JP7443294B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、エンジンルーム内に冷却風を取り入れるファンの上流側にラジエータ及びオイルクーラを配置し、さらにその上流側に空調装置用のコンデンサを配置した構成が開示されている。
また、特許文献2の技術では、エアコン用コンデンサ等収容部がキャビンの後壁部よりもキャビン側に凹状となるように形成されているので、キャビン内の空間が狭くなって居住性が低下してしまう。また、コンデンサ等の熱がエアコン用コンデンサ等収容部の壁部を介してキャビン内に伝搬しやすいという問題もある。さらに、コンデンサを冷却して暖められた冷却風が水平方向に放出されるので、作業機の後方で作業する作業者や歩行者等に向けて温風を吐き出してしまうという問題もある。
作業機は、機体と、前記機体上に搭載され且つ、運転者が着座する運転席が室内に設けられたキャビンと、前記機体上における前記キャビンの下方且つ後方に配置されたエンジンルームと、前記エンジンルームの上部及び前部を形成し、前記キャビンの内部と前記エンジンルームとを区画するボンネットセンタと、前記キャビン内の温度を調整するコンデンサと前記コンデンサを冷却するための空気流を生成するコンデンサファンとを有する空調装置と、前記コンデンサ及び前記コンデンサファンを収容する収納部材、とを備え、前記コンデンサは、後方に向かうにつれて下方に移行する傾斜状に配置され、前記コンデンサファンは、後方に向かうにつれて下方に移行する傾斜状に配置され、且つ前記コンデンサの前面側に対向配置されて前記コンデンサに向けて後斜め上方に風を吹き出し、前記収納部材は、後方に向かうほど下方に移行する傾斜状に形成され、前記コンデンサの後面側に対向配置された傾斜壁と、前記傾斜壁の左側部に接続された左側壁と、前記傾斜壁の右側部に接続された右側壁と、前記左側壁に形成され且つ前記コンデンサを冷却する空気を当該収納部材の外部から取り入れる第1吸気口と、前記右側壁に形成され且つ前記コンデ
ンサを冷却する空気を当該収納部材の外部から取り入れる第2吸気口と、前記傾斜壁に設けられ且つ前記コンデンサを冷却した後の空気を後斜め上方に排出する排気口と、を備え、前記第1吸気口及び前記第2吸気口は、斜辺が前記傾斜壁に沿うように配置された略三角形状に形成されている。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成を限定するものではない。ただし、本実施形態においては、バックホー1を例に挙げて説明を行う。
図1~図16などに、作業機1の一例としてのバックホー1を示す。
図1~図4などに示すように、バックホー1は、上部旋回体2と、下部走行体3とを有する。上部旋回体2は、機体4と、キャビン5と、作業装置6とを有する。上部旋回体2(機体4)は、下部走行体3に対して、旋回ベアリング7の縦軸回りに旋回可能に搭載されている。また、機体4の後部には、ウエイト8が設けられている。下部走行体3は、走行フレーム9と、クローラ式の走行装置10と、ドーザ装置11とを有する。なお、走行装置10は、タイヤ型であってもよい。
、アームシリンダ18によって駆動されるアーム13と、バケットシリンダ19によって駆動されるバケット(作業具)14と、を有する。
機体4におけるキャビン5の後ろ下方に設けられたエンジンルーム21には、原動機20が搭載されている。原動機20は、エンジンルーム21内に横置きで搭載されている。なお、横置きとは、原動機20のクランク軸の軸心が機体幅方向に延伸する状態に配置されることである。なお、原動機20の搭載位置は、一例である。
図4に示すように、エンジンルーム21内には、バックホー1の中央部から機体幅方向外側に向かって、原動機20、ラジエータG1、及びオイルクーラO1がこの順で配置されている。ラジエータG1は、原動機20の冷却水を冷却する冷却機器である。ラジエータG1には、当該ラジエータG1の内部を通過する冷却水を冷却する冷却ファンが設けられている。オイルクーラO1は、作動油を冷却する冷却機器である。
フロントパネル22には、フロントウィンドウ22aが設けられている。リアパネル23には、透過性を有する材質からなるリアウィンドウ23aが設けられている。サイドパネル25には、右サイドウィンドウ25aが設けられている。ドアパネル26には、左サイドウィンドウ26aが設けられている。このため、キャビン5内の運転者Oは、フロントウィンドウ22a、リアウィンドウ23a、右サイドウィンドウ25a、及び左サイドウィンドウ26aを通して、室内空間から外部を視認することができる。
図6~図16などに示すように、ボンネット29は、エンジンルーム21内に設けられた支持フレーム30によって支持されており、支持フレーム30を覆う形状に形成されている。支持フレーム30は、旋回基板4aにおける仕切り板4eよりも後方の位置に立設された複数の脚部材(第1脚31a、第2脚31b及び第3脚31c)と、これら複数の脚部材31a~31cの上部に固定された梁部材32と、を有する。
れている。
図6などに示すように、仕切り板4eは、エンジンルーム21の前面下部を仕切る部材である。仕切り板4eは、板面が前後方向に向いており、旋回基板4aの後部において機体幅方向の一方側(左側)から他方側(右側)に亘って配置されている。
空調装置は、エバポレータ、送風ファン、コンプレッサ、コンデンサD1、電動ファン(コンデンサファン)F1、レシーバR1などを有する。これらの各機器は、配管により接続され、冷媒が流通する。
コンプレッサは、気化した冷媒を圧縮する機器である。また、コンデンサD1は、圧縮された冷媒を冷却する冷却機器(凝縮器)である。レシーバR1は、凝縮された冷媒を一時貯留する。
本実施形態では、空調装置(ACシステム)の電動ファンF1、コンデンサD1、及びレシーバR1をキャビン5の後方で且つ、ボンネットセンタ29aの上方に配置している。また、図2、図3などに示すように、コンデンサD1の上端部は、リアウィンドウ23aの上端と下端との間の中点よりも低く、且つ運転席27の背もたれ部の上端部よりも低い位置に配置されている。また、図4などに示すように、コンデンサD1は、平面視で機体4の外縁部よりも機体内方側に配置されている。
図13に示すように、ボンネットセンタ29aの後部には、円形状の孔部38が4つ設けられている。具体的には、この孔部38は、ボス部材33が貫通するものであり、ボス部材33と対応する位置にボス部材33の外径よりもわずかに大きい径で形成されている。
支持部材35は、一対のシールクッション35aと、支持板35bと、支柱35cと、第1横部35dと、第2横部35eと、第1保持部35fと、第2保持部35gと、第1縦部35hと、第2縦部35iと、を有している。
また、支持板35bのうち、一対のシールクッション35aに挟まれた領域(第1領域)には、上下方向に貫通された孔部35b2が形成されている。また、機体幅方向の一方端側(左端側)よりも一方(左方)の領域(第2領域)には、切り欠き部35b3が形成されている。孔部35b2は、平面視で長方形状の孔であり、長手方向が機体幅方向を向いて形成されている。切り欠き部35b3は、支持板35bの前端から後方に向かって切りかかれて形成されている。
おいて、支柱35cは、機体幅方向に離間して一対立設されている。左側の支柱35c1と、右側の支柱35c2は、支持板35bの孔部35b1と対応する位置、即ちボス部材33と対応する位置に設けられている。より詳しくは、左側の支柱35c1、及び右側の支柱35c2は支持板35bに溶接されており、ボルトB1によって支持板35bと共締めによりボス部材33に取り付けられる。左側の支柱35c1は、支持板35bの機体幅方向の一方端(左端)の前側の孔部35b1に取り付けられ、右側の支柱35c2は、支持板35bの機体幅方向の他方端(右端)の前側の孔部35b1に取り付けられている。
図11A、図11B、図14などに示すように、第1横部35dは、板面が上下方向を向き、機体幅方向に延びて配置されている。第1横部35dは、左側の支柱35c1の上端から右側の支柱35c2の上端に亘って載置され、且つこれら各支柱35c1、35c2に固定されている。
第1保持部35fは、第2横部35eの左側から上方に延設され、中途部で後上方に向かって湾曲している。
第1縦部35hは、後方に向かうほど下方に移行するように傾斜し且つ基台36の機体幅方向の一端部(左端部)が取り付けられる部材である。第1縦部35hは、第1横部35dの機体幅方向の一端部(左端部)から後方に延設され、下方に屈曲し、中途部で屈曲して後下方に延出されて、第1保持部35fの上端を超えて後方に延びている。第1保持部35fの上端と第1縦部35hの下部は、溶接などの接合手段によって接合されている。つまり、第1縦部35hの上端部は、第1横部35dの左端部と連結され、第1縦部35hの下部は、第1保持部35fの上端と連結され、第1縦部35hは、第1横部35d及び第1保持部35fによって保持されている。また、第1縦部35hの中途部は、側方視において、前上方から後下方に向かって傾斜している。
具体的には、基台36の左縁部には、この基台36を第1縦部35hに取り付ける左取付部36a1が設けられている。左取付部36a1は上下に2つ配備されている。左取付部36a1には、ボルトB1が貫通する貫通孔が設けられている。左取付部36a1がボルトB1を介して第1縦部35hに取り付けられることで、基台36が第1縦部35hに固定される。
1a1に形成した孔36a3を用いて左取付部D1a1に板金部材(図示せず)をボルト締結し、この板金部材にゴム等の弾性部材を取り付け、この板金部材と左取付部36a1とを間に前記弾性部材を挟んだ状態でボルトで締結することでコンデンサD1の左取付部D1a1が基台36の左取付部36a1に固定される。
また、右取付部36c2には、コンデンサD1右縁の右取付部D1a2を取り付けする孔36c4が2つ形成されている。本実施形態においては、コンデンサD1の右取付部D1a2に形成した孔36a4を用いて左取付部D1a1に板金部材(図示せず)をボルト締結し、この板金部材にゴム等の弾性部材を取り付け、この板金部材と右取付部36a2とを間に前記弾性部材を挟んだ状態でボルトで締結することでコンデンサD1の右取付部D1a2が基台36の右取付部36a2に固定される。
図13などに示すように、ACホース40及び配線41は、孔部39から上方向に延びるように配策されている。また、ACホース40及び配線41は、第1横部35dに沿うように、右方向に延びるように配策されている。ACホース40は、コンデンサD1、レシーバR1、サイトグラスR2に接続される。図15に示すように、ACホース40は、ガイド部材43によりブラケット34の第1横部35dに沿って配策される。ガイド部材43は、断面J字形状のフック状の部材であり、コンデンサD1の上部に取り付けられる。
以下、説明の都合上、図15に示すように、組み立てられたコンデンサD1の構成(コンデンサD1、ブラケット34、レシーバR1など)を、コンデンサD1アッセンブリとして説明する。図15に示すように、バックホー1は、コンデンサD1アッセンブリを背負うような外観となる。
本実施形態では、収納部材44は、側面視で、後方に傾斜した三角形状に形成された部材である。収納部材44の傾斜した後面(斜辺の面)は、コンデンサD1上面(後方を向く面側(表面側))に対応するものとなっている。収納部材44は、樹脂などで成型されたものであってもよく、板金製であってもよい。
また、図12などに示すように、収納部材44は、レシーバ収納部44eを有している。レシーバ収納部44eは、レシーバR1より大きい円筒形状の空間であり、本実施形態においては、傾斜壁44d(第3開口部47)の右側に配置されている。
取り付けられる。
具体的には、収納部材44の左側壁44bには、左外方向に開口された第1開口部45aが設けられている。第1開口部45aが第1吸気口46aとされている。第1吸気口46aは、略三角形状に形成され、斜辺が傾斜壁44dと沿うように配置されている。収納部材44の右側壁44cには、右外方向に開口された第2開口部45bが設けられている。第2開口部45bが第2吸気口46bとされている。第2吸気口46bは、略三角形状に形成され、斜辺が傾斜壁44dと沿うように配置されている。
詳しくは、図10Bに示すように、吸気口46a,46bは、ブラケット34の外形と略一致するように形成されている。具体的には、左右の吸気口46a,46bの斜辺が第1縦部35hと第2縦部35iの傾斜と一致する。略三角形状の吸気口46a,46bは、コンデンサD1の裏側空間と連通するようになっている。即ち、吸気口46の斜辺は、コンデンサD1よりも前下方に位置している。左右の吸気口46a,46bは、コンデンサD1の裏側空間に外部から冷却空気CAを取り入れるものとなっている。電動ファンF1によって左右の吸気口46a,46bから収納部材44内に冷却空気CAが取り入れられ、コンデンサD1に冷却空気CAとして送り込まれる。
た、コンデンサD1の冷却能力を考慮して、左右の吸気口46a,46bの面積を設定してもよい。
図10A、図10Bなどに示すように、ACホース40には、エアコンガス状態を把握するためのサイトグラスR2が設けられている。図10A、図10Bなどに示すように、側方視において、サイトグラスR2は、右側の第2吸気口46bの突出部46b1から確認できるように配置されている。
これにより、コンデンサD1を垂直に搭載する場合に比べてコンデンサD1の上下方向の搭載スペースを小さくすることができる。例えば、リアパネル23のリアウィンドウ23aを透過性を有する材質からなるものとし、コンデンサD1の上端部をリアウィンドウ23aの上端と下端との間の中点よりも低く、且つ運転席27の背もたれ部の上端部よりも低い位置に配置することができる。これにより、コンデンサD1を垂直に搭載する場合に比べて、運転席27に着座した運転者Oからのリアウィンドウ23aを介した後方視界性の低下を抑制することができる。また、キャビン5のリアウィンドウ23aが脱出口37となっている場合、コンデンサD1を搭載したままの状態でも運転者Oが脱出口37から脱出するための面積を確保することができる。また、コンデンサD1からの排熱を後方且つ斜め上方に排気することができるので、バックホー1の近傍で作業している作業者や歩行者などにコンデンサD1からの排気が直接当たることを防止することができる。また、作業機1の後方への電動ファンF1などの騒音の伝搬を抑制することができる。
縁部(例えばウェイト8の外縁部)よりも機体内方側に配置し、作業機1の旋回半径内に収めることができる。
また、本実施形態では、機体4(ウェイト8)の後縁部が旋回軸心X1を中心とする円弧状になっており、コンデンサD1は、平面視で作業機1の旋回軸心X1を通り且つ前後方向に延伸する中央線Y1を中心に機体幅方向において左右均等に設置されている。これにより、コンデンサD1を平面視で機体4の外縁部(例えばウェイト8の外縁部)よりも機体内方側に配置し、作業機1の旋回半径内に適切に収めることができる。
また、作業機1は、ボンネット29内で該ボンネット29を支持する支持フレーム30と、コンデンサD1を支持するブラケット34と、支持フレーム30に固定されており、ボンネット29を貫通してブラケット34をボンネット29の上方で支持するブラケット支持部材(ボス部材33)とを備えている。
また、ボンネット29には、空調装置用の冷媒が流通するACホース40が配策される孔部39が設けられている。これにより、エンジンルーム21の内部と外部との間でACホース40を適切に配策することができる。
また、ボンネット29上、且つコンデンサD1に対向する位置に、コンデンサD1を冷却する電動ファンF1を備え、ブラケット34は、コンデンサD1と電動ファンF1とを支持している。これにより、コンデンサD1及び電動ファンF1をボンネット29の上方で適切に支持することができる。
作業機1は、機体4と、機体4上に搭載され且つ、運転者Oが着座する運転席27が室内に設けられたキャビン5と、キャビン5の後部側に配置されたボンネット29と、キャビン5内の温度を調整する空調装置用のコンデンサD1と、コンデンサD1を冷却するための空気流を生成するファン(電動ファンF1)と、コンデンサD1及びファン(電動ファンF1)を収容する収納部材44、とを備え、収納部材44は、左右側面に設けられ且つコンデンサD1を冷却する空気を収納部材44の外部から取り入れる吸気口46と、後方に向かうほど下方に移行する傾斜状に形成された後面に設けられ且つコンデンサD1を冷却した後の空気を後斜め上方に排出する排気口48と、を備えている。これにより、コンデンサD1からの排熱を後方且つ斜め上方に排気することができる。
上記構成によれば、作業機1は、サイトグラスR2の状況を容易に確認することができる。
また、作業機1は、ボンネット29内でボンネット29を支持する支持フレーム30と
、ボンネット29の上方でコンデンサD1及びファン(電動ファンF1)を支持するブラケット34とを備え、支持フレーム30は、当該支持フレーム30の上部に設けられ且つボンネット34を貫通してブラケット34をボンネット29の上方で支持するブラケット支持部材33を備えている。これにより、ボンネット29の上方でコンデンサD1を適切に支持することができる。
また、作業機1は、機体4と、機体4上に搭載され且つ、運転者Oが着座する運転席27が室内に設けられたキャビン5と、キャビン5内の温度を調整する空調装置用のコンデンサD1と、キャビン5の後部側に配置されたボンネット29内に配置されていて該ボンネット29を支持する支持フレーム30と、ボンネット29の上方でコンデンサD1を支持するブラケット34と、支持フレーム30に固定されており、ボンネット29を貫通してブラケット34をボンネット29の上方で支持するブラケット支持部材(ボス部材33)と、を備えている。これにより、コンデンサD1を、エンジンルーム21及びキャビン5の外部に設置することで、キャビン5の居住性を低下させることなく空調装置のコンデンサD1による本機側への熱影響を抑制することができる。また、コンデンサD1をエンジンルーム21内に配置する場合に比べて、コンデンサ21及びエンジンルーム21内に配置される各部材のメンテナンス性を向上させることができる。
また、コンデンサD1を冷却するファン(電動ファンF1)を備え、ブラケット34は、電動ファンF1を支持する。これにより、ボンネット29の上方でコンデンサD1と電動ファンF1を適切に支持することができる。
また、ブラケット支持部材は、支持フレーム30の上面に固定されたボス部材33である。これにより、ブラケット34をボンネット29の上方で適切に支持することができる。
2 上部旋回体
3 下部走行体
4 機体
5 キャビン
8 ウエイト
20 原動機
21 エンジンルーム
27 運転席(座席)
29 ボンネット
30 支持フレーム
33 ボス部材
34 ブラケット
36 基台
D1 コンデンサ
F1 電動ファン
R1 レシーバ
R2 サイトグラス
Claims (7)
- 機体と、
前記機体上に搭載され且つ、運転者が着座する運転席が室内に設けられたキャビンと、
前記機体上における前記キャビンの下方且つ後方に配置されたエンジンルームと、
前記エンジンルームの上部及び前部を形成し、前記キャビンの内部と前記エンジンルームとを区画するボンネットセンタと、
前記キャビン内の温度を調整するコンデンサと前記コンデンサを冷却するための空気流を生成するコンデンサファンとを有する空調装置と、
前記コンデンサ及び前記コンデンサファンを収容する収納部材、とを備え、
前記コンデンサは、後方に向かうにつれて下方に移行する傾斜状に配置され、
前記コンデンサファンは、後方に向かうにつれて下方に移行する傾斜状に配置され、且つ前記コンデンサの前面側に対向配置されて前記コンデンサに向けて後斜め上方に風を吹き出し、
前記収納部材は、後方に向かうほど下方に移行する傾斜状に形成され、前記コンデンサの後面側に対向配置された傾斜壁と、前記傾斜壁の左側部に接続された左側壁と、前記傾斜壁の右側部に接続された右側壁と、前記左側壁に形成され且つ前記コンデンサを冷却する空気を当該収納部材の外部から取り入れる第1吸気口と、前記右側壁に形成され且つ前記コンデンサを冷却する空気を当該収納部材の外部から取り入れる第2吸気口と、前記傾斜壁に設けられ且つ前記コンデンサを冷却した後の空気を後斜め上方に排出する排気口と、を備え、
前記第1吸気口及び前記第2吸気口は、斜辺が前記傾斜壁に沿うように配置された略三角形状に形成されていることを特徴とする作業機。 - 前記収納部材の外部から前記第1吸気口又は前記第2吸気口を介して視認可能な位置に、前記空調装置で用いられているエアコンガスの状態を把握するためのサイトグラスを備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の作業機。 - 前記エンジンルーム内で前記ボンネットセンタを支持する支持フレームと、
前記ボンネットセンタの上方で前記コンデンサ及び前記コンデンサファンを支持するブ
ラケットとを備え、
前記支持フレームは、当該支持フレームの上部に設けられ且つ前記ボンネットセンタを貫通して前記ブラケットを前記ボンネットセンタの上方で支持するブラケット支持部材を備えている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の作業機。 - 前記収納部材内における前記コンデンサの側方に前記空調装置で用いられる冷媒を貯留するレシーバが配置されている請求項1~3のいずれか1項に記載の作業機。
- 下部走行体と、前記下部走行体に対して旋回可能に搭載された前記機体と、を備え、
前記収納部材は、前記ボンネットセンタの上方、且つ前記キャビンのリアパネルの背面側下部に対向する位置に配置され、
前記リアパネルに透過性を有する材質からなるリアウィンドウが設けられており、
前記収納部材の上端部は、前記リアウィンドウの上端と下端との間の中点よりも低く、且つ前記運転席の背もたれ部の上端部よりも低い位置に配置されている請求項1~4のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記エンジンルームの後部を形成する後部ボンネットと、
前記後部ボンネットの下方に配置された設けられたウェイトとを備え、
前記収納部材は、平面視で前記ウェイトの外縁部よりも機体内方側に配置されている請求項1~5のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記空調装置は、冷媒を圧縮するコンプレッサと、圧縮された前記冷媒を冷却する前記コンデンサと、前記コンデンサに空気を送風するコンデンサファンと、冷却された前記冷媒を貯留するレシーバと、前記キャビン内に空気を送風する送風ファンと、前記送風ファンから送風された空気と前記冷媒とを熱交換させるエバポレータと、を有し、
前記エバポレータ及び前記送風ファンは前記キャビン内の下部に配置され、前記コンプレッサは前記エンジンルーム内に配置され、前記コンデンサ、前記コンデンサファン、及び前記レシーバは前記ボンネットセンタ上に配置されている請求項1~6のいずれか1項に記載の作業機。
Priority Applications (4)
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