JP7353342B2 - 円テーブル装置 - Google Patents
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Description
図1は、本願発明の実施の形態に係る円テーブル装置1の縦断面図であり、図2は、その一部分の拡大図である。図1,2を参照して、円テーブル装置1の構成について説明する。
図3は、可動側クランプ部材21を拡大して示す縦断面図であり、図4は、可動側クランプ部材21を取り出して示す模式的な横断面図である。これらの図を参照して、可動側クランプ部材21に設けられるクランプ部材傾き抑制手段70について説明する。
図1,2に示すように、ピストン傾き抑制手段80は、流体圧ピストン30の内径面に当接するシリンダカバー60に設けられる。上述のように、ピストン傾き抑制手段80は、流体圧ピストン30の傾きを抑制して軸方向の移動を促進するものである。具体的には、ピストン傾き抑制手段80は、シリンダカバー60の外径面に嵌められた摩擦係数の低いリングである。このリング80の材質は、たとえば滑り性の良い金属やフッ素樹脂などである。リング80は、シリンダカバー60への装着を容易にするために、円周の一箇所に、割り(切れ目)を有していてもよい。
次に、本実施の形態に係る円テーブル装置1の動作について説明する。
本実施の形態の円テーブル装置1は、シリンダカバー60にピストン傾き抑制手段80を設けているため、流体圧ピストン30が軸方向に対して傾くことを抑制して、軸方向の移動を促進することができる。これにより、全周にわたって隣接するボール40間に、密になる部分および疎になる部分が生じる場合でも、流体圧ピストン30から各ボール40に対して作用する加圧力を均等にすることができる。
図5は、実施の形態2に係る円テーブル装置を示す縦断面図であり、図6(A)は、ピストン傾き抑制手段80の位置を示す模式的な横断面図であり、図6(B)は、ピストン傾き抑制手段の一例としてのボールスクリューの拡大図である。図5,6を参照して、実施の形態2に係る円テーブル装置について説明する。実施の形態1と実施の形態2とは、ピストン傾き抑制手段80の具体的な構造が異なる。実施の形態1で示したピストン傾き抑制手段80との相違点のみ詳細に説明する。
Claims (10)
- 回転軸の軸方向一端にワーク取付部を備え、駆動機構により前記回転軸を回転させ、クランプ機構により所定角度で前記回転軸を固定する円テーブル装置において、
前記クランプ機構は、
前記回転軸に固定され、前記回転軸と共に回転するブレーキディスクと、
前記ブレーキディスクを軸方向両側から挟持固定する固定側クランプ部材および可動側クランプ部材と、
外径面および内径面を有し、軸方向に沿って移動可能な流体圧ピストンと、
前記流体圧ピストンの外径面側に位置し、前記流体圧ピストンの軸方向の移動を案内するシリンダ形成部材と、
前記流体圧ピストンの内径面側に位置し、前記流体圧ピストンの軸方向の移動を案内するシリンダカバーと、
前記流体圧ピストンと前記可動側クランプ部材と前記シリンダ形成部材との間に介在するとともに、軸方向および径方向に移動可能なボールとこのボールに接するカム面よりなる増力機構とを備え、
当該円テーブル装置は、
前記可動側クランプ部材を前記ブレーキディスクから離れるアンクランプ側に付勢する付勢部材と、
前記流体圧ピストンの内径面に当接する前記シリンダカバーに設けられ、前記流体圧ピストンの傾きを抑制して軸方向の移動を促進するピストン傾き抑制手段とを備える、円テーブル装置。 - 前記ピストン傾き抑制手段は、前記ボールに接する、前記シリンダ形成部材のカム面の延長面と、前記シリンダカバーの外径面とが交わる箇所よりも前記ブレーキディスク側の領域に設けられる、請求項1に記載の円テーブル装置。
- 前記ピストン傾き抑制手段は、前記シリンダ形成部材の外径面に嵌められた、滑り性のよい金属またはフッ素樹脂からなるリングであり、
その外径寸法は、前記シリンダカバーの外径寸法よりもわずかに大きい、請求項1または2に記載の円テーブル装置。 - 前記ピストン傾き抑制手段は、前記シリンダカバーの外径面上に円周方向等角度で設けられた複数の点接触凸部である、請求項1または2に記載の円テーブル装置。
- 前記点接触凸部は、前記シリンダカバーの厚み部分を貫通するボールスクリューの先端部である、請求項4に記載の円テーブル装置。
- 前記点接触凸部は、周方向に等間隔をあけて3つ設けられる、請求項5に記載の円テーブル装置。
- 当該円テーブル装置は、前記回転軸が水平方向に保持されており、
前記3つの点接触凸部のうち2つは、下方の位置で水平な位置関係にある、請求項6に記載の円テーブル装置。 - 回転軸の軸方向一端にワーク取付部を備え、駆動機構により前記回転軸を回転させ、クランプ機構により所定角度で前記回転軸を固定する円テーブル装置において、
前記クランプ機構は、
前記回転軸に固定され、前記回転軸と共に回転するブレーキディスクと、
前記ブレーキディスクを軸方向両側から挟持固定する固定側クランプ部材および可動側クランプ部材と、
外径面および内径面を有し、軸方向に沿って移動可能な流体圧ピストンと、
前記流体圧ピストンの外径面側に位置し、前記流体圧ピストンの軸方向の移動を案内するシリンダ形成部材と、
前記流体圧ピストンの内径面側に位置し、前記流体圧ピストンの軸方向の移動を案内するシリンダカバーと、
前記流体圧ピストンと記可動側クランプ部材と前記シリンダ形成部材との間に介在するとともに、軸方向および径方向に移動可能なボールとこのボールに接するカム面よりなる増力機構とを備え、
当該円テーブル装置は、
前記可動側クランプ部材を前記ブレーキディスクから離れるアンクランプ側に付勢する付勢部材と、
前記可動側クランプ部材を軸方向に貫通し、前記可動側クランプ部材の傾きを抑制して軸方向の移動を促進するクランプ部材傾き抑制手段とを備える、円テーブル装置。 - 前記クランプ部材傾き抑制手段は、前記可動側クランプ部材に設けられた軸方向穴と、
前記可動側クランプ部材の軸方向一方側または他方側の固定部分に固定され、前記軸方向穴内に相対移動可能に挿入される固定ピンとを含む、請求項8に記載の円テーブル装置。 - 前記クランプ部材傾き抑制手段は、前記軸方向穴と前記固定ピンとの間に設けられた滑り軸受を含む、請求項9に記載の円テーブル装置。
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