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JP7254563B2 - 無線通信システムおよび制御方法 - Google Patents

無線通信システムおよび制御方法 Download PDF

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JP7254563B2 JP2019039617A JP2019039617A JP7254563B2 JP 7254563 B2 JP7254563 B2 JP 7254563B2 JP 2019039617 A JP2019039617 A JP 2019039617A JP 2019039617 A JP2019039617 A JP 2019039617A JP 7254563 B2 JP7254563 B2 JP 7254563B2
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Description

本発明は、無線通信システムおよび制御方法に関する。
操作装置が被操作装置と無線通信するシステムが搭載された人力駆動車が知られている。特許文献1には、変速操作装置が変速装置と無線通信するシステムが搭載された人力駆動車が開示されている。
米国特許出願公開第2014/0114538号明細書
本発明の目的は、外乱の影響が低減された無線通信システムおよびその制御方法を提供することである。
本発明の第1側面に従う無線通信システムは、人力駆動車に搭載される第1コンポーネントに電気的に接続される第1無線通信装置と、前記人力駆動車に搭載される第2コンポーネントに電気的に接続される第2無線通信装置と、を含み、前記第1無線通信装置は、前記人力駆動車の内部空間を介して前記第2無線通信装置と通信し、前記第1無線通信装置の出力周波数は、前記第2無線通信装置の出力周波数とは異なる。
上記第1側面の無線通信システムによれば、第1無線通信装置が、第2無線通信装置と、人力駆動車の内部空間を介して通信するため、外乱の影響が低減される。
前記第1側面に従う第2側面の無線通信システムにおいて、前記第2無線通信装置の出力周波数は、前記第1無線通信装置の出力周波数よりも小さい。
上記第2側面の無線通信システムによれば、外乱の影響が低減される。
前記第1または第2側面に従う第3側面の無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置の出力周波数は、30GHz以上かつ300GHz未満である。
上記第3側面の無線通信システムによれば、第1無線通信装置は、第2無線通信装置と好適に通信することができる。
前記第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面の無線通信システムにおいて、前記第2無線通信装置の出力周波数は、3GHz以上かつ30GHz未満である。
上記第4側面の無線通信システムによれば、第2無線通信装置は、第1無線通信装置と好適に通信することができる。
本発明の第5側面に従う無線通信システムは、人力駆動車に搭載される第1コンポーネントに電気的に接続される第1無線通信装置と、前記人力駆動車に搭載される第2コンポーネントに電気的に接続される第2無線通信装置と、を含み、前記第1無線通信装置は、前記人力駆動車の内部空間を介して前記第2無線通信装置と通信し、前記第1無線通信装置の出力周波数および前記第2無線通信装置の出力周波数の少なくとも1つは、3GHz以上である。
上記第5側面の無線通信システムによれば、第1無線通信装置の出力周波数および第2無線通信装置の出力周波数の少なくとも1つが3GHz以上であるため、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが好適に通信することができる。
前記第5側面に従う第6側面の無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置の出力周波数および前記第2無線通信装置の出力周波数の少なくとも1つは、30GHz以上である。
上記第6側面の無線通信システムによれば、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが好適に通信することができる。
前記第5または第6側面に従う第7側面の無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置の出力周波数および前記第2無線通信装置の出力周波数の少なくとも1つは、300GHz未満である。
上記第7側面の通信システムによれば、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが好適に通信することができる。
前記第1から第7側面のいずれか1つに従う第8側面の無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置は、前記人力駆動車のハンドルバー、および前記ハンドルバーを前記人力駆動車のステアリングコラムに支持するステムの少なくとも1つに対応するように前記内部空間に配置される。
上記第8側面の無線通信システムによれば、第1無線通信装置の少なくとも一部が内部空間に配置されるため、人力駆動車の内部空間を介して好適に通信することができる。
前記第1から第8側面のいずれか1つに従う第9側面の無線通信システムにおいて、前記第2無線通信装置は、前記人力駆動車のフレームに対応するように前記内部空間に配置される。
上記第9側面の無線通信システムによれば、第2無線通信装置の少なくとも一部が内部空間に配置されるため、人力駆動車の内部空間を介して好適に通信することができる。
前記第1から第9側面のいずれか1つに従う第10側面の無線通信システムにおいて、前記第2コンポーネントは、前記人力駆動車に設けられる電力供給装置から供給される電力によって動作する。
上記第10側面の無線通信システムによれば、第2コンポーネントが好適に動作することができる。
前記第1から第10側面のいずれか1つに従う第11側面の無線通信システムにおいて、前記第1コンポーネントは、前記第2無線通信装置から供給される電力によって動作する。
上記第11側面の無線通信システムによれば、第1コンポーネントが好適に動作することができる。
前記第11側面に従う第12側面の無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置は、前記第2無線通信装置から供給される電力を蓄電する蓄電装置を含む。
上記第12側面の無線通信システムによれば、第1無線通信装置が好適に動作することができる。
前記第1から第12側面のいずれか1つに従う第13側面の無線通信システムにおいて、前記第1コンポーネントは、操作装置を含み、前記第2コンポーネントは、前記操作装置によって操作される被操作装置を含む。
上記第13側面の無線通信システムによれば、操作装置により被操作装置を好適に操作することができる。
前記第13側面に従う第14側面の無線通信システムにおいて、前記操作装置は、変速操作装置、制動操作装置、サスペンション操作装置、アジャスタブルシートポスト操作装置、および、補助駆動力を出力する補助駆動装置を操作するための補助駆動操作装置の少なくとも1つを含む。
上記第14側面の無線通信システムによれば、操作装置により被操作装置を好適に操作することができる。
前記第13または第14側面に従う第15側面の無線通信システムにおいて、前記被操作装置は、変速装置、制動装置、サスペンション、アジャスタブルシートポスト、および、補助駆動力を出力する補助駆動装置の少なくとも1つを含む。
上記第15側面の無線通信システムによれば、操作装置により被操作装置を好適に操作することができる。
本発明の第16側面に従う無線通信システムにおける制御方法は、人力駆動車に搭載される第1コンポーネントに電気的に接続される第1無線通信装置と、前記人力駆動車に搭載される第2コンポーネントに電気的に接続される第2無線通信装置と、を備え、前記第1コンポーネントは、操作装置を含み、前記第2コンポーネントは、前記操作装置によって操作される被操作装置を含み、前記第1無線通信装置は、前記人力駆動車の内部空間を介して前記第2無線通信装置と通信する、無線通信システムにおける制御方法であって、前記第2無線通信装置が、前記第1無線通信装置に電力を非接触的に供給するステップと、操作入力を、前記操作装置が受け付けるステップと、前記操作入力に対応する制御信号を、前記第1無線通信装置が送信するステップと、前記制御信号を、前記第2無線通信装置が受信するステップと、前記制御信号に応じて前記被操作装置が動作するステップと、を備える。
上記第16側面の制御方法によれば、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが好適に通信することができる。
本発明の無線通信システムおよび制御方法によれば、外乱の影響が低減される。
実施形態の無線通信システムを含む人力駆動車の側面図。 無線通信システムの各種の要素を示すブロック図。 図1のステアリングコラムおよびその周辺を示す部分断面図。 第1制御部が実行する処理のフローチャート。 第2制御部が実行する処理のフローチャート。 無線通信システムにおける第1無線通信装置および第2無線通信装置の作動順序を示すシーケンス図。 変形例の無線通信システムを含む人力駆動車の側面図。
<実施形態>
図1を参照して、無線通信システム10を含む人力駆動車Aについて説明する。
ここで、人力駆動車は、走行のための原動力に関して、少なくとも部分的に人力を用いる車両を意味し、電動で人力を補助する車両を含む。人力以外の原動力のみを用いる車両は、人力駆動車には含まれない。特に、内燃機関のみを原動力に用いる車両は、人力駆動車には含まれない。通常、人力駆動車には、小型軽車両が想定され、公道での運転に免許を要しない車両が想定される。図示される人力駆動車Aは、電気エネルギーを用いて人力駆動車Aの推進を補助する補助駆動装置Eを含む自転車である。具体的には、図示される人力駆動車Aは、トレッキングバイクである。人力駆動車Aは、フレームA1、前輪支持装置A2、前輪WF、後輪WR、操舵機構H、および、ドライブトレインBをさらに含む。前輪支持装置A2は、フロントフォークA21および図3に示されるステアリングコラムSCを含む。フレームA1は、ダウンチューブA11、ヘッドチューブA12、トップチューブA13、および、シートステーA14を含む。操舵機構Hは、ハンドルバーH1と、ハンドルバーH1を支持するステムH2とを含む。
ドライブトレインBは、チェーンドライブタイプである。ドライブトレインBは、クランクアセンブリC、フロントスプロケットアセンブリD1、リアスプロケットアセンブリD2、および、チェーンD3を含む。クランクアセンブリCは、フレームA1に対して回転可能にボトムブラケットに支持されるクランク軸C1、クランク軸C1の両端部のそれぞれに設けられる一対のクランクアームC2、および、各クランクアームC2の先端に回転可能に取り付けられるペダルPDを含む。ドライブトレインBは、任意のタイプから選択でき、ベルトドライブタイプ、または、シャフトドライブタイプであってもよい。
フロントスプロケットアセンブリD1は、クランク軸C1と一体に回転するように1つのクランクアームC2に設けられる。フロントスプロケットアセンブリD1は、複数のフロントスプロケットD11を含む。リアスプロケットアセンブリD2は、後輪WRのハブHRに設けられる。リアスプロケットアセンブリD2は、複数のリアスプロケットD21を含む。チェーンD3は、複数のフロントスプロケットD11の1つと、複数のリアスプロケットD21の1つとに巻き掛けられる。人力駆動車Aに搭乗するライダーによってペダルPDに加えられる人力駆動力は、フロントスプロケットアセンブリD1、チェーンD3、および、リアスプロケットアセンブリD2を介して後輪WRに伝達される。
人力駆動車Aは、第1コンポーネントCO1および第2コンポーネントCO2をさらに含む。第1コンポーネントCO1は、操作装置ODを含む。操作装置ODは、例えばハンドルバーH1に設けられる。図2に示されるように、操作装置ODは、変速操作装置OD1、制動操作装置OD2、サスペンション操作装置OD3、アジャスタブルシートポスト操作装置OD4、および、補助駆動力を出力する補助駆動装置を操作するための補助駆動操作装置OD5の少なくとも1つを含む。操作装置ODは、操作部材をさらに含む。操作部材は、ライダーにより操作されることで、ライダーの操作内容に対応する操作信号を出力する。操作部材は、レバーおよびボタンの少なくとも1つを含む。
第2コンポーネントCO2は、操作装置ODによって操作される被操作装置OTを含む。被操作装置OTは、変速装置T、制動装置BD、サスペンションSU、アジャスタブルシートポストASP、および、補助駆動力を出力する補助駆動装置Eの少なくとも1つを含む。
変速装置Tは、外装変速機を含む。一例では、変速装置Tは、フロントディレーラTFおよびリアディレーラTRの少なくとも1つを含む。フロントディレーラTFは、フレームA1のフロントスプロケットアセンブリD1付近に設けられる。フロントディレーラTFによって、チェーンD3が巻き掛けられるフロントスプロケットD11が変更されることで人力駆動車Aの変速比が変更される。リアディレーラTRは、フレームA1のリアエンドA3に設けられる。リアディレーラTRによって、チェーンD3が巻き掛けられるリアスプロケットD21が変更されることで人力駆動車Aの変速比が変更される。一例では、変速操作装置OD1の操作に応じて出力される操作信号に基づいて、変速装置Tが電気的に駆動される。変速装置Tは、外装変速機に代えて、内装変速機および無段変速機の少なくとも1つを含んでいてもよい。
制動装置BDは、車輪Wの数に対応する制動装置BDを含む。車輪Wは、前輪WFおよび後輪WRを含む。制動装置BDは、前輪WFに対応する制動装置BDおよび後輪WRに対応する制動装置BDを含む。2つの制動装置BDは、互いに同様の構成を有していてもよい。制動装置BDは、例えば人力駆動車AのリムRを制動するリムブレーキ装置である。一例では、制動操作装置OD2の操作に応じて出力される操作信号に基づいて、対応する制動装置BDが電気的に駆動される。制動装置BDは、人力駆動車Aに搭載されるディスクブレーキロータを制動するディスクブレーキ装置であってもよい。
サスペンションSUは、フロントサスペンションSFおよびリアサスペンションの少なくとも1つを含む。フロントサスペンションSFは、前輪WFが地面から受ける衝撃が緩和されるように動作する。リアサスペンションは、後輪WRが地面から受ける衝撃が緩和されるように動作する。一例では、図2に示されるサスペンション操作装置OD3の操作に応じて、対応するサスペンションSUが電気的に駆動される。具体的には、サスペンション操作装置OD3の操作に応じて出力される操作信号に基づいて、対応するサスペンションSUの変位状態、トラベル量、減衰力、および、反発力の少なくとも1つが変更される。
アジャスタブルシートポストASPは、フレームA1に対するサドルSDの高さが変更されるように動作する。一例では、図2に示されるアジャスタブルシートポスト操作装置OD4の操作に応じて出力される操作信号に基づいて、アジャスタブルシートポストASPが電気的に駆動される。
補助駆動装置Eは、人力駆動車Aの推進力がアシストされるように動作する。補助駆動装置Eは、例えばペダルPDに加えられる人力駆動力に応じて動作する。補助駆動装置Eは、例えば電気モータE1を含む。一例では、図2に示される補助駆動操作装置OD5の操作に応じて出力される操作信号に基づいて、補助駆動装置Eが電気的に駆動される。
図2を参照して、無線通信システム10の具体的構成について説明する。
無線通信システム10は、人力駆動車Aに搭載される第1コンポーネントCO1に電気的に接続される第1無線通信装置20と、人力駆動車Aに搭載される第2コンポーネントCO2に電気的に接続される第2無線通信装置30とを含む。
本実施形態において、第1無線通信装置20は、第1コンポーネントCO1とは個別に構成される。第1無線通信装置20は、ケーブルCAを介して第1コンポーネントCO1に電気的に接続される。ケーブルCAは、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)に適合する。第1無線通信装置20は、通信部22、記憶部24、および、第1制御部26を含む。通信部22は、電波を送受信するためのアンテナおよび第1無線通信装置20の出力周波数の電波を出力する発振器を含む。発振器は、例えばヒ化ガリウム高電子移動度トランジスタや、シリコンゲルマニウムバイポーラトランジスタを利用した発振器を含み得る。以下において、第1無線通信装置20の出力周波数を第1出力周波数と称する場合がある。好ましくは、第1出力周波数は、第2無線通信装置30との通信に適した周波数である記憶部24は、各種の制御プログラムおよび各種の制御処理に用いられる情報を記憶する。記憶部24は、例えば不揮発性メモリおよび揮発性メモリの少なくとも1つを含む。第1制御部26は、通信部22を制御することによって、第2無線通信装置30と無線通信する。第1制御部26は、CPU(Central Processing Unit)およびMPU(Micro Processing Unit)の少なくとも1つを含む。第1無線通信装置20は、第2無線通信装置30から供給される電力を蓄電する蓄電装置28を含む。蓄電装置28は、非接触で充電が可能なキャパシタおよび2次電池の少なくとも1つを含む。第1無線通信装置20は、ハウジング20Aをさらに含む。ハウジング20Aは、通信部22、記憶部24、第1制御部26、および、蓄電装置28を、ハウジング20Aの内部空間に収容する。
第2無線通信装置30は、第2コンポーネントCO2とは個別に構成される。第2無線通信装置30は、ケーブルCAを介して第2コンポーネントCO2に電気的に接続される。第2無線通信装置30は、通信部32、記憶部34、および、第2制御部36を含む。通信部32は、電波を送受信するためのアンテナおよび第2無線通信装置30の出力周波数の電波を出力する発振器を含む。発振器は、例えばマグネトロンおよびクライストロンの少なくとも1つを含み得る。以下において、第2無線通信装置30の出力周波数を第2出力周波数と称する場合がある。好ましくは、第2出力周波数は、第1無線通信装置20との通信および第1無線通信装置20の蓄電装置28への電力の供給に適した周波数である。記憶部34は、各種の制御プログラムおよび各種の制御処理に用いられる情報を記憶する。記憶部34は、例えば不揮発性メモリおよび揮発性メモリの少なくとも1つを含む。第2制御部36は、通信部32を制御することによって、第1無線通信装置20と無線通信する。第2制御部36は、CPUおよびMPUの少なくとも1つを含む。第2無線通信装置30は、人力駆動車Aに設けられる電力供給装置BTと電気的に接続される。第2無線通信装置30は、ハウジング30Aをさらに含む。ハウジング30Aは、通信部32、記憶部34、および、第2制御部36を、ハウジング30Aの内部空間に収容する。
第1無線通信装置20の出力周波数は、第2無線通信装置30の出力周波数とは異なる。一例では、第2無線通信装置30の出力周波数は、第1無線通信装置20の出力周波数よりも小さい。第1無線通信装置20の出力周波数および第2無線通信装置30の出力周波数の少なくとも1つは、3GHz以上である。一例では、第1出力周波数および第2出力周波数は、いずれも3GHz以上である。第1無線通信装置20の出力周波数および第2無線通信装置30の出力周波数の少なくとも1つは、300GHz未満である。一例では、第1出力周波数および第2出力周波数は、いずれも300GHz未満である。第1無線通信装置20の出力周波数および第2無線通信装置30の出力周波数の少なくとも1つは、30GHz以上である。一例では、第1出力周波数は、30GHz以上である。第1無線通信装置20の出力周波数は、30GHz以上かつ300GHz未満である。第2無線通信装置30の出力周波数は、3GHz以上かつ30GHz未満である。
第1コンポーネントCO1および第2コンポーネントCO2は、電気的に動作するように構成される。一例では、第1コンポーネントCO1は、第2無線通信装置30から供給される電力によって動作する。具体的には、第2無線通信装置30から第1無線通信装置20に供給される電力が、第1無線通信装置20の蓄電装置28に蓄電され、第1無線通信装置20の蓄電装置28から第1コンポーネントCO1に供給される。第2コンポーネントCO2は、人力駆動車Aに設けられる電力供給装置BTから供給される電力によって動作する。
図3を参照して、無線通信システム10を構成する各要素の人力駆動車Aにおける配置の一例について説明する。
人力駆動車Aは、内部空間Sを含む。一例では、人力駆動車Aの内部空間Sは、ヘッドチューブA12、ステアリングコラムSC、ステムH2、および、ダウンチューブA11の内部空間Sを含む。人力駆動車Aは、内部空間Sを形成する内面ISを含む。人力駆動車Aの内面ISは、ヘッドチューブA12、ステアリングコラムSC、ステムH2、および、ダウンチューブA11の内面ISを含む。
ヘッドチューブA12は、内部空間S1を含む。ヘッドチューブA12は、内部空間S1を形成する内面IS1を含む。ヘッドチューブA12は、上端開口部A121、下端開口部A122、および、側部開口部A123をさらに含む。上端開口部A121は、ヘッドチューブA12の上端部A12Uに形成される。下端開口部A122は、ヘッドチューブA12の下端部A12Lに形成される。側部開口部A123は、ヘッドチューブA12の下部の側部A12Sに形成される。各開口部A121、A122、A123は、内部空間S1をヘッドチューブA12の外部に開放する。
ステアリングコラムSCは、ヘッドチューブA12の内部空間S1に挿入される。一例では、ステアリングコラムSCは、チューブである。ステアリングコラムSCは、内部空間S2を含む。ステアリングコラムSCは、内部空間S2を形成する内面IS2を含む。ステアリングコラムSCは、上部SC1、中部SC2、および、下部SC3を含む。ステアリングコラムSCの上部SC1は、ヘッドチューブA12の上端開口部A121を介してヘッドチューブA12の外部に配置される。ステアリングコラムSCの中部SC2および下部SC3は、ヘッドチューブA12の内部空間S1に配置される。ステアリングコラムSCは、ヘッドチューブA12に対して回転できるように支持部SPによって支持される。支持部SPは、第1支持部SP1および第2支持部SP2を含む。第1支持部SP1は、上端開口部A121に設けられる。第2支持部SP2は、下端開口部A122に設けられる。第1支持部SP1および第2支持部SP2は、それぞれベアリングを含む。
ステアリングコラムSCは、開口部SC4を含む。開口部SC4には、ステアリングコラムSCを貫通する孔が形成される。孔は、ステアリングコラムSCの内部空間S2をステアリングコラムSCの外部に開放する。一例では、開口部SC4は、第1開口部SC41および第2開口部SC42を含む。第1開口部SC41および第2開口部SC42は、ステアリングコラムSCにおける互いに異なる部位に設けられる。第1開口部SC41は、ステアリングコラムSCの上部SC1の側部に設けられる。第2開口部SC42は、ステアリングコラムSCの下部SC3の側部に設けられる。
ステムH2は、取付部H21および延長部H22を含む。取付部H21は、ステアリングコラムSCが挿入されるリングである。ステアリングコラムSCの上部SC1は、取付部H21の孔に挿入される。取付部H21は、ステアリングコラムSCの上部SC1に固定される。延長部H22は、チューブである。延長部H22は、取付部H21の側部に繋がる。延長部H22は、内部空間S3および開口部H23含む。延長部H22は、内部空間S3を形成する内面IS3を含む。開口部H23は、延長部H22の内部空間S3を開放する。
ステアリングコラムSCの第1開口部SC41は、ステムH2の延長部H22の開口部H23に隣接する。ステアリングコラムSCの内部空間S2は、延長部H22の開口部H23を介してステムH2の内部空間S3に繋がる。
第1無線通信装置20は、人力駆動車AのハンドルバーH1、およびハンドルバーH1を人力駆動車AのステアリングコラムSCに支持するステムH2の少なくとも1つに対応するように内部空間Sに配置される。一例では、第1無線通信装置20は、ステムH2の内部空間S3に配置される。第1無線通信装置20は、ステムH2の内部空間S3における開口部H23の近くに配置される。第1無線通信装置20は、固定部によってステムH2に固定される。固定部は、例えばねじ、ボルト、または、接着剤である。固定部は、第1無線通信装置20のハウジング20AをステムH2に固定する。固定部は、ステムH2が振動する場合でも第1無線通信装置20がステムH2に対して移動しないように第1無線通信装置20を固定する。第1無線通信装置20には、ケーブルCAが接続される。ケーブルCAは、ステムH2の内部空間S3に配線される。
ダウンチューブA11は、内部空間S4を含む。ダウンチューブA11は、内部空間S4を形成する内面IS4を含む。ダウンチューブA11は、開口部A111をさらに含む。開口部A111は、ダウンチューブA11の端部に形成される。ヘッドチューブA12の側部開口部A123は、ヘッドチューブA12におけるダウンチューブA11の開口部A111に対応する部位に設けられる。ダウンチューブA11の開口部A111は、ヘッドチューブA12の側部開口部A123を介してヘッドチューブA12の内部空間S1に繋がる。
第2無線通信装置30は、人力駆動車AのフレームA1に対応するように内部空間Sに配置される。一例では、第2無線通信装置30は、ダウンチューブA11の内部空間S4に配置される。第2無線通信装置30は、ダウンチューブA11の内部空間S4における開口部A111の近くに配置される。第2無線通信装置30は、固定部によってダウンチューブA11に固定される。固定部は、例えばねじ、ボルト、または、接着剤である。固定部は、第2無線通信装置30のハウジング30AをダウンチューブA11に固定する。固定部は、フレームA1が振動する場合でも第2無線通信装置30がダウンチューブA11に対して移動しないように第2無線通信装置30を固定する。第2無線通信装置30には、ケーブルCAが接続される。ケーブルCAは、ダウンチューブA11の内部空間S4に配線される。
第1無線通信装置20は、人力駆動車Aの内部空間Sを介して第2無線通信装置30と通信する人力駆動車Aの内部空間Sは、第1無線通信装置20と第2無線通信装置30との間を伝播する無線信号の伝播経路を含む。一例では、伝播経路は、ステムH2の内部空間S3、ステムH2の開口部H23、ステアリングコラムSCの第1開口部SC41、ステアリングコラムSCの内部空間S2、ステアリングコラムSCの第2開口部SC42、ヘッドチューブA12の内部空間S1、ダウンチューブA11の開口部A111、および、ダウンチューブA11の内部空間S4によって構成される。
人力駆動車Aは、シールド部SEをさらに含む。シールド部SEは、電磁シールドとして機能する材料によって構成される。シールド部SEを構成する材料は、例えばアルミニウムである。一例では、シールド部SEは、伝播経路を構成する人力駆動車Aの内面ISに設けられる。具体的には、シールド部SEは、ステムH2の内面IS3、ステアリングコラムSCの内面IS2、ヘッドチューブA12の内面IS1、および、ダウンチューブの内面IS4に設けられる。シールド部SEは、人力駆動車Aの内面ISに設けられるコーティング層である。
図4を参照して、第1制御部26が実行する制御の一例について説明する。
第1制御部26は、ステップS11において、操作装置ODが操作されたか否かを判定する。具体的には、第1制御部26は、操作装置ODからの操作信号を受け取ったか否かを判定する。第1制御部26は、ステップS11において、操作装置ODが操作されていないと判定した場合、ステップS11の処理を繰り返す。第1制御部26は、ステップS11において、操作装置ODが操作されたと判定した場合、ステップS12の処理に移行する。
第1制御部26は、ステップS12において、操作装置ODからの操作信号に対応する制御信号を送信する。制御信号は、操作装置ODと対応する被操作装置OTを動作させるための情報を含む、第1出力周波数の電波である。好ましくは、第1出力周波数は、30GHz以上かつ300GHz未満である。第1制御部26は、ステップS12の終了後、制御を終了する。第1制御部26は、ステップS11およびステップS12を実行することで、第2無線通信装置30に第1出力周波数の電波を送信する。
図5を参照して、第2制御部36が実行する制御の一例について説明する。
第2制御部36は、ステップS21において、第1無線通信装置20に電波を送信する。具体的には、第2制御部36は、通信部32から第1無線通信装置20に第2出力周波数の電波を送信する。第2出力周波数の電波は、第1無線通信装置20の蓄電装置28に電力を供給する。好ましくは、第2出力周波数は3GHz以上かつ30GHz未満である。第2制御部36は、ステップS21の終了後、ステップS22の処理に移行する。
第2制御部36は、ステップS22において、制御信号を受信したか否かを判定する。第2制御部36は、ステップS22において、制御信号を受信していないと判定した場合、ステップS22の処理を再度実行する。第2制御部36は、ステップS22において、制御信号を受信したと判定した場合、ステップS23の処理に移行する。
第2制御部36は、ステップS23において、受信した制御信号に応じて被操作装置OTを制御する。具体的には、第2制御部36は、受信した制御信号に応じた動作を要求する操作信号を被操作装置OTに出力する。第2制御部36は、ステップS23の終了後、ステップS24の処理に移行する。
第2制御部36は、ステップS24において、被操作装置OTの動作が完了したか否かを判定する。具体的には、第2制御部36は、被操作装置OTから動作が完了した情報を受信したか否かを判定する。第2制御部36は、ステップS24において、動作が完了した情報を受信していないと判定した場合、ステップS24の処理を再度実行する。第2制御部36は、ステップS24において、動作が完了した情報を受信したと判定した場合、ステップS25の処理に移行する。
第2制御部36は、ステップS25において、第1無線通信装置20に対して第2出力周波数の電波を出力する。出力される第2出力周波数の電波は、被操作装置OTの動作が完了した情報を少なくとも含む。好ましくは、第2出力周波数の電波は、第1無線通信装置20の蓄電装置28に電力を供給する。第2制御部36は、ステップS25の終了後、制御を終了する。
図6を参照して、無線通信システム10における制御方法について説明する。
無線通信システム10は、人力駆動車Aに搭載される第1コンポーネントCO1に電気的に接続される第1無線通信装置20と、人力駆動車Aに搭載される第2コンポーネントCO2に電気的に接続される第2無線通信装置30と、を備える。第1コンポーネントCO1は、操作装置ODを含み、第2コンポーネントCO2は、操作装置ODによって操作される被操作装置OTを含み、第1無線通信装置20は、人力駆動車Aの内部空間Sを介して第2無線通信装置30と通信する。無線通信システム10における制御方法は、第2無線通信装置30が、第1無線通信装置20に電力を非接触的に供給するステップと、操作入力を、操作装置ODが受け付けるステップと、操作入力に対応する制御信号を、第1無線通信装置20が送信するステップと、制御信号を、第2無線通信装置30が受信するステップと、制御信号に応じて被操作装置OTが動作するステップと、を備える。
第2無線通信装置30は、ステップS31において、第1無線通信装置20に対して電力を非接触的に供給する。具体的には、第2無線通信装置30は第2出力周波数の電波を第1無線通信装置20に送信する。
第1無線通信装置20は、ステップS32において、第1コンポーネントCO1に電力を供給する。第1コンポーネントCO1は、ステップS33において、外部からの操作入力を受け付ける。具体的には、第1コンポーネントCO1の操作装置ODが、外部からの操作入力を受け付ける。操作装置ODが操作された場合、第1コンポーネントCO1は、ステップS34において、操作装置ODの操作部材の操作内容に対応する操作信号を送信する。
第1無線通信装置20は、ステップS35において、操作装置ODからの操作信号に対応する制御信号を第2無線通信装置30に送信する。制御信号は、第1出力周波数の電波により構成される。
第2無線通信装置30は、ステップS36において、第1無線通信装置20からの制御信号に対応した操作信号を第2コンポーネントCO2に送信する。
第2コンポーネントCO2は、ステップS37において、操作信号に応じて動作する。具体的には、第2コンポーネントCO2である被操作装置OTが、操作信号に基づいて動作する。第2コンポーネントCO2は、ステップS38において、操作信号に応じた動作が完了した情報を第2無線通信装置30に送信する。
第2無線通信装置30は、ステップS39において、第2出力周波数の電波を第1無線通信装置20に送信する。第2出力周波数の電波は、制御信号に対する動作が完了した情報を少なくとも含む。
以上の処理により、第1無線通信装置20と第2無線通信装置30とによる無線通信が完了する。
<変形例>
実施形態に関する説明は、本発明に従う無線通信システムおよび制御方法が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う無線通信システムおよび制御方法は、例えば以下に示される実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変形例において、実施形態の形態と共通する部分については、実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
・第1無線通信装置20および第2無線通信装置30の人力駆動車Aにおける配置は、任意に変更可能である。図7は変形例の第1無線通信装置20および第2無線通信装置30の配置を示す。第1無線通信装置20はハンドルバーH1の内部空間S5に設けられる。第2無線通信装置30は、シートステーA14の内部空間S6に設けられる。ステアリングコラムSCの第2開口部SC42およびヘッドチューブA12の側部開口部A123がトップチューブA13の開口と対応する部位に設けられる。伝播経路は、ハンドルバーH1の内部空間S5、ステムH2の内部空間S3、ステムH2の開口部H23、ステアリングコラムSCの第1開口部SC41、ステアリングコラムSCの内部空間S2、ステアリングコラムSCの第2開口部SC42、ヘッドチューブA12の内部空間S1、トップチューブA13の内部空間S7、および、シートステーA14の内部空間S6によって構成される。好ましくは、各内部空間S5、S6、および、S7を形成する内面ISは、シールド部SEを含む。
・第1無線通信装置20と第1コンポーネントCO1とは、同一のハウジング内に構成されていてもよい。この場合、第1コンポーネントCO1のハウジング内において第1無線通信装置20と第1コンポーネントCO1とが電気的に接続される。
・第2無線通信装置30と第2コンポーネントCO2とは、同一のハウジング内に構成されていてもよい。この場合、第2コンポーネントCO2のハウジング内において第2無線通信装置30と第2コンポーネントCO2とが電気的に接続される。
・人力駆動車Aの種類は、任意に変更可能である。一例では、人力駆動車Aは、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、シティサイクル、カーゴバイク、リカンベント、または、キックスケータである。
・本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、その選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、その選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
10…無線通信システム、20…第1無線通信装置、28…蓄電装置、30…第2無線通信装置、A…人力駆動車、A1…フレーム、S…内部空間、BT…電力供給装置、CO1…第1コンポーネント、CO2…第2コンポーネント、H1…ハンドルバー、H2…ステム、SC…ステアリングコラム、OD…操作装置、OD1…変速操作装置、OD2…制動操作装置、OD3…サスペンション操作装置、OD4…アジャスタブルシートポスト操作装置、OD5…補助駆動操作装置、OT…被操作装置、T…変速装置、BD…制動装置、SU…サスペンション、ASP…アジャスタブルシートポスト、E…補助駆動装置。

Claims (16)

  1. 人力駆動車に搭載される第1コンポーネントに電気的に接続される第1無線通信装置と、
    前記人力駆動車に搭載される第2コンポーネントに電気的に接続される第2無線通信装置と、を含み、
    前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置の少なくとも1つは、前記人力駆動車の内部空間に配置され
    前記第1無線通信装置の出力周波数は、前記第2無線通信装置の出力周波数とは異なる、無線通信システム。
  2. 前記第2無線通信装置の出力周波数は、前記第1無線通信装置の出力周波数よりも小さい、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記第1無線通信装置の出力周波数は、30GHz以上かつ300GHz未満である、請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記第2無線通信装置の出力周波数は、3GHz以上かつ30GHz未満である、請求項1から3のいずれか一項に記載の無線通信システム。
  5. 人力駆動車に搭載される第1コンポーネントに電気的に接続される第1無線通信装置と、
    前記人力駆動車に搭載される第2コンポーネントに電気的に接続される第2無線通信装置と、を含み、
    前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置の少なくとも1つは、前記人力駆動車の内部空間に配置され
    前記第1無線通信装置の出力周波数および前記第2無線通信装置の出力周波数の少なくとも1つは、3GHz以上である、無線通信システム。
  6. 前記第1無線通信装置の出力周波数および前記第2無線通信装置の出力周波数の少なくとも1つは、30GHz以上である、請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記第1無線通信装置の出力周波数および前記第2無線通信装置の出力周波数の少なくとも1つは、300GHz未満である、請求項5または6に記載の無線通信システム。
  8. 前記第1無線通信装置は、前記人力駆動車のハンドルバー、および前記ハンドルバーを前記人力駆動車のステアリングコラムに支持するステムの少なくとも1つに対応するように前記内部空間に配置される、請求項1から7のいずれか一項に記載の無線通信システム。
  9. 前記第2無線通信装置は、前記人力駆動車のフレームに対応するように前記内部空間に配置される、請求項1から8のいずれか一項に記載の無線通信システム。
  10. 前記第2コンポーネントは、前記人力駆動車に設けられる電力供給装置から供給される電力によって動作する、請求項1から9のいずれか一項に記載の無線通信システム。
  11. 前記第1コンポーネントは、前記第2無線通信装置から供給される電力によって動作する、請求項1から10のいずれか一項に記載の無線通信システム。
  12. 前記第1無線通信装置は、前記第2無線通信装置から供給される電力を蓄電する蓄電装置を含む、請求項11に記載の無線通信システム。
  13. 前記第1コンポーネントは、操作装置を含み、
    前記第2コンポーネントは、前記操作装置によって操作される被操作装置を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の無線通信システム。
  14. 前記操作装置は、変速操作装置、制動操作装置、サスペンション操作装置、アジャスタブルシートポスト操作装置、および、補助駆動力を出力する補助駆動装置を操作するための補助駆動操作装置の少なくとも1つを含む、請求項13に記載の無線通信システム。
  15. 前記被操作装置は、変速装置、制動装置、サスペンション、アジャスタブルシートポスト、および、補助駆動力を出力する補助駆動装置の少なくとも1つを含む、請求項13または14に記載の無線通信システム。
  16. 人力駆動車に搭載される第1コンポーネントに電気的に接続される第1無線通信装置と、前記人力駆動車に搭載される第2コンポーネントに電気的に接続される第2無線通信装置と、を備え、前記第1コンポーネントは、操作装置を含み、前記第2コンポーネントは、前記操作装置によって操作される被操作装置を含み、前記第1無線通信装置および前記第2無線通信装置の少なくとも1つは、前記人力駆動車の内部空間に配置される、無線通信システムにおける制御方法であって、
    前記第2無線通信装置が、前記第1無線通信装置に電力を非接触的に供給するステップと、
    操作入力を、前記操作装置が受け付けるステップと、
    前記操作入力に対応する制御信号を、前記第1無線通信装置が送信するステップと、
    前記制御信号を、前記第2無線通信装置が受信するステップと、
    前記制御信号に応じて前記被操作装置が動作するステップと、を備える制御方法。
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