JP7297194B2 - 折り畳み情報通信体及びその製造方法 - Google Patents
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Description
1)後糊方式
印刷後の用紙の疑似接着予定面に疑似接着性のUVニスを塗布して疑似接着性の被膜 を形成したもの。前記疑似接着性の被膜同士を対向させて加圧或いは加熱・加圧処理 を施すと剥離可能に接着する。エマルジョン型の弱粘着剤を塗布するものもある。
2)先糊方式
印刷前の用紙の疑似接着予定面に、合成ゴム或いは天然ゴム等を主成分とした疑似接 着性の媒体を塗布して含侵させたもの。乾燥後に印刷・印字を行い、疑似接着予定面 同士を対向させて加圧処理を施すと剥離可能に接着する。
3)フィルム方式
印刷後の用紙の疑似接着予定面に疑似接着性のフィルムシートを被覆(ラミネート) して、前記疑似接着性のフィルムシート同士が対向するように折り合わせ、加熱或い は加熱・加圧処理を施すと剥離可能に接着する。なお、フィルム方式には対向する疑 似接着予定面に予め被覆しておいて、折り合わせた後に剥離可能に接着する全面貼り 方式と、折り畳んだ用紙の疑似接着予定面間に予め疑似接着している積層フィルムを 挟み込み、用紙とフィルム間を接着して剥離可能に一体化する挟み込み方式の二種類 がある。
本実施例の折り畳み情報通信体Jは図1(A)、(B)及び図2(A)、(B)に記載されるものであるが、その構成は断面図である図2(A)に示すように、上から第二葉片2、第一葉片1、第三葉片3及び第四葉片4の順に重ね合わされている。そして縦方向の折り線5(折りミシンが形成されている)を介して連接されている第二葉片2と第一葉片1(単位シートt1)及び第三葉片3と第四葉片4(単位シートt2)がそれぞれ対向面間に介在する疑似接着フィルムシートGを介して剥離可能に接着されて一体化している。
本実施例の折り畳み情報通信体Jの製造方法に使用される情報通信体シートSは図3(A)及び(B)に示すように、横幅の関係が第一葉片1>第二葉片2の2葉片が縦方向の折り線5を介して横方向に連接された単位シートt1と、同様に横幅の関係が第三葉片3(=第一葉片1)>第四葉片4(=第二葉片2)の2葉片が折り線5を介して横方向に連接されると共に、縦幅の関係が単位シートt1<単位シートt2である二つの単位シートが、折り線6を介して第一葉片1と第三葉片3及び第二葉片2と第四葉片4が接するように上下に配置されている。前記構成によれば4葉片の各面積は全て異なることになる。
S 情報通信体シート
t1、t2 単位シート
G 疑似接着フィルムシート
1、2、3、4 葉片
5、6 折り線
Claims (4)
- 横幅の異なる第一葉片と第二葉片の2葉片が縦方向の折り線を介して横方向に連接された第一の単位シートと、前記第一の単位シートと横幅の構成が同じ第三葉片と第四葉片の2葉片からなると共に縦幅が異なる第二の単位シートが、第一葉片と第三葉片及び第二葉片と第四葉片が接するように横方向の折り線を介して上下に配置された合計4葉片からなる情報通信体シートを縦横に折り畳み対向面間を剥離可能に接着したことを特徴とした折り畳み情報通信体。
- 横幅の異なる第一葉片と第二葉片の2葉片が縦方向の折り線を介して横方向に連接された第一の単位シートと、前記第一の単位シートと横幅の構成が同じ第三葉片と第四葉片の2葉片からなると共に縦幅が異なる第二の単位シートが、第一葉片と第三葉片及び第二葉片と第四葉片が接するように横方向の折り線を介して上下に配置された合計4葉片からなる情報通信体シートが印刷された連続シート或いは枚葉シートを繰り出すシートの繰り出し工程と、
繰り出された折り畳み情報通信体シートの疑似接着予定面に疑似接着媒体を形成する疑似接着媒体の形成工程と、
疑似接着媒体が形成された折り畳み情報通信体シートを縦方向の折り線から縦方向の縁辺に段差を形成するように折り畳む第一の折り畳み工程と、
縦方向の折り線から折り畳まれた折り畳み情報通信体シートを単体の折り畳み情報通信体シートに切り出す切除工程と、
切除された折り畳み情報通信体シートを横方向の折り線から横方向の縁辺に段差を形成するように二つ折りに折り畳む第二の折り畳み工程と、
二つ折りに折り畳まれた折り畳み情報通信体シートの対向する疑似接着媒体同士を剥離可能に接着する接着工程とからなることを特徴とした折り畳み情報通信体の製造方法。 - 疑似接着媒体の形成工程の上流及び/又は下流に縦方向の折り線に折り手段を形成する折り手段形成工程が加えられたことを特徴とした請求項2に記載の折り畳み情報通信体の製造方法
- 折り畳み情報通信体シートの縦方向の余白を切除する切除工程を疑似接着媒体の形成工程の上流及び/又は下流に設けたことを特徴とした請求項2又は3の何れかに記載の折り畳み情報通信体の製造方法。
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