JP7354543B2 - 不織布含有細胞培養モジュール - Google Patents
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Description
2以上の培地流出入口を有し、該細胞培養部材が収容されたケーシングと
を備えた細胞培養モジュールであって、ここで、
前記不織布は、20%重量以上の芯鞘型複合繊維により構成される不織布であって、
不織布の目付は、1~50g/m2であり、
芯鞘型複合繊維の芯部及び鞘部はポリオレフィン系重合体からなり、鞘部の重合体の融点は芯部の重合体の融点よりも低く、及び鞘芯比率は90:10~10:90であり、
不織布は、細孔を有する;そして
前記ポリマー多孔質膜は、複数の孔を有する表面層A及び表面層Bと、該表面層A及び表面層Bの間に挟まれたマクロボイド層とを有する三層構造のポリマー多孔質膜であって、
表面層Aに存在する孔の平均孔径は、表面層Bに存在する孔の平均孔径よりも小さく、
マクロボイド層は、表面層A及びBに結合した隔壁と、該隔壁並びに表面層A及びBに囲まれた複数のマクロボイドとを有し、
表面層A及びBにおける孔は、該マクロボイドに連通し;
ここで、前記ケーシング内に
(i)2以上の独立した前記細胞培養部材は、集約されて、
(ii)細胞培養部材は、折り畳まれて、
(iii)細胞培養部材は、ロール状に巻き込まれて、及び/又は、
(iv)細胞培養部材は、縄状に結ばれて、
収容されている、上記細胞培養モジュール。
[2] 不織布が、親水化処理されている、[1]に記載の細胞培養モジュール。
[3] 芯鞘型複合繊維の繊度が0.05~2.2デシテックス(dTex)である、[1]又は[2]に記載の細胞培養モジュール。
[4] 芯鞘型複合繊維同士は、熱融着により接触交点において結着部を形成する、[1]~[3]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[5] 不織布が、芯鞘型複合繊維の繊度、鞘芯比率、及び/又は繊維径が異なる2種以上の芯鞘型複合繊維を含む、[1]~[4]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[6] 培地流出入口の径が、細胞の径よりも大きく、かつ、不織布及びポリマー多孔質膜が流出する径よりも小さい、[1]~[5]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[7] 親水化処理が、フッ素ガス処理、常圧プラズマ処理、真空プラズマ処理、コロナ処理、親水性単量体のグラフト重合処理、スルホン化処理、及び界面活性剤付与処理からなる群から選択される、[1]~[6]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[8] 不織布の平均細孔が、0.01~100μmである、[1]~[7]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[9] 不織布の総膜厚が、5~500μmである、[1]~[8]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[10] 芯鞘型複合繊維同士によって形成された結着部の面積率が5~30%である、[1]~[9]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[11] ポリマー多孔質膜が、平均孔径0.01~100μmの細孔を有する、[1]~[10]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[12] 表面層Aの平均孔径が、0.01~50μmである、[1]~[11]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[13] 表面層Bの平均孔径が、20~100μmである、[1]~[12]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[14] ポリマー多孔質膜の総膜厚が、5~500μmである、[1]~[13]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[15] ポリマー多孔質膜が、ポリイミド多孔質膜である、[1]~[14]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[16] ポリイミド多孔質膜が、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとから得られるポリイミドを含む、ポリイミド多孔質膜である、[15]に記載の細胞培養モジュール。
[17] ポリイミド多孔質膜が、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとから得られるポリアミック酸溶液と着色前駆体とを含むポリアミック酸溶液組成物を成形した後、250℃以上で熱処理することにより得られる着色したポリイミド多孔質膜である、[15]又は[16]に記載の細胞培養モジュール。
[18] ポリマー多孔質膜が、ポリエーテルスルホン(PES)多孔質膜である、[1]~[17]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[19] ケーシングが、メッシュ状の構造を有する、[1]~[18]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
[20] ケーシングが、非可撓性素材からなる、[1]~[19]のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
本発明の一態様は、
不織布及びポリマー多孔質膜からなる細胞培養部材と、
2以上の培地流出入口を有し、該細胞培養部材が収容されたケーシングと
を備えた細胞培養モジュールであって、ここで、
前記不織布は、20%重量以上の芯鞘型複合繊維により構成される不織布であって、
不織布の目付は、1~50g/m2であり、
芯鞘型複合繊維の芯部及び鞘部はポリオレフィン系重合体からなり、鞘部の重合体の融点は芯部の重合体の融点よりも低く、及び鞘芯比率は90:10~10:90であり、
不織布は、細孔を有する;そして
前記ポリマー多孔質膜は、複数の孔を有する表面層A及び表面層Bと、該表面層A及び表面層Bの間に挟まれたマクロボイド層とを有する三層構造のポリマー多孔質膜であって、
表面層Aに存在する孔の平均孔径は、表面層Bに存在する孔の平均孔径よりも小さく、
マクロボイド層は、表面層A及びBに結合した隔壁と、該隔壁並びに表面層A及びBに囲まれた複数のマクロボイドとを有し、
表面層A及びBにおける孔は、該マクロボイドに連通し;
ここで、前記ケーシング内に
(i)2以上の独立した前記細胞培養部材は、集約されて、
(ii)細胞培養部材は、折り畳まれて、
(iii)細胞培養部材は、ロール状に巻き込まれて、及び/又は、
(iv)細胞培養部材は、縄状に結ばれて、
収容されている細胞培養モジュールに関する。該細胞培養モジュールを、以下で、「本発明の細胞培養モジュール」とも呼ぶ。なお、本明細書において、「細胞培養モジュール」との記載は、単に「モジュール」と記載することができ、相互に変更しても同一のことを意味する。
(i)2以上の独立した細胞培養部材が、集約されて、
(ii)細胞培養部材が、折り畳まれて、
(iii)細胞培養部材が、ロール状に巻き込まれて、及び/又は、
(iv)細胞培養部材が、縄状に結ばれて、
収容されている。
本明細書において、「細胞培養装置」とは、一般に、細胞培養システム、バイオリアクター、又はリアクターと同義に扱われる用語であって、相互に入れ替えても同一の意味を有する。本発明の細胞培養モジュールは、以下に例示する細胞培養装置に適用することができる。また、以下に例示する装置以外の市販の装置においても適用可能である。
本発明の細胞培養モジュールは、図9及び図20に示す、サイフォン式培養装置において適用可能である。サイフォン式培養装置とは、細胞培養部材(好ましくは、該細胞培養部材を含む細胞培養モジュール)と、該細胞培養部材が収容された細胞培養部と、該細胞培養部を内部に格納した液溜め部と、該液溜め部の上部に配置された培地供給手段と、該液溜め部の底部で連通された逆U字管と、該逆U字管の他端の下部に設置された培地回収手段と、該培地回収手段に配置された培地排出手段とを備える。ここで、前記培地供給手段から前記液溜め部に供給された培地の液面が前記逆U字管の頂上部に達したとき、サイフォンの原理により培地が前記培地回収手段に間歇的に吐出されることを特徴とする、細胞培養装置である。
本発明の細胞培養モジュールは、図10、図11及び図18に示す、筒型気相培養装置において適用可能である。一実施形態において、筒型気相培養装置とは、細胞培養部材(好ましくは、該細胞培養部材を含む細胞培養モジュール)と、細胞培養部材が収容された細胞培養部と、該細胞培養部の上部に配置された培地供給手段と、該細胞培養部の下部に配置された培地回収手段とを備える。ここで、前記細胞培養部が、1以上の培地排出口を有する底部と、前記底部に略垂直に配置された側部とを備えた、細胞培養装置である。また、一実施形態において、筒型気相培養装置とは、細胞培養部材(好ましくは、該細胞培養部材を含む細胞培養モジュール)と、該細胞培養部材が収容された細胞培養部と、該細胞培養部の上部に配置された培地供給手段と、該細胞培養部の下部に配置された培地回収手段とを備える。ここで、前記培地回収手段が、前記細胞培養部を収容する外筒の一部である、細胞培養装置である。
本発明の細胞培養モジュールは、図12に示す、ミスト及びシャワー型培養装置において適用可能である。ミスト及びシャワー型培養装置とは、
細胞培養部材(好ましくは、該細胞培養部材を含む細胞培養モジュール)と、該細胞培養部材が載置された細胞培養部材載置部と、該細胞培養部材載置部が収容された筐体と、該筐体の内部に配置された液滴化培地供給部と、該液滴化培地供給部と連通した培地供給ラインと、該培地供給ラインに連通した培地貯留部と、該培地供給ラインの一部に設けられたポンプと、
を備え、ここで、前記細胞培養部材載置部が、スリット状又はメッシュ状の複数の培地排出口を備えた、細胞培養装置である。
本発明の細胞培養モジュールは、図13、図14及び図17に示す、気相露出型回転培養装置において適用可能である。気相露出型回転培養装置とは、
細胞培養部材(好ましくは、該細胞培養部材を含む細胞培養モジュール)と、該細胞培養部材を有する細胞培養部と、該細胞培養部を貫通した軸と、該軸を回転するための回転モータと、該細胞培養部の少なくとも一部を浸漬する培地槽と、を備え、
前記軸を中心として前記細胞培養部が回転し、前記細胞培養部材に担持された細胞が気相及び液相において交互に培養されることを特徴とする、細胞培養装置である。
本発明で使用される不織布は、不織布の重量に対して、1種又は複数種の芯鞘型複合繊維により構成される。相互融着させて不織布とさせる場合、芯鞘型複合繊維は不織布に対して20重量%以上であることが好ましい。なお、芯鞘型複合繊維の含量は、30重量%以上、40重量%以上、又は50重量%以上であってもよい。
1)一軸押出機2台と複合紡糸用ノズルを備えた複合紡糸装置により、高融点成分(例えば、ポリプロピレン):低融点成分(例えば、ポリエチレン)の質量比を所望の割合で、紡糸温度280℃で紡糸し、未延伸繊維を作製し;
2)未延伸繊維を集束し、加熱可能な延伸ローラーで延伸処理して、例えば、延伸倍率4倍以上で所望の単糸繊度となるように延伸繊維を作製し;
3)ロータリーカッターで所望の繊維長(例えば、数mm)である短繊維を作製し;及び
4)上記短繊維を用いて一般的な湿式製法又は乾式製法を用いて不織布を作製する。
本発明で使用されるポリマー多孔質膜中の表面層A(以下で、「A面」又は「メッシュ面」とも呼ぶ)に存在する孔の平均孔径は、特に限定されないが、例えば、0.01μm以上200μm未満、0.01~150μm、0.01~100μm、0.01~50μm、0.01μm~40μm、0.01μm~30μm、0.01μm~25μm、0.01μm~20μm、又は0.01μm~15μmであり、好ましくは、0.01μm~25μmである。
(1)多孔質膜表面の走査型電子顕微鏡写真から、200点以上の開孔部について孔面積Sを測定し、該孔面積を真円と仮定して式Iからそれぞれの孔径dを求める。
ポリイミドとは、繰り返し単位にイミド結合を含む高分子の総称であり、通常は、芳香族化合物が直接イミド結合で連結された芳香族ポリイミドを意味する。芳香族ポリイミドは芳香族と芳香族とがイミド結合を介して共役構造を持つため、剛直で強固な分子構造を持ち、かつ、イミド結合が強い分子間力を持つために非常に高いレベルの熱的、機械的、化学的性質を有する。
1)1,4-ジアミノベンゼン(パラフェニレンジアミン)、1,3-ジアミノベンゼン、2,4-ジアミノトルエン、2,6-ジアミノトルエンなどのベンゼン核1つのべンゼンジアミン;
2)4,4’-ジアミノジフェニルエーテル、3,4’-ジアミノジフェニルエーテルなどのジアミノジフェニルエーテル、4,4’-ジアミノジフェニルメタン、3,3’-ジメチル-4,4’-ジアミノビフェニル、2,2’-ジメチル-4,4’-ジアミノビフェニル、2,2’-ビス(トリフルオロメチル)-4,4’-ジアミノビフェニル、3,3’-ジメチル-4,4’-ジアミノジフェニルメタン、3,3’-ジカルボキシ-4,4’-ジアミノジフェニルメタン、3,3’,5,5’-テトラメチル-4,4’-ジアミノジフェニルメタン、ビス(4-アミノフェニル)スルフィド、4,4’-ジアミノベンズアニリド、3,3’-ジクロロベンジジン、3,3’-ジメチルベンジジン、2,2’-ジメチルベンジジン、3,3’-ジメトキシベンジジン、2,2’-ジメトキシベンジジン、3,3’-ジアミノジフェニルエーテル、3,4’-ジアミノジフェニルエーテル、4,4’-ジアミノジフェニルエーテル、3,3’-ジアミノジフェニルスルフィド、3,4’-ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’-ジアミノジフェニルスルフィド、3,3’-ジアミノジフェニルスルホン、3,4’-ジアミノジフェニルスルホン、4,4’-ジアミノジフェニルスルホン、3,3’-ジアミノベンゾフェノン、3,3’-ジアミノ-4,4’-ジクロロベンゾフェノン、3,3’-ジアミノ-4,4’-ジメトキシベンゾフェノン、3,3’-ジアミノジフェニルメタン、3,4’-ジアミノジフェニルメタン、4,4’-ジアミノジフェニルメタン、2,2-ビス(3-アミノフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-アミノフェニル)プロパン、2,2-ビス(3-アミノフェニル)-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス(4-アミノフェニル)-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン、3,3’-ジアミノジフェニルスルホキシド、3,4’-ジアミノジフェニルスルホキシド、4,4’-ジアミノジフェニルスルホキシドなどのベンゼン核2つのジアミン;
3)1,3-ビス(3-アミノフェニル)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェニル)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノフェニル)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノフェニル)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノフェノキシ)-4-トリフルオロメチルベンゼン、3,3’-ジアミノ-4-(4-フェニル)フェノキシベンゾフェノン、3,3’-ジアミノ-4,4’-ジ(4-フェニルフェノキシ)ベンゾフェノン、1,3-ビス(3-アミノフェニルスルフィド)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェニルスルフィド)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノフェニルスルフィド)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノフェニルスルホン)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェニルスルホン)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノフェニルスルホン)ベンゼン、1,3-ビス〔2-(4-アミノフェニル)イソプロピル〕ベンゼン、1,4-ビス〔2-(3-アミノフェニル)イソプロピル〕ベンゼン、1,4-ビス〔2-(4-アミノフェニル)イソプロピル〕ベンゼンなどのベンゼン核3つのジアミン;
4)3,3’-ビス(3-アミノフェノキシ)ビフェニル、3,3’-ビス(4-アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4’-ビス(3-アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4’-ビス(4-アミノフェノキシ)ビフェニル、ビス〔3-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔3-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔4-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔4-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔3-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔3-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔4-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔4-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔3-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔3-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔3-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス〔3-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス〔4-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス〔4-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス〔3-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、ビス〔3-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、ビス〔4-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、ビス〔4-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、2,2-ビス〔3-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2-ビス〔3-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2-ビス〔4-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2-ビス〔4-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2-ビス〔3-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス〔3-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス〔4-(3-アミノフェノキシ)フェニル〕-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス〔4-(4-アミノフェノキシ)フェニル〕-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパンなどのベンゼン核4つのジアミン。
(i)ビフェニルテトラカルボン酸単位及びピロメリット酸単位からなる群から選ばれる少なくとも一種のテトラカルボン酸単位と、芳香族ジアミン単位とからなる芳香族ポリイミド、
(ii)テトラカルボン酸単位と、ベンゼンジアミン単位、ジアミノジフェニルエーテル単位及びビス(アミノフェノキシ)フェニル単位からなる群から選ばれる少なくとも一種の芳香族ジアミン単位とからなる芳香族ポリイミド、
及び/又は、
(iii)ビフェニルテトラカルボン酸単位及びピロメリット酸単位からなる群から選ばれる少なくとも一種のテトラカルボン酸単位と、ベンゼンジアミン単位、ジアミノジフェニルエーテル単位及びビス(アミノフェノキシ)フェニル単位からなる群から選ばれる少なくとも一種の芳香族ジアミン単位とからなる芳香族ポリイミド。
本発明で使用され得るPES多孔質膜は、ポリエーテルスルホンを含み、典型的には実質的にポリエーテルスルホンからなる。ポリエーテルスルホンは当業者に公知の方法で合成されたものであってよく、例えば、二価フェノール、アルカリ金属化合物及びジハロゲノジフェニル化合物を有機極性溶媒中で重縮合反応させる方法、二価フェノールのアルカリ金属二塩を予め合成しジハロゲノジフェニル化合物と有機極性溶媒中で重縮合反応させる方法等によって製造できる。
対数粘度0.5~1.0のポリエーテルスルホンの0.3質量%~60質量%と有機極性溶媒40質量%~99.7質量%とを含むポリエーテルスルホン溶液を、フィルム状に流延し、ポリエーテルスルホンの貧溶媒又は非溶媒を必須成分とする凝固溶媒に浸漬又は接触させて、空孔を有する凝固膜を作製する工程、及び
前記工程で得られた空孔を有する凝固膜を熱処理して前記空孔を粗大化させて、PES多孔質膜を得る工程
を含み、前記熱処理は、前記空孔を有する凝固膜を、前記ポリエーテルスルホンのガラス転移温度以上、もしくは240℃以上まで昇温させることを含む、方法で製造されてもよい。
前記マクロボイド層は、前記表面層A及びBに結合した隔壁と、当該隔壁並びに前記表面層A及びBに囲まれた、膜平面方向の平均孔径が10μm~500μmである複数のマクロボイドとを有し、
前記マクロボイド層の隔壁は、厚さが0.1μm~50μmであり、
前記表面層A及びBはそれぞれ、厚さが0.1μm~50μmであり、
前記表面層A及びBのうち、一方が平均孔径5μm超200μm以下の複数の細孔を有し、かつ他方が平均孔径0.01μm以上200μm未満の複数の細孔を有し、
表面層A及び表面層Bの、一方の表面開口率が15%以上であり、他方の表面層の表面開口率が10%以上であり、
前記表面層A及び前記表面層Bの前記細孔が前記マクロボイドに連通しており、
前記PES多孔質膜は、総膜厚が5μm~500μmであり、かつ空孔率が50%~95%である、
PES多孔質膜である。
本発明の一態様は、
(1)懸濁された細胞を含む第1培地に、細胞培養モジュールに適用する工程、
(2)細胞培養可能な温度に維持し、前記細胞培養モジュールへ前記細胞を吸着させる工程、及び、
(3)前記細胞を吸着させた前記細胞培養モジュールを、培養容器中で、第2培地にて培養する工程、
を含み、
ここで、細胞培養モジュールが、
親水化処理された不織布及びポリマー多孔質膜を含む細胞培養部材と、
2以上の培地流出入口を有し、該細胞培養部材が収容されたケーシングと
を備えた細胞培養モジュールであって、ここで、
前記不織布は、20%重量以上の芯鞘型複合繊維により構成される不織布であって、
不織布の目付は、1~50g/m2であり、
芯鞘型複合繊維の芯部及び鞘部はポリオレフィン系重合体からなり、鞘部の重合体の融点は芯部の重合体の融点よりも低く、及び鞘芯比率は90:10~10:90であり、
不織布は、細孔を有する
;そして
前記ポリマー多孔質膜は、複数の孔を有する表面層A及び表面層Bと、該表面層A及び表面層Bの間に挟まれたマクロボイド層とを有する三層構造のポリマー多孔質膜であって、
表面層Aに存在する孔の平均孔径は、表面層Bに存在する孔の平均孔径よりも小さく、
マクロボイド層は、表面層A及びBに結合した隔壁と、該隔壁並びに表面層A及びBに囲まれた複数のマクロボイドとを有し、
表面層A及びBにおける孔は、該マクロボイドに連通し;
ここで、前記ケーシング内に
(i)2以上の独立した前記細胞培養部材は、集約されて、
(ii)細胞培養部材は、折り畳まれて、
(iii)細胞培養部材は、ロール状に巻き込まれて、及び/又は、
(iv)細胞培養部材は、縄状に結ばれて、
収容されていて、
ここで、前記第2培地が、界面活性剤を含まない、細胞の培養方法に関する。本発明の細胞の培養方法を、以下で、「本発明の細胞の培養方法」とも呼ぶ。
本発明の一態様は、
(1)懸濁された細胞を含む第1培地に、細胞培養部材を適用する工程、
(2)細胞培養可能な温度に維持し、前記細胞培養部材へ前記細胞を吸着させる工程、
を含む、懸濁された細胞の除去方法に関する。本発明の細胞の除去方法を、以下で、「本発明の細胞の除去方法」とも呼ぶ。
また、実施例に使用された不織布は、宇部エクシモ社製原綿を用いて以下表1に示す構成で不織布を作製し、更に、処理等を行った。
抗ヒトIL-8抗体産生CHO-DP12細胞(ATCC CRL-12445)を馴化・浮遊化した細胞を、培地(BalanCD(商標)CHO Growth A)を用いて浮遊培養し、1mlあたりの生細胞数が3.20×106cells/ml、(総細胞数3.40×106cells/ml、生細胞率96%)になるまで培養を継続した。図21に示す様な組み合わせで培養モジュール(2タイプ)を3種の不織布に対して合計6種用意し、希釈したミルトン、超純水、70%エタノール含有水にて洗浄した後、滅菌的に乾燥し、準備を完了した。各実験の構成を表2に示す。尚、各モジュールで使用した不織布及びポリイミド多孔質膜のサイズは、1.0×1.0cmである。
実施例1と同様に、抗ヒトIL-8抗体産生CHO-DP12細胞(ATCC CRL-12445)を馴化・浮遊化した細胞を、培地(BalanCD(商標)CHO Growth A)を用いて浮遊培養し、1mlあたりの生細胞数が3.20×106cells/ml、(総細胞数3.40×106cells/ml、生細胞率96%)になるまで培養を継続した。図21に示す様な組み合わせで培養モジュール(2タイプ)を3種の不織布に対して、表2に示されたモジュール形態の内、A-2を除く合計5種のモジュールを用意し、希釈したミルトン、超純水、70%エタノール含有水にて洗浄した後、滅菌的に乾燥し、準備を完了した。尚、各モジュールで使用した不織布及びポリイミド多孔質膜のサイズは、1.0×1.0cmである。
Claims (19)
- 不織布及びポリマー多孔質膜からなる細胞培養部材と、
2以上の培地流出入口を有し、該細胞培養部材が収容されたケーシングと
を備えた細胞培養モジュールであって、ここで、
前記不織布は、20重量%以上の芯鞘型複合繊維により構成される不織布であって、
不織布の目付は、1~50g/m2であり、
芯鞘型複合繊維の芯部及び鞘部はポリオレフィン系重合体からなり、鞘部の重合体の融点は芯部の重合体の融点よりも低く、及び鞘芯比率は90:10~10:90であり、
不織布は、細孔を有する;そして
前記ポリマー多孔質膜は、複数の孔を有する表面層A及び表面層Bと、該表面層A及び表面層Bの間に挟まれたマクロボイド層とを有する三層構造のポリマー多孔質膜であって、
表面層Aに存在する孔の平均孔径は、表面層Bに存在する孔の平均孔径よりも小さく、
マクロボイド層は、表面層A及びBに結合した隔壁と、該隔壁並びに表面層A及びBに囲まれた複数のマクロボイドとを有し、
表面層A及びBにおける孔は、該マクロボイドに連通し;
ここで、前記ケーシング内に
(i)2以上の独立した前記細胞培養部材は、集約されて、
(ii)細胞培養部材は、折り畳まれて、
(iii)細胞培養部材は、ロール状に巻き込まれて、及び/又は、
(iv)細胞培養部材は、縄状に結ばれて、
収容され、
前記不織布が、芯鞘型複合繊維の繊度及び/又は鞘芯比率が異なる2種以上の芯鞘型複
合繊維を含み、
前記不織布及びポリマー多孔質膜は交互に積層されているか、又は前記不織布は前記ポリマー多孔質膜に挟まれている、上記細胞培養モジュール。 - 不織布が、親水化処理されている、請求項1に記載の細胞培養モジュール。
- 芯鞘型複合繊維の繊度が0.05~2.2デシテックス(dTex)である、請求項1又は2に記載の細胞培養モジュール。
- 芯鞘型複合繊維同士は、熱融着により接触交点において結着部を形成する、請求項1~3のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- 培地流出入口の径が、細胞の径よりも大きく、かつ、不織布及びポリマー多孔質膜が流出する径よりも小さい、請求項1~4のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- 親水化処理が、フッ素ガス処理、常圧プラズマ処理、真空プラズマ処理、コロナ処理、親水性単量体のグラフト重合処理、スルホン化処理、及び界面活性剤付与処理からなる群から選択される、請求項1~5のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- 不織布の平均孔径が、0.01~100μmである、請求項1~6のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- 不織布の総膜厚が、5~500μmである、請求項1~7のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- 芯鞘型複合繊維同士によって形成された結着部の面積率が5~30%である、請求項1~8のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- ポリマー多孔質膜が、平均孔径0.01~100μmの細孔を有する、請求項1~9のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- 表面層Aの平均孔径が、0.01~50μmである、請求項1~10のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- 表面層Bの平均孔径が、20~100μmである、請求項1~11のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- ポリマー多孔質膜の総膜厚が、5~500μmである、請求項1~12のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- ポリマー多孔質膜が、ポリイミド多孔質膜である、請求項1~13のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- ポリイミド多孔質膜が、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとから得られるポリイミドを含む、ポリイミド多孔質膜である、請求項14に記載の細胞培養モジュール。
- ポリイミド多孔質膜が、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとから得られるポリアミック酸溶液と着色前駆体とを含むポリアミック酸溶液組成物を成形した後、250℃以上で熱処理することにより得られる着色したポリイミド多孔質膜である、請求項14又は15に記載の細胞培養モジュール。
- ポリマー多孔質膜が、ポリエーテルスルホン(PES)多孔質膜である、請求項1~16のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- ケーシングが、メッシュ状の構造を有する、請求項1~17のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
- ケーシングが、非可撓性素材からなる、請求項1~18のいずれか1項に記載の細胞培養モジュール。
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