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JP7225488B2 - 目的地指定物品トレイ載置搬送システム - Google Patents

目的地指定物品トレイ載置搬送システム Download PDF

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JP7225488B2 JP2018059423A JP2018059423A JP7225488B2 JP 7225488 B2 JP7225488 B2 JP 7225488B2 JP 2018059423 A JP2018059423 A JP 2018059423A JP 2018059423 A JP2018059423 A JP 2018059423A JP 7225488 B2 JP7225488 B2 JP 7225488B2
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Description

本発明は、空港などで搭乗顧客の手荷物を搬送用通い箱(以下「トレイ」と称する。)に載せて搬送する為の搬送システムに関する。
一般的に空港などでは搭乗顧客の手荷物などは、搭乗前に顧客より運搬を委託された後、手荷物識別子IDを付与され、コンベヤベルトに乗せられて指定航空機まで出発時間に合わせて自動搬送される。その後、航空機によって目的地まで空輸された手荷物は、手荷物を受け取り場所にいる顧客まで指定時間に合わせて自動搬送される。
これら全ての手荷物は、航空機便名・目的地等によって搬送システムによって振り分けられ搬送されている。手荷物は、搬送機構内の荷物識別子ID読み取り装置によって判読され、搭乗機まで指定時間内に自動搬送され、航空機輸送後は、到着空港の指定場所まで指定時間に搬送到達するようコンベヤベルト等による搬送ルートを各々分岐して搬送される。
このような搭乗顧客の手荷物搬送システムでは、従来幅広のベルトコンベヤを使ったものが使用されてきたが、幅広で長い可撓性樹脂製などのベルトを用いた搬送システムでは、駆動するモーターなどによる電力が大きいだけでなく、スピードにも限界がありかつメンテナンス(点検・修理)面では非常に煩雑であった。
近年では空港での手荷物搬送において、トレイに搬送する手荷物を載せ、搬送路面の両側に比較的幅が狭くかつトレイに載った手荷物を移送できるモーターで駆動するベルトコンベヤ(ナローベルト)やローラー及び無駆動のローラーなどで構成された搬送路を使って移動させたり、自走式台車に荷物を載せ搬送路面を移動させる高速手荷物搬送システムなどが用いられている。
このように顧客手荷物を、高速で且つあらゆる指定目的場所まで正確に搬送するのに最適なトレイ搬送(手荷物トレイ載置搬送)が一般的に採用されるようになったが、このトレイ搬送においても種々の課題が存在する。
例えば、特許文献1では、自動倉庫における搬送システムであって、空トレイを積層し保管スペースに保管しておき、必要に応じ搬送路に取り出して使用するという一般的な技術が開示されているが、トレイを積層保管することが効率的としているだけで、搬送路から外れたストックヤードに一時的に待機させなければならず、且つ大きなスペースを必要とすることから本質的に効率的とは言えない。
また、特許文献2では、倉庫システムにおいて空トレイをリザーバという保管スペースに保管しておくが、その保管スペースの位置を効率的な位置に設置するというだけで、やはり搬送路から外れたリザーバに一時的に待機させなければならず、且つ大きなスペースを必要とすることから効率的とは言えない。
特開2005-089049 特開2002-264426
上述のように、トレイを用いた手荷物トレイ載置搬送システムでは、荷物を載せていない空トレイを搬送路とは別の保管スペースを用意して保管しておき、必要に応じてチェックインカウンターからの手荷物積載場所などへ移動したり、逆に空トレイを保管スペース迄戻す必要があり、保管スペースを設けることや空トレイの移動時間が必要となり効率的ではないという課題があった。また、取り扱う手荷物量によっては大量の空トレイを保管待機させる自動立体倉庫を模した大きなスペースの保管場所(ストックヤード)が必要である等の問題があった。
本発明はこのような課題を解決する為に企図されたものであり、本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、
物品を載置するトレイ(通い箱)と
前記トレイを指定目的地まで搬送するコンベヤ搬送路と
前記コンベヤ搬送路の下部近傍空間に設けられた前記トレイを保管ストックするコンベヤ搬送路と、
を具備して構成される。
また、本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの前記トレイを指定目的地まで搬送するコンベヤ搬送路と前記トレイを保管ストックするコンベヤ搬送路とは、連結一体化した搬送路を構成することに特徴を有する。
本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの前記トレイを指定目的地まで搬送するコンベヤ搬送路と前記トレイを保管ストックするコンベヤ搬送路との連結部は、水平分岐(合流)コンベヤユニット及び若しくは垂直分岐(合流)コンベヤユニットによって連結されていてもよい構成を有する。
また、本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、物品を載置するトレイ(通い箱)と前記トレイを指定目的地まで搬送するコンベヤ搬送路と、更に前記コンベヤ搬送路の下部近傍空間に設けられた前記トレイを収納できる空トレイ収納スペースとを具備して構成されていてもよい。
前記空トレイ収納スペースは複数段有していてもよい。
本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、前記空トレイ収納スペースの各段に、空トレイを移動できる駆動コンベヤベルト及び/若しくは駆動ローラーを備えて構成されていてもよい。
また、本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、前記コンベヤ搬送路と前記空トレイ収納スペースに空トレイを出し入れできる昇降リフト装置を具備する構成であってもよい。
本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、物品を載置して指定された目的地まで搬送し、物品を排出した後、空トレイの一時保管又はストックを、当該コンベヤ搬送路の下部近傍空間に設けられた空トレイ用コンベヤ搬送路において行う技術思想である。
一般的にコンベヤ搬送路の下部は余裕のある空間を有しており、本発明は、この空間を利用してコンベヤ搬送路の下部を当該コンベヤ搬送路に沿ってもう一本またはそれ以上の空トレイ用コンベヤ搬送路として構成することを技術思想とする。
コンベヤ搬送路と空トレイ用コンベヤ搬送路とは連結一体のコンベヤ搬送路であってよい。また、その連結部は、周知技術である水平分岐又は合流コンベヤユニットや垂直分岐又は合流コンベヤユニットでスムーズな連結を有することができる。
これにより、物品搬送後の空トレイを一時待機又はストックする空トレイ保管場所を他に設ける必要がなくなり、スペースの有効活用に大きく貢献することができる。また空トレイは、再度の物品搬送において任意に物品載置場所まで空トレイ用コンベヤ搬送路を用いて払い出される仕組みであってよい。
また、本発明に係る空トレイ用コンベヤ搬送路は、個別断続的に設ける複数個所の空トレイ保管スペースとすることもできる。
本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、例えば、搬送路の幾つかの部分を一定長さの略直線状の搬送装置ユニットで構成し、この略直線状の搬送装置ユニットの内部に空トレイを保管するスペースを設けるようにすればよい。このような構成にすれば、空トレイは搬送路内に幾つかある略直線状の搬送装置ユニットの内部に保管しておき、必要に応じて搬送路上に取り出して空トレイが必要なポイントに移動すれば良く、専用の空トレイ保管用スペースが不要になるだけでなく、空トレイを保管スペースとの間で出し入れする時間が短縮されることにもなり、搬送路を使用するユーザーにとって好都合である。
本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、搬送路を構成する略直線状の搬送装置ユニットの内部、より具体的には搬送路面下部に1~12枚の空トレイを収納するスペースを設け、必要に応じて搬送路から空トレイを収納したり、逆に空トレイを取り出して搬送路上に移動させることが可能な態様とすることもできる。
空トレイの収納スペースは、搬送装置ユニットの長さや高さ及び空トレイの長さや高さにもよるが、搬送装置ユニットの搬送路面下部に1~3段程度設けることができる。空トレイを収納スペースに保管したり取り出したりする為に、搬送路面と同様に両側にモーターで駆動する搬送用のベルトなどの空トレイ移動手段を設置しておくこともできる。必要に応じて空トレイ収納スペースには空トレイの有無を検出するセンサや収納スペース、終端部には、空トレイを受け止めるクッション機構を設けてもよい。
前記収納スペースに収納できる空トレイの数は、搬送装置ユニットの長さやトレイの長さにもよるが1段当たり1~4枚、搬送装置ユニット1台あたりでは1~12枚程度とすることができる。
本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムにおいては、搬送装置ユニットのトレイ収納スペースに搬送路上を移動する空トレイを入れたり、逆に収納されている空トレイを搬送路上に移動させたりする制御は、搬送路全体にあるトレイを管理するソフトウエアにより行うことができる。トレイ全体管理ソフトウエアからの指令は、搬送装置ユニットの制御部に送られてトレイの出し入れが行われればよい。
搬送装置ユニットのトレイ収納スペースに搬送路上を移動する空トレイを入れたり、逆に収納されている空トレイを搬送路上に移動させたりする手段は、例えば搬送装置ユニットに隣接して接続され上下に移動するリフトを持ったトレイ昇降ユニットを用いたり、指定された収納段に接続する角度に傾斜する振り分けユニットなどを用いればよい。これらトレイ昇降ユニットや傾斜する振り分けユニットでも、空トレイを搬送路上から出し入れする場合には駆動されるコンベヤベルトなどを使って空トレイを移動させる手段を有していてもよい。
本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、空トレイを移動させる手段として駆動ローラーを用いる態様とすることもできる。例えば、駆動ローラーは、搬送装置ユニットの制御部に格納されたソフトウエアにより駆動されるが、トレイ収納スペースでのトレイの有無状況によって必要な駆動ローラーを順次駆動させるようにすればよい。
本発明に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムは、物品搬送後のいわゆる空トレイの一時ストック及び保管を、従来の保管倉庫及び保管スペースを設けずに、物品コンベヤ搬送路の下部空きスペースを活用して、連結した空トレイ保管用搬送路及び/若しくは保管用収納スペースとして合理的に活用する技術思想であり、従来技術を用いた均等方法は全て本発明の技術思想に内包するものである。
本発明は、これら先行技術で開示された搬送路や倉庫において、空トレイを保管する専用の場所を用意しなければならないという課題を解決し、搬送路を構成する略直線状の搬送装置ユニットの内部に空トレイ保管場所を設けて省スペースを実現するとともに、空トレイを専用の保管場所に移動したり、保管場所から必要な場所への移動時間を短縮するものである。
また、搬送物品量の増減に対応した空トレイのストック保管を、倉庫棟の別保管スペースを用いずに簡易に効率的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの内部に空トレイの保管スペースを備えた搬送装置ユニットの側面から見た概念図である。 本発明の別の実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの内部に空トレイの保管スペースを備えた搬送装置ユニットの側面から見た概念図である。 本発明の一実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの空トレイ保管スペースから搬送路に空トレイを出し入れするトレイ昇降ユニットのイメージ斜視図である。 本発明の一実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムが組み込まれた搬送路全体のイメージ図である。
以下に図面を参照して、本発明の一実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムについて説明する。図面に示される構成や形状などは本発明の実施形態の一例であるので、本発明は、図面において図示されたものに限定されない。
図1は本発明の一実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの内部に空トレイの保管スペースを備えた搬送装置ユニットの側面から見た概念図である。同図に示すように搬送路の略直線部分を構成し一定の長さの搬送装置ユニットであって内部に空トレイ収納スペース110を有する。搬送路面には搬送方向の左右にやや幅の狭いコンベヤベルト10を有し、コンベヤベルト10は駆動ローラー21を介して駆動モーター20によって駆動される。進行方向両側に配置され駆動されるコンベヤベルトにより搬送される荷物や搬送用トレイが移動するが、搬送路からこれらが飛び出さないよう左右にあるトレイガイド50により誘導される。
搬送装置ユニットの内部である具体的には搬送路面の下部には、3段式になった空トレイ収納スペース110が設けられている。各段の空トレイ収納スペースには搬送路と同様やや幅の狭いコンベヤベルト15が配置され、出し入れされる空トレイ70の移動に用いられる。各段の空トレイ移動用のコンベヤベルト15は、収納部用の駆動モーター25により駆動する収納部用駆動ローラー22によって駆動される。
空トレイは70の重量はコンベヤベルト下に配置された非駆動ローラー23によっても支えられる。また各スペースでの空トレイの有無はトレイ収納部センサ40などで検出され、制御部30に導入された管理ソフトウエアが、搬送路全体を管理する制御部(図は割愛)からの指令を受け、収納部の駆動モーターなどを駆動することにより空トレイが出し入れされる。
図2は本発明の別の実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの内部に空トレイの保管スペースを備えた搬送装置ユニットの側面から見た概念図である。同図に示すように図2は、第2の実施形態の側面図であり、構成は第1の実施形態とほぼ同じであるが、各段の空トレイの移動は、コンベヤベルトではなく、収納部用駆動モーター(図は割愛)により駆動される幾つかの収納部用駆動ローラーと幾つか配置される非駆動ローラーによって行われる点が異なる。
図2に示すように、空トレイの移動をコンベヤベルトで行わず、第1の実施形態より多い駆動モーターで行うために電力面では劣るが、駆動モーターの1つが故障しても稼働が継続可能というメリットがある。駆動モーターの使用電力が少なく省エネタイプのものが使われる場合などには、この実施形態を使うメリットが大きくなる。
図3は、本発明の一実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの空トレイ保管スペースから搬送路に空トレイを出し入れするトレイ昇降ユニットのイメージ斜視図である。同図に示すように、搬送路と搬送装置ユニット内部の収納スペースとの間で空トレイを出し入れする為の、トレイ昇降ユニット120の概念的な斜視図である。トレイ昇降ユニットは、前述のトレイ収納スペースを持った搬送装置ユニットに隣接して設置される。搬送路の一部を形成する為、上部には他の搬送装置ユニットと同様、左右にはやや幅の狭いコンベヤベルト15及び駆動ローラー22、駆動モーターと制御部(図は割愛)を有する。
更に空トレイ70を昇降させ使用するトレイ収納スペースの段の面に接続するように停止するリフト123を有する。リフトの昇降機構については図示しないが、例えばベルトローラー、チェーンと歯車をモーターで駆動させる方法やリフト側面にスライド機構を使用する方法、などを用いればよい。
リフト123は接続するトレイ収納スペースに空トレイを出し入れする必要があるから、モーターで駆動するコンベヤベルトを左右に備えたり、リフト中央部に駆動ローラーを備えることなどが好ましい。また搬送路面にリフト上面が達する場合には、リフト面の大きさによっては搬送路面でトレイや荷物を搬送するコンベヤベルト部分が、左右に開く機構を備えていてもよい。コンベヤベルト部分が左右に開く機構は、リフトを昇降する機構と同様に種々従来方法を用いた機構で可能である。
各々のトレイにはトレイ識別情報が付され、トレイ識別情報と荷物識別情報が1対1で紐付けされて搬送システム全体が全荷物情報を認識したり、全荷物情報が空港内の全情報システムと連動されているようにしてもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムが組み込まれた搬送路全体のイメージ図である。同図に示すように、本図は本願発明のトレイ収納スペース110のある搬送装置ユニットやトレイ昇降ユニット120が接続された場合の、搬送路全体の構成例を説明したイメージ図である。搬送路全体は通信ケーブル(図は割愛)で連動・制御され、各ユニットの制御部は搬送路全体を管理する統括制御部(図は割愛)により、搬送速度やトレイの位置、荷物の積載有無などの情報が把握される。管理制御ソフトウエアによって最適な制御がなされ、搬送される荷物は各チェックインカウンターからトレイ識別情報などに従い目的地別航空機の積み込みスポット(メイク)等へ搬送される。
本発明の一実施形態に係る目的地指定物品トレイ載置搬送システムの空トレイ用コンベヤ搬送路は、図4に示す搬送路の略下部に位置し、全体又は部分的であってもよい。また一部を図4に示す搬送路から乖離してもよい。同様に、空トレイ収納スペースも1以上であってよく、その場所、長さ及び段数を限定するものではない。これらは本発明の技術思想に内包するものである。
なお本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更した形態においても実施することが可能である。これらはすべて、本技術思想の範囲内のものである。
上述したように本願に係る発明によれば、顧客の手荷物である物品を顧客の指定する航空便又はその到着場所に安全にかつ正確に届けることができる搬送路を形成することができ、かつ搬送に使用する空トレイを保管する場所を別途用意することが不要で、且つ空トレイの供給と保管に要する時間を短縮することが可能な空港におけるトレイ搬送システムが実現される。
更に本願に係る発明によれば空港における手荷物物品に限定されず、様々な物品のトレイ搬送システムにおいても、搬送に使用する空トレイを保管する場所を用意することが不要で空トレイの供給と保管に要する時間と場所を短縮可能なトレイ搬送システムを提供できる。
よって本願発明は、空港物流システムの他、倉庫などの物品輸送システムをはじめ、製造業、建設業など、あらゆる産業における物品搬送システムに対して大きな有益性をもたらすことができるため、産業上の利用可能性が非常に大きい。
10 コンベヤベルト
15 収納部コンベヤベルト
20 駆動モーター
21 駆動ローラー
22 収納部駆動ローラー
23 収納部非駆動ローラー
25 収納部駆動モーター
30 制御部
40 収納部センサ
50 トレイガイド
70 トレイ
100 搬送装置ユニット
101 曲がり部搬送装置ユニット
102 分岐部搬送装置ユニット
110 空トレイ収納スペース(搬送装置ユニットの下部に位置する)
112 合流部分
115 分岐部分
120 トレイ昇降装置ユニット
123 トレイ昇降リフト

Claims (5)

  1. 空港における手荷物である物品を載置するトレイと
    前記トレイを指定目的地まで搬送するコンベヤ搬送路と
    前記コンベヤ搬送路の下部近傍空間に設けられた前記トレイを1枚ごとに保管ストックするための段を垂直方向に複数備えたコンベヤ搬送路と
    を具備するトレイ載置搬送システムであって、
    前記トレイを指定目的地まで搬送するコンベヤ搬送路と前記トレイを保管ストックするコンベヤ搬送路とは、連結一体化した搬送路を構成し、
    前記連結一体化した搬送路は環状搬送路を含み、
    前記環状搬送路はその一部として直線搬送路を含み、
    前記トレイを保管ストックするコンベヤ搬送路は、前記環状搬送路のうちの前記直線搬送路内に配置されている
    ことで空港における前記コンベヤ搬送路の下部近傍空間に前記トレイを1枚ごとに積層的に保管するのを可能としたことを特徴とする空港におけるトレイ載置搬送システム。
  2. 前記トレイを指定目的地まで搬送するコンベヤ搬送路と前記トレイを保管ストックするコンベヤ搬送路との連結部は、水平分岐/合流コンベヤユニット及び/若しくは垂直分岐/合流コンベヤユニットによって連結されていることを特徴とする請求項1記載の空港におけるトレイ載置搬送システム。
  3. 空港における手荷物である物品を載置するトレイと、
    前記トレイを指定目的地まで搬送するコンベヤ搬送路と、
    前記コンベヤ搬送路の下部近傍空間に設けられた前記トレイを1枚ごとに収納できるための段を垂直方向に複数備えた空トレイ収納スペースと
    を具備するトレイ載置搬送システムであって、
    前記コンベヤ搬送路は環状搬送路を含み、
    前記環状搬送路はその一部として直線搬送路を含み、
    前記空トレイ収納スペースは、前記環状搬送路のうちの前記直線搬送路内に配置されていることで空港における前記コンベヤ搬送路の下部近傍空間に前記トレイを1枚ごとに積層的に保管するのを可能としたことを特徴とする空港におけるトレイ載置搬送システム。
  4. 前記空トレイ収納スペースの前記複数の段の各段に、空トレイを移動できる駆動コンベヤベルト及び/若しくは駆動ローラーを備えることを特徴とする請求項3に記載の空港におけるトレイ載置搬送システム。
  5. 前記コンベヤ搬送路と前記空トレイ収納スペースの前記複数の段の各段に空トレイを出し入れできる昇降リフト装置を具備することを特徴とする請求項3もしくは4に記載の空港におけるトレイ載置搬送システム。
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