JP7229402B2 - 電機子の製造方法、及び、電機子 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す断面図、図2は、この発明の実施の形態1に係る回転電機の要部を示す斜視図、図3は、この発明の実施の形態1に係る電機子を示す端面図、図4は、図3のA部拡大図、図5は、この発明の実施の形態1に係る電機子鉄心を構成する分割コアを示す端面図、図6は、この発明の実施の形態1に係る電機子における絶縁部材の構成を説明する端面図である。
図8は、この発明の実施の形態2に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組み立て方法を説明する図である。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
図9は、この発明の実施の形態3に係る電機子における電機子鉄心の内側コアを構成する分割コアを示す端面図である。
なお、他の構成は、上記実施の形態1,2と同様に構成されている。
図10は、この発明の実施の形態4に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組立方法を説明する図である。
図11は、この発明の実施の形態5に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組立方法を説明する図である。
Claims (16)
- 電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、
上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、
上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、
絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、
上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有し、
上記第1絶縁部材が上記一方のティースの側面に固着され、
上記第2絶縁部材が上記他方のティースの側面に固着されている電機子の製造方法であって、
上記第1絶縁部材を各上記ティースの一方の側面に固着する工程と、
上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着する工程と、
上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが固着された上記分割コアを上記各ティースが径方向内方に向かうように、かつ互いに離間させて、円環状に配列させる工程と、
隣り合う上記コアバック部の周方向側面同士を突き合わせる工程と、
を備え
上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着する工程では、上記第2絶縁部材の一部が突出部として上記コアバック部に沿って突出するように上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着させるとともに、上記突出部の長さが上記スロットの底部の周方向長さより長くなるように固着する、
電機子の製造方法。 - 電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、
上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、
上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、
絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、
上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有しており、
上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第2絶縁部材が上記ティースの各側面に固着された第1分割コアであり、
上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第1絶縁部材が上記ティースの各側面に固着された第2分割コアであり、
上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが上記ティースの各側面に1つずつ固着された第3分割コアである電機子の製造方法であって、
上記第2絶縁部材を上記ティースの各側面に固着して上記第1分割コアを作製する工程と、
上記第1絶縁部材を上記ティースの各側面に固着して上記第2分割コアを作製する工程と、
上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とを上記ティースの各側面にそれぞれ固着して上記第3分割コアを作製する工程と、
上記第1分割コアと上記第2分割コアとを隣り合わせとして、複数の上記分割コアを周方向に互いに離間させて円環状に配列する分割コア配列工程と、
分割コア配列工程の後に、上記第1分割コアを径方向内方に移動させる第1分割コア移動工程と、
上記第1分割コア移動工程の後に、上記第1分割コア移動工程で移動させた上記第1分割コアの隣りに配置する上記第3分割コアの上記コアバック部の側面が上記第1分割コアの上記コアバック部の側面に相対した状態で接するまで、上記第1分割コアの隣に位置する上記第3分割コアを径方向内方に移動させる第3分割コア移動工程と、
上記第3分割コア移動工程の後に、上記第3分割コア移動工程で移動させた上記第3分割コアの上記コアバック部の側面に相対した状態で接するまで、上記第3分割コア移動工程で移動させた上記第3分割コアのその隣の上記第3分割コアを径方向内方に移動させる第2の第3分割コア移動工程と
上記第3分割コア移動工程と、上記第2の第3分割コア移動工程とを周方向に配列された上記分割コアの配列順に繰り返す繰返し工程と、
上記繰返し工程の後に、上記第2分割コアの上記コアバック部の一対の側面のそれぞれが上記第1分割コアの上記コアバック部の側面と上記第3分割コアの上記コアバック部の側面とに相対した状態で接するまで、上記第2分割コアを径方向内方に移動させる第2分割コア移動工程と、
を備え、
上記第2絶縁部材を上記ティースの側面に固着する際には、上記第2絶縁部材の一部が突出部として上記コアバック部に沿って突出するように上記第2絶縁部材を各上記ティースの側面に固着させるとともに、上記突出部の長さが上記スロットの底部の周方向長さより長くなるように固着する、
電機子の製造方法。 - 前記突出部の先端側が径方向内方に傾斜している
請求項1または請求項2に記載の電機子の製造方法。 - 前記突出部には、曲げ部が形成されており、
前記曲げ部によって前記突出部の先端側が径方向内方に傾斜している、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。 - 上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材との周方向の重なり部が収納される凹部が、上記一方のティースの側面に形成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
- 上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが、周方向の重なり部で、互いに固着されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
- 上記分割コアは、電磁鋼板からなるコア片の積層体である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
- 上記積層体の上記コア片同士が互いに固着されている請求項7記載の電機子の製造方法。
- 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電機子の製造方法を備えた回転電機の製造方法。
- 電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、
上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、
上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、
絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、
上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有しており、
上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第2絶縁部材が上記ティースの各側面に固着された第1分割コアであり、
上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第1絶縁部材が上記ティースの各側面に固着された第2分割コアであり、
上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが上記ティースの各側面に1つずつ固着された第3分割コアである
電機子。 - 電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、
上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、
上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、
絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、
上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有し、
上記第1絶縁部材が上記一方のティースの側面に固着され、
上記第2絶縁部材が上記他方のティースの側面に固着され、
上記コアバック部に沿って突出する上記第2絶縁部材の一部である突出部は、上記一方の上記ティースの側面に固着された上記第1絶縁部材に沿った形状に変形している電機子。 - 上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材との周方向の重なり部が収納される凹部が、上記一方のティースの側面に形成されている請求項10または請求項11に記載の電機子。
- 上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが、周方向の重なり部で、互いに固着されている請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の電機子。
- 上記分割コアは、電磁鋼板からなるコア片の積層体である請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の電機子。
- 上記積層体の上記コア片同士が互いに固着されている請求項14記載の電機子。
- 請求項10から請求項15のいずれか1項に記載の電機子を有する回転電機。
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JP2022016877A JP7229402B2 (ja) | 2017-11-16 | 2022-02-07 | 電機子の製造方法、及び、電機子 |
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