JP7317555B2 - ガス分離装置及びガス分離方法 - Google Patents
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Description
この排ガスの排出時には真空ポンプの保護を目的として多量の窒素(N2)ガスが導入され、反応に使われなかったPFCガスは反応で使われ分解したPFCガス(HF、CO2、分解PFCガス等)と共に希釈されて排出される。
また近年、高積層した3D(3次元)-NAND型フラッシュメモリーの生産のために、微細かつ高アスペクト比を保ってより正確なエッチングを行う異方性エッチングの技術が開発されている。このエッチングには、C4F6、C4F8またはC5F8といったPFCガスに加えて、希ガスであるXe又はKrをアシストガスとして導入することが行われるようになってきた。これにより、高価な希ガスのXeやKrの回収技術が求められようになってきた。
深冷蒸留法は、例えば、空気を原料としてO2やN2を製品として得ようとする場合などに用いられている。この方法では、加圧した空気を熱交換により-190℃程度に冷却して精留塔に導入し、該精留塔で精留することによってO2とN2とを分離して取り出す。深冷蒸留法は、PSA法、TSA法、及び膜分離法に比べて、目的のガスを高純度に得ることができる利点がある。
PSA法では、例えば、ゼオライト等を吸着剤として用い、加圧下で混合ガスを流通させることによって、易吸着成分を吸着剤に吸着固定させ、難吸着成分を分離回収する。また、吸着剤を十分に低い圧力条件下におけば、吸着剤から易吸着成分を脱着させることができ、吸着剤を再使用可能な状態にできる。PSA法は、短時間での吸着・再生の切り替えが可能なため、吸着剤当たりの製品発生量を高めやすく、また、分離装置をコンパクトにしやすいという利点を持つ。PSA法が吸脱着を圧力で制御するのに対し、TSA(温度スウィング吸着)法では吸脱着を熱で制御する。また、両者を組み合わせて分離を行う方法も採用されている。
膜分離法は、膜素材である高分子化合物の特有の気体透過性や、ゼオライトのような細孔径による分子篩効果を利用する。膜分離法は、目的ガスの高純度化には制約があるが、分離装置がコンパクトで安価であるという利点を持つ。
さらに特許文献2には、半導体製造装置からの排ガスに含まれるXeなどを高濃度、高回収率で回収するに際し、XeなどをN2などと同時に高濃度に濃縮して回収する技術が開示されている。
他方、PSA法、TSA法及び膜分離法は、分離装置の小型化が図れるため、設備コストやランニングコストの面では深冷蒸留法よりも有利である。しかし、目的ガスの高純度化には限界があり、XeやKr等の希ガスを、上記の目的の高純度で得ることは困難である。
また、特許文献1及び2に記載された希ガス回収技術も、処理設備が大がかりになり、かつ複雑であり、また希ガスを目的の高純度(99.999質量%)に得ることも難しい。
[1]
被処理混合ガスから目的のガスAを分離回収するガス分離装置であって、
前記被処理混合ガスを充填剤が充填されたカラムに通してクロマト分離するガス分離手段を有し、
前記ガス分離手段により、前記被処理混合ガスが導入される前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記ガス導入側から前記ガスAを抜き出すガス分離装置。
[2]
前記被処理混合ガスが、希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスであり、前記ガスAが前記希ガスである[1]記載のガス分離装置。
[3]
パーフルオロ化合物ガスと希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスから前記パーフルオロ化合物ガスを分離するパーフルオロ化合物ガス分離手段を有し、
前記被処理混合ガスが、前記のパーフルオロ化合物ガスと希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスから前記パーフルオロ化合物ガス分離手段によりパーフルオロ化合物ガスを除去して得られるものである[2]に記載のガス分離装置。
[4]
前記充填剤がゼオライトである[1]~[3]のいずれかに記載のガス分離装置。
[5]
前記ガス分離手段を複数有し、該複数のガス分離手段の各カラムに前記被処理混合ガスを順次異なるタイミングにて切り替えて導入する切替手段を有する[1]~[4]のいずれかに記載のガス分離装置。
[6]
前記カラムの一方側に接続された第1配管と、
前記カラムの他方側に接続された第2配管と、
前記カラムから前記第1配管を通して排出されるガスを分析する第1分析手段と、
前記カラムから前記第2配管を通して排出されるガスを分析する第2分析手段と、
前記第1配管及び前記各第2配管に配した流路切替手段とを有し、
前記流路切替手段の開閉タイミングは、前記第1分析手段及び前記第2分析手段の分析結果に基づいて決定される[1]~[5]のいずれかに記載のガス分離装置。
[7]
前記カラムのガスが排出されている側の圧力が、前記カラムのガスが排出されていない側の圧力よりも低い[1]~[6]のいずれかに記載のガス分離装置。
[8]
前記ガス分離手段の前段に、該ガス分離手段に付さない不要なガスを除去する除害手段が配され、
前記除害手段が吸着除害装置である、[1]~[7]のいずれかに記載のガス分離装置。
[9]
被処理混合ガスを充填剤が充填されたカラムに通して該被処理混合ガスに含まれる目的のガスAをクロマト分離するガス分離方法であって、
前記クロマト分離が、前記被処理混合ガスが導入される前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記ガス導入側から前記ガスAを抜き出すことを含むガス分離方法。
[10]
前記被処理混合ガスが希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスであり、前記ガスAを前記希ガスとし、
前記被処理混合ガスをゼオライトが充填されたカラムに通して前記希ガスを分離することを含む[9]に記載のガス分離方法。
[11]
前記カラムを複数用いて、各カラムに、前記被処理混合ガスを順次異なるタイミングにて導入する[10]に記載のガス分離方法。
[12]
前記カラムの前段の吸着除害処理により、前記クロマト分離に付さない不要なガスを除去して前記被処理混合ガスを得ることを含む[9]~[11]のいずれかに記載のガス分離方法。
図1に示すように、ガス分離装置1(1A)には、充填剤が充填されたカラム11に被処理混合ガスを通してクロマト分離するガス分離手段2を有する。以下の説明では、目的のガスAとしてXeガスと目的のガスA以外のガスとしてN2ガスとを含む混合ガスを被処理混合ガスとする形態を例に説明するが、本発明は、本発明で規定すること以外は、下記の形態に限定されるものではない。
充填剤として用い得るゼオライトは、細孔径が0.1~1.0nmであることが好ましく、また、吸着サイトを多数持つという観点から、細孔の表面積が1gあたり150~900m2であることが好ましい。
このようなゼオライトには、合成ゼオライト又は天然ゼオライトが用いられる。合成ゼオライトとしては、例えば、ユニオン昭和社製、モレキュラーシーブ13X(商品名)、東ソー社製HSZ-800(商品名)等が挙げられる。また、天然ゼオライトとしては、モルデナイト、チャバザイト等が挙げられる。
また、仕切弁V2と第1真空ポンプP1との間の第1配管21には分析用配管23が分岐され、分析用配管23にガス濃度を分析するガス分析手段31が配されることが好ましい。ガス分析手段31として、例えば、四重極型質量分析計(QMS:例えば、差動排気系キット付四重極型質量分析計:アルバック社製Qulee with YTP(商品名))が配される。
第2配管22には、供給配管112との共用部分112S側に流路切替手段の一部を構成する仕切弁V3が配される。上記仕切弁V2及びV3によって流路切替手段が構成される。また、第2配管22の他端側には第2真空ポンプP2の吸引側P2Aが接続される。第2真空ポンプP2の排気側P2Bには、第4配管26の一端側が接続され、この第4配管26の他端側には、例えば回収系(図示せず)が接続されることが好ましい。
また、仕切弁V3と第2真空ポンプP2との間の第2配管22には分析用配管24が分岐され、分析用配管24にはガス濃度を分析するガス分析手段32が配されることが好ましい。ガス分析手段32は上記ガス分析手段31と同様であり、QMSを配することができる。なお、本発明のガス分離装置1では、ガス分離処理中に、仕切弁V2と仕切弁V3とを同時に開くことがないため、上記ガス分析手段32は、図示したように、ガス分析手段31と共用することができる。
まずガス分離装置1の全ての仕切弁V1~V3を閉じた状態にする。このとき、カラム11内は、あらかじめ、仕切弁V2を開けて第1真空ポンプP1によって真空引きしておくことが好ましい。例えば、カラム11の上側出口13の圧力を、1.0×103~1.0×10-5Paに保つことが好ましく、1.0×102~1.0×10-2Paに保つことがより好ましく、1.0×101~1.0×10-1Paに保つことがさらに好ましい。
このような状態にしてカラム11内に被処理混合ガスを導入する。カラム11内への被処理混合ガスの導入量は、例えば、マスフローコントローラー113によって計測された流量と供給時間によって制御することができる。その制御は、制御部(図示せず)によって制御することができる。制御部は、仕切弁V1~V3の開閉動作も制御することが好ましい。
工程1において、N2ガスのイオン強度が一定になっている状態は、被処理混合ガスの導入量とN2ガスの排気量とが平衡になっている状態である。
上記の方法によるXeガスの高純度、効率的な回収は、Xeが充填剤(例えばゼオライト)に吸着し易いこと、Xeの原子量がN2の分子量と比較してかなり重く、Xeの原子サイズがN2の分子サイズより大きいことが影響している。すなわち、カラム11内が第1真空ポンプP1によって吸引されていても、カラム11内に導入されたXeガスは、充填剤に対する強吸着性と重さの影響によりカラム11内の移動速度が遅く、カラム11の導入側付近に留まっていると考えられる。そのため、カラム11の下側出入口から第2真空ポンプP2によって吸引することによって、Xeガスをカラム11内より、下側出入口12を通じて効率的に抜き出すことができる。この結果、カラム11内のXeガスを短時間に回収することが可能になる。
例えば、通常のガスクロマト分離では、カラム11の上側出口13からN2ガスを回収した後、遅れて、上側出口13から排出されるXeガスを回収する。しかしこの場合、カラム11内をXeガスが通過するのを待つ必要があり、Xeガスを十分に回収するには24時間程度かかる。これに対し、本発明のガス分離装置1を用いてガス分離した場合、カラム11の上側出口13からN2ガスを排気してからカラム11の下側出入口12からXeガスを回収する。そのため、処理時間が1時間30分程度にまで大幅に短縮しながら、高純度のXeガスの回収が可能となる。
さらに、カラム11内部が第1真空ポンプP1により排気されている場合、カラム11からN2ガスが出ていく上側出口13の圧力(出口圧力)が、被処理混合ガスが導入される下側出入口12の圧力(入口圧力)よりも低くなる。また、カラム11内部が第2真空ポンプP2により排気されている場合、カラム11からXeガスが出ていく下側出入口12の圧力(出口圧力)が、仕切弁V2が閉じられている上側出口13の圧力(出口圧力)よりも低くなる。このように、カラム11からのガスの出口圧力をカラム11からのガスの入口圧力よりも低い状態にすることにより、カラム11内のガスが出口側から出やすくなる。またカラム11の出口圧力を大気圧(例えば、1気圧)未満にすることにより、カラム11内の被処理混合ガスがカラム11外に漏れるのを防ぐことができ、安定してクロマト分離を行うことができる。また、危険性を有するガスであっても、処理中にカラム11外部に漏れることが防止され、安全性が高まる。
図3に示すように、ガス分離装置1(1B)は、前述のガス分離装置1Aの供給配管112をカラム11の下側出口14からカラム11の上側出入口15に付け替えたものであり、その他の構成はガス分離装置1Aと同様である。すなわち、カラム11の上側出入口15から被処理混合ガスを導入し、回収目的としないガスをカラム11の下側出口14から排気し、目的のガスを上側出入口15から回収するガス分離装置1Bである。
一方、カラム11の下側出口14には、第2真空ポンプP2の吸引側に接続する第2配管22が配される。第2配管22には仕切弁V3が配される。また、仕切弁V3と第2真空ポンプP2との間の第2配管22から分析用配管24が分岐され、分析用配管24にはガス分析手段32が接続されることが好ましい。このガス分析手段32は、上記ガス分析手段31と共用することができる。上記第2真空ポンプP2の排気側には、排気系(図示せず)に接続する第4配管26が配されることが好ましい。
前述した第1実施形態のガス分離装置1Aでは、1本のカラムに、N2ガス及びXeガスを含む被処理混合ガスを10分間導入した場合、初めにN2ガスが排出され、N2ガスの排出がなくなると、Xeガスが排出され、やがてXeガスの排出も終了する。カラムの長さや充填剤の合成ゼオライトの充填量等にもよるが、被処理混合ガスの導入開始からXeガスの排出終了までの時間が、例えば90分となる。当該時間を90分間として、このようなガス分離装置1Aを用いて連続処理を行う場合、連続的に被処理混合ガスを導入し続けるには、9本のカラムが必要になる。すなわち、上記90分のうち、時間経過0~10分にカラム11Aに被処理混合ガスを10分間導入し、時間経過10~20分にカラム11Bに被処理混合ガスを10分間導入する。そして、順次カラム11C、カラム11D、・・・、カラム11Iに被処理混合ガスを10分間ずつ導入する。そうすることで、被処理混合ガスが途切れることなく、いずれかのカラムに導入されるようになる。以下に詳細に説明する。
上記構成によって、被処理混合ガス供給源111から各カラム11の下側出入口12を通って各カラム11内に、被処理混合ガスとして、N2ガス及びXeガスを含む混合ガスが導入される。各カラム11には、第1実施形態と同様のものを用いることができる。各カラム11は、縦置き(鉛直方向)に配されることが好ましい。
上記接続配管21A~21Iが接続された部分より下流側の第1配管21には第1真空ポンプP1の吸引側P1Aが接続される。さらに接続配管21A~21Iが接続された部分と第1真空ポンプP1の吸引側P1Aとの間の第1配管21には、ガス分析手段31が配されることが好ましい。第1真空ポンプP1の排気側P1Bには、排気系(図示せず)につながる第3配管25が接続されることが好ましい。第1真空ポンプP1には、第1実施形態にて説明したものと同様のものを用いることができる。ガス分析手段31には、第1実施形態にて説明したQMSを用いることができる。
図示したように、接続配管22A~22Iの各カラム11側の一部は、供給配管112に接続する接続配管112A~112Iの各カラム11側と共用してもよく、又は図示してはいないが、別々にカラム11の下側に接続されてもよい。図示例では、被処理混合ガスは、接続配管112A~112I(一部は接続配管22A~22Iとの共用部分)を通って、カラム11A~11Iの各下側出入口12からカラム11内に導入される。
図5に示すように、ガス分離装置1(1D)は、各接続配管22A~22Iには、それぞれに分析用接続配管24A~24Iの一端側を接続し、各分析用接続配管24A~24Iの他端側を分析用配管27に接続する。分析用配管27には、Xeガスの分析を行うガス分析手段32を配することが好ましい。したがって、第2配管22には、前述のガス分離装置1Cのようにガス分析手段32を設けない。各分析用接続配管24A~24Iには、それぞれに仕切弁V4A~V4Iを配する。その他の構成は前述のガス分離装置1Cと同様である。
まず、第1真空ポンプP1及び第2真空ポンプP2を稼働しておく。これらの真空ポンプは常時稼働とすることが好ましい。そして全ての仕切弁V1A~V1I、V2A~V2I及びV3A~V3Iを閉じた状態から、全てN2排気系の仕切弁V2A~V2Iを開け、系内の圧力が真空度1~100Paになっていることを確認する。その後、仕切弁V2A~V2Iを閉じる。
なお、ガス分離処理中は、仕切弁V1は開けた状態にしておくことが好ましい。この弁操作によって、被処理混合ガス供給源111から供給配管112、接続供給配管112Aを通じてカラム11Aに被処理混合ガスが導入される(図6:T0~T11)。カラム11A内の充填剤(例えばゼオライト)に吸着しにくいN2ガスは、仕切弁V2Aが開けられていることによって、接続配管21Aから第1配管21を通って第1真空ポンプP1によって吸引される。そして第3配管25を通じてN2排気系へ排気される(図6:T0~T11)。
被処理混合ガスを所定の時間(図6:0分~10分:T0~T11)導入した後、被処理混合ガス導入側の仕切弁V1Aを閉じて、カラム11Aへの被処理混合ガスの導入を停止する。このとき、N2ガス排出側の仕切弁V2Aは開けた状態を保つ。このN2ガス排気はカラム11AからN2ガスが排出されている間行う(図6:10分~20分:T11~T12)。N2ガスが排出されているか否かは、ガス分析手段31によるガス分析によって検出できる。
また、XeガスとN2ガスの排出挙動を予め確認しておき、必要な排出時間を決定してガス分離装置を稼働してもよい。この場合、ガス分析手段32は、各カラム11からのXeの排出が予定時間通りに開始されていることを確認するために用いることが好ましい。
カラム11B内の充填剤(例えばゼオライト)に吸着し易いXeガスは、開けられた仕切弁V3Bを通り、接続配管22Bから第2配管22を通って第2真空ポンプP2によって吸引され、第4配管26を通じてXe回収系へ回収される(図6:90分:T13~T20)。このXe回収はカラム11BからXeガスが排出されている間行う。Xeガスが排出されているか否かは、上記カラム11Aの場合と同様にして行うことが好ましい。カラム11BからのXeガスの排出の終了時間が経過した後、仕切弁V3Bを閉じる。仕切弁V3Bを閉じた後も、常時稼働している第2真空ポンプP2によって、カラム11C以降からXeガスを回収し続ける。
そして再びカラム11Aに被処理混合ガスが導入される場合には、図7に示すように、仕切弁V1A~V3Aの操作を行う。
その操作は前述の図6に示したカラム11Aの仕切弁V1A~V3Aの操作と同様である。ただし、カラム11Aに被処理混合ガスを導入している間は、カラム11B~11HのXe回収が終了していないため、カラム11B~11HのXe回収のための仕切弁V3B~V3Hが開いた状態になっている。
ただし実機では連続処理することは必須ではなく、ガス分離装置1の前段の例えば供給配管112にバッファータンク(図示せず)などを設けて、ガス分離装置1に供給するガス量を調整し、不連続に処理をしても構わない。
図8に示すように、回収システム200は、本発明のガス分離装置1を用いる。このガス分離装置1の被処理混合ガスが供給される側に、半導体製造工程で用いる、例えばドライエッチング装置が設けられている。ドライエッチング装置のプロセスチャンバー211には、エッチングガスの供給源として、例えば、PFCガス供給源221とXeガス供給源222が、それぞれ配管223、224によって接続されている。配管223、224は別々にプロセスチャンバー211に接続されていてもよく、図示したように、途中で合流させてプロセスチャンバー211に接続させてもよい。プロセスチャンバー211にはガス分離装置1に接続される被処理混合ガスを供給する供給配管112が接続される。供給配管112には、プロセスチャンバー211側から順に真空ポンプP3、仕切弁V5、除害装置231、真空ポンプP4、バッファータンク241が配される。除害装置231は、酸性ガス、PFCガス、エッチングにより生成した分解物、H2O等をN2ガスとXeガスとから除害するものであり、乾式吸着除害装置が好ましい。また、プロセスチャンバー211と真空ポンプP5との間の被処理混合ガス供給配管112には、N2ガスを供給するN2ガス供給配管115が接続される。
上記ガス分離装置1には、図1に示したカラム11、仕切弁V1~V3、第1、第2真空ポンプP1、P2及びガス分析手段31がそれらを接続する配管とともに含まれるが、本図面では、第1、第2真空ポンプP1、P2、第1、第2配管21、22を図示した。
上記したように、Xeガス供給源222にXeガスを戻す第2配管22のXeガス供給源222の直前にバッファータンク242を配することによって、ガス濃度測定、ガス濃度調整を行うことができる。この場合、仕切弁V6は、流量を調整できる制御弁とすることが好ましい。
上記説明では、回収ガスとして主にXeガスについて説明したが、本発明は、本発明で規定すること以外はこれらの形態に限定されるものではない。例えば、Xeガスの代わりにKrガスを用いることができ、この場合も同様にして本発明を実施することができる。
試験方法を図1及び9を参照して以下に説明する。
試験装置には、図1に示したガス分離装置1Aを用いた。ただし、被処理混合ガス供給源111には、図9に示したN2ガス供給源121及びXeガス供給源122を用いた。N2ガス供給源121、Xeガス供給源122は、それぞれのガスが充填された、N2ガスボンベ、Xeガスボンベを用いた。N2ガス供給源121、Xeガス供給源122には、配管123、124を接続し、配管123、124には、それぞれ、マスフローコントローラー141、142、流路の開閉を行う仕切弁V5、V6を配した。この配管123、124を下流側で合流させ、供給配管112としてカラム11の下側出入口12(図1参照)に接続した。したがって、カラム11にはXeガスとN2ガス(以下、Xe/N2とも記す)との混合ガスが導入されるようにした。使用したカラムは、内径54.9mm、長さ1.0mとし、カラム11の加熱温度を200℃とした。カラム11の内部には、充填剤として、予め合成ゼオライトを充填した。合成ゼオライトとして、ユニオン昭和社製、モレキュラーシーブ13X(商品名)を用いた。
カラム11の上側出口13には、第1真空ポンプP1の吸引側P1Aを接続した(図1参照)。第1真空ポンプP1には、エドワーズ社製nXDS10i(商品名)(到達圧力:0.7Pa、排気速度:190SLM)を用いた。
第1真空ポンプP1の排気側P1Bは、N2排気系(図示せず)に接続した。また、その第1配管21の途中から分析用配管23を分岐させて、分析用配管23に、分析配管用仕切弁(図示せず)を介してガス分析手段31(QMS:アルバック社製Qulee with YTP(商品名))を接続した(図1参照)。
N2ガスの排出が終わったことを確認した直後、仕切弁V2を閉じ、仕切弁V3を開けて、カラム11内のXeガスを下側出入口12から回収した(図10:工程3)。このとき、常時稼働している第2真空ポンプP2は稼働状態であった。そしてXeガスの排出が混合ガスを導入してから90分で終わったことをガス分析手段31(32)によって確認した。またXeについては前述の微量窒素分析用のガスクロマトグラフィーにてXeガス中のN2ガス分析をした。その結果、N2ガス濃度が0.001体積%(10ppm)以下であることが分かった(QMS分析結果を示した図10参照)。すなわち、Xeガスが99.999体積%の濃度で回収できたことが分かった。カラム11からのXeガスの排出が終わったことを確認した直後に、仕切弁V3を閉じた。
被処理混合ガスをカラム11に導入し始めてからXeガスがカラム11から出終るまでの時間は90分であった。
試験装置には、実施例1と同様のものを用いた。ただし、仕切弁の操作を表1のように行った。すなわち、実施例1の弁操作において、表1に示したように、工程1及び2における仕切弁V1、V2の操作は実施例1と同様に行ったが、仕切弁V3は閉じた状態にした。また工程3においては、仕切弁V2を閉じずに開けた状態して、第1真空ポンプP1によって真空引きを継続した。このとき、仕切弁V3は閉じた状態にした。また工程3では、第2真空ポンプP2は稼働させなかった。これ以外の条件は実施例1と同様である。
N2ガスの排出が終わったことを確認した直後も仕切弁V2を開けた状態に保ち、第1真空ポンプP1を稼働し続けて、カラム11内のXeガスを上側出口13から排出した(図11:工程3)。そしてXeガスの排出が混合ガスを導入してから24時間で終わったことをガス分析手段31によって確認した。Xeガスの排出が終わったことを確認した直後に、仕切弁V2を閉じた。
被処理混合ガスをカラム11に導入し始めてからXeガスがカラム11から出終るまでの時間はおよそ24時間であった。
以上、実施例によって説明したように、本発明のガス分離装置1によって、XeガスとN2ガスとの混合ガスからXeガスを、短時間に、かつ所望の高純度に回収することができた。
2 ガス分離手段
11、11A~11I カラム
12 下側出入口
13 上側出口
14 下側出口
15 上側出入口
21 第1配管
21A~21I、22A~22I 接続配管
22 第2配管
23、24、27 分析用配管
25 第3配管
26 第4配管
27A~27I 分析用接続配管
31、32、114 ガス分析手段
111 被処理混合ガス供給源
112 供給配管
112A~112I 接続供給配管
112S 共用部分
113、141、142 マスフローコントローラー
115 N2ガス供給配管
121 N2ガス供給源
122、222 Xeガス供給源
123、124 配管
200 回収システム
211 プロセスチャンバー
221 PFCガス供給源
223~224 配管
231 除害装置
241、242 バッファータンク
P1 第1真空ポンプ
P2 第2真空ポンプ
P3、P4 真空ポンプ
P1A、P2A 吸引側
P1B、P2B 排気側
V1、V1A~V1I、V2、V2A~V2I、V3、V3A~V3I、V4A~V4I、V5、V6 仕切弁
Claims (10)
- 被処理混合ガスから目的のガスAを分離回収するガス分離装置であって、
前記被処理混合ガスが、希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスであり、前記ガスAが該希ガスであり、
前記ガス分離装置が、前記被処理混合ガスを充填剤が充填されたカラムに通してクロマト分離するガス分離手段を有し、
前記ガス分離手段により、前記カラムへの前記被処理混合ガス導入中に前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側を閉じて前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側とは反対側を閉じて前記ガス導入側から前記ガスAを抜き出すガス分離装置。 - 前記ガス分離装置が、パーフルオロ化合物ガスと希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスから前記パーフルオロ化合物ガスを分離するパーフルオロ化合物ガス分離手段を有し、
前記被処理混合ガスが、前記のパーフルオロ化合物ガスと希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスから前記パーフルオロ化合物ガス分離手段によりパーフルオロ化合物ガスを除去して得られるものである請求項1に記載のガス分離装置。 - 被処理混合ガスから目的のガスAを分離回収するガス分離装置であって、
前記ガス分離装置が、前記被処理混合ガスを充填剤が充填されたカラムに通してクロマト分離するガス分離手段を有し、
前記ガス分離装置は、前記ガス分離手段により、前記カラムへの前記被処理混合ガス導入中に前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側を閉じて前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側とは反対側を閉じて前記ガス導入側から前記ガスAを抜き出すものであり、
前記ガス分離装置は、
前記カラムのガス導入側とは反対側に接続された第1配管と、
前記カラムのガス導入側に接続された第2配管と、
前記カラムから前記第1配管を通して排出されるガスの分析を行う第1分析手段と、
前記カラムから前記第2配管を通して排出されるガスの分析を行う第2分析手段と、
前記第1配管及び前記第2配管のそれぞれに配した流路切替手段とを有し、
前記流路切替手段の開閉タイミングは、前記第1分析手段及び前記第2分析手段の分析結果に基づいて決定されるガス分離装置。 - 被処理混合ガスから目的のガスAを分離回収するガス分離装置であって、
前記ガス分離装置が、前記被処理混合ガスを充填剤が充填されたカラムに通してクロマト分離するガス分離手段を有し、
前記ガス分離装置は、前記ガス分離手段により、前記カラムへの前記被処理混合ガス導入中に前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側を閉じて前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側とは反対側を閉じて前記ガス導入側から前記ガスAを抜き出すものであり、
前記ガス分離装置は前記ガス分離手段の前段に、該ガス分離手段に付さない不要なガスを除去する除害手段が配され、前記除害手段が吸着除害装置である、ガス分離装置。 - 前記充填剤がゼオライトである請求項1~4のいずれか1項に記載のガス分離装置。
- 前記ガス分離手段を複数有し、該複数のガス分離手段の各カラムに前記被処理混合ガスを順次異なるタイミングにて切り替えて導入する切替手段を有する請求項1~5のいずれか1項に記載のガス分離装置。
- 前記カラムのガスが排出されている側の圧力が、前記カラムのガスが排出されていない側の圧力よりも低い請求項1~6のいずれか1項に記載のガス分離装置。
- 被処理混合ガスをゼオライトが充填されたカラムに通して該被処理混合ガスに含まれる目的のガスAをクロマト分離するガス分離方法であって、
前記被処理混合ガスが、希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスであり、前記ガスAを前記希ガスとし、
前記クロマト分離が、前記カラムへの前記被処理混合ガス導入中に前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側を閉じて前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側とは反対側を閉じて前記ガス導入側から前記ガスAを抜き出すことを含むガス分離方法。 - 前記カラムを複数用いて、各カラムに、前記被処理混合ガスを順次異なるタイミングにて導入する請求項8に記載のガス分離方法。
- 被処理混合ガスを充填剤が充填されたカラムに通して該被処理混合ガスに含まれる目的のガスAをクロマト分離するガス分離方法であって、
前記ガス分離方法が、前記カラムの前段の吸着除害処理により、前記クロマト分離に付さない不要なガスを除去して前記被処理混合ガスを得ることを含み、
前記クロマト分離が、前記カラムへの前記被処理混合ガス導入中に前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側を閉じて前記カラムのガス導入側とは反対側から前記ガスA以外のガスを抜き出し、次いで、前記カラムのガス導入側とは反対側を閉じて前記ガス導入側から前記ガスAを抜き出すことを含むガス分離方法。
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