[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP7279185B2 - ロータ、モータ及び電動車両 - Google Patents

ロータ、モータ及び電動車両 Download PDF

Info

Publication number
JP7279185B2
JP7279185B2 JP2021556328A JP2021556328A JP7279185B2 JP 7279185 B2 JP7279185 B2 JP 7279185B2 JP 2021556328 A JP2021556328 A JP 2021556328A JP 2021556328 A JP2021556328 A JP 2021556328A JP 7279185 B2 JP7279185 B2 JP 7279185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
runner
rotor
fastening plate
rotor core
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021556328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022528222A (ja
Inventor
ワーン,ジエンガーン
リー,チュエンミーン
シエ,ティーンユイ
Original Assignee
ファーウェイ デジタル パワー テクノロジーズ カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ファーウェイ デジタル パワー テクノロジーズ カンパニー リミテッド filed Critical ファーウェイ デジタル パワー テクノロジーズ カンパニー リミテッド
Publication of JP2022528222A publication Critical patent/JP2022528222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7279185B2 publication Critical patent/JP7279185B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/32Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K1/00Arrangement or mounting of electrical propulsion units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/06Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of change-speed gearing
    • B60K17/08Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of change-speed gearing of mechanical type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/28Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/19Arrangements for cooling or ventilating for machines with closed casing and closed-circuit cooling using a liquid cooling medium, e.g. oil
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K1/00Arrangement or mounting of electrical propulsion units
    • B60K2001/003Arrangement or mounting of electrical propulsion units with means for cooling the electrical propulsion units
    • B60K2001/006Arrangement or mounting of electrical propulsion units with means for cooling the electrical propulsion units the electric motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/006Structural association of a motor or generator with the drive train of a motor vehicle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本特許出願は、「ROTOR, MOTOR, AND ELECTRIC VEHICLE」と題し、2019年6月27日に中国国家知的所有権庁に出願された中国特許出願第201910570394.7号の利益を主張し、これは全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、機械装置の技術の分野に関し、特に、ロータ、モータ及び電動車両に関する。
従来の技術では、モータは主に水冷放熱技術を放熱に用いていた。しかし、水冷放熱の出力密度は比較的低く、冷却水は絶縁性がないため、モータコンポーネントに直接冷却水が接触することができず、その結果、冷却通路のリンク熱抵抗が比較的高くなり、放熱効果が悪くなる。また、水冷放熱技術は、モータコンポーネントの構造精度に対する要求が比較的高い。その結果、モータの製造コストと時間コストとの両方が、呼応して増加する。前述の問題を克服するために、いくつかのモータは、現在、水冷却放熱の代わりにオイル冷却放熱を使用し始めている。オイル冷却放熱技術を用いた既存のモータでは、モータのロータの端部には、端部の熱を放散するように構成された冷却通路が設けられている。冷却通路には、ロータが回転するにつれて冷却油が流れ込み、ロータが回転する際に発生する遠心力によって冷却通路から押し出されると、最終的に冷却油が噴霧されて、放熱を実施する。しかし、モータが低速で動作すると、ロータのコア損失が比較的小さくなり、発生される熱の量が制限される。従って、ロータに対して放熱を行う必要はない。この場合、ロータが依然として冷却油を流動させ、ロータが回転したときに冷却油を噴霧させると、モータの運動エネルギーの一部が失われる。
本出願は、ロータの効果的な放熱を実施しながら、モータの運動エネルギー損失を低減するために、ロータ、モータ及び電動車両を提供する。
第1態様によれば、本出願はロータを提供する。ロータは、ロータ鉄心とロータシャフトとを備えている。ロータ鉄心は、円筒の構造であって、軸方向に沿って位置が互いに反対側である第1端部と第2端部とを有する。締結板は、第1端部と第2端部とのうちの少なくとも一方に締結される。締結板は、ロータ鉄心のシリコン鋼シートを固定するように構成されてよく、さらに、ロータが回転するときにロータの動的バランスを補正するように構成されてよく、ロータが安全かつ確実に作動できる。ロータシャフトは、ロータ鉄心に固定的に嵌合され、ロータシャフトの少なくとも一端は、対応する締結板に配置された貫通孔を通ってロータ鉄心の外側へ延びる。ロータの放熱を実施するために、冷却通路がロータ内に配置されている。冷却通路が構成されると、締結板に第1ランナが配置され、第1ランナの入口が貫通孔と連通し、第1ランナの出口が締結板の周側の表面に配置される。ロータシャフトに第2ランナが配置され、ロータシャフトの軸方向に沿って第2ランナが配置される。これに加え、貫通孔に対応する位置のうちの少なくとも1つで、第3ランナがロータシャフトに配置される。第3ランナは、ロータシャフトの半径方向に沿って配置されている。第2ランナの入口は、ロータシャフトの一端に配置され、第2ランナの出口は、第3ランナの入口と連通し、第3ランナの出口は、第1ランナの入口と連通する。このようにして、第2ランナと、第3ランナと、第1ランナとが順次連通し、ロータの冷却通路を形成する。ロータが回転する際に発生する遠心力により押され、第1ランナでの冷却油は、第1ランナの入口から第1ランナの出口に流入する傾向がある。冷却油が第1ランナの出口に到達し、噴霧すると、ロータ鉄心の端部での熱は取り除くことができ、それによってロータ鉄心の端部の熱が放散される。特定の設置の際に、第1ランナは、ダンピングランナとして設計されてよい。このように、モータが低速で動作する場合、発生する熱量は比較的小さいため、能動的な放熱を行う必要はない。第1ランナの減衰特性により、遠心力による冷却油の流動傾向が防止でき、これによりモータの運動エネルギー損失を低減する。ロータが高速で回転すると、冷却油に作用する遠心力が比較的大きく、従って、冷却油は、第1ランナにおける流動抵抗に打ち勝ち、第1ランナにおける流動及び第1ランナの出口からの噴霧ができ、ロータ鉄心の端部の熱を放散する。
本出願の実施形態で提供されるロータにおいて、第1ランナは、ダンピングランナとして設計される。これは、ロータが低速で回転するときに生じる運動エネルギー損失が低減できるだけでなく、高速で回転するロータに対して有効な放熱が確保でき、それによって、ロータの最大回転速度をさらに増加させ、高速回転速度でピークパワーの持続時間を延長する。
特定の設置の際には、第1ランナが流れに抵抗することを可能にし得るならば、第1ランナは複数の構造形態であるように設計してよい。
例えば、特定の実施の解決策で、第1ランナは細長い孔として設計されてよい。細長い孔の減衰効果は、冷却油が流れるときに、流れ抵抗を増加させるために使用される。
他の例では、他の特定の実施の解決策で、第1ランナは曲がったランナとして設計されてよい。曲がったランナによって発生する減衰効果は、冷却油が流れるときに、流れ抵抗を増加させるために使用される。
確かに、第1ランナは、これに代えて、第1ランナの減衰効果を高めるために、曲がった細長い孔として設計されてよい。
ロータ鉄心の構造的安定性をさらに改善し、ロータ鉄心の端部に対する放熱効果を向上させるために、本出願のこの実施形態では、締結板は、ロータ鉄心の第1端部と第2端部とにそれぞれに締結されてよい。
本出願のこの実施形態では、さらに第4ランナが、ロータ鉄心の内壁に配置されてよく、ロータ鉄心とロータシャフトとが嵌合する内壁について熱を放散させる。特定の設置の際に、第4ランナは、ロータ鉄心の軸方向に沿って配置され、ロータ鉄心の第1端部からロータ鉄心の第2端部へ延び、第4ランナの入口は、第1端部に締結された締結板での第1ランナと連通し、第4ランナの出口は、第2端部に締結された締結板での第1ランナと連通するこのように、冷却油が第1ランナにはいった後に、圧力差により、冷却油の一部が第4ランナへ流れ込み、第4ランナの入口から第4ランナの出口へ流れ込み、ロータ鉄心とロータシャフトとが嵌合する内壁について熱を放散させる。
ロータ鉄心の内壁で放熱効果を向上させるために、複数の第4ランナが存在してよい。これに加えて、複数の第4ランナがロータ鉄心の内壁に均一に分布していると、ロータ鉄心の内壁に対して、放熱の均一性がさらに高められる。
確かに、本出願のこの実施形態では、これに代えて、ロータ鉄心の内部の熱を放散させるために、ロータ鉄心の内壁と外壁との間に第5ランナを配置してよい。特定の設置の際、第5ランナが、ロータ鉄心の軸方向に沿って配置され、ロータ鉄心の第1端部からロータ鉄心の第2端部へ延び、第5ランナの入口は、第1端部に締結された締結板での第1ランナと連通し、第5ランナの出口は、第2端部に締結された締結板での第1ランナと連通する。このように、冷却油が第1ランナにはいった後に、圧力差により、冷却油の一部が第5ランナへ流れ込み、第5ランナの入口から第5ランナの出口へ流れ込み、ロータ鉄心内部の熱を放散させる。
ロータ鉄心の内側で放熱効果を向上させるために、複数の第5ランナが存在してよい。これに加えて、複数の第5ランナがロータ鉄心内に均一に分布していると、ロータ鉄心の内側に対して、放熱の均一性がさらに高められる。
冷却油が第4ランナ又は第5ランナにはいった後に、冷却油が、第2端部に締結された締結板での第1ランナ内に第4ランナ又は第5ランナの出口から滑らかに流れることを可能にするために、第1端部に締結された締結板での第1ランナ内の流動抵抗は、第2端部に締結された締結板での第1ランナ内の流動抵抗よりも大きいように設計してよい。
特定の設置の際、特定の実施の解決策では、第1端部に締結された締結板での第1ランナは、第1の長さ対直径比を有するようにでき、第2端部に締結された締結板での第1ランナは、第2の長さ対直径比を有するようにできる。第1の長さ対直径比が第2の長さ対直径比よりも大きい場合には、第1端部に締結された締結板での第1ランナ内の流れ抵抗を、第2端部に締結された締結板での第1ランナ内の流れ抵抗よりも大きくできる。
他の特定の実施の解決策では、これに代えて、第1端部に締結された締結板での第1ランナは、m個の曲げ区間を有するようにでき、第2端部に締結された締結板での第1ランナは、n個の曲げ区間を有するようにできる。m>nの場合、第1端部に締結された締結板での第1ランナ内の流動抵抗は、第2端部に締結された締結板での第1ランナ内の流動抵抗よりも大きくできる。
第4ランナ又は第5ランナにおける冷却油の流れをさらに促進するために、第3ランナは、第1端部に締結された締結板に対応する位置のみにロータシャフト内に配置され、第3ランナは、第2端部に締結された締結板に対応する位置に配置されないので、第4ランナ又は第5ランナで逆に冷却油が流れる可能性を低減し、これにより放熱効果を向上させる。
第1ランナが配置されたとき、第1ランナは、締結板の端面に配置された溝状のランナであってよい。この端面は、締結板がロータ鉄心の第1端部又は第2端部に嵌合する端面であることが理解可能である。締結板がロータ鉄心の第1端部又は第2端部に締結されて押し付けられると、溝状のランナは、ロータ鉄心の第1端部又は第2端部によってシールされてよい。
確かに、第1ランナは、これに代えて、締結板の内部に配置された穴状のランナであってよい。第1ランナが締結板の内部に配置された場合には、処理を容易にするために、締結板は、第1サブプレートと第2サブプレートとを積み重ねることによって形成される積層構造として設計してよい。次に、各サブプレートの上で、サブプレートの端面であって、他のサブプレートに面する端面に、溝が配置されている。2つの溝の位置を互いに対向させて、2つのサブプレートが積み重ねられた後に、第1ランナが形成される。
複数の第1ランナが設計されてよく、複数の第1ランナは、締結板上に均一に分布し、ロータ鉄心の端部に対して放熱効果及び放熱均一性を向上させる。
なお、締結板が積層構造である場合において、第4ランナが、両側の締結板の第1ランナと連通するようにしたときには、各締結板に対して、締結板のサブプレートであってロータ鉄心に近いサブプレートに、溝を配置してよく、溝の一端を第1ランナと連通させ、溝の他端を第4ランナと連通させる。
同様に、第5ランナが、両側の締結板での第1ランナと連通するようにされると、各締結板に対して、締結板のサブプレートであってロータ鉄心に近いサブプレートに、孔を配置してよく、孔の一端が第1ランナと連通するようにされ、孔の他端が第5ランナと連通するようにされる。
特定の実施の解決策では、締結板の直径は、ロータ鉄心の直径よりも大きくなく、後のモータ全体の組み立てを容易にする。
第2態様によれば、本出願はさらに、モータを提供する。モータは、ステータと、第1態様の任意の可能な実施の解決策に係るロータとを備えている。ステータは、ステータ鉄心とステータコイルとを含み、特定の設置の際には、ステータ鉄心は円筒形状であり、軸方向に沿ってステータ鉄心の内壁に配置された複数の歯部が存在し、ステータコイルは、歯部の周りに巻かれて配置され、ステータコイルは、ステータ鉄心の2つの端から突出するコイル端部を有する。ロータは、ステータ鉄心に回転可能に嵌合され、ロータの2つの締結板が、ステータ鉄心の2つの端からそれぞれに突出し、第1ランナの出口であって、締結板の周側の表面に配置された出口が、コイル端部に向かって配置される。このようにして、ロータが高速で回転すると、冷却油が第1ランナの出口からコイル端部に向かって噴霧され、コイル端部について熱を放散する。
特定の実施の解決策では、モータはさらに、ステータ及びロータを収容するように構成されたハウジングを備えてよく、ステータ鉄心は、ハウジングに締まりばめにされてよく、ステータとロータとは、ハウジング内に締結された状態に維持できる。
第3態様によれば、本出願はさらに、電動車両を提供する。電動車両は、第2態様の任意の可能な実施の解決策に係るモータと、トランスミッション装置と、駆動輪とを備えている。モータは、トランスミッション装置に伝達接続され、駆動力をトランスミッション装置に出力する。次いで、トランスミッション装置は、駆動輪に伝達接続されている。このように、駆動力はさらに駆動輪に伝達でき、電動車両を駆動して走行させる。この解決策では、モータの運動エネルギー損失が低減されるため、電動車両の動力性能が向上される。
従来の技術でのロータの概略的構造図である。 本出願の一実施形態によるロータの部分的構造の概略図である。 本出願の一実施形態によるロータの断面図である。 本出願の一実施形態による締結板の概略的構造図である。 本出願の一実施形態による締結板の断面図である。 本出願の他の実施形態によるロータの断面図である。 本出願の他の実施形態によるロータの軸方向側面の断面図である。 本出願のさらに他の実施形態によるロータの断面図である。 本出願のさらに他の実施形態によるロータの部分的構造の概略図である。 本出願の一実施形態によるロータの断面図である。 本出願の実施形態によるモータの断面図である。 本出願の実施形態によるモータの部分的構造の概略図である。 本出願の実施形態による電動車両の概略的構造図である。
本出願の目的と、技術的解決策と、利点とをさらに明確にするために、以下にさらに、添付の図面を参照して本出願を詳細に説明する。
水冷放熱技術を用いた場合の放熱効果が悪く、構造精度が要求される場合の問題点を解決するため、現在いくつかのモータは、水冷放熱の代わりに徐々にオイル冷却放熱を用いている。オイル冷却放熱技術を用いたモータの構造であって、図1に示すものは、ロータ鉄心01と、ロータ鉄心01に固定的に嵌合されたロータシャフト02とを備えている。さらに、締結板03は、ロータ鉄心01の両端にさらにそれぞれに配置され、ロータシャフトが通過することを可能にする貫通孔が、締結板03に配置されている。冷却通路が配置されると、ロータシャフト02の端面に軸方向に沿ってブラインドホール04が配置され、ブラインドホール04からロータシャフト02の周側の表面へ延びる貫通孔05が、ロータシャフト02の半径方向に沿って配置されている。貫通孔05と連通した第1溝06が、ロータ鉄心01の内壁に配置され、第1溝06がロータ鉄心01の軸方向に沿って両端で締結板03に通じる。第2溝07が、締結板03の半径方向に沿って締結板03に配置され、第2溝07の一端が第1溝06と連通し、第2溝07の他端が締結板03の周側の表面に通じる。このようにして、冷却油は、ブラインドホール04のオリフィスからブラインドホール04に流入し、その後、貫通孔05を通って第1溝06に流入し、ロータ鉄心01の内壁の熱を放散させる。そして、第1溝06から第2溝07に冷却油が流入し、ロータが回転する際に発生する遠心力によってロータが押されるため、第2溝07の端部であって第1溝06に近い端部から、第2溝07の端部であって締結板03の周側の表面に近い端部に流入し、ロータ鉄心01の端部の熱を放散させる。最後に、冷却油は、締結板03の周側の表面から噴霧される。オイル冷却放熱技術の欠点は、モータが作動状態であれば、冷却油は常にブラインドホール04、貫通孔05、第1溝06、第2溝07を含む冷却通路へ流れ込み、締結板03の周側の表面から噴霧することである。しかしながら、モータが低速で動作する場合、ロータのコア損失は比較的低く、発生熱量は比較的小さい。この場合、ロータ鉄心01の端部の放熱を行う必要はない。ロータが冷却油を流し続け、冷却油を噴霧させると、モータの運動エネルギーの一部が失われる。これに基づいて、本出願の実施形態は、ロータを提供する。ロータを使用するモータでは、モータの運動エネルギー損失が低減でき、一方、ロータに対して有効な放熱が実施される。
まず、図2及び図3に示すように、本出願のこの実施形態で提供されるロータ100は、ロータ鉄心10とロータシャフト20とを含む。ロータ鉄心10は円筒形状である。ロータ鉄心10の軸方向に沿って、ロータ鉄心10は、反対の位置にある第1端部11と第2端部12とを含む。ロータシャフト20は、ロータ鉄心10の円筒形キャビティ内に固定的に嵌合され、ロータシャフト20の両端は、第1端部11及び第2端部12からロータ鉄心10の外側にそれぞれに延びている。特定の設置の際には、ロータシャフト20は特に、ロータシャフト20とロータ鉄心10との間の嵌合の信頼性を確実にするために、圧入方式でロータ鉄心10に締まりばめとしてよい。
ロータ鉄心10は、シリコン鋼板を打ち抜いて積層することによって形成される。ロータ鉄心10の構造安定性を改善するために、シリコン鋼板を締結するように構成された締結板30が、ロータ鉄心10の少なくとも一端に配置されている。これに加えて、締結板30は、ロータが回転するときにロータの動的バランスを補正し、ロータがより安全かつ安定的に回転することを可能にするためにさらに使用されてよい。特定の設置の際には、締結板30の直径は、ロータ鉄心10の直径よりも大きくなくてよい。例えば、締結板30の直径は、後のモータ全体の組み立てを容易にするために、ロータ鉄心10の直径よりもわずかに小さく設計されてよく、又はロータ鉄心10の直径と等しく設計されてよい。図3に示すように、貫通孔31が締結板30に設けられ、対応する貫通孔31を介して、ロータシャフト20の少なくとも一端がロータ鉄心10の外側へ延びることを可能にする。確かに、ロータ鉄心10の構造安定性をさらに改善し、ロータ鉄心10の端部に対する放熱効果を向上させるために、本出願のこの実施形態では、締結板30は、ロータ鉄心10の第1端部11と第2端部12とにそれぞれに締結されてよい。
本出願のこの実施形態では、放熱のために構成された冷却通路が、ロータ100内に配置されている。図4及び図5に示すように、特に冷却通路が構成されたときに、締結板30に第1ランナ32が配置され、第1ランナの入口321が締結板30の貫通孔31と連通し、第1ランナの出口322が締結板30の周側の表面に配置される。配置されたとき、第1ランナ32は、締結板30がロータ鉄心の端部に嵌合する端面に配置されてよい。この場合、第1ランナ32は、実際には溝状のランナである。締結板30がロータ鉄心の第1端部又は第2端部に締結されて押し付けられると、溝状のランナは、ロータ鉄心の第1端部又は第2端部によってシールされてよい。確かに、第1ランナ32は、代替的に、締結板30の内側に配置されてよく、すなわち、締結板30の両端面の間に配置されてよい。この場合、第1ランナ32は、穴状のランナである。なお、第1ランナ32が穴状のランナである場合には、処理を容易にするために、締結板30は、第1サブプレート33と第2サブプレート34とを積み重ねることによって形成される積層構造として設計してよいことに留意するものとする。次に、第1サブプレート33の端面であって、第2サブプレート34に面する端面と、第2サブプレート34の端面であって、第1サブプレート33に面する端面とのそれぞれに、溝323が配置されている。2つの溝323の位置を互いに対向させて、第1サブプレート33と第2サブプレート34とが積み重ねられた後に、第1ランナ32が形成される。図2及び図3に示すように、ロータシャフト20には第2ランナ21が配置され、ロータシャフト20の軸方向に沿って第2ランナ21が配置され、ロータシャフト20の一端には第2ランナ21の入口が配置されている。これに加えて、第3ランナ22が、貫通孔31に対応する位置の少なくとも1つで、ロータシャフト20内に配置されている。第3ランナ22は、ロータシャフト20の半径方向に沿って配置され、第2ランナ21が第1ランナ32と連通することを可能にするように構成される。このようにして、第2ランナ21と、第3ランナ22と、第1ランナ32とが順次連通し、ロータ100の冷却通路を形成する。
図2及び図3に示すように、冷却通路を用いてロータ100の放熱が行われると、冷却油は、第2ランナ21の入口から第2ランナ21に流入し、第3ランナ22を流れた後第1ランナ32に流入する。第1ランナ32では、ロータ100が回転する際に発生する遠心力により第1ランナの入口321から第1ランナの出口322に流入する傾向がある。冷却油が第1ランナの入口321から第1ランナの出口322に到達し、出口から噴霧すると、ロータ鉄心10の端部での熱は、ロータ鉄心10の端部と直接又は間接に接触することによって取り除くことができ、それによってロータ鉄心10の端部の熱が放散される。
モータが低速で動作する場合、ロータ100のコア損失は比較的低く、発生する熱量は比較的小さい。この場合、ロータ鉄心10の端部に対して能動的な放熱を行う必要はない。従って、本出願のこの実施形態では、第1ランナ32は、ダンピングランナとして設計されてよい。このように、ロータが低速で回転すると、冷却油に作用する遠心力が比較的小さく、第1ランナ32の減衰特性により、遠心力による冷却油の流動傾向が防止でき、冷却油が第1ランナ32へ流れ込んで噴霧するのが防止でき、これによりモータの運動エネルギー損失を低減する。ロータ100が高速で回転すると、冷却油に作用する遠心力が比較的大きく、従って、冷却油は、第1ランナ32における流動抵抗に打ち勝ち、第1ランナ32における流動及び第1ランナ32の出口からの噴霧ができ、ロータ鉄心の端部の熱を放散する。換言すれば、第1ランナ32は、ダンピングランナとして設計されている。これは、ロータ100が低速で回転するときに生じる運動エネルギー損失を低減するだけでなく、ロータ100が高速で回転する場合に有効な放熱を確保することができ、それによってモータの最大回転速度をさらに増加させ、高速回転でピーク電力の持続時間を延長する。ここで、ロータ100の高速回転又は低速回転が相対的であることに、留意するものとする。実際の適用では、回転中のロータ100の発熱に基づいて、臨界回転速度を設定してよい。ロータ100の回転速度が臨界回転速度より低い場合には、ロータ100によって発生する熱量は比較的小さく、この場合には、ロータ鉄心10の端部の放熱を行わなくてよい。ロータ100の回転速度が臨界回転速度よりも高い場合には、ロータ100によって発生する熱量は比較的大きく、この場合には、ロータ鉄心10の端部に対して放熱を行う必要がある。このようにして、第1ランナ32の流動抵抗は、ロータ100が臨界回転速度で回転するときに冷却油に作用する遠心力に基づいて設計してよい。
特定の設置の際には、本出願の実施形態では、第1ランナは細長い孔として設計されてよい。細長い孔の減衰効果は、冷却油が流れるときに、流れ抵抗を増加させるために使用される。細長い孔の長さ対直径比は、ロータが低速で回転するときに冷却油に作用する遠心力に特に基づいて、設計されてよいことに留意するものとする。細長い孔によって発生する流動抵抗によって、ロータが低速回転状態にあるときに第1ランナに冷却油が流れることが防止できて、また、ロータが高速回転状態にあるときに冷却油に作用する遠心力が、この流動抵抗に打ち勝つことができるのであれば、長さ対直径比の特定の値は、本出願では限定されない。
本出願の別の実施形態では、第1ランナは、代替的に、曲がったランナとして設計されてよい。曲がったランナによって発生する減衰効果は、冷却油が流れるときに、流れ抵抗を増加させるために使用される。同様にさらに、ロータが低速で回転するときに冷却油に作用する遠心力に基づいて、曲がったランナの曲げ区間の数を設計してよい。これは、本出願では限定されない。
確かに、本出願の別の実施形態では、図5に示すように、第1ランナ32は、これに代えて、ロータが低速で回転するときに第1ランナ32の減衰効果を確実にするために、曲がった細長い孔として設計されてよい。
前述の実施形態では、特に2つ以上の第1ランナ32が存在してよく、設置の際に、2つ以上の第1ランナ32が締結板30内に均一に分布している。このようにして、ロータ鉄心の端部に対して放熱効果及び放熱均一性が向上できるのみならず、締結板30の重心位置を常に締結板30の中心付近に維持することができ、ロータが安定して回転することを助ける。各第1ランナ32の入口321に対応して、1つの出口322が配置されてよい。又は複数の出口322が各第1ランナ32に対して配置されてよい。例えば、図5に示すように、2つの出口322が、各第1ランナ32のために、締結板30の周側の表面に配置されている。これは、第1ランナ32の被覆面積をさらに増加させ、ロータ鉄心の端部に対する放熱効果を向上させることができる。
なお、図2に示すように、複数の第1ランナ32が存在する場合には、対応して、第1ランナ32と第2ランナ21との連通を可能にするように構成された複数の第3ランナ22もまた存在することに留意するものとする。この場合、回転中のロータ100の安定性を確保するために、さらに第3ランナ22をロータシャフト20の主軸に沿ってロータシャフト20内に均一に分布させてよい。
図6及び図7に示すように、ロータ鉄心10の内壁は、第4ランナ13を有する。第4ランナ13は、ロータ鉄心10の軸方向に沿って配置され、ロータ鉄心10の第1端部11からロータ鉄心10の第2端部12へ延びている。第4ランナ13の入口は、第1端部11に締結された締結板30での第1ランナ32と連通し、第4ランナ13の出口は、第2端部12に締結された締結板30での第1ランナ32と連通する。なお、締結板30が積層構造である場合において、第4ランナ13が、両側の締結板30での第1ランナ32と連通するようにしたときには、各締結板30に対して、締結板30のサブプレートであってロータ鉄心10に近いサブプレートに、溝35を配置してよいことに留意するものとする。溝35の一端を第1ランナ32と連通させ、溝35の他端を第4ランナ13と連通させる。この実施形態では、冷却油は、第2ランナ21の入口から第2ランナ21に流入し、次いで第3ランナ22を通って、締結板30での第1ランナ32に流入する。また、ロータ100が回転すると、圧力差により、冷却油の一部が第1ランナ32から圧力の比較的低い第4ランナ13へ流れ込み、第4ランナ13の入口から第4ランナ13の出口へ流れ込み、ロータ鉄心10とロータシャフト20とが嵌合する内壁について熱を放散させる。また、放熱効果を向上させるために、ロータ鉄心10の内壁に複数の第4ランナ13を設けてよい。例えば、図7に示す実施形態では、4つの第4ランナ13があり、4つの第1ランナがロータ鉄心10の内壁に均一に分布している。
第4ランナ13内の冷却油が、第2端部12に締結された締結板30での第1ランナ32内に第4ランナ13の出口から流れることを可能にするために、第1端部11に対応する第1ランナ32内の流動抵抗は、第2端部12に対応する第1ランナ32内の流動抵抗よりも大きいように設計してよい。確かに、冷却効果を確保するために、第4ランナ13にも特定の流動抵抗があることを考慮すると、第1端部11に対応する第1ランナ32の流動抵抗は、実際には、第2端部12に対応する第1ランナ32の流動抵抗と第4ランナ13の流動抵抗との合計よりもわずかに大きくてよい。
特定の配置の際に、本出願の特定の実施形態では、2つの締結板30における第1ランナ32の流れ抵抗は、第1ランナ32に異なる長さ対直径比の使用を可能にすることによって制御されてよい。例えば、第1端部11に締結された締結板30の第1ランナ32は、第1の長さ対直径比を有し、第2端部12に締結された締結板30の第1ランナ32は、第2の長さ対直径比を有する。第1の長さ対直径比が第2の長さ対直径比よりも大きい場合には、第1端部11に締結された締結板30での第1ランナ32内の流れ抵抗を、他方の締結板30での第1ランナ32内の流れ抵抗よりも大きくできる。第1の長さ対直径比と、第2の長さ対直径比とは、実際の適用に基づいて具体的に設定されてよい。これは、本出願では限定されない。
本出願の別の特定の実施形態では、2つの締結板30での第1ランナ32内の流動抵抗は、代替的に、第1ランナ32が異なる量の曲げ区間を有することを可能にすることによって、制御されてよい。例えば、第1端部11に締結された締結板30の第1ランナ32は、m個の曲げ区間を有し、第2端部12に締結された締結板30の第1ランナ32は、n個の曲げ区間を有する。m>nの場合、第1端部11に締結された締結板30での第1ランナ32内の流動抵抗は、他方の締結板30での第1ランナ32内の流動抵抗よりも大きくできる。m及びnはともに正の整数であり、m及びnの具体的な値は実際の適用に基づいて具体的に設定されてよい。
第4ランナ13における冷却油の流れをさらに促進するために、本出願のこの実施形態では、第3ランナ22は、第1端部11に締結された締結板30に対応する位置のみにロータシャフト20内に配置されること、また第3ランナ22は、第2端部12に締結された締結板30に対応する位置に配置されないことが理解可能である。この場合、冷却油の流路は次の通りである。冷却油が第2ランナ21の入口から第2ランナ21に流入した後、第3ランナ22を通って、第1端部11に締結された締結板30での第1ランナ32に流入する。ロータ100が回転するにつれて、第1ランナ32にはいる冷却油の一部は、ロータ鉄心10の第1端部11について熱を放散するために、第1ランナの入口から第1ランナの出口へ流れる。第1ランナ32にはいる冷却油の別の部分は、第4ランナ13へ流れ込み、第4ランナ13の入口から第4ランナ13の出口へ流れ込み、ロータ鉄心10とロータシャフト20とが嵌合する内壁について熱を放散する。次いで、第4ランナ13の出口から第2端部12に締結された締結板30での第1ランナ32へ流れ込み、ロータ100が回転するにつれて第1ランナ32の入口から第1ランナ32の出口へ流れ、ロータ鉄心10の第2端部12について熱を放散する。
図8及び図9に示すように、第5ランナ14は、ロータ鉄心10の内壁と外壁との間に配置されている。また、第5ランナ14は、ロータ鉄心10の軸方向に沿って配置され、ロータ鉄心10の第1端部11からロータ鉄心10の第2端部12へ延びている。第5ランナ14の入口は、第1端部11に締結された締結板30での第1ランナ32と連通し、第5ランナ14の出口は、第2端部12に締結された締結板30での第1ランナ32と連通する。同様に、締結板30が積層構造である場合には、第5ランナ14が、両側の締結板30での第1ランナ32と連通するようにされると、各締結板30に対して、締結板30のサブプレートであってロータ鉄心10に近いサブプレートに、孔36を配置し、孔36の一端が第1ランナ32と連通するようにされ、孔36の他端が第5ランナ14と連通するようにされる。この実施形態では、冷却油は、第2ランナ21の入口から第2ランナ21に流入し、次いで第3ランナ22を通って、締結板30での第1ランナ32に流入する。また、ロータ100が回転すると、圧力差により、冷却油の一部が第1ランナ32から圧力が比較的低い第5ランナ14へ流れ込み、第5ランナ14の入口から第5ランナ14の出口へ流れ込み、ロータ鉄心10内部の熱を放散させる。さらに、放熱効果を向上させるために、複数の第5ランナ14をロータ鉄心10に配置してよい。特定の設置の際、複数の第5ランナ14は、ロータ鉄心の内側に対して、放熱の均一性を高めるために、ロータ鉄心内に均一に分布されてよい。
確かに、前述の実施形態では、第5ランナ14内の冷却油が、第5ランナ14の出口から、第2端部12に締結された締結板30での第1ランナ32内に流入できるようにさせるために、第1端部11に対応する第1ランナ32内の流動抵抗はさらに、第2端部12に対応する第1ランナ32内の流動抵抗よりも大きくするように設計されてよい。また、第5ランナ14にも特定の流動抵抗があることを考慮すると、冷却効果を確保するために、第1端部11に対応する第1ランナ32の流動抵抗は、実際には、第2端部12に対応する第1ランナ32の流動抵抗と、第5ランナ14の流動抵抗との合計よりも、わずかに大きくてよい。特定の設置の際、前述の説明に関連して、第1ランナ32が異なる長さ対直径比を使用することを可能にする、又は第1ランナ32が異なる量の曲げ区間を有することを可能にすることによって、2つの締結板30における第1ランナ32の流れ抵抗を制御してよい。詳細は、ここでは再度説明しない。
さらに、第5ランナ14における冷却油の流れをさらに促進するために、本出願のこの実施形態では、第3ランナ22は、第1端部11に締結された締結板30に対応する位置のみにロータシャフト20に配置されてよい。第2端部12に締結された締結板30に対応する位置には、第3ランナ22は配置されていない。この場合、冷却油の流路は、冷却油が第2ランナ21の入口から第2ランナ21に流入した後、第3ランナ22を通って、第1端部11に締結された締結板30での第1ランナ32に流入する。ロータ100が回転するにつれて、第1ランナ32にはいる冷却油の一部は、ロータ鉄心10の第1端部11の熱を放散するために、第1ランナ32の入口から第1ランナ32の出口へ流れる。第1ランナ32に流入する冷却油の別の部分は、第5ランナ14に流入し、第5ランナ14の入口から第5ランナ14の出口に流入し、ロータ鉄心10の内部の熱を放散させる。次いで、第2端部12に締結された締結板30での第1ランナ32に第5ランナ14の出口から流入し、ロータ100が回転するにつれて、第1ランナ32の入口から第1ランナ32の出口に流入し、ロータ鉄心10の第2端部12の熱を放散させる。
結論として、本出願の実施形態で提供されるロータにおいて、第1ランナは、ダンピングランナとして設計される。これは、ロータが低速で回転するときに生じる運動エネルギー損失が低減できるだけでなく、高速で回転するロータに対して有効な放熱が確保でき、それによって、最大回転速度をさらに増加させ、高速回転速度でピークパワーの持続時間を延長する。
本出願の一実施形態はさらに、モータ1を提供する。モータは、特に電動車両に適用されてよく、電動車両を駆動するための駆動力を提供するための電動車両の電力システムとして機能してよい。図11及び図12に示すように、モータ1は、ステータ200と、前述の実施形態の任意の1つに設けられたロータ100とを含む。特定の設置の際には、ステータ200は、ステータ鉄心40とステータコイル50とを含む。ステータ鉄心40は円筒形状であり、複数の歯部が、ステータ鉄心40の軸方向に沿ってステータ鉄心40の内壁に配置されている。ステータコイル50は、これらの歯部の周りに巻かれて配置され、ステータコイル50は、ステータ鉄心40の両端から突出するコイル端部51を有する。ロータ100は、ステータ鉄心40に回転可能に嵌合される。図10に示すように、ロータ鉄心10の両端に締結された2つの締結板30は、ステータ鉄心40の両端をそれぞれに越えて延び、これにより、第1ランナ32の出口であって、締結板30の周側の表面に配置された出口が、コイル端部51に向かって配置されることができる。このようにして、ロータ100が高速で回転すると、冷却油が第1ランナ32の出口から噴霧された後にコイル端部51に向かって直接噴霧され、コイル端部51について熱を放散する。また、締結板30の直径がロータ鉄心10の直径に近い、又は等しい場合には、第1ランナ32の出口がコイル端51に近くなる。この場合、コイル端部51に油を正確に噴霧することができ、コイル端部51の冷却効果を向上させる。
なお、図12に示すように、モータ1は、さらに、ステータ200とロータ100とを収容するように構成されたハウジング300を含み、ステータ鉄心は、ハウジング300に締まりばめにされ、ステータ200とロータ100とは、互いに締結された状態に維持できる。本出願のこの実施形態では、モータはさらに、循環ポンプと油貯蔵タンクとを含んでよい。これに加えて、オイル貯蔵タンクと連通するオイル戻りポートがハウジングに配置されてよい。循環ポンプのオイル入口ポートは、オイル貯蔵タンクと連通し、循環ポンプのオイル出口ポートは、ロータシャフトの第2ランナの入口と連通する。ロータの対応するコンポーネントの熱を放散するためにロータの冷却通路にはいった後、冷却油は、第1ランナの出口から噴霧されてステータのコイル端部について熱を放散し続け、ハウジング内に集まってオイル戻りポートからオイル貯蔵タンクへ流れ込み、リサイクルを実施する。
図13に示すように、本出願の一実施形態は、電動車両をさらに提供する。電動車両は、前述の実施形態ではモータ1を含み、さらに、トランスミッション装置2及び駆動輪を含む。モータ1は、トランスミッション装置2と伝動接続され、トランスミッション装置2は、駆動輪3と伝動接続されているので、モータ1によって出力される駆動力は、トランスミッション装置2を介して駆動輪3に伝達でき、電動車両を駆動して走行させる。本出願の実施形態では、モータ1の放熱効果が比較的良好であり、それに伴って運動エネルギー損失が低減されるため、電動車両の動力性能が効果的に向上できる。
前述の説明は、本出願の単なる具体的な実施であるが、本出願の保護範囲を制限することを意図していない。本出願に開示された技術的範囲内で、当業者が容易に理解することができる変更又は代替は、本出願の保護範囲に含まれる。従って、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (13)

  1. ロータ鉄心とロータシャフトとを備えるロータであって
    前記ロータ鉄心は、円筒形状であって、軸方向に沿って第1端部と第2端部とを有し、締結板が、前記ロータ鉄心の少なくとも一方の端部に締結され、貫通孔と第1ランナとが前記締結板に配置され、前記貫通孔は、前記ロータ鉄心の前記軸方向に沿って配置され、前記第1ランナは、前記締結板の中心から半径方向の外側に延び、その途中で前記第1ランナの幅が前記第1ランナの入口の幅より小さくなるダンピングランナであり、前記第1ランナの入口は、前記貫通孔と連通し、前記第1ランナの出口は、前記締結板の外周面に配置され、
    前記ロータシャフトは、前記ロータ鉄心に固定的に嵌合され、前記ロータシャフトの少なくとも一端は、前記締結板の前記貫通孔から前記ロータ鉄心の外側へ延び、第2ランナと第3ランナとが、前記ロータシャフトに配置され、前記第2ランナは、軸方向に沿って配置され、前記第3ランナは、前記貫通孔に対応する位置の少なくとも1つで、半径方向に沿って配置され、前記第2ランナの入口は、前記ロータシャフトの一端に配置され、前記第2ランナの出口は、前記第3ランナの入口と連通し、前記第3ランナの出口は、前記第1ランナの前記入口と連通する、ロータ。
  2. 前記第1ランナは細長い孔である、請求項1記載のロータ。
  3. 前記第1ランナは形状が曲がっている、請求項1記載のロータ。
  4. 前記締結板は、前記第1端部と前記第2端部とにそれぞれに締結され、第4ランナが、前記ロータ鉄心の前記軸方向に沿って前記ロータ鉄心の内壁に配置され、前記第1端部から前記第2端部へ延び、前記第4ランナの入口は、前記第1端部に締結された前記締結板での前記第1ランナと連通し、前記第4ランナの出口は、前記第2端部に締結された前記締結板での前記第1ランナと連通する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロータ。
  5. 前記締結板は、前記第1端部と前記第2端部とにそれぞれに締結され、第5ランナが、前記ロータ鉄心の内壁と外壁との間で、前記ロータ鉄心の前記軸方向に沿って配置され、前記第1端部から前記第2端部へ延び、前記第5ランナの入口は、前記第1端部に締結された前記締結板での前記第1ランナと連通し、前記第5ランナの出口は、前記第2端部に締結された前記締結板での前記第1ランナと連通する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロータ。
  6. 前記第1端部に締結された前記締結板での前記第1ランナは、第1の長さ対直径比を有し、前記第2端部に締結された前記締結板での前記第1ランナは、第2の長さ対直径比を有し、前記第1の長さ対直径比は前記第2の長さ対直径比よりも大きい、請求項4又は5記載のロータ。
  7. 前記第1端部に締結された前記締結板での前記第1ランナは、m個の曲げ区間を有し、前記第2端部に締結された前記締結板での前記第1ランナは、n個の曲げ区間を有し、m及びnはともに正の整数であり、m>nである、請求項4又は5記載のロータ。
  8. 前記第3ランナは、前記ロータシャフト内で前記第1端部に締結された前記締結板に対応する位置に配置されている、請求項4ないし7のいずれか1項に記載のロータ。
  9. 少なくとも2つの第1ランナが、各締結板に対して存在し、少なくとも2つの前記第1ランナは、前記締結板上に均一に分布している、請求項1記載のロータ。
  10. 前記締結板の直径は、前記ロータ鉄心の直径よりも大きくない、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のロータ。
  11. ステータと、請求項1ないし10のいずれか1項に記載のロータとを備えるモータであって
    前記ステータは、ステータ鉄心とステータコイルとを含み、前記ステータ鉄心は円筒形状であり、軸方向に沿って前記ステータ鉄心の内壁に配置された複数の歯部が存在し、前記ステータコイルは、前記歯部の周りに巻かれて配置され、前記ステータコイルは、前記ステータ鉄心の2つの端から突出するコイル端部を有し、
    前記ロータ鉄心は、前記ステータ鉄心に回転可能に嵌合され、2つの締結板が、前記ステータ鉄心の前記2つの端からそれぞれに突出し、前記第1ランナの前記出口が、前記コイル端部に向かって配置される、モータ。
  12. ハウジングをさらに備え、前記ステータ鉄心は、前記ハウジング内に固定的に嵌合されている、請求項11記載のモータ。
  13. 請求項11又は12記載のモータと、トランスミッション装置と、駆動輪とを備え、前記モータは、前記トランスミッション装置及び前記駆動輪に逐次伝達接続され、前記トランスミッション装置は、前記モータによって出力される駆動力を前記駆動輪に伝達するように構成され、前記駆動輪は、電動車両を駆動して走行させるように構成されている、電動車両。
JP2021556328A 2019-06-27 2020-04-02 ロータ、モータ及び電動車両 Active JP7279185B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201910570394.7A CN110380545B (zh) 2019-06-27 2019-06-27 一种转子、一种电机及一种电动车
CN201910570394.7 2019-06-27
PCT/CN2020/083051 WO2020258970A1 (zh) 2019-06-27 2020-04-02 一种转子、一种电机及一种电动车

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022528222A JP2022528222A (ja) 2022-06-09
JP7279185B2 true JP7279185B2 (ja) 2023-05-22

Family

ID=68251345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021556328A Active JP7279185B2 (ja) 2019-06-27 2020-04-02 ロータ、モータ及び電動車両

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11901775B2 (ja)
EP (1) EP3913772B1 (ja)
JP (1) JP7279185B2 (ja)
CN (1) CN110380545B (ja)
WO (1) WO2020258970A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110380545B (zh) * 2019-06-27 2021-01-29 华为技术有限公司 一种转子、一种电机及一种电动车
CN111769674B (zh) * 2020-05-18 2023-06-02 华为数字能源技术有限公司 一种转子、电机、动力总成及车辆
DE102021105338A1 (de) * 2021-03-05 2022-09-08 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Elektrische Maschine
CN114759706B (zh) * 2022-03-17 2023-02-10 华为电动技术有限公司 一种转子、电机和电动车
CN116885890B (zh) * 2023-09-07 2023-11-21 常州市昊升电机股份有限公司 一种高效耐久型无刷电机及其工作方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115650A (ja) 2004-10-18 2006-04-27 Toyota Motor Corp 回転電機の冷却装置
WO2010119556A1 (ja) 2009-04-17 2010-10-21 株式会社日本自動車部品総合研究所 回転電機
JP2011114987A (ja) 2009-11-27 2011-06-09 Toyota Motor Corp 電動機の冷却構造
JP2011254574A (ja) 2010-05-31 2011-12-15 Aisin Seiki Co Ltd 回転電機のロータ
WO2015107679A1 (ja) 2014-01-17 2015-07-23 三菱電機株式会社 回転電機
JP2016082628A (ja) 2014-10-10 2016-05-16 トヨタ自動車株式会社 回転電機
CN106849509A (zh) 2017-04-25 2017-06-13 沈阳工程学院 一种超高速永磁电机空心转子冷却结构
WO2018030218A1 (ja) 2016-08-09 2018-02-15 日本電産株式会社 モータ
US20180287464A1 (en) 2017-03-29 2018-10-04 Ford Global Technologies, Llc Coolant flow distribution using coating materials
CN208707441U (zh) 2018-10-18 2019-04-05 核心驱动科技(金华)有限公司 电机及其冷却端盖

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3629627A (en) * 1970-07-06 1971-12-21 Gen Motors Corp Cooling arrangement for a dynamoelectric machine
US6897581B2 (en) * 2002-10-04 2005-05-24 Honeywell International Inc. High speed generator with the main rotor housed inside the shaft
JP2004332605A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Toshiba Tec Corp モータ一体型ポンプ及び食器洗浄機
US8080908B2 (en) * 2005-11-09 2011-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Cooling structure for rotor core in electric rotating machine
JP4492745B2 (ja) * 2008-10-27 2010-06-30 トヨタ自動車株式会社 回転電機
JP5445675B2 (ja) * 2010-04-23 2014-03-19 株式会社Ihi 回転機
KR20140056848A (ko) * 2012-11-01 2014-05-12 엘지전자 주식회사 로터, 이를 포함하는 모터 및/또는 전기자동차 구동장치
GB2517410A (en) * 2013-07-16 2015-02-25 Aim Co Ltd A Stator and a Rotor for an Electric Motor
JP6065805B2 (ja) * 2013-10-18 2017-01-25 トヨタ自動車株式会社 電動機
CN205911849U (zh) * 2016-07-07 2017-01-25 浙江绿源电动车有限公司 转子、转子中置电机及电动车
US10910918B2 (en) * 2016-08-09 2021-02-02 Nidec Corporation Motor
JP6594401B2 (ja) * 2017-12-19 2019-10-23 本田技研工業株式会社 回転電機
DE102018118274A1 (de) * 2018-07-27 2020-01-30 Valeo Siemens Eautomotive Germany Gmbh Endplatte für eine Rotoranordnung einer elektrischen Maschine, Rotoranordnung für eine elektrische Maschine und Fahrzeug
CN110380545B (zh) * 2019-06-27 2021-01-29 华为技术有限公司 一种转子、一种电机及一种电动车

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115650A (ja) 2004-10-18 2006-04-27 Toyota Motor Corp 回転電機の冷却装置
WO2010119556A1 (ja) 2009-04-17 2010-10-21 株式会社日本自動車部品総合研究所 回転電機
JP2011114987A (ja) 2009-11-27 2011-06-09 Toyota Motor Corp 電動機の冷却構造
JP2011254574A (ja) 2010-05-31 2011-12-15 Aisin Seiki Co Ltd 回転電機のロータ
WO2015107679A1 (ja) 2014-01-17 2015-07-23 三菱電機株式会社 回転電機
JP2016082628A (ja) 2014-10-10 2016-05-16 トヨタ自動車株式会社 回転電機
WO2018030218A1 (ja) 2016-08-09 2018-02-15 日本電産株式会社 モータ
US20180287464A1 (en) 2017-03-29 2018-10-04 Ford Global Technologies, Llc Coolant flow distribution using coating materials
CN106849509A (zh) 2017-04-25 2017-06-13 沈阳工程学院 一种超高速永磁电机空心转子冷却结构
CN208707441U (zh) 2018-10-18 2019-04-05 核心驱动科技(金华)有限公司 电机及其冷却端盖

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022528222A (ja) 2022-06-09
WO2020258970A1 (zh) 2020-12-30
CN110380545A (zh) 2019-10-25
US20210408854A1 (en) 2021-12-30
EP3913772A4 (en) 2022-03-23
CN110380545B (zh) 2021-01-29
US11901775B2 (en) 2024-02-13
EP3913772A1 (en) 2021-11-24
EP3913772B1 (en) 2023-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7279185B2 (ja) ロータ、モータ及び電動車両
KR101858441B1 (ko) 하이브리드 전기 장치를 냉각하는 모드
KR102172262B1 (ko) 전동기
EP3913769B1 (en) Electric motor, electric motor cooling system and electric vehicle
JP4572647B2 (ja) 永久磁石式回転電機及び風力発電システム
WO2022001268A1 (zh) 电机、电机冷却系统及电动车
US20160261158A1 (en) Embedded permanent magnet rotary electric machine
EP2403107B1 (en) Permanent magnet type rotary machine
WO2015098328A1 (ja) 回転電機
EP2724450A2 (en) Cooling structure of rotary electric machine
JP2011142788A (ja) 電動機の冷却構造
CN112383191B (zh) 一种带外置离心风机的自扇冷轴向磁通电机
WO2024001416A1 (zh) 定子结构、轴向磁通电机、动力总成及车辆
CN113498572B (zh) 具有内部冷却通路的电机
JP2020114099A (ja) 回転電機
JP2011114986A (ja) 電動機の冷却構造
JP2011142787A (ja) 電動機の冷却構造
JP6169496B2 (ja) 永久磁石式回転電機
CN116073568A (zh) 电机和车辆
CN221305585U (zh) 电机和清洗设备
CN221127054U (zh) 用于电机的转子组件的转子轴、转子组件和电机
JP6602619B2 (ja) 回転電機または風力発電システム
CN116032044A (zh) 转子结构及电机
JP2012060843A (ja) 回転電機用ロータ及び回転電機
CN118232574A (zh) 转子和电机

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210916

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210916

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20211203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7279185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150