[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP7230853B2 - 診断装置及び診断方法 - Google Patents

診断装置及び診断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7230853B2
JP7230853B2 JP2020033207A JP2020033207A JP7230853B2 JP 7230853 B2 JP7230853 B2 JP 7230853B2 JP 2020033207 A JP2020033207 A JP 2020033207A JP 2020033207 A JP2020033207 A JP 2020033207A JP 7230853 B2 JP7230853 B2 JP 7230853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damage
degree
supercharging
unit
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020033207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021134757A (ja
Inventor
俊行 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2020033207A priority Critical patent/JP7230853B2/ja
Priority to US17/802,884 priority patent/US20230100198A1/en
Priority to PCT/JP2021/007190 priority patent/WO2021172467A1/ja
Priority to DE112021000389.5T priority patent/DE112021000389T5/de
Priority to CN202180017446.3A priority patent/CN115190940B/zh
Publication of JP2021134757A publication Critical patent/JP2021134757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7230853B2 publication Critical patent/JP7230853B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B39/00Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
    • F02B39/16Other safety measures for, or other control of, pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/06Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding lubricant vapours
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/05Testing internal-combustion engines by combined monitoring of two or more different engine parameters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B77/00Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
    • F02B77/08Safety, indicating, or supervising devices
    • F02B77/083Safety, indicating, or supervising devices relating to maintenance, e.g. diagnostic device
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、診断装置及び診断方法に関する。
内燃機関の中には、気筒内への吸気量を強制的に増量させる過給装置が搭載されているものがある。過給装置は、吸気を圧縮するコンプレッサを有しており、コンプレッサのフィンが回転することで吸気を過給する。
特開2016-194278号公報
ところで、吸気中にエンジンオイル等の油分が含まれることがある。この場合、油分がコンプレッサのハウジングやフィンに付着して、焼き付き(いわゆるコーキング)等の被害が発生する。焼き付き等の被害が発生すると、過給圧が低下してしまい、過給効率が悪化する。このため、過給装置の被害度を適切に推定して、整備等を行うことが求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、過給装置の被害度を適切に推定することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、複数の内燃機関装置から、内燃機関への吸気を過給する過給装置に作用するストレスに関連するパラメータ毎の累積データと、前記過給装置による過給圧とを取得する取得部と、取得した前記累積データから前記過給装置の被害度を特定する被害度特定部と、特定した前記被害度と前記過給圧の関係を示す関係式を特定する関係特定部と、診断対象の内燃機関装置である対象装置から、前記過給装置による過給圧を取得する過給圧取得部と、前記過給圧取得部が取得した前記対象装置の前記過給圧と、前記関係特定部が特定した前記関係式とに基づいて、前記対象装置の前記過給装置の被害度を推定する推定部と、を備える、診断装置を提供する。
また、前記被害度特定部は、前記過給装置における焼き付きであるコーキングの度合いを特定することとしてもよい。
また、前記被害度特定部は、前記吸気に還流したブローバイガスによる前記過給装置の被害度を特定することとしてもよい。
また、前記被害度特定部は、前記過給装置を劣化させる複数のストレス要因の各々の累積データを合わせて、前記被害度を特定することとしてもよい。
本発明の第2の態様においては、複数の内燃機関装置から、内燃機関への吸気を過給する過給装置に作用するストレスに関連するパラメータ毎の累積データと、前記過給装置による過給圧とを取得するステップと、取得した前記累積データから前記過給装置の被害度を特定するステップと、特定した前記被害度と前記過給圧の関係を示す関係式を特定するステップと、診断対象の内燃機関装置である対象装置から、前記過給装置による過給圧を取得するステップと、取得した前記対象装置の前記過給圧と、特定した前記関係式とに基づいて、前記対象装置の前記過給装置の被害度を推定するステップと、を備える、診断方法を提供する。
本発明によれば、過給装置の被害度を適切に推定できるという効果を奏する。
車両管理システムSの概要を説明するための模式図である。 車両1の構成を説明するための模式図である。 管理装置100の構成を説明するためのブロック図である。 関係式を説明するための模式図である。 関係式の特定の流れを説明するためのフローチャートである。 診断対象の被害度の推定処理を説明するためのフローチャートである。
<車両管理システムの概要>
一の実施形態に係る車両管理システムの概要について、図1を参照しながら説明する。
図1は、車両管理システムSの概要を説明するための模式図である。車両管理システムSは、管理装置100と複数の車両1a、1b、・・・、1n(以下、総称して車両1とも呼ぶ)が連携して動作することで、車両1の状態を管理するシステムである。
複数の車両1は、例えばトラックである。車両1は、内燃機関であるエンジンを有する内燃機関装置に該当する。車両1は、自車両の状態を測定するセンサ等を搭載しており、測定したデータを管理装置100に送信する。
管理装置100は、複数の車両1との間で通信可能であり、車両1を管理する車両管理装置である。管理装置100は、例えば管理センターに設けられたサーバである。管理装置100は、各車両1からデータ(後述する累積データ等)を受信する。管理装置100は、受信したデータを用いて車両1の状態を診断する。例えば、管理装置100は、診断結果から、整備が必要か否かを判定する。
<車両の構成>
図1に示す複数の車両1a、1b、・・・、1nの構成は、同様である。車両1の構成について、図2を参照しながら説明する。以下では、車両1の診断に関わる構成について説明する。
図2は、車両1の構成を説明するための模式図である。車両1は、図2に示すように、エンジン10と、吸気路20と、排気路30と、過給装置32と、圧力センサ36と、PCV(Positive Crankcase Ventilation)通路38とを有する。
エンジン10は、吸気管内または気筒(燃焼室)内に噴射された燃料と吸気との混合気を燃焼、膨張させて、動力を発生させる。エンジン10においては、吸気が気筒内に吸入されると共に、燃焼後の排気ガスが気筒から排出される。
吸気路20は、エンジン10へ向かう吸気が流れる通路である。吸気路20には、過給装置32及び圧力センサ36が設けられている。
排気路30は、エンジン10からの排気ガスが流れる通路である。排気路30には、排気ガスを浄化する浄化装置が設けられている。
過給装置32は、例えばターボーチャージャーである。過給装置32は、吸気を圧縮して吸気量を増量させるコンプレッサ33を含む。コンプレッサ33は、回転することで吸気を過給するフィンを有する。フィンは、コンプレッサ33のハウジング内に設けられている。
コンプレッサ33は、連結軸34を介して、排気路30に設けられたタービン(不図示)と連結されている。タービンが排気ガスによって駆動する際に、コンプレッサ33が回転して、吸気を過給する。コンプレッサ33が過給することで、吸気の圧力が大きくなる。
圧力センサ36は、過給装置32によって過給された吸気の圧力(以下、過給圧とも呼ぶ)を検出する。圧力センサ36は、吸気路20において過給装置32とエンジン10の間に設けられている。
PCV通路38は、エンジン10のブローバイガスを吸気路20に還流させる通路である。PCV通路38は、エンジン10と吸気路20(具体的には、吸気路20においてコンプレッサ33よりも上流側)を接続している。PCV通路38には、エンジン10側から吸気路20側へ圧送するポンプ39が設けられている。
ブローバイガスは、エンジン10の燃焼室からクランクケースに漏れた燃焼ガスや未燃燃料である。ブローバイガスは、クランクケース内の潤滑油の劣化や燃費悪化の原因となる。このため、ブローバイガスを吸気路20に還流させた後に、エンジン10の燃焼室で再度燃焼させている。
ところで、吸気路20を流れる吸気中に、エンジンオイル等の油分が含まれることがある。例えば、ブローバイガス中には、ミスト状の油分が含まれているため、ブローバイガスがPCV通路38から吸気路20へ還流すると、吸気中に油分が含まれることになる。この場合、油分が過給装置32のコンプレッサ33(具体的には、コンプレッサ33のハウジングやフィン)に付着して、コーキングの被害が発生する。コーキングが発生すると、過給圧が低下してしまい、コンプレッサ33による過給効率が悪化する。
これに対して、管理装置100は、複数の車両1から稼働状態を示す累積データを取得して、コンプレッサ33の被害度と、被害を特定する特性値(具体的には、過給圧)との関係式を求める。そして、管理装置100は、予め求めた関係式と、診断対象の車両1から取得した過給圧とによって、診断対象の車両1のコンプレッサ33の被害度を推定している。これにより、診断対象の車両1のコンプレッサ33の被害度を適切に推定することが可能となる。
<管理装置の構成>
診断装置として機能する管理装置100の構成について、図3を参照しながら説明する。
図3は、管理装置100の構成を説明するためのブロック図である。管理装置100は、管理センターの管理者によって操作される。管理装置100は、図3に示すように、通信部110と、記憶部112と、制御部120とを有する。
通信部110は、車両1(図1)との間で通信を行う。通信部110は、車両1との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部110は、車両1の稼働状態を示す累積データを、車両1から受信する。
記憶部112は、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む。記憶部112は、制御部120が実行するためのプログラムや各種データを記憶する。例えば、記憶部112は、複数の車両1の各々から取得した累積データを記憶する。また、記憶部112は、コンプレッサ33の被害度の関係式に関する情報を記憶する。
制御部120は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部120は、記憶部112に記憶されたプログラムを実行することにより、車両1の診断を行う。本実施形態では、制御部120は、データ取得部122、被害度特定部123、関係特定部124、対象情報取得部125及び診断部126として機能する。
データ取得部122は、複数の車両1から、車両1のデータを取得する。本実施形態では、データ取得部122は、複数の車両1から、過給装置32(ここでは、コンプレッサ33)に作用するストレスに関連するパラメータ毎の累積データを取得する。累積データを用いることで、複合的なストレスによって劣化したコンプレッサ33の被害度を診断できる。データ取得部122は、定期的に(例えば、月に一回)累積データを取得する。データ取得部122は、取得した累積データを記憶部112に記憶させる。
コンプレッサ33に作用するストレス要因のパラメータは、複数挙げられる。例えば、ストレス要因のパラメータは、エンジンオイルの消費が多い運転での使用、吸気が高温となる状態での使用等である。累積データは、パラメータ毎の頻度を示す。
また、データ取得部122は、複数の車両1から、累積データと共に、過給装置32の過給圧を取得する。すなわち、データ取得部122は、過給装置32による過給中の過給圧を取得する。具体的には、データ取得部122は、過給中に圧力センサ36が検出した過給圧を取得する。過給圧は、劣化したコンプレッサ33の被害度を特定可能な特性値である。通常、過給圧が高いと、コンプレッサ33の被害度が小さくなりやすく、過給圧が低いと、コンプレッサ33の被害度が大きくなりやすい。
被害度特定部123は、車両1の過給装置32(具体的には、コンプレッサ33)の被害度を特定する。被害度特定部123は、複数の車両1から取得した累積データから、各車両1のコンプレッサ33の被害度を特定する。すなわち、被害度特定部123は、複数のストレス要因によるコンプレッサ33のコーキングの度合いを特定する。
被害度特定部123は、コンプレッサ33を劣化させる複数のストレス要因の各々の累積データを合わせて、コンプレッサ33の被害度を特定する。この際、被害度特定部123は、ストレス要因毎に重み付け係数を掛け合わせる。これにより、複数のストレス要因を反映した被害度を特定できる。
被害度特定部123は、被害度として、吸気に還流したブローバイガスによるコンプレッサ33の被害度を特定する。すなわち、被害度特定部123は、PCV通路38を経由して吸気路20に還流したブローバイガス中の油分に起因するコンプレッサ33の被害度を特定する。具体的には、被害度特定部123は、コンプレッサ33における焼き付きであるコーキングの度合いを特定する。これにより、コンプレッサ33におけるコーキングの進展度合いを特定できる。
関係特定部124は、過給装置32の被害度と、被害を特定する特性値の関係を示す関係式を特定する。すなわち、関係特定部124は、被害度特定部123が特定したコンプレッサ33の被害度と、被害を特定する過給圧との関係を示す関係式を特定する。関係特定部124は、特定した関係式を記憶部112に記憶する。
図4は、関係式を説明するための模式図である。図4のグラフの横軸はコンプレッサ33の被害度を示し、縦軸は特性値である過給圧を示す。グラフには、故障車である一の車両1から定期的に取得したデータに基づく被害度及び特性値の対応関係が、×印としてプロットされている。グラフ上の曲線が、プロットされたデータの近似線であり、関係式を示す。なお、関係特定部124は、複数の車両1の各々に対して求まる近似線を平均して、関係式を特定してもよい。
関係特定部124は、機械学習によって、関係式を更新してもよい。すなわち、定期的に車両1から取得される累積データ及び過給圧を用いて、関係性を更新する。これにより、より精度の高い関係式を特定できる。
対象情報取得部125は、診断対象の車両1から、コンプレッサ33の被害度を特定するための特性値(ここでは、過給圧)に関する情報を取得する。すなわち、対象情報取得部125は、過給装置32による過給圧を取得する過給圧取得部として機能する。具体的には、対象情報取得部125は、圧力センサ36(図2)が検出した過給圧を取得する。診断対象の装置が図1に示す車両1aである場合には、対象情報取得部125は、車両1aから過給圧を取得する。対象情報取得部125は、取得した過給圧の情報を、診断部126に出力する。
診断部126は、診断対象の車両1を診断する。診断部126は、対象情報取得部125が取得した過給圧と、関係特定部124が特定した関係式とに基づいて、診断対象のコンプレッサ33の被害度を推定する推定部として機能する。具体的には、診断部126は、過給圧を関係式に当てはめることで、診断対象のコンプレッサ33の被害度を推定する。例えば、診断部126は、図4に示すように、過給圧がP1である場合には、被害度がD1であると推定する。これにより、診断部126は、過給圧が分かれば、複数のストレス要因で劣化するコンプレッサ33の被害度(コンプレッサ33におけるコーキングの度合)を精度良く推定できる。また、診断部126は、推定したコンプレッサ33の被害度から、コンプレッサ33の寿命を予測してもよい。
<管理装置の処理の流れ>
管理装置100が行う診断処理の流れについて、図5及び図6を参照しながら説明する。
図5は、関係式の特定の流れを説明するためのフローチャートである。
管理装置100のデータ取得部122は、複数の車両1(例えば、図1の車両1a~1n)から累積データ及び過給圧を取得する(ステップS102)。データ取得部122は、定期的(例えば、月に1回)に累積データ及び過給圧を取得する。
次に、被害度特定部123は、取得した累積データに基づいて、各車両1のコンプレッサ33の被害度を特定する(ステップS104)。すなわち、被害度特定部123は、複数のストレス要因によって劣化するコンプレッサ33の被害度を特定する。
次に、関係特定部124は、特定した被害度と、過給圧との関係を示す関係式を特定する(ステップS106)。例えば、関係特定部124は、図4に示す近似式で示される関係式を特定する。
次に、関係特定部124は、特定した関係式を、記憶部112に記憶する(ステップS108)。上述した処理を繰り返すことで、記憶部112に記憶された関係式は、更新される。これにより、精度の高い関係式を記憶できる。
図6は、診断対象の被害度の推定処理を説明するためのフローチャートである。
ここでは、管理装置100の対象情報取得部125が、診断対象の車両1から、過給圧を取得したところから開始される(ステップS122)。具体的には、対象情報取得部125は、圧力センサ36が検出した過給圧を取得する。
次に、診断部126は、ステップS122で取得した過給圧と、予め記憶部112に記憶された関係式とに基づいて、診断対象の車両1のコンプレッサ33の被害度を推定する(ステップS124)。例えば、診断部126は、図4に示す関係式から過給圧に対応する被害度を求めることで、コンプレッサ33の被害度を精度良く推定できる。
次に、管理装置100は、推定した被害度の情報を送信する(ステップS126)。例えば、管理装置100は、整備工場に被害度の情報を送信する。
<本実施形態における効果>
上述した実施形態の管理装置100は、複数の車両1から取得した累積データを用いて、コンプレッサ33の被害度と過給圧との関係式を特定する。そして、管理装置100は、診断対象の車両1から過給圧を取得すると、予め特定した関係式との対応関係から、診断対象の車両1のコンプレッサ33の被害度を推定する。
これにより、診断対象のコンプレッサ33の過給圧を関係式に当てはめることで、複数のストレス要因で劣化するコンプレッサ33の被害度(具体的には、コーキングの進展度合い)を適切に推定することができる。この結果、推定した被害度の情報を整備工場に提供することで、コンプレッサ33の整備等を適切に行うことが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 車両
10 エンジン
32 過給装置
33 コンプレッサ
100 管理装置(診断装置)
122 データ取得部
123 被害度特定部
124 関係特定部
125 対象情報取得部
126 診断部

Claims (5)

  1. 複数の内燃機関装置から、内燃機関への吸気を過給する過給装置に作用するストレスに関連するパラメータ毎の累積データと、前記過給装置による過給圧とを取得する取得部と、
    取得した前記累積データから前記過給装置の被害度を特定する被害度特定部と、
    特定した前記被害度と前記過給圧の関係を示す関係式を特定する関係特定部と、
    診断対象の内燃機関装置である対象装置から、前記過給装置による過給圧を取得する過給圧取得部と、
    前記過給圧取得部が取得した前記対象装置の前記過給圧と、前記関係特定部が特定した前記関係式とに基づいて、前記対象装置の前記過給装置の被害度を推定する推定部と、
    を備える、診断装置。
  2. 前記被害度特定部は、前記過給装置における焼き付きであるコーキングの度合いを特定する、
    請求項1に記載の診断装置。
  3. 前記被害度特定部は、前記吸気に還流したブローバイガスによる前記過給装置の被害度を特定する、
    請求項1又は2に記載の診断装置。
  4. 前記被害度特定部は、前記過給装置を劣化させる複数のストレス要因の各々の累積データを合わせて、前記被害度を特定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の診断装置。
  5. 複数の内燃機関装置から、内燃機関への吸気を過給する過給装置に作用するストレスに関連するパラメータ毎の累積データと、前記過給装置による過給圧とを取得するステップと、
    取得した前記累積データから前記過給装置の被害度を特定するステップと、
    特定した前記被害度と前記過給圧の関係を示す関係式を特定するステップと、
    診断対象の内燃機関装置である対象装置から、前記過給装置による過給圧を取得するステップと、
    取得した前記対象装置の前記過給圧と、特定した前記関係式とに基づいて、前記対象装置の前記過給装置の被害度を推定するステップと、
    を備える、診断方法。
JP2020033207A 2020-02-28 2020-02-28 診断装置及び診断方法 Active JP7230853B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020033207A JP7230853B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 診断装置及び診断方法
US17/802,884 US20230100198A1 (en) 2020-02-28 2021-02-25 Diagnostic apparatus and diagnostic method
PCT/JP2021/007190 WO2021172467A1 (ja) 2020-02-28 2021-02-25 診断装置及び診断方法
DE112021000389.5T DE112021000389T5 (de) 2020-02-28 2021-02-25 Diagnosevorrichtung und diagnoseverfahren
CN202180017446.3A CN115190940B (zh) 2020-02-28 2021-02-25 诊断装置及诊断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020033207A JP7230853B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 診断装置及び診断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021134757A JP2021134757A (ja) 2021-09-13
JP7230853B2 true JP7230853B2 (ja) 2023-03-01

Family

ID=77490218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020033207A Active JP7230853B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 診断装置及び診断方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230100198A1 (ja)
JP (1) JP7230853B2 (ja)
CN (1) CN115190940B (ja)
DE (1) DE112021000389T5 (ja)
WO (1) WO2021172467A1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248952A (ja) 2004-03-02 2005-09-15 Caterpillar Inc ターボ過給機の寿命を決定する方法および装置
JP2005351129A (ja) 2004-06-09 2005-12-22 Isuzu Motors Ltd ターボチャージャの疲労故障診断方法及び装置
JP2009108680A (ja) 2007-10-26 2009-05-21 Toyota Motor Corp 内燃機関用過給装置
JP2015108333A (ja) 2013-12-04 2015-06-11 三菱重工業株式会社 ターボチャージャの制御装置
JP2015108331A (ja) 2013-12-04 2015-06-11 三菱重工業株式会社 ターボチャージャ装置
JP2015129488A (ja) 2014-01-08 2015-07-16 本田技研工業株式会社 内燃機関の制御装置
WO2016151810A1 (ja) 2015-03-25 2016-09-29 日本郵船株式会社 出力装置、出力方法、プログラム及び記録媒体
JP2019190435A (ja) 2018-04-27 2019-10-31 いすゞ自動車株式会社 内燃機関のオイル除去装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7748366B2 (en) * 2005-12-08 2010-07-06 Ford Global Technologies, Llc Electronic throttle control supercharging
US7353699B2 (en) * 2005-12-08 2008-04-08 Ford Global Technologies, Llc Electronic throttle control supercharging
FR2906311A3 (fr) * 2006-09-22 2008-03-28 Renault Sas Procede de diagnostic de la deterioration d'un turbocompresseur
JP6402551B2 (ja) * 2014-09-11 2018-10-10 いすゞ自動車株式会社 ターボチャージャの疲労故障診断方法及びターボチャージャの疲労故障診断装置
JP2016194278A (ja) 2015-04-01 2016-11-17 いすゞ自動車株式会社 診断装置
US20180229744A1 (en) * 2017-02-10 2018-08-16 Slick Technologies, LLC Engine monitoring and maintenance dispatch system
JP2019210855A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 いすゞ自動車株式会社 ブローバイガスシステム
JP7103893B2 (ja) 2018-08-28 2022-07-20 太平洋マテリアル株式会社 水中不分離性モルタル組成物及びそのモルタル

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248952A (ja) 2004-03-02 2005-09-15 Caterpillar Inc ターボ過給機の寿命を決定する方法および装置
JP2005351129A (ja) 2004-06-09 2005-12-22 Isuzu Motors Ltd ターボチャージャの疲労故障診断方法及び装置
JP2009108680A (ja) 2007-10-26 2009-05-21 Toyota Motor Corp 内燃機関用過給装置
JP2015108333A (ja) 2013-12-04 2015-06-11 三菱重工業株式会社 ターボチャージャの制御装置
JP2015108331A (ja) 2013-12-04 2015-06-11 三菱重工業株式会社 ターボチャージャ装置
JP2015129488A (ja) 2014-01-08 2015-07-16 本田技研工業株式会社 内燃機関の制御装置
WO2016151810A1 (ja) 2015-03-25 2016-09-29 日本郵船株式会社 出力装置、出力方法、プログラム及び記録媒体
JP2019190435A (ja) 2018-04-27 2019-10-31 いすゞ自動車株式会社 内燃機関のオイル除去装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN115190940B (zh) 2023-08-29
WO2021172467A1 (ja) 2021-09-02
JP2021134757A (ja) 2021-09-13
DE112021000389T5 (de) 2022-10-06
US20230100198A1 (en) 2023-03-30
CN115190940A (zh) 2022-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6092016A (en) Apparatus and method for diagnosing an engine using an exhaust temperature model
CN101523034B (zh) 基于发动机汽缸压力估算发动机的系统参数
WO2017110242A1 (ja) 内燃機関の異常検出装置
JP6032966B2 (ja) ターボ回転数検出装置
WO1993012332A1 (en) Method for diagnosing an engine using computer based models
US20120279290A1 (en) Apparatus, system, and method for testing a turbocharger
EA027146B1 (ru) Система и способ диагностики двигателя
CN101240725A (zh) 自适应油压故障检测
CN113302382A (zh) 用于检查内燃发动机的曲轴箱通风系统的功能性的方法和装置
CN106050376A (zh) 用于诊断内燃发动机的后处理系统的效率的方法和系统
CN107525680A (zh) 识别汽车系统中的故障部件的方法
JP4163995B2 (ja) 監視診断システム
US11401881B2 (en) Fourier diagnosis of a charge cycle behavior of an internal combustion engine
JP7230853B2 (ja) 診断装置及び診断方法
Roy et al. Experimental investigation of turbocharger mapped by data-logger in IC engine
CN115014781B (zh) 一种模拟用户首保的发动机性能测试方法及测试系统
CN114060149A (zh) 中冷系统故障诊断方法及系统
CN114962031B (zh) 内燃机进气系统管路结焦的检测方法及其系统、车辆
Hountalas et al. Evaluation of a new diagnostic technique to detect and account for load variation during cylinder pressure measurement of large-scale four-stroke diesel engines
US9121313B2 (en) System and method for monitoring blow-by in a combustion engine
CN115485469A (zh) 使用发动机转速传感器进行失火检测的设备、方法、系统和技术
JP7259887B2 (ja) 異常判定装置
US12098672B2 (en) Internal combustion engine abnormality diagnosis device
US12110833B1 (en) Apparatus and method for diagnosing blow-by gas recirculation system
RU2336513C2 (ru) Способ оценки технического состояния двигателей внутреннего сгорания

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7230853

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150