JP7246024B2 - 水栓及び水栓の製造方法 - Google Patents
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Description
湯が流入する湯流入口、水が流入する水流入口、および湯と水とが混合された混合水が流出する混合水流出口が設けられた樹脂製の水栓本体部と、
前記水栓本体部の前記湯流入口に接続される湯路及び前記水栓本体部の前記水流入口に接続される水路のうち少なくとも一方、および前記水栓本体部の前記混合水流出口に接続される混合水路を有する流路ブロックと、
を備え、
前記流路ブロックは、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路の少なくとも一部が設けられた第1樹脂部材と、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路の少なくとも一部が設けられ、前記第1樹脂部材に取り付けられる第2樹脂部材と、
前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材との間に配置されるシール部材と、
を有し、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路のうち少なくとも1つは、屈曲している。
湯路、水路、及び混合水路の少なくとも一部が設けられた第1樹脂部材および第2樹脂部材を作製するステップ、
前記第1樹脂部材に前記第2樹脂部材を取り付けるステップ、
前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材との間にシール部材を注入するステップ、
を含み、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路のうち少なくとも1つは、屈曲している。
湯供給口及び水供給口から供給される湯及び水を混合し、シャワー又はカランから吐水する水栓が知られている。例えば、特許文献1の水栓は、金属管内に収納された通水部の湯水混合弁によって湯と水とを混合し、切替弁によって混合水の吐水量及び吐水方向を制御している。
本発明の実施の形態1に係る樹脂製の水栓の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る水栓10の斜視図である。実施の形態1において、水栓10は浴室の壁面に取り付けられるサーモスタット式水栓である。図1に示すように、水栓10は、水栓ユニット20と、ハンドルユニット50とを備える。水栓ユニット20は、吐水を行うためのユニットである。ハンドルユニット50は、水栓ユニット20に取り付けられ、水栓ユニット20の吐水における吐水量、吐水方向、および湯水の混合度合いを変更可能にするユニットである。
図2は、図1の水栓10の内部構成を示す分解図である。なお、図2においては、説明を容易にするために、いくつかの要素を省略している。図2に示すように、水栓ユニット20は、水栓本体部21と、保温材22と、本体カバー25(図1参照)と、流路ブロック80と、を備える。
水栓本体部21は、流路ブロック80を介して、湯供給源27の湯供給口27a及び水供給源28の水供給口28aに接続される。湯供給口27a及び水供給口28aは、浴室の壁面(取り付け面)側に設けられる。
主管部210は筒状に形成された管状の部材である。図2に示すように、主管部210には、湯水混合弁30と切替弁31とが軸方向(Y方向)に並んで内部に嵌合して取り付けられている。主管部210の内壁は湯水混合弁30と切替弁31を内包する空間を形成し、軸方向に沿って延びている。金型を用いた樹脂成形のために、主管部210の内壁を、軸方向の中心側から端部側に向かって外側に僅かに広がるように傾斜させてもよい(例えば傾斜角度が0.2-0.5度)。主管部210の軸方向(Y方向)の両端部には、湯水混合弁30及び切替弁31を挿入するための開口がそれぞれ形成されている。
湯供給用枝管部211は、主管部210から分岐し、湯供給源27に向かって延びるように形成された管状の部材である。湯供給用枝管部211の内部には、湯供給源27からの湯を主管部210の内部に供給する流路が形成されている。湯供給用枝管部211は、流路ブロック80と接続される湯流入口210aを有し、流路ブロック80を介して、湯供給源27の湯供給口27aに接続される。
水供給用枝管部212は、主管部210から分岐し、水供給源28に向かって延びるように形成された管状の部材である。水供給用枝管部212は、水供給源28からの水を主管部210の内部に供給する流路が形成されている。水供給用枝管部212は、流路ブロック80と接続される水流入口210bを有し、流路ブロック80を介して、水供給源28の水供給口28aに接続される。
シャワー吐水用枝管部214は、主管部210から分岐し、水栓10が取り付けられる取り付け面に向かって延びるように形成された管状の部材である。シャワー吐水用枝管部214は、浴室の壁に向かって延在し、湯水を吐水する流路を内部に形成する。シャワー吐水用枝管部214は、流路ブロック80と接続される混合水流出口210cを有し、流路ブロック80を介して、シャワーエルボ29に接続されている。実施の形態1では、シャワー吐水用枝管部214は、シャワー吐水を行うための吐水管である。
図3は、図2の流路ブロック80を示す斜視図である。図4は、図3の流路ブロック80の分解図である。図3及び図4に示すように、流路ブロック80は、湯供給口27a及び水供給口28aが設けられる取り付け面側に配置される第1端壁PS1と、第1端壁PS1と対向し、且つ水栓本体部21と接続される第2端壁PS2と、を有する平板状の部材で形成されている。
水栓10の製造方法について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係る水栓10の製造方法のフローチャートである。水栓10は、例えば、DSI(Die Slide Injection)成形によって製造される。
実施の形態1に係る水栓10によれば、以下の効果を奏することができる。
本発明の実施の形態2に係る水栓について説明する。なお、実施の形態2では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態2においては、実施の形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施の形態2では、実施の形態1と重複する記載は省略する。
実施の形態2に係る水栓10Aによれば、以下の効果を奏することができる。
20 水栓ユニット
21,21A 水栓本体部
210 主管部
210a 湯流入口
210b 水流入口
210c 混合水流出口
211,211A 湯供給用枝管部
212 水供給用枝管部
213 カラン吐水用枝管部
214 シャワー吐水用枝管部
22 保温材
25 本体カバー
27 湯供給源
27a 湯供給口
28 水供給源
28a 水供給口
29 シャワーエルボ
30 湯水混合弁
31 切替弁
50 ハンドルユニット
80,80A 流路ブロック
81 湯路
81a 湯路上流口
81b 湯路下流口
82 水路
82a 水路上流口
82b 水路下流口
83 混合水路
83a 混合水路上流口
83b 混合水路下流口
PS1 第1端壁
PS2 第2端壁
D1 一方側
D2 他方側
Claims (9)
- 湯が流入する湯流入口、水が流入する水流入口、および湯と水とが混合された混合水が流出する混合水流出口が設けられた樹脂製の水栓本体部と、
前記水栓本体部の前記湯流入口に接続される湯路及び前記水栓本体部の前記水流入口に接続される水路のうち少なくとも一方、および前記水栓本体部の前記混合水流出口に接続される混合水路を有する流路ブロックと、
を備え、
前記流路ブロックは、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路の少なくとも一部が設けられた第1樹脂部材と、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路の少なくとも一部が設けられ、前記第1樹脂部材に取り付けられる第2樹脂部材と、
前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材との間に配置されるシール部材と、
を有し、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路のうち少なくとも1つは、屈曲している、水栓。 - 前記湯路又は水路は、前記混合水路と立体的に交差している、請求項1に記載の水栓。
- 前記シール部材は、前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材とで形成される隙間に配置される、請求項1又は2に記載の水栓。
- 前記シール部材は、前記湯路と前記混合水路とを隔てる壁の少なくとも一部、又は前記水路と前記混合水路とを隔てる壁の少なくとも一部を構成している、請求項1~3のいずれか一項に記載の水栓。
- 前記流路ブロックは、湯供給口及び水供給口が設けられた取り付け面側に配置される第1端壁と、前記第1端壁と対向し、且つ前記水栓本体部と接続される第2端壁と、を有し、
前記第1端壁には、前記湯供給口に接続される湯路上流口、前記水供給口に接続される水路上流口、および前記混合水を流出する混合水路下流口が設けられており、
前記第2端壁には、前記水栓本体部の前記湯流入口に接続される湯路下流口、前記水栓本体部の前記水流入口に接続される水路下流口、および前記水栓本体部の前記混合水流出口に接続される混合水路上流口が設けられており、
前記第1端壁において、一方側から他方側に向かって、前記湯路上流口、前記混合水路下流口、および前記水路上流口がこの順に並んでおり、
前記第2端壁において、前記一方側から前記他方側に向かって、前記湯路下流口、前記水路下流口、および前記混合水路上流口がこの順に並んでいる、
請求項1~4のいずれか一項に記載の水栓。 - 前記第2端壁における前記湯路下流口と前記水路下流口との間の第1間隔は、前記第1端壁における前記湯路上流口と前記水路上流口との間の第2間隔より小さい、請求項5に記載の水栓。
- 前記第1端壁における前記湯路上流口と前記混合水路下流口との間の第3間隔と、前記第1端壁における前記水路上流口と前記混合水路下流口との間の第4間隔とは、等しい、請求項5又は6に記載の水栓。
- 前記シール部材は、樹脂で形成されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の水栓。
- 湯路、水路、及び混合水路の少なくとも一部が設けられた第1樹脂部材および第2樹脂部材を作製するステップ、
前記第1樹脂部材に前記第2樹脂部材を取り付けるステップ、
前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材との間にシール部材を注入するステップ、
を含み、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路のうち少なくとも1つは、屈曲している、水栓の製造方法。
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JP2019086432A JP7246024B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 水栓及び水栓の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2019086432A Active JP7246024B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 水栓及び水栓の製造方法 |
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