JP7448146B2 - ケーキ、及びガラスヤーンパッケージ - Google Patents
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Description
(1-1)紡糸工程
ガラス原料をガラス溶融炉で溶融してノズルから複数のガラス長繊維として引き出し、該複数のガラス長繊維に集束剤を付与して集束させてガラスストランドとする。そして、円筒状の巻き取りチューブを装着させたコレットを回転させて上記ガラスストランドを巻き取りチューブ上に巻き取り、ケーキ(紡糸工程で、ブッシングから繊維化された直後のストランドを巻き取った、筒状に巻かれた糸の塊)とする。
(1-2)撚糸工程
ケーキからガラスストランドを引き出し、撚糸機で撚りをかけて、ガラスヤーンとし、円筒状のボビンに巻き取ってガラスヤーンパッケージとする。
項1.ガラスストランドが巻かれたケーキであって、前記ケーキ中における前記ガラスストランドの巻き終わりの部分の番手Tc1が、前記ケーキ中における前記ガラスストランドの全長の平均番手Tcより大きい、ケーキ。
項2.前記ガラスストランドの全長Lcに対する、前記巻き終わりの部分におけるガラスストランドの長さLc1の割合(Lc1/Lc×100)が0.001~10%である、項1に記載のケーキ。
項3.前記ガラスストランドの全長の平均番手Tcに対する、前記ガラスストランドの巻き終わりの部分の番手Tc1の比率(Tc1/Tc)が1.1~5.0である、項1又は2に記載のケーキ。
項4.前記平均番手Tcが0.3~4.5texである、項1~3のいずれか1項に記載のケーキ。
項5.ガラスヤーンが巻かれたガラスヤーンパッケージであって、前記ガラスヤーンパッケージ中における前記ガラスヤーンの巻き始めの部分の番手Tp1が、前記ヤーンパッケージ中における前記ガラスヤーンの全長の平均番手Tpより大きい、ガラスヤーンパッケージ。
項6.前記ガラスヤーンの全長Lpに対する、前記巻き始めの部分におけるガラスヤーンの長さLp1の割合(Lp1/Lp×100)が0.001~10%である、項5に記載のガラスヤーンパッケージ。
項7.前記ガラスヤーンの全長の平均番手Tpに対する、前記ガラスヤーンの巻き始めの部分の番手Tp1の比率(Tp1/Tp)が1.1~5.0である、項5又は6に記載のガラスヤーンパッケージ。
項8.前記平均番手Tpが0.3~4.5texである、項5~7のいずれか1項に記載のガラスヤーンパッケージ。
本発明のケーキは、ガラスストランドが巻かれたケーキであって、前記ケーキ中における前記ガラスストランドの巻き終わりの部分の番手Tc1が、前記ケーキ中における前記ガラスストランドの全長の平均番手Tcより大きい。以下、本発明のケーキの好ましい実施形態について詳述する。
本発明のケーキは、ガラスストランドが巻かれたものである。ガラスストランドは、ガラス溶融炉ノズルから引き出した複数のガラスフィラメントを直接引きそろえて集束した繊維束である。
本発明のガラスヤーンパッケージは、ガラスヤーンが巻かれたガラスヤーンパッケージであって、前記ガラスヤーンパッケージ中における前記ガラスヤーンの巻き始めの部分の番手Tp1が、前記ヤーンパッケージ中における前記ガラスヤーンの全長の平均番手Tpより大きい。以下、本発明のケーキの好ましい実施形態について詳述する。
本発明のガラスヤーンパッケージは、ガラスヤーンが巻かれたものである。ガラスヤーンは、多数のガラス単繊維(フィラメント)を撚りまとめて糸状にしたものである。
1.ケーキの製造
図1に示す好ましい実施形態として前述した紡糸装置を用いてケーキを製造した。具体的に、ガラス材料としてEガラスを用い、ガラス溶融炉5でガラス材料を溶融し、ノズル6から吐出させ、フィラメント4とした。フィラメント4にアプリケーター7で集束剤8を付与し、ギャザリングシュー9でフィラメント40本を収束させてガラスストランド2とし、ケーキボビン3を挿入したコレット10を周方向に回転させ、トラバースで綾がけしながらガラスストランド2をケーキボビン3に巻き取り、ケーキ1を製造した。この際、ガラスストランド2の巻き始め(巻き始めから0m地点)から巻き終わりの部分に差しかかるまで(巻き始めから199.825km地点まで)、ガラスストランド2の全長の平均番手Tcが1.1texとなるよう、ノズル6の温度、ガラスヘッド及びコレット10の回転速度を調整して紡糸し、連続して、199.825km地点から、ノズル6の温度及びガラスヘッドはそのままにしつつ、コレット10の回転速度を2/5倍に小さくして、0.175km巻き、ケーキ1とした。得られたケーキ1は、ガラスストランド2の全長の平均番手Tcが1.1tex、全長の長さLcが200km、ガラスストランド2の巻き終わりの部分の番手Tc1が2.75tex、巻き終わりの部分におけるガラスストランド2の長さLc1が0.175km、ガラスストランド2の全長Lcに対する、巻き終わりの部分におけるガラスストランド2の長さLc1の割合(Lc1/Lc×100)が0.088%、ガラスストランド2の全長の平均番手Tcに対する、ガラスストランド2の巻き終わりの部分の番手Tc1の比率(Tc1/Tc)が2.5であった。物性等について表1に示す。
上記製造したケーキ1を1000個準備し、それぞれ温度20℃、湿度50%の条件で24時間乾燥し、熟練した作業員により1000個のケーキの巻き終わり部分のストランド2の口出しをおこない、遅れ糸等の発生により糸口が見つからなくなる口出し不良となったケーキをカウントし、口出し不良率を算出した。結果、口出し不良率は0.7%であった。結果を表1に示す。
上記口出ししたケーキ1を100個準備し、図2に示す好ましい実施形態として前述した撚糸機を用いてガラスヤーンパッケージ11を製造した。ケーキ1をクリールにセットした。
熟練した作業員により、ケーキ1の巻き終わりの部分のガラスストランド2を引き出し、ガイド14に通し、円筒形のガラスヤーンパッケージボビン13に複数回巻き付けてスピンドルにセットし、ガイド14とボビン13に巻き付けた部分の間のガラスストランドをリング15に取り付けたコニカル型のトラベラーに通して、ガラスヤーンパッケージ11を製造する準備作業をおこなった。これを100個のケーキ1についておこない、100個全てセットするのに要する時間を集計し、当該時間を100で除することにより、ケーキ1の1個あたりのセットに要する平均作業時間を算出した。結果、平均作業時間は32秒であった。結果を表1に示す。
上記撚糸準備作業をおこなったものについて、撚り数が0.5(回/25mm)となるように、クリールの回転速度、及びスピンドルの回転速度を調整して撚糸をおこない、ガラスヤーンパッケージ11を製造した。得られたガラスヤーンパッケージ11は、ガラスヤーン12の全長の平均番手Tpが1.1tex、全長の長さLpが175km、ガラスヤーン12の巻き始めの部分の番手Tp1が2.75tex、巻き始めの部分におけるガラスヤーン12の長さLp1が0.175km、ガラスヤーン12の全長Lpに対する、巻き始めの部分におけるガラスヤーン12の長さLp1の割合(Lp1/Lp×100)が0.1%、ガラスヤーン12の全長の平均番手Tpに対する、ガラスヤーン12の巻き始めの部分の番手Tp1の比率(Tp1/Tp)が2.5であった。
1.ケーキの製造
図1に示す好ましい実施形態として前述した紡糸装置を用いてケーキを製造した。具体的に、ガラス材料としてEガラスを用い、ガラス溶融炉5でガラス材料を溶融し、ノズル6から吐出させ、フィラメント4とした。フィラメント4にアプリケーター7で集束剤8を付与し、ギャザリングシュー9でフィラメント40本を収束させてガラスストランド2とし、ケーキボビン3を挿入したコレット10を周方向に回転させ、トラバースで綾がけしながらガラスストランド2をケーキボビン3に巻き取り、ケーキ1を製造した。この際、ガラスストランド2の巻き始め(巻き始めから0m地点)から巻き終わりの部分に差しかかるまで(巻き始めから199.99125km地点まで)、ガラスストランド2の全長の平均番手Tcが1.1texとなるよう、ノズル6の温度、ガラスヘッド及びコレット10の回転速度を調整して紡糸し、連続して、199.99125km地点から、ノズル6の温度及びガラスヘッドはそのままにしつつ、コレット10の回転速度を2/5倍に小さくして、0.00875km巻き、ケーキ1とした。得られたケーキ1は、ガラスストランド2の全長の平均番手Tcが1.1tex、全長の長さLcが200km、ガラスストランド2の巻き終わりの部分の番手Tc1が2.75tex、巻き終わりの部分におけるガラスストランド2の長さLc1が0.00875km、ガラスストランド2の全長Lcに対する、巻き終わりの部分におけるガラスストランド2の長さLc1の割合(Lc1/Lc×100)が0.004%、ガラスストランド2の全長の平均番手Tcに対する、ガラスストランド2の巻き終わりの部分の番手Tc1の比率(Tc1/Tc)が2.5であった。物性等について表1に示す。
上記ケーキを1000個準備し、それぞれ温度20℃、湿度50%の条件で24時間乾燥し、熟練した作業員により1000個のケーキの巻き終わり部分のストランド2の口出しをおこない、遅れ糸等の発生により糸口が見つからなくなる口出し不良となったケーキをカウントし、口出し不良率を算出した。結果、口出し不良率は1.0%であった。結果を表1に示す。
上記口出ししたケーキ1を100個準備し、図2に示す好ましい実施形態として前述した撚糸機を用いてガラスヤーンパッケージ11を製造した。ケーキ1をクリールにセットした。
熟練した作業員により、ケーキ1の巻き終わりの部分のガラスストランド2を引き出し、ガイド14に通し、円筒形のガラスヤーンパッケージボビン13に複数回巻き付けてスピンドルにセットし、ガイド14とボビン13に巻き付けた部分の間のガラスストランドをリング15に取り付けたコニカル型のトラベラーに通して、ガラスヤーンパッケージ11を製造する準備作業をおこなった。これを100個のケーキ1についておこない、100個全てセットするのに要する時間を集計し、当該時間を100で除することにより、ケーキ1の1個あたりのセットに要する平均作業時間を算出した。結果、平均作業時間は49秒であった。結果を表1に示す。
上記撚糸準備作業をおこなったものについて、撚り数が0.5(回/25mm)となるように、クリールの回転速度、及びスピンドルの回転速度を調整して撚糸をおこない、ガラスヤーンパッケージ11を製造した。得られたガラスヤーンパッケージ11は、ガラスヤーン12の全長の平均番手Tpが1.1tex、全長の長さLpが175km、ガラスヤーン12の巻き始めの部分の番手Tp1が2.75tex、巻き始めの部分におけるガラスヤーン12の長さLp1が0.00875km、ガラスヤーン12の全長Lpに対する、巻き始めの部分におけるガラスヤーン12の長さLp1の割合(Lp1/Lp×100)が0.005%、ガラスヤーン12の全長の平均番手Tpに対する、ガラスヤーン12の巻き始めの部分の番手Tp1の比率(Tp1/Tp)が2.5であった。
1.ケーキの製造
図1に示す好ましい実施形態として前述した紡糸装置を用いてケーキを製造した。具体的に、ガラス材料としてEガラスを用い、ガラス溶融炉5でガラス材料を溶融し、ノズル6から吐出させ、フィラメント4とした。フィラメント4にアプリケーター7で集束剤8を付与し、ギャザリングシュー9でフィラメント40本を収束させてガラスストランド2とし、ケーキボビン3を挿入したコレット10を周方向に回転させ、トラバースで綾がけしながらガラスストランド2をケーキボビン3に巻き取り、ケーキ1を製造した。この際、ガラスストランド2の巻き始め(巻き始めから0m地点)から巻き終わりまで(巻き始めから200km地点まで)、ガラスストランド2の全長の平均番手Tcが1.1texとなるよう、ノズル6の温度、ガラスヘッド及びコレット10の回転速度を調整して紡糸し、ケーキ1とした。得られたケーキ1は、ガラスストランド2の全長の平均番手Tcが1.1tex、全長の長さLcが200km、ガラスストランド2の巻き終わりの部分の番手Tc1も1.1texであった。物性等について表1に示す。
上記ケーキを1000個準備し、それぞれ温度20℃、湿度50%の条件で24時間乾燥し、熟練した作業員により1000個のケーキの巻き終わり部分のストランド2の口出しをおこない、遅れ糸等の発生により糸口が見つからなくなる口出し不良となったケーキをカウントし、口出し不良率を算出した。結果、口出し不良率は4.0%であった。結果を表1に示す。
上記口出ししたケーキ1を100個準備し、図2に示す好ましい実施形態として前述した撚糸機を用いてガラスヤーンパッケージ11を製造した。ケーキ1をクリールにセットした。
熟練した作業員により、ケーキ1の巻き終わりの部分のガラスストランド2を引き出し、ガイド14に通し、円筒形のガラスヤーンパッケージボビン13に複数回巻き付けてスピンドルにセットし、ガイド14とボビン13に巻き付けた部分の間のガラスストランドをリング15に取り付けたコニカル型のトラベラーに通して、ガラスヤーンパッケージ11を製造する準備作業をおこなった。これを100個のケーキ1についておこない、100個全てセットするのに要する時間を集計し、当該時間を100で除することにより、ケーキ1の1個あたりのセットに要する平均作業時間を算出した。結果、平均作業時間は55秒であった。結果を表1に示す。
上記撚糸準備作業をおこなったものについて、撚り数が0.5(回/25mm)となるように、クリールの回転速度、及びスピンドルの回転速度を調整して撚糸をおこない、ガラスヤーンパッケージ11を製造した。得られたガラスヤーンパッケージ11は、ガラスヤーン12の全長の平均番手Tpが1.1tex、全長の長さLpが175km、ガラスヤーン12の巻き始めの部分の番手Tp1も1.1texであった。
2 ガラスストランド
3 ケーキボビン
4 ガラスフィラメント
5 ガラス溶融炉
6 ノズル
7 アプリケーター
8 集束剤
9 ギャザリングシュー
10 コレット
11 ガラスヤーンパッケージ
12 ガラスヤーン
13 ガラスヤーンパッケージボビン
14 ガイド
15 リング
Claims (4)
- ガラスストランドが巻かれたケーキであって、
前記ケーキの巻き終わりから5m採取し、測定した番手であるTc1が、前記ケーキ中における前記ガラスストランドの全長の平均番手であって、前記ガラスストランドの全長に対して均等な間隔毎に20箇所、5mずつ採取してそれぞれ番手を測定し、その20箇所の番手の平均値であるTcより大きく、
前記Tcに対する、前記Tc1の比率(Tc1/Tc)が1.1~5.0であり、
前記Tcが0.3~4.5texである、ケーキ。 - ガラスヤーンが巻かれたガラスヤーンパッケージであって、
前記ガラスヤーンパッケージの巻き始めから5m採取し、測定した番手であるTp1が、前記ヤーンパッケージ中における前記ガラスヤーンの全長の平均番手であって、前記ガラスヤーンの全長に対して均等な間隔毎に20箇所、5mずつ採取してそれぞれ番手を測定し、その20箇所の番手の平均値であるTpより大きく、
前記Tpに対する、前記Tp1の比率(Tp1/Tp)が1.1~5.0であり、
前記Tpが0.3~4.5texである、ガラスヤーンパッケージ。 - ガラス溶融炉と、前記ガラス溶融炉に備えられ、前記ガラス溶融炉から溶融ガラスを吐出させてガラスフィラメントとする複数のノズルと、前記ガラスフィラメントを直接引きそろえて集束させガラスストランドとするギャザリングシューと、前記ガラスストランドをケーキボビンに左右方向に綾がけするトラバースと、ガラスストランドを巻き取るコレットと、を備える紡糸装置を用い、
前記ケーキボビンを前記コレットにセットし、前記コレットが回転するに伴って回転する前記ケーキボビンに前記ガラスストランドを巻き取るケーキの製造方法であって、
前記ガラスストランドの全長をLcとしたとき、前記ガラスストランドの巻き終わりからの長さLc1が下記式を満たす地点から前記コレットの回転数を小さくすることにより、
前記ケーキ中における前記ガラスストランドの全長の平均番手であって、前記ガラスストランドの全長に対して均等な間隔毎に20箇所、5mずつ採取してそれぞれ番手を測定し、その20箇所の番手の平均値であるTcに対する、前記ケーキの巻き終わりから5m採取し、測定した番手であるTc1の比率(Tc1/Tc)が1.1~5.0であるケーキを得る、ケーキの製造方法。
(式)0.001≦(Lc1/Lc×100)≦10 - ガラスヤーンが巻かれたガラスヤーンパッケージの製造方法であって、
請求項3に記載のケーキの製造方法で得られたケーキを用いることにより、前記ガラスヤーンパッケージにおける前記の全長の平均番手であって、前記ガラスヤーンの全長に対して均等な間隔毎に20箇所、5mずつ採取してそれぞれ番手を測定し、その20箇所の番手の平均値であるTpに対する、前記ガラスヤーンの巻き始めから5m採取し、測定した番手であるTp1の比率(Tp1/Tp)が1.1~5.0であるガラスヤーンを得る、ガラスヤーンの製造方法。
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