JP7186123B2 - 除染泥土の処理方法 - Google Patents
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Description
湖沼底の除染作業のために浚渫した除去土壌(以下「除染泥土」と称する)は、水分を多量に含んだ泥状物であることから、そのままの状態で保管することは困難である。除染泥土の処理については、凝集させた後、凝集除染泥土を保管袋に収納し、更にコンクリート製容器に収納して保管する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
除染泥土の凝集に用いられる凝集剤としては、石膏粉末を配合した凝集剤がある(例えば、特許文献2、3、4参照)。
本発明の目的は、より迅速に固形分と水分とを分離して、泥土の水分を低減できる除染泥土の処理方法を提供することにある。
本発明の除染泥土の処理方法は、除染泥土を含む泥水に、無水石膏を含む脱水促進材を添加する脱水促進工程と、前記泥水中の固形分と水分とを分離する固液分離工程とを含む。それぞれの工程について、以下に説明する。
まず、除染泥土を含む泥水に所定の脱水促進材を添加する。所定の脱水促進材が添加されることによって、除染泥土の脱水が促進される。本発明で用いられる脱水促進材は、無水石膏にポリマー等の成分を混合して得ることができる。無水石膏としては、例えば、天然無水石膏(タイ産)が挙げられる。その物性を、工業無水石膏(旭硝子(株)製)と比較して以下に示す。
(平均粒子径D50)
各無水石膏について、湿式粒度分布から求めた平均粒子径D50を、下記表1にまとめる。なお、分散媒としては水を用い、超音波分散による前処理を施した後、粒子径分布測定装置(マイクロトラック・ベル(株)製)により求めた。
なお、天然無水石膏の平均粒子径D50が5μm未満と小さい場合には、泥水に良好に分散せず、脱水剤の機能が損なわれるおそれがある。一方、天然無水石膏の平均粒子径D50が100μmを超えて大きい場合には、他の成分との粒径の乖離が発生し、偏析が起こりうるという点で好ましくない。したがって、本発明においては、平均粒子径D50が5~100μmの天然無水石膏が用いられる。天然無水石膏の平均粒子径D50は、好ましくは10~40μmであり、より好ましくは15~30μmである。
下記表2には、各無水石膏の乾式粒度をまとめる。乾式粒度は、目開き150μmの篩と、目開き90μmの篩とを用いて測定した。
全自動多目的X線解説装置(D8 ADVANCE ブルカー・エイエックス社製)を用いて、天然無水石膏(タイ産)及び工業無水石膏(旭硝子(株)製)の結晶子を測定した。測定条件は以下のとおりとした。
・管電圧、管電流:40kV、40mA
・走査範囲:20~50° ・ステップ幅:0.02° ・計測時間:1S/ステップ
・発散スリット、受光スリット:いずれも0.3°
結晶子は、(020)面のピークからシェラーの式より算出した。結晶子の算出は、装置による自動計算で行われる。
D=Kλ/(Bcosθ)
(D:結晶子サイズ、 K:シェラー定数(0.9)、 λ:X線波長
B:ピーク半地幅、 θ:ブラッグ角)
得られた結果を、下記表4にまとめる。
天然無水石膏は、工業無水石膏より配向性が高いことから、長さ方向に成長した繊維状を有していると推測される。下記表5には、(020)面と(102)面との強度比を示す。
比(I(020)/I(102))が小さすぎる場合は、配向性が高くなく、長さ方向へ成長した繊維状を示さないことから、泥水への分散性に悪影響を及ぼすと考えられる。比(I(020)/I(102))を5以上に規定することにより、泥水への分散性が向上することが見出された。容易に測定可能な強度比の範囲を考慮すると、比(I(020)/I(102))の上限は50程度とすることができる。
ポリマーは、凝集によるフロックの肥大化という効果を付与するが、過剰に配合されても効果が顕著に向上するわけではない。天然無水石膏100質量部に対して、10~15質量部のポリマーが用いられれば、所望の効果を十分に得ることができる。
また、スルホン酸塩とアクリルアミドとの共重合体におけるスルホン酸としては、例えば、アクリルアミド2-メチルプロパンスルホン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸等を挙げることができる。
本発明に用いられる脱水促進材には、硫酸アルミニウム、ソーダ灰、粉末ポリ塩化アルミニウム(PAC)、珪藻土(P1200)等が含有されていてもよい。こうした成分は、天然無水石膏100質量部に対して、それぞれ以下の割合で用いることが好ましい。
硫酸アルミニウム:15~30質量部
アルギン酸:1~10質量部
ソーダ灰:10~20質量部
粉末PAC:0.5~10質量部
珪藻土:5~20質量部
脱水促進材は、天然無水石膏に対し、所定量のポリマー、及び硫酸アルミニウム等の成分を配合し、粉体用混合機等を用いて混合することによって作製することができる。
脱水促進材は、除染泥土を含む泥水100質量部に対して、0.01~0.1質量部添加すれば、所望の効を十分に得ることができる。所定の容器内に泥水とともに脱水促進材を収容し、例えば撹拌羽根等を用いて100~400rpmで攪拌する。混合後、20秒~2分程度経過すると、フロックが生じて沈降する。フロックの沈降時間やフロックの質量に基づいて、除染泥土の脱水促進を判断することができる。
除染泥土の脱水が促進された泥水は、透水部材を用いて固形分と水分とを分離する。透水部材としては、例えば、篩を用いることができる。篩の目開きは、適宜選択することができるが、0.25mm~1.8mmの範囲内であることが好ましく、0.4mm~1.2mmの範囲内が更に好ましい。所定の目開きの篩上に泥水を供給すると固形分と水分とが分離されて、水分の低減されたフロックが篩上に得られる。
袋体に泥水を収容し、例えば上方から吊り下げることで水分が排出されて、脱水された泥土を得ることができる。泥土は既に袋体に収容されているため、脱水後の運搬や保存等の作業が容易となる。
泥水が収容された袋体を加圧した場合には、水分の排出が加速されるので、より迅速に固液分離を行うことができる。また、泥水が収容された袋体を回転させて遠心分離処理を行った場合にも、水分の排出を加速することができる。
<使用する石膏の選定>
まず、天然無水石膏と工業無水石膏について、脱水性能の確認を行った。具体的には、ため池底質に天然無水石膏と工業無水石膏とをそれぞれ添加し、フロックの形成試験、及び沈降試験を行った。
ため池底質25gに水475gを加えて、泥水500gを調製した。得られた泥水に、天然無水石膏(タイ産)を0.3g添加して試料を作製した。
フロック形成試験:作製した試料(天然無水石膏が添加された泥水)を、汎用攪拌機(新東科学株式会社製 汎用撹拌機BL300)を用いて混合速度200rpmで撹拌した。1分後、篩(篩目850μm)を用いて泥水を漉して固液分離し、篩上のフロックの質量を測定した。
さらに、篩の目開きを変更する以外は前述と同様にしてフロック形成試験を行い、篩上のフロックの質量を測定した。その結果を、下記表6に示す。篩上のフロックが多いほど、脱水が促進されたことを示す。
天然無水石膏100質量部に対し、下記表9に示す質量部で、ポリマー、硫酸アルミニウム、アルギン酸(粗粉)、ソーダ灰、粉末ポリ塩化アルミニウム(PAC)、珪藻土(P1200)を配合して、サンプル1~10の脱水促進材を作製した。
処理対象としては、除染泥土(福島県の所定のため池から採取した底質土)25gと水道水475gとを混合して、500gの泥水を調製した。天然無水石膏を含有するサンプル1~10を用いた処理は実施例1~10とし、工業無水石膏を含有するサンプル11を用いた処理は比較例とする。
泥水中の脱水促進材の分散状態を目視により観察したところ、サンプル1~10の脱水促進材は、サンプル11の脱水促進材より良好に分散していることが確認された。
混合開始からフロックが形成されるまでの時間(tF)を測定し、以下のようにフロック形成速度を評価した。
◎:tF≦30sec
○:30sec<tF≦60sec
△:60sec<tF≦120sec
×:tF>120sec
なお、フロックが形成されない場合も、フロック形成速度は“×”とした。
フロック形成速度は、“△”、“○”、“◎”を合格とする。フロック形成速度が短いほど、脱水促進性能が優れており、処理時間の短縮にもつながる。
フロックを含有する泥水を目開き850μmの円形篩を用いて、固形分(フロック)と水分とを分離し、篩上に残ったフロックの大きさを測定した。フロックの大きさとは、泥水中に形成されたフロックの大きさをさし、目視及びビーカーの外からの計測により求めた。フロックの大きさが5mm以上10mm以下であれば“大”とし、1mm以上5mm未満であれば“小”とする。形成されるフロックが大きいほど、固液分離を迅速に行うことができる。
篩下の水分のpHは、卓上型pHメーターにより測定した。pHは、5~9程度であることが好ましく、5.8~8.6程度であることがより好ましい。
篩下の水分の透明度は、目視により調べ、以下の基準により評価した。
◎:浮遊物が見られず、水が透明になる
○:浮遊物が若干あるが、水がほぼ透明になる
△:浮遊物が若干あり、水に若干の濁りがある
×:浮遊物があり、水に濁りがある
透明度が優れていることは、泥水中の汚濁浮遊物が沈降したこと、即ち、脱水が促進されたことに相当する。
Claims (4)
- 放射能に汚染された除染泥土の処理方法であって、
除染泥土を含む泥水に、無水石膏を含む脱水促進材を添加する脱水促進工程と、前記泥水中の固形分と水分とを分離する固液分離工程とを含み、
前記無水石膏は、湿式粒度分布から求めた平均粒子径D50が5~100μmの天然無水石膏(タイ産)であり、X線回折により求められるピーク強度のうち、(020)面のピーク強度(I(020))と、(102)面のピーク強度(I(102))との比(I(020)/I(102))が、5以上であり、篩を用いた乾式粒度測定の結果、目開き150μmの篩を通過しない粒子が0.1%未満であって、目開き90μmの篩を通過する粒子が98.7%以上である
ことを特徴とする除染泥土の処理方法。 - 前記比(I(020)/I(102))が50以下であることを特徴とする請求項1に記載の除染泥土の処理方法。
- 前記固液分離工程は、少なくとも一部が透水部材からなる袋体を用いて行われることを特徴とする請求項1または2に記載の除染泥土の処理方法。
- 前記透水部材は、目開きが0.25~1.8mmのメッシュ材であることを特徴とする請求項3に記載の汚染泥土の処理方法。
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