JP7100412B2 - 格納式荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の一実施形態に係る格納式荷受台昇降装置を車両に架装して荷受台を格納した状態を表す側面図、図2は荷受台を展開した状態を表す側面図、図3は格納式荷受台昇降装置の側面図である。本願明細書においては、図1-図3の左右を格納式荷受台昇降装置(以下、荷受台昇降装置と略称する)の前後とする。例えば図1-図3では荷受台昇降装置を車両の後部に架装し、荷受台を車両の後側に引き出す場合を例示しているが、この状態では荷受台昇降装置の前後方向は車両の前後方向に一致する。しかし車両の側部に荷受台を引き出すように荷受台昇降装置を架装する場合もある。その場合には、荷受台昇降装置の前後方向は車両の前後方向に直交する。
スライダユニット30は、左右のガイドレール31、スライダ32、及びスライドシリンダ33(図2)を備えている。左右のガイドレール31は、車枠Fの後部下側に前後に平行に延びる姿勢で取り付けられている。スライダ32は左右のガイドレール31にスライド可能に取り付けられ、ガイドレール31に沿って前後に移動可能である。スライドシリンダ33は複動式の油圧シリンダであり、ガイドレール31及びスライダ32に適宜支持部材を介して両端が固定されている。スライドシリンダ33の伸縮動作によりガイドレール31に沿ってスライダ32が前後に移動し、リフタユニット40を介してスライダ32に支持された荷受台20が前後に移動する。
リフタユニット40は、第1アーム(チルトアーム)41、第2アーム(リフトアーム)42、第3アーム(コンプレッションアーム)43及びリフトシリンダ44を左右一組ずつ備えている。このリフタユニット40は荷受台20の左右両端の間の部分を荷受面に干渉しないように支持している。第1アーム41はスライダ32に対して上部がピンを介して連結され、下部が前後に回動する。第2アーム42は、前端部が第1アーム41に、後端部が荷受台20に、左右に延びる軸P1,P2を介してそれぞれ回動可能に連結されている。第3アーム43は、前端部がスライダ32に、後端部が荷受台20に、左右に延びる軸P3,P4を介してそれぞれ回動可能に連結されている。リフトシリンダ44は単動式油圧シリンダ(複動式でも良い)であり、本実施形態ではロッド側が第1アーム41の下部に、ボトム側が第2アーム42に、それぞれ回動可能に連結されている。第2アーム42及び第3アーム43は、スライダ32に対して荷受台20を昇降可能に連結する平行リンクを形成する(軸P1-P4が平行四辺形の頂角をなす)。この平行リンクがリフトシリンダ44の伸縮駆動に伴って上下に回動駆動することで、荷受台20が水平姿勢を保って昇降する。
荷受台20は荷物等を受けて昇降する台であり、リフタユニット40に連結された基端側荷受台21、基端側荷受台21の後部にヒンジ(不図示)を介して回動可能に連結された先端側荷受台22を備えている。先端側荷受台22は、ヒンジを支点に回動し、左方から見て展開状態(図2)から反時計回り(左回り)に反転し(180度回動し)基端側荷受台21の上側に折り重ねられる(図1)。折り畳んだ状態の荷受台20の後端面はバンパを構成する(図1)。荷受台20の左右の幅は例えば荷台の幅と同程度であり、左右の車枠Fの外法寸法よりも広い。本実施形態では先端側荷受台22は非折り畳み式であり、荷受台20は先端側荷受台22を1枚のみ含んだ2枚折れ構造である。また、左右から見ると、荷受台20は展開した状態(図2の状態)で基端から先端(後方)に向かって薄くなるように三角形状に形成されている。
(1)本実施形態によれば、荷受台20を格納しても荷受面の露出領域Bと車枠Fとの間にスペースSが確保できるので、このスペースSを利用して上記のように車枠Fに車載機器Xを設置することができる。スペースSを確保することで車両の機器レイアウトの制約を緩和することができる。
上記実施形態では、先端側荷受台22を1枚として荷受台20が1箇所で折れる構造を例示したが、露出領域Bが確保される限りにおいては、先端側荷受台22を前後に複数枚の荷受台で構成することで、荷受台20が2カ所以上で折れる構造としても良い。
Claims (4)
- 荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、
前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、
前記スライダと前記荷受台とを連結するアームと、
前記アームの先端に連結された前記荷受台とを備え、
前記荷受台は、前記アームに連結された基端側荷受台と、前記基端側荷受台の後部に回動可能に連結された少なくとも1枚の先端側荷受台とを含み、前記基端側荷受台と前記先端側荷受台との連結部が前記荷受台の荷受面の中央よりも後方に位置するように構成されており、
前記基端側荷受台の上側に前記先端側荷受台を折り重ねて前記荷受台を格納した状態で、前記基端側荷受台の荷受面が、前記先端側荷受台で覆われる後側の被覆領域と露出する前側の露出領域とに区画され、前記荷受面の露出領域と前記車枠との間に前記先端側荷受台が後方に対向するスペースが確保されるように構成されており、
前記露出領域の少なくとも一部は前記荷受台と前記アームとを連結する軸よりも後側に存在する格納式荷受台昇降装置。 - 請求項1の格納式荷受台昇降装置において、前記荷受台を格納した状態で、前記先端側荷受台が、前記スペースを利用して前記車枠に設置された車載機器の少なくとも一部と前後に重なる格納式荷受台昇降装置。
- 請求項2の格納式荷受台昇降装置において、前記荷受台を格納した状態で、前記露出領域が、前記車載機器の少なくとも一部と上下に重なる格納式荷受台昇降装置。
- 請求項1-3のいずれか1項の格納式荷受台昇降装置において、前記荷受台が前記先端側荷受台を1枚のみ含んだ2枚折れ構造であり、前記先端側荷受台の前後長が、前記基端側荷受台の前後長よりも短い格納式荷受台昇降装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=69150481
Family Applications (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009113577A (ja) | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 車両用の荷受台昇降装置 |
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2018
- 2018-09-26 JP JP2018180004A patent/JP7100412B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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