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JP7283244B2 - レーダ搭載灯具ユニット - Google Patents

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Description

本開示は、レーダ搭載灯具ユニットに関する。
特許文献1には、車両の前部に設置されて、レーザレーダ装置と灯具とを備えるレーダ搭載灯具ユニットが記載されている。
特開平6-294870号公報
レーダ搭載灯具ユニットでは、灯具の光照射方向がずれる軸ズレが発生したり、灯具の照度が低下したりすることがあった。
本開示は、灯具の軸ズレおよび照度低下の少なくとも一方を検出することを目的とする。
本開示の一態様は、灯具(2)と、光走査部(12)と、光検出部(13)と、物体検出部(14)と、データ取得部(S40)と、領域判断部(S60,S70)と、異常判断部(S80~S130)とを備えるレーダ搭載灯具ユニット(1)である。
灯具は、車両に搭載されて、車両の周辺を照明するために車両の外部に向けて可視光を照射する。光走査部は、車両に搭載されて、車両の外部に向けてレーザ光を走査しながら照射するように構成される。光検出部は、反射したレーザ光の光量を検出するように構成される。物体検出部は、光検出部による検出結果に基づいて、レーザ光を反射した反射物体を検出するように構成される。
データ取得部は、灯具が可視光の照射を実行しているときに、車両の外部において物体検出部が反射物体を検出する領域として予め設定された物体検出領域を分割した複数の部分領域のそれぞれについて、光検出部による検出結果を示す光量検出データを取得するように構成される。
領域判断部は、複数の部分領域のそれぞれについて、光量検出データが示す光量に関連する光量パラメータに基づいて、灯具により可視光が正常に照明されている正常部分領域であるか、灯具により可視光が正常に照明されていない異常部分領域であるかを判断するように構成される。
異常判断部は、物体検出領域内における正常部分領域および異常部分領域の少なくとも一方の分布に基づいて、灯具の照度が低下しているか否か、及び、灯具の軸がずれているか否かの少なくとも一つを判断するように構成される。
このように構成された本開示のレーダ搭載灯具ユニットは、灯具が可視光の照射を実行しているときに、物体検出領域を分割した複数の部分領域のそれぞれの光量を検出することにより、物体検出領域内における正常部分領域および異常部分領域の分布を取得することができる。そして、灯具が正常である場合には、物体検出領域内における正常部分領域が多い。一方、灯具の照度が低下するか灯具の軸がずれる異常が発生した場合には、物体検出領域内における正常部分領域の数が少なくなり異常部分領域の数を多くなる。さらに、灯具の照度が低下する場合と、灯具の軸がずれる場合とでは、異常部分領域の分布が異なることが多い。
以上より、本開示のレーダ搭載灯具ユニットは、灯具の軸ズレおよび照度低下の少なくとも一方を検出することができる。
レーダ搭載灯具ユニットの構成を示すブロック図である。 レーザレーダ装置の照射領域とヘッドライトの照射領域とを示す図である。 物体検出領域内における複数の部分領域を示す図である。 灯具異常検出処理を示すフローチャートである。 ヨーおよびピッチの角度ズレ量の算出方法を説明する図である。 ロールの角度ズレ量の算出方法を説明する図である。
以下に本開示の実施形態を図面とともに説明する。
本実施形態のレーダ搭載灯具ユニット1は、車両に搭載され、図1に示すように、ヘッドライト2と、レーザレーダ装置3と、筐体4とを備える。
ヘッドライト2は、車両の前部に取り付けられ、車両の前方へ向けて可視光を照射する。これにより、ヘッドライト2は、夜間における車両の走行中に、車両の前方に対する運転者の視界を確保することができる。
レーザレーダ装置3は、車両の前部に取り付けられる。そしてレーザレーダ装置3は、車両の前方へ向けてレーザ光を照射し、反射したレーザ光を検出することにより、少なくとも、車両の前方に存在する物体(以下、前方物体)までの距離を検出する。
本実施形態のレーザレーダ装置3は、レーザ光を二次元的に走査しながら車両の前方へ向けて照射し、レーザ光を反射した前方物体の位置を検出するライダー装置である。ライダーは、LIDARとも表記される。LIDARは、Light Detection and Rangingの略である。
レーザレーダ装置3は、光源11と、光走査部12と、光検出部13と、制御部14とを備える。
光源11は、例えば半導体レーザダイオードで構成されており、レーザ光を照射する。光走査部12は、二次元的に走査して、光源11からのレーザ光をレーザレーダ装置3の外部へ照射するとともに、前方物体で反射してレーザレーダ装置3の内部に入射したレーザ光を光検出部13へ導く。光検出部13は、光走査部12により導かれたレーザ光の光量を検出する。
制御部14は、光走査部12の走査方向を検出し、この検出結果に基づいて、光走査部12によるレーザ光走査を制御する。また制御部14は、光源11からレーザ光を照射した時刻と、反射レーザ光を光検出部13が検出した時刻との差に基づいて、レーザ光を反射した物体までの距離を計測するための処理を行う。
制御部14は、CPU21、ROM22およびRAM23等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成された電子制御装置である。マイクロコンピュータの各種機能は、CPU21が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、ROM22が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、CPU21が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、制御部14を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
制御部14には、ヘッドライト2のオンおよびオフを切り替えるために運転者によって操作されるヘッドライトスイッチ6が接続される。
筐体4は、ヘッドライト2およびレーザレーダ装置3を内部に収容する。
図2に示すように、例えば、ヘッドライト2が車両の前方へ向けて可視光を照射する可視光照射領域R1は、レーザレーダ装置3が車両の前方へ向けてレーザ光を照射するレーザ光照射領域R2を包含するように設定されている。
図3に示すように、レーザレーダ装置3が車両の前方において物体を検出する物体検出領域R3は、レーザ光照射領域R2と一致しており、車幅方向をX軸とし、車幅方向に垂直な方向をY軸として、X軸方向にm個でY軸方向にn個の矩形状の部分領域に分割されている。なお、m,nは正の整数である。
物体検出領域R3におけるX軸方向の視野角をVAxとし、物体検出領域R3におけるY軸方向の視野角をVAyと表記すると、1つの部分領域におけるX軸方向の視野角VAx_rと、1つの部分領域におけるY軸方向の視野角VAy_rとは、下式(1),(2)で表される。
VAx_r = VAx/m ・・・(1)
VAy_r = VAy/n ・・・(2)
レーザレーダ装置3は、物体検出領域R3を構成するm×n個の部分領域のそれぞれについて、部分領域に存在する物体から反射した反射レーザ光を検出する。
次に、レーザレーダ装置3の制御部14が実行する灯具異常検出処理の手順を説明する。灯具異常検出処理は、予め設定された異常検出周期が経過する毎に実行される処理である。レーザレーダ装置3の制御部14は、灯具異常検出処理が実行されている間、光源11によるレーザ光の照射を停止し、光走査部12による走査を継続する。これにより、レーザレーダ装置3は、レーザ光が照射されていない状態で、車両の外部から入射する光を、物体検出領域R3におけるm×n個の部分領域毎に検出することができる。
灯具異常検出処理が実行されると、制御部14は、図4に示すように、まずS10にて、ヘッドライトスイッチ6がオン状態であるか否かを判断する。ヘッドライト2は、ヘッドライトスイッチ6がオン状態である場合に可視光の照射を実行し、ヘッドライトスイッチ6がオフ状態である場合に可視光の照射を停止する。
ここで、ヘッドライトスイッチ6がオフ状態である場合には、制御部14は、灯具異常検出処理を終了する。一方、ヘッドライトスイッチ6がオン状態である場合には、制御部14は、S20にて、制御部14のRAM23に設けられたタイマを起動する。このタイマは、例えば1ms毎にインクリメントするタイマであり、起動されると、その値が0からインクリメント(すなわち、1加算)する。
そして制御部14は、S30にて、予め設定されたデータ蓄積時間が経過したか否かを判断する。具体的には、制御部14は、タイマの値がデータ蓄積時間に相当する値以上であるか否かを判断する。
ここで、データ蓄積時間が経過していない場合には、制御部14は、S40にて、光検出部13から、m×n個の部分領域のそれぞれの光量検出データを取得し、S30に移行する。一方、データ蓄積時間が経過した場合には、制御部14は、S50にて、m×n個の部分領域のそれぞれについて、データ蓄積時間内に取得した複数の光量検出データの平均値を算出する。さらに制御部14は、S60にて、m×n個の部分領域のそれぞれと、S50で算出した平均値との対応関係を示すノイズマップを作成する。
そして制御部14は、S70にて、S60で作成したノイズマップと、ROM22に予め記憶されている閾値マップとを比較する。閾値マップは、m×n個の部分領域のそれぞれと、部分領域毎に予め設定された領域閾値との対応関係を示す。具体的には、制御部14は、S70にて、まず、m×n個の部分領域のそれぞれについて、ノイズマップに格納されている平均値が、閾値マップに格納されている領域閾値以上であるか否かを判断する。そして制御部14は、S70にて、平均値が領域閾値以上である部分領域を正常部分領域とし、平均値が領域閾値未満である部分領域を異常部分領域とする。さらに制御部14は、S70にて、正常部分領域の数(以下、正常領域数)を算出する。
さらに制御部14は、S80にて、S70で算出した正常領域数が予め設定された異常判断値以上であるか否かを判断する。ここで、正常領域数が異常判断値未満である場合には、制御部14は、S90にて、平均値が領域閾値未満である部分領域(以下、異常部分領域)の分布に基づいて、ヘッドライト2の軸ズレの角度ズレ量を算出する。
例えば、図5に示すように、矩形状の物体検出領域R3を構成するm×n個の部分領域のうち、(m-2)列、(m-1)列およびm列における部分領域の全てが異常部分領域である場合には、ヨーの角度ズレ量は、1つの部分領域におけるX軸方向の視野角VAx_rを用いて、VAx_r×3で算出される。例えば、VAx_r=0.1[°]である場合には、ヨーの角度ズレ量は、0.3[°]である。
すなわち、制御部14は、物体検出領域R3の右端または左端における1列の全体、または、右端または左端における連続した複数の列の全体が、異常部分領域である場合には、異常部分領域となっている列の数に、X軸方向の視野角VAx_rを乗じることにより、ヨーの角度ズレ量を算出する。
また、矩形状の物体検出領域R3を構成するm×n個の部分領域のうち、(n-1)行およびn行における部分領域の全てが異常部分領域である場合には、ピッチの角度ズレ量は、1つの部分領域におけるY軸方向の視野角VAy_rを用いて、VAy_r×2で算出される。例えば、VAy_r=0.1[°]である場合には、ピッチの角度ズレ量は、0.2[°]である。
すなわち、制御部14は、物体検出領域R3の上端または下端における1行の全体、または、上端または下端における連続した複数の行の全体が、異常部分領域である場合には、異常部分領域となっている行の数に、Y軸方向の視野角VAy_rを乗じることにより、ピッチの角度ズレ量を算出する。
また、例えば図6に示すように、物体検出領域R3の左端から右端に向かうにつれて、下端における異常部分領域が徐々に増えている場合には、下端における異常部分領域の数の増加率に基づいて、ロールの角度ズレ量が算出される。図6では、直線SLで示すように、増加率は(4/16)である。このため、ロールの角度ズレ量は、arctan(4/16)で算出される。なお、arctan(4/16)は、約14[°]に相当する。
すなわち、制御部14は、物体検出領域R3の左端から右端に向かうにつれて、上端または下端における異常部分領域が徐々に増減している場合には、上端または下端における異常部分領域の数の増減率に基づいて、ロールの角度ズレ量を算出する。
そして制御部14は、図4に示すように、S100にて、S90において角度ズレ量を算出することができたか否かを判断する。ここで、角度ズレ量を算出することができた場合には、制御部14は、S110にて、RAM23に設けられた軸ズレフラグF1をセットして、灯具異常検出処理を終了する。以下の説明において、フラグをセットするとは、そのフラグの値を1にすることを示し、フラグをクリアするとは、そのフラグの値を0にすることを示す。
一方、角度ズレ量を算出することができなかった場合には、制御部14は、S120にて、RAM23に設けられた照度低下フラグF2をセットして、灯具異常検出処理を終了する。なお、物体検出領域R3において異常部分領域がまばらに存在する場合には、角度ズレ量を算出することができない。
またS80にて、正常領域数が異常判断値以上である場合には、制御部14は、S130にて、軸ズレフラグF1および照度低下フラグF2をクリアして、灯具異常検出処理を終了する。
このように構成されたレーダ搭載灯具ユニット1は、ヘッドライト2と、光走査部12と、光検出部13と、制御部14とを備える。
ヘッドライト2は、車両に搭載されて、車両の前方を照明するために車両の外部に向けて可視光を照射する。光走査部12は、車両に搭載されて、車両の外部に向けてレーザ光を走査しながら照射する。光検出部13は、反射したレーザ光の光量を検出する。制御部14は、光検出部13による検出結果に基づいて、レーザ光を反射した反射物体を検出する。
制御部14は、ヘッドライト2が可視光の照射を実行しているときに、車両の外部において制御部14が反射物体を検出する領域として予め設定された物体検出領域R3を分割した複数の部分領域のそれぞれについて、光検出部13による検出結果を示す光量検出データを取得する。
制御部14は、複数の部分領域のそれぞれについて、光量検出データが示す光量に基づいて、ヘッドライト2により可視光が正常に照明されている正常部分領域であるか、ヘッドライト2により可視光が正常に照明されていない異常部分領域であるかを判断する。正常部分領域は、光量検出データが示す光量が予め設定された領域閾値以上となる部分領域である。異常部分領域は、光量検出データが示す光量が領域閾値未満となる部分領域である。
制御部14は、物体検出領域R3内における正常部分領域および異常部分領域の分布に基づいて、ヘッドライト2の照度が低下しているか否か、及び、ヘッドライト2の軸がずれているか否かを判断する。
このようにレーダ搭載灯具ユニット1は、ヘッドライト2が可視光の照射を実行しているときに、物体検出領域R3を分割した複数の部分領域のそれぞれの光量を検出することにより、物体検出領域R3内における正常部分領域および異常部分領域の分布を取得することができる。そして、ヘッドライト2が正常である場合には、物体検出領域R3内における正常部分領域が多い。一方、ヘッドライト2の照度が低下するかヘッドライト2の軸がずれる異常が発生した場合には、物体検出領域R3内における正常部分領域の数が少なくなり異常部分領域の数を多くなる。さらに、ヘッドライト2の照度が低下する場合と、ヘッドライト2の軸がずれる場合とでは、異常部分領域の分布が異なることが多い。
以上より、レーダ搭載灯具ユニット1は、ヘッドライト2の軸ズレおよび照度低下の少なくとも一方を検出することができる。
また制御部14は、物体検出領域R3内における異常部分領域の分布と、物体検出領域R3内において1つの異常部分領域が占める視野角VAx_rおよび視野角VAy_rとに基づいて、ヘッドライト2の軸ズレの大きさを示す角度ズレ量を算出する。
また制御部14は、角度ズレ量を算出することができた場合に、ヘッドライト2の軸がずれていると判断し、角度ズレ量を算出することができなかった場合に、ヘッドライト2の照度が低下していると判断する。
以上説明した実施形態において、ヘッドライト2は灯具に相当し、制御部14は物体検出部に相当し、S40はデータ取得部としての処理に相当し、S60,S70は領域判断部としての処理に相当する。また、S80~S130は異常判断部としての処理に相当し、S90はズレ量算出部としての処理に相当し、部分領域の光量は光量パラメータに相当し、視野角VAx_r,VAy_rは異常部分領域が占める角度範囲に相当する。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
[変形例1]
例えば上記実施形態では、物体検出領域R3内における全ての部分領域を用いて、ヘッドライト2の異常を検出する形態を示した。しかし、物体検出領域R3内における一部の部分領域を間引いて、ヘッドライト2の異常を検出するようにしてもよい。また、物体検出領域R3内において、特定領域(例えば、車両が走行する路面)を含む部分領域のみを用いて、ヘッドライト2の異常を検出するようにしてもよい。
[変形例2]
上記実施形態では、m×n個の部分領域のそれぞれについて正常部分領域であるか否かを判断する形態を示した。しかし、複数の部分領域をまとめて1つの統合部分領域として、統合部分領域毎に正常部分領域であるか否かを判断するようにしてもよい。
[変形例3]
上記実施形態では、部分領域の光量を用いてヘッドライト2の異常を検出する形態を示したが、部分領域の光量の単位時間当たりの変化やばらつきの増減を異常判断の指標としてもよい。
本開示に記載の制御部14及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部14及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部14及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。制御部14に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
上述したレーダ搭載灯具ユニット1の他、当該レーダ搭載灯具ユニット1を構成要素とするシステム、当該レーダ搭載灯具ユニット1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、灯具異常検出方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…レーダ搭載灯具ユニット、2…ヘッドライト、3…レーザレーダ装置、12…光走査部、13…光検出部、14…制御部

Claims (3)

  1. 車両に搭載されて、前記車両の周辺を照明するために前記車両の外部に向けて可視光を照射する灯具(2)と、
    前記車両に搭載されて、前記車両の外部に向けてレーザ光を走査しながら照射するように構成された光走査部(12)と、
    反射した前記レーザ光の光量を検出するように構成された光検出部(13)と、
    前記光検出部による検出結果に基づいて、前記レーザ光を反射した反射物体を検出するように構成された物体検出部(14)と、
    前記灯具が前記可視光の照射を実行しているときに、前記車両の外部において前記物体検出部が前記反射物体を検出する領域として予め設定された物体検出領域を分割した複数の部分領域のそれぞれについて、前記光検出部による検出結果を示す光量検出データを取得するように構成されたデータ取得部(S40)と、
    複数の前記部分領域のそれぞれについて、前記光量検出データが示す前記光量に関連する光量パラメータに基づいて、前記灯具により前記可視光が正常に照明されている正常部分領域であるか、前記灯具により前記可視光が正常に照明されていない異常部分領域であるかを判断するように構成された領域判断部(S60,S70)と、
    前記物体検出領域内における前記正常部分領域の数と、予め設定された異常判断値とを比較することによって、前記灯具の照度が低下しているか否か、及び、前記灯具の軸がずれているか否かの少なくとも一つを判断するように構成された異常判断部(S80~S130)と
    を備えるレーダ搭載灯具ユニット(1)。
  2. 請求項1に記載のレーダ搭載灯具ユニットであって、
    前記物体検出領域内における前記異常部分領域の分布と、前記物体検出領域内において1つの前記異常部分領域が占める角度範囲とに基づいて、前記灯具の軸ズレの大きさを示す角度ズレ量を算出するように構成されたズレ量算出部(S90)を備えるレーダ搭載灯具ユニット。
  3. 請求項2に記載のレーダ搭載灯具ユニットであって、
    前記異常判断部は、前記ズレ量算出部が前記角度ズレ量を算出することができた場合に、前記灯具の軸がずれていると判断し、前記ズレ量算出部が前記角度ズレ量を算出することができなかった場合に、前記灯具の照度が低下していると判断するレーダ搭載灯具ユニット。
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