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JP7388319B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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JP7388319B2 JP2020147781A JP2020147781A JP7388319B2 JP 7388319 B2 JP7388319 B2 JP 7388319B2 JP 2020147781 A JP2020147781 A JP 2020147781A JP 2020147781 A JP2020147781 A JP 2020147781A JP 7388319 B2 JP7388319 B2 JP 7388319B2
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Description

この明細書における開示は、電力変換装置に関する。
特許文献1には、電力変換を行う電力変換装置が開示されている。この電力変換装置は、複数のスイッチング素子を有するパワーモジュールと、平滑コンデンサを有するコンデンサユニットとを有している。これらパワーモジュール及びコンデンサユニットはケースに収容されている。ケースには、パワーモジュールを冷却する冷却器が設けられている。
特開2019-201527号公報
しかしながら、パワーモジュールとコンデンサユニットと冷却器との位置関係によっては、ケースの内部にデッドスペースが生じて電力変換装置の体格が大型化する、ということが懸念される。
本開示の主な目的は、体格の小型化を図ることができる電力変換装置を提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するため、開示された第1、第2及び第3の態様は、
電力変換を行う電力変換装置(13)であって、電力変換を行うためのスイッチング素子(32)を有するパワーユニット(50)と、スイッチング素子に対して設けられたコンデンサ(21)を有し、パワーユニットに重ねて設けられたコンデンサユニット(60)と、冷媒が流れる冷媒流路(81)を形成する流路形成部(52,70)と、を備え、冷媒流路は、パワーユニットとコンデンサユニットとの間に設けられ、パワーユニットを冷却するユニット冷却路(83)と、ユニット冷却路の上流側に設けられ、ユニット冷却路に冷媒を流入させる上流路(84)と、ユニット冷却路の下流側に設けられ、ユニット冷却路から冷媒を流出させる下流路(85)と、を有しており、パワーユニットとコンデンサユニットとが並んだ方向を並び方向(Z)と称し、並び方向に直交する方向を直交方向(X,Y)と称すると、パワーユニット及びコンデンサユニットのうち一方は、並び方向において他方に対向する対向部分(61,56)と、他方よりも直交方向に突出した突出部分(62,62a,62b,62c,57,57a,57b,57c)とを有しており、上流路及び下流路の少なくとも一方は、並び方向において突出部分に重複するように設けられている、電力変換装置である。
加えて、第1の態様では、
突出部分は、直交方向において対向部分を介して一対設けられており、上流路は、一対の突出部分のうち一方の突出部分(62a,57a)に並び方向に重複するように設けられており、下流路は、一対の突出部分のうち上流路に突出していない方の突出部分(62b,57b)に並び方向に重複するように設けられており、パワーユニット及びコンデンサユニットのうちパワーユニットが一対の突出部分(57a,57b)を有しており、コンデンサユニットは、直交方向において上流路と下流路との間に設けられている。
第2の態様では、
スイッチング素子に電力を入力する電力入力部(44)を備え、上流路及び下流路の少なくとも一方は、電力入力部とパワーユニットとの間に設けられている。
第3の態様では、
パワーユニットは、スイッチング素子を有するパワーモジュール(51)と、冷媒が流れるパワー冷却路(82)を形成し、パワーモジュールに重ねて設けられ、パワー冷却路を流れる冷媒によりパワーモジュールを冷却するパワー冷却部(52)と、を有しており、パワー冷却路は、冷媒流路に含まれ、ユニット冷却路に接続されている。
パワーユニット及びコンデンサユニットのうち一方が突出部分を有している構成では、並び方向において突出部分に隣接する空間がデッドスペースになることが懸念される。これに対して、本実施形態によれば、並び方向において突出部分に重複するように上流路及び下流路の少なくとも一方が設けられている。このため、並び方向において突出部分に並んだ空間を上流路や下流路の設置スペースとして有効利用することができる。したがって、電力変換装置について体格の小型化を図ることができる。
第1実施形態における駆動システムの構成を示す図。 電力変換装置の上面図。 図2のIII-III線断面図。 第2実施形態における電力変換装置の上面図。 第3実施形態における電力変換装置の上面図。 第4実施形態における電力変換装置の上面図。 図6のVII-VII線断面図。 第5実施形態における電力変換装置の縦断面図。
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
<第1実施形態>
図1に示す駆動システム10は、例えば電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HV)、燃料電池車などの車両に搭載されている。駆動システム10は、バッテリ11、モータ12、電力変換装置13を有している。駆動システム10は、モータ12を駆動して車両の駆動輪を駆動するシステムである。
バッテリ11は、充放電可能な2次電池で構成された直流電圧源であり、電力変換装置13を介してモータ12に電力を供給する電源部に相当する。2次電池は、たとえばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池である。バッテリ11は、インバータ30に高電圧(たとえば数100V)を供給する。
モータ12は、3相交流方式の回転電機である。モータ12は、3相としてU相、V相、W相を有している。モータ12は、車両の走行駆動源である電動機として機能する。モータ12は、回生時に発電機として機能する。なお、モータ12をモータジェネレータや電動モータと称することもできる。
電力変換装置13は、バッテリ11とモータ12との間で電力変換を行う。ここでは、電力変換装置13の回路構成について図1を参照しつつ説明する。電力変換装置13は、平滑コンデンサ21、インバータ30、制御装置35を有している。
平滑コンデンサ21は、バッテリ11から供給される直流電圧を平滑化するコンデンサである。平滑コンデンサ21は、高電位側の電力ラインであるPライン25と低電位側の電力ラインであるNライン26とに接続されている。Pライン25はバッテリ11の正極に接続され、Nライン26はバッテリ11の負極に接続されている。平滑コンデンサ21の正極は、バッテリ11とインバータ30との間において、Pライン25に接続されている。また、平滑コンデンサ21の負極は、バッテリ11とインバータ30との間において、Nライン26に接続されている。平滑コンデンサ21は、バッテリ11に並列に接続されている。平滑コンデンサ21は、アームスイッチ32に対して設けられており、スイッチング素子に対して設けられたコンデンサに相当する。
インバータ30は、DC-AC変換回路である。インバータ30は、3相分のアーム回路31を備えて構成されている。アーム回路31は、レグと称されることがある。アーム回路31は、上アーム31aと、下アーム31bをそれぞれ有している。上アーム31aと下アーム31bは、上アーム31aをPライン25側として、Pライン25とNライン26との間で直列接続されている。上アーム31aと下アーム31bとの接続点は、モータ12における対応する相の巻線に出力ライン27を介して接続されている。アーム回路31及び出力ライン27は、モータ12のU相、V相、W相のそれぞれに対して設けられている。インバータ30は、上アーム31a及び下アーム31bを3つずつ有している。
アーム31a,31bは、アームスイッチ32及びダイオード33を有している。アームスイッチ32は半導体素子等のスイッチング素子により形成されている。このスイッチング素子としては、例えばnチャネル型の絶縁ゲートバイポーラトランジスタIGBTがある。アーム31a,31bは、それぞれアームスイッチ32とダイオード33とを1つずつ有している。アーム31a,31bにおいては、ダイオード33が還流用としてアームスイッチ32に逆並列に接続されている。上アーム31aにおいては、アームスイッチ32のコレクタがPライン25に接続されている。下アーム31bにおいては、アームスイッチ32のエミッタがNライン26に接続されている。そして、上アーム31aにおけるアームスイッチ32のエミッタと、下アーム31bにおけるアームスイッチ32のコレクタが相互に接続されている。ダイオード33のアノードは対応するアームスイッチ32のエミッタに接続され、カソードはコレクタに接続されている。
インバータ30は、制御装置35によるスイッチング制御にしたがって直流電圧を交流電圧に変換し、モータ12へ出力する。これにより、モータ12は所定の回転トルクを発生するように動作する。インバータ30は、バッテリ11からの直流電力を3相交流電力に変換し、電力変換部に相当する。インバータ30は、車両の回生制動時、駆動輪からの回転力を受けてモータ12が発電した交流電圧を、制御装置35によるスイッチング制御にしたがって直流電圧に変換し、Pライン25へ出力する。このように、インバータ30は、バッテリ11とモータ12との間で双方向の電力変換を行う。なお、アームスイッチ32は、電力変換を行うためのスイッチング素子に相当する。
制御装置35は、例えばECUであり、インバータ30の駆動を制御する。ECUは、Electronic Control Unitの略称である。制御装置35は、例えばプロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備えるマイクロコンピュータ(以下、マイコン)を主体として構成される。制御装置35は、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで、インバータ30の駆動に関する各種の処理を実行する。
制御装置35は、車両に搭載された統合ECUなどの上位ECUから入力される信号や、電流センサなどの各種センサから入力される信号を用いて駆動指令を生成し、この駆動指令に応じてアームスイッチ32にオン駆動やオフ駆動を行わせる。
次に、電力変換装置13の構造について、図2、図3を参照しつつ説明する。
電力変換装置13は、コンデンサユニット60、制御基板43、PN端子部44、UVW端子部45、パワーユニット50、ケース70を有している。コンデンサユニット60、抵抗ユニット42、制御基板43、PN端子部44、UVW端子部45、パワーユニット50を電気部品と称することができる。
図2、図3に示すように、ケース70は、互いに対向した一対の開口部71a,71bを有しており、全体として矩形筒状に形成されている。本実施形態では、互いに直交した方向をX方向、Y方向、Z方向と称し、一対の開口部71a,71bが並んだ方向をZ方向とする。また、X方向、Y方向、Z方向を、横方向、縦方向、上下方向と称することもできる。
ケース70は、ケース壁部73、ケース仕切部74を有している。ケース壁部73は矩形筒状に形成されている。ケース壁部73は、ケース70の内部空間と、開口部71a,71bとを形成している。開口部71a,71bは、ケース70の内部空間をZ方向に開放している。
ケース仕切部74は、ケース70の内部空間を上側空間72aと下側空間72bとに仕切っている。ケース仕切部74は、Z方向に直交する方向に延びており、上側開口部71aと下側開口部71bとの間に設けられている。上側空間72aは、上側開口部71aからケース仕切部74に向けて延びており、下側空間72bは、下側開口部71bからケース仕切部74に向けて延びている。なお、Z方向に直交する方向にはX方向及びY方向が含まれている。
上側空間72aには、制御基板43及びパワーユニット50が収容されている。下側空間72bには、コンデンサユニット60、抵抗ユニット42、PN端子部44及びUVW端子部45が収容されている。これら電気部品は、少なくとも一部が空間72a,72bに収容された状態で、ケース壁部73やケース仕切部74に対して固定されている。
電力変換装置13には、モータ12やDCDCコンバータなどの図示しない外部機器が取り付けられている。例えば、電力変換装置13の上側にはDCDCコンバータが設けられている。DCDCコンバータは、上側開口部71aを覆った状態でケース70に取り付けられている。例えば、電力変換装置13の下側にはモータ12が設けられている。モータ12は、下側開口部71bを覆った状態でケース70に取り付けられている。なお、ケース70には、上側開口部71aや下側開口部71bを覆うカバー部材が取り付けられていてもよい。
ケース70は、複数の部材を互いに組み付けることで形成されている。図2に示すように、ケース70は、複数の部材として少なくとも、ケース本体75、流入管76、流出管77を有している。ケース本体75は、ケース壁部73及びケース仕切部74のそれぞれの主要部分を形成している。ケース本体75は、ケース壁部73を形成する部分と、ケース仕切部74を形成する部分とを有している。ケース本体75は、アルミニウム等の金属材料により形成されている。ケース本体75は、例えばアルミダイカストによる成形体である。ケース本体75は熱伝導性を有している。
流入管76及び流出管77は、アルミニウム等の金属材料により形成されており、管状の配管部材である。流入管76及び流出管77は熱伝導性を有している。流入管76及び流出管77は、ケース本体75の壁部を貫通した状態でケース本体75に固定されている。例えば、ケース本体75に貫通孔が複数形成されており、流入管76及び流出管77は、これら貫通孔に圧入されている。流入管76及び流出管77は、ケース本体75と共にケース壁部73を形成している。流入管76及び流出管77は、ケース本体75の外壁面から外側に突出した状態になっている。流入管76と流出管77とは、ケース壁部73においてY方向に対向する一対の壁部分のうち一方においてX方向に横並びに設けられている。
図2、図3に示すように、コンデンサユニット60は全体として直方体状になっている。コンデンサユニット60は、平滑コンデンサ21を構成するコンデンサ素子と、コンデンサ素子を保護するユニット本体とを有している。ユニット本体は、コンデンサ素子を収容したコンデンサケースを有している。コンデンサ素子は、例えばフィルムコンデンサ素子であり、コンデンサケースに収容された状態で封止樹脂体により封止されている。ユニット本体には、コンデンサ素子の電極に接続された端子が複数設けられている。これら端子には、正極側の端子と負極側の端子とが含まれている。これら端子は、バスバー等を介してPN端子部44に接続されている。
PN端子部44は全体として直方体状になっている。PN端子部44は、バスバーや電線が接続された端子と、端子を支持する端子台とを有している。PN端子部44と、コンデンサユニット60及び抵抗ユニット42とは、それぞれの端子を介して互いに電気的に接続されている。PN端子部44は、バスバー等を介してバッテリ11に電気的に接続されている。PN端子部44は、端子を下方に向けた状態でケース壁部73にボルト等の固定具により固定されている。なお、PN端子部44が電力入力部に相当する。
UVW端子部45は全体として直方体状になっている。UVW端子部45は、バスバーや電線が接続された端子と、端子を支持する端子台とを有している。UVW端子部45とパワーユニット50とは、それぞれの端子を介して互いに電気的に接続されている。UVW端子部45は、バスバー等を介してモータ12に電気的に接続されている。UVW端子部45は、端子を下方に向けた状態でケース壁部73にボルト等の固定具により固定されている。なお、UVW端子部45を電力出力部と称することもできる。
制御基板43は、全体として板状になっており、制御装置35を構成している。制御基板43は、配線基板、電子部品及びコネクタを有している。配線基板の配線と、配線基板に実装された電子部品とが回路を構成しており、この回路が、制御装置35を構成する制御回路を有している。制御基板43は、矩形板状に形成されている。制御基板43は、板面がZ方向に直交する向きで上側空間72aに設けられている。
パワーユニット50は、全体として扁平状に形成されている。パワーユニット50について、厚さ方向に直交する面を扁平面と称すると、パワーユニット50の下面が扁平面になっている。パワーユニット50は、その下面がZ方向に直交する向きで、上側空間72aにおいて制御基板43とケース仕切部74との間に設けられている。
パワーユニット50は、パワーモジュール51及びパワー冷却部52を有している。パワーモジュール51及びパワー冷却部52は、いずれも全体として扁平状に形成されており、Z方向に重ねられている。パワー冷却部52は、パワーモジュール51の下側に設けられており、パワーユニット50の下面を形成している。パワーモジュール51とパワー冷却部52との境界部は、パワーユニット50の下面と共に、Z方向に直交する方向に延びている。
パワーモジュール51は、3相分のアーム回路31を構成することでインバータ30を構成している。パワーモジュール51は、3相分のアームスイッチ32を構成するスイッチング素子と、スイッチング素子を保護するモジュール本体とを有している。モジュール本体は、スイッチング素子を封止した封止樹脂体を有している。モジュール本体には、スイッチング素子に電気的に接続された端子が複数設けられている。これら端子には、電力端子と信号端子とが含まれている。電力端子としては、Pライン25に接続されたP端子と、Nライン26に接続されたN端子と、出力ライン27に接続された出力端子とがある。P端子及びN端子は、バスバー等を介してコンデンサユニット60の端子に接続されている。出力端子は、バスバー等を介してUVW端子部45の端子に接続されている。信号端子は、挿入実装等により制御基板43に接続されている。なお、スイッチング素子を半導体スイッチと称し、パワーモジュール51を半導体モジュールと称することもできる。
パワー冷却部52は、水等の冷媒によりパワーモジュール51を冷却する。パワー冷却部52は、熱伝導性を有しており、アルミニウム等の金属材料により形成されている。パワー冷却部52は、冷媒が流れる内部空間を有している。この冷媒は、パワー冷却部52を介してパワーモジュール51との間で熱交換を行うことで、パワーモジュール51を冷却する。
ここで、パワーユニット50とコンデンサユニット60との位置関係について説明する。
図2に示すように、ケース70の上側空間72aでは、Z方向に直交する方向において、パワーユニット50とPN端子部44とUVW端子部45とが横並びに設けられている。PN端子部44は、X方向においてパワーユニット50とケース壁部73との間に設けられている。UVW端子部45は、Y方向においてパワーユニット50とケース壁部73との間に設けられている。
図2、図3に示すように、パワーユニット50とコンデンサユニット60とはZ方向に並べられている。Z方向においては、ケース仕切部74がパワーユニット50とコンデンサユニット60との間に設けられている。パワーユニット50とコンデンサユニット60とはケース仕切部74を介して互いに重ねられている。なお、図3においては、コンデンサユニット60、抵抗ユニット42及びパワーモジュール51について、断面ではなく側面を図示している。PN端子部44については図示を省略している。また、パワーユニット50とコンデンサユニット60とが並んだZ方向が並び方向に相当し、X方向及びY方向が並び方向に直交した直交方向に相当する。
本実施形態では、コンデンサユニット60の体格がパワーユニット50の体格よりも大きくなっている。Z方向から見た平面視において、コンデンサユニット60の面積がパワーユニット50の面積よりも大きくなっている。Z方向に直交する方向において、コンデンサユニット60はパワーユニット50よりも外側に突出している。コンデンサユニット60は、対向部分61と突出部分62とを有している。対向部分61は、コンデンサユニット60のうちZ方向においてパワーユニット50に並んで対向した部分である。突出部分62は、Z方向に直交する方向において、コンデンサユニット60のうちパワーユニット50よりも外側に突出した部分である。なお、対向部分61とパワーユニット50とがZ方向に対向していることを、重複していると称することもできる。
突出部分62には、X方向においてパワーユニット50から突出した第1部分62a、第2部分62bが含まれている。第1部分62aと第2部分62bとは、X方向において対向部分61から互いに反対向きに延びている。X方向においては、第1部分62aと第2部分62bとの間に対向部分61及びパワーユニット50がある。第1部分62aと第2部分62bとは、Z方向に直交する方向において対向部分61を介して並んでおり、一対の突出部分に相当する。
突出部分62には、対向部分61からY方向に延びた第3部分62cが含まれている。第3部分62cは、第1部分62aと第2部分62bとの間に設けられ、これら第1部分62aと第2部分62bとにかけ渡された状態になっている。第3部分62cは、第1部分62aと第2部分62bとを接続している。なお、突出部分62に加えて、第1部分62a、第2部分62b、第3部分62cのそれぞれも突出部分に相当する。
電力変換装置13には、パワー冷却部52を含んで構成された冷却器80が設けられている。冷却器80は、冷媒が流通する冷媒流路81を有している。冷媒流路81は、ケース70及びパワー冷却部52により形成されている。ケース70及びパワー冷却部52は、冷媒流路81を形成する流路形成部に相当し、冷却器80を構成している。
冷媒流路81は、パワー冷却路82、ユニット冷却路83、上流路84、下流路85を有している。パワー冷却路82は、冷媒流路81のうち、パワー冷却部52により形成された部分である。パワー冷却路82はパワー冷却部52の内部空間により形成されている。パワー冷却路82においては、パワーモジュール51とパワー冷却部52との境界部に沿って冷媒が流れるようになっている。パワー冷却路82は、冷却入口82a及び冷却出口82bを有している。パワー冷却路82においては、その上流端部が冷却入口82aであり、その下流端部が冷却出口82bである。パワー冷却路82においては、冷却入口82aから冷媒が流入し、冷却出口82bから冷媒が流出する。冷却入口82a及び冷却出口82bは、パワー冷却部52の下面に設けられている。
ユニット冷却路83、上流路84及び下流路85は、ケース70により形成されている。ユニット冷却路83は、ケース壁部73及びケース仕切部74のうちケース仕切部74により形成されている。上流路84及び下流路85は、ケース壁部73及びケース仕切部74の両方により形成されている。ケース仕切部74においては、互いに組み付けられた複数の部材によりユニット冷却路83、上流路84及び下流路85が形成されている。
上流路84の上流端部は流入管76により形成されている。下流路85の下流端部は流出管77により形成されている。冷媒は、外部から流入管76に流入し、流出管77から外部に流出する。流入管76及び流出管77のそれぞれには、ゴム製や樹脂製の可撓性を有する外部配管が接続されている。なお、本実施形態では、流入管76及び流出管77により形成された流路が冷媒流路81に含まれているとしたが、これら流入管76及び流出管77により形成された流路は冷媒流路81に含まれていないとしてもよい。この構成では、上流路84の上流端部や下流路85の下流端部が、ケース本体75の外壁面により形成されることになる。
ユニット冷却路83は、冷媒流路81のうち、パワーユニット50とコンデンサユニット60との間に設けられた部分である。ユニット冷却路83は、コンデンサユニット60の対向部分61にZ方向に並んでいる。ユニット冷却路83は、パワー冷却路82にZ方向に並んでいる。ユニット冷却路83とパワー冷却路82とは、冷媒を流通させるように互いに接続されている。
ユニット冷却路83は、入口路83a及び出口路83bを有している。入口路83aは、冷媒流路81においてパワー冷却路82の上流側に設けられており、パワー冷却路82の冷却入口82aに接続されている。出口路83bは、冷媒流路81においてパワー冷却路82の下流側に設けられており、パワー冷却路82の冷却出口82bに接続されている。入口路83aと出口路83bとは、X方向に横並びに設けられている。例えば、入口路83aはX方向において流入管76側に設けられており、出口路83bは流出管77側に設けられている。冷媒は、ユニット冷却路83の入口路83aから冷却入口82aを通ってパワー冷却路82に流入し、冷却出口82bを通って出口路83bに流出する。
パワー冷却部52はケース仕切部74に取り付けられている。パワー冷却部52の下面とケース仕切部74の上面とが重ねられている。入口路83a及び出口路83bとパワー冷却路82とは、パワー冷却部52とケース仕切部74との境界部において接続されている。この境界部には、パワー冷却路82の冷却入口82a及び冷却出口82bが配置されている。
上流路84及び下流路85は、ケース壁部73及びケース仕切部74の両方により形成されている。上流路84は、冷媒流路81において入口路83aの上流側に設けられており、入口路83aに接続されている。下流路85は、冷媒流路81において出口路83bの下流側に設けられており、出口路83bに接続されている。冷媒は、上流路84からパワー冷却路82及びユニット冷却路83を経由して下流路85に流通する。
上流路84及び下流路85は、Z方向においてパワーユニット50に重複する位置には設けられていない。上流路84及び下流路85は、パワーユニット50とコンデンサユニット60との間には設けられていない。上流路84及び下流路85は、コンデンサユニット60の突出部分62にZ方向に並んでいる。換言すれば、上流路84及び下流路85は、Z方向において突出部分62に重複するように設けられている。上流路84は、Z方向において第1部分62aに重複している。下流路85は、Z方向において第2部分62bに重複している。
上流路84及び下流路85は、パワーユニット50及びコンデンサユニット60のうち平面視での面積が大きい方であるコンデンサユニット60に対して、Z方向にコンデンサユニット60を投影した領域に設けられている。一方で、上流路84及び下流路85は、閉面積が小さい方であるパワーユニット50に対して、Z方向にパワーユニット50を投影した領域には設けられていない。
上流路84及び下流路85は、いずれもY方向においてユニット冷却路83からPN端子部44とは反対側に向けて延びている。上流路84及び下流路85は、Z方向において、それぞれの全体が突出部分62に重複しているのではなく、一部が重複している。上流路84及び下流路85は、重複部分84a,85a、延出部分84b,85bを有している。上流路84においては、重複部分84aが第1部分62aにZ方向に重複する位置にある。一方で、延出部分84bは、Z方向に直交する方向において重複部分84aから延出しており、Z方向において第1部分62aに重複しない位置にある。同様に、下流路85においては、重複部分85aが第2部分62bにZ方向に重複する位置にある。一方で、延出部分85bは、Z方向に直交する方向において重複部分85aから延出しており、Z方向において第2部分62bに重複しない位置にある。
図2に示すように、冷媒流路81では、X方向において上流路84の重複部分84aと下流路85の重複部分85aとの間にユニット冷却路83がある。パワーモジュール51は、上流路84の重複部分84aと下流路85の重複部分85aとの間に入り込んだ状態になっている。PN端子部44については、X方向において、パワーモジュール51とPN端子部44との間に下流路85の重複部分85aがある。一方で、Y方向においては、PN端子部44と下流路85の重複部分85aとが横並びに設けられている。UVW端子部45は、X方向において上流路84の延出部分84bと下流路85の延出部分85bとの間にある。
図3に示すように、Z方向に直交する方向において、上流路84及び下流路85はコンデンサユニット60よりもパワーユニット50側に設けられている。上流路84及び下流路85においては、重複部分84a,85a及び延出部分84b,85bのそれぞれがコンデンサユニット60から上側開口部71a側に離間した位置に設けられている。すなわち、上流路84及び下流路85には、Z方向に直交する方向においてコンデンサユニット60に横並びに設けられた部分が存在しない。
上流路84及び下流路85のそれぞれの少なくとも一部はユニット冷却路83よりも上側に延びている。上流路84及び下流路85は、横並び部分84c,85c、縦並び部分84d,85dを有している。横並び部分84c,85cは、上流路84及び下流路85のうち、Z方向に直交する方向においてユニット冷却路83に横並びに設けられた部分である。横並び部分84c,85cには、上流路84の重複部分84aの一部と下流路85の重複部分85aの一部とが含まれている。縦並び部分84d,85dは、横並び部分84cよりも上側に向けて延びた部分であり、Z方向においてユニット冷却路83よりもパワーユニット50側に突出している。上流路84の縦並び部分84dには、重複部分84aの一部と延出部分84bとが含まれている。下流路85の縦並び部分85dには、重複部分85aの少なくとも一部と延出部分85bとが含まれている。
ケース仕切部74において、縦並び部分84d,85dを形成している部分は、ユニット冷却路83を形成している部分よりも上側に突出している。ケース仕切部74の上面においては、ユニット冷却路83を形成している部分が、縦並び部分84d,85dを形成している部分よりも凹んだ凹部になっている。この凹部にパワーユニット50が入り込んだ状態で設置されている。
パワーユニット50は、上流路84の縦並び部分84dと下流路85の縦並び部分85dとの間に入り込んだ位置に設けられている。これにより、パワーユニット50は上流路84と下流路85との間に入り込んだ状態になっている。上流路84及び下流路85では、Z方向において縦並び部分84d,85dの高さ寸法が横並び部分84c,85cの高さ寸法よりも大きくなっている。Z方向において、上流路84の重複部分84aのうちZ方向に最も背の高い部分の高さ寸法は、ユニット冷却路83の高さ寸法よりも大きくなっている。また、Z方向において、下流路85の重複部分85aのうちZ方向に最も背の高い部分の高さ寸法は、ユニット冷却路83の高さ寸法よりも大きくなっている。
上流路84及び下流路85の縦並び部分84d,85dは、Z方向においてパワー冷却部52よりもパワーモジュール51側に突出している。このため、縦並び部分84d,85dの上端部は、Z方向に直交する方向においてパワーモジュール51に横並びになっている。これにより、縦並び部分84d,85dの冷却効果がパワーモジュール51に付与されやすくなっている。
次に、電力変換装置13の製造方法について説明する。
作業者は、ケース本体75を製造した後、ケース本体75に別体の部材を組み付けることでケース仕切部74を作る。これにより、ユニット冷却路83、上流路84及び下流路85のうちケース仕切部74により形成される部分を作る。また、ケース本体75に流入管76及び流出管77を取り付ける。これにより、上流路84及び下流路85のうち流入管76及び流出管77により形成される部分を作る。さらに、ユニット冷却路83とパワー冷却路82とが接続されるように、ケース仕切部74にパワーユニット50を取り付ける。このようにして、ケース70及びパワーユニット50により冷媒流路81を作る。そして、ケース70に対してコンデンサユニット60等の電気部品を取り付ける。
ここまで説明した本実施形態によれば、Z方向において、上流路84及び下流路85はコンデンサユニット60の突出部分62に重複する位置に設けられている。このため、Z方向においてコンデンサユニット60の突出部分62に並んだ空間を、上流路84及び下流路85の設置スペースとして有効利用することができる。したがって、電力変換装置13の体格を小型化することができる。
例えば、Z方向に直交する方向において、上流路84や下流路85がコンデンサユニット60の突出部分62に横並びに設けられた構成では、コンデンサユニット60の突出部分62に並んだ空間がデッドスペースになってしまう。また、上流路84や下流路85の分だけ、Z方向に直交する方向にケース70が大型化してしまう。すなわち、電力変換装置13の体格がX方向やY方向に大型化してしまう。
本実施形態によれば、上流路84が第1部分62aにZ方向に重複するように設けられ、下流路85が第2部分62bにZ方向に重複するように設けられている。このように、上流路84と下流路85とがX方向において互いに離間した位置に配置されるため、これら上流路84及び下流路85による冷却効果をX方向において広範囲に付与することができる。
本実施形態によれば、パワーユニット50が上流路84と下流路85との間に入り込んだ状態になっている。このため、上流路84及び下流路85の各冷却効果を、X方向においてパワーユニット50の両側から付与することができる。しかも、パワーユニット50の下側にはユニット冷却路83が設けられているため、冷媒流路81の冷却効果をパワーユニット50に対して三方から付与することができる。したがって、冷媒流路81がパワーユニット50の温度上昇を抑制する効果を高めることができる。
本実施形態によれば、Z方向において上流路84及び下流路85がコンデンサユニット60よりもパワーユニット50側に設けられている。この構成では、上流路84及び下流路85の冷却効果をコンデンサユニット60よりもパワーユニット50に優先して付与できる。しかも、Z方向に直交する方向においてコンデンサユニット60に横並びになる位置に上流路84及び下流路85が設けられていないため、Z方向に直交する方向においてケース70の体格を小型化できる。すなわち、電力変換装置13の体格をX方向やY方向において小型化できる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、上流路84及び下流路85がY方向においてユニット冷却路83からPN端子部44とは反対側に向けて延びていた。これに対して、第2実施形態では、下流路85がY方向においてユニット冷却路83からPN端子部44側に向けて延びている。本実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については第1実施形態と同様である。本実施形態では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図4に示すように、Y方向において、上流路84と下流路85とは、ユニット冷却路83から互いに反対側に向けて延びている。上記第1実施形態と同様に、上流路84は、Y方向においてユニット冷却路83からPN端子部44とは反対側に向けて延びている。上述したように、下流路85は、Y方向においてユニット冷却路83からPN端子部44側に向けて延びている。下流路85は、X方向においてユニット冷却路83とPN端子部44との間に設けられている。すなわち、下流路85は、X方向においてパワーユニット50とPN端子部44との間に設けられている。本実施形態でも、下流路85は重複部分85aと延出部分85bとの両方を有している。
流入管76と流出管77とは、Y方向においてケース本体75を介して互いに反対側に設けられている。流入管76は、ケース壁部73においてY方向に対向する一対の壁部分のうち一方に設けられ、流出管77は他方に設けられている。
本実施形態によれば、X方向において、下流路85がパワーユニット50とPN端子部44との間に設けられている。この構成では、下流路85の冷却効果がパワーユニット50に加えてPN端子部44に付与されるため、PN端子部44の温度上昇を抑制できる。
<第3実施形態>
上記第1実施形態では、上流路84及び下流路85のうち一方がコンデンサユニット60の第1部分62aにZ方向に重複するように設けられ、他方が第2部分62bにZ方向に重複するように設けられていた。これに対して、第3実施形態では、上流路84及び下流路85の両方がコンデンサユニット60の第1部分62a及び第2部分62bのうち一方にZ方向に重複するように設けられている。本実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については第1実施形態と同様である。本実施形態では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図5に示すように、上流路84及び下流路85の両方がコンデンサユニット60の第1部分62aにZ方向に重複するように設けられている。上流路84の重複部分84aと下流路85の重複部分85aの両方が第1部分62aにZ方向に重複する位置に設けられている。上流路84及び下流路85の両方が、X方向においてパワーユニット50を介してPN端子部44とは反対側に設けられている。
ユニット冷却路83においては、入口路83aと出口路83bとがY方向に横並びに設けられている。流入管76と流出管77とは、上記第2実施形態と同様に、Y方向においてケース本体75を介して互いに反対側に設けられている。一方で、本実施形態では、流入管76と流出管77とはY方向に並べられている。
<第4実施形態>
上記第1実施形態では、Z方向に直交する方向において、コンデンサユニット60がパワーユニット50よりも外側に突出していた。これに対して、第4実施形態では、Z方向に直交する方向において、パワーユニット50がコンデンサユニット60よりも外側に突出している。本実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については第1実施形態と同様である。本実施形態では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図6、図7に示すように、パワーユニット50の体格がコンデンサユニット60の体格よりも大きくなっている。パワーユニット50は、対向部分56と突出部分57とを有している。対向部分56は、パワーユニット50のうちZ方向においてコンデンサユニット60に並んで対向した部分である。突出部分57は、Z方向に直交する方向において、パワーユニット50のうちコンデンサユニット60よりも外側に突出した部分である。
突出部分57には、X方向においてコンデンサユニット60から突出した第1部分57a、第2部分57bが含まれている。第1部分57aと第2部分57bとは、X方向において対向部分56から互いに反対向きに延びている。X方向においては、第1部分57aと第2部分57bとの間に対向部分56及びコンデンサユニット60がある。第1部分57aと第2部分57bとは、Z方向に直交する方向において対向部分56を介して並んでおり、一対の突出部分に相当する。
突出部分57には、対向部分56からY方向に延びた第3部分57cが含まれている。第3部分57cは、第1部分57aと第2部分57bとの間に設けられ、これら第1部分57aと第2部分57bとにかけ渡された状態になっている。第3部分57cは、第1部分57aと第2部分57bとを接続している。なお、突出部分57に加えて、第1部分57a、第2部分57b、第3部分57cのそれぞれも突出部分に相当する。
パワーユニット50においては、第1部分57a、第2部分57b、第3部分57cのそれぞれに、パワーモジュール51、パワー冷却部52、パワー冷却路82のそれぞれが含まれている。パワー冷却路82は、上記第1実施形態とは異なり、Z方向に直交する方向においてユニット冷却路83よりも外側に突出している。
本実施形態によれば、コンデンサユニット60が上流路84と下流路85との間に入り込んだ状態になっている。このため、上流路84及び下流路85の各冷却効果を、X方向においてコンデンサユニット60の両側から付与することができる。しかも、コンデンサユニット60の上側にはユニット冷却路83が設けられているため、冷媒流路81の冷却効果をコンデンサユニット60に対して三方から付与することができる。したがって、冷媒流路81がコンデンサユニット60の温度上昇を抑制する効果を高めることができる。
本実施形態によれば、Z方向において上流路84及び下流路85がパワーユニット50よりもコンデンサユニット60側に設けられている。この構成では、上流路84及び下流路85の冷却効果をパワーユニット50よりもコンデンサユニット60に優先して付与できる。しかも、Z方向に直交する方向においてパワーユニット50に横並びになる位置に上流路84及び下流路85が設けられていないため、Z方向に直交する方向においてケース70の体格を小型化できる。
<第5実施形態>
上記第1実施形態では、Z方向に直交する方向においてコンデンサユニット60がパワーユニット50よりも突出した突出部分62を有していた。第4実施形態では、Z方向に直交する方向においてパワーユニット50がコンデンサユニット60よりも突出した突出部分57を有していた。これに対して、第5実施形態では、コンデンサユニット60が突出部分62を有し、且つパワーユニット50が突出部分57を有している。本実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については第1実施形態と同様である。本実施形態では、上記第1、第4実施形態と異なる点を中心に説明する。
図8に示すように、パワーユニット50とコンデンサユニット60とはX方向にずれた位置に設けられている。X方向においては、パワーユニット50の対向部分56と突出部分57とが並んでいるとともに、コンデンサユニット60の対向部分61と突出部分62とが並んでいる。X方向においては、パワーユニット50の突出部分57と、コンデンサユニット60の突出部分62との間に対向部分56,61がある。
上流路84及び下流路85のうち一方が、コンデンサユニット60の突出部分62にZ方向に重複するように設けられ、他方がパワーユニット50の突出部分57にZ方向に重複するように設けられている。具体的には、上流路84の重複部分84aがコンデンサユニット60の突出部分62に重複する位置に設けられている。上流路84においては、縦並び部分84dが横並び部分84cから上側に向けて延びている。また、下流路85の重複部分85aがパワーユニット50の重複する位置に設けられている。下流路85においては、縦並び部分85dが横並び部分85cから下側に向けて延びている。
<他の実施形態>
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、一つの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
上記第1~第3実施形態において、上記第5実施形態のように、上流路84及び下流路85のうち一方だけがコンデンサユニット60の突出部分62にZ方向に重複するように設けられていてもよい。要は、上流路84及び下流路85の少なくとも一方がコンデンサユニット60の突出部分62にZ方向に重複するように設けられていればよい。同様に、上記第4実施形態において、上記第5実施形態のように、上流路84及び下流路85のうち一方だけがパワーユニット50の突出部分57にZ方向に重複するように設けられていてもよい。要は、上流路84及び下流路85の少なくとも一方がパワーユニット50の突出部分57にZ方向に重複するように設けられていればよい。
上記各実施形態において、コンデンサユニット60及びパワーユニット50は、互いに独立した突出部分を複数有していてもよい。例えば、上記第1実施形態において、コンデンサユニット60の突出部分62が第3部分62cを有しておらず、第1部分62aと第2部分62bとが互いに独立した2つの突出部分になっていてもよい。同様に、上記第4実施形態において、パワーユニット50の突出部分57が第3部分57cを有しておらず、第1部分57aと第2部分57bとが互いに独立した2つの突出部分になっていてもよい。
上記第1実施形態において、下流路85がパワーユニット50とPN端子部44との間に入り込んだ状態になっていてもよい。すなわち、上流路84及び下流路85の少なくとも一方がパワーユニット50とPN端子部44との間に入り込むように設けられていればよい。
上記各実施形態において、上流路84は、Z方向においてユニット冷却路83よりも上側や下側に突出していなくてもよい。例えば、上流路84は横並び部分84c及び縦並び部分84dのうち横並び部分84cだけを有していてもよい。また、下流路85は、Z方向においてユニット冷却路83よりも上側や下側に突出していなくてもよい。例えば、下流路85は横並び部分85c及び縦並び部分85dのうち横並び部分85cだけを有していてもよい。
上記各実施形態において、パワーユニット50はパワー冷却部52を有していなくてもよい。この構成では、パワーモジュール51がケース仕切部74の上にパワー冷却部52を介さずに設けられている。また、パワーユニット50の内部に冷媒流路81が設けられていない。このように、冷媒がパワーユニット50の内部を流れない構成でも、ユニット冷却路83によりパワーユニット50を冷却することが可能であればよい。
上記各実施形態において、冷媒流路81を形成する流路形成部にケース本体75が含まれていなくてもよい。例えば、流路形成部のうち、上流路84を形成する部位と、下流路85を形成する部位とが、ケース本体75とは別部材として製造された配管部材により形成された構成とする。
上記各実施形態において、アームスイッチ32を構成するスイッチング素子は、IGBTに限定されない。このスイッチング素子として、例えばMOSFETなどを用いてもよい。
上記各実施形態において、ケース70は、金属材料ではなく、樹脂材料などにより形成されていてもよい。
上記各実施形態において、電力変換装置13が車両に搭載された状態では、この電力変換装置13は必ずしも上側開口部71aが上方を向いていなくてもよい。例えば、ケース壁部73や下側開口部71bが上方を向くように電力変換装置13が車両に搭載されていてもよい。
上記各実施形態において、電力変換装置13が搭載された車両としては、乗用車やバス、建設作業車、農業機械車両などがある。また、車両は移動体の1つであり、電力変換装置13が搭載される移動体としては、車両の他に電車や飛行機などがある。電力変換装置13としては、インバータ装置やコンバータ装置などがある。このコンバータ装置としては、交流入力直流出力の電源装置、直流入力直流出力の電源装置、交流入力交流出力の電源装置などがある。
13…電力変換装置、21…コンデンサとしての平滑コンデンサ、32…スイッチング素子としてのアームスイッチ、44…電力入力部としてのPN端子部、50…パワーユニット、51…パワーモジュール、52…流路形成部としてのパワー冷却部、56…対向部分、57…突出部分、57a…突出部分としての第1部分、57b…突出部分としての第2部分、57c…突出部分としての第3部分、60…コンデンサユニット、61…対向部分、62…突出部分、62a…突出部分としての第1部分、62b…突出部分としての第2部分、62c…突出部分としての第3部分、70…流路形成部としてのケース、81…冷媒流路、82…パワー冷却路、83…ユニット冷却路、84…上流路、85…下流路、X…直交方向、Y…直交方向、Z…並び方向。

Claims (15)

  1. 電力変換を行う電力変換装置(13)であって、
    前記電力変換を行うためのスイッチング素子(32)を有するパワーユニット(50)と、
    前記スイッチング素子に対して設けられたコンデンサ(21)を有し、前記パワーユニットに重ねて設けられたコンデンサユニット(60)と、
    冷媒が流れる冷媒流路(81)を形成する流路形成部(52,70)と、を備え、
    前記冷媒流路は、
    前記パワーユニットと前記コンデンサユニットとの間に設けられ、前記パワーユニットを冷却するユニット冷却路(83)と、
    前記ユニット冷却路の上流側に設けられ、前記ユニット冷却路に前記冷媒を流入させる上流路(84)と、
    前記ユニット冷却路の下流側に設けられ、前記ユニット冷却路から前記冷媒を流出させる下流路(85)と、を有しており、
    前記パワーユニットと前記コンデンサユニットとが並んだ方向を並び方向(Z)と称し、前記並び方向に直交する方向を直交方向(X,Y)と称すると、
    前記パワーユニット及び前記コンデンサユニットのうち一方は、前記並び方向において他方に対向する対向部分(61,56)と、他方よりも前記直交方向に突出した突出部分(62,62a,62b,62c,57,57a,57b,57c)とを有しており、
    前記上流路及び前記下流路の少なくとも一方は、前記並び方向において前記突出部分に重複するように設けられており
    前記突出部分は、前記直交方向において前記対向部分を介して一対設けられており、
    前記上流路は、一対の前記突出部分のうち一方の突出部分(62a,57a)に前記並び方向に重複するように設けられており、
    前記下流路は、一対の前記突出部分のうち前記上流路に突出していない方の突出部分(62b,57b)に前記並び方向に重複するように設けられており、
    前記パワーユニット及び前記コンデンサユニットのうち前記パワーユニットが一対の前記突出部分(57a,57b)を有しており、
    前記コンデンサユニットは、前記直交方向において前記上流路と前記下流路との間に設けられている、電力変換装置。
  2. 前記上流路及び前記下流路は、前記並び方向において前記パワーユニットよりも前記コンデンサユニット側に設けられている、請求項に記載の電力変換装置。
  3. 前記スイッチング素子に電力を入力する電力入力部(44)を備え、
    前記上流路及び前記下流路の少なくとも一方は、前記電力入力部と前記パワーユニットとの間に設けられている、請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記パワーユニットは、
    前記スイッチング素子を有するパワーモジュール(51)と、
    前記冷媒が流れるパワー冷却路(82)を形成し、前記パワーモジュールに重ねて設けられ、前記パワー冷却路を流れる前記冷媒により前記パワーモジュールを冷却するパワー冷却部(52)と、を有しており、
    前記パワー冷却路は、前記冷媒流路に含まれ、前記ユニット冷却路に接続されている、請求項1~のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  5. 前記突出部分には、前記一対の突出部分である第1部分(62a,57a)および第2部分(62b,57b)が含まれるとともに、前記第1部分と前記第2部分とにかけ渡された第3部分(62c,57c)が含まれる、請求項1~4のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  6. 電力変換を行う電力変換装置(13)であって、
    前記電力変換を行うためのスイッチング素子(32)を有するパワーユニット(50)と、
    前記スイッチング素子に対して設けられたコンデンサ(21)を有し、前記パワーユニットに重ねて設けられたコンデンサユニット(60)と、
    冷媒が流れる冷媒流路(81)を形成する流路形成部(52,70)と、を備え、
    前記冷媒流路は、
    前記パワーユニットと前記コンデンサユニットとの間に設けられ、前記パワーユニットを冷却するユニット冷却路(83)と、
    前記ユニット冷却路の上流側に設けられ、前記ユニット冷却路に前記冷媒を流入させる上流路(84)と、
    前記ユニット冷却路の下流側に設けられ、前記ユニット冷却路から前記冷媒を流出させる下流路(85)と、を有しており、
    前記パワーユニットと前記コンデンサユニットとが並んだ方向を並び方向(Z)と称し、前記並び方向に直交する方向を直交方向(X,Y)と称すると、
    前記パワーユニット及び前記コンデンサユニットのうち一方は、前記並び方向において他方に対向する対向部分(61,56)と、他方よりも前記直交方向に突出した突出部分(62,62a,62b,62c,57,57a,57b,57c)とを有しており、
    前記上流路及び前記下流路の少なくとも一方は、前記並び方向において前記突出部分に重複するように設けられており、
    前記スイッチング素子に電力を入力する電力入力部(44)を備え、
    前記上流路及び前記下流路の少なくとも一方は、前記電力入力部と前記パワーユニットとの間に設けられている、電力変換装置。
  7. 前記パワーユニットは、
    前記スイッチング素子を有するパワーモジュール(51)と、
    前記冷媒が流れるパワー冷却路(82)を形成し、前記パワーモジュールに重ねて設けられ、前記パワー冷却路を流れる前記冷媒により前記パワーモジュールを冷却するパワー冷却部(52)と、を有しており、
    前記パワー冷却路は、前記冷媒流路に含まれ、前記ユニット冷却路に接続されている、請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 電力変換を行う電力変換装置(13)であって、
    前記電力変換を行うためのスイッチング素子(32)を有するパワーユニット(50)と、
    前記スイッチング素子に対して設けられたコンデンサ(21)を有し、前記パワーユニットに重ねて設けられたコンデンサユニット(60)と、
    冷媒が流れる冷媒流路(81)を形成する流路形成部(52,70)と、を備え、
    前記冷媒流路は、
    前記パワーユニットと前記コンデンサユニットとの間に設けられ、前記パワーユニットを冷却するユニット冷却路(83)と、
    前記ユニット冷却路の上流側に設けられ、前記ユニット冷却路に前記冷媒を流入させる上流路(84)と、
    前記ユニット冷却路の下流側に設けられ、前記ユニット冷却路から前記冷媒を流出させる下流路(85)と、を有しており、
    前記パワーユニットと前記コンデンサユニットとが並んだ方向を並び方向(Z)と称し、前記並び方向に直交する方向を直交方向(X,Y)と称すると、
    前記パワーユニット及び前記コンデンサユニットのうち一方は、前記並び方向において他方に対向する対向部分(61,56)と、他方よりも前記直交方向に突出した突出部分(62,62a,62b,62c,57,57a,57b,57c)とを有しており、
    前記上流路及び前記下流路の少なくとも一方は、前記並び方向において前記突出部分に重複するように設けられており、
    前記パワーユニットは、
    前記スイッチング素子を有するパワーモジュール(51)と、
    前記冷媒が流れるパワー冷却路(82)を形成し、前記パワーモジュールに重ねて設けられ、前記パワー冷却路を流れる前記冷媒により前記パワーモジュールを冷却するパワー冷却部(52)と、を有しており、
    前記パワー冷却路は、前記冷媒流路に含まれ、前記ユニット冷却路に接続されている、電力変換装置。
  9. 前記突出部分は、前記直交方向において前記対向部分を介して一対設けられており、
    前記上流路は、一対の前記突出部分のうち一方の突出部分(62a,57a)に前記並び方向に重複するように設けられており、
    前記下流路は、一対の前記突出部分のうち前記上流路に突出していない方の突出部分(62b,57b)に前記並び方向に重複するように設けられている、請求項6~8のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  10. 前記パワーユニット及び前記コンデンサユニットのうち前記コンデンサユニットが一対の前記突出部分(62a,62b)を有しており、
    前記パワーユニットは、前記上流路と前記下流路との間に入り込んだ状態になっている、請求項9に記載の電力変換装置。
  11. 前記上流路及び前記下流路は、前記並び方向において前記コンデンサユニットよりも前記パワーユニット側に設けられている、請求項10に記載の電力変換装置。
  12. 前記突出部分には、前記一対の突出部分である第1部分(62a,57a)および第2部分(62b,57b)が含まれるとともに、前記第1部分と前記第2部分とにかけ渡された第3部分(62c,57c)が含まれる、請求項9~11のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  13. 前記パワーユニット及び前記コンデンサユニットを収容するケース(70)を備え、
    前記ケースは、前記ケースの内部空間を上側空間(72a)と下側空間(72b)とに仕切るケース仕切部(74)を有し、
    前記パワーユニットと前記コンデンサユニットとの間には、前記ケース仕切部が設けられている、請求項1~12のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  14. 前記スイッチング素子に電力を入力する電力入力部(44)、前記スイッチング素子によって変換された電力を出力する電力出力部(45)、及び前記パワーユニットが、前記直交方向において横並びに設けられている、請求項1~13のいずれか1つに記載の電力変換装置
  15. 前記スイッチング素子によって変換された電力を出力する電力出力部(45)を備え、
    前記電力出力部は、前記直交方向において前記上流路と前記下流路との間に配置されている、請求項1~14のいずれか1つに記載の電力変換装置。
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