている。より具体的には、保険提供者選択表示362は、例えば、選択候補としての複数の保険会社、それぞれの保険会社からの給付金、それぞれの給付金に伴う患者の負担、および特約等の特記事項が示される。
図16に示されている保険提供者選択表示362には、複数の保険会社として、「X保険」、「Y保険」および「Z保険」が示されている。また保険提供者選択表示362には、各保険会社の給付金と、かかる給付金を受けることによる患者の負担金額と、各保険会社の特約等が表示されている。ユーザU1は、保険提供者選択表示362を確認したうえで申請先を選択できる。図16に示す保険提供者選択表示362は、選択欄363において、Y保険に対応する欄にチェックマークが入っている。すなわち、図16は、ユーザU1がY保険を選択した状態である。なお、選択欄363は、保険制度にしたがって、複数の保険会社を選択可能となってもよい。また選択欄363は、保険制度にしたがって、1つの保険会社のみを選択可能となってもよい。
なお、保険提供者選択表示362に示される保険提供者の表示順は、保険提供者を選択するための情報に応じて変更されてもよい。例えば保険提供者の表示は、給付金の額の多い順であってもよい。また例えば保険提供者の表示は、特約等の内容により設定されてもよい。
表示361の下方には、「保険金給付方法を選択してください」というメッセージとともに、給付方法選択表示364が表示されている。給付方法選択表示364は、ユーザU1が保険金の給付を受ける場合における方法の選択肢を表示する。図16に示す給付方法選択表示364には、「保険会社から医療機関へ送金」という選択肢と、「保険会社から患者へ給付」という選択肢と、が示されている。
ユーザU1は、「保険会社から医療機関へ給付」という項目を選択した場合には、保険提供者から給付される保険金は、ユーザU1を介さず、医療機関へ送金される。このような処理がなされることにより、ユーザU1は、医療機関において保険金を差し引いた金額を支払えばよいこととなる。すなわちこのような処理によって、情報制御システム700は、ユーザU1の手続負担を抑制できる。一方ユーザU1は、「保険会社から患者へ給付」という項目を選択することもできる。この場合ユーザU1は、医療機関において医療費を支払った後に、保険提供者から保険金の給付を受けることができる。図16に示す給付方法選択表示364は、選択欄365において、「保険会社から医療機関へ給付」という項目にチェックマークが入っている。すなわち図16は、ユーザU1が保険金を保険会社から医療機関へ送金することを選択した状態である。
次に図17を参照して、医療費を精算する処理の例について説明する。図17は、医療費を精算する場合の表示の例を示す図である。図17に示す表示371は、端末装置300の表示であってもユーザ端末400の表示であってもよい。
表示371の上方には、ユーザU1の認証にかかる情報と、医療費と、が表示されている。また医療費表示の近傍には、「明細を表示する」と示されたボタン372が配置されている。
また表示371の下方には、精算処理表示374が表示されている。精算処理表示374は、上述の医療費を医療機関に支払うための情報が示されている。より具体的には、精算処理表示374は、例えば、保険提供者が医療機関に給付する保険金についての情報と、患者が医療機関に支払う負担金についての情報とが示される。
図17に示す精算処理表示374は、保険金の表示と、患者負担額の表示と、を含む。保険金の表示は、この保険金を給付する保険に関する情報として、「適用保険:Y医療保険(Y保険株式会社)」という表示が付随している。すなわち精算処理表示374に示される保険金は、ユーザU1が選択したY保険が適用されたものである。患者負担額の表示は、医療費から上記保険金を差し引いた金額であって、ユーザU1が医療機関に対して支払う金額が示される。
また精算処理表示374は、「保険金処理へ進む」と示されたボタン375、および、「患者支払い処理へ進む」と示されたボタン376が配置されている。ボタン375は、保険金の給付に関する具体的な処理を進めるための画面に移行するためのボタンである。ボタン376は、患者が医療機関に患者負担額を支払う具体的な処理を進めるための画面に移行するためのボタンである。
なお、ユーザU1が一旦全ての医療費を支払った後に、保険金の給付を受けることを選択した場合には、精算処理表示374において、ボタン376を押下すると、医療費と同額の支払い処理を進める画面に移行することになる。この場合、ユーザU1は、ボタン375を押下した後の画面において、保険提供者からユーザU1へ保険金の給付を受ける手続きを進めればよい。このように、情報制御システム700は、保険提供者から給付される保険金の支払先が医療機関であって、ユーザU1であっても、それに応じて、精算処理の手続きを実行できる。
以上、実施形態4について説明した。実施形態4によれば、医療保険に関する手続負担を抑制する情報制御装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
なお、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記画像データについて顔認証を行わせる認証制御手段と、
前記顔認証に成功した場合、前記ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から前記顔認証にかかる前記保険情報を取得する保険情報取得手段と、
前記保険情報を前記撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力する出力手段と、
前記出力に対する応答として前記ユーザが受けた医療行為の証明情報を医療機関から取得する証明情報取得手段と、
前記証明情報を医療機関から取得した場合に、前記ユーザが契約する保険提供者に前記証明情報を送信する申請手段と、
を備える
情報制御装置。
(付記2)
保険情報取得手段が取得する前記保険情報は、前記ユーザが加入している前記医療保険の種別と前記医療保険における前記ユーザの固有識別情報とを含む、
付記1に記載の情報制御装置。
(付記3)
証明情報取得手段が取得する証明情報は、医療機関識別情報を含む、
付記1または2に記載の情報制御装置。
(付記4)
証明情報取得手段が取得する前記証明情報は、前記医療行為にかかる診断書を含む、
付記1~3のいずれか一項に記載の情報制御装置。
(付記5)
証明情報取得手段が取得する前記証明情報は、前記ユーザの識別情報を含む、
付記1~4のいずれか一項に記載の情報制御装置。
(付記6)
前記申請手段は、前記保険提供者に対して保険金の給付要求信号を送信する
付記1~5のいずれか一項に記載の情報制御装置。
(付記7)
前記給付要求信号に対する応答として前記保険提供者から前記保険金の給付情報を取得する給付情報取得手段をさらに備え、
前記出力手段は、前記給付情報を前記端末装置に出力する、
付記6に記載の情報制御装置。
(付記8)
前記給付情報取得手段が取得する前記給付情報は、前記保険金の給付可否通知、前記保険金の給付予告または前記保険金の給付完了通知のうち少なくとも1つを含む、
付記7に記載の情報制御装置。
(付記9)
前記申請手段は、前記保険提供者に対して医療機関の口座情報を併せて通知する
付記1~8のいずれか一項に記載の情報制御装置。
(付記10)
前記保険提供者に前記証明情報を送信するための指示を前記ユーザから受け付ける申請指示受付部をさらに備える
付記1~9のいずれか一項に記載の情報制御装置。
(付記11)
前記申請指示受付部は、前記証明情報を送信可能な前記保険提供者が複数存在する場合には、前記ユーザから前記保険提供者の選択にかかる指示をさらに受け付ける
付記10に記載の情報制御装置。
(付記12)
前記申請指示受付部は、前記保険提供者の前記選択に際して、前記選択するための情報に基づいて前記保険提供者の表示順を設定する
付記11に記載の情報制御装置。
(付記13)
前記申請指示受付部は、前記保険提供者から保険金の給付を受ける場合における方法の選択にかかる指示をさらに受け付ける
付記10~12のいずれか一項に記載の情報制御装置。
(付記14)
付記1~13のいずれか一項に記載の情報制御装置と、
前記ユーザと前記保険情報とを紐付けて記憶する記憶装置と、
を備える
情報制御システム。
(付記15)
付記1~13のいずれか一項に記載の情報制御装置と、
前記情報制御装置から前記画像データを受け取って前記顔認証を行う前記認証装置と、を備える
情報制御システム。
(付記16)
コンピュータが、
所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得し、
前記ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記画像データについて顔認証を行わせ、
前記顔認証に成功した場合、前記ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から前記顔認証にかかる前記保険情報を取得し、
前記保険情報を前記撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力し、
前記出力に対する応答として前記ユーザが受けた医療行為の証明情報を医療機関から取得し、
前記証明情報を医療機関から取得した場合に、前記ユーザが契約する保険提供者に前記証明情報を送信する、
情報制御方法。
(付記17)
コンピュータが、
所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得する処理と、
前記ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記画像データについて顔認証を行わせる処理と、
前記顔認証に成功した場合、前記ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から前記顔認証にかかる前記保険情報を取得する処理と、
前記保険情報を前記撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力する処理と、
前記出力に対する応答として前記ユーザが受けた医療行為の証明情報を医療機関から取得する処理と、
前記証明情報を医療機関から取得した場合に、前記ユーザが契約する保険提供者に前記証明情報を送信する処理と、
を、コンピュータに実行させる情報制御プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
10 情報制御装置
20 情報制御装置
30 情報制御装置
101 登録部
103 領域検出部
110 画像データ取得部
111 認証制御部
112 保険情報取得部
113 出力部
114 証明情報取得部
115 申請部
116 給付情報取得部
117 申請指示受付部
120 記憶部
121 保険情報
130 バッファメモリ
140 通信部
200 認証装置
210 顔特徴DB
220 顔検出部
230 特徴点抽出部
240 登録部
250 認証部
300 端末装置
310 撮影装置
320 記憶部
330 通信部
340 表示部
350 制御部
400 ユーザ端末
410 カメラ
420 記憶部
430 通信部
440 表示部
500 ネットワーク
600 保険機関端末
700 情報制御システム

Claims (9)

  1. 所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記画像データについて顔認証を行わせる認証制御手段と、
    前記顔認証に成功した場合、前記ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から前記顔認証にかかる前記保険情報を取得する保険情報取得手段と、
    前記保険情報を前記撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力する出力手段と、
    を備え
    前記出力手段は、前記保険情報について、前記ユーザを介さず、前記保険情報に基づいた保険金が医療機関へ送金される第1の給付方法と、前記医療機関において医療費を支払った後に前記医療保険にかかる前記保険金の提供者から前記ユーザが前記保険金の給付を直接受ける第2の給付方法と、を選択可能に出力する、
    情報制御装置。
  2. 前記出力手段は、医療機関から入力された医療行為に関する情報に基づいた前記医療保険の給付情報を、前記端末装置に出力する
    請求項1に記載の情報制御装置。
  3. 前記給付情報は、前記保険情報に基づいた保険金と、医療費から前記保険金を差し引いた患者負担額とを含む、
    請求項2に記載の情報制御装置。
  4. 前記保険情報取得手段は、前記ユーザが複数の前記医療保険に契約している場合には、複数の前記医療保険に関する前記保険情報を記憶する前記記憶装置から前記顔認証にかかる複数の前記保険情報を取得し、
    前記出力手段は、複数の前記保険情報を選択可能な態様で前記端末装置へ出力する、
    請求項1に記載の情報制御装置。
  5. 前記保険情報取得手段は、複数の前記医療保険にかかる保険会社の給付金と、前記給付金を受けることによる前記ユーザの負担金額と、を含む前記保険情報を取得する、
    請求項4に記載の情報制御装置。
  6. 前記出力手段は、複数の前記医療保険にかかる前記給付金に対応した給付方法を併せて出力する、
    請求項5に記載の情報制御装置。
  7. 前記保険会社または前記保険金の給付方法の選択を受け付ける入力受付手段を備える、
    請求項に記載の情報制御装置。
  8. コンピュータが、
    所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得し、
    前記ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記画像データについて顔認証を行わせ、
    前記顔認証に成功した場合、前記ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から前記顔認証にかかる前記保険情報を取得し、
    前記保険情報を前記撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力し、前記保険情報について、前記ユーザを介さず、前記保険情報に基づいた保険金が医療機関へ送金される第1の給付方法と、前記医療機関において医療費を支払った後に前記医療保険にかかる前記保険金の提供者から前記ユーザが前記保険金の給付を直接受ける第2の給付方法と、を選択可能に出力する、
    情報制御方法。
  9. 所定の撮影装置により撮影されたユーザの顔画像が含まれる画像データを取得する処理と、
    前記ユーザの顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記画像データについて顔認証を行わせる処理と、
    前記顔認証に成功した場合、前記ユーザが契約している医療保険に関する保険情報を記憶する記憶装置から前記顔認証にかかる前記保険情報を取得する処理と、
    前記保険情報を前記撮影装置に対応する所定の端末装置へ出力する処理であって、前記保険情報について、前記ユーザを介さず、前記保険情報に基づいた保険金が医療機関へ送金される第1の給付方法と、前記医療機関において医療費を支払った後に前記医療保険にかかる前記保険金の提供者から前記ユーザが前記保険金の給付を直接受ける第2の給付方法と、を選択可能に出力する処理と、
    を、コンピュータに実行させる情報制御プログラム。
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