JP7358052B2 - かつらの自動植毛方法、かつら自動植毛機及び機械植えかつら用材 - Google Patents
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Description
また請求項2による本願発明によるかつらの自動植毛方法は、請求項1記載のかつらの自動植毛方法において、上記植毛面が当初垂直状態であり、水平方向に移動するニードルが上記目に挿入されて1箇の緯を掬い上げた後、上記植毛面が回動されて水平方向になることを特徴とする。
また請求項3による本願発明によるかつらの自動植毛方法は、請求項1記載のかつらの自動植毛方法において、上記植毛面が当初水平状態であり、垂直方向に移動するニードルが上記目に挿入されて1箇の緯を掬い上げた後、上記ニードルが90°回動することを特徴とする。
また請求項4による本願発明によるかつらの自動植毛方法は、請求項2記載のかつらの自動植毛方法において、上記植毛面が水平方向に移動するニードルに対し直角に位置することを特徴とする。
また請求項5による本願発明によるかつらの自動植毛方法は、請求項2記載のかつらの自動植毛方法において、上記植毛面が水平方向に移動するニードルに対し鈍角に位置することを特徴とする。
また請求項6による本願発明によるかつらの自動植毛方法は、請求項1記載のかつらの自動植毛方法において、上記ニードルがネット地の目に挿入された後、若干後退動作をすることを特徴とする。
また請求項7による本願発明によるかつらの自動植毛方法は、請求項1記載のかつらの自動植毛方法において、上記ニードルが上方動作をする際、1回転することを特徴とする。
また請求項8による本願発明によるかつらの自動植毛方法は、請求項1乃至請求項7のいずれか一記載のかつら自動植毛方法において、上記ニードルがネット地に対し水平方向に複数個設けられることを特徴とする。
また本願発明によるかつら自動植毛機は、水平方向の軸に緯と経とからなるネット地が張設され該軸が正逆方向に回動する回動軸と、上記回動軸の周面に形成される扁平の植毛面形成部と、上記植毛面形成部に対し直交する方向に往復動するニードルとを備え、上記回動軸は、水平方向への回動時に上記植毛面形成部の位置が垂直方向に若干変動され、上記ニードルが上記ネット地の目に挿入された状態で回動されることにより植毛面形成部を水平方向の面としたとき該ニードルに単一の緯が掬い上げられる構成からなり、上記ニードルは、上記植毛面形成部が垂直方向の面のとき上記ネット地に向かって移動する前進動作をして上記ネット地の目に挿入され、植毛面形成部が水平方向なったときさらに前進動作しヘア材を係止し、該ヘア材を係止した状態で上記目を通って上記ネット地とは反対方向に移動する後退動作をし、次いで上方動作によりヘア材にループを形成させ、該ループに挿入された状態でさらに前進動作してヘア材の他の部分を係止した後、後退動作して上記ヘア材の他の部分を上記ループに挿入させ、該ヘア材の他の部分が上記ループに挿入された状態で後退動作し続け、ループ状に曲げられたヘア材を上記目から引き抜くことによりヘア材を上記ネット地の緯に結び付け、上記回動軸の垂直方向への変動動作及び同一のニードルによる上記前進動作、上記後退動作を順次繰返すことにより扁平面状の上記ネット地にヘア材を植毛することを特徴とする。
また請求項10による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が当初の垂直状態の位置から、水平方向に移動するニードルが上記ネット地の目に挿入された後、回動されて水平方向の位置になることを特徴とする。
また請求項11による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が当初水平方向に位置された状態にて、垂直方向に移動するニードルが上記ネット地の目に挿入され、その後上記ニードルが90°回動することを特徴とする。
また請求項12による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記回動軸が中空のシリンダからなることを特徴とする。
また請求項13による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項12記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が上記回動軸の弦に沿って形成されることを特徴とする。
また請求項14による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項10記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が水平方向に移動するニードルに対し直角に位置することを特徴とする。
また請求項15による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項10記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が水平方向に移動するニードルに対し鈍角に位置することを特徴とする。
また請求項16による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記ニードルが回転可能であることを特徴とする。
また請求項17による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記ニードルがネット地の目に挿入された後、若干後退動作をすることを特徴とする。
また請求項18による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項9乃至請求項17のいずれか一記載のかつら自動植毛機において、上記ニードルが複数設けられることを特徴とする。
また請求項19による本願発明によるかつら自動植毛機は、請求項18の記載のかつら自動植毛機において、上記ニードルの移動方向に対し直交する方向に移動するフックが設けられ、該フックにより上記ヘア材が供給されることを特徴とする。
また本願発明による機械植えかつら用材は、緯と経とからなるネット地からなる扁平に形成されたベースと、該ベースに対し直交する方向に往復動するニードルにより自動植毛されるヘア材とからなり、該ヘア材が上記ベースの目に挿入された上記ニードルにより係止され、上記ニードルがヘア材を係止した状態で後退動作をした後、形成されたループにループ端部以外の他の部分が同一のニードルにより再係止され、上記他の部分が上記ループに同一のニードルにより挿入され、上記他の部分が上記ループに挿入された状態で上記目から上記ヘア材が引き抜かれ、上記ヘア材の他の部分が上記ループに挿入され、ループ状に曲げられたヘア材を上記目から引き抜く動作によりヘア材が上記ネット地の緯に結び付けられてなることを特徴とする。
また請求項21による本願発明による機械植えかつら用材は、請求項20記載の機械植えかつら用材において、上記ネット地に対し水平方向に複数設けられたニードルによりヘア材が上記ネット地に同時に植毛されることを特徴とする。
また請求項22による本願発明による機械植えかつら用材は、請求項20記載の機械植えかつら用材において、上記ネット地のx軸方向に複数の機械植えかつら用材が植毛されることを特徴とする。
また請求項23による本願発明による機械植えかつら用材は、請求項20又は請求項22記載の機械植えかつら用材において、上記ネット地のy軸方向に複数の機械植えかつら用材が植毛されることを特徴とする。
図12に示すかつら自動植毛機1は中空のシリンダからなる回動軸3と、該回動軸3の周面に弦に沿って形成される扁平の植毛面形成部5と、当初垂直に位置する植毛面形成部5に対し直交方向に往復動するニードル7とを備えてなる。該ニードル7は回転可能かつ進退自在のホルダ8に支持されている。上記回動軸3にはベースとなるネット地11が張設される。9は水平方向に移動するニードル7に対し直交方向(垂直方向)に往復動するフックであり、図示しないストッカによりヘア材13を引き降ろす。なお、図示しないコントロールパネルにより、機体全体の設定調整を操作する。
またネット地20は、これを付加せずにかつらとして使用することもできる。
ネット地11の構成は任意である。またネット地11を構成する緯12a又は/及び経12bの構成は任意である。またネット地11の目17のサイズも変更可能である。
3 回動軸
3a 主軸
5 植毛面形成部
6 植毛面
7 ニードル
8 ホルダ
9 フック
10 ベース
11 ネット地
12a 緯
12b 経
13 ヘア材
13a ヘア材
13b ヘア材
14 ループ
15 ループ端部
16 他の部分
17 目
19 結び目
20 他のネット地
21 機械植えかつら用材
Claims (23)
- 張設される緯と経とからなるネット地の植毛面に対して直交する方向に往復動するニードルが上記ネット地の目に挿入されるステップと、
次いで上記ネット地の懸架される回動軸が回動されて上記植毛面の位置が変動されるステップと、
次いで上記ニードルが上記植毛面の位置が変動される際、緯を1箇掬って上記ネット地の目に挿入された状態で上記植毛面に沿って移動する前進動作のステップと、
次いで上記ニードルがニードルの進行方向に対し直交する方向に供給されているヘア材を係止するステップと、
次いで上記ニードルがヘア材を係止した状態で上記目を通って移動する後退動作のステップと、
次いで上記ニードルが上方動作をして上記目を通ったヘア材を持ち上げ、これにより該ヘア材にループが形成されるステップと、
次いで上記ニードルが上記ループに挿入された状態でさらに前進動作して上記ヘア材の他の部分を係止した後、後退動作することにより上記ヘア材の他の部分が上記ループに挿入されるステップと、
次いで上記ニードルが上記ヘア材の他の部分を上記ループに挿入した状態で後退動作し続け、ループ状に曲げられたヘア材を上記目から引き抜くステップと、
上記ヘア材の他の部分が上記ループに挿入され、ループ状に曲げられたヘア材を上記目から引き抜く動作によりヘア材を上記ネット地の緯に結び付けるステップと、
同一のニードルにて上記各ステップを順次繰り返すことにより、扁平面状のネット地にヘア材を植毛することを特徴とするかつらの自動植毛方法。 - 請求項1記載のかつらの自動植毛方法において、上記植毛面が当初垂直状態であり、水平方向に移動するニードルが上記目に挿入されて1箇の緯を掬い上げた後、上記植毛面が回動されて水平方向になることを特徴とするかつらの自動植毛方法。
- 請求項1記載のかつらの自動植毛方法において、上記植毛面が当初水平状態であり、垂直方向に移動するニードルが上記目に挿入されて1箇の緯を掬い上げた後、上記ニードルが90°回動することを特徴とするかつらの自動植毛方法。
- 請求項2記載のかつらの自動植毛方法において、上記植毛面が水平方向に移動するニードルに対し直角に位置することを特徴とするかつらの自動植毛方法。
- 請求項2記載のかつらの自動植毛方法において、上記植毛面が水平方向に移動するニードルに対し鈍角に位置することを特徴とするかつらの自動植毛方法。
- 請求項1記載のかつらの自動植毛方法において、上記ニードルがネット地の目に挿入された後、若干後退動作をすることを特徴とするかつらの自動植毛方法。
- 請求項1記載のかつらの自動植毛方法において、上記ニードルが上方動作をする際、1回転することを特徴とするかつらの自動植毛方法。
- 請求項1乃至請求項7のいずれか一記載のかつら自動植毛方法において、上記ニードルがネット地に対し水平方向に複数個設けられることを特徴とするかつらの自動植毛方法。
- 水平方向の軸に緯と経とからなるネット地が張設され該軸が正逆方向に回動する回動軸と、
上記回動軸の周面に形成される扁平の植毛面形成部と、
上記植毛面形成部に対し直交する方向に往復動するニードルとを備え、
上記回動軸は、
水平方向への回動時に上記植毛面形成部の位置が垂直方向に若干変動され、上記ニードルが上記ネット地の目に挿入された状態で回動されることにより植毛面形成部を水平方向の面としたとき該ニードルに単一の緯が掬い上げられる構成からなり、
上記ニードルは、
上記植毛面形成部が垂直方向の面のとき上記ネット地に向かって移動する前進動作をして上記ネット地の目に挿入され、
植毛面形成部が水平方向なったときさらに前進動作しヘア材を係止し、該ヘア材を係止した状態で上記目を通って上記ネット地とは反対方向に移動する後退動作をし、
次いで上方動作によりヘア材にループを形成させ、
該ループに挿入された状態でさらに前進動作してヘア材の他の部分を係止した後、後退動作して上記ヘア材の他の部分を上記ループに挿入させ、
該ヘア材の他の部分が上記ループに挿入された状態で後退動作し続け、ループ状に曲げられたヘア材を上記目から引き抜くことによりヘア材を上記ネット地の緯に結び付け、
上記回動軸の垂直方向への変動動作及び同一のニードルによる上記前進動作、上記後退動作を順次繰返すことにより扁平面状の上記ネット地にヘア材を植毛することを特徴とするかつら自動植毛機。 - 請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が当初の垂直状態の位置から、水平方向に移動するニードルが上記ネット地の目に挿入された後、回動されて水平方向の位置になることを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が当初水平方向に位置された状態にて、垂直方向に移動するニードルが上記ネット地の目に挿入され、その後上記ニードルが90°回動することを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記回動軸が中空のシリンダからなることを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項12記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が上記回動軸の弦に沿って形成されることを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項10記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が水平方向に移動するニードルに対し直角に位置することを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項10記載のかつら自動植毛機において、上記植毛面形成部が水平方向に移動するニードルに対し鈍角に位置することを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記ニードルが回転可能であることを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項9記載のかつら自動植毛機において、上記ニードルがネット地の目に挿入された後、若干後退動作をすることを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項9乃至請求項17のいずれか一記載のかつら自動植毛機において、上記ニードルが複数設けられることを特徴とするかつら自動植毛機。
- 請求項18の記載のかつら自動植毛機において、上記ニードルの移動方向に対し直交する方向に移動するフックが設けられ、該フックにより上記ヘア材が供給されることを特徴とするかつら自動植毛機。
- 緯と経とからなるネット地からなる扁平に形成されたベースと、該ベースに対し直交する方向に往復動するニードルにより自動植毛されるヘア材とからなり、
該ヘア材が
上記ベースの目に挿入された上記ニードルにより係止され、
上記ニードルがヘア材を係止した状態で後退動作をした後、形成されたループにループ端部以外の他の部分が同一のニードルにより再係止され、
上記他の部分が上記ループに同一のニードルにより挿入され、
上記他の部分が上記ループに挿入された状態で上記目から上記ヘア材が引き抜かれ、
上記ヘア材の他の部分が上記ループに挿入され、ループ状に曲げられたヘア材を上記目から引き抜く動作によりヘア材が上記ネット地の緯に結び付けられてなることを特徴とする機械植えかつら用材。 - 請求項20記載の機械植えかつら用材において、上記ネット地に対し水平方向に複数設けられたニードルによりヘア材が上記ネット地に同時に植毛されることを特徴とする機械植えかつら用材。
- 請求項20記載の機械植えかつら用材において、上記ネット地のx軸方向に複数の機械植えかつら用材が植毛されることを特徴とする機械植えかつら用材。
- 請求項20又は請求項22記載の機械植えかつら用材において、上記ネット地のy軸方向に複数の機械植えかつら用材が植毛されることを特徴とする機械植えかつら用材。
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