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JP7267121B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置 Download PDF

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JP7267121B2
JP7267121B2 JP2019112637A JP2019112637A JP7267121B2 JP 7267121 B2 JP7267121 B2 JP 7267121B2 JP 2019112637 A JP2019112637 A JP 2019112637A JP 2019112637 A JP2019112637 A JP 2019112637A JP 7267121 B2 JP7267121 B2 JP 7267121B2
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Description

本明細書中に開示されている発明は、半導体集積回路装置に関する。
図6は、半導体集積回路装置の一従来例を示す図である。本従来例の半導体集積回路装置Xは、センサなどから外部入力されるアナログ入力信号AIを装置内部で増幅し、これを種々の内部処理に供する機能を備えている。また、半導体集積回路装置Xには、アナログ入力信号AIが装置内部で正しく増幅されているか否かを確認するための手段として、増幅信号に応じたアナログ出力信号AOを外部出力する機能も備えている。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2007-304095号公報
しかしながら、従来の半導体集積回路装置Xでは、アナログ入力信号AIの外部入力を受け付けるための端子X1と、アナログ出力信号AOの外部出力を行うための端子X2の双方がパッケージX3の一辺X3に並べて設けられていた。
そのため、端子X1及びX2の相互間(例えば、半導体集積回路装置Xの外部で端子X1及びX2それぞれに接続される基板配線パターンの並走部相互間、若しくは、半導体集積回路装置Xの内部で端子X1及びX2それぞれに接続されるワイヤの並走部相互間)での容量性結合等により、アナログ入力信号AIとアナログ出力信号AOとの間で相互干渉を生じるおそれがあった。
本明細書中に開示されている発明は、本願の発明者らにより見出された上記の課題に鑑み、アナログ入出力相互間の干渉を抑制することのできる半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
そこで、本明細書中に開示されている半導体集積回路装置は、アナログ入力信号の外部入力を受け付けるための第1端子と、前記アナログ入力信号を増幅して増幅信号を生成するアンプと、前記増幅信号に応じたデジタル出力信号を生成するロジック部と、前記増幅信号に応じたアナログ出力信号を外部出力するための第2端子と、を有し、前記第1端子は、パッケージの第1辺に設けられており、前記第2端子は、前記第1辺とは異なる第2辺に設けられている構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る半導体集積回路装置は、前記デジタル出力信号を外部出力するための第3端子をさらに有する構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る半導体集積回路装置において、前記第3端子は、前記第1辺と対向する第3辺に設けられている構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第1~第3いずれかの構成から成る半導体集積回路装置は、前記増幅信号と比較される閾値電圧を外部出力するための第4端子を有し、前記第4端子は、前記第1端子と前記第2端子に隣接しない位置に設けられている構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第2または第3の構成から成る半導体集積回路装置は、前記増幅信号と比較される閾値電圧を外部出力するための第4端子をさらに有し、前記第4端子は、前記第3端子に隣接しない位置に設けられている構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第4または第5の構成から成る半導体集積回路装置は、前記閾値電圧を生成する閾値電圧生成部と、前記増幅信号と前記閾値電圧との比較信号を生成して前記ロジック部に出力するコンパレータと、前記閾値電圧生成部と前記コンパレータとの間に設けられたバッファアンプと、を更に有する構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第1~第6いずれかの構成から成る半導体集積回路装置は、発振器を外部接続するための第5端子をさらに有し、前記第5端子に隣接する端子は、テスト端子、接地端子、または、不使用端子である構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第7の構成から成る半導体集積回路装置において、前記第5端子は、前記パッケージの4辺のうち、前記デジタル出力信号が出力される一辺に設けられた構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第1~第8いずれかの構成から成る半導体集積回路装置において、前記パッケージの四隅に設けられている第6端子は、テスト端子、接地端子、または、不使用端子である構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成る半導体集積回路装置は、前記増幅信号と所定の閾値との比較信号を生成して前記ロジック部に出力するコンパレータをさらに有し、前記アンプ及び前記コンパレータは、前記アンプを上流側とし、前記コンパレータを下流側として、前記第1端子から前記第3端子への信号経路に沿った第1方向に配置されている構成(第10の構成)にするとよい。
また、上記第10の構成から成る半導体集積回路装置において、前記コンパレータは、前記第1方向に対して垂直を成す第2方向に複数並べられている構成(第11の構成)にするとよい。
また、上記第11の構成から成る半導体集積回路装置において、前記アンプと前記コンパレータとの接続ノードには、前記第2方向に伸びる信号ラインが接続されており、前記信号ラインに接続されたバッファアンプを介して、前記アナログ出力信号が前記第2端子から外部出力される構成(第12の構成)にするとよい。
また、上記第12の構成から成る半導体集積回路装置において、前記第2端子は、前記第2辺の中央近傍に設けられている構成(第13の構成)にするとよい。
また、上記第1~第13いずれかの構成から成る半導体集積回路装置において、前記アナログ入力信号は、前記第1端子に外部接続された振動子にて受信される信号である構成(第14の構成)にするとよい。
また、上記第14の構成から成る半導体集積回路装置は、前記振動子にバースト波を出力する送信手段をさらに有する構成(第15の構成)にするとよい。
また、上記第15の構成から成る半導体集積回路装置において、前記送信手段は、前記振動子として外部接続される第1振動子及び第2振動子にそれぞれバースト波を出力する第1出力段及び第2出力段を含んでおり、各出力段の基準電位線は、互いに分離されている構成(第16の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている超音波流量計は、上記第16の構成から成る半導体集積回路装置と、流体の流れに対して所定の角度を持って流体管路に対向配置される前記第1振動子及び前記第2振動子と、を有する構成(第17の構成)とされている。
本明細書中に開示されている半導体集積回路装置によれば、アナログ入出力相互間の干渉を抑制することが可能となる。
超音波流量計の全体構成を示す図 半導体集積回路装置のピン配置(第1例)を示す図 半導体集積回路装置のピン配置(第2例)を示す図 ピン配置入れ替え実験に供された半導体集積回路装置の内部構造を示す図 ピン配置入れ替え実験の結果を示す図 送信手段の一構成例を示す図 半導体集積回路装置の一従来例を示す図
<超音波流量計>
図1は、超音波流量計の全体構成を示す図である。本図の超音波流量計100は、第1振動子1及び第2振動子2を備える。なお、第1振動子1及び第2振動子2は、流体の流れに対して所定の角度を持って不図示の流体管路に対向配置される。例えば、第1振動子1は流体の上流側に配置され、第2振動子2は流体の下流側に配置される。
なお、音速をCとし、流速をvとすると、流体の上流側から下流側に向かう超音波の伝搬速度は(C+v)となり、下流側から上流側に向かう超音波の伝搬速度は(C-v)となる。この伝搬速度の差(延いては伝搬時間の差)から流速vが求められ、さらには流量Q(=v・S・K、ただし、Sは流体管路の断面積、Kは補正係数)が算出される。
また、超音波流量計100は、アナログ部3及びロジック部4を含む半導体集積回路装置5と、半導体集積回路装置5の外部に配置された第1発振器6、電池7、遮断弁11、感震器12、圧力センサ13、表示手段14、及び、マイコン10等を備える。
第1発振器6は、周波数が例えば32kHz(正確には32.768kHz)のクロックを生成する。本書において、第1発振器6で生成するクロックは、“低速クロック”と称される。
アナログ部3は、送信手段31と、切換手段32と、変換手段33と、第1増幅手段34と、第2増幅手段35と、第1コンパレータ36と、第2コンパレータ37と、第3コンパレータ38と、内部電源用レギュレータ39と、を備える。
なお、第1増幅手段34及び第2増幅手段35(若しくはこれらと変換手段33)は、第1振動子1または第2振動子2から外部入力されるアナログ入力信号AIを増幅して受信信号ER(=増幅信号)を生成する受信アンプ3Aとして理解することもできる。
また、アナログ部3は、バイアス部3Bとバッファアンプ3Cをさらに有している。さらに明示すると、アナログ部3は、閾値電圧生成部3Dとバッファアンプ3Eを有する。
送信手段31は、切替手段32を介して第1振動子1及び第2振動子2の一方にバースト波BURSTを出力する。なお、バースト波BURSTは、所定の周波数(例えば520kHz)で間欠的に発生される矩形波信号や正弦波信号である。バースト波BURSTのパルス数Nは、第1振動子1及び第2振動子2の種類や超音波流量計100の種類によって適宜設定されるが、例えば、N=4~6に設定される。
切替手段32は、ロジック部4からの送受信方向制御信号SJを受けて、バースト波BURSTの送信側を第1振動子1と第2振動子2の一方に切り換える。第1振動子1がバースト波BURSTの送信側とされた場合には、第2振動子2が受信側となり、第2振動子2がバースト波BURSTの送信側とされた場合には、第1振動子1が受信側となる。
変換手段33は、切替手段32を介して第1振動子1または第2振動子2で受信される信号の出力形式を変換する。具体的に述べると、変換手段33は、上記信号の出力形式が電流出力形式である場合には、電流信号を電圧信号に変換する処理、いわゆるI/V変換処理を行う。一方、上記信号の出力形式が電圧出力形式である場合には、或るレベルの電圧信号を異なるレベルの電圧信号に変換する処理、すなわちV/V変換処理を行う。ただし、このようなV/V変換処理が不要である場合には、変換手段33を割愛してもよい。
第1増幅手段34は、第1振動子1または第2振動子2から変換手段33を介して入力される信号を所定の第1ゲインで増幅することにより、増幅後の信号振幅を所定の大きさに粗調整する。
第2増幅手段35は、第1増幅手段34で増幅された信号をさらに所定の第2ゲインで増幅することにより、増幅後の信号振幅を所定の大きさに微調整する。
また、第1増幅手段34及び第2増幅手段35のうち、一方がゲイン調整機能を備えているのであれば、他方を割愛することも可能である。ゲイン調整機能を備えた増幅手段としては、ゲインを多段階(例えば256段階)に調整することが可能なPGA(プログラマブルゲイン増幅器)を用いることができる。なお、本書での“受信信号ER”は、受信アンプ3Aから出力される増幅信号と同義である。
また、変換手段33、第1増幅手段34、及び、第2増幅手段35には、それぞれ、イネーブル信号VCCCNTが入力されている。例えば、イネーブル信号VCCCNTがハイレベルに設定されると、変換手段33、第1増幅手段34、及び、第2増幅手段35がイネーブル状態(=所定の回路動作を実行できる態勢)となる。
第1コンパレータ36は、受信信号ER(=受信アンプ3Aの出力信号)のピーク値が所定の範囲に収まっているか否かを検出する。
第2コンパレータ37は、受信信号ERが所定の閾値を超えているか否かを検出する、いわゆるエンベロープ(包絡線)コンパレータの役割を有する。例えば、第2コンパレータ37で生成されるエンベロープ比較信号ENV_CMPは、受信信号ERが所定の閾値電圧ENVREFを超えたときにハイレベルとなり、閾値電圧ENVREFを下回ったときにローレベルとなる。
第3コンパレータ38は、受信信号ERのゼロクロス点を検出する。例えば、第3コンパレータ38で生成されるゼロクロス検出信号ZERO_CMPは、受信信号ERがゼロクロス点を超えたときにハイレベルとなり、それを下回ったときにローレベルとなる。
内部電源用レギュレータ39は、電池7から供給される外部電源電圧(例えば1.8Vまたは2.2V)を安定化してアナログ部3及びロジック部4を駆動するための内部電源電圧を生成する。電池7としては、例えばリチウムイオン電池を用いるとよい。
なお、第1コンパレータ36、第2コンパレータ37、及び、第3コンパレータ38には、それぞれ、イネーブル信号ANGCNTが入力されている。例えば、イネーブル信号ANGCNTがハイレベルに設定されると、第1コンパレータ36、第2コンパレータ37、及び、第3コンパレータ38がイネーブル状態となる。
受信アンプ3Aは、先にも述べたように、第1振動子1または第2振動子2から外部入力されるアナログ入力信号AIを増幅して受信信号ER(=増幅信号)を生成する。
バイアス部3Bは、受信信号ER(=増幅信号)のバイアス電位を設定する。
バッファアンプ3Cは、受信アンプ3Aから出力される受信信号ERの入力を受け付けており、半導体集積回路装置5のテストモードにおいて、上記の受信信号ER(=増幅信号)に応じたアナログ出力信号AOを半導体集積回路装置5の外部に出力する。
閾値電圧生成部3Dは、先述の閾値電圧ENVREFを生成する。
バッファアンプ3Eは、閾値電圧生成部3Dから入力される閾値電圧ENVREFを第2コンパレータ37に出力する。
ロジック部4は、受信信号ER(より詳細には各コンパレータ36~38の出力信号)に応じたデジタル出力信号DOを生成する回路ブロックであり、制御手段40と、送受信方向制御手段42と、第2発振器43と、第1伝搬時間カウンタ44と、第3発振器45と、第2伝搬時間カウンタ46と、エラーカウンタ47と、マイコンインターフェース48と、を備える。
制御手段40は、ロジック部4の中枢部にあたり、流体(例えばガス)の伝搬時間の測定、第2発振器43及び第3発振器34でそれぞれ生成されるクロックの検定、及び、アナログ部3の各種制御を行う。また、制御手段40は、アナログ部3から入力される各種の信号に基づいて、第1増幅手段34及び第2増幅手段35のゲイン調整を行う機能も備えている。なお、上記のゲイン調整に際しては、例えば、最大40db(100倍)を128分割し、1~128ステップでデジタル的にゲイン調整を行うことが考えられる。
送受信方向制御手段42は、制御手段40またはマイコンインインターフェース48からの指示に応じて、送受信方向制御信号SJを生成する。
第2発振器43は、例えば抵抗とキャパシタを用いたCR発振器で構成される。より具体的に述べると、第2発振器43としては、キャパシタを定電流で充放電させてクロックを生成するCR発振器を採用するとよい。なお、第2発振器43で生成するクロックの周波数は、例えば4MHzに設定される。また、第2発振器43は、CR発振器ではなく、半導体集積回路装置5の外部に設ける不図示のセラミック発振器に置き換えてもよい。本書において、第2発振器43で生成するクロックは“中速クロック”と称される。
特に、第2発振器43を半導体集積回路装置5に内蔵することにより、従前、半導体集積回路装置5の外部に用意していたCR発振器やセラミック発振器の設置を排除することができるので、超音波流量計100の小型化と廉価化を図ることが可能となる。
第1伝搬時間カウンタ44は、第2発振器43で生成したクロックをカウントする。
第3発振器45は、例えばリングオシレータで構成される。なお、第3発振器45で生成するクロックの周波数は、例えば500MHzに設定される。本書において、第3発振器45で生成するクロックは“高速クロック”と称される。
第2伝搬時間カウンタ46は、第3発振器45で生成したクロックをカウントする。
以上述べたように、“低速クロック”、“中速クロック”、及び、“高速クロック”とは、第1発振器6、第2発振器43、及び、第3発振器45でそれぞれ生成される発振信号であり、高速クロックは中速クロックよりも伝達時間が速く、中速クロックは低速クロックよりも伝達時間が速い。言い換えれば、各クロックの周波数については、高速クロック>中速クロック>低速クロックという大小関係が成立する。
エラーカウンタ47は、流体の伝搬時間をM回測定したときに発生したエラーの回数をカウントする。ここで、エラーとは、受信信号ERが所定の閾値ER_H_Vthより大きいとき(ハイエラー)、所定の閾値ER_L_Vthより小さいとき(ローエラー)、及び、バースト波BURSTを送信してから所定の時間が経過したにもかかわらず、受信信号ERが検出されないとき(オーバーフロー)のことをいう。
伝搬時間の測定では、流体管路の上流から下流での測定と下流から上流での測定を1パケットとして、例えば64パケットの測定を行うが、そのときのエラー回数をカウントするのがエラーカウンタ47の役割である。例えば、64パケットの測定のうち、10回以上のエラーが発生した場合には、アナログ部3の第1増幅手段34や第2増幅手段35等において、ゲインの再調整や再設定等が行われることになる。上記のエラー回数については、超音波流量計100に要求される精度に基づいて任意に設定することが可能である。なお、エラーカウンタ47を備えていない場合には、超音波流量計100の精度低下を招くおそれがある。ただし、エラーカウンタ47は、必須の構成要件ではない。
マイコンインターフェース48は、第1伝搬時間カウンタ44、第2伝搬時間カウンタ46、及び、エラーカウンタ47からそれぞれ取り出した各種データを半導体集積回路装置5外部のマイコン10に送り、種々の演算処理を行わせる中継器としての役割を担う。
また、遮断弁11、感震器12、圧力センサ13、及び、表示手段14等は、超音波流量計100の付属機能を実現するための手段として半導体集積回路装置5の外部に用意されており、いずれもマイコン10で制御される。
<ピン配置>
図2Aは、半導体集積回路装置5のピン配置(第1例)を示す図である。半導体集積回路装置5では、そのパッケージ50として48ピンのQFP[Quad Flat Package](=パッケージ50の4辺から12本ずつ、合計48本の屈曲ピンを導出したパッケージ)が採用されている。
紙面の上下左右方向をパッケージ50の平面視における上下左右方向と定義した場合、パッケージ50の下辺52(=第2辺に相当)には、紙面の左側から順に、1~12ピンが設けられている。パッケージ50の右辺53(=第3辺に相当)には、紙面の下側から順に、13~24ピンが設けられている。パッケージ50の上辺54(=第4辺に相当)には、紙面の右側から順に、25~36ピンが設けられている。パッケージ50の左辺51(=第1辺に相当)には、紙面の上側から順に、37~48ピンが設けられている。以下、各ピンの機能について簡単に説明する。
1ピン(N.C.)は、不使用端子である。2ピン(VBG)は、バンドギャップ電圧出力端子である。3ピン(VIN)は、蓄電池(バッテリ)電源端子である。4ピン(SWVREG)は、Hブリッジレギュレータ電源である。5ピン(VREG)は、LDOレギュレータ出力端子(アナログブロック電源端子(2.2V))である。6ピン(AVSS)は、アナロググラウンド端子である。7ピン(A3INP)は、アンプ出力モニター端子である。8ピン(ENVREF)は、エンベロープ閾値電圧モニター端子である。9ピン(HALT)は、レギュレータ/セラミック振動子コントロール端子である(L=オフ,H=オン)。10ピン(XTOUT)は、セラミック振動子出力端子である。11ピン(XTIN)は、セラミック振動子入力端子である。すなわち、10ピンと11ピンとの間には、第2発振器43を形成するセラミック振動子が外部接続される。12ピン(TEST3)は、テスト入出力端子(通常動作時L出力)である。
13ピン(N.C.)は、不使用端子である。14ピン(SCL)は、シリアルインターフェースクロック端子である。15ピン(SDA)は、シリアルインターフェースデータ端子である。すなわち、14ピン及び15ピンには、マイコン10が外部接続される。16ピン(VSSIO)は、インターフェースグラウンド端子である。17ピン(SIORQ)は、測定サイクルチェック端子である。18ピン(DIR)は、下流・上流方向モニタ用信号端子である。19ピン(VCCCNT)は、アンプ電源コントロール端子(L=オフ,H=オン)である。20ピン(TEST4)及び21ピン(TEST5)は、テスト入出力端子(通常動作時L出力)である。22ピン(XTOUT2)は、水晶振動子出力端子である。23ピン(XTIN2)は、水晶振動子入力端子である。すなわち、22ピンと23ピンとの間には、第1発振器6を形成する水晶振動子が外部接続される。24ピン(TEST6)は、テスト入出力端子(通常動作時L出力)である。
25ピン(DVSS)は、デジタルグラウンド端子である。26ピン(RESET)はリセット入力端子(Lで有効)である。27ピン(IORQ)は、割り込み出力端子である。28ピン(TEST0)、29ピン(TEST1)、及び、30ピン(TEST2)は、テスト入力端子(通常動作時グラウンド接続)である。31ピン(VREG2)は、LDOレギュレータ出力端子(デジタルブロック電源端子(1.8V))である。32ピン(DVDD)は、ロジック電源端子(PWBにおいてVREG2とショート)である。33ピン(ZEOUT)は、ゼロクロスコンパレータ出力端子である。34ピン(ANGCNT)は、コンパレータ電源コントロール端子(L=オフ,H=オン)である。35ピン(RCOSCRES)は、RC発振器(=第2発振器43)用の抵抗接続端子である。36ピン(VSSRCOSC)は、RC発振器用のグラウンド端子である。
37ピン(OSCTEST)は、アナログテスト入力端子(通常動作時はグラウンド接続)である。38ピン(TESTMODE)は、テストモード制御端子(0=オフ,1=オン、通常動作時グランド接続)である。39ピン(PANATESTMODE)は、PANAテストモード制御端子(0=オフ,1=オン、通常動作時グランド接続)である。40ピン(SNHP)及び41ピン(SNHL)は、上流超音波変換端子である。なお、40ピンと41ピンとの間には、第1振動子1が外部接続される。42ピン(VSSHBRDRVH)及び43ピン(VSSHBRDRVL)は、Hブリッジ出力段用のグラウンド端子である。44ピン(SNLN)及び45ピン(SNLP)は、下流超音波変換端子である。なお、44ピンと45ピンとの間には、第2振動子2が外部接続される。46ピン(AVSS)及び47ピン(AVSS)は、アナロググラウンド端子である。48ピン(N.C.)は、不使用端子である。
なお、上記48本のピンのうち、40ピン(SNHP)及び41ピン(SNHL)、並びに、44ピン(SNLN)及び45ピン(SNLP)は、アナログ入力信号AIの外部入力を受け付けるための第1端子に相当する。また、7ピン(A3INP)は、受信信号ER(=増幅信号)に応じたアナログ出力信号AOを外部出力するための第2端子に相当する。また、15ピン(SDA)は、デジタル出力信号DOを外部出力するための第3端子に相当する。また、8ピン(ENVREF)は、受信信号ER(=増幅信号)と比較される閾値電圧ENVREFを外部出力するための第4端子に相当する。
ここで、アナログ入力端子として機能する第1端子(40ピン、41ピン、44ピン、及び、45ピン)は、パッケージ50の第1辺51に設けられている。これに対して、アナログ出力端子として機能する第2端子(7ピン)は、第1辺51とは異なる第2辺52に設けられている。
このようなピン配置を採用することにより、アナログ入力端子とアナログ出力端子の双方を同一辺に設けていた従来例(図6)と比べて、アナログ入出力相互間の容量性結合等に起因する干渉を抑制することが可能となる。従って、アナログ出力信号AOをモニターしながら、超音波流量計100の計測精度を高めることができる。
例えば、受信アンプ3Aが高ゲイン(例えば60dB以上)である場合、従来ならば、20Lh程度のオフセット流量(=流体が流れていないゼロ流量時に検出される誤差分)を生じていたが、上記のピン配置を採用することにより、オフセット流量をほぼ0L/hに改善することができる。
なお、本図では、アナログ出力端子を第2辺52に設けた例を挙げて説明を行ったが、アナログ出力端子は、第1辺51以外に設ければよいので、第3辺53または第4辺54に設けられたピンのいずれかをアナログ出力端子としても構わない。
さらに、半導体集積回路装置5の特徴的な内部構成について述べる。まず、複数のクロックのうち、最も低速であるが最も精度の高い「低速クロック」を生成する第1発振器6の配置位置について説明する。
第1発振器6は、パッケージ50の4辺のうち、ノイズの少ないロジック出力が行われる一辺(=右辺53)の近傍に設けることが望ましい。より具体的に述べると、第1発振器6は、上記の右辺53と、デジタルグラウンド端子(25ピン)やテスト端子(28ピン、29ピン、30ピン)が並ぶ上辺54とによって形成されるパッケージ50の右上隅近傍に設けることが望ましい。
また、第1発振器6の水晶振動子が接続される22ピンと23ピンの両側には、通常動作時にローレベルとされるテスト入出力端子(21ピン、24ピン)を設けるとよい。
次に、複数のクロックのうち、2番目の精度を持ち制御クロックとして用いられる「中速クロック」を生成する第2発振器43の配置位置について説明する。
第2発振器43は、第1発振器6と同じく、パッケージ50の4辺のうち、ノイズの少ないロジック出力が行われる一辺(=右辺53)の近傍に設けることが望ましい。より具体的に述べると、第2発振器43は、ロジック部4とマイコン10とのシリアル通信端子(14ピン、15ピン)の近傍に設けるとよい。
また、第2発振器43のセラミック振動子が接続される10ピンと11ピンの少なくとも一方の隣(本図では11ピンの隣)には、通常動作時にローレベルとされるテスト入出力端子(12ピン)を設けるとよい。
次に、半導体集積回路装置5内部の信号経路について説明する。アナログ入力端子(40ピン、41ピン、44ピン、45ピン)をパッケージ50の左辺51に配置し、デジタル出力端子(14ピン、15ピン)をパッケージ50の右辺53に配置したことにより、アナログ入力端子からデジタル出力端子への信号経路が一直線となる。
受信アンプ3A及びコンパレータ36~38は、受信アンプ3Aを上流側とし、コンパレータ36~38を下流側として、上記の信号経路に沿った第1方向(=紙面左右方向)に配置されている。なお、コンパレータ36~38それぞれについては、上記の第1方向に対して垂直を成す第2方向(=紙面上下方向)に並べられている。
また、受信アンプ3Aとコンパレータ36~38との接続ノードには、上記の第2方向に伸びる信号ラインが接続されており、この信号ラインに接続されたバッファアンプ3Cを介して、アナログ出力信号AOが半導体集積回路装置5の外部に出力される。なお、バッファアンプ3Cは、上記の第2方向に沿って配置されている。
また、アナログ出力端子(7ピン)は、アナログ入力端子(40ピン、41ピン、44ピン、45ピン)が設けられた左辺51でも、デジタル出力端子(14ピン、15ピン)が設けられた右辺53でもなく、両者と異なる下辺52に設けるとよい。
また、アナログ出力端子(7ピン)は、下辺52の中央近傍に設けることが望ましく、その隣には、アナロググラウンド端子(6ピン)を設けるとよい。
<ピン配置入れ替え実験>
図3は、ピン配置入れ替え実験に供された半導体集積回路装置の内部構造を示す図である。本図の半導体集積回路装置200において、端子T1は、アナログ入力信号AIの外部入力を受け付けるための第1端子に相当し、ワイヤW1を介して半導体チップ210に接続されている。一方、端子T2a及びT2bは、それぞれ、アナログ出力信号AOの外部出力を行うための第2端子に相当する。
なお、ピン配置入れ替え実験では、第1のピン配置(=端子T1と同一の辺に設けられた端子T2bがワイヤW2bを介して半導体チップ210のアナログ出力パッドに接続されており、端子T2bからアナログ出力信号AOが外部出力される場合)と、第2のピン配置(=端子T1とは異なる辺に設けられた端子T2aがワイヤW2aを介して半導体チップ210のアナログ出力パッドに接続されており、端子T2aからアナログ出力信号AOが外部出力される場合)について、それぞれ、受信待機状態におけるアナログ出力信号AO(=受信信号ER)の挙動を測定した。
図4は、ピン配置入れ替え実験の結果を示す図である。本図の左側で示したように、第1のピン配置(=従来と同じく、端子T1と同一の辺に設けられた端子T2bからアナログ出力信号AOを外部出力する場合)では、受信待機状態でもアナログ出力信号AO(=受信信号ER)が閾値電圧ENVREFを超えてしまい、誤検知が生じている。
一方、本図の右側で示したように、第2のピン配置(=従来と異なり、端子T1とは異なる辺に設けられた端子T2aからアナログ出力信号AOを外部出力する場合)では、高ゲイン設定でもアナログ出力信号AO(=受信信号ER)が閾値電圧ENVREFを超えず、受信待機状態での誤検知は生じない。
なお、上記したアナログ入出力相互間の干渉抑制を実現するためには、アナログ入力端子とアナログ出力端子をそれぞれ異なる辺に設けることが重要である。なぜなら、アナログ入力端子とアナログ出力端子の双方が同一の辺に設けられている場合には、各端子と半導体チップを繋ぐワイヤが並走することになる。そのため、いくら端子間距離を広げてもワイヤ相互間の容量性結合は避けられない。
これに対して、アナログ入力端子とアナログ出力端子をそれぞれ異なる辺に設けると、各端子と半導体チップを繋ぐワイヤが並走しなくなる。先の図3に即して具体的に説明すると、端子T1と端子T2aとの成す角θは、端子T1と端子T2bとの成す角φよりも大きくなる。従って、ワイヤ相互間の容量性結合を弱めることが可能となる。
また、アナログ入出力間の干渉抑制効果をより大きくするためには、端子T2aをできるだけ端子T1から離れた位置に設けることが望ましい。
<その他のピン配置>
図2Aに戻り、その他のピン配置についての説明を続ける。パッケージ50の平面視において、デジタル出力端子として機能する第3端子(14ピン、15ピン)は、第1端子(40ピン、41ピン、44ピン、及び、45ピン)が設けられた第1辺51ではなく、これと対向する第3辺53に設けることが望ましい。
このようなピン配置を採用することにより、超音波流量計100の主信号経路が紙面の左側から右側に向かう直線状となるので、半導体集積回路装置5を搭載する基板上の配線をシンプルにレイアウトすることが可能となる。
また、本図では、閾値電圧ENVREFを外部出力するための第4端子(8ピン)を第2端子(7ピン)の隣に設けているが、閾値電圧ENVREFの変動抑制を鑑みると、上記の第4端子は、第1端子(40ピン、41ピン、44ピン、及び、45ピン)及び第2端子(7ピン)のいずれにも隣接しない位置に設けることが望ましい。
さらに、上記と同様の理由により、第4端子は、第1端子(40ピン、41ピン、44ピン、及び、45ピン)並びに第2端子(7ピン)だけでなく、第3端子(15ピン)にも隣接しない位置(これらからできるだけ離れた位置)に設けることが望ましい。
上記を鑑みると、例えば、図2Bで示すように、25~36ピンのいずれか(例えば29ピン)を第4端子(=閾値電圧ENVREFの外部出力端子)とすることが望ましい。
また、上記と同様の理由により、閾値電圧生成部3Dと第2コンパレータ37との間には、バッファアンプ3Eを設けることが望ましい。
また、第1発振器6及び第2発振器43(特にそれぞれの振動子)を外部接続するための第5端子(22ピン及び23ピン、並びに、10ピン及び11ピン)の隣には、通常動作時にグランド接続またはオープンとされるテスト端子、接地端子、または、不使用端子(本図のハッチングを付した端子がこれに相当)を設けることが望ましい。
このようなピン配置を採用することにより、第5端子にノイズが重畳し難くなるので、第1発振器6及び第2発振器43それぞれを安定に動作させることが可能となる。
また、パッケージ50の四隅(=第1辺51~第4辺54それぞれの両端)に設けられる第6端子(1ピン、12ピン、13ピン、24ピン、25ピン、36ピン、37ピン、及び、48ピン)は、上記のテスト端子、接地端子、または、不使用端子であるとよい。
このようなピン配置を採用することにより、基板への搭載時にパッケージ50の四隅で端子間ショートが生じても、半導体集積回路装置5の動作に支障を来さずに済むので、実装信頼性を高めることが可能となる。
<送信手段>
図5は、送信手段31の一構成例を示す図である。本構成例の送信手段31は、2つのHブリッジ出力段HBR1及びHBR2を含む。
Hブリッジ出力段HBR1は、第1振動子1にバースト波を出力する手段であり、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタP11及びP12と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN11及びN12と、を含む。
トランジスタP11及びP12それぞれのソースは、レギュレータ電源SWVREGに接続されている。トランジスタP11及びN11それぞれのドレインは、40ピン(SNHP)に接続されている。トランジスタP12及びN12それぞれのドレインは、41ピン(SNHN)に接続されている。トランジスタN11及びN12それぞれのソースは、42ピン(VSSHBRDRVH)に接続されている。
Hブリッジ出力段HBR2は、第2振動子2にバースト波を出力する手段であり、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタP21及びP22と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN21及びN22と、を含む。
トランジスタP21及びP22それぞれのソースは、レギュレータ電源SWVREGに接続されている。トランジスタP21及びN21それぞれのドレインは、44ピン(SNLN)に接続されている。トランジスタP22及びN22それぞれのドレインは、45ピン(SNLP)に接続されている。トランジスタN21及びN22それぞれのソースは、43ピン(VSSHBRDRVL)に接続されている。
このように、送信手段31において、Hブリッジ出力段HBR1及びHBR2それぞれの基準電位線(GND)は、それぞれ独立のグラウンド端子(42ピン及び43ピン)に接続することにより、互いに分離されている。
なお、第1振動子1を用いてバースト波の送信動作が行われるときには、第2振動子2を用いてバースト波の受信動作が行われる。逆に、第2振動子2を用いてバースト波の送信動作が行われるときには、第1振動子1を用いてバースト波の受信動作が行われる。
そのため、仮に、Hブリッジ出力段HBR1及びHBR2それぞれの基準電位線(GND)が共通に設けられていると、バースト波の送信動作に起因して、送信側の基準電位が揺れると、受信側の基準電位まで揺れてしまうので、バースト波の受信動作に悪影響を及ぼすおそれがある。一方、Hブリッジ出力段HBR1及びHBR2それぞれの基準電位線(GND)を互いに分離しておけば、そのような不具合は生じない。
<その他の変形例>
なお、上記実施形態では、QFPパッケージを採用した半導体集積回路装置を例に挙げたが、パッケージの種類については、何らこれに限定されるものではなく、QFN[Quad Flat Non-leaded Package]、QFJ[Quad Flat J-leaded Package]、SOP[Small Outline Package]、SON[Small Outline Non-leaded Package]、SOJ[Small Outline J-leaded Package]、ないしは、DIP[Dual In-line Package]など、少なくとも2辺からリードを導出したパッケージであれば、先に提案したピン配置が有効となる。
また、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本明細書中に開示されている発明は、例えば、超音波式ガス流量計測システムのほか、センサとの接続を必要とするLSIやモジュール製品などに利用することが可能である。
1 第1振動子
2 第2振動子
3 アナログ部
4 ロジック部
5 半導体集積回路装置
6 第1発振器(低速クロック)
7 電池
10 マイコン
11 遮断弁
12 感震器
13 圧力センサ
14 表示手段
31 送信手段
32 切換手段
33 変換手段
34 第1増幅手段
35 第2増幅手段
36 第1コンパレータ
37 第2コンパレータ
38 第3コンパレータ
39 内部電源用レギュレータ
3A 受信アンプ
3B バイアス部
3C バッファアンプ
3D 閾値電圧生成部
3E バッファアンプ
40 制御手段
42 送受信方向制御手段
43 第2発振器(中速クロック)
44 第1伝搬時間カウンタ
45 第3発振器(高速クロック)
46 第2伝搬時間カウンタ
47 エラーカウンタ
48 マイコンインターフェース
50 パッケージ
51 左辺(第1辺)
52 下辺(第2辺)
53 右辺(第3辺)
54 上辺(第4辺)
100 超音波流量計
200 半導体集積回路装置
210 半導体チップ
HBR1、HBR2 Hブリッジ出力段
P11、P12、P21、P22 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
N11、N12、N21、N22 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
T1 第1端子
T2a、T2b 第2端子
W1、W2a、W2b ワイヤ

Claims (17)

  1. アナログ入力信号の外部入力を受け付けるための第1端子と、
    前記アナログ入力信号を増幅して増幅信号を生成するアンプと、
    前記増幅信号に応じたデジタル出力信号を生成するロジック部と、
    前記増幅信号に応じたアナログ出力信号を外部出力するための第2端子と、
    を有し、
    前記第1端子は、パッケージの第1辺に設けられており、前記第2端子は、前記第1辺とは異なる第2辺に設けられていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記デジタル出力信号を外部出力するための第3端子をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記第3端子は、前記第1辺と対向する第3辺に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記増幅信号と比較される閾値電圧を外部出力するための第4端子をさらに有し、
    前記第4端子は、前記第1端子及び前記第2端子に隣接しない位置に設けられていることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記増幅信号と比較される閾値電圧を外部出力するための第4端子をさらに有し、
    前記第4端子は、前記第3端子に隣接しない位置に設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記閾値電圧を生成する閾値電圧生成部と、
    前記増幅信号と前記閾値電圧との比較信号を生成して前記ロジック部に出力するコンパレータと、
    前記閾値電圧生成部と前記コンパレータとの間に設けられたバッファアンプと、
    を更に有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の半導体集積回路装置。
  7. 発振器を外部接続するための第5端子をさらに有し、
    前記第5端子に隣接する端子は、テスト端子、接地端子、または、不使用端子であることを特徴とする請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記第5端子は、前記パッケージの4辺のうち、前記デジタル出力信号が出力される一辺に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記パッケージの四隅に設けられている第6端子は、テスト端子、接地端子、または、不使用端子であることを特徴とする請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記増幅信号と所定の閾値との比較信号を生成して前記ロジック部に出力するコンパレータをさらに有し、
    前記アンプ及び前記コンパレータは、前記アンプを上流側とし、前記コンパレータを下流側として、前記第1端子から前記第3端子への信号経路に沿った第1方向に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  11. 前記コンパレータは、前記第1方向に対して垂直を成す第2方向に複数並べられていることを特徴とする請求項10に記載の半導体集積回路装置。
  12. 前記アンプと前記コンパレータとの接続ノードには、前記第2方向に伸びる信号ラインが接続されており、前記信号ラインに接続されたバッファアンプを介して、前記アナログ出力信号が前記第2端子から外部出力されることを特徴とする請求項11に記載の半導体集積回路装置。
  13. 前記第2端子は、前記第2辺の中央近傍に設けられていることを特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路装置。
  14. 前記アナログ入力信号は、前記第1端子に外部接続された振動子で受信される信号であることを特徴とする請求項1~請求項13のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  15. 前記振動子にバースト波を出力する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項14に記載の半導体集積回路装置。
  16. 前記送信手段は、前記振動子として外部接続される第1振動子及び第2振動子にそれぞれバースト波を出力する第1出力段及び第2出力段を含み、各出力段の基準電位線は、互いに分離されていることを特徴とする請求項15に記載の半導体集積回路装置。
  17. 請求項16に記載の半導体集積回路装置と、
    流体の流れに対して所定の角度を持って流体管路に対向配置される前記第1振動子及び前記第2振動子と、
    を有することを特徴とする超音波流量計。
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