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JP7308121B2 - 天井クレーンの解体方法 - Google Patents

天井クレーンの解体方法 Download PDF

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JP7308121B2 JP2019184511A JP2019184511A JP7308121B2 JP 7308121 B2 JP7308121 B2 JP 7308121B2 JP 2019184511 A JP2019184511 A JP 2019184511A JP 2019184511 A JP2019184511 A JP 2019184511A JP 7308121 B2 JP7308121 B2 JP 7308121B2
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Description

本開示は、天井クレーンの解体方法に関する。
例えば、特許文献1には、原子炉プラントの原子炉格納容器内に設けられた旋回式天井クレーン(ポーラクレーン)が示されている。
例えば、特許文献2には、天井クレーンの撤去方法が示されている。
特開2013-166636号公報 特開2012-77555号公報
特許文献2に示されている天井クレーンの撤去方法は、マウンドを形成し、取り外した天井クレーンをマウンドに落下させるものである。しかし、例えば、特許文献1に示すような原子炉プラントの原子炉格納容器などの建屋内に設けられた天井クレーンを撤去するにあたり、当該天井クレーンをマウンドに落下させることは安全な作業ではない。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、天井クレーンを安全に解体することのできる天井クレーンの解体方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本開示の一態様に係る天井クレーンの解体方法は、建屋内の天井クレーンを解体する方法であって、前記建屋内にタワークレーン部材を搬入してタワークレーンを組み立てるステップと、前記タワークレーンを用いて前記天井クレーンを解体するステップと、を含む。
本開示によれば、天井クレーンを安全に解体できる。
図1は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法が適用される建屋を示す縦断面図である。 図2は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法が適用される建屋を示す横断面図である。 図3は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法のフローチャートである。 図4は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の除染のフローチャートである。 図5は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の除染の工程図である。 図6は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の除染の工程図である。 図7は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の除染の工程図である。 図8は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体のフローチャートである。 図9は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。 図10は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。 図11は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。 図12は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。 図13は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。 図14は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。 図15は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。 図16は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。 図17は、本開示の実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。
以下に、本開示に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの開示が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る天井クレーンの解体方法が適用される建屋を示す縦断面図である。図2は、本実施形態に係る天井クレーンの解体方法が適用される建屋を示す横断面図である。
例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)は、建屋である格納容器100を有している。格納容器100は、円筒形状の胴部101と、胴部の上側を塞ぐ半球状の天井部102とで構成されている。格納容器100は、その内部に、図示しない原子炉や、蒸気発生器などが配置されている。原子炉容器は、核燃料が収容され、当該核燃料により加熱された一次冷却水が蒸気発生器を介して循環される。蒸気発生器は、一次冷却水の熱により二次冷却水を蒸発させる。そして、この蒸気がタービンに送られて発電を行う。
また、格納容器100は、その内部に収容されている内部構造物の定期点検や交換などを行うため、天井クレーン(ポーラクレーン)50が設けられている。天井クレーン50は、格納容器100の上部に設置されている。天井クレーン50は、格納容器100の上部に円周状にレール(図示省略)が敷設され、レール上に径方向に1対のエンドタイ51が設けられている。そして、各エンドタイ51は、径方向に平行に延在する1対のガータ52で連結される。これにより、各ガータ52が径方向に延在して架け渡されている。ガータ52は、エンドタイ51を介してレールに沿って回転移動が可能に設けられている。ガータ52は、その上にトロリー53が設置されている。トロリー53は、ガータ52に沿って径方向に移動可能に設けられている。トロリー53は、主巻上装置54Aおよび副主巻上装置54Bと、主巻上装置54Aおよび副主巻上装置54Bの駆動に使用される電気部品54Cが設けられている。各巻上装置54A,54Bは、フック54Aa,54Baが先端に設けられたワイヤ54Ab,54Bbを巻き上げ可能に設けられている。
ところで、上述した建屋である格納容器100の解体において、原子炉容器や、蒸気発生器などは天井クレーン50を利用して格納容器100の外部に搬出される。そして、天井クレーン50は、最後に解体されることになる。
図3は、本実施形態に係る天井クレーンの解体方法のフローチャートである。
本実施形態の天井クレーンの解体方法は、図3に示すように、格納容器(建屋)100内および天井クレーン50を除染し(ステップS1)、天井クレーン50を解体する(ステップS2)。格納容器100は、上述したように原子炉や、蒸気発生器などが配置されているため、格納容器(建屋)100内および天井クレーン50の除染を行ってから、天井クレーン50を解体する。
図4は、本実施形態に係る天井クレーンの解体方法の除染のフローチャートである。図5から図7は、本実施形態に係る天井クレーンの解体方法の除染の工程図である。
ステップS1の格納容器100内および天井クレーン50を除染する工程は、図1、図2および図4に示すように仮設床1を設置する(ステップS1a)。仮設床1は、図1および図2に示すように、格納容器100の搬入出口103に繋がるように水平を保って敷設される。搬入出口103は、格納容器100の胴部101に設けられ、図示しない扉により開閉することが可能に設けられている。搬入出口103は、仮設床1に繋がる搬入出路103aが設けられる。
ステップS1aの後、図4および図5に示すように、格納容器100に胴部足場104を組み立てる(ステップS1b)。胴部足場104は、格納容器100の内部において胴部101の内面に沿って設置される。そして、この胴部足場104を用い、胴部101の内面の除染を行う(ステップS1c)。その後、胴部足場104を撤去する(ステップS1d)。
次に、図4および図6に示すように、格納容器100に天井部足場105を組み立てる(ステップS1e)。天井部足場105は、格納容器100の内部において天井部102の内面に沿って設置される。また、天井部足場105は、天井クレーン50のガータ52の上に設置され、天井部102における半球状の半分の領域に設置される。そして、この天井部足場105を用い、天井部102の内面の除染を行う(ステップS1f)。ここで、除染が完了したら、天井クレーン50のガータ52と共に天井部足場105を周方向に回転移動させ、天井部102の内面の除染を行う(ステップS1f)。その後、天井部足場105を撤去する(ステップS1g)。なお、天井部102の内面の除染を行う工程(ステップS1eからステップS1g)は、胴部101の内面の除染を行う工程(ステップS1bからステップS1d)の前、または同時に行ってもよい。
次に、図4および図7に示すように、天井クレーン50のガータ52にクレーン足場106を組み立てる(ステップS1h)。クレーン足場106は、天井クレーン50のガータ52の上に設置される。そして、このクレーン足場106を用い、天井クレーン50の除染を行う(ステップS1i)。その後、クレーン足場106を撤去する(ステップS1j)。
図8は、本実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体のフローチャートである。図9から図17は、本実施形態に係る天井クレーンの解体方法の解体の工程図である。
ステップS2の天井クレーン50を解体する工程は、図8および図9に示すように、格納容器100の内部にタワークレーン部材を搬入し、タワークレーン2を組み立てる(ステップS2a)。タワークレーン部材は、タワークレーン2を構成する部材であり、搬入出口103から搬入出路103aおよび仮設床1を走行する運搬車両もしくは資機材搬入出用の台車により格納容器100の内部に搬入される。タワークレーン2の組み立ては、天井クレーン50を用いて行われる。なお、タワークレーン2の組み立て位置は、図9および図13に示すように、タワークレーン2を搬入出口103に対して天井クレーン50を間に置いて配置する。天井クレーン50は、タワークレーン2と搬入出口103とを結ぶ直線に対してガータ52の延在方向が交差するように配置する。
タワークレーン2を組み立てた後、図8および図10に示すように、天井クレーン50における各巻上装置54A,54Bのフック54Aa,54Baを取り外し、ワイヤ54Ab,54Bbを撤去し細断する(ステップS2b)。その後、図8および図11に示すように、天井クレーン50における電気部品54Cを撤去する(ステップS2c)。取り外したフック54Aa,54Baやワイヤ54Ab,54Bbや巻上装置54A,54Bは、ロープなどで仮設床1に降ろす。
次に、図8、図12および図13に示すように、格納容器100の内部にベント材を搬入し、ベント3を組み立てる(ステップS2d)。ベント材は、ベント3を構成する部材であり、搬入出口103から搬入出路103aおよび仮設床1を走行する運搬車両もしくは資機材搬入出用の台車により格納容器100の内部に搬入される。ベント3の組み立ては、タワークレーン2を用いて行われる。または、ベント3の組み立ては、ベント3自身の昇降により行ってもよい。ベント3は、図12および図13に示すように、天井クレーン50におけるガータ52の下と、ガータ52の間と、ガータ52の両側と、に設置される。なお、タワークレーン2は、自身により支柱を延ばして上昇する。なお、ベント3の組み立てを天井クレーン50を用いて行ってもよく、この場合、ステップS2bからステップS2cは、ステップS2dの後に行う。
ベント3を組み立てた後、図8および図14に示すように、トロリー53を分解し、仮設床1に降ろし、格納容器100の外部に搬出する(ステップS2e)。ここでは、トロリー53は、巻上装置54A,54Bと共に分解されてベント3の上に仮置きされ、タワークレーン2を用いて仮設床1に降ろされ、搬入出口103から搬入出路103aおよび仮設床1を走行する運搬車両もしくは資機材搬入出用の台車により格納容器100の外部に搬出される。
トロリー53を解体した後、図8に示すように、エンドタイ51を固定する(ステップS2f)。エンドタイ51を固定することで、エンドタイ51が移動することを防止する。そして、エンドタイ51をガータ52から切断し、仮設床1に降ろし、格納容器100の外部に搬出する(ステップS2g)。エンドタイ51は、分解されてベント3の上に仮置きされ、タワークレーン2を用いて仮設床1に降ろされ、搬入出口103から搬入出路103aおよび仮設床1を走行する運搬車両もしくは資機材搬入出用の台車により格納容器100の外部に搬出される。なお、エンドタイ51の解体において、ガータ52は、ベント3の上に支持される。
そして、エンドタイ51を解体した後、図8および図15に示すように、ガータ52を切断し、仮設床1に降ろし、格納容器100の外部に搬出する(ステップS2h)。ガータ52は、分解されてベント3の上に仮置きされ、タワークレーン2を用いて仮設床1に降ろされ、搬入出口103から搬入出路103aおよび仮設床1を走行する運搬車両もしくは資機材搬入出用の台車により格納容器100の外部に搬出される。これにより、天井クレーン50が解体される。
天井クレーン50を解体した後、図8および図16に示すように、ベント3を解体し、ベント材を格納容器100の外部に搬出する(ステップS2i)。ベント3は、タワークレーン2を用いて分解され、搬入出口103から搬入出路103aおよび仮設床1を走行する運搬車両もしくは資機材搬入出用の台車により格納容器100の外部に搬出される。または、ベント3の解体は、ベント3自身の昇降により行ってもよい。
ベント3を解体した後、図8および図17に示すように、タワークレーン2を解体し、タワークレーン部材を格納容器100の外部に搬出する(ステップS2j)。タワークレーン2は、自身により支柱を縮めて下降する。タワークレーン2は、搬入出口103から搬入出路103aおよび仮設床1を走行するクレーン車4を用いて分解され、搬入出口103から搬入出路103aおよび仮設床1を走行する運搬車両もしくは資機材搬入出用の台車により格納容器100の外部に搬出される。
上述したように、本実施形態の天井クレーンの解体方法は、格納容器(建屋)100内の天井クレーン50を解体する方法であって、格納容器100内にタワークレーン部材を搬入してタワークレーン2を組み立てるステップと、タワークレーン2を用いて天井クレーン50を解体するステップと、を含む。
従って、天井クレーン50が設けられている格納容器100の内部にタワークレーン2を組み立て、このタワークレーン2を用いて天井クレーン50を解体することで、天井クレーン50を吊り降ろせるので、安全に解体できる。なお、天井クレーン50を解体するにあたり他の工法では、天井部102を先に撤去して格納容器100の外部にクローラークレーン等を設置し天井クレーン50を解体することが考えられる。他に、天井部102を先に撤去せず、天井部102にストランドジャッキを取り付けて高所作業により天井クレーン50を解体することが考えられる。これらの工法に対し、本実施形態の天井クレーン解体方法では、格納容器100の内部にタワークレーン2を組み立てることから、天井部102を先に撤去することがなく、作業に対して天候が制約条件とはならず、かつ床側からタワークレーン2で天井クレーン50にアクセスするため、揚重設備設置に関しての高所作業を低減できる。この結果、天井クレーン50を安全に解体できる。
また、本実施形態の天井クレーンの解体方法では、格納容器100内にベント材を搬入しベント3を組み立てるステップをさらに含むとよい。
格納容器100の内部にベント3を設置することで、解体中の天井クレーン50をベント3の上で支持ながら、タワークレーン2で解体できる。この結果、天井クレーン50を安全かつ容易に解体できる。
また、本実施形態の天井クレーンの解体方法では、解体した天井クレーン50の部材をベント3上に仮置きするステップをさらに含むことがよい。
従って、解体中の天井クレーン50の部材をベント3の上に仮置きすることで、タワークレーン2で解体しつつ、天井クレーン50の部材に対してベント3の上で解体作業を行うことができる。この結果、作業効率を向上できる。
また、本実施形態の天井クレーンの解体方法では、ベント3に仮置きした天井クレーン50の部材をベント3の下降により床に降ろすステップをさらに含むことがよい。
従って、タワークレーン2で解体しながら、天井クレーン50の部材をベント3によって床に降ろすことで、作業効率を向上できる。
また、本実施形態の天井クレーンの解体方法では、ベント3に仮置きした天井クレーン50の部材をタワークレーン2により床に降ろすステップをさらに含むことがよい。
タワークレーン2により天井クレーン50の分解をまとめて行い、この天井クレーン50の部材をベント3に仮置きして溜めておき、ベント3に仮置きした天井クレーン50の部材をタワークレーン2により床に降ろすようにすれば、天井クレーン50の分解と、天井クレーン50の部材の吊り降ろしを分けてタワークレーン2で作業できる。この結果、同じ作業を継続して行えるため、作業効率を向上できる。
また、本実施形態の天井クレーンの解体方法では、天井クレーン50の解体完了後、ベント3を解体してベント材を格納容器100外に搬出するステップと、その後、タワークレーン2を解体してタワークレーン部材を格納容器100外に搬出するステップと、をさらに含むことがよい。
天井クレーン50の解体完了後、ベント3を解体することで、タワークレーン2を解体する作業スペースを確保でき、作業性を向上できる。
また、本実施形態の天井クレーンの解体方法では、タワークレーン2の解体時に、格納容器100内にクレーン車4を搬入し、クレーン車4によりタワークレーン2を解体することがよい。
ベント3を解体した格納容器100内の作業スペースにクレーン車4を搬入し、このクレーン車4によりタワークレーン2を解体することで、タワークレーン2を容易に解体できる。
また、本実施形態の天井クレーンの解体方法では、タワークレーン2を格納容器100の搬入出口103に対して天井クレーン50を間に置いて配置することがよい。
従って、タワークレーン2で解体した天井クレーン50の部材を搬入出口103から搬出するときに、タワークレーン2が邪魔にならない。
また、本実施形態の天井クレーンの解体方法では、天井クレーン50の解体前に格納容器100内および天井クレーン50の除染を行うステップをさらに含むことがよい。
原子力設備の天井クレーン50を解体する場合に、天井クレーン50の解体前に格納容器100内および天井クレーン50の除染を行うことで、汚染された部材を格納容器100の外に搬出する事態を防ぐ。
1 仮設床
2 タワークレーン
3 ベント
4 クレーン車
50 天井クレーン
100 格納容器(建屋)
103 搬入出口

Claims (8)

  1. 建屋内の天井クレーンを解体する方法であって、
    前記建屋内にタワークレーン部材を搬入してタワークレーンを組み立てるステップと、
    前記タワークレーンを用いて前記天井クレーンを解体するステップと、
    前記天井クレーンの解体前に前記建屋内および前記天井クレーンの除染を行うステップと、
    を含み、
    前記除染を行うステップは、前記建屋の天井部の内面における球状の一部の領域に沿い、前記天井クレーンにおいて回転移動が可能なガータの上に天井部足場を配置し、当該天井部足場を用いて前記天井部の前記内面の除染を行
    前記天井クレーンを解体するステップは、前記タワークレーンを前記建屋の搬入出口に対して前記天井クレーンを間に置いて配置すると共に、前記タワークレーンと前記搬入出口とを結ぶ直線に対して前記ガータの延在方向が交差するように配置する、天井クレーンの解体方法。
  2. 建屋内の天井クレーンを解体する方法であって、
    前記建屋内にタワークレーン部材を搬入してタワークレーンを組み立てるステップと、
    前記タワークレーンを用いて前記天井クレーンを解体するステップと、
    前記天井クレーンの解体前に前記建屋内および前記天井クレーンの除染を行うステップと、
    を含み、
    前記除染を行うステップは、前記天井クレーンにおいて回転移動が可能なガータにクレーン足場を組み立て、当該クレーン足場を用いて前記天井クレーンの除染を行
    前記天井クレーンを解体するステップは、前記タワークレーンを前記建屋の搬入出口に対して前記天井クレーンを間に置いて配置すると共に、前記タワークレーンと前記搬入出口とを結ぶ直線に対して前記ガータの延在方向が交差するように配置する、天井クレーンの解体方法。
  3. 前記建屋内にベント材を搬入しベントを組み立てるステップをさらに含む、請求項1または2に記載の天井クレーンの解体方法。
  4. 解体した前記天井クレーンの部材を前記ベント上に仮置きするステップをさらに含む、請求項3に記載の天井クレーンの解体方法。
  5. 前記ベントに仮置きした前記天井クレーンの部材を前記ベントの下降により床に降ろすステップをさらに含む、請求項4に記載の天井クレーンの解体方法。
  6. 前記ベントに仮置きした前記天井クレーンの部材を前記タワークレーンにより床に降ろすステップをさらに含む、請求項4または5に記載の天井クレーンの解体方法。
  7. 前記天井クレーンの解体完了後、前記ベントを解体して前記ベント材を前記建屋外に搬出するステップと、
    その後、前記タワークレーンを解体して前記タワークレーン部材を前記建屋外に搬出するステップと、
    をさらに含む、請求項3から6のいずれか1つに記載の天井クレーンの解体方法。
  8. 前記タワークレーンの解体時に、前記建屋内にクレーン車を搬入し、当該クレーン車により前記タワークレーンを解体する、請求項7に記載の天井クレーンの解体方法。
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