JP7349067B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
この室外機に備えられたインバータ装置は、直流電力の電圧を昇圧させる昇圧回路と、昇圧回路によって昇圧された直流電圧を交流電圧に変換し、圧縮機用モータへ供給するインバータ回路を備えている。
このように回転数の領域に対応して供給電圧を高くすることで、インバータ回路でのスイッチング損失を最小限に留めることが出来る。
入力された直流電圧を昇圧して供給電圧を出力する昇圧部と、入力された前記供給電圧を交流電圧に変換して出力するインバータ部と、前記交流電圧で駆動される圧縮機と、前記昇圧部へ昇圧の指示を行う電圧制御信号を出力し、前記インバータ部へ前記圧縮機の回転数と前記交流電圧の大きさを指示する制御部とを備えた空気調和機であって、
前記空気調和機は、前記圧縮機の負荷が大きい時の前記供給電圧に比較して前記圧縮機の負荷が小さい時の前記供給電圧を低くする損失低減手段を備えていることを特徴とする。
図1は本発明による空気調和機1を示すブロック図である。
この空気調和機1は交流電源2が接続された室外機40と、室外機40と通信線及び冷媒管で接続された室内機50を備えている。
室外機制御部20は、入力された供給電圧信号で示される供給電圧が目的とする電圧になるように昇圧を指示することで昇圧部4を制御する電圧制御信号を出力し、また、インバータ部5へ圧縮機7のモータ7aの回転数と圧縮機7を駆動する交流電圧の大きさを制御するインバータ制御信号を出力し、室外機40の制御を行う制御部21と、圧縮機7の負荷が大きい時に比較して圧縮機7の負荷が小さい時に昇圧部4で昇圧する供給電圧を低くする損失低減部(損失低減手段)30を備えている。なお、制御部21には室内機50から前述したように通信信号により室内機熱交換器温度が入力されている。なお、以降、回転数とはモータ7aの回転数を示す。
損失低減部30は、昇圧電圧補正部31と負荷検出部32と補正値記憶部33を備えている。負荷検出部32は吐出温度信号と室外機熱交換器温度信号と室内機熱交換器温度信号と外気温度信号と回転数信号が入力されるようになっている。ただし、本実施例では負荷の大きさを算出するために負荷検出部32は、室内機熱交換器温度と室外機熱交換器温度の差の絶対値からなる温度差を算出して負荷信号として出力している。さらに負荷の大きさの検出精度を向上させるために他の信号も組み合わせて用いてもよいし、例えば簡略化するために吐出温度や回転数や外気温度のみで負荷の大きさを算出してもよい。
なお、A領域において負荷が最も小さい温度差が5℃で回転数が15以上23未満の場合を最大の補正値である30ボルトとし、負荷が大きくなるに従って、つまり温度差が大きくなるに従って値が小さくなるように補正値が格納されている。
なお、回転数が15未満の領域は圧縮機7の回転停止状態からオープンループの制御により回転を開始して安定的な回転になり、トルク制御が可能になるまでの領域であるため、従来と同様に供給電圧の補正は行わないのでここでの説明を省略する。
C領域はPAM制御に代えて弱め界磁の回転数領域であり、電圧の補正を行わないため補正値は回転数や負荷の大きさに関係なくすべて0である。
図2は本発明による空気調和機の動作を説明する説明図である。
横軸は回転数(単位:回転/毎秒)を示しており、前述したようにA領域とB領域とC領域に分かれている。縦軸は供給電圧(単位:ボルト)を示している。
この図では圧縮機7の負荷が最大の場合と最小の場合(実線)とその中間の平均的な負荷の場合(破線)の供給電圧の変化をグラフで示している。
以上説明したように本実施例では、このような負荷が小さい場合にスイッチング損失を低減させるために、負荷の大きさに対応して供給電圧を変化させるための損失低減部30を空気調和機1に備えている。従って負荷が小さい場合に空気調和機1は圧縮機を起動できる範囲内で供給電圧を低下させるため、スイッチング損失を低減することができる。
なお、本実施例では最大負荷における供給電圧の変化グラフから補正値テーブル33aの補正値を減算する方式を採用しているが、これに限るものでなく、最小負荷における供給電圧の変化グラフを基準とし、補正値を加算することで最大負荷における供給電圧の変化グラフを実現するように補正値テーブル33aの値を決定してもよい。
また、補正値テーブル33aを用いないで、負荷の大きさと圧縮機7の回転数から同等の補正値を求める数式を用いてもよい。
2 交流電源
3 整流器
4 昇圧部
5 インバータ部
6 供給電圧検出部
7 圧縮機
7a モータ
8 四方弁
9 室外機熱交換器
10 電子膨張弁
11 第1操作弁
12 第2操作弁
13 吐出温度センサ
14 吸入温度センサ
15a 吐出管
15b ガス管
15c 第1冷媒管
16 外気温度センサ
17 室外機熱交換器温度センサ
20 室外機制御部
21 制御部
30 損失低減部(損失低減手段)
31 昇圧電圧補正部
32 負荷検出部
33 補正値記憶部
40 室外機
50 室内機
51 室内機制御部
52 室内機熱交換器
53 室内機熱交換器温度センサ
Claims (2)
- 入力された直流電圧を昇圧して供給電圧を出力する昇圧部と、入力された前記供給電圧を交流電圧に変換して出力するインバータ部と、前記交流電圧で駆動される圧縮機と、前記昇圧部へ昇圧の指示を行う電圧制御信号を出力し、前記インバータ部へ前記圧縮機の回転数と前記交流電圧の大きさを指示する制御部とを備えた空気調和機であって、
前記空気調和機は、損失低減手段を備え、
前記損失低減手段は、前記圧縮機の負荷の大きさを検出する負荷検出部を備え、前記圧縮機の負荷の大きさと前記圧縮機の回転数に基づいて前記供給電圧を変化させ、前記圧縮機の回転数が同じである場合において、前記圧縮機の負荷が大きい時の前記供給電圧に比較して前記圧縮機の負荷が小さい時の前記供給電圧を低くすることを特徴とする空気調和機。 - 前記損失低減手段は、
前記圧縮機の負荷の大きさと前記圧縮機の回転数に対応して前記供給電圧を補正する電圧を示す補正値を予め記憶する補正値記憶部と、
入力された前記圧縮機の回転数と前記圧縮機の負荷の大きさに対応する前記補正値を前記補正値記憶部から読み出して前記制御部へ出力する昇圧電圧補正部をさらに備え、
前記制御部は入力された前記補正値に従って前記供給電圧を補正することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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JP2019232181A JP7349067B2 (ja) | 2019-12-24 | 2019-12-24 | 空気調和機 |
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