JP2006115650A - 回転電機の冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ステータコアの両側に形成される両コイルエンドへの冷却媒体量のアンバランスを防止または低減する回転電機の冷却装置を提供する。
【解決手段】 冷却油パイプ40は、ステータコア10およびコイルエンド20,25の上方に回転軸方向に沿って配設される。冷却油パイプ40は、コイルエンド20,25に向けてそれぞれ冷却油を吐出する吐出孔70,75を有し、吐出孔75が吐出孔70の上流となるようにオイルポンプ50に接続される。そして、上流側の吐出孔75は、下流側の吐出孔70よりも開口面積が大きくなるように形成される。
【選択図】 図1
【解決手段】 冷却油パイプ40は、ステータコア10およびコイルエンド20,25の上方に回転軸方向に沿って配設される。冷却油パイプ40は、コイルエンド20,25に向けてそれぞれ冷却油を吐出する吐出孔70,75を有し、吐出孔75が吐出孔70の上流となるようにオイルポンプ50に接続される。そして、上流側の吐出孔75は、下流側の吐出孔70よりも開口面積が大きくなるように形成される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、回転電機の冷却装置に関し、特に、ステータコイルのコイルエンドを冷却油などの冷却媒体によって冷却する回転電機の冷却装置に関する。
モータや発電機などの回転電機のコイルに電流が流れるとコイルが発熱し、回転電機の効率が低下するため、発熱したコイルを適切に冷却する必要がある。特許文献1は、ステータコイルのコイルエンドを冷却油によって冷却するモータ冷却装置を開示する。
この特許文献1に開示されたモータ冷却装置は、駆動装置ケースと、駆動装置ケースに固定され、かつ、コイルが巻回されたステータおよび回転自在に配設されたロータを含む電気モータと、駆動装置ケースの内周面に固定手段によって固定された冷却ユニットとを備える。冷却ユニットは、電気モータの円周方向における複数箇所において電気モータの軸方向に延び、かつ、複数箇所に吐出孔が設けられた冷却管と、電気モータの円周方向に延び、かつ、各冷却管に連結される弧状のブロックとを含む。
この特許文献1に開示されたモータ冷却装置によれば、電気モータ上方に軸方向に沿って配設される冷却管の吐出孔から吐出される冷却油がステータコイルのコイルエンドに供給されることによって、ステータコイルが冷却される(特許文献1参照)。
特開平9−23615号公報
特開平8−130856号公報
特開平9−154258号公報
図7は、特許文献1に開示されたモータ冷却装置のように、回転電機上方に設けられるパイプからステータコイルのコイルエンドに冷却油を供給する、従来の回転電機の冷却装置の側面図である。図7を参照して、この従来の回転電機の冷却装置200は、ステータコア110と、コイルエンド120,125と、図示されないロータと、回転シャフト130と、冷却油パイプ140と、オイルポンプ150と、装置ケース160とを備える。
ステータコア110は、装置ケース160に固設され、ステータ磁極を形成するためのコイルが巻回される。コイルエンド120,125は、ステータコア110に巻回された上記のコイルによって構成され、回転軸方向におけるステータコア110の両側に形成される。
冷却油パイプ140は、ステータコア110およびコイルエンド120,125の上方に回転軸方向に沿って配設される。冷却油パイプ140には、コイルエンド120,125にそれぞれ対応する互いに同じ開口面積の吐出孔170,175が設けられ、吐出孔170に対して吐出孔175が上流となるようにオイルポンプ150が接続される。
この回転電機の冷却装置200においては、オイルポンプ150は、冷却油パイプ140内に冷却油を供給し、冷却油パイプ140は、吐出孔170,175からそれぞれコイルエンド120,125へ冷却油を吐出する。これによって、コイルエンド120,125が冷却油によって冷却される。
このような従来の回転電機の冷却装置200においては、吐出孔170からの冷却油の吐出量と吐出孔175からの冷却油の吐出量との間に差が生じる。すなわち、下流側に設けられた吐出孔170からの吐出量の方が上流側に設けられた吐出孔175からの吐出量よりも多くなる。吐出孔170,175からの吐出量の差は、コイルエンド120,125間に被油率(ここで被油率とは、コイルエンド内に冷却油がどれだけ広く行き渡っているかを示す。)の差を生じさせ、その結果、コイルエンド120,125間に温度差を生じさせる。そして、このような温度差の発生は、温度の高い方のコイルエンドに合わせてポンプ性能や冷却油量を決定する必要があることから、回転電機の効率的な冷却の実現を阻害する。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ステータコアの両側に形成される両コイルエンドへの冷却媒体量のアンバランスを防止または低減する回転電機の冷却装置を提供することである。
この発明によれば、回転電機の冷却装置は、回転軸方向におけるステータコアの両側にそれぞれ形成される第1および第2のコイルエンドを冷却媒体によって冷却する回転電機の冷却装置であって、回転軸方向に沿って配設され、第1および第2のコイルエンドに冷却媒体を供給する冷却媒体路を備え、冷却媒体路は、第1のコイルエンドに向けて冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第1の吐出孔と、少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に設けられ、第2のコイルエンドに向けて冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第2の吐出孔とを有し、少なくとも1つの第2の吐出孔の開口面積の総和は、少なくとも1つの第1の吐出孔の開口面積の総和よりも大きい。
好ましくは、少なくとも1つの第2の吐出孔の各々は、回転軸方向に延びた長円形状または長方形形状を有する。
また、この発明によれば、回転電機の冷却装置は、回転軸方向におけるステータコアの両側にそれぞれ形成される第1および第2のコイルエンドを冷却媒体によって冷却する回転電機の冷却装置であって、回転軸方向に沿って配設され、第1および第2のコイルエンドに冷却媒体を供給する冷却媒体路を備え、冷却媒体路は、第1のコイルエンドに向けて冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第1の吐出孔と、少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に設けられ、第2のコイルエンドに向けて冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第2の吐出孔と、少なくとも1つの第1および第2の吐出孔の間に形成され、少なくとも1つの第2の吐出孔近傍の内圧を少なくとも1つの第1の吐出孔近傍の内圧と略均等化する圧力均等化手段とを有する。
好ましくは、圧力均等化手段は、絞りからなる。
また、この発明によれば、回転電機の冷却装置は、回転軸方向におけるステータコアの両側にそれぞれ形成される第1および第2のコイルエンドを冷却媒体によって冷却する回転電機の冷却装置であって、回転軸方向に沿って配設され、第1および第2のコイルエンドに冷却媒体を供給する冷却媒体路を備え、冷却媒体路は、第1のコイルエンドに向けて冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第1の吐出孔と、少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に設けられ、第2のコイルエンドに向けて冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第2の吐出孔と、少なくとも1つの第2の吐出孔よりも上流側に設けられた絞りとを有し、少なくとも1つの第2の吐出孔は、冷却媒体路の下流に向けて絞りから所定の長さ以上離れた位置に設けられる。
好ましくは、所定の長さは、絞りにより絞りの下流において低下した冷却媒体路内の圧力が少なくとも1つの第2の吐出孔近傍において所定のレベルにまで回復するのに必要な長さである。
さらに好ましくは、少なくとも1つの第2の吐出孔の開口面積の総和は、少なくとも1つの第1の吐出孔の開口面積の総和と略同等である。
この発明による回転電機の冷却装置においては、回転軸方向に沿って配設され、第1および第2のコイルエンドに冷却媒体を供給する冷却媒体路は、第1のコイルエンドに対応して形成される少なくとも1つの第1の吐出孔と、第2のコイルエンドに対応して形成され、少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に位置する少なくとも1つの第2の吐出孔とを有する。ここで、冷却媒体路内において、上流側に設けられる少なくとも1つの第2の吐出孔近傍の内圧は、下流の少なくとも1つの第1の吐出孔近傍の内圧よりも低いが、少なくとも1つの第2の吐出孔の開口面積の総和は、少なくとも1つの第1の吐出孔の開口面積の総和よりも大きいので、少なくとも1つの第2の吐出孔から第2のコイルエンドへ吐出される冷却媒体の吐出量は、少なくとも1つの第1の吐出孔から第1のコイルエンドへ吐出される冷却媒体の吐出量と略均等化される。
したがって、この発明によれば、第1および第2のコイルエンドの冷却性が均等化され、第1および第2のコイルエンドの冷却性がアンバランスであることによる一方のコイルエンドの過剰冷却を防止することができる。その結果、回転電機を効率的に冷却することができる。
また、この発明による回転電機の冷却装置においては、回転軸方向に沿って配設され、第1および第2のコイルエンドに冷却媒体を供給する冷却媒体路は、第1のコイルエンドに対応して形成される少なくとも1つの第1の吐出孔と、第2のコイルエンドに対応して形成され、少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に位置する少なくとも1つの第2の吐出孔と、少なくとも1つの第1および第2の吐出孔の間に形成され、少なくとも1つの第2の吐出孔近傍の内圧を少なくとも1つの第1の吐出孔近傍の内圧と略均等化する圧力均等化手段とを有する。そして、この圧力均等化手段によって、少なくとも1つの第1および第2の吐出孔近傍の内圧が略均等化されるので、少なくとも1つの第2の吐出孔から第2のコイルエンドへ吐出される冷却媒体の吐出量は、少なくとも1つの第1の吐出孔から第1のコイルエンドへ吐出される冷却媒体の吐出量と略均等化される。
したがって、この発明によっても、第1および第2のコイルエンドの冷却性が均等化され、回転電機を効率的に冷却することができる。
また、この発明による回転電機の冷却装置においては、回転軸方向に沿って配設され、第1および第2のコイルエンドに冷却媒体を供給する冷却媒体路は、第1のコイルエンドに対応して形成される少なくとも1つの第1の吐出孔と、第2のコイルエンドに対応して形成され、少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に位置する少なくとも1つの第2の吐出孔と、少なくとも1つの第2の吐出孔よりも上流側に設けられた絞りとを有する。この絞りは、たとえば冷却媒体路の装置ケースへの組付性の観点などから不可避的に設けられるものである。ここで、少なくとも1つの第2の吐出孔は、冷却媒体路の下流に向けて絞りから所定の長さ以上離れた位置に設けられるので、絞りにより絞りの下流において低下した冷却媒体路内の圧力が少なくとも1つの第2の吐出孔近傍において所定のレベルにまで回復する。
したがって、この発明によれば、少なくとも1つの第2の吐出孔から吐出される冷却媒体の絞りによる吐出量低下を抑制することができ、第1および第2のコイルエンドの冷却性のアンバランスを防止できる。その結果、回転電機を効率的に冷却することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による回転電機の冷却装置の側面図であり、図2は、図1に示す回転電機の冷却装置における断面II−IIの断面図である。図1,図2を参照して、この回転電機の冷却装置100は、ステータコア10と、ロータ15と、コイルエンド20,25と、回転シャフト30と、冷却油パイプ40と、オイルポンプ50と、装置ケース60とを備える。
図1は、この発明の実施の形態1による回転電機の冷却装置の側面図であり、図2は、図1に示す回転電機の冷却装置における断面II−IIの断面図である。図1,図2を参照して、この回転電機の冷却装置100は、ステータコア10と、ロータ15と、コイルエンド20,25と、回転シャフト30と、冷却油パイプ40と、オイルポンプ50と、装置ケース60とを備える。
ステータコア10は、回転シャフト30の回転軸方向に電磁鋼板を積層してかしめることによって形成され、装置ケース60に固設される。ステータコア10には、ステータ磁極を形成するためのコイルが巻回される。ロータ15は、回転シャフト30の周りに固設され、永久磁石が内部に挿入されることなどにより形成されるロータ磁極とステータコア10に形成されるステータ磁極との相互作用によって回転シャフト30と連動して回転軸まわりを回転する。コイルエンド20,25は、ステータコア10に巻回されたコイルによって構成され、回転軸方向におけるステータコア10の両側に形成される。回転シャフト30は、ロータと連動して回転するこの回転電機の回転軸である。
冷却油パイプ40は、コイルエンド20,25を冷却するための冷却油をコイルエンド20,25に供給するための給油管であって、ステータコア10およびコイルエンド20,25の上方に回転軸方向に沿って配設され、装置ケース60に固設される。冷却油パイプ40には、コイルエンド20,25の上部に位置するようにそれぞれ吐出孔70,75が設けられ、吐出孔70,75から吐出される冷却油がそれぞれコイルエンド20,25に供給される。オイルポンプ50は、吐出孔75が吐出孔70の上流側となるように冷却油パイプ40に接続され、冷却油パイプ40内に冷却油を供給する。装置ケース60は、この回転電機およびその冷却装置を格納する。
ここで、この実施の形態1による回転電機の冷却装置100においては、上流側の吐出孔75は、下流側の吐出孔70よりも開口面積が大きくなるように形成される。たとえば、図1に示されるように、円形からなる吐出孔70に対して、吐出孔75の孔形状は、回転軸方向に延びた長円形状からなる。これにより、吐出孔70からコイルエンド20へ吐出される冷却油の吐出量と吐出孔75からコイルエンド25へ吐出される冷却油の吐出量とが略均等化される。
すなわち、冷却油パイプ40において上流側に位置する吐出孔75近傍のパイプ内圧は、吐出孔75よりも下流側に位置する吐出孔70近傍のパイプ内圧よりも低くなるところ、この内圧差に応じて吐出孔75の開口面積が吐出孔70の開口面積よりも大きくなるように各吐出孔70,75が形成されているので、吐出孔75からの冷却油の吐出量が吐出孔70からの冷却油の吐出量と略均等化される。したがって、コイルエンド20,25の冷却性が均等化され、コイルエンド20,25を効率的に冷却することができる。
この回転電機の冷却装置100においては、オイルポンプ50は、冷却油パイプ40内に冷却油を供給し、冷却油パイプ40は、吐出孔70,75からそれぞれコイルエンド20,25の着油点P1へ向けて冷却油を吐出する。そうすると、冷却油は、着油点P1からコイルエンド20,25の内部に浸透し、コイルエンド20,25から熱を奪いつつコイルエンド20,25内を下部へ向かって流れ、コイルエンド20,25の下部から流れ落ちる。
そして、この回転電機の冷却装置100においては、上記のように、吐出孔70,75からそれぞれコイルエンド20,25に供給される冷却油量が略均等化されているので、コイルエンド20,25は、互いに均等に冷却される。
なお、上記においては、吐出孔75の孔形状は、回転軸方向に延びた長円形状としたが、回転軸方向に延びた長方形形状などであってもよい。また、コイルエンド25に対応する吐出孔の数をコイルエンド20に対応する吐出孔の数よりも多くすることによって、コイルエンド20,25に供給される冷却油量の均等化を図ってもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、吐出孔75の開口面積を吐出孔70の開口面積よりも大きくしたので、コイルエンド20,25へ吐出される冷却油量が互いに略均等化される。したがって、コイルエンド20,25の冷却性が均等化され、従来、コイルエンド25の冷却性を確保するために発生していたコイルエンド20の過剰冷却を防止することができる。その結果、回転電機の効率的な冷却が実現できる。
[実施の形態2]
図3は、この発明の実施の形態2による回転電機の冷却装置の側面図である。図3を参照して、この回転電機の冷却装置100Aは、図1,図2に示した実施の形態1による回転電機の冷却装置100の構成において、冷却油パイプ40に代えて冷却油パイプ40Aを備える。回転電機の冷却装置100Aのその他の構成は、実施の形態1による回転電機の冷却装置100と同じである。
図3は、この発明の実施の形態2による回転電機の冷却装置の側面図である。図3を参照して、この回転電機の冷却装置100Aは、図1,図2に示した実施の形態1による回転電機の冷却装置100の構成において、冷却油パイプ40に代えて冷却油パイプ40Aを備える。回転電機の冷却装置100Aのその他の構成は、実施の形態1による回転電機の冷却装置100と同じである。
冷却油パイプ40Aは、実施の形態1における冷却油パイプ40の構成において、吐出孔75に代えて吐出孔75Aを有し、吐出孔70,75Aの間に絞り80を有する。吐出孔75Aは、吐出孔70と同じ開口面積を有し、吐出孔70,75Aから吐出される冷却油がそれぞれコイルエンド20,25に供給される。
絞り80は、絞り80の上流側に設けられる吐出孔75Aの近傍のパイプ内圧と絞り80の下流側に設けられる吐出孔70の近傍のパイプ内圧とを略均等化するために設けられる。すなわち、背景技術において説明したように、仮に絞り80が設けられていない場合、上流側に位置する吐出孔75A近傍のパイプ内圧は、吐出孔75Aよりも下流側に位置する吐出孔70近傍のパイプ内圧よりも低くなるところ、この絞り80が設けられることによって絞り80の上流側のパイプ内圧が高められ、吐出孔75A近傍のパイプ内圧が吐出孔70近傍のパイプ内圧と略均等化される。したがって、互いに同じ開口面積を有する吐出孔70,75Aからの冷却油の吐出量は略均等化され、その結果、コイルエンド20,25の冷却性が均等化される。
なお、上記においては、冷却油パイプ40Aを変形させて絞り80を形成したが、冷却油パイプ40A内に冷却油パイプ40Aの断面積を減少させるような絞り弁などを設けてもよい。
また、弁開度を調整可能な絞り弁などを設けることによって、吐出孔70,75Aから吐出される冷却油の吐出量のバランスを調整できるようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、吐出孔70,75Aの間に絞り80を設けたので、吐出孔75A近傍のパイプ内圧が吐出孔70近傍のパイプ内圧と略均等化される。したがって、吐出孔70,75Aからそれぞれコイルエンド20,25へ吐出される冷却油量が互いに略均等化され、その結果、回転電機の効率的な冷却が実現できる。
[実施の形態1,2の変形例]
図4は、この発明の実施の形態1による回転電機の冷却装置の変形例を示す。図4を参照して、この回転電機の冷却装置100Bは、図1に示した実施の形態1による回転電機の冷却装置100の構成において、冷却油パイプ40に代えて冷却油パイプ40Bを備える。回転電機の冷却装置100Bのその他の構成は、実施の形態1による回転電機の冷却装置100と同じである。
図4は、この発明の実施の形態1による回転電機の冷却装置の変形例を示す。図4を参照して、この回転電機の冷却装置100Bは、図1に示した実施の形態1による回転電機の冷却装置100の構成において、冷却油パイプ40に代えて冷却油パイプ40Bを備える。回転電機の冷却装置100Bのその他の構成は、実施の形態1による回転電機の冷却装置100と同じである。
冷却油パイプ40Bは、実施の形態1における冷却油パイプ40の構成において、吐出孔75の上流側に絞り80Aがさらに設けられている。この絞り80Aは、冷却油パイプ40Bを装置ケース60に組付ける際の組付性の観点から設けられたものである。そして、絞り80Aの下流直近に設けられる吐出孔75の近傍のパイプ内圧は、絞り80Aにより吐出孔70の近傍のパイプ内圧よりも顕著に低下するところ、この内圧差に応じて吐出孔75の開口面積が吐出孔70の開口面積よりも大きくなるように吐出孔70,75が形成されており、吐出孔75からの冷却油の吐出量が吐出孔70からの冷却油の吐出量と略均等化される。
図5は、この発明の実施の形態2による回転電機の冷却装置の変形例を示す。図5を参照して、この回転電機の冷却装置100Cは、図3に示した実施の形態2による回転電機の冷却装置100Aの構成において、冷却油パイプ40Aに代えて冷却油パイプ40Cを備える。回転電機の冷却装置100Cのその他の構成は、実施の形態2による回転電機の冷却装置100Aと同じである。
冷却油パイプ40Cは、実施の形態2における冷却油パイプ40Aの構成において、吐出孔75Aの上流側に絞り80Aがさらに設けられている。この絞り80Aは、冷却油パイプ40Cを装置ケース60に組付ける際の組付性の観点から設けられたものである。そして、仮に吐出孔70,75A間に絞り80が設けられていない場合、絞り80Aの下流直近に設けられる吐出孔75Aの近傍のパイプ内圧は、絞り80Aにより吐出孔70の近傍のパイプ内圧よりも顕著に低下するところ、吐出孔70,75A間に絞り80が設けられることによって絞り80の上流側のパイプ内圧が高められ、吐出孔75A近傍のパイプ内圧が吐出孔70近傍のパイプ内圧と略均等化される。その結果、吐出孔75Aからの冷却油の吐出量が吐出孔70からの冷却油の吐出量と略均等化される。
このように、冷却油パイプ40B,40Cの装置ケース60への組付性の観点などから、上流側の吐出孔75,75Aのさらに上流に絞り80Aが設けられ、吐出孔75,75Aからの冷却油の吐出量が絞り80Aによるパイプ内圧低下の影響を大きく受ける場合、この発明は特に効果的である。
[実施の形態3]
図6は、この発明の実施の形態3による回転電機の冷却装置の側面図である。図6を参照して、この回転電機の冷却装置100Dは、図1,図2に示した実施の形態1による回転電機の冷却装置100の構成において、冷却油パイプ40に代えて冷却油パイプ40Dを備える。回転電機の冷却装置100Dのその他の構成は、実施の形態1による回転電機の冷却装置100と同じである。
図6は、この発明の実施の形態3による回転電機の冷却装置の側面図である。図6を参照して、この回転電機の冷却装置100Dは、図1,図2に示した実施の形態1による回転電機の冷却装置100の構成において、冷却油パイプ40に代えて冷却油パイプ40Dを備える。回転電機の冷却装置100Dのその他の構成は、実施の形態1による回転電機の冷却装置100と同じである。
冷却油パイプ40Dは、実施の形態1における冷却油パイプ40の構成において、吐出孔75に代えて吐出孔70と同じ開口面積の吐出孔75Aを有し、吐出孔75Aの上流側に絞り80Aが設けられている。この絞り80Aは、冷却油パイプ40Dを装置ケース60に組付ける際の組付性の観点から設けられたものである。そして、吐出孔70,75Aから吐出される冷却油がそれぞれコイルエンド20,25に供給される。
ここで、この実施の形態3では、吐出孔75Aおよび絞り80Aは、冷却油の流れる方向に距離aだけ離されて設けられる。すなわち、絞り80Aの下流直近のパイプ内圧は、絞り80Aによって低下するところ、その低下した内圧が吐出孔75A近傍において所定のレベルにまで回復するのに必要な距離aだけ絞り80Aから離れた位置に吐出孔75Aが形成される。
これにより、絞り80Aによって低下したパイプ内圧は、吐出孔75A近傍において所定のレベルにまで回復し、吐出孔75Aからの冷却油の吐出量低下が抑制される。したがって、吐出孔70,75Aからの冷却油の吐出量のアンバランスが低減される。
以上のように、この実施の形態3によれば、吐出孔75Aを絞り80Aから所定の距離aだけ離して形成したので、吐出孔75Aからの冷却油の吐出量の低下が抑制される。したがって、吐出孔70,75Aからそれぞれコイルエンド20,25へ吐出される冷却油量のアンバランスが抑制され、その結果、回転電機の効率的な冷却が実現できる。
なお、上記において、コイルエンド20,25は、それぞれ「第1のコイルエンド」および「第2のコイルエンド」を構成し、冷却油パイプ40,40A〜40Dの各々は、「冷却媒体路」を構成する。また、吐出孔70は、「少なくとも1つの第1の吐出孔」を構成し、吐出孔75,75Aは、「少なくとも1つの第2の吐出孔」を構成する。さらに、絞り80は、「圧力均等化手段」を構成する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,100A〜100D,200 回転電機の冷却装置、10,110 ステータコア、15 ロータ、20,25,120,125 コイルエンド、30,130 回転シャフト、40,40A〜40D,140 冷却油パイプ、50,150 オイルポンプ、60,160 装置ケース、70,75,75A,170,175 吐出孔、80,80A 絞り。
Claims (7)
- 回転軸方向におけるステータコアの両側にそれぞれ形成される第1および第2のコイルエンドを冷却媒体によって冷却する回転電機の冷却装置であって、
前記回転軸方向に沿って配設され、前記第1および第2のコイルエンドに前記冷却媒体を供給する冷却媒体路を備え、
前記冷却媒体路は、
前記第1のコイルエンドに向けて前記冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第1の吐出孔と、
前記少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に設けられ、前記第2のコイルエンドに向けて前記冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第2の吐出孔とを有し、
前記少なくとも1つの第2の吐出孔の開口面積の総和は、前記少なくとも1つの第1の吐出孔の開口面積の総和よりも大きい、回転電機の冷却装置。 - 前記少なくとも1つの第2の吐出孔の各々は、前記回転軸方向に延びた長円形状または長方形形状を有する、請求項1に記載の回転電機の冷却装置。
- 回転軸方向におけるステータコアの両側にそれぞれ形成される第1および第2のコイルエンドを冷却媒体によって冷却する回転電機の冷却装置であって、
前記回転軸方向に沿って配設され、前記第1および第2のコイルエンドに前記冷却媒体を供給する冷却媒体路を備え、
前記冷却媒体路は、
前記第1のコイルエンドに向けて前記冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第1の吐出孔と、
前記少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に設けられ、前記第2のコイルエンドに向けて前記冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第2の吐出孔と、
前記少なくとも1つの第1および第2の吐出孔の間に形成され、前記少なくとも1つの第2の吐出孔近傍の内圧を前記少なくとも1つの第1の吐出孔近傍の内圧と略均等化する圧力均等化手段とを有する、回転電機の冷却装置。 - 前記圧力均等化手段は、絞りからなる、請求項3に記載の回転電機の冷却装置。
- 回転軸方向におけるステータコアの両側にそれぞれ形成される第1および第2のコイルエンドを冷却媒体によって冷却する回転電機の冷却装置であって、
前記回転軸方向に沿って配設され、前記第1および第2のコイルエンドに前記冷却媒体を供給する冷却媒体路を備え、
前記冷却媒体路は、
前記第1のコイルエンドに向けて前記冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第1の吐出孔と、
前記少なくとも1つの第1の吐出孔よりも上流側に設けられ、前記第2のコイルエンドに向けて前記冷却媒体を吐出する少なくとも1つの第2の吐出孔と、
前記少なくとも1つの第2の吐出孔よりも上流側に設けられた絞りとを有し、
前記少なくとも1つの第2の吐出孔は、前記冷却媒体路の下流に向けて前記絞りから所定の長さ以上離れた位置に設けられる、回転電機の冷却装置。 - 前記所定の長さは、前記絞りにより前記絞りの下流において低下した前記冷却媒体路内の圧力が前記少なくとも1つの第2の吐出孔近傍において所定のレベルにまで回復するのに必要な長さである、請求項5に記載の回転電機の冷却装置。
- 前記少なくとも1つの第2の吐出孔の開口面積の総和は、前記少なくとも1つの第1の吐出孔の開口面積の総和と略同等である、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機の冷却装置。
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