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JP7255410B2 - 自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP7255410B2 JP2019138033A JP2019138033A JP7255410B2 JP 7255410 B2 JP7255410 B2 JP 7255410B2 JP 2019138033 A JP2019138033 A JP 2019138033A JP 2019138033 A JP2019138033 A JP 2019138033A JP 7255410 B2 JP7255410 B2 JP 7255410B2
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Description

本発明は、自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置に関する。
コンタクトガラス上を搬送される原稿を、固定された読取部で露光して読み取る自動原稿搬送装置において、省スペースを達成可能な読取手段として密着イメージセンサ(CIS)がよく用いられている。この密着イメージセンサは焦点の深度が浅いため、その読取面の対向面にローラ等の対向部材を配置して原稿を読み取る際に原稿がコンタクトガラスから浮き上がらないように、原稿とコンタクトガラスとの隙間を制御している。
また、原稿に光を照射する光源の時間的な光量変化が読み取られる画像データへ影響することを防止するため、白色基準部材を読み取った結果を用いて画像を補正するいわゆるシェーディング補正が、密着イメージセンサの使用に際して行われている。
上述したシェーディング補正を、密着イメージセンサを物理的に移動させることなくジョブの開始前や紙間において行う際に、上述した対向面に配置されるローラを基準の白色ローラとし、この白色ローラを用いてシェーディング補正を行う技術が知られている。そして、読取面の上流側に回動可能なガイド部材を設け、ガイド部材には読取面との間隔を設定するスペーサを設ける技術が提案されている。この技術によれば、ガイド部材を読取面側に付勢し、ガイド部材により形成される原稿の進入点の位置精度を確保して原稿を十分に広範囲な読取面に接触走行させている。
しかし読取面とこれに対向する部材との間隔を変更可能な構成は提案されていなかった。そこで、読取面とこれに対向して配置された読取搬送手段との間隔を変更する間隔変更手段とを備えた自動原稿搬送装置が提案されている(例えば「特許文献1」参照)。
この技術によれば、原稿を強く読取面に対して押し付けて原稿により読取面に付着したゴミを除去する、いわゆるセルフクリーニングを行う場合と行わない場合とを選択することができる。これにより、例えば読取面にゴミの付着を抑制するコーティング処理等が施されている場合に、セルフクリーニングの実施回数を抑制して押し付けられる原稿によるコーティングの剥離を抑制することができる。
しかし上述の技術では、読取面と読取搬送手段との間隔を広げた場合においても原稿の読み取りを前提としており、上述した密着イメージセンサの焦点深度の関係からあまり間隔を広げることができない。このため、例えばステープルを外した後に矯正を行っていないような、先端が湾曲したり折れたりした原稿においては、読取面と読取搬送手段との間隔を通過できずに原稿搬送ジャムが発生してしまうという問題点がある。また、間隔を広げすぎると原稿が通過できても原稿面と原稿読取面との間に隙間があることから密着イメージセンサのピントがずれ、正確な原稿読取を行うことができないという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、先端が湾曲したり折れたりした原稿が搬送された場合には、原稿搬送ジャムの発生を防止すると共に正確な原稿読取を行うことが可能な自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、搬送される原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段に対向配置され、前記画像読取手段に読み取られる原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段を前記画像読取手段に近接する近接位置と前記画像読取手段から離間する離間位置とに変位させる変位手段と、前記画像読取手段の原稿搬送方向上流側に配置され、搬送される原稿の端部を検知可能な原稿検知手段と、搬送される原稿の異常形状を検知する異常形状検知手段とを有し、前記異常形状検知手段により原稿の異常が検知された場合に前記原稿搬送手段を前記離間位置に位置させ、前記原稿検知手段からの検知信号に基づいて原稿の先端が前記画像読取手段と前記原稿搬送手段との対向位置を通過した後に、前記変位手段が前記原稿搬送手段を前記近接位置に変位させることを特徴とする。
本発明によれば、原稿の先端部に湾曲したり折れたりした変形部が存在した場合には、原稿搬送手段が離間位置を占めたときに変形部が対向位置を通過するので、対向位置における変形部の詰まりが防止され、原稿搬送ジャムの発生を確実に防止できると共に正確な原稿読取を行うことができる。
本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置の概略構成図である。 従来の自動原稿搬送装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に用いられるコントローラ部のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置の要部概略図である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置の要部概略図である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置の要部概略図である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置の要部概略図である。 本発明の一実施形態における原稿読取動作のフローチャートである。 (a)本発明の一実施形態の変形例を示す概略図(b)本発明の一実施形態のさらに他の変形例を示す概略図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略正面図である。同図において、画像形成装置であるフルカラーの複写装置1は、原稿の内容を読み取る読取装置2、原稿を自動搬送する自動原稿搬送装置3、被記録媒体である転写シートSを供給する給紙装置4、転写シートSに対して画像形成を行う画像形成部5等を有している。本実施形態では、画像形成装置として4色(ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y))のトナーを用いる複写装置1を例に説明するが、画像形成装置としてはモノクロの画像形成装置であってもよい。複写装置1は、読取装置2と自動原稿搬送装置3とによって自動原稿読取装置6を構成している。
読取装置2は複写装置1の上部に設けられており、原稿に光を照射して原稿画像を読み取る読取部21、原稿から反射された光を屈曲させる第1ミラー22a及び第2ミラー22b及び第3ミラー22c、レンズ23、CCD等の撮像装置24、画像処理基板25等を有している。読取装置2の上面には、原稿を載置可能なコンタクトガラス26が配設されている。読取装置2の上方には、本発明の特徴部である自動原稿搬送装置3が配設されている。自動原稿搬送装置3については後述する。また読取装置2の上部には、自動原稿搬送装置3を搬送される原稿の画像を読み取る、密着イメージセンサからなる第1画像読取センサ29が配設されている。
給紙装置4は、転写シートSを収納する給紙カセット41a,41b,41c、各給紙カセット41a,41b,41cにそれぞれ対応して設けられ転写シートSを給送する給紙手段42a,42b,42c、各給紙カセット41a,41b,41cから給送された転写シートSを画像形成部5に搬送する給紙搬送手段43、転写シートSが給送される給紙搬送経路44等を有している。
画像形成部5は、読取装置2または自動原稿送り装置3によって得られた原稿Tの画像情報を画像信号により出力する露光装置51、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)の各色トナー画像を担持する感光体ドラム52a,52b,52c,52dを有している。また画像形成部5は、各感光体ドラム52a,52b,52c,52dを帯電させる帯電装置53a,53b,53c,53d、感光体ドラム52a,52b,52c,52d上に各色トナー像を形成する現像装置54a,54b,54c,54dを有している。また画像形成部5は、感光体ドラム52a,52b,52c,52d上に形成された各色トナー像が一次転写される中間転写ベルト55、中間転写ベルト55上の一次転写画像を転写シートSに二次転写する二次転写ローラ56を有している。
また画像形成部5は、転写シートS上に二次転写されたフルカラートナー像を熱と圧力とによって転写シートS上に定着させる定着装置57、給紙搬送経路44から送られた転写シートSが定着装置57まで搬送されるシート搬送経路58aを有している。さらに画像形成部5は、画像形成された転写シートSが積載される排紙トレイ59、定着装置57から排紙トレイ59まで転写シートSが搬送される排紙搬送経路58b、転写シートSの両面に画像形成を行う際に使用されるスイッチバック搬送経路58c及び両面搬送経路58d等を有している。
次に、複写装置1により原稿の画像を転写シートSに画像形成する一連の動作について説明する。
コンタクトガラス26上に載置された原稿には読取部21の光源からの光が照射され、その反射光が光電変換された後に表面読取画像である画像信号が露光装置51に出力される。さらに原稿の反射光は、各ミラー22a,22b,22cの屈折によりレンズ23、撮像装置24及び画像処理基板25によって信号化される。
片面画像形成の場合には、読取装置2によって原稿の表面画像が読み取られた後に画像形成部5に対して画像信号が送られるが、両面画像形成の場合には、読取装置2によって一方の面の情報が出力された後に他方の面を読み取ることで両面の画像情報が露光装置51に出力される。
また、自動原稿搬送装置3は画像形成装置本体に対してヒンジにより開閉可能に連結されており、自動で原稿を搬送しない場合には自動原稿搬送装置3を開放し、コンタクトガラス26上に原稿を載置した状態で読取部21を原稿のサイズに合わせて駆動させ走査させることにより画像を読み取り、原稿の画像情報を取得する。
原稿の画像情報が取得され露光装置51に画像信号が出力されると、例えば給紙カセット41aに収容されている転写シートSは、給紙手段42a及び給紙搬送手段43等のシート搬送手段により二次転写ローラ56と中間転写ベルト55との接触部まで搬送される。
画像信号を受けた露光装置51は、各感光体ドラム52a,52b,52c,52dに向けてレーザ光Lを照射する。これにより、予め各帯電装置53a,53b,53c,53dによって表面を所定電位に帯電された各感光体ドラム52a,52b,52c,52dに静電潜像がそれぞれ形成される。そして、形成された各静電潜像に対して各現像装置54a,54b,54c,54dから各色トナーが供給され、各静電潜像がそれぞれ顕像化される。顕像化された各感光体ドラム52a,52b,52c,52d上の各色トナー像は、それぞれ重ね合わされる態様で中間転写ベルト55に重畳転写され、これにより中間転写ベルト55上にフルカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト55上に形成されたフルカラートナー像は、二次転写ローラ56との対向位置において搬送されてきた転写シートSに一括して二次転写され、これにより転写シートS上にフルカラートナー像が転写される。フルカラートナー像が転写された転写シートSは、定着装置57に送られてフルカラートナー像が熱と圧力とによって定着される。フルカラートナー像が定着された転写シートSは、排紙搬送経路58bを介して排紙トレイ59上に排出される。
上述した一連の動作により、転写シートSの一方の面への画像形成が完了する。転写シートSの両面に画像形成を行う場合には、定着装置57において転写シートSの一方の面に対する画像形成が完了した後、スイッチバック搬送経路58cに転写シートSを搬送して転写シートSの搬送方向を反転させた後、両面搬送経路58dへと搬送して転写シートSを中間転写ベルト55と二次転写ローラ56との対向位置まで再度搬送する。表裏が反転された転写シートSは、その他方の面に裏面画像が形成された後、上述と同様に定着装置57、排紙搬送経路58bを介して排紙トレイ59上に排出される。
図2は本実施形態に係る自動原稿搬送装置3であるシートスルー方式のADFの概略構成図、図3は自動原稿搬送装置3の制御構成を説明する図である。
自動原稿搬送装置3は、シート(一枚及び積層された複数枚からなる束の双方の概念を含む)としての原稿を固定された読取装置の部位に搬送して所定の速度で搬送しつつ画像読取を行う装置に用いられる。
その基本的な構成、動作、作用の一例を以下に説明する。図2に示すように、自動原稿搬送装置3は、原稿7をセットする原稿セット部A、セットされた複数枚の原稿7から一枚毎に原稿7を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿7を一次的に突き当てて整合すると共に整合後の原稿7を搬送するレジスト部Cを有している。さらに自動原稿搬送装置3は、搬送される原稿7をターンさせて原稿面を読み取り側である下方に向けて搬送するターン部D、原稿7の表面画像を第2コンタクトガラス27の下方より読み取らせる第1読取搬送部E、表面画像読取後に原稿7の裏面画像を読み取る第2読取搬送部Fを有している。さらに自動原稿搬送装置3は、表裏の読み取りが完了した原稿7を装置外に排出する排紙部G、排出された原稿7を積載保持するスタック部H、これ等搬送動作の駆動を行う駆動部としての駆動部61~65(図3参照)、一連の動作を制御する制御手段としてのコントローラ部60(図3参照)を有している。
原稿セット部Aにおいて読み取られる原稿7をセットするのは、可動原稿テーブル31を含む原稿テーブル32上であり、原稿7は画像面を上向きの状態でセットされる。原稿7は、図示しないサイドフェンスによって原稿搬送方向と直交する方向(主走査方向)の位置決めがなされる。
原稿7のセットは、セットフィラ33及びこれによってオンオフする原稿セットセンサ34によって検知され、インタフェースI/F8(図3参照)により本体制御部9に送信される。セットフィラ33及び原稿セットセンサ34によりシート検知手段が構成されている。
原稿7の搬送方向長さは、原稿テーブル32に設けられた原稿長さ検知センサ35,36によりその概略が判定される。原稿長さ検知センサ35,36としては、反射型センサまたは原稿7を1枚でも検知が可能なアクチェータタイプのセンサが用いられる。
可動原稿テーブル31は、テーブル駆動手段としての底板上昇モータ65(図3参照)により図2に示す矢印a,b方向に向けて上下動可能であり、原稿7がセットされたことをシート検知手段により検知すると、底板上昇モータ65を正転させて原稿7の最上面がピックアップローラ37と接触するように可動原稿テーブル31を上昇させる。
ピックアップローラ37は、ピックアップ昇降モータ61(図3参照)が接続されたカム機構によって図2に示す矢印c,d方向に変位する。そしてピックアップローラ37は、可動原稿テーブル31が上昇して可動原稿テーブル31上の原稿上面により押されて矢印c方向に上昇し、テーブル上昇検知センサ38によって上限を検知される。可動原稿テーブル31は下限位置をホームポジションに定められており、このホームポジション位置は底板ホームポジションセンサ47によって検知される。
複写装置1の操作部10(図3参照)に設けられた図示しないプリントキーが押下され、本体制御部9からインタフェースI/F8を介してコントローラ部60に原稿搬送信号が送信されると、ピックアップローラ37は給紙モータ62(図3参照)の正転により回転駆動され、原稿テーブル32上の数枚(理想的には1枚)の原稿7をピックアップする。 分離給送部Bにおいて、原稿搬送ベルト39は給紙モータ62の正転により給紙方向に駆動され、リバースローラ11は給紙モータ62の正転により原稿搬送方向とは逆方向に回転駆動され、最上位の原稿7とその下の原稿7とを分離して最上位の原稿7のみを搬送する。原稿搬送ベルト39及びリバースローラ11は分離給送手段を構成している。
さらに詳しく説明すると、リバースローラ11は原稿搬送ベルト39と所定の圧力で接触し、原稿搬送ベルト39と直接接しているときまたは1枚の原稿7を介して接している状態では、原稿搬送ベルト39の回転に従動して反時計回り方向に回転する。
そして2枚以上の原稿が原稿搬送ベルト39とリバースローラ11との間に進入した場合には、従動回転力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ11は本来の駆動方向である時計回り方向に回転し、余分な原稿を押し戻して重送が防止される。
原稿搬送ベルト39とリバースローラ11との作用により、1枚に分離された原稿7は原稿搬送ベルト39によってさらに送られ、レジスト部Cにおいて突き当てセンサ12によって先端を検知された後、さらに進んで停止しているプルアウトローラ対13のニップ部に先端が突き当てられる。
その後、原稿7は突き当てセンサ12の検知から所定量定められた距離だけ送られ、結果的にはプルアウトローラ対13に対して所定量の撓みを持って押し当てられる。そして、この状態で給紙モータ62を停止させることにより、原稿搬送ベルト39の駆動が停止する。このとき、ピックアップ昇降モータ61を回転させることでピックアップローラ37を原稿7の上面から退避させ、原稿7を原稿搬送ベルト39の搬送力のみで送ることにより、原稿7の先端はプルアウトローラ対13のニップ部に突き当てられ、押し当てられて先端の整合(スキュー補正)が行われる。
プルアウトローラ対13は、上述したスキュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿7を中間ローラ対14まで搬送するためのローラであり、給紙モータ62の逆転により駆動される。給紙モータ62の逆転時、プルアウトローラ対13と中間ローラ対14とは共に駆動されるが、ピックアップローラ37と原稿搬送ベルト39とは共に駆動されない。
原稿幅センサ15は図2において紙面方向に複数個並べて配設され、プルアウトローラ対13によって搬送された原稿7の搬送方向と直交する幅方向のサイズを検知する。
原稿7の搬送方向の長さは、原稿7の先端及び後端を突き当てセンサ12で読取ることによりモータパルスから検知される。
プルアウトローラ対13及び中間ローラ対14の駆動により、レジスト部Cからターン部Dに原稿7が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を第1読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して、原稿7を第1読取搬送部Eへ送り込む処理時間の短縮が図られている。
原稿7の先端が読取入口センサ16により検出されると、読取入口ローラ対17のニップに原稿7の先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と等速にするためにプルアウトローラ対13及び中間ローラ対14の減速が開始される。これと同時に、読取りモータ63を正転駆動して読取入口ローラ対17、読取り出口ローラ対18、第2画像読取センサ19及び出口ローラ対20を駆動する。中間ローラ対14及び読取入口ローラ対17は搬送手段を構成している。
原稿7の先端を読取入口センサ16にて検知すると、原稿7の搬送速度は所定の搬送距離をかけて減速され、第2コンタクトガラス27における第1画像読取センサ29での読取位置の手前に設けられたレジストセンサ28の位置で原稿7の先端が一旦停止されると共に、本体制御部9に対してインタフェースI/F8を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部9より読取開始信号を受信すると、一時停止していた原稿7は読取位置にその先端が到達するまで所定の搬送速度に立ち上がるように増速されて搬送される。読取りモータ63のパルスカウントにより検出された原稿7の先端が第1画像読取センサ29に到達するタイミングで、本体制御部9に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が、位置センサ30を原稿7の後端が抜けるまで送信される。
片面原稿読み取りの場合には、第1読取搬送部Eを通過した原稿7は第2画像読取センサ19を経て排紙部Gへ搬送される。この際、排紙センサ40によって原稿7の先端を検知すると、排紙モータ64を正転駆動して排紙ローラ対45を、原稿7を機外に排出する方向に回転させる。また、排紙センサ40による原稿7の先端検知からの排紙モータパルスカウントに基づき、原稿7の後端が排紙ローラ対45のニップから抜ける直前に排紙モータ64の駆動速度を減速させて、スタック部Hにおいて排紙トレイ46上に排出される原稿7が飛び出さないように制御される。
両面原稿読み取りの場合には、排紙センサ40にて原稿先端を検知してから読取モータ63のパルスカウントにより第2画像読取センサ19に原稿7の先端が到達するタイミングで、第2画像読取センサ19に対してコントローラ部60から副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号が第2画像読取センサ19を原稿7の後端が抜けるまで送信される。
密着イメージセンサからなる画像読取手段としての第2画像読取センサ19に対向して、第2画像読取センサ19による原稿読取面を構成する図示しない透光部材と、図示しない透光部材を介して第2画像読取センサ19に対向して配置される白色基準ローラ48とが配設されている。
図示しない透光部材は原稿7の搬送経路を形成する一方の搬送ガイドとして第2画像読取センサ19側に配置され、白色基準ローラ48は原稿7の搬送経路を形成する他方の搬送ガイドとなる。
白色基準ローラ48は、第2画像読取センサ19での原稿7の浮きを抑えると共に、第2画像読取センサ19におけるシェーディングデータを取得するための白色基準部材を兼用している。
これ等により、従来の自動原稿搬送装置3が構成されている。
上述した従来の自動原稿搬送装置3では、「発明が解決しようとする課題」の欄にも示したように、例えばステープルを外した後に矯正を行っていないような先端が湾曲したり折れたりした原稿においては、第2画像読取センサ19と白色基準ローラ48との間を通過できずに原稿搬送ジャムが発生してしまうという問題点がある。そこで、「特許文献1」に記載されているように第2画像読取センサ19と白色基準ローラ48との間隔を広げることが考えられるが、上述したようにCISからなる第2画像読取センサ19は焦点の深度が浅いため、先端が折れたり湾曲したりした原稿が通過する程度に両者の間隔を広げると、第2画像読取センサ19のピントがずれてしまう。
また、第2画像読取センサ19と白色基準ローラ48との間隔を大きく広げた場合には、原稿が通過できても原稿面と第2画像読取センサ19との間に隙間があることから第2画像読取センサ19のピントがずれ、正確な原稿読取を行うことができないという問題点がある。
このような問題点を解決する本発明の構成を以下に説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置3Aの要部を示している。この自動原稿搬送装置3Aは、上述した自動原稿搬送装置3と比較すると、白色基準ローラ48に代えて原稿搬送手段としての白色基準ローラ66を用いる点、変位手段としてのリンク機構67を用いる点、搬送ガイド部材68を用いる点、搬送される原稿7の先端及び後端を検知する原稿検知手段として排紙センサ40を用いる点、異常形状検知手段78(図3参照)を用いる点において相違しており、他の構成は同一である。なお、読取装置2と自動原稿搬送装置3Aとによって自動原稿読取装置6Aを構成している。
白色基準ローラ66の原稿搬送方向上流側には原稿7の搬送をガイドする上流搬送ガイド69が、原稿搬送方向下流側には第2搬送ガイド部材としての下流搬送ガイド70がそれぞれ白色基準ローラ66の変位に伴い変位しない態様で配設されている。上流搬送ガイド部材69は搬送される原稿7の先端を第2画像読取センサ19と白色基準ローラ66との間に案内する部材であり、下流搬送ガイド70は搬送された原稿7の先端を受け入れてさらに下流へと案内する。
白色基準ローラ66は支軸72に回転自在に支持されており、搬送駆動手段としての駆動モータ50によって回転駆動される。ステッピングモータである駆動モータ50はその作動をコントローラ部60によって制御され、白色基準ローラ66を図4において時計回り方向に回転駆動する。
支軸72は、軸71aによってそのほぼ中央部を支持された揺動(回動)自在な支持部材71の一端によって回転自在に支持されており、支持部材71の他端にはL字形状を呈したレバー73の一端近傍が接触している。その曲折部を軸73aによって揺動(回動)自在に支持されたレバー73の他端には、引張ばね75を介してソレノイド74が接続されている。レバー73は、図示しない付勢手段の付勢力を受けて常時図4において時計回り方向に付勢されている。ソレノイド74は、作動時において図示しないプランジャを吸引するプル型である。
上述した構成中、支持部材71、レバー73、ソレノイド74、引張ばね75等によりリンク機構67が構成されている。
ソレノイド74が作動していないとき、白色基準ローラ66は図4に示す位置である離間位置を占めている。この離間位置は、白色基準ローラ66の周面と第2画像読取センサ19の読取面19aとの間に間隔Xが生じるように定められている。ここで間隔Xは、第2画像読取センサ19による原稿7の画像に対する焦点の深度よりも十分に大きい値であり、先端が折れたり湾曲したりした原稿が通過可能である値となるように定められている。離間位置において、白色基準ローラ66は自重により第2画像読取センサ19から離間しており、その位置は支持部材71またはレバー73の位置を図4に示す離間位置に位置決めする、図示しないストッパによって定められている。
図4に示す状態からソレノイド74が作動すると、引張ばね75が図4において右方に吸引されてレバー73が軸73aを中心に図4において反時計回り方向に回動する。この回動により支持部材71が軸71aを中心に図4において時計回り方向に回動され、白色基準ローラ66はその周面を読取面19aに近接させる図5に示す近接位置を占める。図5に示す近接位置において、白色基準ローラ66と読取面19aとの間の間隔は第2画像読取センサ19による原稿7の画像に対する焦点の深度以内となるように設定されており、白色基準ローラ66が近接位置を占めた場合には第2画像読取センサ19によって原稿画像の読取が良好に行われる。
なお、近接位置において白色基準ローラ66の周面を読取面19aに接触させる構成としてもよい。この場合、読取面19aに過度の負荷が掛かることを防止するため、白色基準ローラ66を近接位置で精度よく位置決めする位置決め機構、または支持部材71として弾性変形可能な材質のものを用いることが望ましい。
上述した構成において、白色基準ローラ66の周面近傍であって、白色基準ローラ66と読取面19aとの近接位置よりも原稿搬送方向下流側には、搬送ガイド部材68が配設されている。搬送ガイド部材68は、直線状に形成された一端部と、ほぼコ字形状となるように曲折形成された、先端部にガイド面Qを有する他端部とを有しており、一端部を支軸72によって回動可能に支持されている。従って搬送ガイド部材68は、リンク機構67の作動により白色基準ローラ66が離間位置または接触位置を占める際に、白色基準ローラ66と共に変位する。
搬送ガイド部材68の一端部には図示しないトーションスプリングが装着されており、搬送ガイド部材68は図4において支軸72を中心とした反時計回り方向への付勢力を付与されている。搬送ガイド部材68は、白色基準ローラ66が図4に示す離間位置を占めたとき、ガイド面Qの原稿搬送方向下流側の部位を下流搬送ガイド70の端部に形成されたガイド面端部Rに接触させることで位置決めされる。搬送ガイド部材68の他端部先端68aは傾斜状となるように形成されており、白色基準ローラ66が離間位置を占めた際に搬送される原稿7の先端が白色基準ローラ66の周面と該他端部との間に入り込まない形状となるように形成されている。この構成により、白色基準ローラ66によって搬送された原稿7は搬送ガイド部材68にガイドされ、その後、下流搬送ガイド70にガイドされて搬送される。
リンク機構67が作動して白色基準ローラ66が図5に示す近接位置を占めると、支持部材71の回動に伴い搬送ガイド部材68も変位される。このとき、上述したトーションスプリングによって付勢されていること及びガイド面Qが下流搬送ガイド70のガイド面端部Rに接触していることから、搬送ガイド部材68は図5に示す状態となる。搬送ガイド部材68は、この状態においても搬送される原稿7の先端が白色基準ローラ66の周面と該他端部との間に入り込まない形状となるように形成されている。
また、白色基準ローラ66が離間位置及び近接位置の何れの位置を占めている場合でも、搬送ガイド部材68の他端部近傍は下流搬送ガイド70の端部に接触しているため、搬送ガイド部材68と下流搬送ガイド70との間に原稿7の先端が入り込むことが防止されている。
上述した実施形態では、搬送ガイド部材68を下流搬送ガイド70に接触させることにより搬送ガイド部材68を位置決めする構成を採用しているが、搬送ガイド部材68の位置決め機構はこれに限定されず、搬送ガイド部材68を他の部材に接触させることにより位置決めを行ってもよい。
この構成の一例を図9(a)に示す。同図において、搬送ガイド部材68のガイド面Qよりも原稿搬送方向下流側には段差部Tが設けられており、段差部Tに下流搬送ガイド70のガイド面端部Rが接触することにより搬送ガイド部材68が位置決めされている。
この構成によれば、段差部Tに接触しているガイド面端部Rよりも原稿搬送方向上流側に位置するガイド面Qが、ガイド面端部Rよりも第2画像読取センサ19に対して近接する位置を占める。これにより、ガイド面Q上を搬送された原稿7の先端が搬送ガイド部材68と下流搬送ガイド70との間に進入することを確実に防止でき、原稿搬送ジャムの発生を防止できる。
上記変形例のさらに他の変形例として、図9(b)に示すように、ガイド面端部Rを櫛歯形状に形成し、段差部Tをこの櫛歯形状に対応して形成する構成としても、上記変形例と同様の作用効果を得ることができる。
異常形状検知手段78は、画像を読み取られる原稿7の先端部に変形部7a(図6参照)が存在するか否かを検知する手段である。異常形状検知手段78としては、画像を撮影して変形部7aを認識するカメラ、原稿7の搬送中に発生した異音を検知して変形部7aを認識するマイクロフォン等が挙げられるが、異常形状検知手段78はこれ等には限定されず、変形部7aの認識が可能であればどのような手段を用いてもよい。
上述の構成に基づき、以下に自動原稿搬送装置3Aの動作を図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
複写装置1のオペレータによって図示しないスタートスイッチがオンされると、上述と同様に原稿7の読取動作が開始される(ST01)と共に、ソレノイド74が作動されて引張ばね75が図4において右方に吸引され、レバー73が軸73aを中心に図4において反時計回り方向に回動される。レバー73の回動に伴い支持部材71の他端が下方へと押し下げられ、支持部材71が軸71aを中心に図4において時計回り方向に回動され、白色基準ローラ66が図5に示す近接位置に変位される。(ST02)。
次に、コントローラ部60は異常形状検知手段78からの信号を確認し、搬送される原稿7に変形部7aがあるか否かを判断する(ST03)。変形部7aがあると判断されると、ソレノイド74の作動状態が解除されて上述と同様に白色基準ローラ66が離間位置に変位される(ST04)。
その後、上述と同様に原稿7の搬送動作が行われ、図6に示すように排紙センサ40によって原稿7の先端を検知した後、原稿7の先端が第2画像読取センサ19と白色基準ローラ66との対向位置を通過したことが、原稿7を搬送する何れかの搬送手段に用いられているステッピングモータからなる駆動モータのステップ数からコントローラ部60に認識される(ST05)。
次に、コントローラ部60は画像形成動作が片面動作か両面動作かを判断する(ST06)。片面動作であると判断されると、第2画像読取センサ19による原稿の読取動作が不要であることから白色基準ローラ66の変位動作は行われず、次の原稿があるか否かが判断される(ST07)。次の原稿があると判断されるとステップST01に戻り、次の原稿がないと判断されると一連の動作を終了する。
ステップST06で両面動作であると判断されると、ソレノイド74が作動されて上述と同様に白色基準ローラ66が近接位置に変位される。(ST08)。
白色基準ローラ66が近接位置を占めると、白色基準ローラ66の回転により第2画像読取センサ19に接触された状態で原稿7が下流側へと搬送され、第2画像読取センサ19による原稿7の読取動作が行われる(ST09)。
その後、読み取られた原稿7が排紙ローラ対45によって排紙トレイ46上に排出されると、ソレノイド74の作動が解除されて白色基準ローラ66が離間位置を占めた後(ST10)にステップST07に進む。
ステップST03において変形部7aがないと判断されると、原稿7の先端が第2画像読取センサ19と白色基準ローラ66との近接位置を通過可能であり原稿搬送ジャムが発生しないことから、上述と同様に原稿7の搬送動作が行われる。排紙センサ40によって原稿7の先端を検知した後、原稿7の先端が第2画像読取センサ19と白色基準ローラ66との対向位置を通過したことがコントローラ部60に認識される(ST11)と、コントローラ部60は画像形成動作が片面動作か両面動作かを判断し(ST12)、片面動作であると判断されるとステップST07に移動し、両面動作であると判断されるとステップST09に移動する。
上述した自動原稿搬送装置3Aでは、異常形状検知手段78が搬送される原稿7の先端に変形部7aが存在するか否かを検知し、変形部7aがあると判断した場合にのみコントローラ部60が白色基準ローラ66を離間位置に変位させる。そして、排紙センサ40からの信号に基づいて、原稿7の先端が第2画像読取センサ19と白色基準ローラ66との対向位置を通過した後に、リンク機構67の作動により白色基準ローラ66を離間位置から近接位置に変位させている。
この構成により、図6及び図7に示すように、例え原稿7の先端部に湾曲したり折れたりした変形部7aが存在しても、白色基準ローラ66が離間位置を占めたときに変形部7aが接触位置を通過するので、接触位置における変形部7aの詰まりが防止され、原稿7の搬送ジャムの発生を確実に防止できると共に、白色基準ローラ66が原稿7を第2画像読取センサ19に接触させるので正確な原稿読取を行うことができる。
また、異常形状検知手段78により原稿7の先端に変形部7aがあると判断した場合にのみコントローラ部60が白色基準ローラ66を離間位置に変位させるので、変形部7aを持たない通常の原稿7が搬送される際には白色基準ローラ66を離間位置に変位させることなく連続的に原稿7の読取動作を行うことができ、作業効率を大幅に向上することができる。
また、リンク機構67によって白色基準ローラ66と共に変位する搬送ガイド部材68を用い、搬送ガイド部材68がガイド部68aを有するので、白色基準ローラ66と搬送ガイド部材68との間に原稿7が入り込むことを防止しつつ、搬送ガイド部材68によって原稿7を確実に下流側へとガイドすることができ、原稿搬送性を向上できる。
また、搬送ガイド部材68によってガイドした原稿7をさらにガイドする下流搬送ガイド70を有するので、さらなる原稿搬送性の向上を図ることができる。
また、白色基準ローラ66が離間位置及び近接位置の何れの位置を占めた場合でもガイド部68aが下流搬送ガイド70に接触するので、読み取られた原稿7を確実に下流搬送ガイド70に送ることができ、確実な原稿搬送を行うことができる。
上記実施形態及び各変形例では、画像形成装置としてフルカラーの複写装置1を用いた例を示したが、画像形成装置としてはこれに限られず、プリンタ、ファクシミリ、複合機、これ等のモノクロ機等にも本発明は適用可能である。また、画像形成方式は上述した電子写真方式には限定されず、画像形成方式としてインクジェット方式や孔版印刷方式を採用した画像形成装置にも本発明は適用可能である。
上述の実施形態では、画像が形成される被記録媒体として転写シートSを用いる構成を示したが、転写シートSとしては、厚紙、ハガキ、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート、OHPフィルム、樹脂フィルム等も含まれ、シート状を呈し画像形成が可能であり、折り処理が可能であればどのようなものを用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を例示したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 画像形成装置(複写装置)
2 読取装置
3A,3B 自動原稿搬送装置
5 画像形成部
6A 自動原稿読取装置
7 原稿
19 画像読取手段(第2画像読取センサ)
19a 読取面
40 原稿検知手段(排紙センサ)
66 原稿搬送手段(白色基準ローラ)
67 変位手段(リンク機構)
68 搬送ガイド部材
68a ガイド部
70 第2搬送ガイド部材(下流搬送ガイド)
78 異常形状検知手段
Q ガイド面
R ガイド面端部
特許第4970196号公報

Claims (6)

  1. 搬送される原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段に対向配置され、前記画像読取手段に読み取られる原稿を搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿搬送手段を前記画像読取手段に近接する近接位置と前記画像読取手段から離間する離間位置とに変位させる変位手段と、
    前記画像読取手段の原稿搬送方向上流側に配置され、搬送される原稿の端部を検知可能な原稿検知手段と、
    搬送される原稿の異常形状を検知する異常形状検知手段とを有し、
    前記異常形状検知手段により原稿の異常が検知された場合に前記原稿搬送手段を前記離間位置に位置させ、前記原稿検知手段からの検知信号に基づいて原稿の先端が前記画像読取手段と前記原稿搬送手段との対向位置を通過した後に、前記変位手段が前記原稿搬送手段を前記近接位置に変位させることを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 請求項1記載の自動原稿搬送装置において、
    前記原稿搬送手段の原稿搬送方向下流側に配設され、前記原稿搬送手段によって搬送される原稿の搬送をガイドする搬送ガイド部材を有し、前記搬送ガイド部材は前記変位手段により前記原稿搬送手段と共に変位されることを特徴とする自動原稿搬送装置。
  3. 請求項2記載の自動原稿搬送装置において、
    前記搬送ガイド部材の原稿搬送方向下流側に配設され、前記搬送ガイド部材によって搬送をガイドされる原稿の搬送をさらにガイドする第2搬送ガイド部材を有し、前記第2搬送ガイド部材は、前記変位手段により前記原稿搬送手段が変位する際に前記原稿搬送手段と共には変位せず、前記搬送ガイド部材の変位に拘わらず前記搬送ガイド部材によりガイドされる原稿をさらにガイドすることを特徴とする自動原稿搬送装置。
  4. 請求項3記載の自動原稿搬送装置において、
    前記原稿搬送手段が前記近接位置と前記離間位置とに変位された状態において、前記搬送ガイド部材は、そのガイド面が前記第2搬送ガイド部材に接触、または前記第2搬送ガイド部材の原稿搬送方向上流側のガイド面端部よりも原稿搬送方向上流側に位置する前記ガイド面が前記ガイド面端部よりも前記画像読取手段に対して近接して位置するように移動自在に設けられていることを特徴とする自動原稿搬送装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一つに記載の自動原稿搬送装置と、原稿が載置されるコンタクトガラス及び前記コンタクトガラス上の原稿の画像を読み取る読取装置とを有することを特徴とする自動原稿読取装置。
  6. 請求項1ないし4の何れか一つに記載の自動原稿搬送装置と、画像形成を行う画像形成部とを有することを特徴とする画像形成装置。
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