[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP7352400B2 - 撮像レンズ - Google Patents

撮像レンズ Download PDF

Info

Publication number
JP7352400B2
JP7352400B2 JP2019132986A JP2019132986A JP7352400B2 JP 7352400 B2 JP7352400 B2 JP 7352400B2 JP 2019132986 A JP2019132986 A JP 2019132986A JP 2019132986 A JP2019132986 A JP 2019132986A JP 7352400 B2 JP7352400 B2 JP 7352400B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
imaging lens
shape
curvature
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019132986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021018291A (ja
Inventor
整 平野
Original Assignee
東京晨美光学電子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京晨美光学電子株式会社 filed Critical 東京晨美光学電子株式会社
Priority to JP2019132986A priority Critical patent/JP7352400B2/ja
Priority to CN202110886311.2A priority patent/CN113640976B/zh
Priority to CN202020273350.6U priority patent/CN211905842U/zh
Priority to CN202010153624.2A priority patent/CN112241062B/zh
Priority to US16/851,989 priority patent/US11513320B2/en
Publication of JP2021018291A publication Critical patent/JP2021018291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7352400B2 publication Critical patent/JP7352400B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/64Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having more than six components
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0015Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design
    • G02B13/002Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface
    • G02B13/0045Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface having five or more lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/06Panoramic objectives; So-called "sky lenses" including panoramic objectives having reflecting surfaces
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B30/00Camera modules comprising integrated lens units and imaging units, specially adapted for being embedded in other devices, e.g. mobile phones or vehicles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズに係り、携帯電話機や携帯情報端末等の携帯機器に内蔵されるカメラ、デジタルスティルカメラ、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラへの組み込みが好適な撮像レンズに関する。
被写体を精細に撮影したり被写体に関してより多くの情報を取得したりするためには、高画素の撮像素子とともに解像度の高い撮像レンズが必要になる。撮像レンズの高解像度化を実現するための方法の一つとして、撮像レンズを構成するレンズの枚数を諸収差の補正の難易度に応じて増加させる方法がある。しかしながら、安易なレンズ枚数の増加は撮像レンズの大型化を招き易い。撮像レンズの開発においては、光学全長(Total Track Length)の伸長を抑制しつつ解像度を向上させる必要がある。
8枚のレンズから成るレンズ構成は、撮像レンズを構成するレンズの枚数が多いことから設計上の自由度が高く、諸収差を良好に補正できる。8枚構成の撮像レンズとしては、例えば特許文献1に記載の撮像レンズが知られている。
特許文献1に記載の撮像レンズは、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負の第1レンズと、両凸形状の第2レンズと、両凹形状の第3レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正の第4レンズと、両凸形状の第5レンズと、両凹形状の第6レンズと、像面側に凸面を向けたメニスカス形状の負の第7レンズと、両凸形状の第8レンズとを備える。
特開2006-154481号公報
上記特許文献1に記載の撮像レンズによれば、広角端において画角が64°と広いながらも比較的良好に諸収差を補正できる。しかし、当該撮像レンズはレンズ系全体の焦点距離に対して光学全長が長いため、スマートフォン等の薄型の機器に内蔵される小型のカメラに組み込むには不向きである。特許文献1に記載の撮像レンズによっては、小型化や低背化を図りつつより良好な収差補正を実現することは困難である。
なお、こうした問題はスマートフォンに組み込まれる撮像レンズに特有の問題ではなく、携帯電話機、携帯情報端末、デジタルスティルカメラ、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラに組み込まれる撮像レンズにおいて共通の問題である。
本発明の目的は、広角でありながらも撮像レンズの小型化と良好な収差補正との両立を図ることのできる撮像レンズを提供することにある。
本発明の撮像レンズは、撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズであって、物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズと、第4レンズと、第5レンズと、第6レンズと、第7レンズと、負の屈折力を有する第8レンズとを備える。第8レンズは、変曲点が設けられた非球面形状の像面側の面を有する。
本発明の撮像レンズでは、最も物体側に配置される第1レンズが負の屈折力を有するため、撮像レンズの広角化を好適に図りつつバックフォーカスを確保することができる。また、負の屈折力を有する第3レンズを第2レンズの像面側に配置することにより、色収差の良好な補正とともに撮像レンズの低背化を実現できる。
さらに、最も像面側に近い第8レンズの像面側の面を、変曲点を有する非球面形状に形成することにより、バックフォーカスを確保しつつ画像周辺部の像面湾曲および歪曲収差を良好に補正できる。第8レンズのこのような形状によればまた、撮像レンズから出射した光線の撮像素子の像面への入射角度を主光線角度(CRA:Chief Ray Angle)の範囲内に抑制しつつ、近軸および周辺の諸収差を良好に補正できる。
なお、本発明において「レンズ」とは、屈折力を有する光学要素を指すものとする。よって、光の進行方向を変えるプリズムや平板のフィルタ等の光学要素は本発明の「レンズ」に含まれず、これら光学要素は適宜、撮像レンズの前後や各レンズ間に配置することができる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズの物体側の面の曲率半径をR1f、第1レンズの像面側の面の曲率半径をR1rとしたとき、次の条件式(1)を満足することが望ましい。
1.0<R1f/R1r<1.5 (1)
条件式(1)を満足することにより、撮像レンズの小型化を図りつつ広角化を実現することができる。また、バックフォーカスを確保できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズの焦点距離をf1、第2レンズの焦点距離をf2としたとき、次の条件式(2)を満足することが望ましい。
-10.0<f1/f2<-2.0 (2)
条件式(2)を満足することにより、撮像レンズの小型化を図りつつ球面収差および色収差を良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、さらに次の条件式(2a)を満足することが望ましい。
-8.5<f1/f2<-3.5 (2a)
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第3レンズの焦点距離をf3としたとき、次の条件式(3)を満足することが望ましい。
-10.0<f3/f<-2.0 (3)
条件式(3)を満足することにより、撮像レンズの低背化を図りつつ色収差を良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、さらに次の条件式(3a)を満足することが望ましい。
-8.0<f3/f<-2.5 (3a)
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズの焦点距離をf1、第3レンズの焦点距離をf3としたとき、次の条件式(4)を満足することが望ましい。
0.3<f1/f3<3.0 (4)
条件式(4)を満足することにより、撮像レンズの低背化を図りつつ球面収差および色収差をバランスよく良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第3レンズを、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状、すなわち光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成することが望ましい。
第3レンズをこのような形状に形成することにより、下光線の射出角度を好ましい範囲内に抑制することができ、全反射ゴーストを好適に抑制できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第4レンズの物体側の面の曲率半径をR4fとしたとき、次の条件式(5)を満足することが望ましい。
-4.0<R4f/f<-0.4 (5)
条件式(5)を満足することにより、軸外光線の射出角度を好ましい範囲内に抑制することができ、諸収差を良好に補正できる。また、第4レンズの最大有効径近傍の法線角度の増大が抑制されるため、製造し易いレンズ形状となり、製造コストの増大を抑制できる。第4レンズをプラスチック材料から形成する場合には成形品質の向上に繋がる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第4レンズを、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に負となる形状であって、光軸近傍において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成することが望ましい。第4レンズをこのような形状に形成することにより、コマ収差や像面湾曲等の諸収差の発生を好適に抑制できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第5レンズの焦点距離をf5としたとき、次の条件式(6)を満足することが望ましい。
12<|f5|/f (6)
条件式(6)を満足することにより、像面湾曲、歪曲収差、および色収差を好ましい範囲内にバランスよく抑制できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第7レンズを、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状、すなわち光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成することが望ましい。
第7レンズをこのような形状に形成することにより、第7レンズの有する屈折力の増大が好適に抑制され、球面収差、歪曲収差、および像面湾曲をバランスよく良好に補正することができる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第4レンズの物体側の面から第7レンズの像面側の面までの光軸上の距離をL47としたとき、次の条件式(7)を満足することが望ましい。
0.15<L47/f<0.40 (7)
条件式(7)を満足することにより、撮像レンズの小型化および広角化を図りつつ、光軸上における各レンズ間の距離および各レンズの中心肉厚を確保することができる。また、バックフォーカスも確保できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第7レンズの像面側の面の曲率半径をR7r、第8レンズの物体側の面の曲率半径をR8fとしたとき、次の条件式(8)を満足することが望ましい。
0.40<R7r/R8f<0.90 (8)
条件式(8)を満足することにより、球面収差および像面湾曲を良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第7レンズの光軸上の厚さをT7、第8レンズの光軸上の厚さをT8としたとき、次の条件式(9)を満足することが望ましい。
0.4<T7/T8<2.5 (9)
撮像レンズの低背化を図ると、像面に近い位置に配置されるレンズ程、有効径が大きくなる傾向にある。条件式(9)を満足することにより、有効径が比較的大きくなりがちな第7レンズと第8レンズの光軸上の厚みが良好に保たれる。このため、撮像レンズの低背化を図りつつ諸収差を良好に補正できる。また、バックフォーカスの確保も可能となる。なお、第7レンズおよび第8レンズをプラスチック材料から形成する場合には、当該条件式(9)を満足することにより、レンズの製造コストの低減とともにレンズの成形性を確保することができる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第3レンズと第4レンズとの間の光軸上の距離をD34、第7レンズと第8レンズとの間の光軸上の距離をD78としたとき、次の条件式(10)を満足することが望ましい。
0.6<D78/D34<1.4 (10)
条件式(10)を満足することにより、球面収差、像面湾曲、および歪曲収差をバランスよく良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第8レンズの焦点距離をf8としたとき、次の条件式(11)を満足することが望ましい。
-3.0<f8/f<-0.3 (11)
条件式(11)を満足することにより、バックフォーカスを確保しつつ像面湾曲および歪曲収差を良好に補正できる。また、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に好適に抑制できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第8レンズの像面側の面の曲率半径をR8rとしたとき、次の条件式(12)を満足することが望ましい。
0.1<R8r/f<0.5 (12)
第8レンズの像面側の面は撮像レンズにおいて最も像面側に位置する。この面の屈折力の大小によって非点収差、コマ収差、および歪曲収差の補正の困難さが異なることになる。条件式(12)を満足することにより、撮像レンズの小型化を図りつつ、非点収差、コマ収差、および歪曲収差を良好に補正することができる。また、本条件式(12)を満足することはバックフォーカスの確保の点からも有効である。
上記構成の撮像レンズにおいては第8レンズを、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状であって、光軸近傍において像面側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成することが望ましい。第8レンズをこのような形状に形成することで撮像レンズの低背化を好適に図ることができる。
上記構成の撮像レンズにおいては、色収差を良好に補正するため、第1レンズのアッベ数をνd1、第2レンズのアッベ数をνd2、第3レンズのアッベ数をνd3としたとき、以下の条件式(13)~(15)を満足することが望ましい。
10<νd1<35 (13)
35<νd2<85 (14)
10<νd3<35 (15)
また、上記構成の撮像レンズにおいて色収差をより良好に補正するため、第5レンズのアッベ数をνd5、第6レンズのアッベ数をνd6としたとき、以下の条件式(16)および(17)を満足することが望ましい。
10<νd5<35 (16)
10<νd6<35 (17)
本発明の撮像レンズは、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離をTLとしたとき、次の条件式(18)を満足することが望ましい。当該条件式(18)を満足することにより、撮像レンズの小型化を好適に図ることができる。
1.0<TL/f<1.5 (18)
なお、撮像レンズと像面との間には通常、赤外線カットフィルターやカバーガラス等の挿入物が配置されることが多いが、本明細書ではこれら挿入物の光軸上の距離については空気換算長を用いる。
ところで、薄型の携帯機器、例えばスマートフォンに内蔵される撮像レンズにおいては、限られたスペース内に撮像レンズを収納する必要があることから、撮像素子の大きさに対する撮像レンズの光軸方向の長さについて厳しい制約が課されることが多い。すなわち、撮像レンズの低背化が強く求められる。そこで、本願発明の撮像レンズは、第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離をTL、最大像高をHmaxとしたとき、次の条件式(19)を満足することが望ましい。
1.2<TL/Hmax<2.0 (19)
上記構成の撮像レンズにおいて第4レンズの屈折力が正の場合には、レンズ系全体の焦点距離をf、第4レンズの焦点距離をf4としたとき、次の条件式(20)を満足することが望ましい。
2.0<f4/f<10.0 (20)
条件式(20)を満足することにより色収差を良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいて第4レンズの屈折力が正の場合には、レンズ系全体の焦点距離をf、第4レンズおよび第5レンズの合成焦点距離をf45としたとき、次の条件式(21)を満足することが望ましい。
1.5<f45/f<10.0 (21)
条件式(21)を満足することにより、撮像レンズの低背化を図りつつコマ収差および非点収差を良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいて第4レンズの屈折力が負の場合には、色収差を良好に補正するため、レンズ系全体の焦点距離をf、第4レンズの焦点距離をf4としたとき、次の条件式(22)を満足することが望ましい。
-20.0<f4/f<-8.0 (22)
上記構成の撮像レンズにおいて第6レンズの屈折力が正の場合、レンズ系全体の焦点距離をf、第6レンズの焦点距離をf6としたとき、次の条件式(23)を満足することが望ましい。
5.0<f6/f<30.0 (23)
条件式(23)を満足することにより、撮像レンズの低背化を図りつつ球面収差を良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいて第5レンズおよび第6レンズの屈折力が共に正の場合、レンズ系全体の焦点距離をf、第5レンズおよび第6レンズの合成焦点距離をf56としたとき、次の条件式(24)を満足することが望ましい。
4.0<f56/f<12.0 (24)
条件式(24)を満足することにより、撮像レンズの低背化を図りつつコマ収差および非点収差をバランスよく良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、さらに次の条件式(24a)を満足することが望ましい。
5.0<f56/f<11.0 (24a)
上記構成の撮像レンズにおいて第7レンズが正の屈折力を有する場合には、第7レンズの焦点距離をf7、第8レンズの焦点距離をf8としたとき、次の条件式(25)を満足することが望ましい。
-5.0<f7/f8<-1.0 (25)
条件式(25)を満足することにより、球面収差、像面湾曲、および倍率色収差を良好な範囲内にバランスよく良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいて第7レンズが負の屈折力を有する場合には、第7レンズの焦点距離をf7、第8レンズの焦点距離をf8としたとき、次の条件式(26)を満足することが望ましい。
5.0<f7/f8<20.0 (26)
条件式(26)を満足することにより、球面収差、像面湾曲、および倍率色収差を良好な範囲内にバランスよく良好に補正できる。
本発明の撮像レンズにおいては、第1レンズから第8レンズまでの各レンズを、空気間隔を隔てて配列することが望ましい。各レンズが空気間隔を隔てて配列されることにより、本発明の撮像レンズは接合レンズを一枚も含まないレンズ構成になる。このようなレンズ構成では、撮像レンズを構成する8枚のレンズの全てをプラスチック材料から形成できるため、撮像レンズの製造コストを好適に抑制できる。
本発明の撮像レンズにおいては、第1レンズから第8レンズまでの各レンズの両面を非球面形状に形成することが望ましい。各レンズの両面を非球面形状に形成することにより、レンズの光軸近傍から周辺部に亘って諸収差をより良好に補正できる。特にレンズ周辺部における諸収差を良好に補正できる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第7レンズおよび第8レンズのうち少なくとも二面を、変曲点を有する非球面形状に形成することが望ましい。第8レンズの像面側の面に加えて、変曲点を有する非球面形状のレンズ面をさらに一面設けることにより、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内により好適に抑制できるとともに、画像周辺部の諸収差をより良好に補正できる。
本発明の撮像レンズは、画角を2ωとしたとき、60°≦2ωを満足することが望ましい。本条件式を満足することにより、撮像レンズの広角化が図られ、撮像レンズの小型化と広角化との両立を好適に図ることができる。
ところで、高画素の撮像素子では各画素の受光面積が減少するため、撮影した画像が暗くなる傾向にある。これを補正するための方法として、電気回路を用いて撮像素子の受光感度を向上させる方法がある。しかし、受光感度が上がると画像の形成に直接寄与しないノイズ成分も増幅されてしまう。そこで、電気回路等を設けなくても十分に明るい画像を得るために、上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、撮像レンズの入射瞳径をDepとしたとき次の条件式(27)を満足することが望ましい。
f/Dep<2.0 (27)
なお、本発明においては、上述のようにレンズの形状を曲率半径の符号を用いて特定している。曲率半径が正か負かは一般的な定義、すなわち光の進行方向を正として、曲率半径の中心がレンズ面からみて像面側にある場合には曲率半径を正とし、物体側にある場合には曲率半径を負とする定義に従っている。よって、「曲率半径が正となる物体側の面」とは、物体側の面が凸面であることを指し、「曲率半径が負となる物体側の面」とは、物体側の面が凹面であることを指す。また、「曲率半径が正となる像面側の面」とは、像面側の面が凹面であることを指し、「曲率半径が負となる像面側の面」とは、像面側の面が凸面であることを指す。なお、本明細書での曲率半径は近軸の曲率半径を指しており、レンズ断面図におけるレンズの概形にそぐわない場合がある。
本発明の撮像レンズによれば、広角でありながらも諸収差が良好に補正された高い解像度を有しながらも、小型のカメラへの組込みに特に適した小型の撮像レンズを提供することができる。
数値実施例1に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図1に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図1に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例2に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図4に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図4に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例3に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図7に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図7に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例4に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図10に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図10に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例5に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図13に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図13に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例6に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図16に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図16に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例7に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図19に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図19に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例8に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図22に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図22に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例9に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図25に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図25に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例10に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図28に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図28に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例11に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図31に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図31に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例12に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図34に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図34に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例13に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図37に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図37に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例14に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図40に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図40に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例15に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図43に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図43に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 数値実施例16に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図46に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 図46に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図4、図7、図10、図13、図16、図19、図22、図25、図28、図31、図34、図37、図40、図43、および図46は、本実施の形態の数値実施例1~16に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。いずれの数値実施例も基本的なレンズ構成は同一であるため、ここでは数値実施例1の断面図を参照しながら本実施の形態に係る撮像レンズについて説明する。
図1に示すように本実施の形態に係る撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズL1と、正の屈折力を有する第2レンズL2と、負の屈折力を有する第3レンズL3と、第4レンズL4と、第5レンズL5と、第6レンズL6と、第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とを備える。これら第1レンズL1から第8レンズL8までの各レンズは空気間隔を隔てて配列する。第8レンズL8と撮像素子の像面IMとの間にはフィルタ10を配置する。なお、フィルタ10は省略できる。
第1レンズL1は、物体側の面の曲率半径r1(=R1f)および像面側の面の曲率半径r2(=R1r)が共に正となる形状を有する。第1レンズL1は、近軸において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状である。第1レンズL1の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第1レンズL1の形状は、第1レンズL1の屈折力が負となるような形状であればよい。第1レンズL1の形状としては、本数値実施例1に係る形状の他、曲率半径r1およびr2が共に負となる形状や、曲率半径r1が負となり曲率半径r2が正となる形状でもよい。前者は近軸において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状であり、後者は近軸において両凹レンズとなる形状である。撮像レンズの小型化を図る点からは、曲率半径r1が正となる形状が望ましい。
本数値実施例1では第1レンズL1と第2レンズL2との間に開口絞りSTを設けている。この開口絞りSTの位置は本数値実施例1の位置に限定されるものではない。第1レンズL1よりも物体側に開口絞りSTを設けてもよい。または、第2レンズL2と第3レンズL3との間、第3レンズL3と第4レンズL4との間、あるいは第4レンズL4と第5レンズL5の間等に開口絞りSTを設けるようにしてもよい。
第2レンズL2は、物体側の面の曲率半径r4が正となり、像面側の面の曲率半径r5が負となる形状を有する。第2レンズL2は、近軸において両凸レンズとなる形状である。第2レンズL2の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第2レンズL2の形状は、第2レンズL2の屈折力が正となるような形状であればよい。第2レンズL2の形状としては、本数値実施例1に係る形状の他、曲率半径r4およびr5が共に正となる形状や、曲率半径r4およびr5が共に負となる形状でもよい。前者は近軸において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状であり、後者は近軸において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状である。撮像レンズの小型化の観点からは、曲率半径r4が正となる形状が望ましい。
第3レンズL3は、物体側の面の曲率半径r6および像面側の面の曲率半径r7が共に正となる形状を有する。第3レンズL3は、近軸において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状である。またこの第3レンズL3は、レンズ周辺部において第4レンズ側に凹面を向けた形状を有する。なお、第3レンズL3の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第3レンズL3の形状は、第3レンズL3の屈折力が負となるような形状であればよい。第3レンズL3の形状としては、本数値実施例1に係る形状の他、曲率半径r6およびr7が共に負となる形状や、曲率半径r6が負となり曲率半径r7が正となる形状でもよい。前者は近軸において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状であり、後者は近軸において両凹レンズとなる形状である。撮像レンズの小型化の観点からは、曲率半径r6が正となる形状が望ましい。
第4レンズL4は正の屈折力を有する。この第4レンズL4の屈折力は正に限定されない。第4レンズL4の屈折力が負となるレンズ構成の例を数値実施例9~15に示す。
第4レンズL4は、物体側の面の曲率半径r8(=R4f)および像面側の面の曲率半径r9が共に負となる形状を有する。第4レンズL4は、近軸において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状である。またこの第4レンズL4は、レンズ周辺部において第3レンズ側に凹面を向けた形状を有する。このため、上記第3レンズL3と当該第4レンズL4とはレンズ周辺部において互いに凹面を向けた態様で配置されることとなり、像面湾曲および非点収差を良好に補正することができる。
なお、第4レンズL4の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第4レンズL4の形状としては、本数値実施例1に係る形状の他、曲率半径r8およびr9が共に正となる形状や、曲率半径r8が正となり曲率半径r9が負となる形状でもよい。前者は近軸において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状であり、後者は近軸において両凸レンズとなる形状である。また、第4レンズL4の形状は、曲率半径r8が負となり曲率半径r9が正となる形状であって、近軸において両凹レンズとなる形状でもよい。
第5レンズL5は正の屈折力を有する。この第5レンズL5の屈折力は正に限定されない。第5レンズL5の屈折力が負となるレンズ構成の例を数値実施例5~8、13~15に示す。また、第5レンズL5の屈折力が近軸において零となるレンズ構成の例を数値実施例16として示す。
第5レンズL5は、物体側の面の曲率半径r10および像面側の面の曲率半径r11が共に負となる形状を有する。第5レンズL5は、近軸において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状である。第5レンズL5の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。数値実施例2~4、9~12は曲率半径r10が正となり曲率半径r11が負となる形状、すなわち近軸において両凸レンズとなる形状の例である。数値実施例6、13、15は曲率半径r10および曲率半径r11が共に正となる形状であって、近軸において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状の例である。数値実施例8、14は曲率半径r10が負となり曲率半径r11が正となる形状であり、近軸において両凹レンズとなる形状の例である。また、数値実施例16は、光軸近傍において曲率半径r10および曲率半径r11が共に無限大となり、レンズ周辺部において屈折力を有するような形状の例である。
第6レンズL6は正の屈折力を有する。この第6レンズL6の屈折力は正に限定されない。第6レンズL6の屈折力が負となるレンズ構成の例を数値実施例3、4、7、8、11、12、15、16に示す。
第6レンズL6は、物体側の面の曲率半径r12および像面側の面の曲率半径r13が共に負となる形状を有する。第6レンズL6は、近軸において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状である。第6レンズL6の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第6レンズL6の形状としては、本数値実施例1に係る形状の他、曲率半径r12およびr13が共に正となる形状や、曲率半径r12が正となり曲率半径r13が負となる形状でもよい。前者は近軸において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状であり、後者は近軸において両凸レンズとなる形状である。また、第6レンズL6の形状は、曲率半径r12が負となり曲率半径r13が正となる形状であって、近軸において両凹レンズとなる形状でもよい。さらに、第6レンズL6は、光軸近傍において曲率半径r12および曲率半径r13が共に無限大となり、レンズ周辺部において屈折力を有するような形状に形成してもよい。
第7レンズL7は正の屈折力を有する。この第7レンズL7の屈折力は正に限定されない。第7レンズL7の屈折力が負となるレンズ構成の例を数値実施例2、4、6、8、10、12、14に示す。
第7レンズL7は、物体側の面の曲率半径r14および像面側の面の曲率半径r15(=R7r)が共に正となる形状を有する。第7レンズL7は、近軸において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状である。第7レンズL7の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第7レンズL7の形状としては、本数値実施例1に係る形状の他、曲率半径r14およびr15が共に負となる形状や、曲率半径r14が正となり曲率半径r15が負となる形状でもよい。前者は近軸において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状であり、後者は近軸において両凸レンズとなる形状である。また、第7レンズL7の形状は、曲率半径r14が負となり曲率半径r15が正となる形状であって、近軸において両凹レンズとなる形状でもよい。
第8レンズL8は、物体側の面の曲率半径r16(=R8f)および像面側の面の曲率半径r17(=R8r)が共に正となる形状を有する。第8レンズL8は、近軸において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状である。第8レンズL8の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第8レンズL8の形状としては、曲率半径r16が負となり曲率半径r17が正となる形状であって、近軸において両凹レンズとなる形状でもよい。この他にも第8レンズL8の形状としては、曲率半径r16およびr17が共に負となる形状でもよい。第8レンズL8の形状は、第8レンズL8の屈折力が負となるような形状であればよい。
また、上記第8レンズL8において像面側の面は変曲点が設けられた非球面形状である。ここで変曲点とは、曲線上で曲率の符号が変化する点を指し、レンズ面上の曲線で曲がる方向が変わる点を指すものとする。なお、本実施の形態に係る撮像レンズにおける第8レンズL8の像面側の面は、極点を有する非球面形状である。第8レンズL8の有するこのような形状により、軸上の色収差のみならず軸外の倍率色収差が良好に補正されるとともに、撮像レンズから出射した光線の像面IMへの入射角度がCRAの範囲内に好適に抑制される。本数値実施例1に係る撮像レンズでは、第7レンズL7および第8レンズL8の両面が、変曲点を有する非球面形状である。このため、画像周辺部の諸収差はより良好に補正されることになる。なお、要求される光学性能や撮像レンズの小型化の程度によっては、第7レンズL7および第8レンズL8のレンズ面のうち、第8レンズL8の像面側の面を除く他のレンズ面を、変曲点の無い非球面形状に形成するようにしてもよい。
本実施の形態に係る撮像レンズは、以下に示す条件式(1)~(19)を満足する。
1.0<R1f/R1r<1.5 (1)
-10.0<f1/f2<-2.0 (2)
-8.5<f1/f2<-3.5 (2a)
-10.0<f3/f<-2.0 (3)
-8.0<f3/f<-2.5 (3a)
0.3<f1/f3<3.0 (4)
-4.0<R4f/f<-0.4 (5)
12<|f5|/f (6)
0.15<L47/f<0.40 (7)
0.40<R7r/R8f<0.90 (8)
0.4<T7/T8<2.5 (9)
0.6<D78/D34<1.4 (10)
-3.0<f8/f<-0.3 (11)
0.1<R8r/f<0.5 (12)
10<νd1<35 (13)
35<νd2<85 (14)
10<νd3<35 (15)
10<νd5<35 (16)
10<νd6<35 (17)
1.0<TL/f<1.5 (18)
1.2<TL/Hmax<2.0 (19)
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
f5:第5レンズL5の焦点距離
f8:第8レンズL8の焦点距離
T7:第7レンズL7の光軸上の厚さ
T8:第8レンズL8の光軸上の厚さ
νd1:第1レンズL1のアッベ数
νd2:第2レンズL2のアッベ数
νd3:第3レンズL3のアッベ数
νd5:第5レンズL5のアッベ数
νd6:第6レンズL6のアッベ数
R1f:第1レンズL1の物体側の面の近軸曲率半径
R1r:第1レンズL1の像面側の面の近軸曲率半径
R4f:第4レンズL4の物体側の面の近軸曲率半径
R7r:第7レンズL7の像面側の面の近軸曲率半径
R8f:第8レンズL8の物体側の面の近軸曲率半径
R8r:第8レンズL8の像面側の面の近軸曲率半径
D34:第3レンズL3と第4レンズL4との間の光軸上の距離
D78:第7レンズL7と第8レンズL8との間の光軸上の距離
Hmax:最大像高
L47:第4レンズL4の物体側の面から第7レンズL7の像面側の面までの光軸上の距離
TL:第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸X上の距離
(フィルタ10は空気換算長)
数値実施例1~8、16に示すレンズ構成のように、第4レンズL4が正の屈折力を有する場合にはさらに、次の条件式(20)を満足する。
2.0<f4/f<10.0 (20)
数値実施例1~8、16に示すレンズ構成のように、第4レンズL4が正の屈折力を有する場合にはさらに、次の条件式(21)を満足する。
1.5<f45/f<10.0 (21)
但し、
f45:第4レンズL4および第5レンズL5の合成焦点距離
数値実施例9~15に示すレンズ構成のように、第4レンズL4が負の屈折力を有する場合にはさらに、次の条件式(22)を満足する。
-20.0<f4/f<-8.0 (22)
数値実施例1、2、5、6、9、10、13、14に示すレンズ構成のように、第6レンズL6が正の屈折力を有する場合にはさらに、次の条件式(23)を満足する。
5.0<f6/f<30.0 (23)
但し、
f6:第6レンズL6の焦点距離
数値実施例1、2、9、10に示すレンズ構成のように、第5レンズL5および第6レンズL6が共に正の屈折力を有する場合にはさらに、次の条件式(24)および(24a)を満足する。
4.0<f56/f<12.0 (24)
5.0<f56/f<11.0 (24a)
但し、
f56:第5レンズL5および第6レンズL6の合成焦点距離
数値実施例1、3、5、7、9、11、13、15、16に示すレンズ構成のように、第7レンズL7が正の屈折力を有する場合にはさらに、次の条件式(25)を満足する。
-5.0<f7/f8<-1.0 (25)
但し、
f7:第7レンズL7の焦点距離
数値実施例2、4、6、8、10、12、14に示すレンズ構成のように、第7レンズL7が負の屈折力を有する場合にはさらに、次の条件式(26)を満足する。
5.0<f7/f8<20.0 (26)
本実施の形態に係る撮像レンズは次の条件式を満足する。
60°≦2ω
さらに本実施の形態に係る撮像レンズは次の条件式(27)を満足する。
f/Dep<2.0 (27)
但し、
Dep:撮像レンズの入射瞳径
なお、上記各条件式の全てを満たす必要はなく、上記各条件式のそれぞれを単独に満たすことにより、各条件式に対応する作用効果をそれぞれ得ることができる。
本実施の形態では各レンズのレンズ面が非球面で形成されている。これら非球面の非球面式を次式に示す。
Figure 0007352400000001
但し、
Z:光軸方向の距離
H:光軸に直交する方向の光軸からの距離
C:近軸曲率(=1/r、r:近軸曲率半径)
k:円錐定数
An:第n次の非球面係数
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例を示す。各数値実施例において、fはレンズ系全体の焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。iは物体側より数えた面番号、rは曲率半径、dは光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)、ndは基準波長588nmにおける屈折率、νdは当該基準波長におけるアッベ数をそれぞれ示す。なお、面番号に*(アスタリスク)の符号が付加された面は非球面であることを示す。
数値実施例1
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000002
f45=26.890mm
f56=52.365mm
R1f=3.679mm
R1r=3.071mm
R4f=-12.443mm
R7r=3.193mm
R8f=5.881mm
R8r=1.841mm
D34=0.871mm
D78=0.711mm
T7=0.395mm
T8=0.306mm
L47=2.270mm
TL=7.938mm
Hmax=4.6mm
Dep=4.015mm
Figure 0007352400000003
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.20
f1/f2=-7.14
f3/f=-3.27
f1/f3=1.76
R4f/f=-2.05
|f5|/f=16.65
L47/f=0.37
R7r/R8f=0.54
T7/T8=1.29
D78/D34=0.82
f8/f=-0.85
R8r/f=0.30
TL/f=1.31
TL/Hmax=1.73
f4/f=6.07
f45/f=4.44
f6/f=16.74
f56/f=8.64
f7/f8=-1.96
f/Dep=1.51
このように、本数値実施例1に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図2は、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示した収差図である。非点収差図および歪曲収差図には基準波長(588nm)における収差量を示す。また、非点収差図にあってはサジタル像面(S)およびタンジェンシャル像面(T)をそれぞれ示す(図5、図8、図11、図14、図17、図20、図23、図26、図29、図32、図35、図38、図41、図44、および図47においても同じ)。図3は、最大像高Hmaxに対する各像高の比H(以下、「像高比H」という)に対応する横収差をタンジェンシャル方向とサジタル方向とに分けて示した収差図である(図6、図9、図12、図15、図18、図21、図24、図27、図30、図33、図36、図39、図42、図45、および図48においても同じ)。図2および図3に示されるように、本数値実施例1に係る撮像レンズによれば諸収差を良好に補正できる。
数値実施例2
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000004
f45=18.078mm
f56=55.865mm
R1f=3.735mm
R1r=2.955mm
R4f=-13.470mm
R7r=2.819mm
R8f=4.646mm
R8r=2.038mm
D34=0.868mm
D78=1.042mm
T7=0.327mm
T8=0.400mm
L47=2.004mm
TL=7.788mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.781mm
Figure 0007352400000005
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.26
f1/f2=-5.50
f3/f=-4.48
f1/f3=0.89
R4f/f=-2.11
|f5|/f=18.24
L47/f=0.31
R7r/R8f=0.61
T7/T8=0.82
D78/D34=1.20
f8/f=-1.12
R8r/f=0.32
TL/f=1.22
TL/Hmax=1.69
f4/f=3.36
f45/f=2.83
f6/f=16.12
f56/f=8.76
f7/f8=11.86
f/Dep=1.69
このように、本数値実施例2に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図5は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図6は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図5および図6に示されるように、本数値実施例2に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例3
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000006
f45=22.287mm
f56=-18.245mm
R1f=3.744mm
R1r=2.976mm
R4f=-13.649mm
R7r=3.299mm
R8f=5.018mm
R8r=1.961mm
D34=0.870mm
D78=0.817mm
T7=0.445mm
T8=0.445mm
L47=2.034mm
TL=7.740mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.953mm
Figure 0007352400000007
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.26
f1/f2=-5.44
f3/f=-4.08
f1/f3=1.05
R4f/f=-2.30
|f5|/f=17.41
L47/f=0.34
R7r/R8f=0.66
T7/T8=1.00
D78/D34=0.94
f8/f=-1.07
R8r/f=0.33
TL/f=1.30
TL/Hmax=1.69
f4/f=4.79
f45/f=3.75
f7/f8=-1.31
f/Dep=1.50
このように、本数値実施例3に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図8は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図9は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図8および図9に示されるように、本数値実施例3に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例4
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000008
f45=17.385mm
f56=-83.453mm
R1f=3.712mm
R1r=2.982mm
R4f=-13.553mm
R7r=2.821mm
R8f=4.639mm
R8r=2.064mm
D34=0.891mm
D78=1.048mm
T7=0.338mm
T8=0.413mm
L47=2.026mm
TL=7.817mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.796mm
Figure 0007352400000009
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.24
f1/f2=-6.03
f3/f=-4.55
f1/f3=0.92
R4f/f=-2.06
|f5|/f=17.94
L47/f=0.31
R7r/R8f=0.61
T7/T8=0.82
D78/D34=1.18
f8/f=-1.12
R8r/f=0.31
TL/f=1.19
TL/Hmax=1.70
f4/f=3.11
f45/f=2.64
f7/f8=13.45
f/Dep=1.73
このように、本数値実施例4に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図11は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図12は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図11および図12に示されるように、本数値実施例4に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例5
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000010
f45=55.159mm
f56=236.038mm
R1f=3.687mm
R1r=3.089mm
R4f=-12.403mm
R7r=3.278mm
R8f=5.850mm
R8r=1.850mm
D34=0.870mm
D78=0.717mm
T7=0.397mm
T8=0.311mm
L47=2.290mm
TL=8.141mm
Hmax=4.6mm
Dep=4.020mm
Figure 0007352400000011
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.19
f1/f2=-7.33
f3/f=-3.09
f1/f3=1.82
R4f/f=-1.94
|f5|/f=16.64
L47/f=0.36
R7r/R8f=0.56
T7/T8=1.27
D78/D34=0.82
f8/f=-0.81
R8r/f=0.29
TL/f=1.27
TL/Hmax=1.77
f4/f=5.65
f45/f=8.63
f6/f=12.07
f7/f8=-1.84
f/Dep=1.59
このように、本数値実施例5に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図14は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図15は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図14および図15に示されるように、本数値実施例5に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例6
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000012
f45=24.909mm
f56=379.686mm
R1f=3.681mm
R1r=2.942mm
R4f=-13.581mm
R7r=2.817mm
R8f=4.637mm
R8r=2.037mm
D34=0.866mm
D78=1.062mm
T7=0.334mm
T8=0.398mm
L47=2.018mm
TL=7.900mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.791mm
Figure 0007352400000013
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.25
f1/f2=-5.75
f3/f=-4.34
f1/f3=0.92
R4f/f=-2.03
|f5|/f=18.87
L47/f=0.30
R7r/R8f=0.61
T7/T8=0.84
D78/D34=1.23
f8/f=-1.07
R8r/f=0.30
TL/f=1.18
TL/Hmax=1.72
f4/f=3.11
f45/f=3.73
f6/f=14.70
f7/f8=11.94
f/Dep=1.76
このように、本数値実施例6に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図17は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図18は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図17および図18に示されるように、本数値実施例6に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例7
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000014
f45=50.261mm
f56=-55.656mm
R1f=3.688mm
R1r=3.095mm
R4f=-12.598mm
R7r=3.334mm
R8f=5.826mm
R8r=1.873mm
D34=0.877mm
D78=0.732mm
T7=0.391mm
T8=0.312mm
L47=2.265mm
TL=8.155mm
Hmax=4.6mm
Dep=4.022mm
Figure 0007352400000015
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.19
f1/f2=-7.47
f3/f=-3.21
f1/f3=1.74
R4f/f=-1.92
|f5|/f=16.29
L47/f=0.35
R7r/R8f=0.57
T7/T8=1.25
D78/D34=0.84
f8/f=-0.81
R8r/f=0.29
TL/f=1.25
TL/Hmax=1.77
f4/f=5.19
f45/f=7.68
f7/f8=-1.73
f/Dep=1.63
このように、本数値実施例7に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図20は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図21は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図20および図21に示されるように、本数値実施例7に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例8
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000016
f45=24.524mm
f56=-44.135mm
R1f=3.704mm
R1r=3.000mm
R4f=-13.582mm
R7r=2.797mm
R8f=4.639mm
R8r=2.086mm
D34=0.893mm
D78=1.041mm
T7=0.339mm
T8=0.411mm
L47=2.061mm
TL=7.888mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.802mm
Figure 0007352400000017
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.23
f1/f2=-6.31
f3/f=-4.51
f1/f3=0.95
R4f/f=-2.01
|f5|/f=18.30
L47/f=0.30
R7r/R8f=0.60
T7/T8=0.83
D78/D34=1.17
f8/f=-1.11
R8r/f=0.31
TL/f=1.17
TL/Hmax=1.71
f4/f=3.02
f45/f=3.63
f7/f8=13.35
f/Dep=1.78
このように、本数値実施例8に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図23は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図24は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図23および図24に示されるように、本数値実施例8に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例9
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000018
f45=-309.145mm
f56=52.991mm
R1f=3.740mm
R1r=3.105mm
R4f=-7.408mm
R7r=3.272mm
R8f=4.952mm
R8r=1.933mm
D34=0.903mm
D78=0.822mm
T7=0.410mm
T8=0.475mm
L47=2.007mm
TL=7.759mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.671mm
Figure 0007352400000019
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.20
f1/f2=-7.06
f3/f=-2.92
f1/f3=1.93
R4f/f=-1.26
|f5|/f=18.76
L47/f=0.34
R7r/R8f=0.66
T7/T8=0.86
D78/D34=0.91
f8/f=-1.07
R8r/f=0.33
TL/f=1.32
TL/Hmax=1.69
f4/f=-13.53
f6/f=16.61
f56/f=9.00
f7/f8=-1.40
f/Dep=1.60
このように、本数値実施例9に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図26は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図27は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図26および図27に示されるように、本数値実施例9に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例10
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000020
f45=-1547.795mm
f56=53.021mm
R1f=3.746mm
R1r=3.030mm
R4f=-5.974mm
R7r=2.793mm
R8f=4.341mm
R8r=2.108mm
D34=0.954mm
D78=1.045mm
T7=0.352mm
T8=0.393mm
L47=1.759mm
TL=7.843mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.797mm
Figure 0007352400000021
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.24
f1/f2=-6.40
f3/f=-5.84
f1/f3=0.71
R4f/f=-0.86
|f5|/f=15.69
L47/f=0.25
R7r/R8f=0.64
T7/T8=0.90
D78/D34=1.09
f8/f=-1.17
R8r/f=0.30
TL/f=1.13
TL/Hmax=1.70
f4/f=-14.36
f6/f=14.15
f56/f=7.61
f7/f8=7.81
f/Dep=1.83
このように、本数値実施例10に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図29は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図30は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図29および図30に示されるように、本数値実施例10に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例11
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000022
f45=-931.064mm
f56=-25.377mm
R1f=3.670mm
R1r=3.053mm
R4f=-7.643mm
R7r=3.319mm
R8f=4.763mm
R8r=1.997mm
D34=0.921mm
D78=0.840mm
T7=0.422mm
T8=0.484mm
L47=1.942mm
TL=7.741mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.864mm
Figure 0007352400000023
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.20
f1/f2=-7.14
f3/f=-3.78
f1/f3=1.42
R4f/f=-1.24
|f5|/f=18.58
L47/f=0.31
R7r/R8f=0.70
T7/T8=0.87
D78/D34=0.91
f8/f=-1.11
R8r/f=0.32
TL/f=1.25
TL/Hmax=1.68
f4/f=-16.17
f7/f8=-1.20
f/Dep=1.60
このように、本数値実施例11に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図32は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図33は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図32および図33に示されるように、本数値実施例11に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例12
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000024
f45=-2109.748mm
f56=-509.015mm
R1f=3.708mm
R1r=3.009mm
R4f=-5.932mm
R7r=2.799mm
R8f=4.278mm
R8r=2.080mm
D34=0.976mm
D78=1.039mm
T7=0.354mm
T8=0.399mm
L47=1.754mm
TL=7.889mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.738mm
Figure 0007352400000025
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.23
f1/f2=-6.53
f3/f=-6.24
f1/f3=0.66
R4f/f=-0.83
|f5|/f=15.13
L47/f=0.25
R7r/R8f=0.65
T7/T8=0.89
D78/D34=1.06
f8/f=-1.13
R8r/f=0.29
TL/f=1.10
TL/Hmax=1.72
f4/f=-14.09
f7/f8=11.06
f/Dep=1.91
このように、本数値実施例12に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図35は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図36は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図35および図36に示されるように、本数値実施例12に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例13
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000026
f45=-47.885mm
f56=465.095mm
R1f=3.655mm
R1r=3.018mm
R4f=-7.516mm
R7r=3.298mm
R8f=4.855mm
R8r=1.930mm
D34=0.894mm
D78=0.831mm
T7=0.408mm
T8=0.453mm
L47=1.959mm
TL=7.665mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.793mm
Figure 0007352400000027
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.21
f1/f2=-6.76
f3/f=-3.38
f1/f3=1.58
R4f/f=-1.28
|f5|/f=19.07
L47/f=0.33
R7r/R8f=0.68
T7/T8=0.90
D78/D34=0.93
f8/f=-1.08
R8r/f=0.33
TL/f=1.31
TL/Hmax=1.67
f4/f=-14.62
f6/f=15.94
f7/f8=-1.33
f/Dep=1.54
このように、本数値実施例13に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図38は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図39は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図38および図39に示されるように、本数値実施例13に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例14
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000028
f45=-48.086mm
f56=117.365mm
R1f=3.764mm
R1r=3.047mm
R4f=-5.998mm
R7r=2.842mm
R8f=4.750mm
R8r=2.267mm
D34=0.935mm
D78=0.999mm
T7=0.352mm
T8=0.390mm
L47=1.877mm
TL=7.979mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.803mm
Figure 0007352400000029
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.24
f1/f2=-6.45
f3/f=-6.14
f1/f3=0.66
R4f/f=-0.84
|f5|/f=13.22
L47/f=0.26
R7r/R8f=0.60
T7/T8=0.90
D78/D34=1.07
f8/f=-1.20
R8r/f=0.32
TL/f=1.11
TL/Hmax=1.73
f4/f=-13.93
f6/f=7.55
f7/f8=11.67
f/Dep=1.89
このように、本数値実施例14に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図41は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図42は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図41および図42に示されるように、本数値実施例14に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例15
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000030
f45=-50.713mm
f56=-18.717mm
R1f=3.689mm
R1r=3.050mm
R4f=-7.575mm
R7r=3.324mm
R8f=4.643mm
R8r=2.029mm
D34=0.912mm
D78=0.815mm
T7=0.425mm
T8=0.494mm
L47=1.975mm
TL=7.872mm
Hmax=4.6mm
Dep=3.790mm
Figure 0007352400000031
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.21
f1/f2=-6.92
f3/f=-3.70
f1/f3=1.34
R4f/f=-1.18
|f5|/f=16.36
L47/f=0.31
R7r/R8f=0.72
T7/T8=0.86
D78/D34=0.89
f8/f=-1.12
R8r/f=0.32
TL/f=1.23
TL/Hmax=1.71
f4/f=-15.66
f7/f8=-1.12
f/Dep=1.70
このように、本数値実施例15に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図44は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図45は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図44および図45に示されるように、本数値実施例15に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
数値実施例16
基本的なレンズデータ
Figure 0007352400000032
f45=28.080mm
f56=-16.004mm
R1f=3.579mm
R1r=2.955mm
R4f=-13.420mm
R7r=3.287mm
R8f=5.059mm
R8r=1.958mm
D34=0.867mm
D78=0.827mm
T7=0.447mm
T8=0.451mm
L47=2.027mm
TL=7.558mm
Hmax=4.6mm
Dep=4.030mm
Figure 0007352400000033
各条件式の値を以下に示す。
R1f/R1r=1.21
f1/f2=-6.65
f3/f=-4.31
f1/f3=1.26
R4f/f=-2.33
|f5|/f=∞
L47/f=0.35
R7r/R8f=0.65
T7/T8=0.99
D78/D34=0.95
f8/f=-1.09
R8r/f=0.34
TL/f=1.31
TL/Hmax=1.64
f4/f=4.88
f45/f=4.88
f7/f8=-1.31
f/Dep=1.43
このように、本数値実施例16に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図47は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものであり、図48は像高比Hに対応する横収差を示したものである。図47および図48に示されるように、本数値実施例16に係る撮像レンズによっても諸収差を良好に補正できる。
以上説明した本実施の形態に係る撮像レンズは60°以上の非常に広い画角(2ω)を有する。ちなみに、上述の数値実施例1~16に係る撮像レンズは65.4°~77.3°の画角を有する。本実施の形態に係る撮像レンズによれば、従来の撮像レンズよりも広い範囲を撮影することが可能となる。
また近年では、撮像レンズを通じて得られた画像の任意の領域を画像処理によって拡大するデジタルズーム技術の進歩により、高画素の撮像素子と高解像度の撮像レンズとが組み合わせられることが多い。高画素の撮像素子では1画素当りの受光面積が減少することが多く、撮影した画像が暗くなる傾向にある。数値実施例1~12の撮像レンズのFnoは1.4~1.9と小さな値である。本実施の形態に係る撮像レンズによれば、上述のような高画素の撮像素子にも対応した十分に明るい画像を得ることができる。
したがって、上記実施の形態に係る撮像レンズをスマートフォン、携帯電話機、および携帯情報端末等の携帯機器に内蔵されるカメラや、デジタルスティルカメラ、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の撮像光学系に適用した場合、当該カメラの高機能化と小型化の両立を図ることができる。
本発明は、スマートフォン、携帯電話機、および携帯情報端末等の携帯機器に内蔵されるカメラ、デジタルスティルカメラ、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラに組み込まれる撮像レンズに適用できる。
X 光軸
ST 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
L7 第7レンズ
L8 第8レンズ
10 フィルタ
IM 像面

Claims (4)

  1. 撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズであって、
    物体側から像面側に向かって順に、
    負の屈折力を有する第1レンズと、
    正の屈折力を有する第2レンズと、
    負の屈折力を有する第3レンズと、
    第4レンズと、
    第5レンズと、
    第6レンズと、
    第7レンズと、
    負の屈折力を有する第8レンズとから構成され
    前記第8レンズは、変曲点が設けられた非球面形状の像面側の面を有し、レンズ系全体の焦点距離をf、前記第4レンズの物体側の面の曲率半径をR4fとしたとき、
    -4.0<R4f/f<-0.4、
    を満足する、撮像レンズ。
  2. 前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの焦点距離をf2としたとき、
    -10.0<f1/f2<-2.0、
    を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第3レンズの焦点距離をf3としたとき、
    -10.0<f3/f<-2.0、
    を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
  4. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第5レンズの焦点距離をf5としたとき、
    12<|f5|/f、
    を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
JP2019132986A 2019-07-18 2019-07-18 撮像レンズ Active JP7352400B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019132986A JP7352400B2 (ja) 2019-07-18 2019-07-18 撮像レンズ
CN202110886311.2A CN113640976B (zh) 2019-07-18 2020-03-06 摄像镜头
CN202020273350.6U CN211905842U (zh) 2019-07-18 2020-03-06 摄像镜头
CN202010153624.2A CN112241062B (zh) 2019-07-18 2020-03-06 摄像镜头
US16/851,989 US11513320B2 (en) 2019-07-18 2020-04-17 Imaging lens including eight lenses of -+-++++-, -+-+++--, -+-++-+-, -+-++---, -+-+-++-, -+-+-+--, -+-+----, -+--+++-, -+--++--, -+--+-+-, -+--+---, -+---++-, -+---+--, -+----+-, or -+-+0-+- refractive powers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019132986A JP7352400B2 (ja) 2019-07-18 2019-07-18 撮像レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021018291A JP2021018291A (ja) 2021-02-15
JP7352400B2 true JP7352400B2 (ja) 2023-09-28

Family

ID=73301639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019132986A Active JP7352400B2 (ja) 2019-07-18 2019-07-18 撮像レンズ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11513320B2 (ja)
JP (1) JP7352400B2 (ja)
CN (3) CN113640976B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7352400B2 (ja) * 2019-07-18 2023-09-28 東京晨美光学電子株式会社 撮像レンズ
CN112346204B (zh) * 2019-08-06 2022-06-17 信泰光学(深圳)有限公司 光学镜头
CN110515187B (zh) * 2019-09-27 2024-05-14 浙江舜宇光学有限公司 光学成像镜头
US12085782B2 (en) * 2020-03-16 2024-09-10 Jiangxi Jingchao Optical Co., Ltd. Optical system, camera module, and electronic device
CN111929813A (zh) * 2020-08-17 2020-11-13 玉晶光电(厦门)有限公司 光学成像镜头
KR20220082428A (ko) * 2020-12-10 2022-06-17 엘지이노텍 주식회사 광학계 및 이를 포함하는 카메라 모듈
CN114967039A (zh) * 2021-02-22 2022-08-30 华为技术有限公司 光学镜头、摄像头模组和电子设备

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208464A (ja) 2004-01-26 2005-08-04 Casio Comput Co Ltd ズームレンズ
JP2005208258A (ja) 2004-01-21 2005-08-04 Casio Comput Co Ltd ズームレンズ
WO2014046126A1 (ja) 2012-09-21 2014-03-27 オリンパス株式会社 光学系及びそれを用いた光学機器、撮像装置及び撮像システム
CN108761730A (zh) 2018-06-26 2018-11-06 浙江舜宇光学有限公司 摄像镜头
JP2019053153A (ja) 2017-09-14 2019-04-04 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
CN109683284A (zh) 2015-08-11 2019-04-26 大立光电股份有限公司 摄像用光学系统、取像装置及电子装置
JP2020016788A (ja) 2018-07-26 2020-01-30 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002350728A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Asahi Optical Co Ltd ズームレンズ系
JP2006154481A (ja) 2004-11-30 2006-06-15 Konica Minolta Opto Inc 変倍光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
TWI636279B (zh) * 2017-08-18 2018-09-21 大立光電股份有限公司 影像擷取光學系統組、取像裝置及電子裝置
US10962742B2 (en) * 2017-10-24 2021-03-30 Zhejiang Sunny Optical Co., Ltd. Optical imaging lens assembly
CN207301466U (zh) * 2017-10-24 2018-05-01 浙江舜宇光学有限公司 光学成像镜头
CN107678140B (zh) * 2017-10-24 2019-12-17 浙江舜宇光学有限公司 光学成像镜头
CN207424360U (zh) * 2017-11-22 2018-05-29 浙江舜宇光学有限公司 光学成像镜头
CN114137694B (zh) * 2017-11-22 2024-04-19 浙江舜宇光学有限公司 光学成像镜头
CN208506348U (zh) * 2018-06-26 2019-02-15 浙江舜宇光学有限公司 摄像镜头
CN116679423A (zh) * 2018-10-08 2023-09-01 浙江舜宇光学有限公司 光学成像镜片组
TWI684807B (zh) * 2019-06-14 2020-02-11 大立光電股份有限公司 光學透鏡系統、取像裝置及電子裝置
JP7352400B2 (ja) * 2019-07-18 2023-09-28 東京晨美光学電子株式会社 撮像レンズ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208258A (ja) 2004-01-21 2005-08-04 Casio Comput Co Ltd ズームレンズ
JP2005208464A (ja) 2004-01-26 2005-08-04 Casio Comput Co Ltd ズームレンズ
WO2014046126A1 (ja) 2012-09-21 2014-03-27 オリンパス株式会社 光学系及びそれを用いた光学機器、撮像装置及び撮像システム
CN109683284A (zh) 2015-08-11 2019-04-26 大立光电股份有限公司 摄像用光学系统、取像装置及电子装置
JP2019053153A (ja) 2017-09-14 2019-04-04 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
CN108761730A (zh) 2018-06-26 2018-11-06 浙江舜宇光学有限公司 摄像镜头
JP2020016788A (ja) 2018-07-26 2020-01-30 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN211905842U (zh) 2020-11-10
CN112241062B (zh) 2023-04-14
CN112241062A (zh) 2021-01-19
US11513320B2 (en) 2022-11-29
JP2021018291A (ja) 2021-02-15
US20210048633A1 (en) 2021-02-18
CN113640976B (zh) 2023-06-02
CN113640976A (zh) 2021-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7347991B2 (ja) 撮像レンズ
JP7416587B2 (ja) 撮像レンズ
JP6858466B2 (ja) 撮像レンズ
JP6861458B2 (ja) 撮像レンズ
JP6864969B2 (ja) 撮像レンズ
JP6854575B2 (ja) 撮像レンズ
JP6858469B2 (ja) 撮像レンズ
JP7328053B2 (ja) 撮像レンズ
JP7352400B2 (ja) 撮像レンズ
JP6570076B2 (ja) 撮像レンズ
JP2012155223A (ja) 広角単焦点レンズ
EP1602958A1 (en) Imaging lens
JP6643787B2 (ja) 撮像レンズ
JP7347970B2 (ja) 撮像レンズ
JP2004085600A (ja) 広角ズームレンズ系
JP2008164989A (ja) 撮像光学系
JP2003131126A (ja) 広角レンズ
CN100454073C (zh) 单焦点透镜
CN111025611A (zh) 光学系统和图像拾取装置
JP2004295075A (ja) ズームレンズ
JP2011085862A (ja) 撮像レンズ
JP6646128B2 (ja) 撮像レンズ
JP4624744B2 (ja) 広角ズームレンズ
JP2004054013A (ja) ズームレンズ
JP5839357B2 (ja) 撮像レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20210810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211008

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230517

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7352400

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150