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JP7306804B2 - 搬送システム - Google Patents

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JP7306804B2 JP2018167610A JP2018167610A JP7306804B2 JP 7306804 B2 JP7306804 B2 JP 7306804B2 JP 2018167610 A JP2018167610 A JP 2018167610A JP 2018167610 A JP2018167610 A JP 2018167610A JP 7306804 B2 JP7306804 B2 JP 7306804B2
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Description

本発明は、物品を運搬する自走式の搬送台車を用いて収容ラインに物品を搬送する搬送システムに関する。
近年、インターネットやスマートフォンの普及により、ネット通販の規模が拡大し、顧客のニーズに合うように多種多様な大量の商品を一時的に保管・管理し、迅速に商品の入出庫が可能な機能性の高い倉庫のシステムが必要になっている。そのような倉庫システムには、上下に複数段かつ左右に複数列の収容ラインが設けられており、各収容ラインの奥行方向に多数の物品を収容できる収容棚が配置されている。各収容ラインには一対のレールが敷設され、物品が載置されたパレットを運ぶ搬送台車がこれらのレールの下方に位置する走行面を走行し、所定のレール位置においてレールの上方に位置する載置面にパレットを順次載置するように搬入し、また載置されたパレットを搬出するようになっている。
例えば、特許文献1に示される搬送システムは、左右方向に複数列配設される一方側の端部に左右方向に延びるバイパスラインが配設されており、バイパスラインに物品の搬入口及び搬出口が設けられている。また、搬送台車は、前後及び左右に走行可能となっている。物品搬入時には、搬送台車が搬入口で物品を受け取り、バイパスラインを通って左右方向における任意の収容ラインに進入して物品を載置した後、収容ラインを逆走してバイパスラインに戻るようになっている。物品搬出時には、搬送台車がバイパスラインを通って任意の収容ラインに進入して物品を持ち上げた後、収容ラインを逆走してバイパスラインに戻るようになっている。
特開2017-36128号公報(第6頁、第1図)
このような大型の収容設備では、複数台の搬送台車を使用することで物品の搬出及び搬入の効率化が図られていることが一般的である。しかしながら、特許文献1の搬送システムは、任意の収容ラインで物品の積み下ろしを行った後、該収容ラインを逆走してバイパスラインに戻る構造であるため、先の搬送台車がバイパスラインに戻って退避するまでは次の搬送台車が任意の収容ラインに進入することができず、任意の収容ラインに対して連続的に且つ短時間に搬入作業または搬出作業を行うことが困難であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、一の収容ラインに対して複数台の搬送台車を用いて連続的に且つ短時間に搬入作業または搬出作業を行うことができる搬送システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の搬送システムは、
物品を収容する収容ラインが左右方向に複数並列された収容棚を備え、物品を昇降可能であり且つ前記収容ラインに沿って自走可能な搬送台車を用いて該収容ラインに対して物品を搬送する搬送システムであって、
前記収容ラインの両端には、該収容ラインの並列方向に延びるバイパスラインがそれぞれ配設され、一方のバイパスラインには物品の搬口が設けられており、
前記収容棚内に配置された複数の前記搬送台車は、それぞれ自身が位置する収容ラインを判断でき、通信部を用いて当該収容ラインの情報を他の前記搬送台車に送信可能となっており、
物品を搬入する搬入作業を行う前記搬送台車は、一方のバイパスラインから前記一の収容ラインを通って他方のバイパスラインに到達した後、該バイパスラインに沿って移動し、他の前記搬送台車から受信した前記収容ラインとは別の収容ラインから一つを選択し、当該収容ラインを通って前記一方のバイパスラインに戻るようにループ走行を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、搬送台車は入口側のバイパスラインから一の収容ラインに対して進入し物品を載置した後、出口側のバイパスラインに移動するので、一の収容ラインに物品を載置した後の搬送台車が一の収容ラインから退避するまで待つ必要がなく、且つ一の収容ラインに物品を載置した後の搬送台車が次の搬送台車の移動を一の収容ライン上で阻害することがなく、一の収容ラインに対して複数台の搬送台車を用いて連続的に且つ短時間に搬入作業を行うことができる。
前記搬出用ラインが前記搬出口に近い位置に配設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、搬出用ラインを走行する搬送台車が一方のバイパスラインに沿って搬出口まで移動する必要がないため、ループ走行を円滑に行うことができる。
本発明の実施例における搬送台車を備える搬送システムを示す斜視図である。 搬送台車が収容ラインに載置された状態を示す正面図である。 搬送台車の構造を示す斜視図である。 搬送台車の載置台の構造を示す分解斜視図である。 搬送台車の車体の構造を示す斜視図である。 駆動ユニットの構造を示す分解斜視図である。 (a)~(c)は複数台の搬送台車を用いて収容ラインに物品を入庫する入庫作業の流れを示す平面概略図である。 (a)~(c)は入庫作業において搬送台車同士の移動が横移動通路上で重なったときの動きの流れを示す平面概略図である。 (a)~(c)は複数台の搬送台車を用いて収容ラインに物品を出庫する出庫作業の流れを示す平面概略図である。 (a)~(c)は出庫作業において搬送台車同士の移動が横移動通路上で重なったときの動きの流れを示す平面概略図である。 (a)は各搬送台車に作業指示を与える際に用いられる操作端末の画面を示す概略図、(b)は搬送台車から作業が完了した旨を示す報知表示を示す概略図である。 搬送システムの変形例を示す平面概略図である。
本発明に係る搬送システムを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る搬送システムにつき、図1から図12を参照して説明する。以下、図7の紙面下側を搬送システムの正面側(前方側)とし、搬送システムの正面側から見て左右側を搬送システムの左右側として説明する。
図1に示されるように、搬送台車1を備える搬送システムSは、複数の収容ライン2a,2a,…を上下左右に備えて床に立設された収容棚2と、収容棚2において物品の移動を行う搬送台車1と、入庫リフター23A及び出庫リフター23Bと、入庫コンベア26A及び出庫コンベア26Bとを備えている。
図2に示されるように、収容棚2の各収容ライン2a,2a,…には、それぞれ一対の対向する収容側走行レール4,4が敷設されており、収容側走行レール4,4の上端である載置部4a,4aには、物品3が載置された複数のパレット9,9,…を支持可能となっている。図1に戻って、収容棚2は、上下方向にフロアF1~F5を備え、搬送台車1は入庫リフター23A(搬入口)または出庫リフター23B(搬出口)により、所定のフロアF1~F5の間で移動する。各フロアF1~F5において、収容ライン2a,2a,…は奥行方向の一方端側(手前側)と他方端側(奥側)とが横移動通路27A~27E(一方のバイパスライン),28A~28E(他方のバイパスライン)によりそれぞれ連結されている。尚、各フロアF1~F5において、最も右側に配置される収容ライン2aは、後述する出庫作業時に用いられる搬出用ラインとして機能しており、物品3及びパレット9が載置収容されないラインとなっている。
図3と図4に示されるように、搬送台車1は、収容側走行レール4の下方に設けられた走行面4b(図2参照)を走行可能な車体6と、物品3(図2参照)を載置支持する載置台7とを備えている。載置台7は、車体6に対して昇降可能である可動部7Aと、可動部7Aの外周を囲む枠状の固定部7Bとから構成されており、固定部7Bは車体6に固定されている。
図5と図6に示されるように、車体6は、車体本体60と後に詳述する駆動ユニット30とからなる。図5に示されるように、車体本体60を構成する筐体の内部には、可動部7Aを昇降させる昇降駆動装置17と、後述する搬送台車1の駆動輪31A~31Dをそれぞれ駆動する駆動モータ32,32,…と、駆動モータ32,32,…を制御する駆動制御、昇降駆動装置を制御する昇降制御、記憶部等を備える制御部18と、通信部19、これら昇降駆動装置17、駆動モータ32、制御部18等に電力を供給するバッテリー20が配置されている。
制御部18には後述する操作端末50(図11参照)から送信された信号により操作される操作手段アプリがインストールされている。記憶部は、制御装置の駆動信号の履歴、搬送台車1の運転履歴等を記憶する機能を有する。通信部19は、ワイヤレスの通信装置であり、操作端末50、入庫リフター23A及び出庫リフター23B、入庫コンベア26A及び出庫コンベア26B、とそれぞれ通信可能となっている。
搬送台車1は、可動部7Aがパレット9の下面から離間する最下降状態で収容側走行レール4の走行面4bを走行してパレット9の下方に進入した後、可動部7Aを上昇させることでパレット9ごと物品3を持ち上げ、パレット9及び物品3を収容側走行レール4の載置部4aから所定高さ浮かせて運搬するようになっている(図2参照)。
また、車体本体60を構成する筐体の前後の板部61,61には、それぞれの左右端部から外側に張り出す水平ローラ15が設けられている。さらに、左右の側板62,62には、その前後方向の中央部近傍に水平ローラ16がそれぞれ設けられている(一方のみ図示)。搬送台車1が収容側走行レール4を走行する際に、左右に振れた際には、これら水平ローラ15,15,…及び水平ローラ16,16が収容側走行レール4の側壁部4d,4d(図2参照)に当接することにより、車体6が収容側走行レール4に沿って走行するようになっている。
また、搬送台車1の前後にはセンサ装置33(検知手段)がそれぞれ設けられている。センサ装置33は、発信部、受信部、判定部とから主に構成されており、図示しないケーブルにより制御部18と接続されている。このセンサ装置33により、収容側走行レール4に載置されたパレット9や物品3を検出できる。
搬送台車1の車体本体60を構成する筐体の左右の側板62,62には、センサ74がそれぞれ設けられている。センサ74は、投光部と受光部とを有したフォトセンサであり、収容側走行レール4に形成されたスリット(図示略)と対応する高さ位置に配置されている。このセンサ74は搬送台車1の走行時において投光部から投光された光を受光部で受光した反射量と、予め設定された閾値との関係により、スリットを検出できるようになっている。
スリットは収容側走行レール4の奥行方向の両端部(前後両端部)に設けられており、搬送台車1は、センサ74でスリットを検出したことにより、収容ライン2aにおけるホームポジションに位置していることを判断できるようになっている。搬送台車1はホームポジションにおいて、収容側走行レール4上の端部側に安全に位置した状態となっており、ホームポジションは収容側走行レール4上を走行する搬送台車1の初期位置として機能している。
上述したように、収容棚2には、左右に収容ライン2aを複数備えるフロアを上下に複数段備えている(フロアF1~F5)。収容棚2内においては、搬送台車1を異なるフロアへ移動させるために、入庫リフター23Aまたは出庫リフター23Bが用いられる。尚、入庫リフター23A及び出庫リフター23Bは、横移動通路27A~27Eの左右両端にそれぞれ左右方向に離間して配置されている。
以下、入庫リフター23Aと出庫リフター23Bとは同じ構成であるため、入庫リフター23Aを説明に用い、出庫リフター23Bの詳細な説明を省略する。図1に示されるように、入庫リフター23Aは、床面に立設される複数のマスト22と、これらマスト22に上下方向に移動可能に支持される昇降台24(移送台)と、昇降台24を上下方向に移動させる図示しない昇降駆動部と、から主に構成されている。入庫リフター23Aの下端には、入庫コンベア26Aが配置されている。出庫リフター23Bの下端には、出庫コンベア26Bが配置されている。
昇降台24は、収容側走行レール4と略同一構造の昇降側走行レール25,25を備えており、昇降台24の上下移動時において搬送台車1は昇降側走行レール25,25の走行面(図示略)上に支持され、搬送台車1が収容ライン2aから昇降台24に移載する際、もしくは昇降台24から収容ライン2aに移載する際には、搬送台車1は昇降側走行レール25,25の走行面(図示略)上を走行するようになっている。
昇降側走行レール25,25は、走行面より上方にコンベア装置を備えた載置部(図示略)を備え、入庫リフター23Aの下端にて、載置部が入庫コンベア26Aの上端と略同じ高さに位置し、入庫コンベア26Aとの間でパレット9及び物品3の受け渡しをスムーズに行えるようになっている。
また、入庫リフター23Aは図示しない通信部と制御部、とを有しており、通信部は搬送台車1と通信可能となっている。制御部は昇降台24を任意のフロアF1~F5まで移動させる制御を行う。本実施例においては、搬送台車1からの指示信号に基づき、制御部が昇降駆動部の駆動動作を制御している。また、制御部は昇降台24の現在位置を把握可能となっている。
収容ライン2aには、当該収容側走行レール4,4を有する収容ライン2aの位置情報を示す固有のIDを送信可能なRFタグ(図示略)が設けられている。搬送台車1は、センサ74の近傍に設けられたRFIDリーダ75によりRFタグ(図示略)からの固有のIDを受信することにより、自身がどの収容ライン2aに位置しているかを判断することができる。
尚、入庫リフター23Aの昇降台24にも、収容ライン2aと同様にRFタグが設けられており、搬送台車1は、前記固有のIDを受信することにより、自身が昇降台24上に位置していることを判断することができる。更に、横移動通路27A~27E,28A~28EにもそれぞれRFタグが設けられている。
図5に示されるように、車体本体60を構成する筐体の左右の側板62,62には、前後に駆動ユニット30,30が取り付けられている。図6に示されるように、駆動ユニット30は、基礎材40に、駆動モータ(走行駆動装置)32の駆動により回転する駆動軸32aにより回転する駆動輪31と、回転軸42と回転軸42に枢支されて回転する従動輪41と、を備えて構成されている。
図6に示されるワイヤーロープ装置65については、広く知られた技術であるためここでは、詳細な記載を省略するが、1本のワイヤ(螺旋部材)66と、複数の挿通孔67aを有する上下一対のプレート67,67とを有してなり、一対のプレート67,67の挿通孔67a,67a,…にワイヤ66を螺旋状となるように挿通させて構成されている。なお、ワイヤ66の螺旋の方向は、長手方向の中心から対称の逆向きとなっている。
駆動輪31と従動輪41とは、それぞれメカナムホイール(全方位車輪)であり、2つの円盤68,68の間に複数の回転体69,69,…を設けた構造となっており、回転体69は車軸に対して45°の角度で傾けた状態で設置されている。メカナムホイールについては、広く知られた技術であるため、詳細な記載を省略するが、搬送台車1の前後左右の駆動輪31A~31Dの回転方向の組み合わせによって前後左右や斜め方向の移動や旋回が可能となっている。
ワイヤーロープ装置65は、ワイヤ66の摩擦と撓みを利用した弾性手段であり、前後、左右、上下の3軸で振動や衝撃を吸収できるため、全方位に走行が可能な本実施例の搬送台車1に特に有用である。
搬送台車1は、メカナムホイールの特性を活用した左右方向の移動により各フロアF1~F5の横移動通路27A~27E,28A~28Eを走行でき、当該フロアにおける収容ライン2a間を自律走行により移動することができる。
複数の搬送台車1,1…は、操作端末50(図11参照)からの指示により、入庫や出庫に加え、収容ライン2a内の物品の整列等を行う。このとき、搬送台車1はフロアF1~F4間の移動時には、自ら入庫リフター23Aまたは出庫リフター23Bと通信して、自身の位置するフロアまで昇降台24を呼び出し、自律的に昇降台24に乗り移った後、昇降台24を昇降させて移動する。
入庫の工程を例に挙げると、まず搬送台車1は自身の位置から入庫コンベア26A前までのルートを演算し、自身が収容ライン2aに位置している場合には、収容ライン2aの収容側走行レール4と、横移動通路とを走行し、入庫リフター23Aまで移動する。このとき、搬送台車1は入庫リフター23Aには自身が位置するフロアに昇降台24を移動させるように予め指示を出している。次いで搬送台車1は入庫リフター23Aの昇降台24に乗り移り、下端まで移動して入庫コンベア26Aからパレット9及び物品3を受け取る。次いで、入庫リフター23Aの昇降台24を入庫先のフロアまで上昇させ、横移動通路と収容ライン2aの収容側走行レール4を走行して、指定された収容ライン2aの載置部4aへの入庫を完了させる。
本実施例の搬送システムSは、任意の収容ライン2aに対して複数台の搬送台車1を用いて物品の入庫作業(搬入作業)及び出庫作業(搬出作業)を行うことができる。以下、図7~図10にあっては、説明の便宜上、収容ライン2aが5列に並設された形態を例に挙げ説明する。さらに、図7~図10は、フロアF5を上方から見た図を概略的に示しており、紙面左側から収容ライン2a-1,収容ライン2a-2,収容ライン2a-3,収容ライン2a-4,収容ライン2a-5として説明する。尚、収容ライン2a-5は、物品が収容されない搬出用ラインとして機能している。さらに尚、図7~図10では、パレット9の図示を省略している。
先ず、任意の収容ライン2a-3に対して2台の搬送台車を用いて物品の入庫作業を行う形態を図7及び図8に基づいて説明する。作業者は、操作端末50を操作して入庫作業指示を各搬送台車1,1,…に送信する。具体的には、図11(a)に示されるように、操作端末50の画面50aにおいて、入庫ボタン51及び出庫ボタン52のうち、入庫ボタン51を選択し、対象フロア及び対象レーンの入力欄54,55にそれぞれ対象となる任意のフロア(フロアF5)及び収容レーン(収容ライン2a-3)を入力し、入庫する物品の数量を入力欄56に入力し、使用する搬送台車の台数(2台)を入力欄58に入力し、入庫作業指示を作成する。作業開始ボタン59を押すと、前記入庫作業指示が各搬送台車1,1,…に送信される。
入庫作業指示を受け取った各搬送台車1,1,…は、互いの現在の位置情報を共有して、任意の収容ライン2a-3に近い2台の搬送台車1,1’を入庫作業に用いる搬送台車として決定する。尚、入庫作業に用いる搬送台車を決定する場合には、メインとなる搬送台車が演算して入庫作業に用いる搬送台車を決定してもよいし、各搬送台車が演算して入庫作業に用いる搬送台車を決定してもよい。
図7(a)では、搬送台車1が入庫リフター23Aの昇降台24上に配置され、搬送台車1’が横移動通路28E上に配置されている状態を示している。尚、搬送台車1は、他のフロアから入庫リフター23Aの昇降台24によりフロアF5に移送された直後の状態を示している。
図7(b)に示されるように、搬送台車1は、入庫リフター23Aの昇降台24上に載置された物品3Aを持ち上げるとともに、昇降台24から横移動通路27Eに走行し、横移動通路27Eに沿って収容ライン2a-3の位置まで走行し、収容ライン2a-3に沿って走行し、収容ライン2a-3における所定の位置に物品3Aを載置する(実線矢印参照)。一方、搬送台車1’は、横移動通路28Eに沿って収容ライン2a-2の位置まで走行し、収容ライン2a-2に沿って横移動通路27Eまで走行し、横移動通路27Eに沿って入庫リフター23Aまで走行し、昇降台24に乗り移る(鎖線矢印参照)。このとき、入庫リフター23Aの昇降台24は、搬送台車1’が到着するまでに次の物品3Bを載置している。
次いで、図7(c)に示されるように、搬送台車1は、収容ライン2a-3から横移動通路28Eまで走行し、横移動通路28Eに沿って収容ライン2a-2の位置まで走行し、収容ライン2a-2に沿って横移動通路27Eまで走行し、横移動通路27Eに沿って入庫リフター23Aまで走行し、次の物品3Cを載置した昇降台24に乗り移る(実線矢印参照)。一方、搬送台車1’は、入庫リフター23Aの昇降台24上に載置された物品3Bを持ち上げるとともに、昇降台24から横移動通路27Eに走行し、横移動通路27Eに沿って収容ライン2a-3の位置まで走行し、収容ライン2a-3に沿って走行し、収容ライン2a-3における所定の位置に物品3Bを載置する(鎖線矢印参照)。
搬送台車1,1’は、入庫作業指示における所定個数の物品の入庫が完了するまで上記入庫作業(横移動通路27E、収容ライン2a-3、横移動通路28E、収容ライン2a-2の順で一方方向に走行するループ走行)を繰り返し、所定個数の物品の入庫が完了すると、入庫作業指示を終了し、ループ走行を解除する。具体的には、搬送台車1,1’は、収容ライン2a-3に載置した物品の数量をカウントしており、搬送台車1,1’で収容ライン2a-3に載置した物品の数量の合計が任意の所定個数に達すると、搬送台車1,1’は、入庫作業指示を完了したとしてループ走行を解除する。このとき、搬送台車1,1’の一方は、作業完了情報を操作端末50に送信し、操作端末50は、作業が完了した旨を示す報知表示501を画面50aに表示する(図11(b)参照)。
このように、収容ライン2a-3に2台の搬送台車を用いて物品の入庫作業を行う入庫作業指示においては、搬送台車1,1’が横移動通路27Eから収容ライン2a-3に進入し、収容ライン2a-3から横移動通路28Eに退出する。すなわち、搬送台車1,1’が収容ライン2a-3を一方方向にのみ移動(一方通行)するため、収容ライン2a-3に物品3Aを載置した後の搬送台車1が収容ライン2a-3から退避するまで待つ必要がなく、且つ収容ライン2a-3に対して物品3Aを載置した搬送台車1を後続の搬送台車1’に干渉させることなく、収容ライン2a-3に対して搬送台車1,1’を連続的に進入させることができるため、入庫作業を効率よく短時間で行うことができる。
また、搬送台車1,1’は、収容ライン2a-3に物品3A,3Bを載置(入庫)した後、横移動通路28E及び収容ライン2a-3とは異なる収容ライン2a-2(他の収容ライン)を通って横移動通路27Eまで戻るようにループ走行を行うため、収容ライン2a-3に物品を載置した搬送台車1が物品を運搬中の搬送台車1’を阻害することがなく、迅速に横移動通路27Eまで戻ることができる。
また、搬送台車1,1’は、横移動通路27Eに戻るラインとして予め決定された収容ライン2a-2を使用している。具体的には、操作端末50から入庫作業指示を受信したときに、搬送台車1,1’が他の搬送台車と通信し、他の入庫作業や出庫作業で使用していない収容ライン2a-2を横移動通路27Eに戻るラインとして決定する。この決定された収容ライン2a-2は、当該入庫作業指示で使用するラインとして他の搬送台車と情報が共有されるため、他の入庫作業や出庫作業で使用されないようになっている。すなわち、当該入庫作業指示に沿って入庫作業に従事していない搬送台車が、当該入庫作業指示に沿って入庫作業に従事している搬送台車1,1’のループ走行を阻害することを防止できる。また、ループ走行のルートが統一されるので、別々の収容ラインを使用して横移動通路27Eに戻る形態に比べて横移動通路27E上で搬送台車1,1’が混雑することを回避できる。
また、図8(a)に示されるように、入庫作業においては、タイミングによって、例えば、昇降台24から物品3Aを受け取った搬送台車1と、収容ライン2a-2を通って昇降台24に物品3Bを受け取りに行く搬送台車1’とが、横移動通路27E上で重なることがある。
上記のような場合には、図8(b)に示されるように、物品を載置していない搬送台車1’を収容ライン2a-2上で待機させ、物品3Aを載置する搬送台車1を優先的に横移動通路27E上で走行させる。その後、図8(c)に示されるように、搬送台車1が横移動通路27E上における収容ライン2a-2の位置を越えて収容ライン2a-3側へ走行した後、搬送台車1’を昇降台24側に走行させる。このように、物品を載置している搬送台車1を横移動通路27E上で優先的に走行させ搬送台車1が収容ライン2a-3に優先的に進入することにより、入庫作業を滞りなく円滑に行うことができる。
尚、本実施例では、物品3Aを載置する搬送台車1を優先的に横移動通路27E上で走行させる形態を例示したが、物品3Aを載置する搬送台車1を他のフロアや図示しない待機スペースに待機させ、物品を載置していない搬送台車1’を優先的に横移動通路27E上に進入させるようにしてもよい。また、搬送台車に物品を載置しているか否かにより優先的に走行させることに限られず、収容ラインにいる搬送台車を横移動通路にいる搬送台車よりも優先させてもよいし、横移動通路にいる搬送台車を収容ラインにいる搬送台車よりも優先させてもよい。
次に、任意の収容ライン2a-3に対して2台の搬送台車1,1’を用いて物品の出庫作業を行う形態を図9及び図10に基づいて説明する。作業者は、操作端末50を操作して出庫指示を各搬送台車1,1,…に送信する。具体的には、図11(a)に示されるように、操作端末50の画面50aにおいて、入庫ボタン51及び出庫ボタン52のうち、出庫ボタン52を選択し、対象フロア及び対象レーンの入力欄54,55にそれぞれ対象となる任意のフロア(フロアF5)及び収容レーン(収容ライン2a-3)を入力し、出庫する物品の数量を入力欄56に入力し、使用する搬送台車の台数(2台)を入力欄58に入力し、出庫作業指示を作成する。作業開始ボタン59を押すと、前記出庫作業指示が各搬送台車1,1,…に送信される。
出庫作業指示を受け取った各搬送台車1,1,…は、互いの現在の位置情報を共有して、任意の収容ライン2a-3に近い2台の搬送台車1,1’を出庫作業に用いる搬送台車として決定する。尚、出庫作業に用いる搬送台車を決定する場合には、メインとなる搬送台車が演算して出庫作業に用いる搬送台車を決定してもよいし、各搬送台車が演算して出庫作業に用いる搬送台車を決定してもよい。
図9(a)では、搬送台車1が出庫リフター23Bの昇降台24上に配置され、搬送台車1’が横移動通路28E上に配置されている状態を示している。尚、搬送台車1は、他のフロアから出庫リフター23Bの昇降台24によりフロアF5に移送された直後の状態を示している。
図9(b)に示されるように、搬送台車1は、出庫リフター23Bの昇降台24から横移動通路27Eに走行し、横移動通路27Eに沿って収容ライン2a-3の位置まで走行し、収容ライン2a-3に沿って走行し、収容ライン2a-3に載置された奥側の物品3Aを持ち上げる(実線矢印参照)。一方、搬送台車1’は、横移動通路28Eに沿って収容ライン2a-5の位置まで走行し、収容ライン2a-5に沿って横移動通路27Eに向けて走行する(鎖線矢印参照)。
次いで、図9(c)に示されるように、搬送台車1は、物品3Aを支持した状態で収容ライン2a-3から横移動通路28Eまで走行し、横移動通路28Eに沿って収容ライン2a-5の位置まで走行し、収容ライン2a-5に沿って横移動通路27Eまで走行し、横移動通路27Eから出庫リフター23Bの昇降台24に乗り移り、且つ昇降台24上に物品3Aを載置する(実線矢印参照)。一方、搬送台車1’は、収容ライン2a-5から横移動通路27Eに乗り移り、横移動通路27Eに沿って収容ライン2a-3の位置まで走行し、収容ライン2a-3に載置された物品3Bを持ち上げる(鎖線矢印参照)。尚、図示しないが、搬送台車1’は、横移動通路28E、収容ライン2a-5、横移動通路27E、出庫リフター23Bの昇降台24の順で走行して、昇降台24の上に物品3Bを載置する。
搬送台車1,1’は、出庫作業指示における所定個数の物品の出庫が完了するまで上記出庫作業(横移動通路27E、収容ライン2a-3、横移動通路28E、収容ライン2a-5、横移動通路27E、出庫リフター23Bの昇降台24の順で一方方向に走行するループ走行)を繰り返し、所定個数の物品の出庫が完了すると、出庫作業指示を終了し、ループ走行を解除する。具体的には、搬送台車1,1’は、収容ライン2a-3から出庫リフター23Bの昇降台24に出庫した物品の数量をカウントしており、搬送台車1,1’で収容ライン2a-3から出庫した物品の数量の合計が任意の所定個数に達すると、搬送台車1,1’は、出庫作業指示を完了したとしてループ走行を解除する。このとき、搬送台車1,1’の一方は、作業完了情報を操作端末50に送信し、操作端末50は、作業が完了した旨を示す報知表示501を画面50aに表示する(図11(b)参照)。
このように、収容ライン2a-3に2台の搬送台車を用いて物品の出庫作業を行う出庫作業指示においては、搬送台車1,1’が横移動通路27Eから収容ライン2a-3に進入し、収容ライン2a-3から横移動通路28Eに退出する。すなわち、搬送台車1,1’が収容ライン2a-3を一方方向にのみ移動(一方通行)するため、収容ライン2a-3の物品を持ち上げた搬送台車1が収容ライン2a-3から退避するまで待つ必要がなく、且つ次の搬送台車1’の移動を収容ライン2a-3上で阻害することがなく、搬送台車を収容ライン2a-3に対して連続的に進入させることができるため、出庫作業を効率よく短時間で行うことができる。
また、搬送台車1,1’は、横移動通路27Eから収容ライン2a-3に進入する。具体的には、搬送台車1,1’は、入庫作業及び出庫作業において横移動通路27Eから収容ライン2a-3に進入するので、収容ライン2a-3に奥側(横移動通路28E側)から順に入庫された物品を奥側から順に出庫する、所謂物品の先入れ、先出しを行うことができる。
また、搬送台車1,1’は、収容ライン2a-3の物品3A,3Bを持ち上げた後、横移動通路28E及び収容ライン2a-3とは異なる収容ライン2a-5を通って横移動通路27Eまで戻るようにループ走行を行うため、収容ライン2a-3の物品3Aを持ち上げた搬送台車1が収容ライン2a-3に進入する搬送台車1’の移動を阻害することがなく、迅速に横移動通路27Eまで戻ることができる。
また、搬送台車1,1’は、横移動通路27Eに戻るラインとして予め決定された収容ライン2a-5を使用している。具体的には、操作端末50から入庫作業指示を受信したときに、搬送台車1,1’が他の搬送台車と通信し、他の入庫作業や出庫作業で使用していない収容ライン2a-5を横移動通路27Eに戻るラインとして決定する。この決定された収容ライン2a-5は、当該出庫作業指示で使用するラインとして他の搬送台車と情報が共有されるため、他の入庫作業や出庫作業で使用されないようになっている。すなわち、当該出庫作業指示に沿って出庫作業に従事していない搬送台車が、当該出庫作業指示に沿って出庫作業に従事している搬送台車1,1’のループ走行を阻害することを防止できる。
また、収容ライン2a-5には、物品が収容されていないため、物品3A,3Bを持ち上げた状態の搬送台車1,1’を走行させる搬出用ラインとして利用することができる。また、搬送台車1,1’は、横移動通路27Eに戻るラインとして収容ライン2a-5を使用しているため、ループ走行のルートが統一され、別々の収容ラインを使用して横移動通路27Eに戻る形態に比べて横移動通路27E上で搬送台車1,1’が混雑することを回避できる。
また、収容ライン2a-5は、出庫リフター23Bに近い位置に配設されている。具体的には、収容ライン2a-5は、収容棚2のフロアF5において最も右側に配置されており、出庫リフター23Bは、横移動通路27Eを介して収容ライン2a-5の延長線上手前側に配設されている。これによれば、物品3A,3Bを持ち上げた状態の搬送台車1,1’が横移動通路27E上で左右方向に移動することなく、収容ライン2a-5から直線的に出庫リフター23Bに到達できるため、横移動通路27E上で搬送台車1,1’が混雑することを回避できる。
また、図10(a)に示されるように、出庫作業においては、タイミングによって、例えば、昇降台24により他のフロアからフロアF5に移動してきた搬送台車1と、収容ライン2a-5を通って昇降台24に物品3Bを載置しに行く搬送台車1’とが、横移動通路27E上で重なることがある。
上記のような場合には、図10(b)に示されるように、物品3Bを載置した搬送台車1’を収容ライン2a-5上で待機させ、物品を載置していない搬送台車1(物品3Aを取りに行こうとする搬送台車1)を優先的に横移動通路27E上に進入させる。その後、図10(c)に示されるように、搬送台車1が横移動通路27E上における収容ライン2a-5の位置を越えて収容ライン2a-3側へ走行した後、搬送台車1’を昇降台24側に走行させる。このように、物品を載置していない搬送台車1を横移動通路27E上で優先的に走行させ搬送台車1が収容ライン2a-3に優先的に進入することにより、出庫作業を滞りなく円滑に行うことができる。
尚、本実施例では、物品を載置していない搬送台車1を優先的に横移動通路27E上に進入させる形態を例示したが、物品を載置していない搬送台車1を他のフロアや図示しない待機スペースに待機させ、物品3Bを載置した搬送台車1’を優先的に横移動通路27E上に進入させるようにしてもよい。また、搬送台車に物品を載置しているか否かにより優先的に走行させることに限られず、収容ラインにいる搬送台車を横移動通路にいる搬送台車よりも優先させてもよいし、横移動通路にいる搬送台車を収容ラインにいる搬送台車よりも優先させてもよい。
また、搬送システムの変形例として次のようなものもある。図12に示されるように、搬送システムS’の収容棚2’は、横移動通路27E側に入庫リフター23Aが配置され、横移動通路28E側に出庫リフター23B’が配置されている。尚、ここでは、フロアF5において、搬送台車1A,1Bが収容ライン2a-3に対して入庫作業を、搬送台車1C,1Dが収容ライン2a-4に対して出庫作業を同時に行う形態を例示している。
入庫作業を行う搬送台車1A,1Bは、入庫リフター23Aの昇降台24、横移動通路27E、収容ライン2a-3、横移動通路28E、収容ライン2a-1、横移動通路27Eの順でループ走行を行っている。出庫作業を行う搬送台車1C,1Dは、出庫リフター23B’の昇降台24、横移動通路28E、収容ライン2a-5、横移動通路27E、収容ライン2a-4、横移動通路28Eの順でループ走行を行っている。
このように、入庫作業を行う搬送台車1A,1Bと、出庫作業を行う搬送台車1C,1Dとは、共に横移動通路27Eから任意の収容ライン2a-3及び収容ライン2a-4に進入するため、物品の先入れ、先出しを行うことができるようになっている。すなわち、収容棚に対する入庫リフター及び出庫リフターの設置位置が限定されず、搬送システムのレイアウトを自由に設計できる。また、出庫作業を行う搬送台車1C,1Dは、収容ライン2a-4に収容されている物品を持ち上げた状態で横移動通路28Eを通って出庫リフター23B’内に走行すれば出庫を完了することができるため、前記実施例のように物品が収容されない搬出用ラインを用意する必要がなく、収容棚2’をコンパクトに構成することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、入庫作業及び出庫作業において、各搬送台車が一方の横移動通路27Eから任意の収容ラインに進入し他方の横移動通路28E側に走り抜ける形態を例示したが、搬送台車は、任意の収容ラインにおいて一方方向に走行するものであればよく、任意の収容ラインに対して他方の横移動通路28Eから進入し、一方の横移動通路27E側に走り抜ける形態であってもよい。
また、前記実施例では、搬送台車1,1’が予め決定された収容ラインを通って横移動通路27Eに戻る形態を例示したが、これに限られず、別々の収容ラインを通って横移動通路27Eに戻るようになっていてもよい。
また、前記実施例では、収容ライン2a-5を物品が収容されない搬出用ラインとして利用していたが、該搬出用ラインは物品の入庫時に使用する搬入用ラインとして利用してもよい。収容ライン2a-5を搬入用ラインとして利用する際には、搬送台車が入庫リフター23Aの昇降台24から物品を受け取った後、横移動通路27Eを通って収容ライン2a-5に進入し、その後、横移動通路28Eを通って任意の収容ラインに進入し、横移動通路27Eに戻るようにすればよい。
また、前記実施例では、操作端末50から各作業指示が各搬送台車1,1,…に送信される形態を例示したが、操作端末50から各作業指示がメインとなる搬送台車に送られ、該メインの搬送台車が各搬送台車1,1,…に作業指示を送信するようにしてもよい。
また、駆動輪31と従動輪41とは、それぞれ全方位車輪でなくてもよい。尚、全方位車輪である場合でも、メカナムホイールに限らず、例えばオムニホイール等でもよい。
また、入庫リフター23Aと出庫リフター23Bは、搬送台車1から呼び出しの信号を受け取ることで自動的に迎え動作処理する態様に限らず、例えば、迎え動作処理は、入庫リフター23Aと出庫リフター23Bと接続された操作端末による手動操作に基づき行われてもよい。
1,1’ 搬送台車
1A~1D 搬送台車
2,2’ 収容棚
2a 収容ライン
2a-2 収容ライン(他の収容ライン)
2a-3 収容ライン(一の収容ライン)
2a-5 収容ライン(他の収容ライン、搬出用ライン)
3 物品
23A 入庫リフター(搬入口)
23B 出庫リフター(搬出口)
27A~27E 横移動通路(一方のバイパスライン)
28A~28E 横移動通路(他方のバイパスライン)
S,S’ 搬送システム

Claims (3)

  1. 物品を収容する収容ラインが左右方向に複数並列された収容棚を備え、物品を昇降可能であり且つ前記収容ラインに沿って自走可能な搬送台車を用いて該収容ラインに対して物品を搬送する搬送システムであって、
    前記収容ラインの両端には、該収容ラインの並列方向に延びるバイパスラインがそれぞれ配設され、一方のバイパスラインには物品の搬口が設けられており、
    前記収容棚内に配置された複数の前記搬送台車は、それぞれ自身が位置する収容ラインを判断でき、通信部を用いて当該収容ラインの情報を他の前記搬送台車に送信可能となっており、
    物品を搬入する搬入作業を行う前記搬送台車は、一方のバイパスラインから前記一の収容ラインを通って他方のバイパスラインに到達した後、該バイパスラインに沿って移動し、他の前記搬送台車から受信した前記収容ラインとは別の収容ラインから一つを選択し、当該収容ラインを通って前記一方のバイパスラインに戻るようにループ走行を行うことを特徴とする搬送システム。
  2. 物品を収容する収容ラインが左右方向に複数並列された収容棚を備え、物品を昇降可能であり且つ前記収容ラインに沿って自走可能な搬送台車を用いて該収容ラインに対して物品を搬送する搬送システムであって、
    前記収容ラインの両端には、該収容ラインの並列方向に延びるバイパスラインがそれぞれ配設され、一方のバイパスラインには物品の搬出口が設けられており、
    前記収容棚内に配置された複数の前記搬送台車は、それぞれ自身が位置する収容ラインを判断でき、通信部を用いて当該収容ラインの情報を他の前記搬送台車に送信可能となっており、
    物品を搬出する搬出作業を行う前記搬送台車は、一方のバイパスラインから前記一の収容ラインを通って他方のバイパスラインに到達した後、該バイパスラインに沿って移動し、他の前記搬送台車から受信した前記収容ラインとは別の収容ラインから一つを選択し、当該収容ラインを移動して前記一方のバイパスラインに戻るようにループ走行を行うことを特徴とする搬送システム。
  3. 物品を収容する収容ラインが左右方向に複数並列された収容棚を備え、物品を昇降可能であり且つ前記収容ラインに沿って自走可能な搬送台車を用いて該収容ラインに対して物品を搬送する搬送システムであって、
    前記収容ラインの両端には、該収容ラインの並列方向に延びるバイパスラインがそれぞれ配設され、一方のバイパスラインには物品の搬出口が設けられており、
    一の収容ラインから複数の前記搬送台車を用いて物品を搬出する搬出作業においては、前記搬送台車が前記一の収容ラインを一方方向に移動するようになっており、
    前記搬送台車は、一方のバイパスラインから前記一の収容ラインを通って他方のバイパスラインに到達した後、該バイパスラインに沿って移動し、前記収容ラインの中から予め選定された、物品が収容されない搬出用ラインを通って前記一方のバイパスラインに戻るようにループ走行を行うことを特徴とする搬送システム。
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