JP7180882B2 - 液体バッグの箱詰め装置 - Google Patents
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Description
袋詰めされた液体バッグ(12)を箱(20)に供給する箱詰め装置であって、
前記袋詰めされた液体バッグ(12)を、抽出部(10)が下方を向く立てた姿勢で複数並べて載置可能な集積部(14)と、
前記袋詰めされた液体バッグ(12)を、前記抽出部(10)が横に向く寝た姿勢で載置面から取り上げ、前記立てた姿勢に変換して前記集積部(14)に載置する搬送ロボット(18)と、
箱(20)の開口(20b)が一側方を向く横向きにして箱(20)を保持する箱保持手段(22)と、を備え、
前記搬送ロボット(18)で集積部(14)へ前記袋詰めされた液体バッグ(12)を複数並べて載置し、その集積部(14)と前記箱保持手段(22)で保持した箱(20)を相対的に近接して液体バッグ(12)が箱内に収まる位置まで移動し、箱(20)に対する液体バッグ(12)の移動を規制した状態で前記集積部(14)と箱(20)とを相対的に離間移動するか、または箱(20)の開口が上を向く姿勢に変換した状態で前記集積部(14)と箱(20)とを相対的に離間移動することで、液体バッグ(12)を箱内に留めるようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、袋詰めされた液体バッグを、抽出部を下方にした立てた姿勢で集積部へ載置し、1箱分の数となった液体バッグに箱を被せて箱内に収めるので、液体バッグの整列状態を維持して箱内へ良好に供給することができる。
請求項2の発明によれば、ハンドリング部で液体バッグを集積部へ載置する前に、第1の保持手段の保持を解除してから第2の保持手段による袋の保持を解除するので、袋内で液体バッグが袋下端側に落下して袋下部を張った状態にして集積部に載置することができる。すなわち、液体バッグから下方に延出する袋が、不規則に折り曲がって重なる状態で液体バッグと集積部との間に介在しないので、集積部による液体バッグの載置状態が安定する。
請求項3の発明によれば、液体バッグを挟み付けると共に、外側を覆う袋を吸着して、液体バッグを強固に保持することにより、載置面から取り上げて集積部まで移送するまでにハンドリング部の姿勢変化や移動に対して、第1の保持手段から液体バッグが位置ずれしたり脱落したりするのを防止して良好に移送することができる。
請求項4の発明によれば、液体バッグに箱を被せる前に、液体バッグを収容した袋上方の余剰延出部の延出量を減少させるので、液体バッグを収容した袋を箱に引っ掛けることなく箱をスムーズに被せることができる。また、袋が引っ掛かって損傷してしまうことがない。
請求項5の発明によれば、液体バッグの両肩部と両肩部の中間となる抽出部との3箇所で液体バッグを支えて集積部に載置するので、液体バッグは立った正しい載置姿勢で傾くことなく各列に対応して安定して載置される。
請求項6の発明によれば、集積部に最初の列に載置した液体バッグがガイド部材により支持されるので、液体バッグが外側へ傾いたり倒れてしまったりすることを効果的に防止することができる。
該搬送コンベヤ(16)の載置面に載置された前記複数の液体バッグ(12)を、前記搬送ロボット(18)で取り上げて前記集積部(14)まで移送するよう構成したことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、横形製袋充填機で袋詰めされた液体バッグを、搬送コンベヤでの搬送中に取り上げて集積部に移送するので、生産能力を向上することができる。
図4、図5に示す如く、前記搬送コンベヤ16によって、袋詰めされた複数の液体バッグ12が供給位置Sまで送られたタイミングで、ハンドリング部18aが搬送コンベヤ16で搬送される液体バッグ12と同調して搬送方向へ向けて移動しつつハンドリング部18aに設けた第1の保持手段26と第2の保持手段28とにより袋詰めされた複数の液体バッグ12を保持して搬送コンベヤ16の載置面から取り上げる。液体バッグ12を保持したハンドリング部18aが集積部14の上方まで移動するまでの間に、搬送コンベヤ16において横に寝た姿勢の液体バッグ12を、液体バッグ12の抽出部10が下方を向いて立った姿勢に変換して集積部14の上方まで移送する。
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 液体バッグ12は、袋内の収容数が1つであってもよい。また、液体バッグ12を個々に袋詰めして並べた複数の液体バッグ12を搬送コンベヤ16で搬送し、これら複数の液体バッグ12を纏めて搬送ロボット18で保持して集積部14に移載する構成を採用することができる。
(2) 実施例では、箱20を集積部14に被せて、集積部14(載置部材36)を引き抜くようにしたが、箱20を集積部14から引き離して箱内に液体バッグ12を留める実施形態を採用してもよい。また、集積部14と箱20の双方を移動して引き離す形態、あるいは集積部14に箱20を被せた後に、箱20と集積部14とを90度回動して箱20の開口20bが上を向いた姿勢としてから、箱20と集積部14とを相互に引き離して箱内へ液体バッグ12を留めて収容する各種形態等が採用可能である。なお、集積部14と箱20との離間に関してはいずれか一方のみの移動に限らず両方の移動も含め相対的に離間移動する構成を採用することができる。
(3) 実施例では、搬送コンベヤ16から液体バッグ12を取り上げる際に、第1の保持手段26による液体バッグ12の重なり合い部の保持と共に、第2の保持手段28によって袋1の延出上部を掴んで保持するよう構成したが、少なくとも液体バッグ12を載置部材36に載せる前であって、第1の保持手段26により液体バッグ12が解放される前の時点までに、第2の保持手段28で袋1を掴むようにすればよい。
(4) 載置部材36に液体バッグ12を載置する際に、液体バッグ12の抽出部10を受け支える受け部材46は、液体バッグ12のサイズや重量等に応じて設ければよい。受け部材46は、少なくとも液体バッグ12に箱20を被せるときに邪魔にならなければ、集積部14と共に箱内へ収まった後に引き出される形態であってもよい。また、受け部材46は、一列ずつ移動して箱20の被せ範囲外の一側へ退避することに代えて、下に退避したり、受け部材46で複数列分の抽出部10を受けるようにして、下降により退避したりする等の形態であってもよい。更に、受け部材46は、抽出部10の下端を受け止める形態に代えて、抽出部10の中間部に係合して受けるなどして、少なくとも、抽出部10を下方への移動を規制した状態で支えることができるような各種の受け止め形態を採用することができる。
(6) 載置部材36における液体バッグ12を支持する支持片36a,36aの支持間隔や形状、配置等は、液体バッグ12の両肩部12aの形状や液体バッグ12のサイズに合わせて設けられるものであればよい。
(7) 集積部14は、複数の支持片36aが並ぶ一体で形成した載置部材36により構成するようにしてもよい。
(8) 第1の保持手段26は、液体バッグ12を挟むと共にその挟持面で、挟んだ袋1を吸着保持するようにしたが、必ずしも挟んで吸着する構成を採用することはなく、液体バッグ(被搬送物)12の形状や重量等、その他の搬送条件に応じて吸着と、挟み付けのいずれか、または両方の保持機能を選択的に採用することができる。
(9) 実施例では、液体バッグ12の上方における袋1の余剰延出部を、押付け体54によって上方から圧縮するようにしたが、余剰延出部の変形手段は、余剰延出部を側方から押し倒すように変形して、その延出量を減少させる形態等、その他各種の形態を採用することができる。
(10) 搬送コンベヤ16は、無端ベルト上に液体バッグ12を載置して搬送するベルトコンベヤに限らず、液体バッグ12を載置する複数のバケットをチェンやベルト等の索状体に連結したバケットコンベヤや、テーブル上に載置した液体バッグ12を押送部材によって押送する押送コンベヤ等、各種形態のコンベヤを採用することができる。
16 搬送コンベヤ,18 搬送ロボット,18a ハンドリング部,20 箱
20b 開口,22 箱詰めロボット(箱保持手段),26 第1の保持手段
26a 保持体,26b 吸着口,28 第2の保持手段,36a 支持片
44 ガイド部材,46 受け部材,54 押付け体(変形手段)
58 エアシリンダ(変形手段)
Claims (7)
- 袋詰めされた液体バッグを箱に供給する箱詰め装置であって、
前記袋詰めされた液体バッグを、抽出部が下方を向く立てた姿勢で複数並べて載置可能な集積部と、
前記袋詰めされた液体バッグを、前記抽出部が横に向く寝た姿勢で載置面から取り上げ、前記立てた姿勢に変換して前記集積部に載置する搬送ロボットと、
箱の開口が一側方を向く横向きにして箱を保持する箱保持手段と、を備え、
前記搬送ロボットで集積部へ前記袋詰めされた液体バッグを複数並べて載置し、その集積部と前記箱保持手段で保持した箱を相対的に近接して液体バッグが箱内に収まる位置まで移動し、箱に対する液体バッグの移動を規制した状態で前記集積部と箱とを相対的に離間移動するか、または箱の開口が上を向く姿勢に変換した状態で前記集積部と箱とを相対的に離間移動することで、液体バッグを箱内に留めるようにした
ことを特徴とする液体バッグの箱詰め装置。 - 前記搬送ロボットは、袋詰めされた複数の液体バッグを、液体バッグの並び方向両側から挟んで保持する第1の保持手段と、前記液体バッグを立てた姿勢で袋上方の余剰延出部を保持する第2の保持手段を備えたハンドリング部を有し、該ハンドリング部で液体バッグを前記集積部へ載置する前に前記第1の保持手段の保持を解除してから、前記第2の保持手段による袋の保持を解除するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の液体バッグの箱詰め装置。
- 前記第1の保持手段は、液体バッグを並び方向両側から挟む保持体と、該保持体の挟持面において前記袋を吸着可能な吸着口を設けたことを特徴とする請求項2記載の液体バッグの箱詰め装置。
- 前記液体バッグを載置した集積部を前記箱内に入れる前に、液体バッグが収容されている袋上方の余剰延出部を、延出量が減少するように変形させる変形手段を設けたことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の液体バッグの箱詰め装置。
- 前記集積部には、液体バッグの両肩部を支持する支持片と、該支持片で肩部が支持された液体バッグの抽出部を下方から支持する受け部材を備え、該受け部材は、前記支持片で支持した液体バッグの前記箱内への進入を阻害しないように位置付けるよう構成したことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の液体バッグの箱詰め装置。
- 前記集積部の一側方には、立てた姿勢で載置する液体バッグの一側縁を支持するガイド部材が設けられ、前記搬送ロボットは、前記集積部の一方側から他方側へ順に液体バッグを載置するよう構成したことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の液体バッグの箱詰め装置。
- 横形製袋充填機により袋詰めされて、搬送方向と交差する方向に厚み方向が重なり、寝た姿勢の複数の液体バッグを、所定間隔ごとに搬送する搬送コンベヤを備え、
該搬送コンベヤの載置面に載置された前記複数の液体バッグを、前記搬送ロボットで取り上げて前記集積部まで移送するよう構成したことを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載の液体バッグの箱詰め装置。
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2600011Y2 (ja) | 1993-11-02 | 1999-09-27 | 株式会社大塚製薬工場 | 密封包装袋の集積体 |
JP2012111500A (ja) | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Kyoto Seisakusho Co Ltd | 箱詰め装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2832772B2 (ja) * | 1992-04-17 | 1998-12-09 | 花王株式会社 | 自立袋の箱詰め方法及び装置 |
JPH11208606A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-03 | Gunze Ltd | スタンディングパウチ箱詰装置 |
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2019
- 2019-09-20 JP JP2019171088A patent/JP7180882B2/ja active Active
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