本明細書で使用するとき、「包含する」、「含有する」、及び「含む」という用語は、幅広い非限定的意味で用いられる。
具体的な使用例において特に限定しない限り、「低級アルキル」又は「低-アルキル」という用語は、鎖内に1~8個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルキル基を指す。アルキル基の例としては、メチル(Me)、エチル(Et)、n-プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル(tBu)、ペンチル、イソペンチル、tert-ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、及び当該技術分野の通常の技術及び本明細書に示す教示に照らして上記の例のいずれか1つに相当すると見なされるであろう基が挙げられる。「C1~4アルキル」という用語は、鎖内に1~4個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルキル基を指す。
「アルコキシ」という用語は、アルキル基を分子の残部に連結する末端酸素を有する、直鎖又は分岐鎖アルキル基を含む。アルコキシとしては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t-ブトキシ、ペントキシなどが挙げられる。
「アリール」という用語は、環当たり6個の原子を有する、単環式芳香炭素環(環原子が全て炭素である環状構造)を指す。(アリール基内の炭素原子は、sp2混成である。)
「フェニル」という用語は、以下の部分を指す:
「ヘテロアリール」という用語は、複素環あたり5~6個の環原子を有する単環式複素環(炭素原子、並びに窒素、酸素、及び硫黄から選択される4個以下のヘテロ原子から選択される環原子を有する環構造)を指す。ヘテロアリール基の具体例には、適切に結合した部分の形態での以下の実体が挙げられる。
「ヘテロシクロアルキル」は、飽和又は部分的に不飽和であり、かつ炭素、酸素、及び窒素から選択される環構造あたり4~6個の環原子を有する単環式環構造を指す。適切に結合した部分の形態での例となる実体には、以下が挙げられる。
「シアノ」という用語は、-CN基を指す。
「シクロアルキル」という用語は、炭素環当たり3~12個の環原子を有する飽和若しくは部分飽和の単環式、縮合多環式、又はスピロ多環式炭素環を指す。シクロアルキル基の具体例として、適切に結合した部分の形態での以下の実体が挙げられる。
「ハロゲン」という用語は、塩素、フッ素、臭素、又はヨウ素を表す。「ハロ」という用語は、クロロ、フルオロ、ブロモ、又はヨードを表す。
「ペルハロアルキル」又は「ハロアルキル」という用語は、所望により水素がハロゲンで置換されている、鎖内に1~6個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルキル基を指す。「C1~4ハロアルキル」という用語は、本明細書で使用するとき、所望により水素がハロゲンで置換されている、鎖内に1~4個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルキル基を指す。本明細書で使用するとき、「C1~6ハロアルキル」という用語は、任意に水素がハロゲンで置換されている、鎖内に1~6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分岐状アルキル基を指す。「ペルハロアルキル」基、「ハロアルキル」基の例としては、トリフルオロメチル(CF3)、ジフルオロメチル(CF2H)、モノフルオロメチル(CH2F)、ペンタフルオロエチル(CF2CF3)、テトラフルオロエチル(CHFCF3)、モノフルオロエチル(CH2CH2F)、トリフルオロエチル(CH2CF3)、テトラフルオロトリフルオロメチルエチル(-CF(CF3)2)、及び当該技術分野の通常の技術及び本明細書に提供される教示に照らして上記の例のうちのいずれか1つと同等であると見なされるであろう基が挙げられる。
当業者は、上に列挙又は例示したヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキル基の化学種が網羅的ではないこと、及びこれらの定義された用語の範囲内の更なる化学種を選択してもよいことを理解するであろう。
「置換された」という用語は、指定された基又は部分が、1つ以上の置換基を持つことを意味する。「非置換」という用語は、指定された基が置換基を持たないことを意味する。「任意に置換された」という用語は、指定された基が非置換であるか、又は1つ以上の置換基で置換されていることを意味する。「置換された」という用語が、構造系を説明するために用いられる場合、その置換は、その系において結合価が許容されるどの位置でも生じることを意味する。
本明細書で与えられる式はいずれも、その構造式によって描写される構造を有する化合物に加えて、特定の変形又は形態も表すことを意図する。特定の構造は、互変異性体として存在し得る。更に、本発明のこのような化合物の非晶質形態、水和物、溶媒和物、多形体、及び疑似多形体、並びにこれらの混合物も本発明の一部として想定される。
本明細書に記載の化合物に対する言及は、(a)かかる化合物の実際に述べられた形態、及び(b)命名時にかかる化合物が存在すると考えられる媒質中のかかる化合物の形態のいずれか、のいずれか1つに対する言及を表す。例えば、本明細書におけるR-COOHなどの化合物に対する言及は、例えばR-COOH(s)、R-COOH(sol)及びR-COO-
(sol)のいずれか1つに対する言及を包含する。この例では、R-COOH(s)は、例えば、錠剤又はいくつかの他の固体の医薬組成物若しくは調製物中にある可能性がある固体化合物を指し、R-COOH(sol)は、溶媒中における化合物の非解離形態を指し、R-COO-
(sol)は、溶媒中における化合物の解離形態、例えばかかる解離形態がR-COOHに由来するか、その塩に由来するか、又は媒質中で解離を起こしたと考えられるときにR-COO-を生じる他の任意の実体に由来するかにかかわらず、水性環境中における化合物の解離形態などの、解離形態を指す。別の例では、「実体を式R-COOHの化合物に曝露する」などの表現は、かかる曝露が生じる媒質中に存在する化合物R-COOHの形態(複数可)に、かかる実体を曝露することを指す。更に別の例では、「実体を式R-COOHの化合物と反応させる」などの表現は、(a)かかる反応が生じる媒質中に存在する、かかる実体の化学的に関連する形態(複数可)の実体が、(b)かかる反応が生じる媒質中に存在する化合物R-COOHの化学的に関連する形態(複数可)と、反応することを指す。これに関連して、かかる実体が、例えば、水性環境中に存在する場合、化合物R-COOHもかかる同じ媒質中に存在するので、実体がR-COOH(aq)及び/又はR-COO-
(aq)(下付き文字「(aq)」は、化学及び生化学における慣習的な意味に従って「水性」を意味する)などの種に曝露されると理解される。これらの命名法の例において、カルボン酸官能基を選択したが、この選択は限定を意図するものではなく、単なる例示である。同様の例は、ヒドロキシル、塩基性窒素メンバー、例えばアミン中の窒素メンバー、及び化合物を含有する媒質中で既知の様式に従って相互作用又は変換する他の任意の基が挙げられるが、これらに限定されない、他の官能基に関しても提供できることが理解される。かかる相互作用及び変換としては、解離、会合、互変異性、加溶媒分解(加水分解を含む)、溶媒和(水和を含む)、プロトン化、及び脱プロトン化が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書ではこれに関連して更なる例を提供しないが、その理由は、所与の媒質中で生じるこれらの相互作用及び変換は、当業者に既知であるためである。
また、本明細書で与えられるいかなる式も、化合物の非標識形態に加えて同位体標識形態も表すことを意図する。同位体標識化合物は、1つ以上の原子が、濃縮形態の選択された原子質量又は質量数を有する原子に置換されていることを除いて、本明細書で与えられる式で描写される構造を有する。天然の存在量を超える形態で本発明の化合物に組み込むことができる同位体の例としては、水素、炭素、窒素、及び酸素の同位体、例えば、それぞれ2H、3H、11C、13C、14C、15N、18O、及び17Oが挙げられる。かかる同位体標識化合物は、代謝研究(好ましくは14Cを用いる)、反応動態試験(例えば、重水素(すなわち、D若しくは2H);若しくはトリチウム(すなわち、T若しくは3H)を用いる)、検出若しくは撮像技術[陽電子放出断層撮影(PET)若しくは単光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)など)(薬物若しくは基質組織分布アッセイを含む)、又は患者の放射線治療において有用である。特に、18F又は11C標識化合物は、PET又はSPECT検査に特に好適である場合がある。更に、より重い同位体、例えば重水素(すなわち、2H)などによる置換を行うと、代謝安定性がより高くなる、例えば局所インビボ半減期が長くなるか又は必要な投薬量が少なくなるなどの結果として特定の治療的利点を得ることができる。本発明の同位体標識化合物は、一般的に、非同位体標識試薬を容易に入手可能な同位体標識試薬に置き換えることによって、以下に記載するスキーム、又は実施例及び調製に開示する手順を実施することによって調製することができる。
用語Cn~mアルキルは、直鎖であるか、あるいは分岐しているかにかかわらず、鎖中の炭素メンバーの総数Nがn≦N≦m(ここで、m>n)を満たす脂肪鎖を指す。
「互変異性体」は、特定の化合物構造の互換可能な形態であり、水素原子及び電子の置換が異なる化合物を指す。したがって、異なる位置にHメンバーを有する2つの構造は、価数規則を満たしながら平衡状態にあり得る。例えば、エノール及びケトンは、酸又は塩基のいずれかで処理することによって迅速に相互変換されるので、互変異性体である。
特定の例は、(Z*)又は(E*)と表記される化学構造を含有する。(Z*)又は(E*)が化合物の名称で使用される場合、対応する二重結合の絶対幾何学は未知である。その化合物は純粋な単一異性体であるが、絶対配置は確立されていない。したがって、(Z*)と表記される化合物は、(Z)又は(E)のいずれかの絶対配置を有する化合物を指し、(E*)と表記される化合物は、(Z)又は(E)のいずれかの絶対配置を有する化合物を指す。絶対幾何学が確認されている場合、その構造は(Z)及び(E)を用いて命名される。
本発明の化合物は、1つ以上の不斉中心を有する場合があるので、かかる化合物が、個々の(R)-若しくは(S)-立体異性体として、又はこれらの混合物として生成する可能性がある。
特に指示しない限り、明細書及び特許請求の範囲における特定の化合物の記載又は命名は、ラセミ体又は他のもののその個々の鏡像異性体及び混合物の両方を含むことを意図する。立体化学の判定及び立体異性体の分離の方法は、当該技術分野で周知である。
別の例では、明確に双極性イオン形態で命名されていない場合でさえも、双極性イオンを形成することが既知である化合物に言及することにより、双極性イオン性化合物が本明細書に包含される。双極性イオン(複数可)及びその同義語である双極性イオン性化合物(複数可)などの用語は、周知であり、かつ定義された学名の標準的な集合の一部である、IUPACによって承認されている標準的な名称である。これに関連して、双極性イオンという名称には、Chemical Entities of Biological Interest(ChEBI)dictionary of molecular entitiesによって、識別名称CHEBI:27369が割り当てられている。一般的に周知であるとおり、双極性イオン又は双極性イオン性化合物は、反対の符号の形式単位電荷を有する中性化合物である。これらの化合物は、時に「分子内塩」という用語で呼ばれる。他の文献ではこれら化合物を「両性イオン」と呼んでいるが、この後者の用語は更に他の文献では誤った名称とされている。具体例として、アミノエタン酸(アミノ酸のグリシン)は、式、H2NCH2COOHを有し、いくつかの媒体(この場合、中性媒体)中において双極性イオン+H3NCH2COO-の形態で存在する。これら用語の既知の十分に確立された意味における、双極性イオン、双極性イオン性化合物、分子内塩、及び両性イオンは、いかなる場合においても当業者にそのように認識されるとおり、本発明の範囲内である。当業者によって認識されることになるあらゆる実施形態を命名する必要はないので、本発明の化合物に関連する双極性イオン性化合物の構造を本明細書には明示しない。しかし、これらも本発明の実施形態の一部である。所与の化合物の様々な形態に導く所与の媒質中における相互作用及び変換は、当業者に既知であるので、これに関連する更なる例を本明細書には提供しない。
本明細書で与えられるいずれかの式に言及する場合、指定された変数に関する可能な種のリストからの特定の部分の選択は、他の箇所に現れる変数に関してその種の同じ選択を定義することを意図するものではない。言い換えれば、変数が2回以上現れる場合、指定されたリストからの種の選択は、特に指示がない限り、式中の他の箇所における同じ変数に関する種の選択とは無関係である。
置換基の用語についての第1の例として、置換基S1
exampleが、S1及びS2のうちの1つであり、置換基S2
exampleが、S3及びS4のうちの1つである場合、これらの割り当ては、S1
exampleがS1であり、かつS2
exampleがS3である、S1
exampleがS1であり、かつS2
exampleがS4である、S1
exampleがS2であり、かつS2
exampleがS3である、S1
exampleがS2であり、かつS2
exampleがS4であるという選択肢、及びこのような選択肢のそれぞれ1つの等価物に従って与えられる本発明の実施形態を指す。したがって、「S1
exampleがS1及びS2のうちの1つであり、S2
exampleがS3及びS4のうちの1つである」というより短い用語は、限定ではなく簡潔にするために本明細書において使用される。一般的表現で記述された置換基の用語についての上記の第1の例は、本明細書に記載する様々な置換基の割り当てを例示することを意味する。
更に、任意のメンバー又は置換基に関して2つ以上の割り当てが与えられる場合、本発明の実施形態は、独立して解釈することによりリストに挙げられている割り当て及びその相当物から作ることができる様々な組分けを含む。置換基の用語の第2の例として、置換基Sexampleが、S1、S2、及びS3のうちの1つであると本明細書に記載されている場合、この列挙は、SexampleがS1である;SexampleがS2である;SexampleがS3である;SexampleがS1及びS2のうちの1つである;SexampleがS1及びS3のうちの1つである;SexampleがS2及びS3のうちの1つである;SexampleがS1、S2及びS3のうちの1つである;並びにSexampleがこれらの選択肢のそれぞれのものの任意の等価物である、本発明の実施形態を指す。したがって、より短い「SexampleがS1、S2、及びS3のうちの1つである」という用語は、限定としてではなく簡潔にするために本明細書に使用される。一般的表現で述べた置換基の用語に関する上記の第2の例は、本明細書に記載される様々な置換基の指定を例示することを意味する。
命名法「Ci~j」(j>i)は、本明細書において、ある置換基のクラスに適用する場合、i個以上j個以下の炭素メンバーの数の各々及び全てが独立して実現される本発明の実施形態を指すことを意味する。例として、C1~4という用語は、独立して、1個の炭素メンバー(C1)を有する実施形態、2個の炭素メンバー(C2)を有する実施形態、3個の炭素メンバー(C3)を有する実施形態、及び4個の炭素メンバー(C4)を有する実施形態を指す。
本発明の実施形態は、式Iの化合物、又はその薬学的に許容される塩である:
(式中、
mは、0又は1であり、
nは0又は1であり、
R
7及びR
8は、独立して、H、C
1~C
6アルキル、C
1~C
6パーハロアルキル、C
3~C
10シクロアルキル、C
3~C
7ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールからなる群から選択され、
当該R
7及びR
8のそれぞれにおいて、C
1~C
6アルキル、C
1~C
6パーハロアルキル、C
3~C
10シクロアルキル、C
3~C
7ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれは、所望により、ハロ、-OH、-CN、C
1~C
4アルキル、-OC
1~C
6アルキル、-OC
1~C
4パーハロアルキル、フェニル、-O-ピリジン、-Si(CH
3)
3、-(OCH
2CH
2)
2-NH
2、-C(O)NH
2、-C(OH)(CF
3)
2、-(CH
2)P(O)(OCH
2CH
3)
2、CH
2CN、及びCH
2OHからなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されているか、又は
R
7及びR
8は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、4~7員複素環を形成し、
当該4~7員複素環は、1~2つのヘテロ原子を含有し、当該ヘテロ原子は、O、N、及びS(O)
pからなる群から選択され、pは、0、1、又は2であり、
当該4~7員複素環は、所望により、OH、CN、CH
2OH、-CH(CH
3)
2OH、CH
2CN、-C(O)CH
3、C
1~C
6アルキル、モルホリノ、C
1~C
3パーハロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フルオロ、及びOC
1~C
6アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(b)
(式中、R
9は、NH、N-OH、及びOからなる群から選択され、
R
10は、C
1~C
6アルキル、C
3~C
10シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピラゾリル、OC
1~C
6アルキル、フェノキシ、NH
2、-NHCH
2-C
3~C
10シクロアルキル、-NHC
1~C
6アルキル、及び-NHフェニルからなる群から選択され、当該R
10において、C
1~C
6アルキル及びフェニルのそれぞれは、独立して、所望によりC
3~C
10シクロアルキル、ピペリジニル、OH、CN、及びOC
1~C
6アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(c)
(式中、R
11は、フェニル、C
3~C
10シクロアルキル、及びC
1~C
6アルキルからなる群から選択され、当該R
11において、C
1~C
6アルキルは、所望により、OC
1~C
6アルキル、C
3~C
10シクロアルキル、及びピペリジニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(d)
(式中、R
12及びR
13は、独立して、C
1~C
3アルキル及びフェニルからなる群から選択される)、
(e)CH
2OR
14、
(式中、R
14は、
C
1~C
6アルキル、-C(O)NHCH
2CH
2OCH
3、
からなる群から選択される)、
(f)所望によりSi(CH
3)
3で置換されているシクロヘキシル、又は所望により-CN、SF
5、-4-SO
2CH
3-フェニル、及び
(式中、R
15は、H、-CN、CH
2OH、及び-C≡CHからなる群から選択される)からなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されているフェニルのいずれか、
(g)所望により、O、N、及びSからなる群から選択される1~4つのヘテロ原子を含有する5又は6員ヘテロアリール環HRであって、所望により、ハロ、C
3~C
4シクロアルキル、C
1~C
6アルキル、フェニル、-CH
2オキサゾリル、-CH
2C(O)NHシクロプロピル、-CH
2C(O)
2CH
2CH
3、-CH
2C(CH
3)
2OH、CN、NH
2、NHCH
3、及びSCH
3からなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている5又は6員ヘテロアリール環HR、
(h)C
4~C
7複素環であって、所望により、-CO
2CH
2CH
3、-SO
2CH
3、-COCH
3、CH
2C(CH
3)
3、C(CH
3)
3、CH
3、C(O)CH
2CN、CH
2C(OH)(CH
3)
2、及び4-CN-フェニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されているC
4~C
7複素環、
(i)-CH
2-NR
4R
5(式中、R
4及びR
5のそれぞれは、独立して、H及びSO
2R
6(式中、R
6は、シクロヘキシル、所望によりCNで置換されているフェニル、及び所望によりCNで置換されているC
1~C
5アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択される)、
(j)-CH
2-A(式中、Aは、
チアゾロ、イミダゾリル、ピロリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員ヘテロアリール環、
複素環
(式中、R
15は、フェニル、シクロプロピル、及びイソプロピルからなる群から選択される)、並びに
からなる群から選択される)、並びに
(k)-(CH
2)
s-(OCH
2CH
2)
qOCH
3(式中、sは1又は2であり、qは1、2、又は3である)
からなる群から選択される]。
本発明の更なる実施形態は、式IIの化合物、又はその薬学的に許容される塩である:
(式中、sは0又は1であるが、ただし、
sが1である場合、Xは、H、ハロ、及びメチルからなる群から選択され、
sが0である場合、Xは、ハロ又はメチルであり、
Yは、CH
3又はHであり、
R
Aは、からなる群から選択される)。
本発明の更なる実施形態は、R1が、
(式中、
mは、0又は1であり、
nは0又は1であり、
R
7及びR
8は、独立して、H、C
1~C
6アルキル、C
1~C
6パーハロアルキル、C
3~C
10シクロアルキル、C
3~C
7ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールからなる群から選択され、
当該R
7及びR
8のそれぞれにおいて、C
1~C
6アルキル、C
1~C
6パーハロアルキル、C
3~C
10シクロアルキル、C
3~C
7ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれは、所望により、ハロ、-OH、-CN、C
1~C
4アルキル、-OC
1~C
6アルキル、-OC
1~C
4パーハロアルキル、フェニル、-O-ピリジン、-Si(CH
3)
3、-(OCH
2CH
2)
2-NH
2、-C(O)NH
2、-C(OH)(CF
3)
2、-(CH
2)P(O)(OCH
2CH
3)
2、CH
2CN、及びCH
2OHからなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されている)である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R1が、
(式中、
mは、0又は1であり、
nは0又は1であり、
R
7及びR
8は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、4~7員複素環を形成し、
当該4~7員複素環は、1~2つのヘテロ原子を含有し、当該ヘテロ原子は、O、N、及びS(O)
pからなる群から選択され、pは、0、1、又は2であり、
当該4~7員複素環は、所望により、OH、CN、CH
2OH、-CH(CH
3)
2OH、CH
2CN、-C(O)CH
3、C
1~C
6アルキル、モルホリノ、C
1~C
3パーハロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フルオロ、及びOC
1~C
6アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R1が、
(式中、R
9は、NH、N-OH、及びOからなる群から選択され、
R
10は、C
1~C
6アルキル、C
3~C
10シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピラゾリル、OC
1~C
6アルキル、フェノキシ、NH
2、-NHCH
2-C
3~C
10シクロアルキル、-NHC
1~C
6アルキル、及び-NHフェニルからなる群から選択され、当該R
10において、C
1~C
6アルキル及びフェニルのそれぞれは、独立して、所望によりC
3~C
10シクロアルキル、ピペリジニル、OH、CN、及びOC
1~C
6アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R10が、
本発明の更なる実施形態は、R9がNH又はN-OHであり、R10が、
本発明の更なる実施形態は、R1が、
(式中、R
11は、フェニル、C
3~C
10シクロアルキル、及びC
1~C
6アルキルからなる群から選択され、当該R
11において、C
1~C
6アルキルは、所望により、OC
1~C
6アルキル、C
3~C
10シクロアルキル、及びピペリジニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R11が、
本発明の更なる実施形態は、R1が、
(式中、R
12及びR
13は、独立して、C
1~C
3アルキル及びフェニルからなる群から選択される)である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R1がCH2OR14である、式Iの化合物である:
(式中、R14は、
C1~C6アルキル、-C(O)NHCH2CH2OCH3、
本発明の更なる実施形態は、R1が、所望によりSi(CH3)3で置換されているシクロヘキシル、又は所望により-CN、SF5、-4-SO2CH3-フェニル、及び
(式中、R
15は、H、-CN、CH
2OH、及び-C≡CHからなる群から選択される)からなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されているフェニルのいずれかである、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R1が、所望により、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5又は6員ヘテロアリール環HRであって、所望により、ハロ、C3~C4シクロアルキル、C1~C6アルキル、フェニル、-CH2オキサゾリル、-CH2C(O)NHシクロプロピル、-CH2C(O)2CH2CH3、-CH2C(CH3)2OH、CN、NH2、NHCH3、及びSCH3からなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている5又は6員ヘテロアリール環HRである、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R1が、C4~C7複素環であって、所望により、-CO2CH2CH3、-SO2CH3、-COCH3、CH2C(CH3)3、C(CH3)3、CH3、C(O)CH2CN、CH2C(OH)(CH3)2、及び4-CN-フェニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されているC4~C7複素環である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R1が、-CH2-NR4R5(式中、R4及びR5のそれぞれは、独立して、H及びSO2R6(式中、R6は、シクロヘキシル、所望によりCNで置換されているフェニル、及び所望によりCNで置換されているC1~C5アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択される)である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R1が、-CH2-A(式中、Aは、
チアゾロ、イミダゾリル、ピロリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員ヘテロアリール環、
複素環
(式中、R
15は、フェニル、シクロプロピル、及びイソプロピルからなる群から選択される)、並びに
からなる群から選択される)である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、R1が、-(CH2)s-(OCH2CH2)qOCH3(式中、sは1又は2であり、qは1、2又は3である)である、式Iの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、JAK活性によって媒介される疾患、障害、又は医学的状態を治療するための医薬組成物であって、式Iの化合物から選択される少なくとも1つの化学物質を有効量含む医薬組成物である。
本発明の更なる実施形態は、RAが、
であり、
sが1であり、YがHであり、XがClである、式IIの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、RAが、
であり、
sが1であり、YがHであり、XがBrである、式IIの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、RAが、
であり、
sが1であり、YがHであり、XがFである、式IIの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、RAが、
であり、
sが1であり、YがCH
3であり、XがHである、式IIの化合物である。
本発明の更なる実施形態は、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド、
N-(2-シアノエチル)-2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(シアノメチル)フェニル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリミジン-4-イルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(E)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
(Z)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(3-ヒドロキシアセチジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(((1S,3R,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)メチル)アセトアミド、
N-(2-シアノ-2-メチルプロピル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-シクロヘキシルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((3R,5R)-アダマンタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロブチル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピラジン-2-イルメチル)アセトアミド、
N-((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノベンジル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ウレア、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-(ピリジン-4-イルオキシ)エチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-ネオペンチルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-フルオロベンジル)アセトアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピロリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-ヒドロキシ-3-フェニルピロリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1s,3r,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミド、
N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-3-メチルブチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4,4-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
N-((1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロプロピル)メチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシ-4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルアミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4'-(メチルスルホニル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロプロピルアセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル)アセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)アセトアミド、
1-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
ジエチル4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ベンジルホスホネート、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)アセトアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(メトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタンアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(オキセタン-3-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-エチニルベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アゼチジン-1-カルボキシレート、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-イソプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-エチニルベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-フルオロ-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(メチルスルホニル)アセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((1-ヒドロキシシクロヘプチル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-(2-シアノエチル)-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-シクロプロピル-4,5-ジヒドロ-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ6-スルファニル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-メトキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルアセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
3-(3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチジン-1-イル)-3-オキソプロパンニトリル、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-メトキシエチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-シクロプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(オキサゾール-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-イソプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(3-メトキシプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-シアノシクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(メチルスルホニル)フェニル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-シクロプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-メトキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メトキシプロパン-2-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(モルホリン-4-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセテート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(8-クロロ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(8-ブロモ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,5,8,11-テトラオキサトリデカン-13-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-(2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(1-((1R4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(3S,5S,7S)-アダマンタン-1-イルカルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド、
N-((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(tert-ブトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((5-オキソ-3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド、
2-(4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、及び
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミドからなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
本発明の更なる実施形態は、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド、
N-(2-シアノエチル)-2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(シアノメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリミジン-4-イルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(3-ヒドロキシアセチジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(((1S,3R,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)メチル)アセトアミド、
N-(2-シアノ-2-メチルプロピル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-シクロヘキシルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)アセトアミド、
N-((3R,5R)-アダマンタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロブチル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピラジン-2-イルメチル)アセトアミド、
N-((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノベンジル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ウレア、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-(ピリジン-4-イルオキシ)エチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-ネオペンチルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-フルオロベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピロリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-ヒドロキシ-3-フェニルピロリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1s,3r,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミド、
N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-3-メチルブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4,4-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
N-((1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロプロピル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシ-4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロプロピルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)アセトアミド、
1-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
ジエチル4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ベンジルホスホネート、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタンアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(オキセタン-3-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((1-ヒドロキシシクロヘプチル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-(2-シアノエチル)-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-メトキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-イソプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(3-メトキシプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-シアノシクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(メチルスルホニル)フェニル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-シクロプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-メトキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メトキシプロパン-2-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(モルホリン-4-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド、
N-((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、及び
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミドからなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
本発明の更なる実施形態は、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド、
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、及び
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミドからなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
本発明の更なる実施形態は、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、及び
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミドからなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
本発明の更なる実施形態は、
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、及び
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルからなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
本発明の更なる実施形態は、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、及び
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミドからなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
本発明の更なる実施形態は、
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、及び
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミドからなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
本発明の更なる実施形態は、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド、
N-(2-シアノエチル)-2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(シアノメチル)フェニル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリミジン-4-イルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(E)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
(Z)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(3-ヒドロキシアセチジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(((1S,3R,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)メチル)アセトアミド、
N-(2-シアノ-2-メチルプロピル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-シクロヘキシルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((3R,5R)-アダマンタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロブチル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピラジン-2-イルメチル)アセトアミド、
N-((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノベンジル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ウレア、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-(ピリジン-4-イルオキシ)エチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-ネオペンチルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-フルオロベンジル)アセトアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピロリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-ヒドロキシ-3-フェニルピロリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1s,3r,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミド、
N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-3-メチルブチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4,4-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
N-((1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロプロピル)メチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシ-4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルアミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4'-(メチルスルホニル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロプロピルアセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル)アセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)アセトアミド、
1-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
ジエチル4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ベンジルホスホネート、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)アセトアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(メトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタンアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(オキセタン-3-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-エチニルベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アゼチジン-1-カルボキシレート、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-イソプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-エチニルベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-フルオロ-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(メチルスルホニル)アセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((1-ヒドロキシシクロヘプチル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-(2-シアノエチル)-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-シクロプロピル-4,5-ジヒドロ-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ6-スルファニル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-メトキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルアセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
3-(3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチジン-1-イル)-3-オキソプロパンニトリル、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-メトキシエチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-シクロプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(オキサゾール-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-イソプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(3-メトキシプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-シアノシクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(メチルスルホニル)フェニル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-シクロプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-メトキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メトキシプロパン-2-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(モルホリン-4-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセテート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(8-クロロ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(8-ブロモ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,5,8,11-テトラオキサトリデカン-13-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-(2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(1-((1R4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(3S,5S,7S)-アダマンタン-1-イルカルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド、
N-((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(tert-ブトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((5-オキソ-3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド、
2-(4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、及び
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミドからなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
「薬学的に許容される塩」は、無毒性であり、生物学的に耐容性であるか、又は別の点で対象に投与するのに生物学的に適している化合物の塩である。一般的には、S.M.Berge,et al.,「Pharmaceutical Salts」,J.Pharm.Sci.,66,1-19(1977)及びHandbook of Pharmaceutical Salts,Properties,Selection,and Use,Stahl and Wermuth,Eds.,Wiley-VCH and VHCA,Zurich,2002を参照のこと。本発明の化合物は、十分に酸性の基、十分に塩基性の基、又は両方の種類の官能基を有し得ることから、多くの無機又は有機塩基、並びに無機及び有機酸と反応して薬学的に許容される塩を形成することができる。薬学的に許容される塩の例としては、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、リン酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、蟻酸塩、イソ酪酸塩、カプロン酸塩、ヘプタン酸塩、プロピオール酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、ブチン-1,4-二酸塩、ヘキシン-1,6-二酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸、フタル酸塩、スルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、γ-ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、酒石酸塩、メタン-スルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン-1-スルホン酸塩、ナフタレン-2-スルホン酸塩、及びマンデル酸塩が挙げられる。
本発明の化合物が少なくとも1つの塩基性窒素を含む場合、所望の薬学的に許容される塩は、当該技術分野で利用可能な任意の好適な方法、例えば、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、スルファミン酸、硝酸、ホウ酸、及びリン酸などの無機酸、又は例えば酢酸、フェニル酢酸、プロピオン酸、ステアリン酸、乳酸、アスコルビン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、イセチオン酸、コハク酸、吉草酸、フマル酸、マロン酸、ピルビン酸、シュウ酸、グリコール酸、サルチル酸、オレイン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ピラノシジル酸(例えば、グルクロン酸又はガラクツロン酸)、α-ヒドロキシ酸(例えば、マンデル酸、クエン酸、又は酒石酸)、アミノ酸(例えば、アスパラギン酸又はグルタミン酸)、芳香族酸(例えば、安息香酸、2-アセトキシ安息香酸、ナフトエ酸、又は桂皮酸)、スルホン酸(例えば、ラウリルスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸)などの有機酸、本明細書において実施例として与えられるものなどの酸の任意の相溶性混合物、並びにこの技術の通常の技能に鑑みて均等物又は許容可能な代替物と見なされる任意の他の酸及びその混合物で遊離塩基を処理することによって調製することができる。
本発明に係る化合物の薬学的に許容される塩の全ての実施形態が、その開発にとって等しく好適であるわけではなく、十分に弱塩基性である化合物(例えば、約4のpKa)は、開発目的のために十分に安定な塩を形成しない場合がある。例えば、G.A.Stephenson,et al.,J.Pharm.Sciences 100(5),1607-17(2011)「Physical stability of salts of weak bases in the solid state」を参照。本発明のいくつかの実施形態は、好適な共結晶形成剤との本発明に係る化合物の共結晶化形態を包含することが想定される。製薬使用のための共結晶の設計及び特性、並びにそれを作製及び特性評価する方法は、例えば、N.Shan,et al.,Drug Discovery Today,13(9/10),440-46(2008)「The role of cocrystals in pharmaceutical science」;N.Qiao,et al.,Intl.J.Pharmaceutics,419,1-11(2011)「Pharmaceutical cocrystals:An overview」;R.Thakuria,et al.,Intl.J.Pharmaceutics,453,101-25(2013)「Pharmaceutical cocrystals and poorly soluble drugs」に与えられている。
単独であろうと、組み合わせであろうと、本発明の薬学的に許容される塩を含む本発明の化合物(総じて「活性薬剤」)は、本発明の方法においてJAK阻害剤として有用である。JAK活性を調節するためのこのような方法は、JAKを有効量の本発明の少なくとも1つの化学化合物に曝露することを含む。本発明の実施形態は、JAK活性を阻害する。
いくつかの施形態では、JAK阻害剤は、本明細書に記載されるものなどの、JAK活性を通して媒介される疾患、障害、又は医学的状態であると診断されたか又は当該疾患、障害、又は医学的状態に罹患している対象において用いられる。症状又は疾患状態は、「疾患、障害、又は医学的状態」の範囲内に含まれることが意図される。
したがって、本発明は、JAKを通して媒介される疾患、疾病、又は医学的状態であると診断されたか又は当該疾患、障害、又は医学的状態に罹患している対象を治療するために、本明細書に記載される活性薬剤を用いる方法に関する。本明細書において用いられる「治療する」又は「治療」という用語は、JAKの調節を通じて治療的又は予防的利益をもたらす目的で、本発明の活性薬剤又は組成物を対象に投与することを指すことが意図される。治療は、JAK活性の調節を通して媒介される疾患、障害、若しくは状態、又はこのような疾患、障害、若しくは状態の1つ以上の症状を逆行、寛解、緩和、進行を阻止、重篤度を軽減、又は予防することを含む。「対象」という用語は、かかる治療を必要としている哺乳動物患者、例えばヒトを指す。「阻害剤」という用語は、JAKの発現又は活性を減少、阻止、不活化、減感、又はダウンレギュレートする化合物を指す。
本発明の実施形態は、過剰な炎症反応を予防及び/又は管理するためのJAK阻害剤を提供する。本発明に係るJAK阻害剤の実施形態は、汎JAK阻害剤である。
別途記載のない限り、「JAK阻害剤物理化学的特性」という用語は、以下のような対応する名称の特性を指す:
モル質量の場合、化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85についての記載に与えられているとおり、
H結合供与体、受容体、及び回転可能な結合の数の場合、それぞれの定義に従って決定されるとおり、
血漿濃度の場合、表1a、列2、そして、P-gpの存在下におけるA-B透過係数、及びB-A透過係数の場合、表7、列3及び4を参照して測定されるとおり。
本発明の実施形態は、JAKを阻害する方法であって、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:約0.1ng/mL~約60ng/mLの範囲の血漿濃度、約0.1~約2.8の範囲のcLogP、約0.1~約2.5の範囲のP-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数、約0.5~約20の範囲のB-A透過係数、約85~約120の範囲のtPSA、を有することを特徴とするJAK阻害剤にJAK受容体を曝露することを含む方法を提供する。
本発明に係るJAKを阻害する方法の他の実施形態では、血漿濃度は、約10ng/mL~約20ng/mLの範囲である。
本発明に係るJAKを阻害する方法の他の実施形態では、cLogPは、約0.8~約1.4の範囲である。
本発明に係るJAKを阻害する方法の他の実施形態では、P-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数は、約0.6~約1.5の範囲である。
本発明に係るJAKを阻害する方法の他の実施形態では、B-A透過係数は、約0.5~約5の範囲である。
本発明に係るJAKを阻害する方法の他の実施形態では、tPSAは、約100~約120の範囲である。
本発明の更なる実施形態は、JAKを阻害する方法であって、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:本発明に係るJAKを阻害する方法論について上記した血漿濃度、clogP値、透過係数、及びtPSAの値に加えて、約300g・モル-1~約500g・モル-1の範囲のモル質量、約2~約3の範囲の水素結合供与体数、約4~約5の範囲の水素結合受容体数、及び約3~約6の範囲の回転可能な結合数、を有することを更に特徴とするJAK阻害剤にJAK受容体を曝露することを含む方法を提供する。
本発明に係るJAKを阻害する方法の他の実施形態では、モル質量は、約340g・モル-1~約430g・モル-1の範囲である。
本発明に係るJAKを阻害する方法の他の実施形態では、回転可能な結合数は、約5~約6の範囲である。
本発明の実施形態は、対象の胃腸管における炎症を治療する方法であって、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:約0.1ng/mL~約60ng/mLの範囲の血漿濃度、約0.1~約2.8の範囲のcLogP、約0.1~約2.5の範囲のP-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数、約0.5~約20の範囲のB-A透過係数、約85~約120の範囲のtPSA、を有することを特徴とするJAK阻害剤を医薬的に有効な量対象に投与することを含む方法を提供する。
本発明に係る胃腸管における炎症を治療する方法の他の実施形態では、血漿濃度は、約10ng/mL~約20ng/mLの範囲である。
本発明に係る胃腸管における炎症を治療する方法の他の実施形態では、cLogPは、約0.8~約1.4の範囲である。
本発明に係る胃腸管における炎症を治療する方法の他の実施形態では、P-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数は、約0.6~約1.5の範囲である。
本発明に係る胃腸管における炎症を治療する方法の他の実施形態では、B-A透過係数は、約0.5~約5の範囲である。
本発明に係る胃腸管における炎症を治療する方法の他の実施形態では、tPSAは、約100~約120の範囲である。
本発明の更なる実施形態は、対象の胃腸管における炎症を治療する方法であって、JAK阻害剤物理化学的特性が、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:本発明に係る炎症を治療する方法論について上記した血漿濃度、cLogP値、透過係数、及びtPSAの値に加えて、約300g・モル-1~約500g・モル-1の範囲のモル質量、約2~約3の範囲の水素結合供与体数、約4~約5の範囲の水素結合受容体数、及び約3~約6の範囲の回転可能な結合数、を有することを更に特徴とする方法を提供する。
本発明に係る胃腸管における炎症を治療する方法の他の実施形態では、モル質量は、約350g・モル-1~約430g・モル-1の範囲である。
本発明に係る胃腸管における炎症を治療する方法の他の実施形態では、回転可能な結合数は、約5~約6の範囲である。
本発明に係るJAK阻害剤の実施形態は、以下のJAK物理化学的特性を有する:約0.1ng/mL~約60ng/mLの範囲の血漿濃度、0.1~約2.8の範囲のcLogP、約0.1~約2.5の範囲のP-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数、約0.5~約20の範囲のB-A透過係数、及び約85~約120の範囲のtPSA。
本発明に係るJAK阻害剤の更なる実施形態は、約10ng/mL~約20ng/mLの範囲の血漿濃度を有する。
本発明に係るJAK阻害剤の更なる実施形態は、約0.8~約1.4の範囲のcLogP値を有する。
本発明に係るJAK阻害剤の更なる実施形態は、約0.6~約1.5の範囲のP-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数を有する。
本発明に係るJAK阻害剤の更なる実施形態は、約0.5~約5の範囲のB-A透過係数を有する。
本発明に係るJAK阻害剤の更なる実施形態は、約100~約120の範囲のtPSA値を有する。
本発明に係るJAK阻害剤の他の実施形態は、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:本発明に係るJAK阻害剤について上記した血漿濃度、clogP値、透過係数、及びtPSAの値に加えて、約300g・モル-1~約500g・モル-1の範囲のモル質量、約2~約3の範囲の水素結合供与体数、約4~約5の範囲の水素結合受容体数、及び約3~約6の範囲の回転可能な結合数、を有する。
本発明に係るJAK阻害剤の更なる実施形態は、約350g・モル-1~約430g・モル-1の範囲のモル質量を有する。
本発明に係るJAK阻害剤の更なる実施形態は、約5~約6の範囲の回転可能な結合数を有する。
本発明に係る治療方法では、有効量の本発明に係る少なくとも1つの活性薬剤を、このような疾患、障害、又は医学的状態に罹患しているか又は当該疾患、障害、又は医学的状態であると診断された対象に投与する。「有効量」とは、指定された疾患、障害、又は状態に対するかかる治療を必要とする患者において、所望の治療的又は予防的効果を概ねもたらすのに十分な量又は十分な用量を意味する。本発明の活性薬剤の有効量又は用量は、例えばモデリング、用量漸増試験、又は臨床試験などの常法によって、そして、所定の要因、例えば、投与又は薬剤送達の様式又は経路、剤の薬物動態、疾患、障害、又は状態の重篤度及び経過、対象が以前又は現在受けている治療、対象の健康状態及び薬物に対する反応、並びに治療を施す医者の判断などを考慮に入れることによって確かめることができる。70kgのヒトでは、好適な投与量の例示的範囲は、単一又は複数の投与単位において約1~約1000mg/日である。
本発明の実施形態は、過剰な炎症反応を予防及び/又は管理するための、その全身的な効果が排除又は低減された活性物質としての新規JAK阻害剤である。本発明の更なる実施形態は、全身的な効果を引き起こさないか又はこのような全身的な効果が許容可能に低減された、IBDなどであるがこれに限定されない状態を治療するための、胃腸組織に対する局所効果を有するJAK阻害剤である。
本発明の実施形態は、低透過性JAK阻害剤である。本発明の更なる実施形態は、水溶解性を有するJAK阻害剤である。
患者の疾患、障害、又は状態が改善されたら、用量を予防的又は維持的治療用に調整してもよい。例えば、投薬量若しくは投与頻度、又はこれらの両方を、症状の関数として、所望される治療又は予防効果が維持されるレベルまで低減してもよい。当然のことながら、症状が適切なレベルまで緩和された場合は、治療を停止してもよい。しかし、症状が再発した場合、患者は、長期的な間欠的治療を必要とすることがある。
更に、本発明の化合物は、下記の状態の治療において単独で、本発明の1つ以上の他の化合物と組み合わせて、又は追加の活性成分と組み合わせて使用することが想定される。追加の活性成分は、本発明の少なくとも1つの化合物とは別々に同時投与してもよく、本発明の活性薬剤と別々に同時投与してもよく、又はこのような剤を本発明に係る医薬組成物に含めてもよい。例示的な実施形態では、追加の活性成分は、JAK活性によって媒介される状態、障害、又は疾患の治療において有効であることが知られているか又は見出されているものであり、例えば、別のJAK阻害剤、又は特定の状態、障害、又は疾患に関連する別の標的に対して活性のある化合物である。そのような組み合わせを用いると効力が向上する(例えば本発明による薬剤が示す効力又は効果を高める化合物を組み合わせに含めることなどで)か、1種以上の副作用を低下させるか、又は本発明による活性薬剤の必要量を低下させることができる。
標的の阻害に言及するとき、「有効量」は、JAKファミリーのタンパク質のうちの少なくとも1つの活性に影響を及ぼすのに十分な量を意味する。標的の活性の測定は、通常の分析方法によって実施することができる。標的阻害は、いくつかのアッセイを含む様々な設定である。
本発明の活性薬剤は、本発明の医薬組成物を処方するために、単独で、又は1つ以上の追加の活性成分と組み合わせて使用することが想定される。本発明の製薬学的組成物は本発明による少なくとも1種の活性薬剤を有効量で含む。
医薬組成物において一般的に使用される薬学的に許容される賦形剤は、薬理学的組成物に添加されるか、又は剤の投与を容易にするためにビヒクル、担体、若しくは希釈剤として他の方法で使用される、例えば不活性物質などの、無毒性であり、生物学的に耐容性であり、別の点で対象に投与するのに生物学的に適しており、かつ該剤と相溶性である物質である。このような賦形剤の例としては、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、様々な糖及び様々な種類のデンプン、セルロース誘導体、ゼラチン、植物油、及びポリエチレングリコールが挙げられる。
1つ以上の投与量単位の活性薬剤を含有する医薬組成物の送達形態は、薬学的に許容される賦形剤及び当業者に既知であるか又は利用可能になっている配合技法を使用して調製することができる。この組成物は、本発明の方法において、好適な送達経路、例えば、経口、非経口、直腸内、局所、若しくは眼経路によって、又は吸入によって投与してもよい。
調製物は、錠剤、カプセル剤、サッシェ剤、糖衣錠、粉剤、顆粒剤、トローチ剤、再構成用粉剤、液体調製物、又は坐剤の形態であってもよい。組成物は、静脈内注入、局所投与、又は経口投与などの複数の投与経路のうちのいずれか1つ用に処方され得る。好ましくは、組成物は経口投与用に処方され得る。
経口投与の場合、本発明の活性薬剤を錠剤又はカプセルの形態でか、又は溶液、乳液若しくは懸濁液として提供してもよい。経口組成物を調製するために、活性薬剤は、例えば、70kgのヒト用の投与量を得るように処方されてもよく、好適な投与量の例示的な範囲は、単一又は複数の投与単位で約1~1000mg/日である。
経口錠剤に本有効成分1種又は2種以上を含有させてもよく、それらを適合し得る薬学的に許容され得る賦形剤、例えば希釈剤、崩壊剤、結合剤、滑剤、甘味剤、香味剤、着色剤及び防腐剤などと混合してもよい。好適な不活性充填剤としては、炭酸ナトリウム及び炭酸カルシウム、リン酸ナトリウム及びリン酸カルシウム、ラクトース、デンプン、糖、グルコース、メチルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、マンニトール、ソルビトールなどが挙げられる。例示的な経口用液体賦形剤としては、エタノール、グリセロール、水などが挙げられる。澱粉、ポリビニルピロリドン(PVP)、澱粉グリコール酸ナトリウム、微結晶性セルロース、及びアルギン酸が典型的な崩壊剤である。結合剤としては、デンプン及びゼラチンを挙げることができる。滑沢剤は、存在する場合、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルクであってもよい。必要に応じて、錠剤をモノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリルなどの物質でコーティングして、消化管内での吸収を遅延させてもよく、又は腸溶コーティングでコーティングしてもよい。
経口投与用カプセルとしては、硬質及び軟質ゼラチン又は(ヒドロキシプロピル)メチルセルロースカプセルが挙げられる。硬質ゼラチン製カプセルの調製では、有効成分1種又は2種以上を固体状、半固体状、又は液状の希釈剤と混合してもよい。経口投与用の液体は、懸濁剤、溶液、乳剤、又はシロップ剤の形態であってもよく、あるいは使用前に水若しくは他の好適なビヒクルで再構成するために、凍結乾燥させてもよく、又は乾燥製品として提示してもよい。かかる液体組成物は、任意に、薬学的に許容される賦形剤、例えば、懸濁化剤(例えば、ソルビトール、メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲルなど);非水性ビヒクル、例えば、油(例えば、アーモンド油又は分留ヤシ油)、プロピレングリコール、エチルアルコール又は水;保存剤(例えば、p-ヒドロキシ安息香酸メチル若しくはp-ヒドロキシ安息香酸プロピル、又はソルビン酸);レシチンなどの湿潤剤;及び必要に応じて着香剤又は着色剤を含有していてもよい。
また、本発明の活性薬剤は、非経口経路によって投与されてもよい。例えば、直腸投与用に、組成物を座薬、浣腸、又は発泡剤として処方してもよい。静脈内、筋肉内、腹腔内、又は皮下経路を包含する非経口用途の場合、本発明の薬剤を適切なpH及び等張性になるように緩衝剤を入れておいた無菌の水溶液若しくは懸濁液又は非経口的に許容される油として提供してもよい。好適な水性ビヒクルとしては、リンガー液及び等張性塩化ナトリウムが挙げられる。かかる形態は、アンプル又は使い捨て注射デバイスのような単位投与量形態、適切な投与量を取り出すことが可能なバイアル瓶などの複数投与量形態、又は注射可能製剤を調製するために使用可能な固形形態若しくは予濃縮形態で提示されてもよい。具体的な輸液投薬量は製薬学的担体と混ざり合っている薬剤が数分から数日の範囲の期間に渡って約1~1000μg/kg/分の範囲で輸液される量である。
局所投与の場合、当該剤を、ビヒクルに対して約0.01%~約20%、好ましくは0.1%~10%の薬物の濃度で医薬担体と混合してよい。本発明の薬剤を投与する別の様式では、経皮送達を行う目的でパッチ製剤を利用してもよい。
本発明の方法では、別法として、活性薬剤を吸入、鼻又は口経路、例えばスプレー製剤(適切な担体も含有させておいたもの)などとして投与してもよい。
更なる実施形態では、本発明は、JAKによって媒介される疾患、障害、若しくは医学的状態に罹患しているか又は当該疾患、障害、若しくは医学的状態であると診断された対象を治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の活性薬剤を投与することを含む方法を目的とする。
本発明の方法の特定の実施形態では、疾患、障害、又は医学的状態は、クローン病及び潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患である。
本発明の他の実施形態は、JAK活性を調節する方法であって、このようなキナーゼが対象内に存在するときに、有効量の本発明の化合物から選択される少なくとも1つの化合物にJAKを曝露することを含む方法を提供する。
本発明の化合物は、低い全身曝露を維持しながら、腸組織に経口投与し、特異的に分布させることができるJAK阻害剤として有用である。これは、広範囲に及ぶ全身曝露を有するという事実から、経口投与され、多くの組織に分布する、ほとんどの既知のJAK阻害剤とは対照的である。
表1a及び表1bは、インビボ実験の結果を示す。これら結果は、プロトコル1、2、又は3に記載のようにマウスに投与された15の化合物の血漿及び結腸組織濃度を含む。化合物(B)、(C)、並びに実施例10及び74については、背側中足静脈出血の静脈穿刺を用いてプロトコル1に従うことによって血漿及び結腸濃度の結果を得た。化合物(A)並びに実施例1及び3~5については、後眼窩出血を用いてプロトコル2に従うことによって、そして、実施例2、22、34、38、55、及び85については背側足骨静脈の静脈穿刺を用いてプロトコル2に従うことによって、血漿及び結腸濃度の結果を得た。プロトコル1及び2の結果を表1aに示す。実施例1、3、及び4については、プロトコル3に従うことによって血漿及び結腸濃度の結果を得た。プロトコル3の結果を表1bに示す。これらプロトコルは、インビボ実験という見出しの下で説明される。
*特に明記しない限り、3頭のマウスから得られた値から計算した平均。
**第3のマウスから得られた値が定量の下限未満であったとき、2頭のマウスから得られた値で平均を計算した。
***2つの値のみから平均を計算したとき、標準偏差は計算されなかった。
#第2及び第3のマウスから得られた値が定量の下限未満であったとき、1頭のマウスから得られた値として平均を与えた。
##この表中の注記#に鑑みて、標準偏差は計算されなかった。
^3頭全てのマウスの値が定量の下限未満であったとき、平均は計算されなかった。
^^この表中の注記^に鑑みて、標準偏差は計算されなかった。
*特に明記しない限り、3頭のマウスから得られた値から計算した平均。
**第3のマウスから得られた値が定量の下限未満であったとき、2頭のマウスから得られた値で平均を計算した。
***2つの値のみから平均を計算したとき、標準偏差は計算されなかった。
#第2及び第3のマウスから得られた値が定量の下限未満であったとき、1頭のマウスから得られた値として平均を与えた。
##この表中の注記#に鑑みて、標準偏差は計算されなかった。
^3頭全てのマウスの値が定量の下限未満であったとき、平均は計算されなかった。
^^この表中の注記^に鑑みて、標準偏差は計算されなかった。
化合物(A)~(C)は、ヤヌスキナーゼの阻害剤としての使用について国際公開第2013/007765号又は国際公開第2011/086053号に開示されている以下の参照化合物である。
表1a及び1b中の化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85は、それぞれの実施例に与えられる本発明の実施形態である。
表1aに示すように、化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85の結腸濃度は、それぞれの血漿濃度よりもはるかに高いことが見出され、[結腸(4h)]:[血漿(0.5h)]濃度比は、約52~約3,000の範囲であった。対照的に、化合物(A)~(C)のこのような比は、約3~約17の範囲であった。また、表1bは、実施例1、3、及び4が、i.c.投与後に低い全身曝露を有することを支持するデータを提供する。参照化合物に対する本発明のいくつかの実施形態の特性間の対比は、比較が4時間の血漿濃度値について言及したときに、はるかにより強調される。この点に関して言えば、化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85についての[結腸(4h)]:[血漿(4h)]濃度比は、約888~約6886の範囲である。対照的に、化合物(A)~(C)のこのような比は、約11~約538の範囲である。これら結腸対血漿濃度比は、経口投与後の任意の時点で低い全身的な効果を有する化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85の指標であるが、化合物(A)~(C)は、比較的高い全身的な効果を有する。これは、化合物1~5、10、22、34、38、55、74、及び85についての局所GI効果の予想外の知見である。
表4に示すように、化合物実施例1~209及び(A)~(C)について本明細書に与えられるデータは、これら化合物によって全てのJAKタンパク質の酵素活性が阻害されることを実証する。
参照化合物(A)~(C)のものと比較して、本発明のいくつかの実施形態では全身的な効果が顕著に失われることが、構造比較に基づいて推定及び/又は予測され得ることを示す、既知の参照教示又は示唆は存在しない。対照的に、それぞれの化学構造を比較する際に見出すことができる構造的類似性を考慮すれば、本発明のいくつかの実施形態が参照化合物(A)~(C)のものと同様の全身的な効果を示すと予想されるであろう。
更に、参照化合物(A)~(C)のものと比較して、本発明のいくつかの実施形態では透過特性が低いことが、構造比較に基づいて推定及び/又は予測され得ることを示す、既知の参照教示又は示唆は存在しない。対照的に、それぞれの化学構造を比較する際に見出すことができる構造的類似性を考慮すれば、本発明のいくつかの実施形態が参照化合物(A)~(C)のものと同様の低い透過特性を示すと予想されるであろう。
本発明及び様々な実施形態を更に例示するために以下の具体的な実施例が提供される。
以下の実施例に記述する化合物及び対応する分析データを得る際、特に指示しない限り、以下の実験及び分析プロトコルに従った。
本明細書で使用される略語及び頭字語は以下の通りである。
本発明の方法において有用な例示的な化合物は、当該化合物を調製するための例示的な合成スキーム(「スキーム」)及び特定の実施例を参照することによって以下に記載される。本明細書における様々な化合物を得るために、最終的に所望される置換基を、適宜保護して又は保護せずに反応スキームを通して保持させて所望の生成物が得られるように、出発物質を好適に選択できることを当業者は理解するであろう。あるいは、最終的に所望される置換基の代わりに、反応スキームを通じて保持され、かつ所望される置換基で適宜置換され得る、好適な基を用いることが必要な場合があるか、又は望ましい場合がある。別途記載のない限り、変数は、式I又は式IIを参照して上に定義したとおりである。温度又は温度範囲が記載されていない場合、反応は室温で行われるものと理解すべきである。以下に記載されるスキームは、一般的な調製手順を説明する。用語PGは、ベンゼンスルホニル、4-ブロモベンゼンスルホニル、又は4-メチルベンゼンスルホニルなどの保護基を表すためにスキームにおいて使用される。これら基は、様々な段階で化合物から除去され、これら保護基を除去するために使用される条件は、(i)ジオキサンなどの溶媒中で、KOHなどの強塩基で処理すること、(ii)酢酸中で、HBrなどの強酸で処理すること、又は(iii)THF中で、ナトリウムナフタリドで処理すること、を含む脱保護である。前述の実施例では、これら脱保護条件は、「ベンゼンスルホニル型基脱保護条件」と称される。
スキーム1に示すように、ニトロ基の還元によって化合物Vを化合物VIに変換する。この還元は、H2ガスなどの触媒水素化条件、及び触媒量の金属触媒、例えば、Pd又はPtを含む様々な方法によって達成することができ、使用されるPd及びPtは、それぞれ、5~10%パラジウム炭素及び5~10%白金炭素であってよい。この還元は、反応混合物の上方の雰囲気がH2ガスであるか又はH2ガスが溶液を通して吹き込まれているフラスコにおいて、従来の方法で実施され得る。あるいは、連続水素化流動反応器を介して反応を行ってもよい。また、ニトロ基は、メタノール、エタノール、イソプロパノール、又はTHFなどの溶媒中でFe、Zn又はSnCl2を用いて還元することもできる。エタノール、メタノール、又はイソプロパノールなどの溶媒中、おおよそ当該溶媒の還流温度で、約1~12時間の時間にわたって、エチル3-エトキシ-3-イミノプロパノエート(構造不図示)との縮合反応を通して、化合物VIを化合物VIIに変換する。メタノール、エタノール、若しくはテトラヒドロフラン、又はこのような溶媒の混合物などの溶媒中で、NaOH又はKOHなどの塩基で処理することによって、化合物VIIを化合物VIIIに変換する。二段階プロセスを介して化合物VIIを化合物IXに変換するが、第1の工程は、DMF又はDMAなどの溶媒中で、化合物VIIを化合物XLと反応させ、1~12時間にわたって約50℃~125℃の温度に加熱するアミノ基転移反応である。この反応は、従来の加熱を使用して実施してもよく、又はマイクロ波反応器内で実施してもよく、NH4NO3を触媒として添加してもよい。この二段階プロセスの第2の工程では、PGを除去して化合物IXを提供し、そのための条件は使用されるPGに依存する。PGがベンゼンスルホニル、4-ブロモベンゼンスルホニル、又は4-メチルベンゼンスルホニルである場合、ベンゼンスルホニル型基脱保護条件を用いてPGを除去する。化合物VIIIを化合物XL及び適切な活性化試薬、例えば、(i)DCCなどのカルボジイミド、(ii)所望によりHOBt及び/又はDMAPなどの触媒の存在下におけるEDCI、(iii)BOP、PyBOP、又はPyBroPなどのハロトリスアミノホスホニウム塩、並びに(iv)2-クロロ-1-メチルピリジニウムクロリドなどの好適なピリジニウム塩;あるいは別の好適なカップリング剤、例えば、HBTU、HATU、2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-トリオキシド(T3P(登録商標))と、DCM、THF、又はDMFなどの好適な溶媒中、所望によりN-メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、又はトリエチルアミンなどの三級アミンの存在下において、約0℃~rtの範囲の温度で反応させることによって、化合物VIIIを化合物IXに変換する。
スキーム2に示すように、化合物V、グリオキサル酸エチル(構造不図示)、及びヒドロ亜硫酸ナトリウム[CAS#7775-14-6]などの還元剤を、以下の溶媒:DMSO、メタノール、及び水のうちの少なくとも2つを含む溶媒混合物中、約100℃の温度で、1~18時間の範囲の時間にわたって反応させる縮合反応を介して化合物Vを化合物XIIIに変換する。以下の溶媒:DMSO、メタノール、及び水のうちの少なくとも2つを含む溶媒混合物中、約100℃の温度で、1~18時間の範囲の時間にわたって、1,4-ジオキサン-2,5-ジオール(構造不図示)、ヒドロ亜硫酸ナトリウムなどの還元剤で処理することによって、化合物Vを化合物XIIに変換する。以下の溶媒:DMSO、メタノール、及び水のうちの少なくとも2つを含む溶媒混合物中、約100℃の温度で、1~18時間の範囲の時間にわたって、tert-ブチル(2-オキソエチル)カルバメート(構造不図示)、ヒドロ亜硫酸ナトリウムなどの還元剤で処理することによって、化合物Vを化合物Xに変換する。(i)ジオキサン若しくは酢酸エチル中1.0M~4.0M HCl(反応溶媒は、CH2Cl2又は酢酸エチルである)又は(ii)CH2Cl2中TFA、で処理することによって、化合物Xを化合物XIに変換する。これらの場合、化合物XIは、塩酸塩又はトリフルオロ酢酸塩として生成されることが理解される。あるいは、化合物Xを化合物XIに変換するために他の酸を使用することもでき、化合物XIの塩形態は、使用される酸を反映することが理解される。ベンゼンスルホニル型基脱保護条件を使用して化合物Xを化合物IIに変換し、ジオキサン中1.0M~4.0M HClなどの酸で処理することによって化合物IIを化合物IVに変換する。
スキーム3に記載するように、約125℃の温度にて酢酸中2-クロロ-1,1,1-トリエトキシエタン(構造不図示)で処理することによって、化合物VIを化合物XVIに変換する。CH2Cl2、ジクロロエタン、又はクロロホルムなどの溶媒中において塩化チオニルで処理することによって、化合物XIIを化合物XVIに変換する。二段階反応で化合物VIを化合物XVに変換するが、第1の工程では、適切な活性化試薬、例えば、(i)DCCなどのカルボジイミド、(ii)所望によりHOBt及び/又はDMAPなどの触媒の存在下におけるEDCI、(iii)BOP、PyBOP、又はPyBroPなどのハロトリスアミノホスホニウム塩、並びに(iv)2-クロロ-1-メチルピリジニウムクロリドなどの好適なピリジニウム塩;あるいは別の好適なカップリング剤、例えば、HBTU、HATU、2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-トリオキシド(T3P(登録商標))、を用いて、TEA、DIPEA、又はピリジンなどの塩基の存在下において、DMF、DMA、又はDMSOなどの溶媒中、化合物VIをAr-CH2-CO2Hで処理する。二段階プロセスの第2の工程では、次いで、約100℃の温度で1~18時間、酢酸などの酸で処理することによって、得られたアミド中間体(構造不図示)を環化させて化合物XVを形成する。PGを脱保護することによって、化合物XVを化合物XVIIに変換する。PGがベンゼンスルホニル、4-ブロモベンゼンスルホニル、又は4-メチルベンゼンスルホニルである場合、ベンゼンスルホニル型基脱保護条件を用いてこの基を除去する。
以下のプロセス(a)及び(b)に例示的に記載するように、特定のR14割り当てを有する化合物XVIを化合物XVIIIに変換する。
(a)R14が置換又は非置換フェニルである形態の化合物XVIIIが望ましい場合、50℃~80℃の温度で1~12時間、NaOH、KOH、Cs2CO3、又はK2CO3及びKIなどの塩基を含むDMF、DMA、又はTHFなどの溶媒中において、化合物XVIを適切に置換されているフェノール(構造不図示)と反応させる。
(b)R14がC1~C6アルキルである形態の化合物XVIIIが望ましい場合、R14OH又はTHFなどの溶媒中において化合物XVIをR14ONa又はR14OK(式中、R14は、C1~C6アルキルである)で処理する。
R10がC1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピラゾリルである形態の化合物XLIIが望ましい場合、1~12時間にわたって、NaOH、KOH、Cs2CO3、又はK2CO3などの塩基を含むDMF、DMA、又はTHFなどの溶媒中において、化合物XVIを化合物XLIで処理する。
DMF、DMA、又はTHFなどの溶媒中で、1~12時間の期間にわたって、化合物XXXVI及びNaOH、KOH、Cs2CO3、又はK2CO3などの塩基で処理することによって、化合物XVIを化合物XIXに変換する。
THF又はCH3CNなどの溶媒中において、NaHCO3又はK2CO3などの塩基の存在下で、化合物XVIをスルホキシミン(XXXV)で処理することによって、化合物XVIを化合物XXVIIIに変換する。
スキーム5に示すように、R1が所望により置換されているフェニル基、所望により置換されている5~6員複素芳香環、所望により置換されているC4~C7複素環、又は-(CH2)q-(OCH2CH2)qOCH3である形態の化合物XXIが望ましい場合、化合物Vを、約100℃の温度で1~18時間の範囲の時間にわたって、以下の溶媒:DMSO、メタノール、及び水のうちの少なくとも2つの溶媒混合物中において、化合物Vを適切に置換されているアルデヒド及びNa2S2O4などの還元剤で処理する。上記条件を用いたときに保護基を除去しない場合、ベンゼンスルホニル型基脱保護条件を用いてこの保護基を除去する。
R10が-CH2-シクロヘキシル、-CH(CH3)2、及び-フェニルである形態の化合物XXXVIIIが望ましい場合、化合物XIを二段階プロセスに供する。第1の工程では、トリメチルアミン、DIPEA、又はピリジンなどの塩基の存在下において、DMF、DMA、又はDMSOなどの溶媒中で、化合物XIを化合物XXXIXと反応させる。第2の工程では、約50~100℃の温度まで加熱しながら、1~10時間の時間にわたって、ジオキサンなどの溶媒中、KOH水溶液又はNaOH水溶液などの塩基でPGを処理することによって、PGを除去する。
R14が
である形態の化合物XVIIIが望ましい場合、DMF又はDMAなどの溶媒中、トリメチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下において、化合物XIIを適切に置換されているイソシアネートで処理するが、この反応は、室温で実行されてもよく、又は0.25時間~72時間の範囲の時間にわたって約60℃~100℃の温度に加熱されてもよい。この変換の最終工程はPGの除去である。PGがベンゼンスルホニル基である場合、約50~100℃の温度まで加熱しながら、1~10時間の時間にわたって、ジオキサンなどの溶媒中、KOH水溶液又はNaOH水溶液などの塩基でPGを処理することによって、PGを除去する。
スキーム8は、化合物XXVII(中間体9)の合成について記載する。THF又はエーテルなどの溶媒中、化合物XXIIIをボラン/THF錯体などの還元剤で処理することによって、化合物XXIIIを化合物XXIVに変換する。他の好適な還元剤としては、BH3/Me2S複合体又はNaBH4/BF3-エーテラートが挙げられる。CH2Cl2又はTHFなどの溶媒中、ピリジン、トリメチルアミン、又はDIPEAなどの塩基の存在下において、0℃~室温の範囲の温度で、塩化メシルで処理することによって、化合物XXIVを化合物XXVに変換する。当業者であれば、トリフレート及びトシラートを含むメシラートの代わりに、多くの異なる脱離基が調製され得ることを認識するであろう。室温~約125℃の範囲の温度で約18時間、DMSO、DMF、又はDMAなどの溶媒中においてNaCN又はKCNで処理することによって、化合物XXVを化合物XXVIに変換する。(i)ジオキサン若しくは酢酸エチル中1.0M~4.0M HCl(反応溶媒は、CH2Cl2又は酢酸エチルである)又は(ii)CH2Cl2中TFA、で処理することによって、化合物XXVIを化合物XXVIIに変換する。
R4及びR5のうちの一方がHであり、他方がSO2R6である形態の化合物XLIIIが望ましい場合、CH2Cl2、THF、又はDMFなどの溶媒中、TEA、DIPEA、NMO、又はピリジンなどの塩基の存在下で、化合物IVを適切に置換されている塩化スルホニルで処理する。
R9がN-OHであり、R10がC1~C6アルキル、C2~C3アルキルエーテル、C3~C10シクロアルキル、フェニル、又はベンジルである形態の化合物XXが望ましい場合、TEA、DIPEA、ピリジン、又はNMOなどの塩基の存在下において、DMF又はDMAなどの溶媒中、化合物IVを適切に置換されているクロロキシミンで処理する。
R9がOであり、R10がOC1~C6アルキル又はO-フェニルである形態の化合物XXが望ましい場合、CH2Cl2又はTHFなどの溶媒中、TEA、DIPEA、ピリジン、又はNMOなどの塩基の存在下において、化合物IVを適切に置換されているクロロホルメート又は無水物で処理する。
R9がOであり、R10がC1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、フェニル、ベンジル、又は5員ヘテロアリールである形態の化合物XXが望ましい場合、DCM、THF、DMFなどの好適な溶媒中、所望によりN-メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、又はトリエチルアミンなどの三級アミンの存在下において、約0℃~rtの範囲の温度で、化合物IVを、所望によりHOBt及び/又はDMAPなどの触媒の存在下における適切に置換されているカルボン酸及びDCC又はEDCIなどのカルボジイミドなどの活性化剤;PyBroPなどのハロトリスアミノホスホニウム塩;2-クロロ-1-メチルピリジニウムクロリドなどの好適なピリジニウム塩;又はBOP、PyBOP、HBTU、HATU、2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-トリオキシド(T3P(登録商標))などの別の好適なカップリング剤で処理する。あるいは、適切に置換されている酸塩化物又は酸無水物で化合物IVを処理する。この反応は、TEA、DIPEA、ピリジン、又はNMOなどの塩基の存在下において、CH2Cl2、THF、又はDCMなどの溶媒中で行ってもよい。
R9がOであり、R10がNH2である形態の化合物XXが望ましい場合、NaHCO3などの塩基の存在下、室温から還流までの温度範囲で、15分間~24時間の時間にわたって、水中KOCN[CAS#590-28-3]で化合物IVを処理する。
スキーム10は、化合物XXXIVの調製を示す。メタノール、エタノール、又はイソプロパノールなどの溶媒中、TEA、DIPEA、ピリジン、又はNMOなどの塩基の存在下において、室温と溶媒の還流温度との間の温度で、1時間~24時間の時間にわたって化合物XXIXで処理した際に、化合物XXVIIが化合物XXXに変換される。H2ガスなどの触媒水素化条件、及び触媒量の金属触媒、例えばPd又はPtを含む還元条件を通して化合物XXXを化合物XXXIに変換するが、使用されるPd及びPtは、それぞれ、5~10%パラジウム炭素及び5~10%白金炭素であってよい。この還元は、反応混合物の上方の雰囲気がH2ガスであるか又はH2ガスが溶液を通して吹き込まれているフラスコにおいて、従来の方法で実施され得る。あるいは、連続水素化流動反応器を通して、又はNH4Cl及びEtOHの存在下で亜鉛粉を用いて反応を行ってもよい。他の反応条件としては、酢酸中の鉄、並びにDMSO、メタノール、及び水中のジチオン酸ナトリウムが挙げられる。メタノール、エタノール、又はイソプロパノールなどの溶媒中、室温と溶媒の還流温度との間の温度で、1時間~48時間の時間にわたって、エチル3-(エトキシイミノ)プロパノエート塩酸塩(構造不図示)との反応を通して、化合物XXXIを化合物XXXIIに変換する。RAがC(O)NH2である化合物XXXIVが望ましい場合、THFなどの溶媒中、NH4OH水溶液で化合物XXXIIを処理する。次いで、得られた化合物を、前述のようにベンゼンスルホニル型基脱保護条件に供する。以下の溶媒:メタノール、エタノール、イソプロパノール、THF、及びエーテルの溶媒又はその混合物中でNaOH又はKOHなどの塩基で処理することによって、化合物XXXIIを化合物XXXIIIに変換する。RAが以下のうちの1つである形態の化合物XXXIVが望ましい場合、
所望によりHOBt及び/又はDMAPなどの触媒の存在下における、適切に置換されているアミン(構造不図示)、活性化試薬、例えば、DCC又はEDCIなどのカルボジイミド;BOP、PyBOP、又はPyBroPなどのハロトリスアミノホスホニウム塩;2-クロロ-1-メチルピリジニウムクロリドなどの好適なピリジニウム塩;又はHBTU、HATU、2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6トリオキシド(T3P(登録商標))などの別の好適なカップリング剤で化合物XXXIIIを処理する。DCM、THF、又はDMFなどの好適な溶媒中、所望によりN-メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、又はトリエチルアミンなどの三級アミンの存在下において、約0℃~rtの範囲の温度でカップリング反応を実施する。
XがClである形態の化合物XXXIVが望ましい場合、CH3CNなどの溶媒中、NaHCO3、Cs2CO3などの塩基の存在下において、2-クロロ-1,3-ビス(メトキシカルボニル)グアニジン又はNCSなどの塩素化剤で化合物XXXVを処理する。XがBrである形態の化合物XXXIVが望ましい場合、ジオキサンなどの溶媒中、化合物XXXVをNBSで処理する。Xがメチルである形態の化合物XXXIVが望ましい場合、THFなどの溶媒中、約75~85℃の温度で、15分間~3時間の時間にわたって、XがBrである形態の化合物XXXIVを、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル、(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、及びジメチル亜鉛で処理する。
当該技術分野において記載されている方法を用いて本発明の化合物をその対応する塩に変換することができる。例えば、Et2O、CH2Cl2、THF、MeOH、又はイソプロパノールなどの溶媒中、トリフルオロ酢酸、HCl、又はクエン酸で本発明の化合物を処理して、対応する塩形態を提供する。本発明の化合物の薬学的に許容される塩の結晶質形態は、極性溶媒(極性溶媒の混合物及び極性溶媒の水性混合物を含む)又は非極性溶媒(非極性溶媒の混合物を含む)から再結晶化させることによって、結晶質形態で得ることができる。
以下の例は、本発明の態様及び種々の好ましい実施形態を更に例示するために提供される。
以下の実施例に記述する化合物及び対応する分析データを得る際、特に指示しない限り、以下の実験及び分析プロトコルに従った。
特に明記しない限り、反応混合物は、室温(rt)で磁気的に撹拌された。溶液が「乾燥される」場合、それらは一般的にNa2SO4又はMgSO4などの乾燥剤上で乾燥される。混合物、溶液、及び抽出物を「濃縮する」場合、典型的には減圧下においてロータリーエバポレータで濃縮した。
薄層クロマトグラフィーは、Merckシリカゲル60 F254 2.5cm×7.5cm、250μm又は5.0cm×10.0cm、250μmコーティング済シリカゲルプレートを使用して実施された。
順相フラッシュカラムクロマトグラフィー(FCC)は、特に明記しない限り、MeOH/CH2Cl2(0~10%)で溶離するシリカゲル(SiO2)で実施した。
質量スペクトル(Mass spectra、MS)は、特に指示しない限り、ポジティブモードのエレクトロスプレーイオン化(electrospray ionization、ESI)を用いてAgilentシリーズ1100 MSDで得た。質量の計算値(calcd.)は、正確な質量に相当する。
個々の化合物について記載したように高性能液体クロマトグラフィーを実施した。使用した以下の末端がキャップされたカラムは、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl(孔径100Å、表面積440m2/g、炭素負荷14.6%)、Waters Xbridge Prep OBD C18(孔径130Å、表面積185m2/g、炭素負荷18%)、Boston Green ODS(孔径100Å、表面積450m2/g、炭素負荷21.7%)、Kromasil、(孔径100Å、表面積340m2/g、炭素負荷19%)、Agela DuraShell(孔径150Å、表面積380m2/g、炭素負荷21%)、Xtimer C18(孔径200Å、表面積320m2/g、炭素負荷14%)、Diamonsil(孔径100Å、表面積440m2/g、炭素負荷17%)、Phenomenex Luna C18(孔径100Å、表面積440m2/g、炭素負荷19%)、Phenomenex Synergi C18(孔径100Å、表面積475m2/g、炭素負荷11~19%)、及びPhenomenex Gemini(孔径110Å、表面積375m2/g、炭素負荷14%)であった。
核磁気共鳴(Nuclear magnetic resonance、NMR)スペクトルは、Bruker DRX型分光計で得た。以下の1H NMRデータのフォーマットは、テトラメチルシランを基準物質とした低磁場のケミカルシフト(ppm)(多重度、カップリング定数J(Hz)、積分値)である。
化学名は、ChemDraw(CambridgeSoft(Cambridge,MA))又はACD/Name Version 9(Advanced Chemistry Development(Toronto,Ontario,Canada))のいずれかを用いて作成した。
より正確な説明を期するために、本明細書に示される量的表現の一部は、「約」という用語で修飾されていない。「約」という用語が明示的に使用されているか否かによらず、本明細書に示される全ての量は、実際の所与の値を指すことを意味し、また、かかる所与の値に対する実験的条件及び/又は測定条件による等価値及び近似値を含む、当該技術分野における通常の技能に基づいて合理的に推論されるかかる所与の値の近似値を指すことも意味すると理解される。
収率を百分率として与える場合にはいつでも、かかる収率は、特定の化学量論的条件下で得ることが可能な同一の実体の最大量に対する、収率が与えられる当該実体の質量を指す。パーセントとして示す濃度は、別途指定のない限り、質量比を指す。
中間体1の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]カルバメート。窒素の不活性雰囲気でパージ及び維持された20Lの4つ口丸底フラスコに、(1r,4r)-4-[[(tert-ブトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキサン-1-カルボン酸(1066g、4.38モル、1.00当量)及びTHF(10L)を入れた。この後、BH3-Me2S(10M、660mL)を-10℃で1時間かけて滴下した。得られた溶液を15℃で3時間撹拌した。この反応を並行して3回行い、反応混合物を合わせた。次いで、メタノール(2L)を添加することによって反応をクエンチした。得られた混合物を、真空下で濃縮した。これにより、tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]カルバメート(3000g、99.6%)を白色の固形物として得た。MS(ESI):C12H23NO3の質量計算値、229.32;m/z実測値、215.2[M-tBu+MeCN+H]+;1H NMR:(300MHz,CDCl3):δ4.40(s,1H),3.45(d,J=6.3Hz,2H),3.38(s,1H),2.05-2.02(m,2H),1.84-1.81(m,2H),1.44(s,11H),1.17-1.01(m,4H)。
工程B:tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-[(メタンスルホニルオキシ)メチル]シクロヘキシル]カルバメート。窒素の不活性雰囲気でパージ及び維持された20Lの4つ口丸底フラスコに、tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]カルバメート(1000g、4.36mol、1.00当量)、ジクロロメタン(10L)、ピリジン(1380g、17.5mol、4.00当量)を入れた。この後、-15℃でMsCl(1000g、8.73mmol、2.00当量)を滴下した。得られた溶液を25℃で一晩撹拌した。この反応を3回並行して行い、反応混合物を合わせた。次いで、2Lの水を添加することによって反応をクエンチした。水相を酢酸エチル(1mL×9)で抽出した。有機層を分離し、1M HCl(3×10L)、NaHCO3(飽和水溶液)(2×10L)、水(1×10L)、及び食塩水(1×10L)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。これにより、tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-[(メタンスルホニルオキシ)メチル]シクロヘキシル]カルバメート(3300g、82%)を白色の固形物として得た。LC-MS:MS(ESI):C13H25NO5Sの質量計算値、307.15;m/z実測値292.1,[M-tBu+MeCN+H]+;1H NMR:(300MHz,CDCl3):δ4.03(d,J=6.6Hz,2H),3.38(s,1H),3.00(s,3H),2.07-2.05(m,2H),1.87-1.84(m,2H),1.72-1.69(m,1H),1.44(s,9H),1.19-1.04(m,4H)。
工程C:tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメート。10Lの4つ口丸底フラスコに、tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-[(メタンスルホニルオキシ)メチル]シクロヘキシル]カルバメート(1100g、3.58mol、1.00当量)、DMSO(5500mL)、及びNaCN(406g、8.29mol、2.30当量)を入れた。得られた混合物を90℃で5時間攪拌した。この反応を並行して3回行い、反応混合物を合わせた。次いで、15Lの水/氷を添加することによって反応をクエンチした。固体を濾過により回収した。固形物を水(3×10L)で洗浄した。これにより、tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメート(2480g、97%)を白色の固形物として得た。MS(ESI):C13H22N2O2の質量計算値、238.17;m/z実測値224[M-tBu+MeCN+H]+;1H NMR:(300MHz,CDCl3):δ4.39(s,1H),3.38(s,1H),2.26(d,J=6.9Hz,2H),2.08-2.04(m,2H),1.92-1.88(m,2H),1.67-1.61(m,1H),1.44(s,9H),1.26-1.06(m,4H)。
工程D:2-[(1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル]アセトニトリル塩酸塩。10Lの丸底フラスコに、tert-ブチルN-[(1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメート(620g、2.60モル、1.00当量)及び1,4-ジオキサン(2L)を入れた。この後、10℃で撹拌しながら1,4-ジオキサン中HCl溶液(5L、4M)を滴下した。得られた溶液を25℃で一晩撹拌した。この反応を4回行い、反応混合物を合わせた。固体を濾過により回収した。固形物を1,4-ジオキサン(3×3L)、酢酸エチル(3×3L)、及びヘキサン(3×3L)で洗浄した。これにより、2-[(1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル]アセトニトリル塩酸塩(1753g、96%)を白色の固形物として得た。MS(ESI):C8H14N2の質量計算値、138.12;m/z実測値139.25,[M+H]+;1H NMR:(300MHz,DMSO-d6):δ8.14(s,3H),2.96-2.84(m,1H),2.46(d,J=6.3Hz,2H),1.98(d,J=11.1Hz,2H),1.79(d,J=12.0Hz,2H),1.64-1.49(m,1H),1.42-1.29(m,2H),1.18-1.04(m,2H)。
工程E:2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-[(1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル]アセトニトリルヒドロクロリド(29.10g、166.6mmol)を含む1000mLの丸底フラスコに、DMA(400mL)を添加した。得られた懸濁液を4-クロロ-5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(51.53g、152.6mmol)、続いて、DIPEA(63.0mL、366mmol)で処理した。反応混合物をN2下に置き、80℃で4時間加熱した。粗反応混合物を室温に冷却し、1.6Lの水を含む激しく撹拌している2Lのフラスコにゆっくり注いだ。得られた懸濁液を室温で15分間撹拌し、次いで、濾過し、70℃で加熱しながら真空オーブン内で16時間乾燥させて、黄色の固形物として標題化合物(63.37g、95%)を得た。MS(ESI):C21H21N5O4Sの質量計算値、439.1;m/z実測値、440.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ9.10(s,1H),8.99(d,J=7.8Hz,1H),8.23-8.15(m,2H),7.66-7.59(m,2H),7.56-7.49(m,2H),6.67(d,J=4.2Hz,1H),3.95-3.79(m,1H),2.38(d,J=6.2Hz,2H),2.32-2.21(m,2H),2.08-1.98(m,2H),1.88-1.76(m,1H),1.60-1.32(m,4H)。
中間体2の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-((5-アミノ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル
2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、58.60g、133.3mmol)をTHF/MeOH(1:1、4800mL)に溶解させた。混合物を、10mL/分で100%水素(大気圧、80℃)の入ったThales Nano H-Cube(登録商標)などの連続流動水素化反応器(10%Pd/C)に通し、次いで、溶液を濃縮して、紫色の固形物として生成物を得た。固形物をEtOAc(400mL)を用いて微粉化し、次いで、MeOH(200mL)を用いて再度微粉化し、次いで、濾過し、真空下で乾燥させて、標題化合物(50.2g、収率91.9%)を得た。MS(ESI):C21H23N5O2Sの質量計算値、409.2;m/z実測値、410.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.10-8.03(m,2H),7.76(s,1H),7.51-7.43(m,1H),7.43-7.34(m,3H),6.44(d,J=4.2Hz,1H),4.61(d,J=8.5Hz,1H),3.65-3.51(m,1H),2.74(s,2H),2.26(d,J=6.4Hz,2H),2.19-2.05(m,2H),1.97-1.86(m,2H),1.76-1.59(m,1H),1.33-1.12(m,4H)。
中間体3の合成及び特性評価:
エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート
撹拌棒及び2-((1r,4r)-4-((5-アミノ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体2、58.31g、142.4mmol)の入った1Lの丸底フラスコに、エチル3-エトキシ-3-イミノプロパノエート(60.51g、309.3mmol)を添加し、続いて、EtOH(600mL、3Åモレキュラーシーブで48時間乾燥)を添加した。還流冷却器を反応フラスコに取り付け、反応物をN2でパージし、90℃で9時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、30時間放置し、そこで生成物が褐色の針状物として結晶化した。固形物をスパチュラで粉砕し、反応混合物を2Lのフラスコに移した。水(1.4L)を、激しく撹拌しながら分液漏斗を介してゆっくりと添加した。水の添加が完了した後、懸濁液を30分間撹拌した。褐色の針状物を濾過によって単離し、次いで、1時間にわたって空気をフィルタを通して引くことによって乾燥させた。生成物を500mLのフラスコに移し、EtOAc(200mL)で処理した。少量の種結晶を添加して、白色の固体沈殿物の形成を誘導した。懸濁液を室温で30分間撹拌し、濾過し、EtOAc(25mL)ですすぎ、真空下で乾燥させて、白色の固形物として生成物(48.65g、収率68%)を得た。MS(ESI):C26H27N5O4Sの質量計算値、505.2;m/z実測値、506.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.85(s,1H),8.28-8.19(m,2H),7.84(d,J=4.0Hz,1H),7.61-7.53(m,1H),7.52-7.43(m,2H),6.84(d,J=4.1Hz,1H),4.32(s,1H),4.20(q,J=7.1Hz,2H),4.09(s,2H),2.44(d,J=6.2Hz,2H),2.40-2.27(m,2H),2.16(d,J=13.3Hz,2H),2.12-1.96(m,3H),1.54-1.38(m,2H),1.27(t,J=7.1Hz,3H)。
中間体4の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート
MeOH(30mL)及びTHF(30mL)中エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、9.50g、18.8mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(56.4mL、56.4mmol、1M)を添加し、室温で14時間撹拌した。室温で減圧下において溶媒を除去して、褐色の固形物として標題化合物(7g)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C18H18N5NaO2の質量計算値、359.1;m/z実測値、337.9[M+H-Na]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.52-8.47(m,1H),7.85-7.81(m,2H),7.46-7.41(m,4H),6.85-6.81(m,1H),4.60-4.46(m,1H),3.96(s,2H),2.59-2.49(m,4H),2.19-2.05(m,6H),1.56-1.43(m,2H)(標題化合物とベンゼンスルホン酸との1:1混合物)。
中間体5の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド
工程A:tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート及び2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、1.50g、3.41mmol)、tert-ブチル(2-オキソエチル)カルバメート(1.47g、7.85mmol)、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(2.97g、17.1mmol)、DMSO(3mL)、メタノール(10mL)、及び水(5mL)の溶液を100℃で2.5時間撹拌した。2つの生成物、tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート及び2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルの混合物がみられた。反応混合物を、次の工程にそのまま使用した。
工程B:tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート。tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート及び2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(36mL反応混合物、6.826mmol)、Na2CO3(2.17g、20.5mmol)、及びメタノール(50mL)の混合物に(Boc)2O(1.04g、4.78mmol)を添加し、12℃で2時間撹拌した。反応物を真空下で濃縮乾固し、水層を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、明黄色の固形物として標題化合物(2.4g、二段階で63%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.83(s,1H),8.23(d,J=7.6Hz,2H),7.84(d,J=4.0Hz,1H),7.60-7.52(m,1H),7.52-7.44(m,2H),6.83(d,J=4.0Hz,1H),5.36(br s,1H),4.67(d,J=5.6Hz,2H),4.65-4.59(m,1H),2.40(d,J=6.4Hz,2H),2.37-2.22(m,2H),2.20-2.09(m,2H),2.04-1.87(m,3H),1.53-1.39(m,11H)。
工程C:tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート。KOH水溶液(4.37mL、13.1mmol)を、tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート(2.40g、4.37mmol)及びジオキサン(25mL)からなる溶液に添加し、80℃で2時間撹拌した。反応混合物を1M HClでpH=7~8に調整し、揮発性溶媒を真空下で除去した。水相を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、明黄色の固形物として標題化合物(2g、収率100%)を得、これを、更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C22H28N6O2の質量計算値、408.2;m/z実測値、409.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.86(s,1H),8.51(s,1H),7.56-7.49(m,1H),7.47(t,J=2.8Hz,1H),6.74-6.68(m,1H),4.66-4.58(m,1H),4.53(d,J=5.6Hz,2H),2.58(d,J=5.6Hz,2H),2.41-2.28(m,2H),2.08-1.94(m,3H),1.93-1.83(m,2H),1.54-1.23(m,11H)。
工程D:2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド。HCl/ジオキサン(10mL、40mmol、4M)を、0℃のCH2Cl2(20mL)中tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート(2.0g、4.9mmol)の溶液に添加し、10℃で30分間撹拌した。反応物を濃縮乾固して、薄白色の固形物として標題化合物(1.7g、収率100%)を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C17H20ClN6の質量計算値、308.2;m/z実測値、308.9[M+H]+,1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.53(s,1H),8.88(s,1H),8.86(br.s,3H),7.67(t,J=3.2Hz,1H),6.93(s,1H),4.71-4.63(m,2H),4.60-4.42(m,1H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.36-2.21(m,2H),2.12-1.93(m,5H),1.56-1.42(m,2H)。
中間体6の合成及び特性評価:
エチル1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート
DMSO(2.5mL)及びH2O(0.15mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、440mg、1mmol)に、グリオキサル酸エチル(307mg、3mmol)を添加し、続いて、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(523mg、3mmol)を添加した。反応混合物を100℃で15時間加熱した。反応物を室温まで冷却した。H2O(20mL)を添加した。固形物が形成され、濾過を介して回収された。固形物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(10%アセトン/CH2Cl2)によって精製して、エチル1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(410mg、83%)を得た。MS(ESI):C25H25N5O4Sの質量計算値、491.16;m/z実測値、492.2[M+H]+、1H NMR(500MHz,CDCl3)δ9.02-8.85(m,1H),8.21-8.08(m,2H),7.90-7.77(m,1H),7.55-7.46(m,1H),7.47-7.36(m,2H),6.93-6.79(m,1H),5.58-5.25(m,1H),4.50-4.02(m,2H),2.41-2.34(m,3H),2.10(d,J=13.2Hz,2H),2.02-1.95(m,2H),1.48-1.37(m,2H),1.29-1.14(m,5H)。
中間体7の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(ヒドロキシメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
圧力管内のDMSO(6mL)、MeOH(20mL)、及び蒸留水(4mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、900mg、2.05mmol)、1,4-ジオキサン-2,5-ジオール(400mg、3.33mmol)、及びヒドロ亜硫酸ナトリウム(1.05g、5.12mmol)の溶液を100℃で12時間加熱した。反応物を濾過し、白色の固形物を水、MeOH、及びEtOAcで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(654mg、71%)を得た。濾液を濃縮し、水を添加して、淡褐色の沈殿物を形成した。沈殿した淡褐色の固形物を濾過し、水及びEtOAcで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させて、150mgの淡褐色の固形物を得た。淡褐色の沈殿物の洗浄からの濾液をEtOAcで抽出して(3x)、抽出物Aを得た。抽出物Aを水で洗浄して水層Aを得た。水層AをEtOAcで逆抽出して(2×)、抽出物Bを得た。抽出物Bを無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、50mgの油状物を得、これを上記の褐色の固形物と合わせて、標題化合物の第2の部分(200mg、収率22%)を得、これを更に精製することなく次の反応でそのまま使用した。MS(ESI):C23H23N5O3Sの質量計算値、449.15;m/z実測値、450.1[M+H]+、1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.85(s,1H),8.26-8.22(m,2H),7.85(d,J=4.0Hz,1H),7.60-7.54(m,1H),7.53-7.46(m,2H),6.83(d,J=4.0Hz,1H),4.95(s,2H),4.55(br s,1H),2.44(d,J=6.6Hz,2H),2.32(br s,2H),2.17(d,J=13.6Hz,2H),2.13-1.97(m,3H),1.53-1.43(m,2H)。
中間体8の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
50mLのフラスコ内の酢酸(5mL)中2-((1r,4r)-4-((5-アミノ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体2、818mg、2.00mmol)及び2-クロロ-1,1,1-トリエトキシエタン(786mg、4.00mmol)の溶液を125℃の浴内に下降させ、20分間加熱した。反応混合物を冷却し、CH2Cl2(200mL)で希釈し、発泡が停止するまで飽和重炭酸ナトリウムで撹拌した。有機層を回収し、水、ブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(800mg、収率85%)を得た。MS(ESI):C23H22ClN5O2Sの質量計算値、467.12;m/z実測値、468.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ8.72(s,1H),8.13(d,J=8.0Hz,2H),7.99(d,J=4.0Hz,1H),7.73-7.65(m,1H),7.63-7.55(m,2H),7.14(d,J=4.0Hz,1H),5.19(s,2H),4.65-4.53(m,1H),2.57(d,J=5.6Hz,2H),2.27-2.12(m,2H),2.11-1.88(m,5H),1.49-1.35(m,2H)。
中間体9の合成及び特性評価:
2-(4-アミノビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリルヒドロクロリド。
工程A:tert-ブチル(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)カルバメート。ボラン-テトラヒドロフラン錯体(22.3mL、22.3mmol、1M)を、4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボン酸(3.0g、11mmol)及び無水THF(5mL)の0℃の溶液に滴下した。得られた混合物を室温で3時間撹拌した後、H2O(10mL)でゆっくりクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(35mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=1:1)によって精製して、無色の粘着性油状物として標題化合物(2.8g、98%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ6.27(br s,1H),4.28(t,J=5.2Hz,1H),2.97(d,J=5.2Hz,1H),1.74-1.59(m,6H),1.42-1.25(m,15H)。
工程B:(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)メチルメタンスルホネート。メタンスルホニルクロリド(3.5mL、44mmol)を、tert-ブチル(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)カルバメート(2.8g、11mmol)、ピリジン(3.5mL、44mmol)、及び無水塩化メチレン(20mL)の0℃の溶液に滴下した。混合物を室温で5時間撹拌した後、塩化メチレン(100mL)で希釈し、H2O(50mL)でクエンチした。有機層を分離し、ブライン(25mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=5:1~1:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(2.95g、84%)を得た。
工程C:tert-ブチル(4-シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)カルバメート。(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)メチルメタンスルホネート(2.95g、8.85mmol)及びDMSO(25mL)の溶液を、シアン化ナトリウム(1.30g、26.5mmol)及びDMSO(5mL)の懸濁液に添加した。混合物を100℃で一晩撹拌した後、H2O(80mL)で希釈し、酢酸エチル(60mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固した。残渣をMTBE(10mL)を用いて微粉化し、白色の固形物を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(1.7g、73%)を得た。濾液を濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油:酢酸エチル=10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物の第2のバッチ(500mg、21%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ6.39(br s,1H),2.32(s,2H),1.78-1.68(m,6H),1.54-1.44(m,6H),1.35(s,9H)。
工程D:2-(4-アミノビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリルヒドロクロリド。0℃のtert-ブチル(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)カルバメート(2.2g、8.3mmol)及び酢酸エチル(10mL)の懸濁液を、酢酸エチル中HCl(20mL、80mmol、4.0M)で処理した。HCl溶液を添加した後、懸濁液は透明な溶液になった。混合物を室温で4時間撹拌した後、減圧下で濃縮乾固した。残渣をMTBE(10mL)を用いて微粉化し、固形物を濾過し、MTBE(3mL×2)で洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(1.55g、93%)を得た。MS(ESI):C10H16N2の質量計算値、164.13;m/z実測値、165.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.11(br s,3H),2.40(s,2H),1.78-1.67(m,6H),1.62-1.51(m,6H)。
中間体10の合成及び特性評価:
エチル2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート
工程A:2-(4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル。4-クロロ-5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(500mg、1.48mmol)、2-(4-アミノビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体9、357mg、1.77mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(574mg、4.4mmol)、及びプロパン-2-オール(20mL)の混合物を還流下で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、濾過を介して懸濁液を単離した。濾過ケーキをプロパン-2-オール(5mL)で洗浄し、減圧下で乾燥させて、黄色の固形物として標題化合物(450mg、65%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C23H23N5O4Sの質量計算値、465.2;m/z実測値、466.1[M+H]+。
工程B:2-(4-((5-アミノ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル。2-(4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル(200mg、0.430mmol)、飽和NH4Cl(0.6mL)、及びEtOH(20mL)の混合物を含む50mLの丸底フラスコに、亜鉛粉(279mg、4.29mmol)を添加した。室温で16時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮し、酢酸エチル(20mL)で希釈した。懸濁液をCelite(登録商標)パッドで濾過し、酢酸エチル(5mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮乾固して、褐色の固形物として標題化合物(160mg、85.5%)を得、これを精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C23H25N5O2Sの質量計算値、435.15;m/z実測値、436.1[M+H]+。
工程C:エチル2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート。2-(4-((5-アミノ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル(160mg、0.36mmol)、エチル3-(エトキシイミノ)プロパノエートヒドロクロリド(180mg、0.918mmol)、及びEtOH(25mL)の混合物を還流下で24時間撹拌した。室温まで冷却した後、減圧下でEtOHを除去し、残渣を分取TLC(溶離剤:酢酸エチル)によって精製して、標題化合物(120mg、61%)を得た。MS(ESI):C28H29N5O4Sの質量計算値、531.19;m/z実測値、532.0[M+H]+。
中間体11の合成及び特性評価:
ナトリウム2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート
エチル2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体10、500mg、0.941mmol)、MeOH(5mL)、及びTHF(5mL)の溶液に、1N NaOH水溶液(2.8mL、2.8mmol)を添加した。室温で24時間攪拌した後、混合物を減圧下で濃縮乾固して、褐色の固形物として標題化合物(600mg)を得、これを精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C20H20N5NaO2の質量計算値、385.1;m/z実測値、364.0(-Na)[M+H]+。
実施例1の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド
工程A:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド。乾燥出発材料を確保するために、エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3)を、反応前に50℃で18時間真空下で加熱した。1Lのフラスコ内で、エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、52.585g、104.01mmol)をDMA(50mL)に懸濁させた。1-アミノ-2-メチルプロパン-2-オール(50mL)を添加し、反応物を45分間かけて110℃に、次いで、5時間かけて125℃に加熱した。反応物を室温まで冷却し、EtOAc(800mL)で希釈した。1Lの水+50mLのブラインで構成された水/ブラインの溶液で有機層を3回抽出した。水層をEtOAcで逆抽出した(2×600mL)。合わせた有機層を無水MgSO4で乾燥させ、濃縮乾固し、次いで、真空下で3日間乾燥させて、黄色の泡状物として標題化合物(65.9g、収率98%)を得た。生成物を、更に精製することなく次の工程に持ち越した。MS(ESI):C28H32N6O4Sの質量計算値、548.22;m/z実測値、549.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.76(s,1H),8.26-8.19(m,2H),7.84(d,J=4.1Hz,1H),7.60-7.53(m,1H),7.50-7.44(m,2H),6.84(d,J=4.2Hz,1H),4.76-4.61(m,1H),3.97(s,2H),3.45(s,1H),3.27(d,J=5.9Hz,2H),2.41(d,J=6.5Hz,2H),2.38-2.25(m,2H),2.23-2.12(m,2H),2.09-1.94(m,4H),1.48(qd,J=13.6,4.0Hz,2H),1.21(s,6H)。
工程B:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド。撹拌棒を入れた1Lのフラスコに、2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド(65.90g、102.1mmol)を添加した。1,4-ジオキサン(300mL)を添加し、続いて、KOH水溶液(3M、150mL)を添加した。反応物を80℃で2時間加熱した。反応物を室温まで冷却し、ロータリーエバポレータで溶媒体積を約200mLに減少させた。残渣を水/ブライン(100mL/100mL)の溶液で処理し、次いで、CH2Cl2中10%MeOH(2×1L)で抽出した。有機層を合わせ、無水MgSO4で乾燥させ、濃縮乾固して、黄色の固形物を得た。固形物をCH2Cl2(200mL)に懸濁させ、30分間激しく撹拌し、次いで、濾過によって回収した。固形物をCH2Cl2(100mL)ですすぎ、フィルタを通して空気を引くことによって乾燥させ、次いで、室温で16時間真空下で更に乾燥させて、白色の固形物として標題化合物(41.59g、収率89%)を得た。MS(ESI):C22H28N6O2の質量計算値、408.23;m/z実測値、409.2[M+H]+。1H NMR(600MHz,DMSO-d6):δ11.85(s,1H),8.50(s,1H),8.21-8.10(m,1H),7.49-7.43(m,1H),6.74-6.65(m,1H),4.53-4.42(m,2H),4.07(s,2H),3.08(d,J=6.0Hz,2H),2.58(d,J=6.1Hz,2H),2.41-2.28(m,2H),2.09-1.92(m,5H),1.42-1.31(m,2H),1.09(s,6H)。
実施例2の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、23.3g、53.0mmol)を、磁気撹拌棒を含む1Lの丸底フラスコに添加し、続いて、DMSO(200mL)及びメタノール(200mL)を添加した。1H-イミダゾール-4-カルバルデヒド(8.56g、89.1mmol)を固体として添加し、続いて、水(100mL)溶液としてヒドロ亜硫酸ナトリウム(32.7g、188mmol)を添加した。反応容器に還流冷却器を取り付け、15時間かけて加熱ブロック内で90℃に加熱した。次いで、反応混合物を室温まで冷却し、撹拌しながら水(2000mL)を含むフラスコに添加したところ、白色の沈殿物が形成された。混合物を30分間撹拌し、濾過によって固形物を回収した。6時間にわたってフィルタを通して空気を引くことによって固形物を乾燥させ、次いで、60℃で加熱している真空オーブンで3日間更に乾燥させ、黄色の固形物として標題化合物(22.7g、収率88%)を得た。MS(ESI):C25H23N7O2Sの質量計算値、485.16;m/z実測値、486.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.74(s,1H),8.29(s,1H),8.20-8.11(m,2H),8.04-7.96(m,2H),7.76-7.68(m,1H),7.68-7.60(m,2H),7.19(d,J=4.2Hz,1H),5.56(s,1H),2.58(d,J=6.3Hz,2H),2.38-2.24(m,2H),2.07(s,1H),1.98(d,J=10.8Hz,5H),1.35(q,J=12.3Hz,2H)。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(222mg、0.46mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(0~15% 2N NH3-MeOH/EA)によって精製して、標題化合物(97mg、収率69%)を得た。MS(ESI):C19H19N7の質量計算値、345.17;m/z実測値、346.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ12.61(s,1H),11.86(s,1H),8.55(s,1H),7.92(d,J=1.3Hz,1H),7.83(s,1H),7.48(t,J=3.0Hz,1H),6.76(dd,J=3.5,1.8Hz,1H),5.85(s,1H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.57-2.41(m,2H),2.14-1.88(m,5H),1.45-1.27(m,2H)。
実施例3の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド
工程A:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド。エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、555mg、1.06mmol)及びシクロプロピルメチルアミン(1.87mL、21.1mmol)の混合物を、マイクロ波反応器内において125℃で1時間加熱した。残渣を水で処理し、次いで、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、シリカプラグに通し、ロータリーエバポレータを用いて濃縮乾固して、標題化合物(642mg)を得た。MS(ESI):C28H30N6O3Sの質量計算値、530.21;m/z実測値、531.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.64(s,1H),8.19-8.11(m,2H),7.95(d,J=4.1Hz,1H),7.66-7.57(m,1H),7.57-7.48(m,2H),7.11(d,J=4.1Hz,1H),4.53(s,1H),4.08(s,2H),3.07(d,J=7.1Hz,2H),2.53(d,J=5.9Hz,2H),2.45-2.30(m,2H),2.14-2.03(m,5H),1.55-1.42(m,2H),1.02-0.94(m,1H),0.54-0.47(m,2H),0.24-0.18(m,2H)。
工程B:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド。1,4-ジオキサン(4.22mL)中2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド(560mg、1.05mmol)の混合物に、3N KOH(2.81mL)を添加した。混合物を80℃で1時間加熱し、次いで、塩基性HPLC:Xbridge Prep OBD C18 50mm×100mm、5μmカラム(溶離剤:0~100%NH4OH水溶液/ACN(10分))で精製して、標題化合物(187mg、収率46%)を得た。MS(ESI):C22H26N6Oの質量計算値、390.22;m/z実測値、391.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.57(s,1H),7.50(d,J=3.5Hz,1H)6.86(d,J=3.5Hz,1H)4.57(s,1H),4.11(s,2H),3.13(d,J=7.0Hz,2H),2.67-2.52(m,4H),2.20-2.03(m,5H),1.58-1.44(m,2H),1.12-0.97(m,1H),0.60-0.48(m,2H),0.31-0.22(m,2H)。
実施例4の合成及び特性評価:
N-(2-シアノエチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
DMF(5mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、400mg、1.11mmol)及び3-アミノプロパンニトリル(320mg、2.24mmol)の溶液に、PyBOP(870mg、1.67mmol)及びDIPEA(0.60mL、3.5mmol)を添加した。反応混合物を室温で40時間撹拌した。減圧下でDMFを除去した後、ヘプタン中50~100%酢酸エチルを用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製した。回収した画分を減圧下で少量に濃縮し、沈殿した白色の固形物を濾取し、CH2Cl2中10%MeOHで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(75mg、収率17%)を得た。濾液を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤水中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって精製して、透明な油状物を得た。この物質をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonate(SiliaBond酸掃去剤固相抽出カートリッジ)の500mgのカラム3つに通してTFAを除去し、CH2Cl2中10%MeOHで溶離して、標題化合物の更なる画分(88mg、収率20%)を得た。2つの画分を合わせて、白色の固形物として最終生成物(163mg、収率37%)を得た。MS(ESI):C21H23N7Oの質量計算値、389.20;m/z実測値、390.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.53(s,1H),7.48(d,J=3.0Hz,1H),6.84(d,J=3.5Hz,1H)4.51(br s,1H),4.12(s,2H),3.50(t,J=6.6Hz,2H),2.71(t,J=6.6Hz,2H),2.45-2.63(m,4H),2.03-2.19(m,5H),1.44-1.57(m,2H)。
実施例5の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアミド
1,4-ジオキサン(0.5mL)中エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、309mg、0.61mmol)及び4-アミノテトラヒドロピラン(195mg、1.93mmol)の混合物を、マイクロ波反応器内において180℃で1時間加熱した。次いで、反応混合物を1,4-ジオキサン(1.5mL)で希釈し、3N KOH水溶液(2mL)で処理し、80℃で1.5時間加熱した。次いで、残渣を水(10mL)で処理し、CH2Cl2(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュカラムクロマトグラフィー(5~10%MeOH/CH2Cl2)を用いて精製して、標題化合物(146mg、収率57%)を得た。MS(ESI):C23H28N6O2の質量計算値、420.23;m/z実測値、421.2[M+H]+。1H NMR(600MHz,DMSO-d6):δ11.84(s,1H),8.49(s,1H),8.36(d,J=7.5Hz,1H),7.46(t,J=3.0Hz,1H),6.73-6.67(m,1H),4.54-4.41(m,1H),3.98(s,2H),3.86-3.81(m,2H),3.81-3.74(m,1H),3.40-3.34(m,2H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.41-2.29(m,2H),2.10-2.01(m,1H),2.00-1.93(m,4H),1.77-1.70(m,2H),1.49-1.33(m,4H)。
実施例6の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、4-(トリフルオロメチル)ピペリジン(85.0mg、0.557mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(311mg、0.668mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%HCl)-ACN、18%~48%、v/v)を使用して分取HPLCによって精製して、淡褐色の固形物として標題化合物(81mg、収率30%)を得た。MS(ESI):C24H27F3N6Oの質量計算値、472.2;m/z実測値、473.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ12.69(s,1H),8.88(s,1H),7.79-7.76(m,1H),6.99-6.96(m,1H),4.77-4.63(m,2H),4.50-4.43(m,1H),4.17-4.10(m,1H),3.29-3.20(m,1H),2.77-2.66(m,2H),2.58(d,J=6.0Hz,2H),2.53-2.47(m,4H)2.13-1.85(m,6H),1.66-1.53(m,1H),1.45-1.22(m,3H)。
実施例7の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、(4-アミノフェニル)メタノールヒドロクロリド(133mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Waters Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-44%~55%MeOH、v/v)を使用して分取C18HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(43mg、収率11%)を得た。MS(ESI):C25H26N6O2の質量計算値、442.2;m/z実測値、443.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.86(br s,1H),10.40(s,1H),8.52(s,1H),7.55(d,J=8.4Hz,2H),7.49-7.45(m,1H),7.26(d,J=8.0Hz,2H),6.75-6.71(m,1H),5.15-5.08(m,1H),4.65-4.54(m,1H),4.46-4.41(m,2H),4.24(s,2H),2.58(d,J=6.0Hz,2H),2.45-2.30(m,2H),2.11-1.93(m,5H),1.48-1.33(m,2H)。
実施例8の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(シアノメチル)フェニル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、2-(4-アミノフェニル)アセトニトリルヒドロクロリド(93.8mg、0.557mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(5mL)の混合物を0℃で1時間撹拌した。PyBrOP(311mg、0.668mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-27%~37%ACN、v/v)を使用して分取HPLCによって、次いで、分取TLC(CH2Cl2:MeOH=10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(12mg、収率4%)を得た。MS(ESI):C26H25N7Oの質量計算値、451.2;m/z実測値、452.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.55(s,1H),7.62(d,J=8.8Hz,2H),7.49(d,J=3.6Hz,1H),7.33(d,J=8.4Hz,2H),6.86(d,J=3.6Hz,1H),4.68-4.54(m,2H),4.31-4.25(m,1H),3.86(s,2H),2.67-2.49(m,4H),2.20-2.05(m,5H),1.55-1.41(m,2H)。
実施例9の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、152mg、0.346mmol)及び1H-ピラゾール-3-カルバルデヒド(74mg、0.762mmol)を固体として添加した。DMSO(1.7mL)、MeOH(1.7mL)、及び蒸留水(0.9mL)を添加した結果、黄色の混合物が得られた。ヒドロ亜硫酸ナトリウム(183mg、1.05mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに入れ、3時間加熱した。次いで、反応混合物を室温まで冷却し、50mLの水を含むフラスコに撹拌しながら添加し、その結果、白色の沈殿物が形成された。混合物を30分間撹拌し、濾過によって固形物を回収した。固形物は大量の水を保持していたため、最初に6時間にわたってフィルタを通して空気を引くことによって乾燥させ、次いで、60℃で加熱している真空オーブンで更に乾燥させて、標題化合物(154mg、収率91%)を得、これを更に精製することなく次の反応で使用した。MS(ESI):C24H22N8O2Sの質量計算値、486.16;m/z実測値、487.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。10mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(154mg、0.317mmol)を固体として添加し、続いて、ジオキサン(2mL)及びKOH(水性)(1.5mL、3M、4.5mmol)を添加した。バイアルを密封し、加熱ブロックを使用して1時間かけて80℃に加熱した。反応物を室温まで冷却し、Waters Xbridge C18 OBD 50mm×100mm、5μmカラム(溶離剤0~100%NH4OH水溶液/ACN(10分)を使用して塩基性HPLCによって精製して、標題化合物(18mg、収率16%)を得た。MS(ESI):C18H18N8の質量計算値、346.17;m/z実測値、347.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ12.04(s,1H),8.69(s,1H),8.54(s,1H),7.54(t,J=3.0Hz,1H),6.88-6.74(m,1H),5.68(s,1H),2.60(d,J=6.1Hz,2H),2.49-2.41(m,2H),2.13-1.91(m,6H),1.43-1.29(m,2H)。
実施例10の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アセトアミド
マイクロ波バイアルに、エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、300mg、0.593mmol)及び4-アミノメチルテトラヒドロピラン(683mg、5.93mmol)を添加した。得られた溶液を125℃で1時間撹拌した。次に、ジオキサン(2.37mL)及びKOH(水中3M、1.58mL、4.75mmol)を添加し、反応物をマイクロ波中、80℃で1時間撹拌した。Waters Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤0~100%水(0.5%NH4OH)/ACN(10分))を用いて塩基性HPLCで反応物を精製して、標題化合物(97mg、収率38%)を得た。MS(ESI):C24H30N6O2の質量計算値、434.24;m/z実測値、435.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CD3OD):δ8.43(s,1H),7.38(d,J=3.5Hz,1H)6.74(d,J=3.5Hz,1H)4.43(s,1H),4.03-3.96(m,2H),3.89-3.79(m,2H),3.34-3.25(m,2H),3.04(d,J=6.8Hz,2H),2.54-2.38(m,4H),2.08-1.96(m,5H),1.74-1.63(m,1H),1.59-1.54(m,2H),1.46-1.33(m,2H),1.25-1.14(m,2H)。
実施例11の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、190mg、0.432mmol)及びオキサゾール-4-カルバルデヒド(94mg、0.968mmol)を固体として添加した。DMSO(2mL)、MeOH(2mL)、及び蒸留水(0.9mL)を添加した結果、黄色の混合物が得られた。次に、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(184mg、1.06mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに入れた。反応の進行に続いてNMRを行い、中間体1が全て消費されたとき、反応混合物を室温まで冷却し、50mLの水を含むフラスコに撹拌しながら添加し、その結果、白色の沈殿物が形成された。混合物を30分間撹拌し、濾過によって固形物を回収した。固形物は大量の水を保持していたため、最初に6時間にわたってフィルタを通して空気を引くことによって乾燥させ、次いで、60℃で加熱している真空オーブンで更に乾燥させて、黄褐色の非晶質固形物として標題化合物(178mg、収率84%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C25H22N6O3Sの質量計算値、486.15;m/z実測値、486.9[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(178mg、0.37mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製し、Waters Xbridge Prep OBD C18 50mm×100mm、5μmカラム(溶離剤0~100%NH4OH水溶液/ACN(10分))を使用して塩基性HPLCによって精製して、標題化合物(38mg、収率30%)を得た。MS(ESI):C19H18N6Oの質量計算値、346.15;m/z実測値、346.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ11.99(s,1H),8.83(d,J=1.1Hz,1H),8.70(d,J=1.0Hz,1H),8.62(s,1H),7.52(d,J=3.4Hz,1H),6.79(d,J=3.5Hz,1H)5.33-5.17(m,1H),2.58(d,J=6.1Hz,2H),2.50-2.40(m,2H),2.11-1.91(m,5H),1.35(tt,J=13.7,7.2Hz,2H)。
実施例12の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、ピペリジン-4-オール(56mg、0.557mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(5mL)の混合物を0℃で1時間撹拌した。PyBrOP(311mg、0.668mmol)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を10mLの水でクエンチし、CH2Cl2で抽出し(2×10mL)、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、分取酸性HPLC(Gemini 150×25 5μm(溶離剤:水(0.05%HCl)-0%~33%ACN、v/v)によって精製し、次いで、Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-5%~35%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(21mg、収率9%)を得た。MS(ESI):C23H28N6O2の質量計算値、420.23;m/z実測値、421.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.85(br s,1H),8.50(s,1H),7.49-7.43(m,1H),6.70(br s,1H),4.76(d,J=4.0Hz,1H),4.44-4.32(m.,1H),4.25(s,2H),3.95-3.83(m,2H),3.76-3.66(m,1H),3.11-3.02(m,1H),2.58(d,J=6.0Hz,3H),2.41-2.26(m,2H),2.09-1.89(m,5H),1.79-1.65(m,2H),1.42-1.18(m,4H)。
実施例13の合成及び特性評価:
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド
2-シアノエタンスルホニルクロリド(133mg、0.435mmol、純度50%)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体5、150mg、0.435mmol)、トリエチルアミン(0.30mL、2.2mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に滴下し、15℃で30分間撹拌した。反応混合物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。Agela DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む16%~46%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(30mg、収率16%)を得た。MS(ESI):C20H23N7O2Sの質量計算値、425.16;m/z実測値、426.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ9.76(s,1H),8.69(s,1H),8.01(br s,1H),7.37-7.29(m,1H),6.59(s,1H),4.73(s,2H),4.51-4.36(m,1H),3.47(t,J=7.6Hz,2H),3.07(t,J=7.6Hz,2H),2.41(d,J=6.4Hz,2H),2.36-2.20(m,2H),2.20-2.09(m,2H),2.06-1.96(m,1H),1.89-1.73(m,2H),1.52-1.38(m,2H)。
実施例14の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリミジン-4-イルメチル)アセトアミド
10mLのマイクロ波バイアルに、ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、151mg、0.420mmol)を固体として添加し、続いて、DMF(1.7mL)を添加した。PyBOP(329mg、0.632mmol)を一度に添加したところ、直ちにカナリアイエローの色が形成された。反応物を15分間撹拌した後、DIPEA(0.29mL、1.7mmol)、続いて、2-アミノメチルピラジンヒドロクロリド(120mg、0.824mmol)を添加した。完了後、反応物をMeOH(4mL)で希釈し、Waters Xbridge 50mm×100mm、5μmカラム(溶離剤0~100%NH4OH水溶液/ACN(10分))を使用して塩基性HPLCによって精製して、標題化合物(12mg、収率7%)を得た。MS(ESI):C23H24N8Oの質量計算値、428.21;m/z実測値、429.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ10.79(s,1H),9.10(d,J=1.4Hz,1H),8.72(s,1H),8.63(d,J=5.2Hz,1H),7.45(dd,J=3.5,2.5Hz,1H),7.29-7.26(m,1H),6.72(dd,J=3.7,1.8Hz,1H),4.71-4.47(m,3H),4.13(s,2H),2.70-2.47(m,2H),2.42(d,J=6.5Hz,2H),2.18(d,J=13.3Hz,2H),2.14-1.97(m,3H),1.93-1.70(m,2H),1.58-1.37(m,3H)。
実施例15の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、3-アミノ-2,2-ジメチルプロパン-1-オール(86mg、0.84mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の混合物を0℃で1時間撹拌した。PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、減圧下で濃縮乾固した。Kromasil 150mm×25mm 10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-20%~30%ACN、v/v)を2回使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(35mg、収率10%)を得た。MS(ESI):C23H30N6O2の質量計算値、422.24;m/z実測値、423.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.53(s,1H),7.48(d,J=3.6Hz,1H),6.84(d,J=3.2Hz,1H),4.65-4.47(m,1H),4.16-4.08(m,2H),3.25(s,2H),3.15(s,2H),2.69-2.48(m,4H),2.21-2.00(m,5H),1.58-1.42(m,2H),0.98-0.85(m,6H)。
実施例16の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、135mg、0.307mmol)及び1H-[1,2,3]トリアゾール-4-カルバルデヒド(59mg、0.61mmol)を固体として添加した。DMSO(1.5mL)、MeOH(1.5mL)、及び蒸留水(0.8mL)を添加した結果、黄色の混合物が得られた。ヒドロ亜硫酸ナトリウム(134mg、0.768mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに入れ、3時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、50mLの水を含むフラスコに撹拌しながら添加し、その結果、白色の沈殿物が形成された。混合物を30分間撹拌し、濾過によって固形物を回収した。固形物は大量の水を保持していたため、最初に6時間にわたってフィルタを通して空気を引くことによって乾燥させ、次いで、60℃で加熱している真空オーブンで更に乾燥させて、標題化合物(122mg、収率81%)を得、これを更に精製することなく次の反応で使用した。MS(ESI):C24H22N8O2Sの質量計算値、486.16;m/z実測値、487.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ8.79(s,1H),8.20-8.11(m,2H),8.02(d,J=4.1Hz,1H),7.76-7.68(m,1H),7.67-7.60(m,2H),7.22(d,J=4.2Hz,1H),5.44(s,1H),3.68-3.39(m,2H),2.59(d,J=6.4Hz,2H),2.54(s,1H),2.32(q,J=12.6Hz,2H),2.15-1.90(m,4H),1.35(q,J=12.2Hz,2H)。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(122mg、0.25mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製して、標題化合物(32mg、収率35%)を得た。MS(ESI):C18H18N8の質量計算値、346.17;m/z実測値、347.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6)δ11.96(s,1H),8.62(s,1H),8.44(s,1H),7.59-7.45(m,1H),6.85-6.73(m,1H),5.82-5.34(m,1H),2.60(d,J=6.1Hz,2H),2.54(s,1H),2.02(q,J=16.1Hz,5H),1.46-1.31(m,2H),1.04(d,J=6.1Hz,2H)。
実施例17A及びB:
実施例17Aの合成及び特性評価:
(E)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、及び
実施例17Bの合成及び特性評価:
(Z)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド
2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体5、250mg、0.725mmol)、N-ヒドロキシベンズイミドイルクロリド(113mg、0.725mmol)、トリエチルアミン(0.51mL、3.6mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を、15℃で2時間撹拌した。水(20mL)を添加したところ、褐色の沈殿物が形成され、これを濾過によって単離し、水(3mL×2)で洗浄し、高真空下で乾燥させて、褐色の固形物(190mg)を得た。混合物として後で使用するために(E)/(Z)混合物の一部を取っておき、E)/(Z)混合物の一部(130mg)をPhenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:13%~43%(v/v)CH3CN及びHCl水溶液(0.006N)を使用する分取HPLCに供して、(E)及び(Z)異性体を精製及び分離した。各異性体の画分を回収し、pH=7~8になるまで飽和NaHCO3水溶液で処理した。揮発性有機成分を減圧下で除去し、沈殿物を濾過を介して単離し、水(2mL×3)で洗浄した。濾過ケーキを水(10mL)及びCH3CN(2mL)に懸濁させ、ドライアイス/アセトンを使用して混合物を凍結させ、次いで、凍結乾燥乾固して、灰白色の固形物として、トランス-(E)配座としての(E)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド(5mg、収率2%)を得た。MS(ESI):C24H25N7Oの質量計算値、427.21;m/z実測値、428.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.89(s,1H),8.91(s,1H),8.55(s,1H),7.48(d,J=3.2Hz,1H),7.46-7.40(m,2H),7.27-7.20(m,2H),6.97-6.87(m,2H),6.73(d,J=3.2Hz,1H),4.72(d,J=5.2Hz,2H),4.67-4.53(m,1H),2.58(d,J=6.0Hz,2H),2.43-2.28(m,2H),2.08-1.89(m,5H),1.54-1.37(m,2H).また、以下の化合物も単離された:シス-(Z)-異性体としての(Z)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド(7mg、収率2%)。MS(ESI):C24H25N7Oの質量計算値、427.21;m/z実測値、428.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.87(s,1H),9.93(br.s.,1H),8.52(s,1H),7.52-7.44(m,3H),7.44-7.35(m,3H),6.69(d,J=2.8Hz,1H),6.41(t,J=5.6Hz,1H),4.57(d,J=5.6Hz,2H),4.40-4.20(m,1H),2.58(d,J=5.2Hz,2H),2.37-2.16(m,2H),2.04-1.83(m,5H),1.46-1.32(m,2H)。
実施例18の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、アゼチジン-3-オール(67mg、0.92mmol)、DIPEA(0.290mL、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液に、0℃でPyBrOP(428mg、0.918mmol)を添加し、室温で3.5時間撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機相及び水相の両方を濃縮し、Xtimate C18 150×25mm×5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む12%~32%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製して、黄色の固形物として標題化合物(62mg、収率18%)を得た。MS(ESI):C21H24N6O2の質量計算値、392.20;m/z実測値、393.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.50(s,1H),7.47(br s,1H),6.74-6.68(m,1H),5.80(br s,1H),4.53-4.37(m,3H),4.16-3.94(m,4H),3.66-3.59(m,1H),2.64-2.55(m,2H),2.42-2.26(m,2H),2.10-1.83(m,5H),1.47-1.35(m,2H)。
実施例19の合成及び特性評価:
N-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、2-((1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル)アセトニトリル(145mg、0.835mmol)、DIPEA(324mg、2.50mmol)、DMF(10mL)、及びPyBrOP(467mg、1.00mmol)の溶液を室温で3時間撹拌した。反応物を5mLの水でクエンチし、濃縮乾固した。Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む14%~44%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(35mg、収率9%)を得た。MS(ESI):C26H31N7Oの質量計算値、457.26;m/z実測値、458.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.83(br s,1H),8.49(s,1H),8.29-8.20(m,1H),7.49-7.43(m,1H),6.75-6.66(m,1H),4.56-4.10(m,2H),3.95(s,2H),2.63-2.56(m,2H),2.45-2.40(m,2H),2.37-2.27(m,2H),2.07-1.92(m,4H),1.90-1.72(m,4H),1.67-1.52(m,2H),1.46-1.31(m,2H),1.31-1.17(m,2H),1.17-1.03(m,2H)。
実施例20の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド。
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、50mg、0.14mmol)及びアニリン(48mg、0.52mmol)の溶液に、HATU(180mg、0.47mmol)及びDIPEA(0.12mL、0.70mmol)を添加し、室温で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、水を添加し、水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固し、Phenomenex Luna C18 100mm×30mm、5μmカラム(移動相勾配H2O中5~95%ACN(いずれも0.1%TFAを含む)、v/v)を使用して逆相HPLCによって精製して、標題化合物(27mg、収率37%)を得た。MS(ESI):C24H24N6Oの質量計算値、412.20;m/z実測値、413.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ9.64(br s,1H),8.79(s,1H),7.55(d,J=7.72Hz,2H),7.43(t,J=3.03Hz,1H),7.32(t,J=7.67Hz,2H),7.12(t,J=7.50Hz,1H),6.74(dd,J=2.02,3.54Hz,1H),4.54(br s,1H),4.13-4.17(m,2H),2.55(br s,1H),2.44(d,J=6.57Hz,2H),2.21(br d,J=13.14Hz,2H),2.01-2.13(m,3H),1.45-1.58(m,3H)。
実施例21の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(((1S,3R,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)メチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、(1S,3R,5R,7S)-3-(アミノメチル)アダマンタン-1-オールヒドロクロリド(182mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-16%~46%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって、及び分取TLC(CH2Cl2:MeOH=10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(64mg、収率15%)を得た。MS(ESI):C29H36N6O2の質量計算値、500.29;m/z実測値、501.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.49(s,1H),8.20-8.14(m,1H),7.47-7.44(m,1H),6.72-6.69(m,1H),4.52-4.41(br s,1H),4.39(s,1H),4.03(s,2H),2.87(d,J=6.4Hz,2H),2.57(d,J=6.0Hz,2H),2.41-2.27(m,2H),2.11-1.93(m,7H),1.56-1.44(m,6H),1.41-1.29(m,8H)。
実施例22の合成及び特性評価:
N-(2-シアノ-2-メチルプロピル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、3-アミノ-2,2-ジメチルプロパンニトリル(82.0mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Waters Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm 5μmカラム(溶離剤:28%水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-ACNを使用して分取HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(58mg、収率16%)を得た。MS(ESI):C23H27N7Oの質量計算値、417.23;m/z実測値、418.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.86(br s,1H),8.71-8.66(m,1H),8.50(s,1H),7.48-7.45(m,1H),6.73-6.69(m,1H),4.53-4.42(m,1H),4.10(s,2H),3.33-3.31(m,1H),2.57(d,J=5.6Hz,2H),2.41-2.27(m,2H),2.05-1.93(m,5H),1.45-1.26(m,9H)。
実施例23の合成及び特性評価:
N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
工程A:tert-ブチル(4-(クロロカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート。CH2Cl2(5mL)中4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボン酸(1.00g、3.92mmol)の溶液に、塩化オキサリル(0.75g、5.9mmol)を0℃で滴下し、次いで、DMF(0.1mL)を添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固して、黄色の油状物として標題化合物(1.05g、収率97.9%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。
工程B:tert-ブチル(4-カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート。メタノール(5mL)中tert-ブチル(4-(クロロカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート(1.05g、3.84mmol)の溶液に、アンモニア(0.10g、5.8mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固して、黄色の油状物として標題化合物(200mg、収率20.5%)を得た。
工程C:tert-ブチル(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート及びtert-ブチル(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)(2,2,2-トリフルオロアセチル)カルバメート。0℃のtert-ブチル(4-カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート(200mg、0.79mmol)、トリエチルアミン(0.031mL、2.4mmol)、及び乾燥CH2Cl2(5mL)の溶液に、無水トリフルオロ酢酸(248mg、1.18mmol)を添加した。添加が完了した後、溶液を室温まで加温し、撹拌を一晩継続した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、飽和NaHCO3水溶液(5mL×2)、水(5mL)、ブライン(3mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、黄色の油状物として2つの化合物の混合物としての標題化合物(120mg、収率56%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。標題化合物のTLC:(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)、Rf=0.4。
工程D:tert-ブチル(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート。ナトリウムメトキシド(34mg、0.63mmol)を、0℃(氷/水)でメタノール(4mL)中tert-ブチル(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)(2,2,2-トリフルオロアセチル)カルバメート(60mg、0.18mmol)及びtert-ブチル(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート(60mg、0.25mmol)の溶液に添加し、0℃で3時間撹拌した。反応物を、酢酸エチル(15mL)及び水(10mL)で希釈した。有機層を分離し、水層を酢酸エチル(10mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、黄色の油状物として標題化合物(30mg、収率70%)を得、これを更に精製することなく使用した。標題化合物のTLC:(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)、Rf=0.4。
工程E:4-アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボニトリル。tert-ブチル(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート(90mg、0.38mmol)の溶液に、HCl(EtOAc中4M、0.48mL)及び酢酸エチル(4mL)を添加し、室温で3時間撹拌した。反応物を濾過して、白色の固形物として標題化合物(50mg、収率96%)を得、これを更に精製することなく使用した。標題化合物のTLC:(ジクロロメタン:メタノール=10:1)、Rf=0.4。
工程F:N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド。DMF(5mL)中4-アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボニトリル(50mg、0.29mmol)、ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、104mg、0.290mmol)、PyBrOP(162mg、0.348mmol)、及びDIPEA(112mg、0.869mmol)の溶液を一晩撹拌した。反応物を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。DuraShell 150mm×25mm 5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む20%~50%(v/v)のCH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(9mg、収率7%)を得た。MS(ESI):C26H29N7Oの質量計算値、455.24;m/z実測値、456.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.57(br s,1H),8.50(s,1H),8.45-8.34(m,1H),7.46-7.40(m,1H),6.75-6.69(m,1H),4.53-4.42(m,1H),3.96(s,2H),2.59-2.56(m,2H),2.41-2.30(m,3H),2.12-1.91(m,10H),1.89-1.81(m,2H),1.78-1.68(m,2H),1.50-1.34(m,2H)。
実施例24の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、3-(アミノメチル)オキセタン-3-オール(86.0mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Waters Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-25%~55%MeOH、v/v)を使用して分取HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(75mg、収率21%)を得た。MS(ESI):C22H26N6O3の質量計算値、422.21;m/z実測値、423.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.49(s,1H),8.46-8.39(m,1H),7.48-7.44(m,1H),6.73-6.69(m,1H),5.92(s,1H),4.53-4.43(m,1H),4.42-4.35(m,4H),4.06(br s,2H),3.46-3.42(m,2H),2.58(d,J=6.0Hz,2H),2.42-2.26(m,2H),2.08-1.93(m,5H),1.45-1.30(m,2H)。
実施例25の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:N-(4-(((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)アミノ)-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)-2-(1H-ピラゾール-5-イル)アセトアミド。HATU(696mg、1.83mmol)を、2-((1r,4r)-4-((5-アミノ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体2、500mg、1.22mmol)、2-(1H-ピラゾール-5-イル)酢酸塩酸塩(238mg、1.46mmol)、DIPEA(1.2mL、6.5mmol)、及びDMF(5mL)の溶液に添加し、室温で16時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、水(50mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×3)で3回抽出した。有機層を合わせ、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、褐色の油状物として標題化合物(600mg、収率90%)を得た。MS(ESI):C26H27N7O3Sの質量計算値、517.60;m/z実測値、518.1[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。N-(4-(((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)アミノ)-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)-2-(1H-ピラゾール-5-イル)アセトアミド(350mg、0.676mmol)及びHOAc(20mL)の溶液を100℃で16時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、飽和NaHCO3(50mL)で洗浄し、クロロメタン(50mL×2)で抽出した。有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、黄色の油状物として標題化合物(300mg、収率68%)を得た。MS(ESI):C26H25N7O2Sの質量計算値、499.59;m/z実測値、499.9[M+H]+。
工程C:2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(300mg、0.600mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(63.6mg、収率29%)を調製した。精製は、以下の条件を使用して分取HPLCで実施した:Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-20%~50%ACN、v/v)。MS(ESI):C20H21N7の質量計算値、359.19;m/z実測値、360.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.80(br s,1H),8.49(s,1H),7.61-7.54(m,1H),7.42(d,J=3.1Hz,1H),6.64(d,J=3.5Hz,1H)6.13-5.93(m,2H),4.62-4.49(m,1H),4.36(s,2H),2.55-2.48(m,2H),2.33-2.15(m,2H),2.03-1.82(m,3H),1.71-1.53(m,2H),1.5-1.18(m,2H)。
実施例26の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、4-(ピペリジン-4-イル)モルホリン(94.8mg、0.557mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(311mg、0.668mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%HCl)-0%~30%ACN、v/v)を使用して分取酸性HPLCによって、次いで、Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-10%~40%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(25mg、収率9%)を得た。MS(ESI):C27H35N7O2の質量計算値、489.29;m/z実測値、490.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.85(br s,1H),8.51-8.47(m,1H),7.48-7.44(m,1H),6.72-6.68(m,1H),4.42-4.29(m,2H),4.25(d,J=8.4Hz,2H),4.16-4.07(m,1H),3.59-3.52(m,4H),3.15-3.05(m,1H),2.69-2.63(m,1H),2.58(d,J=6.0Hz,3H),2.47-2.41(m,5H),2.07-1.90(m,6H),1.85-1.74(m,2H),1.42-1.27(m,3H),1.27-1.13(m,1H)。
実施例27の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、((1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル)メタノール(71.9mg、0.557mmol)、PyBrOP(311mg、0.668mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(10mL)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物を20mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。DuraShell 150mm×25mm 5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む13%~43%(v/v)のCH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(32.7mg、収率13%)を得た。MS(ESI):C25H32N6O2の質量計算値、448.26;m/z実測値、449.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.87-11.76(m,1H),8.52-8.42(m,1H),8.25-8.14(m,1H),7.47-7.42(m,1H),6.73-6.65(m,1H),4.55-4.24(m,3H),3.93(br s,2H),3.21-3.11(m,2H),2.63-2.55(m,2H),2.36-2.25(m,2H),2.08-1.88(m,4H),1.87-1.75(m,2H),1.77-1.66(m,2H),1.44-1.10(m,5H),0.98-0.78(m,3H)。
実施例28の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-シクロヘキシルアセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、シクロヘキシルアミン(55.2mg、0.557mmol)、PyBrOP(311mg、0.668mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(3mL)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物を20mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む12%~42%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(37.5mg、収率16%)を得た。MS(ESI):C24H30N6Oの質量計算値、418.25;m/z実測値、419.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ12.55(br s,1H),8.81(s,1H),8.56-8.47(m,1H),7.77-7.70(m,1H),6.93(br s,1H),4.64(br s,1H),4.29(s,2H),2.61(d,J=5.7Hz,2H),2.43-2.26(m,2H),2.14-1.95(m,4H),1.83-1.75(m,2H),1.72-1.69(m,2H),1.61-1.51(m,1H),1.49-1.35(m,2H),1.34-1.07(m,7H)。
実施例29の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835)、2-アミノエタノール(51.0mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(311mg、0.668mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-14%~44%ACN、v/v)を次いで使用して(The musing)、黄色の固形物として標題化合物(78mg、収率24%)を得た。MS(ESI):C20H24N6O2の質量計算値、380.20;m/z実測値、381.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.85(br s,1H),8.50(s,1H),8.35-8.29(m,1H),7.49-7.45(m,1H),6.74-6.70(m,1H),4.79-4.72(m,1H),4.56-4.45(m,1H),4.00(s,2H),3.49-3.42(m,2H),3.22-3.15(m,2H),2.59(d,J=6.0Hz,2H),2.43-2.27(m,2H),2.07-1.93(m,5H),1.46-1.33(m,2H)。
実施例30の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド
工程A:N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、49mg、0.11mmol)、ベンズイミドアミド(42mg、0.27mmol)、K2CO3(85mg、0.62mmol)、及びDMF(2mL)の溶液を室温で15時間撹拌した。LCMSは、少量の2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルが残っていることを示したので、ベンズイミドアミド(16mg)、K2CO3(45mg、0.33mmol)、及びDMF(1mL)を更に添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。固形物を濾取した後、濾液を濃縮乾固した。濾液残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(50mg、収率86%)を得た。MS(ESI):C30H29N7O2Sの質量計算値、551.21;m/z実測値、552.3[M+H]+。
工程B:N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド。N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド(50mg、0.091mmol)、1M NaOH(0.20mL、0.20mmol)、MeOH(0.7mL)、及びTHF(0.7mL)の混合物を室温で18時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を、逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製して、透明な油状物を得た。この物質をEtOAcに溶解させ、NaHCO3水溶液で洗浄した。水層をEtOAcで抽出した(×4)。合わせた抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、灰白色の固形物として標題化合物(29mg、収率78%)を得た。MS(ESI):C24H25N7の質量計算値、411.22;m/z実測値、412.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=9.77(br s,1H),8.70(s,1H),7.70(br d,J=7.1Hz,2H),7.57-7.44(m,3H),7.41(br s,1H),6.74(d,J=3.0Hz,1H),5.08(br s,2H),4.91-4.77(m,1H),2.58-2.45(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.16(br d,J=11.6Hz,3H),2.12-1.98(m,2H),1.59-1.42(m,2H)。
実施例31の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、165mg、0.375mmol)及び4-クロロ-3-ホルミルピラゾール(91mg、0.70mmol)を固体として添加した。次に、DMSO(1.87mL)、MeOH(1.87mL)、及び蒸留水(1.0mL)を添加した。次いで、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(147mg、0.847mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに7時間入れた。反応物を室温まで冷却し、30mLの水に注ぎ、その結果沈殿物が形成された。混合物を15分間撹拌し、次いで、黄色の固形物を濾過によって回収し、高真空下で1時間乾燥させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(122mg、収率62.5%)を得た。MS(ESI):C25H22ClN7O2Sの質量計算値、519.12;m/z実測値、521.8[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(122mg、0.24mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製し、Waters Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤0~100%NH4OH水溶液/ACN(10分)を使用して塩基性HPLCによって精製して、標題化合物(28mg、収率31%)を得た。MS(ESI):C19H18ClN7の質量計算値、379.13;m/z実測値、381.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ10.12(s,1H),8.91(s,1H),7.77(s,1H),7.43(d,J=3.5Hz,1H)6.78(d,J=3.5Hz,1H)4.74(s,1H),2.68-2.47(m,2H),2.40(d,J=6.2Hz,2H),2.25-1.94(m,6H),1.41(q,J=12.6,11.5Hz,2H)。
実施例32の合成及び特性評価:
N-((3R,5R)-アダマンタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、(3s,5s,7s)-アダマンタン-1-アミンヒドロクロリド(104mg、0.557mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(311mg、0.668mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-30%~60%ACN)を使用して分取塩基性HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(50mg、収率19%)を得た。MS(ESI):C28H34N6Oの質量計算値、470.28;m/z実測値、471.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.49(s,1H),7.86(br s,1H),7.47-7.44(m,1H),6.71-6.88(m,1H),4.51-4.37(m,1H),3.93(s,2H),2.61(d,J=5.6Hz,2H),2.38-2.31(m,1H),2.04-1.92(m,15H),1.64-1.59(m,6H),1.47-1.34(m,2H)。
実施例33の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、(1r,4r)-4-アミノシクロヘキサノール(64.1mg、0.557mmol)、PyBrOP(311mg、0.668mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(10mL)の溶液を一晩撹拌した。混合物を20mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む15%~45%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(27.9mg、収率11%)を得た。MS(ESI):C24H30N6O2の質量計算値、434.24;m/z実測値、435.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.85(br s,1H),8.49(s,1H),8.22-8.19(m,1H),7.47-7.45(m,1H),6.71(br s,1H),4.59(d,J=4.4Hz,1H),4.55-4.39(m,1H),3.95(s,2H),2.60(d,J=5.7Hz,2H),2.42-2.33(m,2H),2.08-1.92(m,5H),1.89-1.71(m,5H),1.48-1.31(m,2H),1.31-1.12(m,5H)。
実施例34の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロブチル)メチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、1-(アミノメチル)シクロブタノール(84.4mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次に、PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、室温で一晩撹拌し、次いで、10mLの水でクエンチした。Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-9%~39%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって反応物を精製して、白色の固形物として標題化合物(90mg、収率26%)を得た。MS(ESI):C23H28N6O2の質量計算値、420.23;m/z実測値、421.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.58(br s,1H),8.50(s,1H),7.94-7.85(m,1H),7.46-7.40(m,1H),6.75-6.70(m,1H),4.89(br s,1H),4.57-4.47(m,1H),4.04(s,2H),3.27(d,J=6.0Hz,2H),2.55(d,J=6.0Hz,2H),2.45-2.31(m,2H),2.10-1.88(m,9H),1.71-1.60(m,1H),1.54-1.35(m,3H)。
実施例35の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピラジン-2-イルメチル)アセトアミド
10mLのマイクロ波バイアルに、ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、154mg、0.429mmol)を固体として添加し、続いて、DMF(1.7mL)に溶解させた。PyBOP(352mg、0.676mmol)を一度に添加したところ、直ちにカナリアイエローの色が形成された。得られた溶液を15分間撹拌した後に、DIPEA(0.295mL、1.71mmol)、続いて、2-アミノメチルピラジン(102mg、0.935mmol)を添加し、室温で2日間撹拌した。反応物を水(20mL)に添加した結果、沈殿物が形成された。固体を濾過により回収した。濾液をEtOAc及びCH2Cl2で抽出し、有機相を合わせ、濃縮乾固した。Waters Xbridge Prep OBD C18 50mm×100mm、5mm(溶離剤=0~100%NH4OH水溶液/ACN(10分))を使用して塩基性HPLCによって残渣を精製して、ふわふわした白色の粉状物として標題化合物(11mg、収率6%)を得た。MS(ESI):C23H24N8Oの質量計算値、428.21;m/z実測値、429.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ10.33(s,1H),8.72(s,1H),8.59(d,J=1.0Hz,1H),8.51-8.43(m,2H),7.47-7.37(m,1H),6.72(m,J=3.5,1.9Hz,1H),4.73-4.53(m,3H),4.10(s,2H),2.53(s,2H),2.41(d,J=6.5Hz,2H),2.26-2.12(m,2H),2.12-1.93(m,3H),1.57-1.37(m,2H)。
実施例36合成及び特性評価:
N-((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
10mLのマイクロ波バイアルに、ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、136mg、0.378mmol)を固体として添加し、続いて、DMF(1.5mL)に溶解させた。PyBOP(304mg、0.584mmol)を一度に添加した。溶液を15分間撹拌した後、DIPEA(0.261mL、1.51mmol)、続いて(1H-イミダゾール-2-イル)メタンアミンジヒドロクロリド(151mg、0.870mmol)を添加し、室温で72時間撹拌した。反応物を飽和NaHCO3(20mL)に添加した結果、沈殿物が形成された。固体を濾過により回収した。固形物をEtOAc中に可溶化し、水相をEtOAc及びCH2Cl2で抽出し、有機相を合わせ、無水Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固した。塩基性HPLC:Waters Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm 5μm、溶離剤0~100%NH4OH水溶液/ACN(10分)によって残渣を精製して、標題化合物(6mg、収率4%)を得た。MS(ESI):C22H24N8Oの質量計算値、416.21;m/z実測値、418.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CD3OD):δ8.54(s,1H),7.48(d,J=3.5Hz,1H)7.09-6.92(m,2H),6.84(d,J=3.6Hz,1H),4.74-4.37(m,4H),2.69-2.41(m,3H),2.20-1.97(m,5H),1.55-1.38(m,2H),1.38-1.24(m,3H)。
実施例37の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、(1R,3R)-3-アミノシクロブタノール(72.7mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次に、PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチした。Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-22%~32%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって、及び分取TLC(CH2Cl2:MeOH=10:1)によって反応物を精製して、白色の固形物として標題化合物(36mg、収率11%)を得た。MS(ESI):C22H26N6O2の質量計算値、406.21;m/z実測値、407.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.83(br s,1H),8.59(d,J=6.8Hz,1H),8.49(s,1H),7.48-7.43(m,1H),6.73-6.68(m,1H),5.03(d,J=5.6Hz,1H),4.56-4.43(m,1H),4.34-4.25(m,1H),4.24-4.14(m,1H),3.95(s,2H),2.59(d,J=5.6Hz,2H),2.43-2.26(m,2H),2.21-1.90(m,9H),1.45-1.30(m,2H)。
実施例38の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド
DMF(0.8mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、100mg、0.278mmol)及び1-メチル-1H-ピラゾール-4-アミン(54.0mg、0.557mmol)の溶液に、PyBrOP(217mg、0.417mmol)及びDIPEA(0.144mL、0.835mmol)を添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。減圧下でDMFを除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(50~100%EtOAc/ヘプタン、次いで、10%MeOH/DCM)によって、続いて、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤水中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって精製して、TFA塩として生成物を得た。この物質をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonate(SiliaBond酸掃去剤固相抽出カートリッジ)の500mgのカラムに通してTFAを除去して、白色の固形物として標題化合物(34mg、収率29%)を得た。MS(ESI):C22H24N8Oの質量計算値、416.21;m/z実測値、417.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=12.77(br s,1H),11.24(br s,1H),7.94(s,1H),7.89(br s,1H),7.46(s,1H),7.29-7.20(m,1H),6.74(br s,1H),4.85-4.65(m,1H),4.23(s,2H),3.85(s,3H),2.80-2.55(m,1H),2.45(d,J=6.6Hz,2H),2.32-1.98(m,6H),1.62-1.44(m,2H)。
実施例39の合成及び特性評価:
N-(4-シアノベンジル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
DMF(0.8mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、100mg、0.278mmol)及び4-(アミノメチル)ベンゾニトリル(73.6mg、0.557mmol)の溶液に、PyBrOP(217mg、0.417mmol)及びDIPEA(0.144mL、0.835mmol)を添加し、室温で87時間撹拌した。DMFを減圧下で除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって、及びPhenomenexLuna C18 100mm×30mm、5μmカラム(移動相勾配H2O中5~95%ACN(いずれも0.1%TFAを含む)、v/v)を使用して逆相HPLCによって精製して、TFA塩として生成物を得た。この物質をMeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonate(SiliaBond酸掃去剤固相抽出カートリッジ)の500mgのカラムに通してTFAを除去して、白色の固形物として標題化合物(47mg、収率37%)を得た。MS(ESI):C26H25N7Oの質量計算値、451.21;m/z実測値、452.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.53(s,1H),7.74-7.68(m,2H),7.55-7.49(m,2H),7.49-7.45(m,1H),6.83(d,J=4.0Hz,1H),4.52-4.46(m,3H),4.18-4.12(m,1H),2.54(d,J=5.6Hz,4H),2.13-1.98(m,6H),1.48-1.32(m,2H)。
実施例40の合成及び特性評価:
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ウレア
シアン酸カリウム(141mg、1.74mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体5、200mg、0.580mmol)、NaHCO3(49mg、0.58mmol)、ジオキサン(3mL)、及び水(0.75mL)からなる溶液に添加し、90℃で2時間撹拌した。混合物を水(10mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を蒸発乾固し、Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:5%~30%(v/v)CH3CN及びHCl水溶液(0.006N))を使用して分取HPLCによって精製した。純粋画分を回収し、減圧下で揮発性有機成分を除去した。残りの水性混合物を、pH=7~8になるまで飽和NaHCO3水溶液で処理し、混合CH2Cl2及び酢酸エチル(1:1)(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固した。生成物を水(10mL)に懸濁させ、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結させ、凍結乾燥乾固して、白色の固形物として標題化合物(35mg、収率17%)を得た。MS(ESI):C18H21N7Oの質量計算値、351.18;m/z実測値、352.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.87(s,1H),8.53(s,1H),7.50-7.43(m,1H),6.72(s,1H),6.65-6.57(m,1H),5.70(s,2H),4.66-4.51(m,3H),2.58(d,J=6.0Hz,2H),2.40-2.27(m,2H),2.08-1.87(m,5H),1.48-1.33(m,2H)。
実施例41の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:N-(4-(((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)アミノ)-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)-2-(チアゾール-4-イル)アセトアミド。HATU(2.12g、5.58mmol)を、0℃(氷/水)で2-((1r,4r)-4-((5-アミノ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体2、1.14g、2.78mmol)、2-(チアゾール-4-イル)酢酸(400mg、2.79mmol)、DIPEA(722mg、5.59mmol)、及びDMF(10mL)を含有する混合物に添加し、室温で2時間撹拌した。反応物をEtOAc(100mL)と水(100mL)との間で分配し、水相を酢酸エチルで抽出し(50mL×3)、合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、黄色の固形物として標題化合物(1.5g、収率95%)を得た。MS(ESI):C26H26N6O3S2の質量計算値、534.65;m/z実測値、534.9[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。酢酸(5mL)を、N-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-2-(チアゾール-4-イル)アセトアミド(500mg、0.935mmol)に添加し、130℃で6時間加熱した。飽和NaHCO3溶液(30mL)を反応混合物に添加し、CH2Cl2(30mL×4)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(100mg、収率20%)を得た。MS(ESI):C26H24N6O2S2の質量計算値、516.14;m/z実測値、517.1[M+H]+。
工程C:2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(180mg、0.348mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(85mg、収率27%)を調製した。Phenomenex Gemini 150mm×25mm、10μm(溶離剤:H2O中CH3CN(0.05%アンモニア溶液)20%~50%、v/v)を使用してHPLCによって標題化合物を精製した。MS(ESI):C20H20N6Sの質量計算値、376.2;m/z実測値、377.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.80(s,1H),9.03(d,J=1.6Hz,1H),8.49(s,1H),7.51(s,1H),7.44-7.40(m,1H),6.68-6.62(m,1H),4.62-4.53(m,3H),2.55-2.51(m,2H),2.35-2.20(m,2H),2.02-1.94(m,1H),1.96-1.86(m,2H),1.75-1.58(m,2H),1.37-1.20(m,2H)。
実施例42の合成及び特性評価:
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、(S)-ピロリジン-3-オール(48.5mg、0.557mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次に、PyBrOP(311mg、0.668mmol)を添加し、室温で4時間撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、CH2Cl2(2×10mL)で抽出した。Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%HCl)-5%~35%ACN、v/v)を使用して分取酸性HPLCによって水層を精製し、Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%HCl)-11%~41%ACN、v/v)を使用して分取酸性HPLCによって有機層を精製した。標題化合物を含有する画分を合わせ、DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-14%~44%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって再度精製した。最後に、標題化合物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH=10:1)によって更に精製して、白色の固形物として化合物(10mg、収率4%)を得た。MS(ESI):C22H26N6O2の質量計算値、406.2;m/z実測値、407.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.49(s,1H),7.49-7.44(m,1H),6.74-6.68(m,1H),5.13-4.96(m,1H),4.47-4.25(m,2H),4.21-4.16(m,1H),4.16-4.11(m,1H),3.78-3.60(m,2H),3.31-3.28(m,1H),2.58(d,J=5.6Hz,2H),2.42-2.25(m,2H),2.11-1.72(m,8H),1.45-1.28(m,2H)。
実施例43の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-(ピリジン-4-イルオキシ)エチル)アセトアミド
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、70mg、0.19mmol)及び2-(ピリジン-4-イルオキシ)エタンアミン(54mg、0.39mmol)の溶液に、PyBOP(152mg、0.292mmol)及びDIPEA(0.101mL、0.584mmol)を添加し、室温で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相酸性HPLCによって残渣を精製した。生成物をn-BuOH及び飽和NaHCO3(水溶液)に溶解させた。有機層を分離し、水層をn-BuOHとCH2Cl2との1:1混合物で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相酸性HPLCによって再度精製して、標題化合物を得たが、これは依然として不純であった。次いで、標題化合物をn-BuOH及び飽和NaHCO3(水溶液)に溶解させた。有機層を分離し、水層をn-BuOH、次にEtOAcで抽出した。抽出物を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、シリンジフィルタを通して濾過した。濾液を濃縮乾固して、標題化合物(18mg、収率20%)を得た。MS(ESI):C25H27N7O2の質量計算値、457.2;m/z実測値、458.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.52(s,1H),8.32(d,J=5.6Hz,2H),7.48(d,J=3.5Hz,1H),6.97(d,J=6.1Hz,2H),6.81(d,J=3.5Hz,1H),4.51(br s,1H),4.18(t,J=5.1Hz,2H),3.67(t,J=5.1Hz,2H),2.53(br s,2H),2.44(d,J=6.1Hz,2H),2.11-1.99(m,6H),1.47-1.34(m,3H)。
実施例44の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-ネオペンチルアセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、2,2-ジメチルプロパン-1-アミン(48.5mg、0.557mmol)、PyBrOP(311mg、0.668mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(10mL)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物を20mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。Phenomenex Synergi C18 250mm×21.2mm、4μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む15%~45%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(19.5mg、収率8%)を得た。MS(ESI):C23H30N6Oの質量計算値、406.25;m/z実測値、407.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.50(s,1H),8.26-8.19(m,1H),7.50-7.45(m,1H),6.74-6.69(m,1H),4.57-4.42(m,1H),4.06(s,2H),2.99-2.92(m,2H),2.59(d,J=6.0Hz,2H),2.41-2.29(m,2H),2.11-1.92(m,5H),1.46-1.30(m,2H),0.88(s,9H)。
実施例45の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-フルオロベンジル)アセトアミド
DMF(1mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、100mg、0.278mmol)及び(4-フルオロフェニル)メタンアミン(90mg、0.56mmol)の溶液に、PyBOP(217mg、0.417mmol)及びDIPEA(0.192mL、1.11mmol)を添加し、室温で87時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(12gシリカゲルカラム、ヘプタン中30~100%EtOAc、次いで、DCM中10%MeOH)によって、及びVarian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相酸性HPLCによって残渣を精製して、TFA塩として標題化合物を得た。この物質をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonate(SiliaBond酸掃去剤固相抽出カートリッジ)の500mgのカラムにロードしてTFAを除去し、白色の固形物として標題化合物(43mg、収率35%)を得た。MS(ESI):C25H25FN6Oの質量計算値:444.2m/z実測値:445.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.70(br s,1H),8.58(br s,1H),8.33(br s,1H),7.47(br s,1H),7.20(t,J=6.6Hz,2H),6.98-6.87(m,2H),6.78-6.71(m,1H),4.71(br s,1H),4.42(d,J=5.6Hz,2H),4.11(br s,2H),2.68-2.47(m,2H),2.43(d,J=6.1Hz,2H),2.25-1.82(m,5H),1.58-1.40(m,2H)。
実施例46の合成及び特性評価:
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート
2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体5、300mg、0.870mmol)、トリエチルアミン(440mg、4.35mmol)、フェニルカルボノクロリデート(136mg、0.870mmol)、及びCH2Cl2(6mL)からなる溶液を10℃で0.5時間撹拌した。反応混合物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む20%~50%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(52mg、収率14%)を得た。MS(ESI):C24H24N6O2の質量計算値、428.2;m/z実測値、429.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.90(s,1H),8.56(s,1H),8.49(t,J=5.6Hz,1H),7.48(t,J=2.8Hz,1H),7.43-7.35(m,2H),7.25-7.18(m,1H),7.11(d,J=7.6Hz,2H),6.76-6.70(m,1H),4.70(d,J=6.0Hz,2H),4.64-4.51(m,1H),2.59(d,J=6.4Hz,2H),2.43-2.31(m,2H),2.06-1.92(m,5H),1.48-1.33(m,2H)。
実施例47の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、(1S,4S)-4-アミノシクロヘキサノール(64.1mg、0.557mmol)、PyBrOP(311mg、0.668mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(10mL)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物を20mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む11%~41%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(29mg、収率12%)を得た。MS(ESI):C24H30N6O2の質量計算値、434.2;m/z実測値、435.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.82(br s,1H),8.47(s,1H),8.28-8.18(m,1H),7.41-7.46(m,1H),6.71-6.65(m,1H),4.43-4.40(m,1H),3.96-3.54(m,2H),3.70-3.54(m,2H),2.60-2.55(m,3H),2.40-2.25(m,2H),2.07-1.89(m,5H),1.67-1.54(m,4H),1.52-1.42(m,4H),1.41-1.28(m,2H)。
実施例48の合成及び特性評価:
N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
工程A:N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド。エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、65mg、0.13mmol)、フェニルメタンアミン(133mg、1.24mmol)、及びNH4NO3(26mg、0.33mmol)の混合物を65℃で25時間加熱した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中20~100%EtOAc、次いで、CH2Cl2中10%MeOH)によって混合物を精製して、淡褐色の固形物として標題化合物(67mg、92%)を得た。MS(ESI):C31H30N6O3Sの質量計算値、566.2;m/z実測値、567.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.80(s,1H),8.25-8.20(m,2H),7.85(d,J=4.0Hz,1H),7.59-7.42(m,3H),7.28-7.16(m,5H),6.83(d,J=4.0Hz,1H),4.41(d,J=6.1Hz,2H),3.99(s,2H),2.41(d,J=6.57Hz,2H),2.18-2.10(m,2H),2.05(s,2H),1.98(br s,2H),1.81(br s,2H),1.51-1.38(m,2H)。
工程B:N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド。THF(1mL)及びMeOH(1mL)中N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド(75mg、0.13mmol)の溶液を、室温で一晩3N NaOH(0.10mL、0.30mmol)で処理した。減圧下で溶媒を除去した後、RF-HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって残渣を精製して、TFA塩として標題化合物を得た。この物質をMeOHに溶解させ、StratoSpheres SPE PL-HCO3 MP-Resin(固相抽出酸掃去剤カートリッジ)のカラムに通してTFAを除去して、灰白色の固形物として標題化合物(32mg、56%)を得た。MS(ESI):C25H26N6Oの質量計算値、426.2;m/z実測値、427.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.25(br s,1H),8.60(br s,1H),8.00(br s,1H),7.48-7.41(m,1H),7.30-7.17(m,5H),6.73(d,J=2.0Hz,1H),4.66(br s,1H),4.47(d,J=6.1Hz,2H),4.08(s,2H),2.54(br s,2H),2.42(d,J=6.6Hz,2H),2.21-2.12(m,2H),2.12-1.94(m,1H),1.93-1.77(m,2H),1.56-1.37(m,2H)。
実施例49の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピロリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
DMF(1mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(130mg、0.362mmol)及びピロリジン(17mg、0.11mmol)の溶液に、PyBOP(288mg、0.553mmol)及びDIPEA(0.125mL、0.724mmol)を添加し、反応混合物を室温で42時間撹拌した。減圧下でDMFを除去した後、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を含有する画分を得た。これら画分をn-BuOHに溶解させた。この溶液にNaHCO3(水溶液)を添加し、有機層を分離し、水層をn-BuOH(2×)及びEtOAc(1×)で抽出した。有機抽出物を乾燥させ、濾過し、濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(8mg、収率6%)を得た。MS(ESI):C22H26N6Oの質量計算値、390.2;m/z実測値、391.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.53(s,1H),7.48(d,J=3.5Hz,1H),6.84(d,J=3.5Hz,1H),4.49(br s,1H),4.26-4.20(m,2H),3.70(t,J=6.6Hz,2H),3.47(t,J=7.1Hz,2H),2.65-2.48(m,4H),2.16-1.88(m,9H),1.56-1.42(m,2H)。
実施例50の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(3-ヒドロキシ-3-フェニルピロリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
エチル1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(中間体6、100mg、0.203mmol)を3-フェニルピロリン-3-オール(166mg、1.01mmol)と混合し、80℃で加熱した。3時間後、反応混合物を濃縮した。残渣をMeOH/THF/NaOH(1M)(3mL/3mL/3mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2とH2O(10mL/10mL)との間で分配した。有機層を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中10%MeOH)によって精製して、標題化合物(12mg、収率12%)を得た。MS(ESI):C27H28N6O2の質量計算値、468.2;m/z実測値、469.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ12.82-12.41(m,1H),8.74(d,J=1.3Hz,1H),7.73-7.32(m,6H),6.98-6.68(m,1H),5.18-4.89(m,1H),4.46-3.77(m,4H),2.59-1.89(m,12H),1.59-1.40(m,2H)。
実施例51の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、220mg、0.501mmol)、2-アミノピリミジン-5-カルバルデヒド(185mg、1.50mmol)、亜ジチオン酸ナトリウム(261mg、1.50mmol)、DMSO(2.5mL)、及び水(0.15mL)の溶液を、3時間かけて100℃に加熱した。水(20mL)を添加し、これによって沈殿物が形成され、濾過して沈殿物を回収した。沈殿物を10%アセトン/CH2Cl2から再結晶化させて、粗生成物(200mg)を得た。この物質をMeOH/THF/NaOH(1M)(3mL/3mL/3mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2とH2O(10mL/10mL)との間で分配した。有機層を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(40mg、収率21%)を得た。MS(ESI):C20H20N8の質量計算値、372.2;m/z実測値、373.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ11.96(s,1H),8.80-8.38(m,3H),7.52(d,J=3.4Hz,1H),7.26-7.04(m,2H),6.77(d,J=3.4Hz,1H),4.54-4.15(m,1H),2.63-2.35(m,4H),2.24-1.85(m,5H),1.52-1.24(m,2H)。
実施例52の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1s,3r,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、(1S,3R,5R,7S)-3-アミノアダマンタン-1-オールヒドロクロリド(113mg、0.557mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(311mg、0.668mmol)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を10mLの水でクエンチし、Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-22%~32%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(30.1mg、収率11%)を得た。MS(ESI):C28H34N6O2の質量計算値、486.3;m/z実測値、487.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.49(s,1H),7.93(br s,1H),7.47-7.44(m,1H),6.72-6.68(m,1H),4.51(s,1H),4.49-4.39(m,1H),3.93(br s,2H),2.61(d,J=5.6Hz,2H),2.41-2.28(m,2H),2.12(br s,2H),2.05-1.92(m,5H),1.89-1.77(m,6H),1.58-1.34(m,8H)。
実施例53の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、400mg、1.00mmol)、2-(メチルチオ)ピリミジン-4-カルバルデヒド(463mg、3.00mmol)、ジチオン酸ナトリウム(523mg、3.00mmol)、DMSO(2.5mL)、及び水(0.15mL)の溶液を3時間かけて100℃に加熱した。水(20mL)を添加し、これによって沈殿物が形成され、濾過して沈殿物を回収した。沈殿物を10%アセトン/CH2Cl2から再結晶化させて、粗生成物(200mg)を得た。この物質をMeOH/THF/NaOH(1M)(3mL/3mL/3mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2とH2O(10mL/10mL)との間で分配した。有機層を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(40mg、収率21%)を得た。MS(ESI):C21H21N7Sの質量計算値、403.2;m/z実測値、404.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。THF(10mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(100mg、0.248mmol)及び3-クロロベンゾペルオキソ酸(85.5mg、0.496mmol)の溶液を3時間撹拌した。次いで、NH4OH(5M、2mL)を添加し、反応混合物を100℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2/H2O(5mL/5mL)の間で分配した。有機層を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中10%MeOH)によって残渣を精製して、標題化合物(10mg、収率11%)を得た。MS(ESI):C20H20N8の質量計算値、372.2;m/z実測値、373.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.67(s,1H),8.46(d,J=5.1Hz,1H),7.52(d,J=3.5Hz,1H)7.32(d,J=5.1Hz,1H),6.90(d,J=3.5Hz,1H)5.57-5.38(m,1H),2.77-2.58(m,2H),2.53(d,J=6.3Hz,2H),2.22-2.04(m,5H),1.59-1.39(m,2H)。
実施例54の合成及び特性評価:
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミド
乾燥DMF(5mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、4-アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミドヒドロクロリド(106mg、0.557mmol)、及びDIPEA(0.291mL、1.67mmol)の溶液に、PyBrOP(285mg、0.612mmol)を0℃で添加した。反応物を室温で4時間撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機相及び水相の両方を濃縮して、粗残渣を得、これを、Waters Xbridge Prep OBD C18 150×30mm×5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む14%~44%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって精製し、黄色の固形物として標題化合物(36.3mg、収率13%)を得た。MS(ESI):C26H31N7O2の質量計算値、473.3;m/z実測値、474.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.83(br s,1H),8.53-8.46(m,2H),7.48-7.44(m,1H),7.07(br s,1H),6.79(br s,1H),6.70(br s,1H),4.45(br s,1H),3.96(s,2H),2.62-2.57(m,2H),2.40-2.28(m,2H),2.09-1.91(m,5H),1.91-1.74(m,6H),1.73-1.61(m,2H),1.61-1.51(m,2H),1.45-1.32(m,2H)。
実施例55の合成及び特性評価:
N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
工程A:ジメチルシクロペンタン-1,3-ジカルボキシレート。シクロペンタン-1,3-ジカルボン酸(70.0g、443mmol)及び無水メタノール(300mL)の溶液を氷水浴内で0℃に冷却した。濃硫酸(14mL)を滴下し、温度を<15℃で維持した。添加後、反応物を90℃に加熱し、一晩撹拌した。反応物を室温に放冷し、濃縮して乾燥した。残渣をMTBE(500mL)及びH2O(100mL)で処理した。水層を分離し、MTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和重炭酸ナトリウム(2×100mL)、ブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、淡黄色の油状物として標題化合物(72.5g、88%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ3.65(s,6H),2.84-2.72(m,2H),2.26-2.17(m,1H),2.11-2.02(m,1H),1.96-1.88(m,4H)。
工程B:ジメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1,4-ジカルボキシレート。n-ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、419.0mL、1048mmol)を、N2下-78℃(ドライアイス/アセトン)でジイソプロピルアミン(152mL、1090mmol)及び無水THF(1000mL)の溶液にゆっくり添加した。次に、反応物を0℃で0.5時間撹拌した後、-78℃に冷却した。DMPU(404mL、3350mmol)を添加漏斗を介して添加した。次いで、ジメチルシクロペンタン-1,3-ジカルボキシレート(78.0g、419mmol)及び無水THF(300mL)の溶液を滴下漏斗を介してゆっくり添加した。反応物を0℃に加温し、30分間撹拌し、次いで、-78℃に冷却し、1-ブロモ-2-クロロエタン(59.0mL、712mmol)及び無水THF(200mL)の溶液で処理した。反応物を室温までゆっくり加温し、室温で12時間撹拌した。反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液(400mL)でクエンチした。反応物を酢酸エチル(500mL)で希釈し、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×500mL)で更に抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(2×300mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をシリカゲルパッドで濾過し、酢酸エチル(2000mL)で洗浄した。濾液を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、30:1~20:1、勾配溶離)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(48.5g、54%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ3.69(s,6H),2.08-1.99(m,4H),1.91(s,2H),1.73-1.63(m,4H)。
工程C:4-(メトキシカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボン酸。水酸化ナトリウム(5.145g、128.6mmol)のメタノール(80mL)溶液を、0℃でジメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1,4-ジカルボキシレート(27.3g、129mmol)及びTHF(700mL)の溶液にゆっくりと添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣をMTBE(15mL)を用いて微粉化した。沈殿物を濾過によって回収し、MTBE(5mL)で洗浄し、100mLのH2Oに溶解させた。2M HClを用いて溶液をpH=4に酸性化した。沈殿物を濾過によって回収し、真空下で乾燥させて、白色の固形物として標題化合物(13.0g、51.0%)を得た。濾液を酢酸エチル(3×75mL)で抽出し、合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、白色の固形物として標題化合物の第2の画分(8.0g、31%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.21(br s,1H),3.59(s,3H),1.94-1.86(m,4H),1.74(s,2H),1.61-1.54(m,4H)。
工程D:メチル4-(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキシレート。ジフェニルホスホリルアジド(17.1mL、78.6mmol)を4-(メトキシカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボン酸(13.0g、65.6mmol)、DIPEA(22.8mL、131mmol)、及び無水トルエン(200mL)の溶液に添加し、反応混合物を110℃で2時間撹拌した。反応物を50℃に冷却し、ベンジルアルコール(13.6mL、131mmol)を添加し、反応混合物を110℃で一晩撹拌した。反応物を濃縮乾固し、MTBE(250mL)に溶解させ、H2O(150mL)で洗浄した。有機層を分離し、水層をMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、10:1~5:1、勾配溶離)によって精製して、淡黄色の油状物として不純な生成物(28.5g)を得た。Phenomenex Synergi Max-RP 250×50mm×10μmカラム(溶離剤:0.1%TFAを含む38%~68%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して、分取酸性HPLCによって生成物を更に精製した。純粋画分を合わせ、減圧下で揮発物を除去した。残渣をH2O(80mL)で希釈し、溶液のpHを飽和NaHCO3水溶液でpH=8に調整し、得られた溶液をCH2Cl2(3×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(75mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、無色の油状物として標題化合物(17.3g、85%)を得た。MS(ESI):C17H21NO4の質量計算値、303.2;m/z実測値、303.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.56(br s,1H),7.37-7.30(m,5H),4.97(s,2H),3.58(s,3H),1.90-1.80(m,6H),1.65-1.59(m,4H)。
工程E:メチル4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキシレート。メチル4-(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキシレート(17g、56mmol)、ジ-tert-ブチルジカーボネート(18.35g、84.06mmol)、MeOH(200mL)、及び湿潤Pd/C(4g、10重量%、50%H2O)の混合物を、水素バルーン(13psi)を有する500mLの丸底フラスコに添加し、室温で72時間撹拌した。触媒を濾取し、濾液を濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、20:1~1:1、勾配溶離)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(12.0g、79.5%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.04(br s,1H),3.57(s,3H),1.93-1.78(m,4H),1.77(s,2H),1.63-1.53(m,4H),1.35(s,9H)。
工程F:4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボン酸。メチル4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキシレート(5.0g、19mmol)、THF(40mL)、及びMeOH(20mL)の溶液に、室温で水酸化ナトリウム水溶液(1.0M、46.4mL、46.4mmol)を添加し、反応混合物を室温で24時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣をH2O(20mL)で希釈し、2M HClでpH=4~5に酸性化して沈殿物を得た。沈殿物を150mLの酢酸エチルに溶解させ、ブライン(45mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、白色の固形物として標題化合物(4.74g、収率100%)を得、これを次の工程でそのまま使用した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.06(br s,1H),7.00(br s,1H),1.87-1.73(m,6H),1.58-1.50(m,4H),1.35(s,9H)。
工程G:tert-ブチル(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート。ボラン-テトラヒドロフラン錯体(1.0M、37.1mL、37.1mmol)の溶液を、窒素雰囲気下、0℃で4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボン酸(4.74g、18.6mmol)及び無水THF(50mL)の溶液にゆっくりと添加した。添加が完了した後、反応物を室温で一晩撹拌した。水(30mL)を混合物にゆっくりと添加し、更に30分間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を酢酸エチル(50mL)で希釈し、H2O(15mL)及びブライン(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、2:1)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(4.0g、収率89%)を得た。TLC:(石油エーテル:酢酸エチル=2:1)、Rf=0.5。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):6.88(br s,1H),4.38(t,J=5.4Hz,1H),3.36(d,J=5.4Hz,2H),1.73(br s,2H),1.64-1.49(m,4H),1.42(s,2H),1.39-1.33(m,9H),1.25-1.16(m,2H)。
工程H:(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)メチルメタンスルホネート。ピリジン(2.7mL、33mmol)を、tert-ブチル(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート(2.0g、8.3mmol)及び無水CH2Cl2(30mL)の溶液に添加した。反応物を0℃に冷却し、メタンスルホニルクロリド(2.0mL、25.0mmol)を添加し、混合物を室温で3時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(50mL)及び水(30mL)で希釈した。有機層を分離し、ブライン(15mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、5:1~1:1、勾配溶離)で精製して、白色の固形物として標題化合物(2.58g、97%)を得た。TLC:(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)、Rf=0.85。1H NMR(400MHz,CDCl3)4.73(br s,1H),4.21(s,2H),2.98(s,3H),1.93-1.90(m,2H),1.78-1.62(m,6H),1.53-1.34(m,11H)。
工程I:tert-ブチル(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート。(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)メチルメタンスルホネート(2.58g、8.07mmol)及びDMSO(25mL)の溶液に、シアン化ナトリウム(1.20g、24.5mmol)を添加した。混合物を100℃に加熱し、24時間撹拌した。混合物を50mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、5:1)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(1.8g、収率89%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ7.00(br s,1H),2.67(s,2H),1.82(br s,2H),1.69-1.52(m,6H),1.47-1.40(m,2H),1.37(s,9H)。
工程J:2-(4-アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトニトリルヒドロクロリド。0℃でtert-ブチル(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)カルバメート(850mg、3.40mmol)及び酢酸エチル(2mL)の懸濁液に、酢酸エチル中HCl(4.0M、10mL、40mmol)の溶液を添加した。室温で2時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮乾固した。残渣をMTBE(5mL)を用いて微粉化し、懸濁液を濾過を介して単離した。濾過ケーキをMTBE(1mL)で洗浄し、減圧下で乾燥させて、白色の固形物として標題化合物(450mg、71%)を得た。MS(ESI):C9H14N2の質量計算値、150.12m/z実測値、151.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.59(br.s.,3H),2.78(s,2H),1.90-1.77(m,2H),1.74-1.62(m,4H),1.60(s,2H),1.56-1.46(m,2H)。
工程K:N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド。乾燥DMF(6mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、2-(4-アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトニトリルヒドロクロリド(138mg、0.918mmol)、及びDIPEA(0.291mL、1.67mmol)の溶液に、0℃でPyBrOP(428mg、0.918mmol)を添加した。反応物を室温で12時間撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。Xtimate C18 150×25mm×5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む23%~33%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって、及び分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=15:1)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(36.6mg、収率9%)を得た。MS(ESI):C27H31N7Oの質量計算値、469.3;m/z実測値、470.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.53(s,1H),7.48(d,J=4.0Hz,1H),6.84(d,J=4.0Hz,1H),4.47(br s,1H),4.07-4.02(m,2H),2.63(s,2H),2.61-2.50(m,4H),2.18-1.98(m,7H),1.94-1.84(m,2H),1.82(s,2H),1.79-1.68(m,2H),1.62-1.43(m,4H)。
実施例56の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A.2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、215mg、0.489mmol)及びイミダゾール-2-カルボキシアルデヒド(123mg、1.25mmol)を固体として添加した。DMSO(2.4mL)、MeOH(2.4mL)、及び蒸留水(1.2mL)を全て添加した結果、黄色の混合物が得られた。ヒドロ亜硫酸ナトリウム(282mg、1.62mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを、予熱した100℃の加熱ブロックに2時間入れた。反応物を濾過して固形物を回収し、これを分析したところ、生成物及び主な不純物を含有することが示された。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって反応物を精製して、黄褐色の固形物として標題化合物(47mg、収率20%)を得た。MS(ESI):C25H23N7O2Sの質量計算値、485.2;m/z実測値、486.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(215mg、0.49mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤=MeOH中0~5% 2N NH3/EA、12CV)によって残渣を精製して、標題化合物(15mg、収率45%)を得た。MS(ESI):C19H19N7の質量計算値、345.2;m/z実測値、346.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ13.20(s,1H),12.00(s,1H),8.65(s,1H),7.53(t,J=3.0Hz,1H),7.40-7.18(m,2H),6.81(dd,J=3.6,1.9Hz,1H),6.34(s,1H),2.62(d,J=6.2Hz,2H),2.58-2.43(m,2H),2.14-1.91(m,5H),1.49-1.31(m,2H)。
実施例57の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.560mmol)、2,2,2-トリフルオロエチルアミン(55mg、0.56mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(144mg、1.11mmol)、及びジメチルホルムアミド(10mL)からなる0℃(氷/水)の溶液にPyBrOP(311mg、0.670mmol)を添加した。混合物を室温まで徐々に加温しながら一晩撹拌した後、H2O(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む20%~50%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製して、純粋な生成物を得た。生成物を凍結乾燥乾固して、白色の固形物として標題化合物(14mg、6%)を得た。LCMS(ESI):RT=3.55分、C20H21F3N6Oの質量計算値、418.17 m/z、実測値419.1[M+H]+。0.05%TFAを含有する0%~85%アセトニトリル(溶媒B)及び0.1%TFAを含有する水(溶媒A)の勾配で溶離する、流速0.8mL/分のPhenomenexLuna-C18、50×2mm×5μmカラムを使用して、分析逆相LC-MSを実施した。溶離剤組成物を100%Aで1分間維持し、続いて、4分間にわたって60%Bまで増加させた。溶離剤を更に2.5分間にわたって85%Bまで増加させた後、2分間にわたって100%Aに戻した。合計ランタイムは10分間であった。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.86(br s,1H),9.03-8.95(m,1H),8.51(s,1H),7.50-7.46(m,1H),6.75-6.69(m,1H),4.53-4.39(m,1H),4.12(s,2H),4.04-3.92(m,2H),2.59(d,J=6.0Hz,2H),2.43-2.26(m,2H),2.11-1.91(m,5H),1.48-1.30(m,2H)。
実施例58の合成及び特性評価:
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド
工程A:tert-ブチル(4-(クロロカルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)カルバメート。塩化オキサリル(0.61mL、7.2mmol)を、0℃で4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボン酸(1.3g、4.8mol)及び無水CH2Cl2(30mL)の溶液にゆっくりと添加した。次いで、DMFを4滴添加し、反応物を0℃で1.5時間攪拌した。反応物を減圧下で濃縮乾固して、白色の固形物として標題化合物(1.36g、収率98%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。
工程B:tert-ブチル(4-カルバモイルビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)カルバメート。tert-ブチル(4-(クロロカルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)カルバメート(1.36g、4.73mmol)及び無水CH2Cl2(40mL)を100mLの3つ口フラスコに添加し、0℃(氷/水)に冷却した。アンモニアガスを反応物に25分間吹き込み、室温で5分間撹拌した後、水(20mL)で希釈した。有機層を分離し、水層をCH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(25mL)、ブライン(25mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、標題化合物(260mg、収率20%)を得、これを更に精製することなく使用した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ6.89(br.s.,1H),6.66(br.s.,1H),6.36(br.s.,1H),1.73-1.59(m,12H),1.32(s,9H)。
工程C:4-アミノビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミドヒドロクロリド。CH2Cl2(5mL)中tert-ブチル(4-カルバモイルビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)カルバメート(260mg、0.969mmol)の溶液に、0℃で酢酸エチル中HCl(4M、4mL)を添加し、0℃で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、水(5mL)に溶解させ、酢酸エチル(5mL×2)で洗浄した。水相を濃縮乾固し、凍結乾燥して、白色の固形物として標題化合物(150mg、収率75%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ8.23(br s,3H),7.05(br s,1H),6.82(br s,1H),1.71(br s,12H)。
工程D:4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド。乾燥DMF(5mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、4-アミノビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミドヒドロクロリド(114mg、0.557mmol)、及びDIPEA(0.291mL、1.67mmol)の溶液を、PyBrOP(285mg、0.612mmol)に0℃で添加した。反応物を室温で15時間撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機相及び水相の両方を濃縮し、得られた残渣を、Waters Xbridge Prep OBD C18 150×30mm×5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む14%~44%(v/v)MeOH及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって精製し、黄色の固形物として標題化合物(39.5mg、収率14%)を得た。MS(ESI):C27H33N7O2の質量計算値、487.3;m/z実測値、488.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.83(br s,1H),8.48(s,1H),7.90(br s,1H),7.48-7.44(m,1H),6.94(br s,1H),6.74-6.67(m,2H),4.41(br s,1H),3.92(s,2H),2.63-2.57(m,2H),2.39-2.28(m,2H),2.08-1.91(m,5H),1.90-1.78(m,6H),1.78-1.66(m,6H),1.44-1.32(m,2H)。
実施例59の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-3-メチルブチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、4-アミノ-2-メチルブタン-2-オール(57.4mg、0.557mmol)、PyBrOP(311mg、0.668mmol)、DIPEA(144mg、1.11mmol)、及びDMF(10mL)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物を20mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む8%~38%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(15.2mg、収率6%)を得た。MS(ESI):C23H30N6O2の質量計算値、422.2;m/z実測値、423.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.55(br s,1H),8.50(s,1H),8.01-7.53(m,1H),7.47-7.41(m,1H),6.76-6.71(m,1H),4.59-4.48(m,1H),4.05-3.97(m,1H),3.98(br s,2H),3.27-3.18(m,2H),2.59-2.56(m,2H),2.42-2.32(m,2H),2.08-1.97(m,5H),1.65-1.57(m,2H),1.51-1.37(m,2H),1.16-1.10(m,6H)。
実施例60の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、150mg、0.341mmol)及び1H-ピラゾール-3-カルバルデヒド(54mg、0.56mmol)を固体として添加した。DMSO(1.7mL)、MeOH(1.7mL)、及び蒸留水(0.9mL)を添加した結果、黄色の混合物が得られた。ヒドロ亜硫酸ナトリウム(134mg、0.770mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに入れ、3時間加熱した。バイアルを室温まで冷却し、撹拌しながら反応物を50mLの水に添加した。褐色の固形物が形成されたので、濾過によって回収し、一晩乾燥させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(84mg、収率51%)を得た。MS(ESI):C25H23N7O2Sの質量計算値、485.57;m/z実測値、485.9[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(84mg、0.17mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/DCM中0~10%2N NH3)によって残渣を精製して、標題化合物(21mg、収率35%)を得た。MS(ESI):C19H19N7の質量計算値、345.4;m/z実測値、345.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CD3OD):δ8.61(s,1H),7.86(d,J=2.4Hz,1H),7.51(d,J=3.5Hz,1H)6.94(d,J=2.4Hz,1H),6.90(d,J=3.5Hz,1H)5.78-5.42(m,1H),2.72-2.59(m,2H),2.53(d,J=6.0Hz,2H),2.19-1.97(m,5H),1.55-1.37(m,2H)。
実施例61の合成及び特性評価:
EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド
工程A:イソブチルアルデヒドオキシム。イソブチルアルデヒド(2.00g、27.7mmol)、ヒドロキシルアミンヒドロクロリド(5.78g、83.2mmol)、酢酸ナトリウム(6.83g、83.2mmol)、エタノール(100mL)、及び水(20mL)の混合物を70℃で10時間撹拌した。EtOHを減圧下で除去し、水(20mL)を添加した。混合物を酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発乾固さし、無色の油状物として標題化合物(2.00g、収率83%、30%の異性体を含有)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.38(d,J=5.6Hz,1H),2.56-2.45(m,1H),1.09(d,J=7.2Hz,6H).異性体:1H NMR(400MHz,CDCl3)δ6.54(d,J=7.2Hz,1H),3.27-3.16(m,1H),1.07(d,J=6.4Hz,6H)。
工程B:N-ヒドロキシイソブチルイアミドイルクロリド。イソブチルアルデヒドオキシム(2.0g、23mmol)、N-クロロスクシンイミド(6.1g、46mmol)、及びDMF(20mL)の混合物を、N2下10℃で2時間撹拌した。水(20mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(20mL)で抽出した。抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中酢酸エチル、0~15%)によって精製して、無色の油状物として標題化合物(1.0g、32%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.70(s,1H),2.87-2.75(m,1H),1.21(d,J=7.2Hz,6H)。
工程C:(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、200mg、0.580mmol)、N-ヒドロキシイソブチリルイミドイルクロリド(71mg、0.58mmol)、トリエチルアミン(0.243mL、1.74mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を、10℃で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、濾過によって残渣をアセトニトリル(5mL)で洗浄して、白色の固形物として標題化合物(15mg、6%)を得た。Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む20%~50%(v/v)CH3CN及びH2O)を用いて分取塩基性HPLCによって、次いで、Phenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:5%~35%(v/v)CH3CN及びHCl水溶液(0.006N)を用いて分取酸性HPLCによって濾液を精製した。第2のHPLC精製から純粋分画を回収し、飽和NaHCO3水溶液でpH=7~8に調整し、揮発物を減圧下で除去した。沈殿した白色の固形物を濾過し、水で洗浄し(2mL×3)、凍結乾燥乾固して、標題化合物の第2の部分(40mg、収率17%)を得た。MS(ESI):C21H27N7Oの質量計算値、393.23;m/z実測値、394.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(s,1H),9.20(br s,1H),8.56(s,1H),7.47(d,J=3.2Hz,1H),6.72(d,J=3.2Hz,1H),6.23(t,J=5.6Hz,1H),4.74-4.59(m,3H),2.89-2.80(m,1H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.42-2.25(m,2H),2.07-1.87(m,5H),1.56-1.42(m,2H),1.00(d,J=6.4Hz,6H)。
実施例62の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)アセトアミド
エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、300mg、0.59mmol)及び1-イソブチルピペリジン-4-アミン(976mg、5.93mmol)の混合物をマイクロ波中125℃で22時間加熱した。反応物を室温まで冷却し、次いで、1,4-ジオキサン(2.37mL)及び3N KOH(1.58mL)を添加した。バイアルをマイクロ波中80℃で2時間加熱し、次いで、Xbridge Prep OBD C18 50mm×100mm、5μmカラム(溶離剤=0~100%NH4OH/ACN(10分))を使用して塩基性HPLCによって精製して、標題化合物(111mg、収率39%)を得た。MS(ESI):C27H37N7Oの質量計算値、475.31;m/z実測値、476.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,CD3OD):δ8.54(s,1H),7.49(d,J=3.5Hz,1H)6.86(d,J=3.5Hz,1H)4.54(s,1H),4.11-4.04(m,1H),3.75-3.64(m,1H),2.89(d,J=11.8Hz,2H),2.63-2.54(m,3H),2.19-1.78(m,13H),1.69-1.44(m,4H),0.97-0.88(m,7H)。
実施例63の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、200mg、0.455mmol)及び2H-テトラゾール-5-カルバルデヒド(97mg、0.998mmol)を固体として添加した。DMSO(2.2mL)、MeOH(2.2mL)、及び蒸留水(1.2mL)を全て添加した結果、黄色の混合物が得られた。ヒドロ亜硫酸ナトリウム(285mg、1.64mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロック内に4時間入れた。反応物を水に注いだ結果、沈殿物が形成され、これを濾過して、黄褐色の固形物として標題化合物(199mg、収率89%)を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C23H21N9O2Sの質量計算値、487.15;m/z実測値、488.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(199mg、0.41mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/EA中0~30%2N NH3によって精製して、標題化合物を得た(12mg、収率8%)。MS(ESI):C17H17N9の質量計算値、347.16;m/z実測値、348.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CD3OD):δ8.57(s,1H),7.43(t,J=2.8Hz,1H),6.82(t,J=3.0Hz,1H),5.13-4.90(m,1H),2.55-2.29(m,3H),2.10-1.83(m,4H),1.43-1.13(m,4H)。
実施例64の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド
DMF(1.2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、100mg、0.278mmol)及び1H-ピラゾール-4-アミン(50.0mg、0.602mmol)の溶液に、PyBrOP(217mg、0.417mmol)及びDIPEA(0.144mL、0.835mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。DMFを減圧下で除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー及び逆相HPLCによって精製して、TFA塩として生成物を得た。この物質をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonate(SiliaBond酸掃去剤固相抽出カートリッジ)の500mgのカラムに通してTFAを除去して、白色の固形物として標題化合物(37.0mg、収率33%)を得た。MS(ESI):C21H22N8Oの質量計算値、402.19;m/z実測値、403.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.55(s,1H),7.92(br s,1H),7.65(br s,1H),7.48(d,J=3.5Hz,1H),6.83(d,J=3.5Hz,1H),4.59(br s,1H),4.26-4.20(m,1H),2.63-2.43(m,4H),2.17-2.00(m,6H),1.44(q,J=11.8Hz,2H)。
実施例65の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4,4-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド
乾燥DMF(10mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、800mg、2.23mmol)、4,4-ジメチルシクロヘキサンアミン(283mg、2.23mmol)、及びDIPEA(575mg、4.45mmol)の溶液を0℃で1時間撹拌した。PyBrOP(1.25g、2.67mmol)を0℃で添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を60mLの水でクエンチし、CH2Cl2(3×80mL)で抽出した。有機相を合わせ、濃縮乾固した。DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:H2O(0.05%NH4HCO3)-28%~58%ACN、v/v)を使用して分取HPLCによって、及び分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=12:1)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(135mg、収率13%)を得た。MS(ESI):C26H34N6Oの質量計算値、446.28;m/z実測値、447.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.83(br s,1H),8.49(s,1H),8.21(d,J=7.5Hz,1H),7.48-7.44(m,1H),6.72-6.69(m,1H),4.48(br s,1H),3.96(s,2H),3.57-3.45(m,1H),2.60(d,J=5.8Hz,2H),2.43-2.27(m,2H),2.09-1.93(m,5H),1.67-1.58(m,2H),1.47-1.32(m,6H),1.28-1.16(m,2H),0.91(s,3H),0.89(s,3H)。
実施例66の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)アセトアミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに1-メチルピペリジン-4-アミンを用いて、実施例50の記載と同様の条件を使用して標題化合物(45mg、収率18%)を調製した。MS(ESI):C24H31N7Oの質量計算値、433.26;m/z実測値、434.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ12.15-11.52(m,1H),8.66(s,1H),7.67(s,1H),7.39(dd,J=3.5,1.9Hz,1H),6.73-6.57(m,1H),4.66(s,1H),3.98(s,2H),3.80-3.60(m,1H),2.90-2.60(m,4H),2.34(d,J=6.5Hz,2H),2.22-1.96(m,12H),1.84-1.78(m,2H),1.50-1.41(m,2H)。
実施例67の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、66mg、0.18mmol)及びチオモルホリン1,1-ジオキシド(63mg、0.37mmol)の溶液に、PyBOP(190mg、0.37mmol)及びDIPEA(0.1mL、0.58mmol)を添加し、室温で64時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して分取逆相HPLCによって残渣を精製して、泡状物として標題化合物(20mg、収率19%)を得た。MS(ESI):C22H26N6O3Sの質量計算値、454.18;m/z実測値、455.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.84(s,1H),7.75(d,J=3.5Hz,1H),7.12(d,J=3.5Hz,1H),4.62(br s,1H),4.22-4.07(m,5H),3.39-3.32(m,2H),3.23-3.14(m,2H),2.56(d,J=6.1Hz,4H),2.23-2.09(m,6H),1.60-1.47(m,2H)。
実施例68の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アセトアミド
DMF(1mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、100mg、0.278mmol)及び(4-(アミノメチル)フェニル)メタノール(76mg、0.56mmol)の溶液に、PyBOP(217mg、0.417mmol)及びDIPEA(0.144mL、0.835mmol)を添加し、室温で87時間撹拌した。減圧下でDMFを除去した後、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー及び逆相HPLCによって精製して、TFA塩として化合物を得た。この物質をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonate(SiliaBond酸掃去剤固相抽出カートリッジ)の500mgのカラムにロードしてTFAを除去し、CH2Cl2中10%MeOHで溶離して、白色の固形物として標題化合物(34mg、収率27%)を得た。MS(ESI):C26H28N6O2の質量計算値、456.23;m/z実測値、457.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.77(br s,1H),8.53(br s,1H),7.84(br s,1H),7.49(t,J=2.8Hz,1H),7.27-7.18(m,4H),6.76(br s,1H),4.92(t,J=12.1Hz,1H),4.60(s,2H),4.42(d,J=5.1Hz,2H),4.11(s,2H),2.64-2.47(m,2H),2.42(d,J=6.1Hz,2H),2.25-2.14(m,2H),2.14-2.02(m,2H),2.00-1.81(m,2H),1.59-1.44(m,2H)。
実施例69の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、1.00g、2.78mmol)、シクロヘキシルメタンアミン(315mg、2.78mmol)、DIPEA(719mg、5.57mmol)、及びDMF(10mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(1.56g、3.34mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-33%~43%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(121mg、収率10%)を得た。MS(ESI):C25H32N6Oの質量計算値、432.26;m/z実測値、433.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.49(s,1H),8.28-8.21(m,1H),7.48-7.44(m,1H),6.73-6.67(m,1H),4.54-4.42(m,1H),3.99(s,2H),2.98-2.91(m,2H),2.58(d,J=6.0Hz,2H),2.42-2.27(m,2H),2.10-1.92(m,5H),1.74-1.56(m,5H),1.46-1.29(m,3H),1.25-1.06(m,3H),0.95-0.82(m,2H)。
実施例70の合成及び特性評価:
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア及びそのトリフルオロ酢酸塩
工程A:tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート。DMSO(3mL)、メタノール(10mL)、及び水(5mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、1.0g、2.3mmol)、tert-ブチル(2-オキソエチル)カルバメート(0.82g、5.2mmol)、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(1.2g、5.7mmol)の溶液を、密閉容器内において100℃で15時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を水及びCH2Cl2に溶解させた。合わせた有機層を水で洗浄し、水層をCH2Cl2で逆抽出した。合わせた有機相を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して乾燥させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、白色の固形物として標題化合物(750mg、収率60%)を得た。MS(ESI):C28H32N6O4Sの質量計算値、548.22;m/z実測値、549.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル2,2,2-トリフルオロアセテート。tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート(72mg、0.13mmol)及びCH2Cl2(1mL)の溶液を、室温で3時間TFA(0.10mL)で処理し、減圧下で濃縮乾固して、標題化合物(73mg、収率99%)を得た。MS(ESI):C23H24N6O2Sの質量計算値、448.17;m/z実測値、449.2[M+H]+。
工程C:1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア。DMF(1.5mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(73mg、0.13mmol)、トリエチルアミン(0.10mL、0.72mmol)、及びイソシアナトベンゼン(60mg、0.50mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。反応混合物を濃縮乾固して、遊離塩基化合物、1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレアを得た。この遊離塩基化合物をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た(50mg、収率68%)。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.70(s,1H),8.17(d,J=7.6Hz,2H),8.00(s,1H),7.80(d,J=4.0Hz,1H),7.57-7.48(m,1H),7.48-7.39(m,2H),7.25(d,J=8.59Hz,2H),7.13(t,J=7.3Hz,2H),6.91(br t,J=6.6Hz,1H),6.80(br d,J=3.5Hz,1H),6.76(br s,1H),4.88-4.76(m,2H),4.62(br s,1H),2.34(br d,J=5.1Hz,2H),2.29-2.02(m,5H),1.95(br s,2H),1.48-1.31(m,2H)。
工程D:1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア。THF(0.8mL)及びMeOH(0.8mL)中1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア(50mg、0.088mmol)の溶液を室温で3時間3M NaOH(0.08mL、0.24mmol)で処理し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中2~10%MeOH)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(30mg、収率80%)を得た。MS(ESI):C24H25N7Oの質量計算値、427.21;m/z実測値、428.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.91(br s,1H),8.62(s,1H),8.44(br s,1H),7.35(br s,1H),7.31-7.20(m,2H),7.09(br s,2H),6.88(br s,1H),6.59(br s,1H),4.87(br s,2H),4.55(br s,1H),2.39(br s,2H),2.25(br s,2H),2.11-1.75(m,5H),1.43-1.28(m,2H)。
実施例71の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、65mg、0.18mmol)及び2-メトキシ-2-メチルプロパン-1-アミン(50mg、0.36mmol)の溶液を、PyBOP(150mg、0.30mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)に添加し、室温で64時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して分取逆相HPLCによって残渣を精製して、泡状物として標題化合物(23mg、収率24%)を得た。MS(ESI):C23H30N6O2の質量計算値、422.24;m/z実測値、423.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.80(s,1H),7.75(d,J=3.0Hz,1H),7.10(d,J=3.5Hz,1H),4.68(br s,1H),3.35-3.32(m,3H),3.25(s,3H),2.56(d,J=6.1Hz,4H),2.29-2.04(m,6H),1.63-1.44(m,2H),1.20(s,6H)。
実施例72の合成及び特性評価:
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド;構造は(Z)又は(E)異性体であり、(Z)表記及び以下のそれに対応する構造は任意に選択される。
工程A:(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、300mg、0.641mmol)、N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド(227mg、1.92mmol)、Cs2CO3(1.04g、3.21mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を10℃で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固して標題化合物(1.6g、収率100%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C27H31N7O4Sの質量計算値、549.22;m/z実測値、550.1[M+H]+。
工程B:(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド(1.6g、0.64mmol、純度22%)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製し(65mg、収率24%)、これを最初にフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM:メタノール=100:0~85:15)によって精製し、次いで、Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む17%~47%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製した。MS(ESI):C21H27N7O2の質量計算値、409.22;m/z実測値、410.3[M+H]+。MS(ESI):C21H27N7O2の質量計算値、409.5;m/z実測値、410.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(s,1H),8.54(s,1H),7.47(s,1H),6.73(s,1H),5.76(s,2H),5.16(s,2H),4.81-4.66(m,1H),3.45(t,J=6.4Hz,2H),3.18(s,3H),2.58(d,J=4.8Hz,2H),2.43-2.27(m,2H),2.17(t,J=6.4Hz,2H),2.10-1.89(m,5H),1.49-1.33(m,2H)。
実施例73の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、65mg、0.18mmol)及びピペリジン-4-イルメタノール(55mg、0.36mmol)の溶液を、PyBOP(150mg、0.30mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)に添加し、室温で64時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して分取逆相HPLCによって残渣を精製して、泡状物として標題化合物(11mg、収率11%)を得た。MS(ESI):C24H30N6O2の質量計算値、434.24;m/z実測値、435.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.81(d,J=1.5Hz,1H),7.75(d,J=3.5Hz,1H),7.13-7.07(m,1H),4.66-4.48(m,2H),4.32(d,J=6.1Hz,1H),4.17(br t,J=13.4Hz,1H),3.47(d,J=5.6Hz,1H),3.36-3.24(m,2H),2.78(dq,J=2.5,12.6Hz,1H),2.56(d,J=5.6Hz,4H),2.25-2.08(m,6H),1.99-1.77(m,3H),1.61-1.14(m,4H)。
実施例74の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド
工程A:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド。1-アミノ-2-メチルプロパン-2-オールの代わりに1H-ピラゾール-3-アミン(465mg、5.48mmol)を用いて、実施例1、工程Aに記載したものと類似の方法で、標題化合物(383mg、70%)を調製した。MS(ESI):C27H26N8O3Sの質量計算値、542.2;m/z実測値、543.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6)δ12.36(s,1H),11.36(s,1H),10.81(s,1H),8.65(s,1H),8.14-8.10(m,2H),7.96(d,J=4.1Hz,1H),7.72-7.68(m,1H),7.63-7.60(m,2H),7.30(s,1H),7.13(d,J=4.2Hz,1H),6.44-6.41(m,1H),5.41(s,1H),4.57(s,1H),4.44(s,2H),4.24(s,2H),2.56(d,J=6.2Hz,2H),2.23-2.13(m,2H),2.02-1.95(m,1H),1.41-1.32(m,2H)。
工程B:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド(270mg、0.500mmol)を使用して、実施例1、工程Bと同様の方法で標題化合物を調製し、Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm、5μm、溶離剤5%ACN/NH4OH(水溶液)(10分)を用いて塩基性HPLCによって精製して、標題化合物(15mg、7%)を得た。MS(ESI):C21H22N8Oの質量計算値、402.5;m/z実測値、403.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ12.35(s,1H),11.85(s,1H),10.84(s,1H),8.50(s,1H),7.58(d,J=2.3Hz,1H),7.46(d,J=3.4Hz,1H),6.72(d,J=3.5Hz,1H)6.47-6.39(m,1H),4.64-4.46(m,1H),4.21(s,2H),2.57(d,J=6.1Hz,2H),2.45-2.26(m,2H),2.08-1.88(m,5H),1.39(q,J=11.7Hz,2H)。
実施例75の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド
DMF(5mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(200mg、0.557mmol)、3,5-ジメチルシクロヘキサンアミン(中間体4、70.8mg、0.557mmol)、及びDIPEA(144mg、1.11mmol)の溶液に、PyBOP(311mg、0.668mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。反応液を水(60mL)に注ぎ、CH2Cl2(4×80mL)で抽出した。有機相を合わせ、濃縮乾固した。Phenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水中ACN(0.05%NH4OH)40%~70%、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(79mg、収率32%)を得た。MS(ESI):C26H34N6Oの質量計算値、446.28;m/z実測値、447.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(br s,1H),8.49(s,1H),8.21-8.19(m,1H),7.47-7.46(m,1H),6.71(s,1H),4.54-4.41(m,1H),4.07-3.99(m,1H),3.95(s,1H),3.65-3.40(m,1H),2.60(t,J=5.6Hz,2H),2.44-2.26(m,2H),2.11-1.88(m,5H),1.85-1.71(m,2H),1.69-1.53(m,2H),1.50-1.31(m,3H),1.07-0.95(m,1H),0.87(t,J=6.0Hz,6H),0.84-0.73(m,1H),0.62-0.44(m,1H)。
実施例76の合成及び特性評価:
4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル
工程A:4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル。封管内の2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、70mg、0.16mmol)、4-(4-ホルミルピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル(69mg、0.32mmol)、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(82mg、0.40mmol)、DMSO(1mL)、メタノール(1mL)、及び水(0.5mL)の溶液を100℃で16時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物をEtOAc(3x)及びCH2Cl2(2×)で抽出した。有機相を合わせ、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、標題化合物(90mg、収率94%)を得、これを更に精製することなく次の反応で使用した。MS(ESI):C34H33N7O2Sの質量計算値、603.24;m/z実測値、604.3[M+H]+。
工程B:4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル。4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル(90mg、0.15mmol)、3M NaOH水溶液(0.12mL、0.36mmol)、ピロリジン(0.050mL、0.60mmol)、MeOH(1mL)、及びTHF(1mL)の反応混合物を室温で5時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中3~10%MeOH)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(15mg、収率22%)を得た。MS(ESI):C28H29N7の質量計算値、463.25;m/z実測値、464.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=9.18(br s,1H),8.77(s,1H),7.54-7.50(m,2H),7.39-7.36(m,1H),6.94-6.91(d,J=9.1Hz,2H),6.72-6.70(m,1H),4.39(br s,1H),4.09-3.99(m,2H),3.24-3.09(m,3H),2.76-2.60(m,2H),2.49(d,J=6.1Hz,2H),2.31-2.17(m,5H),2.16-1.96(m,4H),1.63-1.48(m,2H)。
実施例77の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド
ベンゼンスルホニルクロリド(69.9mg、0.396mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、150mg、0.396mmol、純度91%)、トリエチルアミン(0.276mL、1.98mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に滴下し、10℃で30分間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣を分取TLC(溶離剤:CH2Cl2:メタノール、10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(60mg、収率33%)を得た。MS(ESI):C23H24N6O2Sの質量計算値、448.17;m/z実測値、449.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.91(s,1H),8.52(s,1H),8.42(br s,1H),7.90-7.84(m,2H),7.71-7.56(m,3H),7.48(t,J=2.8Hz,1H),6.72(d,J=0.8Hz,1H),4.66-4.52(m,1H),4.36(s,2H),2.60(d,J=5.6Hz,2H),2.42-2.24(m,2H),2.11-1.88(m,5H),1.48-1.30(m,2H)。
実施例78の合成及び特性評価:
N-((1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
DMF(0.8mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、100mg、0.278mmol)及び(1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-アミン(82.2mg、0.557mmol)の溶液に、PyBOP(217mg、0.417mmol)及びDIPEA(0.192mL、1.11mmol)を添加し、室温で42時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(12gシリカゲルカラム、ヘプタン中50~100%EtOAc、次いで、DCM中10%MeOH)によって、及びVarian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相酸性HPLCによって残渣を精製して、TFA塩を得た。この物質をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonate(SiliaBond酸掃去剤固相抽出カートリッジ)の500mgのカラムに通してTFAを除去し、CH2Cl2中10%MeOHで溶離して、白色の固形物として標題化合物(61mg、収率51%)を得た。MS(ESI):C25H30N6Oの質量計算値、430.25;m/z実測値、431.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.90(br s,1H),8.81(s,1H),7.61(br s,1H),7.52(br s,1H),6.76(d,J=3.0Hz,1H),4.74(br s,1H),4.18-3.99(m,2H),2.71-2.48(m,1H),2.46-2.35(m,3H),2.31-1.95(m,9H),1.58-1.22(m,7H),1.18-1.05(m,1H),0.75(td,J=3.6,13.0Hz,1H)。
実施例79の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド
工程A:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド。フェニルメタンアミンの代わりに中間体3(100mg、0.200mmol)及びN-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジルアミン(312mg、1.80mmol)を用いて、実施例48、工程Aに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物(90mg、71%)を調製した。MS(ESI):C32H30F2N6O4Sの質量計算値、632.2;m/z実測値、633.2[M+H]+。
工程B:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド。N-ベンジル-2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミドの代わりに、2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド(90mg、0.14mmol)を用いて、実施例48、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物(53mg、75%)を調製した。Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって精製した。MS(ESI):C26H26F2N6O2の質量計算値、492.21;m/z実測値、493.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.53(s,1H),7.47(d,J=3.5Hz,1H),7.36(d,J=8.5Hz,2H),7.10(d,J=8.6Hz,2H),6.82(d,J=3.6Hz,1H),6.79(s,1H),4.44(br s,1H),4.39(s,2H),4.12(s,2H),2.62-2.48(m,2H),2.50(d,J=6.1Hz,2H),2.09-1.97(m,5H),1.44-1.28(m,2H)。
実施例80の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
中間体6と、実施例50、工程Aに記載のものと同様の条件とを使用し、3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに3-(アミノメチル)オキセタン-3-オールを使用して、標題化合物(37mg、収率45%)を調製した。MS(ESI):C21H24N6O3の質量計算値、408.19;m/z実測値、409.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ10.40(s,1H),8.67(s,1H),8.17(s,1H),7.36(d,J=3.5Hz,1H)6.72(d,J=3.5Hz,1H)6.03-5.53(m,1H),5.33-5.06(m,1H),4.62(d,J=6.9Hz,2H),4.55-4.38(m,2H),3.86(d,J=6.0Hz,2H),2.66-2.42(m,2H),2.35(d,J=6.6Hz,2H),2.05-1.95(m,5H),1.51-1.32(m,2H)。
実施例81の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、214mg、0.487mmol)及び3-メチル-1H-ピラゾール-5-カルバルデヒド(120mg、1.09mmol)を固体として添加した。DMSO(2.2mL)、MeOH(2.2mL)、及び蒸留水(1.1mL)を添加した結果、黄色の混合物が得られた。ヒドロ亜硫酸ナトリウム(298mg、1.71mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに入れ、3時間加熱した。バイアルを室温まで冷却し、激しく撹拌した水(75mL)に添加した結果、エマルション様混合物が得られた。混合物を微孔質フリット漏斗で濾過して、任意の固形物を捕捉した。濾過ケーキを水ですすぎ、一晩風乾し、次いで、更に高真空下で1時間乾燥させて、標題化合物(238mg、収率97%)を得、これを更に精製することなく次の反応で使用した。MS(ESI):C26H25N7O2Sの質量計算値、499.18;m/z実測値、500.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム-d)δ8.94(s,1H),8.28-8.18(m,2H),7.84(d,J=4.0Hz,1H),7.60-7.52(m,1H),7.52-7.42(m,2H),6.90(d,J=4.1Hz,1H),6.73(s,1H),5.66(s,1H),2.50-2.33(m,7H),2.05(dt,J=29.0,12.9Hz,5H),1.57-1.39(m,2H)。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(235mg、0.47mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(0~8%2N NH3-MeOH/EA、10CV)によって精製して、標題化合物(143mg、81%)を得た。MS(ESI):C20H21N7の質量計算値、359.19;m/z実測値、360.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ13.03(s,1H),11.91(s,1H),8.60(s,1H),7.50(t,J=3.0Hz,1H),6.82-6.72(m,1H),6.64(s,1H),5.90-5.57(m,1H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.56-2.41(m,2H),2.34(s,3H),2.13-1.98(m,3H),1.98-1.87(m,2H),1.42-1.26(m,2H)。
実施例82の合成及び特性評価:
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド
HATU(155mg、0.409mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、150mg、0.409mmol、純度94%)、4-シアノ安息香酸(60.2mg、0.409mmol)、DIEA(0.356mL、2.04mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に添加し、10℃で1時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、濃縮乾固した。Phenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む30%~60%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(130mg、収率71%)を得た。MS(ESI):C25H23N7Oの質量計算値、437.20;m/z実測値、438.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.89(s,1H),9.47(t,J=5.2Hz,1H),8.55(s,1H),8.07(d,J=8.4Hz,2H),7.98(d,J=8.4Hz,2H),7.47(t,J=2.8Hz,1H),6.72(s,1H),4.93(d,J=5.6Hz,2H),4.69-4.56(m,1H),2.57(d,J=6.0Hz,2H),2.43-2.28(m,2H),2.06-1.84(m,5H),1.43-1.27(m,2H)。
実施例83の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド
工程A:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミドフェニルメタンアミンの代わりに、テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-アミンを用いて、実施例48、工程Aに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製して、標題化合物(85mg、収率75%)を得た。MS(ESI):C29H32N6O3S2の質量計算値、576.20;m/z実測値、577.2[M+H]+。
工程B:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド(85mg、0.15mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物(30mg、収率47%)を調製した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(12gシリカゲルカラム、DCM中2~10%MeOH)によって、次いで、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:水中5~95%CH3CN、0.1%TFAを含む)を使用して逆相HPLCによって精製を行った。画分を濃縮し、DCM中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonateの500mgのカラムに通してTFAを除去し、DCM中10%MeOHで溶離した。MS(ESI):C23H28N6OSの質量計算値、436.20;m/z実測値、437.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.35(br s,1H),8.79(s,1H),7.69(br s,1H),7.50(t,J=2.8Hz,1H),6.79-6.73(m,1H),4.69(br s,1H),4.03(s,2H),3.89-3.75(m,1H),2.76-2.53(m,5H),2.43(d,J=6.6Hz,2H),2.27-1.98(m,7H),1.90(br s,1H),1.65-1.44(m,4H)。
実施例84の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
中間体6と、実施例50、工程Aに記載のものと同様の条件とを使用し、3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに1-メチルピペリジン-4-アミンを使用して、標題化合物(20mg、収率21%)を調製した。MS(ESI):C23H29N7Oの質量計算値、419.24;m/z実測値、420.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,CD3OD):δ8.66(s,1H),7.53(d,J=3.5Hz,1H)6.89(d,J=3.5Hz,1H)5.54-5.44(m,1H),4.05-3.83(m,1H),2.93(d,J=11.8Hz,2H),2.71-2.50(m,4H),2.37-2.19(m,5H),2.18-1.99(m,7H),1.82-1.69(m,2H),1.57-1.39(m,2H)。
実施例85の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロプロピル)メチル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、1-(アミノメチル)シクロプロパノール(72.7mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-5%~35%ACN、v/v)を使用して分取塩基性HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(84mg、収率25%)を得た。MS(ESI):C22H26N6O2の質量計算値、406.21;m/z実測値、407.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.53(br s,1H),8.50(s,1H),8.03-7.93(m,1H),7.44-7.40(m,1H),6.74-6.71(m,1H),5.04(s,1H),4.58-4.49(m,1H),4.02(s,2H),3.29(d,J=6.0Hz,2H),2.55(d,J=6.0Hz,2H),2.45-2.31(m,2H),2.10-1.97(m,5H),1.50-1.37(m,2H),0.62-0.55(m,2H),0.55-0.48(m,2H)。
実施例86の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド
工程A:N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド。DMF(1.4mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、52mg、0.11mmol)、アセトイミドアミドヒドロクロリド(21mg、0.22mmol)、及びK2CO3(49mg、0.36mmol)の溶液を室温で15時間撹拌した。反応物を濾過して固形物を除去し、濾液を濃縮乾固した。残留物をEtOAcと水との間に分配した。有機相を回収し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、白色の固形物として標題化合物(47mg、収率86%)を得た。MS(ESI):C25H27N7O2Sの質量計算値、489.19;m/z実測値、490.2[M+H]+。MS(ESI):C25H27N7O2Sの質量計算値、489.6;m/z実測値、490.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.82(s,1H),8.23(d,J=8.1Hz,2H),7.83(d,J=4.0Hz,1H),7.60-7.53(m,1H),7.52-7.44(m,2H),6.84(d,J=4.0Hz,1H),4.56-4.52(m,3H),2.41(d,J=6.57Hz,2H),2.39-2.25(m,2H),2.20-2.09(m,2H),2.05-1.90(m,6H),1.56-1.41(m,2H)。
工程B:N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド。THF(1mL)及びMeOH(1mL)中N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド(45mg、0.092mmol)の溶液を、室温で18時間、3N NaOH水溶液(0.15mL、0.45mmol)で処理し、濃縮した。残渣を逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製した。画分を濃縮し、残渣をNaHCO3(水溶液)とn-BuOH(×3)との間で分配した。有機層を乾燥(Na2SO4)させ、濾過し、濃縮して白色の固形物を得た。この固形物をCH2Cl2で洗浄し、乾燥させて、標題化合物(31mg、収率97%)を得た。MS(ESI):C19H23N7の質量計算値、349.20;m/z実測値、350.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.54(s,1H),7.49(d,J=3.5Hz,1H),6.85(d,J=3.5Hz,1H),4.69(s,2H),4.51(br s,1H),2.55(d,J=6.1Hz,4H),2.19-2.02(m,8H),1.56-1.42(m,2H)。
実施例87の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル及びそのトリフルオロ酢酸塩
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルフェニルメタンアミンの代わりに、4-ベンジルピペリジンを用いて、実施例48、工程Aに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製して、標題化合物(38mg、収率63%)を得た。MS(ESI):C36H38N6O3Sの質量計算値、634.27;m/z実測値、635.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルを用いて、実施例48、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、遊離塩基化合物を調製した。Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって精製して、標題化合物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た(11mg、収率38%)。MS(ESI):C30H34N6Oの質量計算値、494.28;m/z実測値、495.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.81(br s,1H),7.74(d,J=3.5Hz,1H),7.30-7.21(m,2H),7.20-7.14(m,3H),7.08(d,J=3.0Hz,1H),4.56(br s,1H),4.53-4.42(m,1H),4.10(br d,J=12.6Hz,1H),3.28-3.16(m,1H),2.77-2.66(m,1H),2.64-2.48(m,6H),2.22-2.08(m,6H),1.95-1.68(m,4H),1.59-1.44(m,2H),1.37-1.11(m,2H)。
実施例88の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシ-4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
中間体6と、実施例50、工程Aに記載のものと同様の条件とを使用し、3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-4-オールを使用して、標題化合物(11mg、収率11%)を調製した。MS(ESI):C27H29N7O2の質量計算値、483.24;m/z実測値、484.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,CD3OD):δ8.65(s,1H),8.55(d,J=4.8Hz,1H),8.34(d,J=4.6Hz,0.5H),8.12(d,J=7.7Hz,0.5H),7.86(t,J=7.7Hz,1H),7.76(d,J=7.9Hz,1H),7.55(d,J=3.5Hz,1H)7.44(dd,J=7.8,4.8Hz,0.5H),7.37-7.24(m,1H),6.89(d,J=3.5Hz,1H)5.76(s,0.5H),3.84-3.72(m,2H),3.57-3.44(m,1H),2.68(s,1H),2.61-2.32(m,6H),2.27-2.14(m,4H),2.12-1.99(m,1H),1.96-1.84(m,1H),1.76-1.66(m,1H),1.64-1.50(m,2H)。
実施例89の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルアミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、400mg、1.00mmol)、2-(メチルチオ)ピリミジン-4-カルバルデヒド(463mg、3.00mmol)、ジチオン酸ナトリウム(523mg、3.00mmol)、DMSO(2.5mL)、及び水(0.15mL)の溶液を3時間かけて100℃に加熱した。水(20mL)を添加し、これによって沈殿物が形成され、濾過して沈殿物を回収した。沈殿物を10%アセトン/CH2Cl2から再結晶化させて、粗生成物(200mg)を得た。この物質をMeOH/THF/NaOH(1M)(3mL/3mL/3mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2とH2O(10mL/10mL)との間で分配した。有機層を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中10%MeOH)によって精製して、標題化合物を得た(100mg)。MS(ESI):C21H21N7Sの質量計算値、403.16;m/z実測値、404.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルアミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。THF(10mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(100mg、0.248mmol)及び3-クロロベンゾペルオキシ酸(128mg、0.743mmol)の溶液を3時間撹拌した。次いで、メチルアミン(MeOH中2M、2mL)を添加し、100℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2/水(5mL/5mL)の間で分配し、有機相を回収し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し、標題化合物(9mg、収率9%)を得た。MS(ESI):C21H22N8の質量計算値、386.20;m/z実測値、387.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ9.86(s,1H),8.82(s,1H),8.41(d,J=5.1Hz,1H),7.51-7.27(m,2H),6.81-6.63(m,1H),6.07-5.48(br,1H),5.23(s 1H),3.03(d,J=5.0Hz,3H),2.71-2.50(m,2H),2.37(d,J=6.3Hz,2H),2.18-2.01(m,5H),1.48-1.31(m,2H)。
実施例90の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル及びそのトリフルオロ酢酸塩。Ar下のエチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、124mg、0.250mmol)、ピペリジン(1.0mL、10mmol)、及びNH4NO3(20mg、0.25mmol)の溶液を、50℃で5時間及び70℃で5時間マイクロ波処理した。濃縮後、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~100%CH3CN、0.1%TFA)を使用してRF-HPLCによって残渣を精製して、透明な油状物として標題化合物(90.0mg、56%)を得た。MS(ESI):C29H32N6O3Sの質量計算値、544.23;m/z実測値、545.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル及びそのトリフルオロ酢酸塩。THF(1mL)及びMeOH(1mL)中そのトリフルオロ酢酸塩としての2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(90mg、0.14mmol)の溶液を、室温で一晩3N NaOH(0.14mL、0.41mmol)で処理した。数滴のTFAを添加し、溶媒を減圧下で除去して、透明な油状物を得た。この残渣を、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用してRF-HPLCによって精製して、TFA塩として標題化合物を得、これをCH2Cl2と飽和NaHCO3水溶液との間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、灰白色の固形物として標題化合物(19mg、47%)を得た。MS(ESI):C23H28N6Oの質量計算値、404.23;m/z実測値、405.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.67(br s,1H),8.78(s,1H),7.46(br s,1H),6.73(d,J=2.5Hz,1H),4.82-4.72(m,1H),4.22-4.16(m,1H),3.75-3.67(m,2H),3.60-3.50(m,2H),2.64-2.46(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.33(br s,1H),2.16(d,J=14.7Hz,2H),2.10-1.98(m,3H),1.63-1.55(m,2H),1.55-1.37(m,6H)。
実施例91の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4’-(メチルスルホニル)-[1,1’-ビフェニル]-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(4’-(メチルスルホニル)-[1,1’-ビフェニル]-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。マイクロ波バイアル内のDMSO(2.32mL)及びMeOH(0.465mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、120mg、0.273mmol)の溶液に、4’-(メチルスルホニル)[1,1’-ビフェニル]-4-カルバルデヒド(101mg、0.388mmol)、続いて、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(140mg、0.683mmol)を添加した。バイアルに蓋をし、週末にわたって100℃に加熱した。室温まで冷却した後、反応物を水(5mL)で希釈し、5分間撹拌した。形成された黄褐色の沈殿物を濾過によって回収し、水(50mL)で洗浄し、完全に乾燥させた。沈殿物をEtOAcに溶解させ、丸底フラスコに移し、次いで、濃縮乾固して、黄褐色の固形物として標題化合物を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C35H31N5O4S2の質量計算値、649.18;m/z実測値、650.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(4’-(メチルスルホニル)-[1,1’-ビフェニル]-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(4’-(メチルスルホニル)-[1,1’-ビフェニル]-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(177mg、0.272mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(80mg、収率58%)を調製した。DCM中0~10%MeOHを用いて12グラムのシリカゲルカラムで粗物質を精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C29H27N5O2Sの質量計算値、509.19;m/z実測値、510.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ12.01(s,1H),8.67(s,1H),8.13-8.03(m,4H),8.00(d,J=7.9Hz,2H),7.86(d,J=7.9Hz,2H),7.59-7.49(m,1H),6.81(d,J=3.3Hz,1H),4.57-4.35(m,1H),3.30(s,3H),2.55(d,J=6.2Hz,2H),2.49-2.38(m,2H),2.11-1.90(m,5H),1.37-1.19(m,2H)。
実施例92の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。マイクロ波バイアル内のDMSO(2.34mL)及びMeOH(0.468mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、121mg、0.275mmol)の溶液に、4-ベンゾイルベンズアルデヒド(63.6mg、0.303mmol)、続いて、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(141mg、0.688mmol)を添加した。バイアルに蓋をし、週末にわたって100℃に加熱した。室温まで冷却した後、反応物を水(5mL)で希釈し、5分間撹拌した。形成された黄褐色の沈殿物を濾過によって回収し、水(50mL)で洗浄し、完全に乾燥させた。固形物をEtOAcに溶解させることによって丸底に回収した。次いで、有機相を濃縮乾固して、黄褐色の固形物として標題化合物を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C35H29N5O3Sの質量計算値、599.20;m/z実測値、600.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(165mg、0.275mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(56mg、収率45%)を調製した。ヘプタン中0~100%EtOAcを用いて4グラムのシリカゲルカラムで粗物質を精製した。次いで、得られた物質をアセトニトリルを用いて微粉化して、標題化合物を得た。MS(ESI):C29H25N5Oの質量計算値、459.21;m/z実測値、460.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ12.03(s,1H),8.68(s,1H),7.96(d,J=8.1Hz,2H),7.91(d,J=8.1Hz,2H),7.84(d,J=7.5Hz,2H),7.76-7.71(m,1H),7.67-7.59(m,2H),7.58-7.52(m,1H),6.84-6.79(m,1H),4.52-4.37(m,1H),2.59-2.51(m,4H),2.05-1.94(m,5H),1.39-1.20(m,2H)。
実施例93の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、65mg、0.181mmol)及び2-(ピペリジン-4-イル)プロパン-2-オール(65.0mg、0.362mmol)の溶液に、PyBOP(152mg、0.292mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)を添加し、室温で64時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を逆相酸性HPLCによって精製して、不純な生成物を得た。この物質をCH2Cl2と飽和NaHCO3との間で分配し、有機層を回収した。この有機層を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。この物質を、溶離剤としてDCM中5~10%MeOHを用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、泡状物として標題化合物(9mg、収率11%)を得た。MS(ESI):C26H34N6O2の質量計算値、462.27;m/z実測値、463.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=10.72(br s,1H),8.75(s,1H),7.42(t,J=2.8Hz,1H),6.75-6.70(m,1H),4.76-4.64(m,2H),4.44(d,J=12.6Hz,1H),4.23-4.13(m,2H),3.04(dt,J=2.5,13.1Hz,1H),2.61-2.46(m,3H),2.42(d,J=6.6Hz,2H),2.25-1.95(m,4H),1.94-1.67(m,4H),1.66-1.43(m,2H),1.27-1.09(m,2H),1.14(d,J=3.5Hz,6H)。
実施例94の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロプロピルアセトアミド
HATU(155mg、0.409mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、150mg、0.409mmol、純度94%)、シクロプロピル酢酸(40.9mg、0.409mmol)、DIEA(0.356mL、2.04mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に添加し、10℃で1時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、濃縮乾固した。Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む20%~50%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(45mg、収率28%)を得た。MS(ESI):C22H26N6Oの質量計算値、390.22;m/z実測値、391.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.89(s,1H),8.55(s,1H),8.46(t,J=5.6Hz,1H),7.48(t,J=2.4Hz,1H),6.72(s,1H),4.69(d,J=5.6Hz,2H),4.62-4.49(m,1H),2.59(d,J=6.0Hz,2H),2.41-2.28(m,2H),2.06(d,J=6.8Hz,2H),2.04-1.87(m,5H),1.45-1.30(m,2H),1.05-0.94(m,1H),0.46-0.40(m,2H),0.16-0.09(m,2H)。
実施例95の合成及び特性評価:
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド
工程A:(EZ)-2-シクロヘキシルアセトアルデヒドオキシム。2-シクロヘキシルアセトアルデヒド(1.0g、7.9mmol)、ヒドロキシルアミンヒドロクロリド(0.551g、7.92mmol)、酢酸ナトリウム(1.30g、15.8mmol)、及びエタノール(20mL)の溶液を室温で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、水(50mL)で処理し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、標題化合物(1.30g、収率116%)を得、これを精製することなく次の工程で使用した。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ3.63(qd,J=7.2,9.2Hz,1H),3.49(qd,J=7.2 9.2Hz,1H),2.15-2.04(m,1H),1.76-1.62(m,4H),1.50(s,1H),1.20(t,J=7.2Hz,4H),1.10-0.80(m,2H)。
工程B:(EZ)-2-シクロヘキシル-N-ヒドロキシアセトイミドイルクロリド。NCS(2.0g、15mmol)、(EZ)-2-シクロヘキシルアセトアルデヒドオキシム(1.3g、9.2mmol)、及びDMF(20mL)の溶液を、N2下10℃で2時間撹拌した。反応物を水(30mL)で処理し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、白色の固形物として標題化合物(300mg、19%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.42-8.09(m,1H),2.38(d,J=7.2Hz,2H),1.72(d,J=11.4Hz,5H),1.35-1.08(m,4H),1.01-0.89(m,2H)。
工程C:(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体5、300mg、0.870mmol)、(EZ)-2-シクロヘキシル-N-ヒドロキシアセトイミドイルクロリド(153mg、0.870mmol)、トリエチルアミン(264mg、2.61mmol)、及びDMF(25mL)の溶液を室温で2時間撹拌した。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体5、50mg、0.14mmol)、(EZ)-2-シクロヘキシル-N-ヒドロキシアセトイミドイルクロリド(25mg、0.14mmol)、トリエチルアミン(44mg、0.43mmol)、及びDMF(2.5mL)を使用することによって同じ反応を実施した。2つの反応物を合わせ、Waters Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む30%~60%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製して、標題化合物(10mg、収率2%)を得た。MS(ESI):C25H33N7Oの質量計算値、447.27;m/z実測値、488.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(br s,1H),9.16(br s,0.7H),8.73(s,0.3H),8.54(s,1H),7.47(br s,1H),6.72(s,1H),6.32-6.17(m,0.8H),5.85-5.74(m,0.2H),4.76-4.54(m,2.5H),4.47-4.38(m,0.5H),2.62-2.57(m,2H),2.43-2.26(m,2H),2.11-1.87(m,7H),1.73-1.62(m,4H),1.58-1.42(m,4H),1.20-1.09(m,2H),0.98-0.87(m,2H),0.83-0.77(m,1H)。
実施例96の合成及び特性評価:
4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル
工程A:4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル。封管内におけるDMSO(1mL)、MeOH(1mL)、及び蒸留水(0.5mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、151mg、0.344mmol)、4-ホルミルベンゾニトリル(91mg、0.69mmol)、及びヒドロ亜硫酸ナトリウム(192mg、0.937mmol)の溶液を100℃で16時間加熱した。室温まで冷却した後、反応物を濃縮し、残渣を濾過した。黄色の固形物を水で洗浄し、空気中で乾燥させて標題化合物を得(150mg)、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C29H24N6O2Sの質量計算値、520.17;m/z実測値、521.3[M+H]+。
工程B:4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル。4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリルの代わりに、4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル(150mg、0.290mmol)を用いて、実施例76、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物(64mg、収率58%)を調製した。標題化合物を、2つのフラッシュカラムクロマトグラフィーカラムに供した。標題化合物を、最初に以下の条件を用いて精製した:16gのシリカゲルカラム、DCM中3~10%MeOH。得られた化合物は不純であったので、以下の条件:16gのシリカゲルカラム、DCM中50~100%EtOAcを使用して追加の精製に供した。MS(ESI):C23H20N6の質量計算値、380.17;m/z実測値、381.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=10.02(br s,1H),8.89(s,1H),7.88(d,J=8.1Hz,2H),7.84-7.81(d,J=8.1Hz,2H),7.52-7.43(m,1H),6.78(br s,1H),4.49-4.39(m,1H),2.72-2.57(m,2H),2.42(d,J=6.1Hz,2H),2.21-2.13(m,3H),2.13-2.06(m,2H),1.49-1.31(m,2H)。
実施例97の合成及び特性評価:
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド
4-シアノベンゼンスルホニルクロリド(79.8mg、0.396mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、150mg、0.396mmol、純度91%)、トリエチルアミン(0.276mL、1.98mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に添加し、10℃で1時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣を分取TLC(溶離剤:CH2Cl2:メタノール10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(55mg、収率29%)を得た。MS(ESI):C24H23N7O2Sの質量計算値、473.16;m/z実測値、474.2[M+H]+。1H NMR((400MHz,DMSO-d6)~85%主な回転異性体:δ11.92(s,1H),8.75(br s,1H),8.49(s,1H),8.08-8.03(m,2H),8.02-7.98(m,2H),7.48(t,J=2.8Hz,1H),6.74-6.70(m,1H),4.62-4.51(m,1H),4.46(s,2H),2.61(d,J=6.0Hz,2H),2.41-2.26(m,2H),2.06-1.91(m,5H),1.47-1.32(m,2H)。
実施例98の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
2-((1R,4R)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、440mg、1.00mmol)、2-(メチルチオ)ピリミジン-4-カルバルデヒド(463mg、3.00mmol)、ジチオン酸ナトリウム(523mg、3.00mmol)、DMSO(2.5mL)、及び水(0.15mL)の溶液を3時間かけて100℃に加熱した。水(20mL)を添加したところ、沈殿物が形成された。沈殿物を濾過によって回収し、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、中間体、2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(400mg)を得た。次いで、2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(100mg)をMeOH/THF/NaOH(1M)(3mL/3mL/3mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2(10mL)と水(10mL)との間で分配し、有機相を回収した。有機層を濃縮乾固し、溶離剤としてCH2Cl2中10%MeOHを用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物を得た(5mg、収率8%)。MS(ESI):C21H21N7Sの質量計算値、403.16;m/z実測値、404.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ10.66(s,1H),8.89(s,1H),8.70(d,J=5.1Hz,1H),7.95(d,J=5.1Hz,1H),7.47(dd,J=3.4,1.8Hz,1H),6.91-6.70(m,1H),5.79(s,1H),2.79-2.56(m,5H),2.44(d,J=6.4Hz,2H),2.25-2.13(m,5H),1.62-1.35(m,2H)。
実施例99の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド
工程A:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド。フェニルメタンアミンの代わりに、(トリメチルシリル)メタンアミンを用いて、実施例48、工程Aに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(84mg、収率75%)を調製した。MS(ESI):C28H34N6O3SSiの質量計算値、562.22;m/z実測値、563.3[M+H]+。
工程B:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド。N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミドの代わりに、2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミドを用いて、実施例48、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、白色の固形物として標題化合物(26mg、収率41%)を調製した。Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤 H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって精製した。DCM中10%MeOH中にTFA塩を溶解させ、溶液をSILICYCLE SPE-R66030B-03 P Carbonateの500mgのカラムに通し、DCM中10%MeOHで溶離することによって、TFAを除去した。MS(ESI):C22H30N6OSiの質量計算値、422.23;m/z実測値、424.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.22(br s,1H),8.75(s,1H),7.61-7.43(m,2H),6.77-6.71(m,1H),4.68(br s,1H),4.01(d,J=6.6Hz,1H),2.78(d,J=5.6Hz,2H),2.55(br s,2H),2.41(d,J=6.6Hz,2H),2.24-2.11(m,2H),2.14-1.96(m,2H),1.94-1.82(m,2H),1.56-1.41(m,2H),0.00(s,9H)。
実施例100の合成及び特性評価:
そのトリフルオロ酢酸塩としての2-((1r,4r)-4-(2-(4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:(4-メトキシフェニル)トリメチルシラン。0℃で4-ブロモアニソール(9.4g、50mmol)及び無水THF(200mL)からなる溶液に、Me3SiCl(12.7mL、100mmol)、続いて、n-BuLi(40mL、ヘキサン中2.5M、100mmol)を滴下した。混合物を室温で3時間撹拌した後、水(150mL)でクエンチし、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル、20:1)によって精製して、標題化合物(6.8g、69%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.49-7.44(m,2H),6.95-6.90(m,2H),3.83(s,3H),0.26(s,9H)。
工程B:4-(トリメチルシリル)シクロヘキサノン。アンモニア(1L)を-78℃で3Lの三つ口フラスコに凝縮させ、次いで、(4-メトキシフェニル)トリメチルシラン(45.0g、250mmol)及び無水THF(275mL)の溶液を添加し、続いてEtOH(200mL)及びナトリウム(57.5g、2.50mol)を一度に添加した。得られた混合物を-40℃で2時間撹拌し、次いで、EtOH(130mL)で処理した。室温まで徐々に加温し、アンモニアを徐々に蒸発させながら16時間撹拌した後、残りの混合物を水(600mL)に注ぎ、酢酸エチル(600mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固した。残渣をEtOH(400mL)及びH2O(48mL)に溶解させ、次いで、シュウ酸(6.8g、76mmol)で処理した。混合物を室温で2時間攪拌した後、水(500mL)に注ぎ、酢酸エチル(500mL×3回)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=15:1)によって精製して、標題化合物(18g、41%)を得た。LCMS(ESI):RT=5.03分、C9H18OSiの質量計算値、170.11;m/z実測値、171.2[M+H]+。0.05%TFAを含有する0%~85%アセトニトリル(溶媒B)及び0.1%TFAを含有する水(溶媒A)の勾配で溶離する、流速0.8mL/分のAgilent TC-C18、50×2.1mm、5μmカラムを使用して、分析逆相LC-MSを実施した。溶離剤組成物を100%Aで1分間維持し、続いて、4分間にわたって40%Bまで増加させた。溶離剤を更に2.5分間にわたって85%Bまで増加させた後、2分間にわたって100%Aに戻した。合計ランタイムは9.5分間であった。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ2.47-2.37(m,2H),2.33-2.22(m,2H),2.13-2.05(m,2H),1.58-1.43(m,2H),0.97-0.87(m,1H),0.00(s,9H)。
工程C:(4-(メトキシメチレン)シクロヘキシル)トリメチルシラン。n-ブチルリチウム(10mL、ヘキサン中2.5M、25mmol)を、N2下-78℃でジイソプロピルアミン(3.5mL、25.1mmol)及び無水THF(50mL)からなる溶液に滴下した。0℃で30分間撹拌した後、-78℃の(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウムクロリド(8.60g、25.1mmol)及び無水THF(50mL)の溶液に滴下した。混合物を-78℃で10分間撹拌し、次いで、30分間かけて0℃まで、続いて、30分間かけて室温まで加温した後、0℃に再冷却し、4-(トリメチルシリル)シクロヘキサノン(2.85g、16.7mmol)及び無水THF(20mL)の溶液で処理した。混合物を室温まで徐々に加温しながら2時間攪拌した後、H2O(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(75mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル)によって精製して、標題化合物(3.00g、90%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ5.81(s,1H),3.60(s,3H),2.88-2.85(m,1H),2.15-2.12(m,1H),1.97-1.87(m,1H),1.87-1.77(m,2H),1.72-1.61(m,1H),1.20-1.10(m,2H),0.75-0.68(m,1H),0.00(s,9H)。
工程D:4-(トリメチルシリル)シクロヘキサンカルバルデヒド。(4-(メトキシメチレン)シクロヘキシル)トリメチルシラン(3.0g、15mmol)及びTHF(100mL)の溶液に、2N HCl(35mL、70mmol)を添加した。室温で16時間撹拌した後、混合物をH2O(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~20:1)によって精製して、標題化合物(2.3g、82%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3δ9.83(s,0.3H),9.68(s,0.7H),2.59-2.53(m,0.3H),2.33-2.24(m,1.2H),2.14-2.06(m,1.3H),1.94-1.91(m,1.3H),1.72-1.59(m,1.4H),1.36-1.15(m,3.5H),0.67-0.56(m,1H),0.08(s,6.5H),0.00(s,2.5H)。
工程E:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。実施例1、工程Aにみられるものと同様の条件を使用し、エチル3-エトキシ-3-イミノプロパノエートの代わりに4-(トリメチルシリル)シクロヘキサンカルバルデヒドを使用して、中間体3(130mg)から標題化合物(53mg、29%)を調製した。MS(ESI):C31H39N5O2SSiの質量計算値、573.26;m/z実測値、574.3[M+H]+。
工程F:そのトリフルオロ酢酸塩としての2-((1r,4r)-4-(2-(4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル2-((1R,4R)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル)の代わりに、2-((1R,4R)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(4-トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルを使用し、実施例197の工程Bにみられるものと同様の条件を使用して、標題化合物(11mg、収率22%)を調製した。標題化合物を、2つの別個の精製方法に供した。最初に、フラッシュカラムクロマトグラフィー(16gシリカゲルカラム、溶離剤としてDCM中3~10%MeOHを使用)に乾燥固形物をローディングすることによって精製した。第2に、標題化合物を、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって更に精製した。MS(ESI):C25H35N5Siの質量計算値、433.27;m/z実測値、434.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.69(br s,1H),7.69(d,J=3.0Hz,1H),7.00(d,J=3.5Hz,1H),4.85-4.72(m,1H),3.47(br t,J=11.6Hz,1H),2.70-2.58(m,2H),2.53(d,J=6.1Hz,2H),2.21-2.00(m,7H),2.02-1.88(m,2H),1.78-1.66(m,2H),1.64-1.43(m,4H),0.71(t,J=12.9Hz,1H),0.00(s,9H)。
実施例101の合成及び特性評価:
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド
工程A:(EZ)-3,3-ジメチルブタナールオキシム。3,3-ジメチルブタナール(5.0g、50mmol)、ヒドロキシルアミンヒドロクロリド(10g、150mmol)、酢酸ナトリウム(12g、150mmol)、エタノール(150mL)、及び水(30mL)の溶液を室温で24時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を水(40mL)で希釈し、酢酸エチル(80mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、無色の油状物として標題化合物(4.0g、収率70%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.49(t,J=6.8Hz,0.6H),6.82(t,J=5.8Hz,0.4H),2.32(d,J=5.6Hz,0.8H),2.08(d,J=6.8Hz,1.2H),0.99(s,4H),0.96(s,5H)。
工程B:(EZ)-N-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドイルクロリド。NCS(5.80g、43.4mmol)、(EZ)-3,3-ジメチルブタナールオキシム(2.5g、22mmol)、及びDMF(15mL)の溶液を、N2下10℃で2時間撹拌した。反応物を酢酸エチル(180mL)で希釈し、水(50mL×3)で洗浄した。合わせた有機相を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して乾燥させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、無色の油状物として標題化合物(1.80g、55%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.90-8.68(m,1H),2.45(s,2H),1.03(s,9H)。
工程C:(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、300mg、0.87mmol)、(EZ)-N-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドイルクロリド(130mg、0.87mmol)、トリエチルアミン(264mg、2.61mmol)、及びDMF(12mL)の溶液を室温で4時間撹拌した。反応物を濾過し、Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む28%~38%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(99mg、収率27%)を得た。MS(ESI):C23H31N7Oの質量計算値、421.26;m/z実測値、422.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(br s,1H),9.26(s,0.7H),8.75(s,0.3H),8.61-8.46(m,1H),7.47(br s,1H),6.72(br s,1H),6.29-6.17(m,0.7H),5.63-5.51(m,0.3H),4.71-4.39(m,3H),2.63-2.56(m,2H),2.41-2.30(m,2H),2.29-2.14(m,2H),2.10-1.88(m,5H),1.57-1.34(m,2H),0.99(s,2.4H),0.94(s,6.6H)。
実施例102の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル)アセトアミド
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、66mg、0.18mmol)及び2-アミノ-1-フェニルエタノール(51mg、0.37mmol)の溶液に、PyBOP(190mg、0.37mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)を添加し、反応混合物を室温で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を精製して、泡状物として標題化合物(17mg、収率16%)を得た。MS(ESI):C26H28N6O2の質量計算値、456.23;m/z実測値、457.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.81(s,1H),7.75(d,J=3.0Hz,1H),7.44-7.34(m,5H),7.09(d,J=3.5Hz,1H),5.65(t,J=8.1Hz,1H),4.80(dd,J=4.5,7.6Hz,1H),4.67(br s,1H),4.05-3.95(m,1H),3.58-3.38(m,3H),2.55(d,J=6.1Hz,3H),2.16-2.08(m,5H),1.64-1.40(m,2H)。
実施例103の合成及び特性評価:
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド
工程A:(EZ)-2-フェニルアセトアルデヒドオキシム。2-フェニルアセトアルデヒド(5.00g、41.6mmol)、ヒドロキシルアミンヒドロクロリド(2.89g、41.6mmol)、ピリジン(3.29g、41.6mmol)、及びメタノール(50mL)の混合物を室温で18時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮乾固し、ジクロロメタン(200mL)で希釈し、HCl水溶液(1M、50mL×3)及び水(100mL×3)で洗浄した。有機層を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固した。残渣を再結晶化(石油エーテル:酢酸エチル、10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(1.20g、21%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.97(s,1H),7.37-7.30(m,2H),7.26-7.22(m,3H),6.90(t,J=5.3Hz,1H),3.75(d,J=5.6Hz,2H)。
工程B:(EZ)-N-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドイルクロリド。NCS(2.37g、17.8mmol)、(EZ)-2-フェニルアセトアルデヒドオキシム(1.2g、8.9mmol)、及びDMF(10mL)の混合物を、N2下10℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して乾燥させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0~6%酢酸エチル)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(750mg、50%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.82(s,1H),7.38-7.25(m,5H),3.81(s,2H)。
工程C:(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、300mg、0.870mmol)、(EZ)-N-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドイルクロリド(148mg、0.870mmol)、トリエチルアミン(264mg、2.61mmol)、及びDMF(25mL)の溶液を室温で2時間撹拌した。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、50mg、0.14mmol)、(EZ)-N-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドイルクロリド(25mg、0.14mmol)、トリエチルアミン(44mg、0.43mmol)、及びDMF(2.5mL)を使用することによって同じ反応を実施した。2つの反応物を合わせ、Waters Xbridge Prep OBD C18 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む30%~60%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製して、標題化合物(64mg、収率15%)を得た。MS(ESI):C25H27N7Oの質量計算値、441.23;m/z実測値、442.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.87(br s,1H),9.42-9.26(m,0.7H),9.06-8.93(m,0.2H),8.62-8.49(m,1H),7.50-7.41(m,1H),7.39-7.27(m,4H),7.25-7.16(m,1H),6.74-6.64(m,1H),6.34-6.26(m,0.8H),6.11-6.05(m,0.3H),4.57-4.41(m,3H),3.65-3.55(m,2H),2.61-2.57(m,2H),2.39-2.16(m,1.3H),2.10-1.77(m,5.6H),1.48-1.37(m,1.6H),1.25-1.14(m,0.5H)。
実施例104の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)アセトアミド
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、2-(4-アミノフェニル)-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン-2-オールヒドロクロリド(247mg、0.835mmol)、DIPEA(216mg、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、PyBrOP(467mg、1.00mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、Diamonsil 150mm×20mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.225%HCO2H)-28%~58%ACN、v/v)を使用して分取HPLCによって、及び分取TLC(CH2Cl2:MeOH=10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(38mg、収率7%)を得た。MS(ESI):C27H24F6N6O2の質量計算値、578.19;m/z実測値、579.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.55(s,1H),7.73-7.66(m,4H),7.49(d,J=3.6Hz,1H),6.86(d,J=3.6Hz,1H),4.66-4.55(m,1H),4.34-4.28(m,2H),2.68-2.49(m,4H),2.21-2.05(m,5H),1.56-1.41(m,2H)。
実施例105の合成及び特性評価:
1-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
(1S,3R,5R,7S)-3-アミノアダマンタン-1-オールヒドロクロリドの代わりにピペリジン-4-カルボニトリルを用いて、実施例52の記載と同様の条件を使用して標題化合物を調製して、標題化合物(12mg、収率5%)を得た。この化合物を、最初に、Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%HCl)-11%~41%ACN、v/v)を使用して、分取酸性HPLCによって精製した。この化合物を、更に、DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-20%~50%ACN、v/v)を使用して、分取塩基性HPLCによって精製した。MS(ESI):C24H27N7Oの質量計算値、429.23;m/z実測値、430.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.82(s,1H),7.75(d,J=3.5Hz,1H),7.10(d,J=3.0Hz,1H),4.57(br s,1H),3.99-3.86(m,2H),3.68-3.58(m,1H),3.53-3.43(m,1H),3.18-3.09(m,1H),2.56(br d,J=6.1Hz,4H),2.24-2.06(m,7H),2.05-1.91(m,3H),1.88-1.74(m,1H),1.62-1.43(m,2H)。
実施例106の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アセトアミド
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、70mg、0.20mmol)及び3-アミノプロパン-1,2-ジオール(50mg、0.39mmol)の溶液に、PyBOP(150mg、0.30mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)を添加し、室温で64時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を精製して、標題化合物(2.0mg、収率2%)を得た。MS(ESI):C21H26N6O3の質量計算値、410.21;m/z実測値、411.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.92-8.74(m,1H),7.80-7.72(m,1H),7.14-7.04(m,1H),4.69(br s,1H),3.81-3.69(m,1H),3.53(d,J=5.1Hz,2H),3.50-3.38(m,1H),2.56(d,J=6.1Hz,5H),2.25-2.08(m,7H),1.62-1.45(m,2H)。
実施例107の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、66mg、0.18mmol)及び4,4-ジフルオロピペリジン(58mg、0.37mmol)の溶液に、PyBOP(190mg、0.37mmol)及びDIPEA(0.16mL、0.92mmol)を添加し、反応混合物を室温で64時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を精製して、泡状物として標題化合物(24mg、収率24%)を得た。MS(ESI):C23H26F2N6Oの質量計算値、440.21;m/z実測値、441.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.82(s,1H),7.74(d,J=3.5Hz,1H),7.10(d,J=3.5Hz,1H),4.61(br s,1H),3.80(td,J=5.8,18.2Hz,4H),2.56(d,J=6.1Hz,4H),2.24-2.10(m,8H),2.10-1.96(m,3H),1.65-1.40(m,2H)。
実施例108の合成及び特性評価:
ジエチル4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ベンジルホスホネート
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、66mg、0.18mmol)及びジエチル4-アミノベンジルホスホネート(103mg、0.37mmol)の溶液に、PyBOP(191mg、0.367mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)を添加し、反応混合物を室温で64時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を精製して、泡状物として標題化合物(12mg、収率10%)を得た。MS(ESI):C29H35N6O4Pの質量計算値、562.25;m/z実測値、563.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.81(s,1H),7.74(d,J=3.5Hz,1H),7.56(d,J=8.1Hz,2H),7.29(dd,J=2.3,8.8Hz,2H),7.10(d,J=3.5Hz,1H),4.76(br s,1H),4.07-3.96(m,4H),3.24(s,1H),3.19(s,1H),2.62-2.46(m,5H),2.26-2.09(m,6H),1.59-1.46(m,2H),1.25(t,J=7.1Hz,6H)。
実施例109の合成及び特性評価:
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート
工程A:(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート。2-((1r,4r)-4-(2-(ヒドロキシメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体7、100mg、0.22mmol)、イソシアナトベンゼン(53mg、0.44mmol)、Et3N(0.093mL、0.67mmol)、及びDMF(1mL)の溶液を60℃で40時間加熱した。反応が約50%しか進んでいなかったため、更にイソシアナトベンゼン(53mg、0.44mmol)を添加し、混合物を60℃で18時間加熱した。反応物を濃縮乾固して標題化合物(126mg)を得、これを更に精製することなく次の反応で使用した。MS(ESI):C30H28N6O4Sの質量計算値、568.19;m/z実測値、569.3[M+H]+。
工程B:(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート。(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート(126mg、0.220mmol)、3M NaOH水溶液(0.27mL、0.81mmol)、MeOH(1.5mL)、及びTHF(1.5mL)の反応混合物を室温で6時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中0~10%MeOH)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(24mg、収率25%)を得た。MS(ESI):C24H24N6O2の質量計算値、428.20;m/z実測値、429.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.66(br s,1H),8.71(br s,1H),8.47(br s,1H),7.52(br s,2H),7.48-7.31(m,3H),7.11(t,J=7.0Hz,1H),6.60(br s,1H),5.52(s,2H),4.42(br s,1H),2.44-2.23(m,4H),2.08-1.70(m,5H),1.40-1.22(m,2H)。
実施例110の合成及び特性評価:
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド
工程A:(EZ)-シクロプロパンカルバルデヒドオキシド。シクロプロパンカルボキシアルデヒド(3.00g、42.8mmol)、ヒドロキシルアミンヒドロクロリド(8.92g、128mmol)、酢酸ナトリウム(10.5g、128mmol)、エタノール(150mL)、及び水(30mL)の溶液を70℃で10時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、無色の油状物として標題化合物(4.8g)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.80(br s,1H),6.95(d,J=8.4Hz,1H),1.66-1.52(m,1H),0.69-0.57(m,4H)。
工程B:(EZ)-N-ヒドロキシシクロプロパンカルビミドイルクロリド。NCS(11g、85mmol)を、(EZ)-シクロプロパンカルバルデヒドオキシム(4.8g、56mmol)及びDMF(50mL)の溶液に添加し、反応混合物を15℃で2時間撹拌した。水(20mL)を添加し、反応混合物を酢酸エチル(20mL)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、無色の油状物として標題化合物(2.1g、収率28%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.84(s,1H),1.97-1.84(m,1H),1.00-0.93(m,2H),0.89-0.81(m,2H)。
工程C:(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、300mg、0.870mmol)、(EZ)-N-ヒドロキシシクロプロパンカルビミドイルクロリド(104mg、0.870mmol)、トリエチルアミン(0.61mL、4.4mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を、15℃で2時間撹拌した。水(10mL)を添加し、反応物を酢酸エチル(20mL)及びジクロロメタン(10mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を濃縮乾固し、残渣を、最初にPhenomenex Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む16%~46%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取塩基性HPLCによって精製した。次いで、化合物を、更にPhenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:10%~30%(v/v)CH3CN及びHCl水溶液(0.006N))を用いて、分取酸性HPLCによって精製した。分取酸性HPLCから純粋分画を回収し、飽和NaHCO3水溶液でpH=7~8に調整し、濃縮乾固した。固形物を濾過し、水(2mL×3)で洗浄した。濾過ケーキを水(10mL)及びCH3CN(2mL)に懸濁させ、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結させ、次いで、凍結乾燥乾固して、白色の固形物として標題化合物(40mg、収率12%)を得た。MS(ESI):C21H25N7Oの質量計算値、391.21;m/z実測値、392.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.87(br s,1H),9.05(s,1H),8.55(s,1H),7.47(t,J=3.2Hz,1H),6.75-6.68(m,1H),6.33(t,J=6.0Hz,1H),4.80(d,J=6.0Hz,2H),4.75-4.62(m,1H),2.60(d,J=5.6Hz,2H),2.42-2.27(m,2H),2.06-1.85(m,5H),1.71-1.61(m,1H),1.57-1.41(m,2H),0.63-0.50(m,4H)。
実施例111の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)アセトアミド
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、66mg、0.18mmol)及びピリジン-3-アミン(44mg、0.47mmol)の溶液に、PyBOP(190mg、0.37mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)を添加し、室温で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を精製して、泡状物として標題化合物(14mg、収率14%)を得た。MS(ESI):C23H23N7Oの質量計算値、413.20;m/z実測値、414.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=9.38(s,1H),8.86(s,1H),8.63-8.53(m,2H),8.05(dd,J=6.1,8.6Hz,1H),7.77(d,J=3.5Hz,1H),7.15(d,J=3.5Hz,1H),4.97(s,2H),4.77(br s,1H),2.65-2.45(m,4H),2.25(d,J=10.6Hz,2H),2.20-2.08(m,3H),1.62-1.47(m,2H)。
実施例112の合成及び特性評価:
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド;構造は(Z)又は(E)異性体であり、(Z)表記及び以下のそれに対応する構造は任意に選択される。
工程A:(Z)-2-シクロプロピル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド。シクロプロピルアセトニトリル(2.0g、25mmol)、ヒドロキシルアミンヒドロクロリド(3.4g、49mmol)、Na2CO3(5.2g、49mmol)、エタノール(48mL)、及び水(16mL)の溶液を80℃で12時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を酢酸エチル(50mL)と水(50mL)との間で分配した。有機相を回収し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、標題化合物(2.4g、収率77%)を得、これを更に精製することなく次の工程で用いた。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ8.76(s,1H),5.31(s,2H),1.83(d,J=7.2Hz,2H),1.00-0.82(m,1H),0.43-0.33(m,2H),0.13-0.05(m,2H)。
工程B:(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、300mg、0.641mmol)、(Z)-2-シクロプロピル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド(220mg、1.92mmol)、Cs2CO3(1.0g、3.2mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を10℃で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固して標題化合物(1.6g、収率100%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C28H31N7O3Sの質量計算値、545.22;m/z実測値、546.1[M+H]+。
工程C:(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド(1.6g、0.65mmol、純度22%)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物(60mg、収率23%)を調製した。最初に、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:DCM:メタノール=100:0~85:15)によって精製した。標題化合物を、更に、Phenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む21%~51%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して、分取HPLCによって精製した。MS(ESI):C22H27N7Oの質量計算値、405.23;m/z実測値、406.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(s,1H),8.55(s,1H),7.47(s,1H),6.73(s,1H),5.73(s,2H),5.17(s,2H),4.81-4.67(m,1H),2.58(d,J=5.6Hz,2H),2.43-2.28(m,2H),2.10-1.91(m,5H),1.81(d,J=6.4Hz,2H),1.50-1.33(m,2H),0.99-0.88(m,1H),0.41-0.32(m,2H),0.11-0.05(m,2H)。
実施例113の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(メトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
THF(10mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体12、350mg、0.750mmol)の溶液を、室温で2時間、MeOH中NaOMeの0.5M溶液(3.8mL、1.9mmol)で処理し、減圧下で濃縮した。残渣をCH2Cl2と水との間で分配した。抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中50~100%EtOAc、次いで、CH2Cl2中10%MeOH)によって、次いで、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を精製した。回収した物質をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、2つの500mgのSILICYCLE SPE-R66030B-03 P Carbonateに通してTFAを除去し、CH2Cl2中10%MeOHで溶離して、白色の固形物として標題化合物(98mg、収率41%)を得た。MS(ESI):C18H21N5Oの質量計算値、323.17;m/z実測値、324.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ13.45(br s,1H),8.71(s,1H),7.56(d,J=3.5Hz,1H),6.84(d,J=3.0Hz,1H),4.84(s,2H),4.80-4.65(m,1H),3.44(s,3H),2.56-2.44(m,4H),2.27-2.14(m,3H),2.17-2.10(m,2H),1.63-1.46(m,2H)。
実施例114の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに2-アミノエタノールを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(21mg、収率28%)を調製した。MS(ESI):C19H22N6O2の質量計算値、366.18;m/z実測値、367.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.64(s,1H),7.51(d,J=4.2Hz,1H),6.89(d,J=4.1Hz,1H),5.72-5.47(m,1H),3.76(d,J=5.3Hz,2H),3.56(d,J=5.2Hz,2H),2.74-2.46(m,4H),2.26-1.96(m,5H),1.59-1.38(m,2H)。
実施例115の合成及び特性評価:
5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル
工程A:5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル。封管内においてDMSO(1mL)、MeOH(1mL)、及び蒸留水(0.5mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、152mg、0.346mmol)、5-ホルミルピコリノニトリル(92mg、0.70mmol)、及びヒドロ亜硫酸ナトリウム(202mg、0.986mmol)の溶液を、100℃で16時間加熱した。室温まで冷却した後、反応物を濃縮し、残渣を濾過した。黄色の固形物を水で洗浄し、空気中で乾燥させて標題化合物(150mg)を得、これを更に精製することなく次の工程に持ち越した。MS(ESI):C28H23N7O2Sの質量計算値、521.16;m/z実測値、522.2[M+H]+。
工程B:5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル。5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル(150mg、0.29mmol)、ピロリジン(0.10mL、1.2mmol)、3M NaOH(水溶液)(0.24mL、0.72mmol)、THF(1.5mL)、及びMeOH(1.5mL)の混合物を室温で5時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中3~10%MeOH)によって精製して、灰白色の固形物として標題化合物(8.0mg、収率7%)を得た。MS(ESI):C22H19N7の質量計算値、381.17;m/z実測値、382.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=10.13(br s,1H),9.02(d,J=1.5Hz,1H),8.91(s,1H),8.23(dd,J=2.0,8.1Hz,1H),7.93(d,J=8.1Hz,1H),7.49(t,J=3.0Hz,1H),6.79(dd,J=2.0,3.0Hz,1H),4.46-4.37(m,1H),2.73-2.59(m,2H),2.42(d,J=6.1Hz,2H),2.25-2.15(m,2H),2.15-2.03(m,3H),1.40(dq,J=3.5,13.0Hz,2H)。
実施例116の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタンアミド
HATU(100mg、0.264mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、100mg、0.264mmol、純度91%)、ベータ-ヒドロキシイソ吉草酸(31.2mg、0.264mmol)、DIEA(0.230mL、1.32mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に添加し、10℃で0.5時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣を、最初に、分取TLC(溶離剤:CH2Cl2:メタノール=10:1)によって精製した。次いで、残渣を、更にAgela DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む8%~38%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製して、標題化合物(30mg、収率28%)を得た。MS(ESI):C22H28N6O2の質量計算値、408.23;m/z実測値、409.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.89(s,1H),8.53(s,1H),8.52-8.47(m,1H),7.48(t,J=2.8Hz,1H),6.72(s,1H),4.87(s,1H),4.69(d,J=5.2Hz,2H),4.61-4.47(m,1H),2.59(d,J=6.0Hz,2H),2.42-2.32(m,2H),2.30(s,2H),2.10-1.86(m,5H),1.48-1.31(m,2H),1.19(s,6H)。
実施例117の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに1-アミノ-2-メチルプロパン-2-オールを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(27mg、収率34%)を調製した。MS(ESI):C21H26N6O2の質量計算値、394.21;m/z実測値、395.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ10.79(s,1H),8.82(s,1H),8.24(d,J=4.0Hz,1H),7.55-7.37(m,1H),6.89-6.65(m,1H),6.30-5.56(m,1H),3.52(d,J=6.5Hz,2H),3.10(s,1H),2.63-2.53(m,2H),2.39(d,J=6.5Hz,2H),2.25-1.96(m,5H),1.64-1.43(m,2H),1.36(s,6H)。
実施例118の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イル)アセトアミド
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、66mg、0.18mmol)及びピリジン-4-アミン(41mg、0.44mmol)の溶液に、PyBOP(190mg、0.37mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)を添加し、室温で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を精製して、泡状物として標題化合物(6mg、収率6%)を得た。MS(ESI):C23H23N7Oの質量計算値、413.20;m/z実測値、414.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.86(s,1H),8.66(d,J=7.6Hz,2H),8.19(d,J=7.1Hz,2H),7.77(d,J=3.5Hz,1H),7.17(d,J=3.5Hz,1H),4.73(br s,1H),2.65-2.47(m,4H),2.30-2.20(m,3H),2.19-2.08(m,4H),1.63-1.42(m,2H)。
実施例119の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、197mg、0.448mmol)及びチアゾール-5-カルボキシアルデヒド(120mg、1.00mmol)を固体として添加した。DMSO(2mL)、MeOH(2mL)、及び蒸留水(1mL)を添加した結果、黄色の混合物が得られた。次に、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(262mg、1.51mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに1時間入れた。反応物を室温まで冷却し、撹拌しながら60mLの水に滴下した。形成された沈殿物を濾過によって回収し、最初に開放空気中で乾燥させ、次いで、高真空下で3時間乾燥させて、カナリアイエロー色の固形物として標題化合物(176mg、収率78%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C25H22N6O2S2の質量計算値、502.12;m/z実測値、503.1[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(176mg、0.35mmol)を用いて、実施例2、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(68mg、収率54%)を調製した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(40g SiO2、0~5% 2N NH3-MeOH/EA)によって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C19H18N6Sの質量計算値、362.13;m/z実測値、363.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ12.04(s,1H),9.36(s,1H),8.65(s,1H),8.36(s,1H),7.55(t,J=3.1Hz,1H),6.80(dd,J=3.5,1.8Hz,1H),4.74-4.54(m,1H),2.57(d,J=6.3Hz,2H),2.49-2.40(m,2H),2.12-1.94(m,5H),1.49-1.34(m,2H)。
実施例120の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド
工程A:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド。エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、160mg、0.32mmol)、2-メトキシエタンアミン(210mg、2.8mmol)、及びNH4NO3(50mg、0.63mmol)の混合物を65℃で16時間加熱した。室温で一晩放置した後、CH2Cl2と水との混合物を添加した。沈殿した白色の固形物を濾過し、水で洗浄し、乾燥して、標題化合物(69mg、41%)を得た。濾液をCH2Cl2で抽出し、合わせた抽出物を水で洗浄し、水層をCH2Cl2(×1)で逆抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、灰白色の固形物として標題化合物の第2の部分(90mg、53%)を得た。MS(ESI):C27H30N6O4Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.84(s,1H),8.23(d,J=7.6Hz,2H),7.85(d,J=4.0Hz,1H),7.60-7.54(m,1H),7.52-7.45(m,2H),6.85(d,J=4.0Hz,2H),4.63-4.52(m,1H),3.96(s,2H),3.42(d,J=2.5Hz,4H),3.29(s,3H),2.42(d,J=6.1Hz,2H),2.38-2.25(m,2H),2.16(d,J=13.1Hz,2H),2.10-1.96(m,3H),1.54-1.40(m,2H)。
工程B.2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド。水中2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド及びKOHの代わりに、2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド(90mg、0.17mmol)及び3N NaOH(水溶液)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製して、白色の固形物として標題化合物(50mg、収率75%)を得た。MS(ESI):C21H26N6O2の質量計算値、394.21;m/z実測値、395.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.38(br s,1H),8.75(s,1H),7.69(br s,1H),7.47(t,J=3.0Hz,1H),6.77-6.70(m,1H),4.67(br s,1H),4.07(s,2H),3.51-3.45(m,4H),3.31(s,3H),2.56(br s,2H),2.42(d,J=6.6Hz,2H),2.19(br d,J=12.6Hz,2H),2.15-2.02(m,3H),1.57-1.41(m,2H)。
実施例121の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。マイクロ波バイアル内のDMSO(5.70mL)及びMeOH(1.14mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、294mg、0.670mmol)の溶液に、4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)ベンズアルデヒド(177mg、0.737mmol)、続いて、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(343mg、1.67mmol)を添加した。バイアルに蓋をし、週末にわたって100℃に加熱した。室温まで冷却した後、反応物を水(5mL)で希釈し、5分間撹拌した。形成された黄褐色の沈殿物を濾過によって回収し、水(50mL)で洗浄し、完全に乾燥させた。固形物を、CH2Cl2/MeOHを使用してブフナー漏斗から溶離し、丸底フラスコに回収した。次いで、有機相を濃縮乾固して、黄褐色の固形物として標題化合物(421mg、99%)を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C36H31N5O4Sの質量計算値、629.21;m/z実測値、630.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(421mg、0.669mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(136mg、収率41%)を調製して、標題化合物を得た。溶離剤としてDCM中0~10%MeOHを用いて24グラムのシリカゲルカラムで粗物質を精製した。標題化合物を更に精製するために、アセトニトリルを用いて微粉化し、真空濾過によって回収して、白色の固形物として表題物質を得た。MS(ESI):C30H27N5O2の質量計算値、489.22;m/z実測値、490.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ12.03(s,1H),8.68(s,1H),7.94(d,J=8.1Hz,2H),7.90(d,J=7.9Hz,2H),7.81(d,J=7.8Hz,2H),7.58-7.49(m,3H),6.82(d,J=3.6Hz,1H),5.44(t,J=5.7Hz,1H),4.64(d,J=5.8Hz,2H),4.53-4.39(m,1H),2.54(d,J=6.7Hz,2H),2.47-2.38(m,2H),2.11-1.92(m,5H),1.37-1.21(m,2H)。
実施例122の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(オキセタン-3-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりにオキセタン-3-アミンを用いて、実施例50の記載と同様の条件を使用して標題化合物(25mg、収率24%)を調製した。MS(ESI):C20H22N6O2の質量計算値、378.18;m/z実測値、379.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)d 10.25(s,1H),8.85(s,1H),8.38(d,J=7.8Hz,1H),7.46(dd,J=3.6,1.8Hz,1H),6.88-6.74(br,1H),6.32-5.64(m,1H),5.41-5.16(m,1H),5.03(t,J=7.2Hz,2H),4.76(dd,J=7.0,6.3Hz,2H),2.76-2.51(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.22-2.02(m,5H),1.57-1.38(m,2H)。
実施例123の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、1070mg、2.44mmol)及び1H-ピラゾール-4-カルバルデヒド(444mg、4.62mmol)を固体として添加した。DMSO(12mL)、MeOH(12mL)、及び蒸留水(6mL)を反応混合物に添加した結果、黄色の混合物が得られた。次に、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(1060mg、6.09mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに3時間入れた。反応物を室温まで冷却し、撹拌しながら60mLの水に滴下し、30分間撹拌を続けた。形成された白色の沈殿物を濾過によって回収し、水(50mL)で洗浄し、最初に、開放空気中で、次いで、高真空下で一晩乾燥させた。物質の一部(208mg)をフラッシュカラムクロマトグラフィー(24g SiO2、0~15% 2N NH3-MeOH/EA)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(112mg、収率9%)を得た。MS(ESI):C25H23N7O2Sの質量計算値、485.16;m/z実測値、486.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。10mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(110mg、0.227mmol)を固体として添加し、続いて、フッ化テトラブチルアンモニウム(0.566mL、1M、0.566mmol)を添加し、バイアルを密封し、マイクロ波中で30分間かけて100℃に加熱した。反応物をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、白色の粉状物として標題化合物(56mg、収率71%)を得た。MS(ESI):C19H19N7の質量計算値、345.17;m/z実測値、346.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ13.38(s,1H),11.89(s,1H),8.57(s,1H),8.43-7.81(m,2H),7.49(t,J=3.0Hz,1H),6.75(dd,J=3.5,1.8Hz,1H),4.67-4.46(m,1H),2.56(d,J=6.3Hz,2H),2.49-2.39(m,2H),2.13-1.91(m,5H),1.45-1.30(m,2H)。
実施例124の合成及び特性評価:
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド;構造は(Z)又は(E)異性体であり、(Z)表記及び以下のそれに対応する構造は任意に選択される。
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-((((Z*)-2-アミノ-2-フェニルビニル)オキシ)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル2,2,2-トリフルオロアセテート。DMF(1mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体13、49mg、0.10mmol)、N’-ヒドロキシベンズイミドアミド(29mg、0.21mmol)、K2CO3(23mg、0.17mmol)の混合物を室温で15時間撹拌した。更にN’-ヒドロキシベンズイミドアミド(16mg、0.12mmol)、K2CO3(45mg、0.33mmol)、及びDMF(1mL)を添加した。一晩撹拌した後、固形物を濾取し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製して、標題化合物(50mg、70%)を得た。MS(ESI):C30H29N7O3Sの質量計算値、567.2;m/z実測値、568.3[M+H]+。
工程B:(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-((((Z)-2-アミノ-2-フェニルビニル)オキシ)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル2,2,2-トリフルオロアセテート(50mg、0.073mmol)、1M NaOH(水溶液)(0.25mL、0.25mmol)、THF(0.7mL)、及びMeOH(0.7mL)の混合物を室温で18時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製した。画分を回収し、減圧下で溶媒を除去した。残渣を、飽和NaHCO3(水溶液)とEtOAcとの間で分配した(×4)。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、灰白色の固形物として標題化合物(30mg、95%)を得た。MS(ESI):C24H25N7Oの質量計算値、427.21;m/z実測値、428.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=10.92(br s,1H),8.84(br s,1H),7.67-7.57(m,2H),7.46-7.36(m,4H),6.72(d,J=2.0Hz,1H),4.94-4.79(m,3H),2.65-2.45(m,2H),2.37(d,J=6.6Hz,2H),2.21-1.98(m,5H),1.51-1.34(m,2H)。
実施例125の合成及び特性評価:
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド
2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、300mg、0.870mmol)、N-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドイルクロリド(120mg、0.870mmol)、トリエチルアミン(0.364mL、2.61mmol)、及びDMF(6mL)の溶液を、20℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固し、Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:0.1%TFAを含む4%~34%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製した。このHPLC精製から純粋分画を回収し、飽和NaHCO3水溶液でpH=7~8に調整し、揮発溶媒を減圧下で除去した。水層を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物にNa2SO4を入れて乾燥させ、濾過し、濃縮して乾燥させた。Kromasil 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む8%~38%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を更に精製して、白色の固形物として標題化合物(30mg、収率8%)を得た。MS(ESI):C21H27N7O2の質量計算値、409.22;m/z実測値、410.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(s,1H),9.21(s,1H),8.56(s,1H),7.49-7.45(m,1H),6.74-6.69(m,1H),6.33(t,J=5.6Hz,1H),4.72-4.60(m,3H),3.43(t,J=7.2Hz,2H),3.19(s,3H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.43-2.24(m,2H),2.11-1.84(m,7H),1.57-1.43(m,2H)。
実施例126の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-エチルベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:(4-(ブロモメチル)フェニル)(4-ブロモフェニル)メタノン。窒素下でアセトニトリル(5mL)中4-ブロモ-4’-メチルベンゾフェノン(1.00g、3.64mmol)の溶液に、NBS(0.712g、4.00mmol)及びAIBN(0.060mg、0.36mmol)を添加し、90℃で2時間撹拌して、白色の溶液を得た。反応物を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(1.3g、収率83%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.76(d,J=7.6Hz,2H),7.69-7.60(m,4H),7.51(d,J=8.0Hz,2H),4.53(s,2H)。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-ブロモベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-(2-(ヒドロキシメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体7、500mg、0.80mmol)、(4-(ブロモメチル)フェニル)(4-ブロモフェニル)メタノン(515mg、1.20mmol)、酸化銀(742mg、3.20mmol)、及びDMF(12mL)の溶液を暗所において室温で18時間撹拌した。反応物を珪藻土パッドで濾過し、濃縮乾固し、これをフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、黄色の固形物として標題化合物を得た。MS(ESI):C37H32BrN5O4Sの質量計算値、721.14;m/z実測値、723.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.90(s,1H),8.25(d,J=8.0Hz,2H),7.86(d,J=4Hz,1H),7.76(d,J=8.0Hz,2H),7.66-7.63(m,4H),7.58-7.55(m,1H),7.51-7.47(m,2H),7.43-7.40(m,2H),6.84(d,J=4.0Hz,1H),4.93(s,2H),4.65-4.59(m,3H),2.44-2.41(m,2H),2.38-2.30(m,2H),2.15-2.07(m,5H),1.51-1.43(m,2H)。
工程C:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(((4-(4-((トリメチルシリル)エチニル)ベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-ブロモベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(40mg、0.037mmol)、Pd(PPh3)4(4.2mg、0.0037mmol)、トリエチルアミン(45mg、0.44mmol)、ヨウ化銅(I)(0.42mg、0.0022mmol)、及びDMF(1mL)を2mLのマイクロ波管に添加し、窒素で10分間パージした。反応物をトリメチルシリルアセチレン(36mg、0.37mmol)で処理し、マイクロ波中において110℃で1時間加熱しながら撹拌した後、室温まで冷却した。懸濁液をCelite(登録商標)パッドで濾過し、このパッドを酢酸エチル(10mL)で洗浄した。濾液を濃縮乾固し、Phenomenex Synergi C18 150mm×30mm、4μmカラム(溶離剤:77%~95%(v/v)CH3CN及びHCl水溶液(0.006N))を使用して分取HPLCによって精製した。純粋画分を回収し、pHを固体重炭酸ナトリウムでpH=7~8に調整し、揮発物を真空下で除去した。残渣を水(15mL)で希釈し、CH2Cl2で抽出し(45mL×3)、合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、黄色の固形物として標題化合物を得た。MS(ESI):C42H41N5O4SSiの質量計算値、739.26;m/z実測値、740.2[M+H]+。
工程D:2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-エチルベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(((4-(4-((トリメチルシリル)エチニル)ベンゾイル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(16mg、0.018mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(明黄色の固形物、800mg、収率8%)を調製した。MS(ESI):C33H29N5O2の質量計算値、527.23;m/z実測値、528.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.93(br s,1H),8.58(s,1H),7.77-7.72(m,3H),7.71(s,1H),7.67-7.63(m,2H),7.55(d,J=8.0Hz,2H),7.51-7.48(m,1H),6.76-6.72(m,1H),4.96(s,2H),4.69(s,2H),4.66-4.58(m,1H),4.49(s,1H),2.58(d,J=6.0Hz,2H),2.43-2.29(m,2H),2.06-1.88(m,5H),1.45-1.33(m,2H)。
実施例127の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg、0.835mmol)、(R)-ピロリジン-3-オール(114mg、0.918mmol)、DIPEA(0.29mL、1.67mmol)、及びDMF(5mL)の溶液を、0℃でPyBOP(428mg、0.918mmol)に添加し、室温で3時間撹拌した。混合物を10mLの水でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機相及び水相の両方を濃縮して残渣を得、これを最初に、Xtimate C18 150×25mm×5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む13%~33%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製した。次いで、得られた化合物を、更に精製するために2-メトキシ-2-メチルプロパン/メタノールによって洗浄して、白色の固形物として標題化合物(79mg、収率23%)を得た。MS(ESI):C22H26N6O2の質量計算値、406.21;m/z実測値、407.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.82(br s,1H),8.49(s,1H),7.47-7.44(m,1H),6.72-6.69(m,1H),5.15-4.98(m,1H),4.47-4.25(m,2H),4.23-4.07(m,2H),3.77-3.62(m,2H),3.51-3.42(m,1H),3.33-3.25(m,1H),2.59-2.54(m,2H),2.41-2.27(m,2H),2.08-1.73(m,7H),1.44-1.28(m,2H)。
実施例128の合成及び特性評価:
エチル3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アゼチジン-1-カルボキシレート
工程A:2-((1r,4r)-4-((1-((4-ブロモフェニル)スルホニル)-5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル。DMSO(3mL)中2-((1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体1、工程D、437mg、2.50mmol)、1-((4-ブロモフェニル)スルホニル)-4-クロロ-5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(932mg、2.24mmol)、DIEPA(1.30mL、7.94mmol)の混合物を100℃で1時間加熱した。混合物を冷却した。H2O(100mL)を添加した。固形物が形成された。濾過後、固形物を回収し、CH2Cl2(50mL)に再溶解させ、H2O(50mL)で洗浄した。有機層を濃縮し、標題化合物(1100mg、収率95%)を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C21H20BrN5O4Sの質量計算値、518.4;m/z実測値、517.7/519.7(Cl原子)[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)-6-((4-ブロモフェニル)スルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-((1-((4-ブロモフェニル)スルホニル)-5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(519mg、1.00mmol)、tert-ブチル3-ホルミルアゼチジン-1-カルボキシレート(371mg、2.00mmol)、ジチオン酸ナトリウム(523mg、3.00mmol)、DMSO(2.5mL)、及び水(0.15mL)の溶液を16時間かけて100℃に加熱した。水(20mL)を添加した。形成された沈殿物を濾過によって回収し、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製した。この物質にCH2Cl2(5mL)及びTFA(1mL)を添加し、0.5時間撹拌した。反応物を濃縮乾固した。残渣にCH2Cl2(10mL)及び飽和NaHCO3(10mL)を添加し、有機層を回収し、濃縮乾固して、粗標題化合物(200mg)を得た。MS(ESI):C25H25BrN6O2Sの質量計算値、552.09;m/z実測値、554.7[M+H]+。
工程C:エチル3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アゼチジン-1-カルボキシレート。CH2Cl2(3mL)中のクロロギ酸エチル(ethyl carbonochloridate)(0.0362mL、0.379mmol)及びトリエチルアミン(40mg、0.40mmol)の溶液に、CH2Cl2(0.5mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)-6-((4-ブロモフェニル)スルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(200mg、0.361mmol)を添加し、室温で16時間撹拌した。水(10mL)を添加し、有機層を回収し、濃縮乾固した。残渣をTHF/MeOH/NaOH(1M)(1mL/1mL/1mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(16mg、収率11%)を得た。MS(ESI):C22H26N6O2の質量計算値、406.21;m/z実測値、407.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.69(s,1H),7.40(d,J=3.5Hz,1H)6.67(d,J=3.5Hz,1H)4.70-4.35(m,4H),4.26-4.01(m,3H),3.88-3.42(m,1H),2.68-2.40(m,4H),2.29-1.92(m,5H),1.59-1.38(m,2H),1.28(t,J=7.1Hz,3H)。
実施例129の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-((3-イソプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
実施例61で調製した(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド(15mg、0.035mmol)、CDI(6.2mg、0.038mmol)、及びTHF(1mL)の溶液を70℃で1.5時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、Phenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む25%~55%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(5mg、収率35%)を得た。MS(ESI):C22H25N7O2の質量計算値、419.21;m/z実測値、420.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.93(s,1H),8.54(s,1H),7.53-7.47(m,1H),6.75(s,1H),5.39(s,2H),4.64-4.49(m,1H),3.09-2.97(m,1H),2.61(d,J=6.0Hz,2H),2.44-2.26(m,2H),2.12-1.91(m,5H),1.55-1.37(m,2H),1.15(d,J=6.8Hz,6H)。
実施例130の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-エチルベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-ブロモベンゾイル)フェノキシ)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。(4-ブロモフェニル)(4-ヒドロキシフェニル)メタノン(289mg、0.968mmol)、2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、530mg、1.02mmol)、DMF(10mL)、K2CO3(282mg、2.04mmol)、及びKI(16.9mg、0.102mmol)の溶液を60℃で3時間撹拌した。反応物を水(250mL)でクエンチし、EtOAc(2×250mL)で洗浄し、有機抽出物を合わせ、ブライン(150mL)で洗浄し、無水Na2S04で乾燥させ、濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル/酢酸エチル=100:0~36:64)によって残渣を精製して、黄色の固形物として標題化合物(330mg、収率44%)を得た。MS(ESI):C36H30BrN5O4Sの質量計算値、707.12;m/z実測値、710.0[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-((4-(4-((トリメチルシリル)エチニル)ベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-ブロモベンゾイル)フェノキシ)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(250mg、0.353mmol)、Pd(PPh3)4(40.8mg、0.0353mmol)、トリエチルアミン(428mg、4.23mmol)、ヨウ化銅(I)(4.0mg、0.0.021mmol)、及びDMF(6mL)を10mLのマイクロ波管に添加し、10分間窒素でパージした。反応物をトリメチルシリルアセチレン(347mg、3.53mmol)で処理し、マイクロ波中で110℃で1時間加熱しながら撹拌した後、室温まで冷却した。懸濁液をCelite(登録商標)パッドで濾過し、このパッドを酢酸エチル(20mL)で洗浄した。濾液を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=10:1~1:2)によって精製して、黄色の固形物として標題化合物(212mg、収率68%)を得た。MS(ESI):C41H39N5O4SSiの質量計算値、725.25;m/z実測値、726.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.91(s,1H),8.28-8.20(m,2H),7.86(d,J=4.0Hz,1H),7.76(d,J=8.8Hz,2H),7.66(d,J=8.4Hz,2H),7.58-7.46(m,5H),7.12(d,J=8.8Hz,2H),6.83(d,J=4.0Hz,1H),5.51(s,2H),4.73-4.59(m,1H),2.44(d,J=6.0Hz,2H),2.40-2.28(m,2H),2.22-2.12(m,2H),2.11-1.93(m,3H),1.54-1.46(m,2H),0.27(s,9H)。
工程C:2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-エチルベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-((4-(4-((トリメチルシリル)エチニル)ベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(90mg、0.12mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(明黄色の固形物、42mg、収率27%)を調製した。Phenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む45%~75%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して、分取HPLCによって精製した。MS(ESI):C32H27N5O2の質量計算値、513.22;m/z実測値、514.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.98(br s,1H),8.62(s,1H),7.78(d,J=8.8Hz,2H),7.71-7.67(m,2H),7.66-7.62(m,2H),7.53-7.49(m,1H),7.30(d,J=8.8Hz,2H),6.79-6.73(m,1H),5.67(s,2H),4.70-4.57(m,1H),4.46(s,1H),2.59(d,J=6.0Hz,2H),2.44-2.28(m,2H),2.07-1.94(m,5H),1.49-1.31(m,2H)。
実施例131の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトアミド
乾燥DMF(6mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg粗、0.557mmol)、(4-アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)メタノールヒドロクロリド(109mg、0.612mmol)、及びDIPEA(0.291mL、1.67mmol)の溶液に、0℃でPyBrOP(285mg、0.612mmol)を添加し、室温で15時間撹拌した。混合物を水(10mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。DuraShell 150×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む12%~42%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製して、黄色の固形物として標題化合物(37.2mg、収率14%)を得た。MS(ESI):C26H32N6O2の質量計算値、460.26;m/z実測値、461.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.53(s,1H),7.48(d,J=4.0Hz,1H),6.84(d,J=4.0Hz,1H),4.04(s,2H),3.56(s,2H),2.66-2.51(m,4H),2.18-2.05(m,5H),2.00-1.82(m,5H),1.77-1.65(m,4H),1.57-1.47(m,2H),1.44-1.35(m,2H)。
実施例132の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-フルオロ-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド
実施例1において調製した2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド(55.4mg、0.136mmol)を2ドラムバイアルに添加し、次いで、CH3CN(1mL)及び水(1mL)に溶解させた。激しく撹拌しながらNaHCO3(34mg、0.41mmol)を添加した。1mLのCH3CN中の溶液としての1-クロロメチル-4-フルオロ-1,4-ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(Selectfluor(登録商標))(72.1mg、0.203mmol)で反応物をゆっくりと処理した。反応混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。反応物を(2×10mL)CH2Cl2で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。残渣を、最初に、Xbridge 50mm×250mm、10μmカラム(溶離剤としてTFAを含む10~70%CH3CN-水)を使用して、逆相酸性HPLCによって精製した。得られた化合物を、更に、Xbridge 50mm×100mm、5μmカラム(溶離剤としてNH4OHを含むCH3CN-水)を使用して逆相塩基性HPLCによって精製し、白色の固形物として標題化合物(4mg、収率7%)を得た。MS(ESI):C22H27FN6O2の質量計算値、426.22;m/z実測値、427.2[M+H]+。1H NMR(600MHz,DMSO-d6):δ11.74(s,1H),8.52(s,1H),8.23-8.00(m,1H),7.49(s,1H),4.50(s,2H),4.07(s,2H),3.08(d,J=5.9Hz,2H),2.58-2.54(m,2H),2.35(d,J=14.8Hz,2H),2.00-1.80(m,5H),1.33(d,J=12.7Hz,2H),1.09(s,6H)。
実施例133の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりにメチルアミンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(28mg、収率41%)を調製した。MS(ESI):C18H20N6Oの質量計算値、336.17;m/z実測値、337.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ11.28(s,1H),8.83(s,1H),7.90(d,J=5.1Hz,1H),7.62-7.41(m,1H),6.93-6.75(m,1H),6.31-5.76(br,1H),3.06(d,J=5.1Hz,3H),2.75-2.55(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.27-2.03(m,5H),1.60-1.40(m,2H)。
実施例134の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(メチルスルホニル)アゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
CH2Cl2(5mL)中、実施例128、工程Bで調製した2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)-6-((4-ブロモフェニル)スルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(50.0mg、0.0900mmol)及びDIPEA(3当量)の溶液に、THF(0.5mL)中メタンスルホニルクロリド(10.3mg、0.0903mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。水(20mL)を添加し、有機相を回収し、濃縮乾固した。残渣をTHF/MeOH/NaOH(1M)(1mL/1mL/1mL)に溶解させ、混合物を1時間かけて80℃に加熱した。反応物を濃縮乾固し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(7.00mg、収率19%)を得た。MS(ESI):C20H24N6O2Sの質量計算値、412.17;m/z実測値、413.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ9.22(s,1H),8.79(s,1H),7.43-7.34(m,1H),6.77-6.57(m,1H),4.65-4.37(m,4H),4.26-4.06(m,1H),3.49(d,J=5.1Hz,1H),2.98(s,3H);2.72-2.36(m,4H),2.27-1.91(m,5H),1.49-1.37(m,2H)。
実施例135の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド
工程A:(4-メトキシフェニル)トリメチルシラン。0℃で乾燥THF(1000mL)中4-ブロモアニソール(50.0g、267mmol)の溶液に、Me3SiCl(68.0mL、535mmol)、続いて、n-BuLi(ヘキサン中2.50M、200mL、0.500モル)を添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。水(500mL)を添加し、層を分離し、水層をEtOAc(400mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=10:1)によって精製して、標題化合物(45.0g、収率69%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.51-7.44(m,2H),6.97-6.90(m,2H),3.84(s,3H),0.27(s,9H)。
工程B:4-(トリメチルシリル)シクロヘキサノン。アンモニア(700mL)を-78℃で2Lの三つ口フラスコに凝縮した。無水THF(165mL)中(4-メトキシフェニル)トリメチルシラン(27.0g、150mmol)を添加し、続いて、EtOH(120mL)及びナトリウム(34.5g、1.50mol)を少しずつ添加し、-40℃で2時間撹拌した。EtOH(80mL)を添加し、アンモニアを室温で一晩徐々に蒸発させた。水(600mL)を反応物に添加し、酢酸エチル(600mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣をEtOH(300mL)及び水(36mL)に溶解させ、シュウ酸(4.10g、46.0mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。水(500mL)を添加し、反応物を酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油:酢酸エチル=15:1)によって残渣を精製して、明黄色の粘着性化合物として標題化合物(11.0g、収率43%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ2.46-2.38(m,2H),2.34-2.23(m,2H),2.13-2.04(m,2H),1.57-1.44(m,2H),0.98-0.87(m,1H),0.00(s,9H)。
工程C:4-(トリメチルシリル)シクロヘキサノンオキシム。4-(トリメチルシリル)シクロヘキサノン(4.0g、23mmol)、ヒドロキシルアミンヒドロクロリド(3.3g、47mmol)、CH3COONa(4.0g、49mmol)、及びエタノール(100mL)を250mLの丸底フラスコに添加し、室温で16時間撹拌した。混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出し、合わせた有機抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、明黄色の固形物として標題化合物(4.0g、92%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ3.44-3.33(m,1H),2.49-2.37(m,1H),2.14-1.99(m,2H),1.97-1.86(m,2H),1.76-1.62(m,1H),1.39-1.18(m,2H),0.81-0.69(m,1H),-0.03(s,9H)。
工程D:4-(トリメチルシリル)シクロヘキサンアミン。4-(トリメチルシリル)シクロヘキサノンオキシム(4.0g、0.77mmol)、ラネーニッケル(100mg)、及びMeOH/NH4OH(4:1)(75mL)を100mLの丸底フラスコに添加し、H2雰囲気下、室温で16時間撹拌した。混合物を珪藻土パッドで濾過し、濾液を濃縮乾固して、白色の油状物として標題化合物(3.0g、収率81%)を得た。MS(ESI):C9H21NSiの質量計算値、171.14;m/z実測値、172.2[M+H]+。
工程E:ベンジル((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)カルバメート。4-(トリメチルシリル)シクロヘキサンアミン(500mg、2.92mmol)、Na2CO3(928mg、8.76mmol)、及びTHF(30mL)を100mLの丸底フラスコに添加し、0℃で10分間撹拌した。CbzCl(1.50g、8.80mmol)を0℃で添加し、室温で4時間撹拌した。反応物を2つの他の反応物と合わせ、得られた混合物を水(100mL)に注ぎ、CH2Cl2(100mL×4)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=15:1~6:1)によって精製して、ジアステレオ混合物として標題化合物(500mg、収率56%)を得た。ジアステレオ混合物を、超臨界流体クロマトグラフィー(ChiralPak AD,Daicel Chemical Industries,Ltd,250×30mm、5μm;移動相:A:超臨界CO2、B:エタノール(0.1%NH3.H2O)、60mL/分でA:B=75:25;カラム温度:38℃;ノズル圧力:100Bar;ノズル温度:60℃;蒸発器温度:20℃;トリマー温度:25℃;波長:220nm)によって分離した。純粋画分を回収し、濃縮乾固した。残渣を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、水(2mL)で洗浄し、濃縮乾固した。残渣をCH3CN(1mL)と水(5mL)との間で分配し、凍結乾燥乾固して、(1S,4S)-類似体として標題化合物(190mg、収率21%)を得た。MS(ESI):C17H27NO2Siの質量計算値、305.18;m/z実測値、306.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.43-7.30(m,5H),5.17-5.07(m,2H),4.94(br s,1H),3.99-3.88(m,1H),1.83-1.74(m,2H),1.60-1.50(m,4H),1.30-1.16(m,2H),0.64-0.53(m,1H),-0.04(s,9H).ジアステレオマー(1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキサンアミンも単離させた(280mg、収率31%)。MS(ESI):C17H27NO2Siの質量計算値、305.18;m/z実測値、306.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)7.41-7.29(m,5H),5.09(s,2H),4.57(br.s.,1H),3.43(br.s.,1H),2.11-2.02(m,2H),1.80-1.71(m,2H),1.26-1.12(m,2H),1.10-0.98(m,2H),0.47-0.37(m,1H),-0.05(s,9H)。
工程F:(1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキサンアミン。ベンジル((1s,4s)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)カルバメート(370mg、1.21mmol)、10重量%Pd/C(湿潤)(100mg)、及びMeOH(30mL)を250mLの丸底フラスコに添加した。反応物をH2雰囲気下、室温で6時間撹拌した。混合物を珪藻土パッドで濾過し、濾液を濃縮乾固して、灰色の粘着性化合物として標題化合物(177mg、収率85.0%)を得た。MS(ESI):C9H21NSiの質量計算値、171.14;m/z実測値、172.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ3.04-2.98(m,1H),1.62-1.54(m,4H),1.52-1.44(m,4H),0.65-0.55(m,1H),-0.02--0.06(m,9H)。
工程G:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド。DMF(3mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、60mg、0.17mmol)及び(1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキサンアミン(43mg、0.25mmol)の溶液に、PyBOP(170mg、0.33mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)を添加し、反応物を室温で18時間撹拌した。減圧下でDMFを除去した後、水を残渣に添加し、水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を精製して、標題化合物(26mg、収率26%)を得た。MS(ESI):C27H38N6OSiの質量計算値、490.29;m/z実測値、491.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.80(s,1H),7.73(d,J=3.5Hz,1H),7.08(d,J=2.5Hz,1H),4.93(s,2H),4.66(br s,1H),4.04(br s,1H),2.55(br d,J=5.6Hz,4H),2.25-2.08(m,5H),1.82(br d,J=10.1Hz,2H),1.66-1.43(m,8H),0.66(br t,J=10.9Hz,1H),0.00(s,9H)。
実施例136の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((1-ヒドロキシシクロヘプチル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに1-(アミノメチル)シクロヘプタノールを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(61mg、収率70%)を調製した。MS(ESI):C25H32N6O2の質量計算値、448.26;m/z実測値、449.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ12.29(s,1H),8.78(s,1H),8.40-8.15(m,1H),7.55(d,J=3.4Hz,1H),6.83(d,J=3.4Hz,1H),6.30-5.33(m,2H),3.69-3.40(m,2H)2.62-2.21(m,4H),2.16-1.87(m,5H),1.81-1.33(m,14H)。
実施例137の合成及び特性評価:
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート
工程A:メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート。メチル1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(500mg、3.97mmol)及び乾燥THF(10mL)の溶液を、鉱油及び乾燥THF(10mL)中水素化ナトリウム(317mg、60%純度、7.93mmol)の0℃(氷/水)の懸濁液に添加し、10℃に徐々に加温しながら1時間撹拌した。次いで、反応物を、0℃でSEM-Cl(793mg、4.76mmol)及び乾燥THF(5mL)の溶液で処理し、10℃で一晩撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(20mL)で反応物をクエンチし、濃縮乾固した。水相を酢酸エチルで抽出し(20mL×2)、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(勾配溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~85:15)によって残渣を精製して、無色の油状物として標題化合物(400mg、収率39%)を得た。MS(ESI):C11H20N2O3Siの質量計算値、256.12;m/z実測値、256.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.06(s,1H),7.94(s,1H),5.43(s,2H),3.84(s,3H),3.57(t,J=8.0Hz,2H),0.91(t,J=8.0Hz,2H),-0.02(s,9H)。
工程B:1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸。NaOH(109mg、2.73mmol)及び水(1mL)の溶液を、メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(350mg、1.37mmol)、MeOH(1mL)、及びTHF(1mL)の溶液に添加し、20℃で2.5時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、水(5mL)で希釈し、1M HClでpH=2~3に調整した。形成した沈殿物を濾過し、水(3mL×2)で洗浄し、高真空下で乾燥させて、白色の固形物として標題化合物(300mg、収率86%)を得た。MS(ESI):C10H18N2O3Siの質量計算値、242.11;m/z実測値、243.0[M+H]+。
工程C:(イソブチル炭酸)1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸無水物。イソブチルクロロホルメート(186mg、1.08mmol)を、1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(250mg、0.897mmol)、4-メチルモルホリン(136mg、1.35mmol)、及び乾燥THF(5mL)の0℃(氷/水)溶液に添加し、10℃で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を水(10mL)とCH2Cl2(20mL)との間で分配した。有機相を分離し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、明黄色の油状物として標題化合物(370mg、収率102%)を得た。MS(ESI):C15H26N2O5Siの質量計算値、342.16;m/z実測値、342.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.17(s,1H),8.02(s,1H),5.45(s,2H),4.10(d,J=6.8Hz,2H),3.60(t,J=8.4Hz,2H),2.12-2.01(m,1H),1.00(d,J=6.8Hz,6H),0.92(t,J=8.4Hz,2H),0.01--0.06(m,9H)。
工程D:イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、170mg、0.493mmol)、(イソブチル炭酸)1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸無水物(199mg、0.493mmol)、4-メチルモルホリン(150mg、1.48mmol)、及びTHF(5mL)の溶液を、25℃で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2(20mL)に溶解させ、有機相を水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。Agela DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む32%~62%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって反応物を精製して、白色の固形物として標題化合物(55mg、収率27%)を得た。MS(ESI):C22H28N6O2の質量計算値、408.23;m/z実測値、409.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(s,1H),8.53(s,1H),7.84(s,1H),7.47(s,1H),6.71(s,1H),4.73-4.42(m,3H),3.92-3.66(m,2H),2.67-2.57(m,2H),2.43-2.23(m,2H),2.19-1.65(m,6H),1.54-1.29(m,2H),1.12-0.63(m,6H)。
実施例138の合成及び特性評価:
N-(2-シアノエチル)-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに3-アミノプロパンニトリルを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(10mg、収率43%)を調製した。MS(ESI):C20H21N7Oの質量計算値、375.18;m/z実測値、376.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ10.36(s,1H),8.82(s,1H),8.27(t,J=6.4Hz,1H),7.47(t,J=2.9Hz,1H),6.94-6.70(m,1H),6.32-5.70(m,1H),3.77(q,J=6.6Hz,2H),2.79(t,J=6.6Hz,2H),2.70-2.55(m,2H),2.42(d,J=6.6Hz,2H),2.24-2.03(m,5H),1.57-1.43(m,2H)。
実施例139の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド
シクロヘキサンカルボニルクロリド(58.0mg、0.396mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、150mg、0.396mmol)、トリエチルアミン(0.276mL、1.98mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に滴下し、10℃で1時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣を分取TLC(溶離剤:CH2Cl2:メタノール=10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(70mg、収率42%)を得た。MS(ESI):C24H30N6Oの質量計算値、418.25;m/z実測値、419.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ10.54(s,1H),8.76(s,1H),7.45(t,J=2.4Hz,1H),6.88(br s,1H),6.73(s,1H),4.82(d,J=4.8Hz,2H),4.73-4.59(m,1H),2.63-2.45(m,2H),2.41(d,J=6.8Hz,2H),2.28-2.13(m,3H),2.12-1.95(m,3H),1.94-1.74(m,5H),1.57-1.38(m,4H),1.36-1.18(m,3H)。
実施例140の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(3-シクロプロピル-4,5-ジヒドロ-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、200mg、0.580mmol)、N-ヒドロキシシクロプロパンカルビミドイルクロリド(139mg、0.580mmol)、トリエチルアミン(0.40mL、2.9mmol)、及びDMF(5mL)を、20℃で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を水(5mL)と酢酸エチル(10mL)との間で分配した。有機相を回収し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣を、最初に、Phenomenex Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む18%~48%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して、分取HPLCによって精製した。次いで、残渣を、更に、Phenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む18%~48%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製して、白色の固形物として標題化合物(8mg、収率3%)を得た。MS(ESI):C21H23N7Oの質量計算値、389.20;m/z実測値、390.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.99(s,1H),8.61(s,1H),7.76(s,1H),7.54-7.48(m,1H),6.76(s,1H),6.73(s,1H),4.63-4.51(m,1H),2.60(d,J=5.6Hz,2H),2.43-2.31(m,2H),2.13-1.86(m,5H),1.79-1.68(m,1H),1.42-1.26(m,2H),0.99-0.79(m,4H)。
実施例141の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミド
シクロヘキサンスルホニルクロリド(482mg、純度15%、0.396mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、150mg、0.396mmol)、トリエチルアミン(0.276mL、1.98mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に滴下し、10℃で1時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって、及びPhenomenex Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む30%~60%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して2回の分取HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(5mg、収率3%)を得た。MS(ESI):C23H30N6O2Sの質量計算値、454.22;m/z実測値、455.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.91(s,1H),8.55(s,1H),7.86-7.74(m,1H),7.51-7.42(m,1H),6.73(s,1H),4.76-4.62(m,1H),4.56(d,J=5.6Hz,2H),3.14-3.03(m,1H),2.60(d,J=5.6Hz,2H),2.43-2.32(m,2H),2.09-1.94(m,7H),1.82-1.70(m,2H),1.65-1.55(m,1H),1.51-1.29(m,4H),1.25-1.08(m,3H)。
実施例142の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
CH3CN(3mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、91mg、0.19mmol)、(S-メチルスルホイミドイル)メタン(48mg、0.52mmol)、及びNaHCO3(25mg、0.29mmol)の溶液を20時間かけて130℃に加熱した。反応物を濃縮乾固し、残渣をMeOH/THF/NaOH(1M)(1mL/1mL/1mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、CH2Cl2(5mL)と水(5mL)との間で分配し、有機層を回収し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(31mg、収率42%)を得た。MS(ESI):C19H24N6OSの質量計算値、384.17;m/z実測値、385.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ11.76-11.30(s,1H),8.95-8.49(s,1H),7.52-7.31(m,1H),6.85-6.49(d,J=3.4Hz,1H),4.93-4.41(m,3H),3.16-2.94(s,6H),2.62-2.30(m,4H),2.20-2.00(m,5H),1.53-1.36(m,2H)。
実施例143の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ6-スルファニル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ6-スルファニル)フェニル))-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。マイクロ波バイアル内において、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、120mg、0.273mmol)をDMSO(2.3mL)及びMeOH(0.5mL)に溶解させた。4-(ペンタフルオロチオ)ベンズアルデヒド(139mg、0.599mmol)を添加し、続いて、Na2S2O4(140mg、0.683mmol)を添加し、バイアルに蓋をし、週末にわたって100℃まで加熱した。室温まで冷却した後、混合物を水(5mL)で希釈し、5分間撹拌した。形成された黄褐色の沈殿物を濾過によって回収し、水(50mL)で洗浄し、完全に乾燥させた。固形物をEtOAcに溶解させることによって丸底フラスコに回収した。次いで、有機相を濃縮乾固して、黄褐色の固形物として標題化合物を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C28H24F5N5O2S2の質量計算値、621.13;m/z実測値、622.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ6-スルファニル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ6-スルファニル)フェニル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(169mg、0.272mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(94.6mg、収率72%)を調製した。粗物質をヘプタン及びDCMを用いて微粉化し、次いで、真空濾過によって回収して、標題化合物を得た。MS(ESI):C22H20F5N5Sの質量計算値、481.14;m/z実測値、482.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ12.05(s,1H),8.68(s,1H),8.14(d,J=8.3Hz,2H),7.96(d,J=8.4Hz,2H),7.56(d,J=3.0Hz,1H),6.81(d,J=3.3Hz,1H),4.50-4.28(m,1H),2.55(d,J=6.3Hz,2H),2.48-2.38(m,2H),2.12-2.01(m,3H),2.01-1.93(m,2H),1.39-1.24(m,2H)。
実施例144の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド
工程A:N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体5、170mg、0.493mmol)、実施例137、工程Cで調製した(イソブチル炭酸)1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸無水物(199mg、0.493mmol)、4-メチルモルホリン(150mg、1.48mmol)、及び乾燥THF(5mL)の溶液の溶液を、25℃で18時間撹拌した。この混合物を濃縮乾固し、残渣をCH2Cl2(20mL)に溶解させた。有機相を水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。Agela DuraShell 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む32%~62%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって反応物を精製して、白色の固形物として標題化合物(60mg、収率22%)を得た。MS(ESI):C27H36N8O2Siの質量計算値、532.27;m/z実測値、533.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ10.34(s,1H),8.73(s,1H),8.11(s,1H),7.93(s,1H),7.48-7.31(m,2H),6.76-6.69(m,1H),5.44(s,2H),4.98(d,J=5.2Hz,2H),4.77-4.63(m,1H),3.63-3.52(m,2H),2.42(d,J=6.8Hz,2H),2.25-2.13(m,2H),2.11-1.97(m,3H),1.90-1.66(m,2H),1.56-1.40(m,2H),0.94-0.86(m,2H),-0.03(s,9H)。
工程B:N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド。N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド(50mg、0.094mmol)及びTFA(2mL)の溶液を、10℃で0.5時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を水(5mL)に溶解し、水相を飽和NaHCO3水溶液でpH=7~8に調整した。沈殿物を濾過し、水(2mL×3)で洗浄し、凍結乾燥させて、灰白色の固形物として標題化合物(38mg、収率99%)を得た。MS(ESI):C21H22N8Oの質量計算値、402.19;m/z実測値、403.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ13.15(s,1H),11.88(s,1H),8.77(s,1H),8.55(s,1H),8.24(s,1H),7.95(s,1H),7.46(s,1H),6.71(s,1H),4.84(s,2H),4.69-4.49(m,1H),2.63-2.55(m,2H),2.40-2.21(m,2H),2.09-1.71(m,4H),1.45-1.09(m,3H)。
実施例145の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-メトキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに2-メトキシエタンアミンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(40mg、収率52%)を調製した。MS(ESI):C20H24N6O2の質量計算値、380.20;m/z実測値、381.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ10.83(s,1H),8.84(s,1H),8.11(t,J=5.8Hz,1H),7.55-7.40(m,1H),6.91-6.73(m,1H),6.32-5.75(m,1H),3.79-3.56(m,4H),3.44(s,3H),2.78-2.55(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.28-2.00(m,5H),1.62-1.38(m,2H)。
実施例146の合成及び特性評価:
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート
工程A:(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート。2-((1r,4r)-4-(2-(ヒドロキシメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体7、34mg、0.076mmol)、(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(28mg、0.20mmol)、トリエチルアミン(42μL、0.30mmol)、及びDMF(1mL)の溶液を80℃で~15分間加熱し、次いで、週末にわたって室温で撹拌した。反応物を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(12gシリカゲルカラム、ヘプタン中20~100%EtOAc)によって残渣を精製して、透明な油状物として標題化合物(42mg、収率94%)を得た。MS(ESI):C31H36N6O4Sの質量計算値、588.25;m/z実測値、589.3[M+H]+。
工程B:(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート。(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート(42mg、0.071mmol)、1M NaOH(水溶液)(0.20mL、0.20mmol)、THF(1mL)、及びMeOH(1mL)の混合物を室温で18時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中2~10%MeOH)によって精製して、オフホワイトの固形物として標題化合物(22mg、収率69%)を得た。MS(ESI):C25H32N6O2の質量計算値、448.26;m/z実測値、449.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.25(br s,1H),8.85-8.77(m,1H),7.47-7.43(m,1H),6.75-6.68(m,1H),5.48(s,2H),5.23(br s,1H),4.56(br s,1H),3.08(t,J=6.3Hz,2H),2.53(br s,2H),2.42(d,J=7.1Hz,2H),2.17(d,J=12.1Hz,2H),2.12-1.91(m,4H),1.77-1.60(m,5H),1.56-1.36(m,2H),1.30-1.08(m,2H),1.00-0.82(m,2H)。
実施例147の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルアゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
CH2Cl2(5mL)中、実施例128、工程Bで調製した2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)-6-((4-ブロモフェニル)スルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(50mg、0.090mmol)及びDIPEA(3当量)の溶液に、THF(0.5mL)中アセチルクロリド(8.5mg、0.11mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。水(20mL)を添加し、有機層を回収し、濃縮乾固した。残渣をTHF/MeOH/NaOH(1M)(1mL/1mL/1mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(15mg、収率44%)を得た。MS(ESI):C21H24N6Oの質量計算値、376.20;m/z実測値、377.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ10.64-10.47(m,1H),8.81(s,1H),7.43(d,J=3.5Hz,1H)6.69(d,J=3.5Hz,1H)5.02(dd,J=8.2,6.0Hz,1H),4.64-4.44(m,2H),4.32-4.07(m,2H),3.54-3.41(m,1H),2.64-2.39(m,4H),2.27-2.14(m,2H),2.12-1.88(m,6H),1.55-1.41(m,1H),1.32-1.17(m,1H)。
実施例148の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド
ベンジルクロリド(55.6mg、0.396mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、150mg、0.396mmol)、トリエチルアミン(0.276mL、1.98mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に滴下し、反応混合物を10℃で1時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣を分取TLC(溶離剤:CH2Cl2:メタノール=10:1)によって2回精製して、白色の固形物として標題化合物(20mg、収率12%)を得た。MS(ESI):C24H24N6Oの質量計算値、412.20;m/z実測値、413.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(s,1H),9.19(s,1H),8.55(s,1H),7.92(d,J=7.6Hz,2H),7.58-7.51(m,1H),7.51-7.37(m,3H),6.71(s,1H),4.91(d,J=4.8Hz,2H),4.72-4.58(m,1H),2.57(d,J=6.0Hz,2H),2.41-2.27(m,2H),2.07-1.80(m,5H),1.43-1.28(m,2H)。
実施例149の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
乾燥DMF(5mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、300mg粗、0.835mmol)、L-プロリノール(126mg、0.918mmol)、及びDIPEA(0.291mL、1.67mmol)の溶液に、0℃でPyBrOP(428mg、0.918mmol)を添加し、反応混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を水(10mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。有機相及び水相の両方を濃縮して残渣を得、これを、最初に、Xtimate C18 150×25mm×5μmカラム(溶離剤:10mM NH4HCO3を含む16%~36%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって、続いて、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=15:1)によって更に精製して、白色の固形物として標題化合物(19mg、収率5%)を得た。MS(ESI):C23H28N6O2の質量計算値、420.23;m/z実測値、421.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.83(br s,1H),8.49(s,1H),7.48-7.44(m,1H),6.71(br s,1H),5.15(t,J=4.0Hz,0.3H),4.79(t,J=4.0Hz,0.7H),4.45-4.20(m,2H),4.19-4.11(m,1H),3.99-3.92(m,1H),3.65-3.57(m,1H),3.56-3.43(m,2H),3.32-3.25(m,2H),2.60-2.55(m,2H),2.39-2.25(m,2H),2.06-1.81(m,8H),1.43-1.27(m,2H)。
実施例150の合成及び特性評価:
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド;構造は(Z)又は(E)異性体であり、(Z)表記及び以下のそれに対応する構造は任意に選択される。
工程A:(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、250mg、0.534mmol)、N’-ヒドロキシ-2-メチルプロパンイミドアミド(164mg、1.60mmol)、K2CO3(369mg、2.67mmol)、及びDMF(4mL)の溶液を50℃で18時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固して標題化合物(780mg、収率95.8%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C27H31N7O3Sの質量計算値、533.22;m/z実測値、534.0[M+H]+。
工程B:(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド(780mg、0.51mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、白色の固形物として標題化合物(50mg、収率24%)を調製した。標題化合物を、Phenomenex Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む20%~50%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して、分取HPLCによって精製した。MS(ESI):C21H27N7Oの質量計算値、393.23;m/z実測値、394.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.87(s,1H),8.53(s,1H),7.50-7.41(m,1H),6.71(d,J=1.6Hz,1H),5.64(s,2H),5.15(s,2H),4.80-4.64(m,1H),2.56(d,J=6.4Hz,2H),2.40-2.27(m,2H),2.26-2.17(m,1H),2.09-1.88(m,5H),1.47-1.31(m,2H),1.01(d,J=6.8Hz,6H)。
実施例151の合成及び特性評価:
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド;構造は(Z)又は(E)異性体であり、(Z)表記及び以下のそれに対応する構造は任意に選択される。
工程A:(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、250mg、0.534mmol)、N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド(160mg、1.60mmol)、K2CO3(369mg、2.67mmol)、及びDMF(4mL)の溶液を50℃で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固して標題化合物(780mg、収率96%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI):C27H29N7O3Sの質量計算値、531.21;m/z実測値、532.1[M+H]+。
工程B:(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド(780mg、0.51mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、白色の固形物として標題化合物(35mg、収率17%)を調製した。標題化合物を、Phenomenex Gemini 150mm×25mm、5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む20%~50%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して、分取HPLCによって精製した。MS(ESI):C21H25N7Oの質量計算値、391.21;m/z実測値、392.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.88(s,1H),8.54(s,1H),7.47(t,J=3.2Hz,1H),6.73(s,1H),5.57(s,2H),5.15(s,2H),4.80-4.67(m,1H),2.58(d,J=6.4Hz,2H),2.42-2.27(m,2H),2.09-1.90(m,5H),1.50-1.35(m,2H),1.35-1.26(m,1H),0.69-0.55(m,4H)。
実施例152の合成及び特性評価:
(3R,5R,7R,E*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド;構造は(Z)又は(E)異性体であり、(Z)表記及び以下のそれに対応する構造は任意に選択される。
工程A:(3R,5R,7R,E*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、76mg、0.16mmol)、(3R,5R,7R,Z)-N’-ヒドロキシアダマンタン-1-カルボキシイミドアミド(80mg、0.41mmol)、K2CO3(82mg、0.59mmol)、及びDMF(2mL)の溶液を室温で45時間撹拌した。固形物を濾取した後、濾液を濃縮乾固して、標題化合物(100mg、収率98%)を得た。MS(ESI):C34H39N7O3Sの質量計算値、625.28;m/z実測値、626.4[M+H]+。
工程B:(3R,5R,7R,E*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド。THF(0.7mL)及びMeOH(0.7mL)中(3R,5R,7R,E*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド(100mg、0.16mmol)の溶液を、室温で18時間3N NaOH(0.21mL、0.64mmol)を処理した。減圧下で濃縮した後、残渣をRF-HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製した。回収した画分を濃縮し、残渣を、EtOAcと飽和NaHCO3水溶液との間で分配した。水層をEtOAcで抽出した(×4)。合わせた抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して標題化合物(19mg、24%)を得た。MS(ESI):C28H35N7Oの質量計算値、485.29;m/z実測値、486.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.04(br s,1H),8.80(s,1H),7.44(br s,1H),6.75-6.69(m,1H),5.82(br s,1H),5.65(br s,1H),4.83-4.67(m,1H),4.49(br s,2H),2.66-2.49(m,2H),2.43(d,J=6.1Hz,2H),2.22-2.10(m,2H),2.10-1.96(m,3H),1.88(d,J=3.0Hz,4H),1.82(d,J=2.5Hz,4H),1.77-1.63(m,7H),1.58-1.34(m,2H)。
実施例153の合成及び特性評価:
(Z*)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド、構造は(Z)又は(E)異性体であり、(Z)表記及び以下のそれに対応する構造は任意に選択される。
工程A:N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド。(3R,5R,7R)-N’-ヒドロキシアダマンタン-1-カルボキシイミドアミドの代わりにN’-ヒドロキシ-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミドを用いて、実施例152、工程Aに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物を調製して、標題化合物(113mg、100%)を得た。MS(ESI):C30H36N8O3Sの質量計算値、588.26;m/z実測値、589.3[M+H]+。
工程B:N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド。(3R,5R,7R)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミドの代わりに、N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド(113mg、0.190mmol)を用いて、実施例152、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物を調製して、標題化合物(22mg、26%)を得た。標題化合物を、最初に、フラッシュカラムクロマトグラフィー(12gシリカゲルカラム、DCM中2~20%MeOH)によって精製した。続いて、逆相HPLC(H2O中5~95%CH3CN、0.1%TFA)によって更に精製した。HPLC精製から純粋画分を濃縮し、DCM中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonateの500mgのカラムに通してTFAを除去し、DCM中10%MeOHで溶離した。MS(ESI):C24H32N8Oの質量計算値、448.27;m/z実測値、449.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=10.65(br s,1H),8.81(s,1H),7.45-7.42(m,1H),6.73(d,J=2.5Hz,1H),5.40(br s,1H),5.32(s,2H),4.79-4.63(m,1H),3.14(br s,2H),2.73-2.47(m,5H),2.44(d,J=6.1Hz,2H),2.28-2.11(m,3H),2.11-1.89(m,3H),1.71-1.59(m,4H),1.59-1.39(m,4H)。
実施例154の合成及び特性評価:
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート
ネオペンチルクロロホルメート(69.9mg、0.464mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、160mg、0.422mmol)、トリエチルアミン(0.294mL、2.11mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に滴下し、10℃で30分間撹拌した。反応混合物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣を分取TLC(溶離剤:CH2Cl2:メタノール=10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(50mg、収率28%)を得た。MS(ESI):C23H30N6O2の質量計算値、422.24;m/z実測値、423.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.87(s,1H),8.54(s,1H),7.84(s,1H),7.47(t,J=2.8Hz,1H),6.71(s,1H),4.60(d,J=5.6Hz,2H),4.58-4.47(m,1H),3.71(s,2H),2.59(d,J=5.6Hz,2H),2.43-2.25(m,2H),2.08-1.84(m,5H),1.47-1.32(m,2H),0.89(s,9H)。
実施例155の合成及び特性評価:
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア
工程A:1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア。イソシアナトベンゼンの代わりに(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(101mg、0.726mmol)を用いて、実施例70、工程Cに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(185mg)を調製した。化合物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(12gシリカゲルカラム、DCM中2~10%MeOH)によって精製した。MS(ESI):C31H37N7O3Sの質量計算値、587.27;m/z実測値、588.3[M+H]+。
工程B:1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア。実施例1、工程B(67mg、収率48%)に記載されるものと同様の条件を使用して、工程Aの生成物(実施例155、工程A)を使用して、標題化合物を調製した。化合物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(12gシリカゲルカラム、DCM中2~10%MeOH)によって精製した。MS(ESI):C25H33N7Oの質量計算値、447.27;m/z実測値、448.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.95(br s,1H),8.71(s,1H),7.44(t,J=2.8Hz,1H),6.68(br s,2H),5.44(br s,1H),4.83(br d,J=5.6Hz,2H),4.65(br s,1H),3.01(t,J=6.1Hz,2H),2.47(br s,2H),2.32(d,J=6.4Hz,2H),2.14-1.87(m,5H),1.67-1.52(m,5H),1.44-1.23(m,3H),1.17-0.98(m,2H),0.88-0.73(m,2H)。
実施例156の合成及び特性評価:
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド
工程A:(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド。2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、76mg、0.16mmol)、(3R,5R,7R)-アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド(88mg、0.41mmol)、K2CO3(80mg、0.58mmol)、及びDMF(2mL)の溶液を室温で一晩撹拌した。固形物を濾取した後、濾液を濃縮乾固して、油状物として標題化合物(98mg、収率99%)を得、これを更に精製することなく次の工程に持ち越した。MS(ESI):C34H39N7O2Sの質量計算値、609.29;m/z実測値、610.3[M+H]+。
工程B:(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド。(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド(98mg、0.16mmol)、3M NaOH(水溶液)(0.11mL、0.33mmol)、THF(1mL)、及びMeOH(1mL)の混合物を室温で18時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を、逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製して、透明な油状物を得た。この物質をEtOAcと飽和NaHCO3(水溶液)との間で分配した。水層をEtOAcで抽出した(×4)。合わせた有機相をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、灰白色の固形物として標題化合物(62mg、83%)を得た。MS(ESI):C28H35N7の質量計算値、469.30;m/z実測値、470.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ9.64(br s,1H),8.75(s,1H),7.45-7.41(m,1H),6.76(d,J=2.0Hz,1H),5.11(br s,2H),4.74(br s,1H),2.45(br s,2H),2.39(d,J=6.6Hz,2H),2.25-2.09(m,6H),2.05-1.94(m,6H),1.90-1.47(m,10H)。
実施例157の合成及び特性評価:
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド
HATU(100mg、0.264mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、100mg、0.264mmol)、3-シアノプロパン酸(26.1mg、0.264mmol)、DIEA(0.230mL、1.32mmol)、及びCH2Cl2(5mL)の溶液に添加し、10℃で0.5時間撹拌した。反応物をCH2Cl2(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣を分取TLC(溶離剤:CH2Cl2:メタノール=10:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(30mg、収率29%)を得た。MS(ESI):C21H23N7Oの質量計算値、389.20;m/z実測値、390.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.90(s,1H),8.76(t,J=5.6Hz,1H),8.55(s,1H),7.48(t,J=2.8Hz,1H),6.73(s,1H),4.72(d,J=5.6Hz,2H),4.62-4.47(m,1H),2.69(t,J=6.8Hz,2H),2.57(d,J=6.0Hz,2H),2.55(t,J=6.8Hz,2H),2.43-2.24(m,2H),2.11-1.87(m,5H),1.47-1.30(m,2H)。
実施例158の合成及び特性評価:
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート
工程A:tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート。圧力管内においてDMSO(3mL)、MeOH(10mL)、及び蒸留水(5mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、1.00g、2.28mmol)、tert-ブチル(2-オキソエチル)カルバメート(0.820g、5.20mmol)、及びヒドロ亜硫酸ナトリウム(1.17g、5.69mmol)の溶液を、100℃で15時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、残渣をCH2Cl2と水との間で分配した。有機層を合わせ、水で洗浄し、水層をCH2Cl2で逆抽出した。合わせた有機相を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。ラッシュカラムクロマトグラフィー(36gシリカゲルカラム、ヘプタン中30~100%EtOAc)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(748mg、収率60%)を得た。MS(ESI):C28H32N6O4Sの質量計算値、548.2;m/z実測値、549.3[M+H]+。
工程B:tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート。(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミドの代わりに、tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート(100mg、0.18mmol)を用いて、実施例156、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、白色の固形物として標題化合物(64mg、86%)を調製した。標題化合物を、最初に、逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製した。純粋画分を、DCM中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonateの500mgのカラムに通してTFAを除去し、DCM中10%MeOHで溶離した。MS(ESI):C22H28N6O2の質量計算値、408.23;m/z実測値、409.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.41-11.26(m,1H),8.77(s,1H),7.48(t,J=3.0Hz,1H),6.76-6.70(m,1H),6.08(br s,1H),4.75(br d,J=6.1Hz,3H),2.54(br s,2H),2.42(d,J=6.6Hz,2H),2.24-2.09(m,3H),2.09-1.95(m,3H),1.87(br s,1H),1.49(m,9H)。
実施例159の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
実施例128、工程Aで調製した2-((1r,4r)-4-((1-((4-ブロモフェニル)スルホニル)-5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(519mg、1.00mmol)、tert-ブチル3-ホルミルアゼチジン-1-カルボキシレート(371mg、2.00mmol)、ジチオン酸ナトリウム(523mg、3.00mmol)、DMSO(2.5mL)、及び水(0.15mL)の溶液を16時間かけて100℃に加熱した。水(20mL)を添加した。形成された沈殿物を濾過によって回収し、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製した。この物質にCH2Cl2(5mL)及びTFA(1mL)を添加し、0.5時間撹拌した。反応物を濃縮乾固した。残渣にCH2Cl2(10mL)及び飽和NaHCO3(10mL)を添加し、有機層を回収し、濃縮乾固した。残渣をNaOH(1M)/THF/MeOH(1mL/1mL/1mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(5.00mg、収率1%)を得た。MS(ESI):C19H22N6の質量計算値、334.19;m/z実測値、335.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ8.97(s,1H),8.84-8.71(m,1H),7.40-7.31(m,1H),6.68(d,J=3.6Hz,1H),4.38-4.20(m,3H),4.04-3.87(m,3H),2.68-2.32(m,4H),2.27-1.85(m,5H),1.50-1.35(m,2H)。
実施例160の合成及び特性評価:
3-(3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アゼチジン-1-イル)-3-オキソプロパンニトリル
CH2Cl2(2mL)中実施例159で調製した2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(30.0mg、0.0900mmol)及び2,5-ジオキソピロリジン-1-イル2-シアノアセテート(32.7mg、0.179mmol)の溶液を、室温で4時間撹拌した。水(1mL)を添加し、有機層を回収し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(9mg、収率25%)を得た。MS(ESI):C22H23N7O計算値401.2;実測値(m/z)402.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ9.45(s,1H),8.79(s,1H),7.49-7.34(m,1H),6.81-6.54(m,1H),5.21-5.02(m,1H),4.77(t,J=8.5Hz,1H),4.57(t,J=9.2Hz,1H),4.47-4.29(m,1H),4.32-4.12(m,1H),3.78-3.52(m,1H),3.37(d,J=3.8Hz,2H),2.54-2.40(m,4H),2.33-1.91(m,5H),1.53-1.37(m,2H)。
実施例161の合成及び特性評価:
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-メトキシエチル)カルバメート
工程A:(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-メトキシエチル)カルバメート。2-((1r,4r)-4-(2-(ヒドロキシメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体7、100mg、0.222mmol)及び1-イソシアナト-2-メトキシエタン(45mg、0.45mmol)の溶液を60℃で16時間加熱した。LCMSは、出発物質が残っていることを示したので、24時間加熱を続けた。その後、更なる1-イソシアナト-2-メトキシエタン(45mg、0.45mmol)を添加し、反応物を60℃で18時間加熱し、次いで、80℃で68時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(12gシリカゲルカラム、ヘプタン中0~100%EtOAc、次いで、DCM中10%MeOH)を使用して残渣を精製して、灰白色の固形物として不純な混合物として標題化合物(2:1の生成物及び出発物質、159mg)を得、これを後続反応においてそのまま使用した。MS(ESI):C27H30N6O5Sの質量計算値、550.2;m/z実測値、551.2[M+H]+。
工程B:(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-メトキシエチル)カルバメート。(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミドの代わりに、(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-(メトキシエチル)カルバメート(159mg、0.290mmol)を用いて、実施例156、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(30mg、25%)を調製した。Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤:H2O中5~95%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって化合物を精製した。純粋画分を濃縮し、DCM中10%MeOHに溶解させ、SILICYCLE SPE-R66030B-03P Carbonateの500mgのカラムに通してTFAを除去し、DCM中10%MeOHで溶離した。MS(ESI):C21H26N6O3の質量計算値、410.2;m/z実測値、411.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=11.51(br s,1H),8.82(s,1H),7.46(t,J=2.8Hz,1H),6.74-6.64(m,1H),5.70(br s,1H),5.48(s,2H),4.52(br s,1H),3.53-3.47(m,2H),3.47-3.40(m,1H),3.38-3.29(m,3H),2.52(br s,2H),2.41(d,J=6.6Hz,2H),2.23-1.91(m,6H),1.56-1.34(m,2H)。
実施例162の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、91mg、0.19mmol)、(R)-(S-メチルスルホイミドイル)ベンゼン(36mg、0.23mmol)、及びNaHCO3(24.5mg、0.292mmol)の溶液をCH3CN(3mL)中で混合し、20時間かけて130℃に加熱した。反応物を濃縮乾固し、残渣をMeOH/THF/NaOH(1M)(1mL/1mL/1mL)に溶解させ、80℃で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固し、残渣をCH2Cl2(5mL)と水(5mL)との間で分配した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物を得た(10mg、収率12%)。MS(ESI):C24H26N6OSの質量計算値、446.2;m/z実測値、447.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ10.53-10.14(m,1H),8.74-8.57(m,1H),7.99-7.82(m,2H),7.69-7.45(m,3H),7.41-7.26(m,1H),6.79-6.58(m,1H),4.92-4.62(m,1H),4.58-4.36(m,1H),4.36-4.19(m,1H),3.21-3.00(m,3H),2.64-2.28(m,4H),2.22-1.95(m,5H),1.57-1.34(m,2H)。
実施例163の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ6-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
(R)-(S-メチルスルホイミドイル)ベンゼンの代わりに2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、91mg、0.19mmol)及び(S)-(S-メチルスルホイミドイル)ベンゼン(36mg、0.23mmol)を用いて、実施例163と同様の条件を使用して、標題化合物(42mg、収率48%)を調製した。MS(ESI):C24H26N6OSの質量計算値、446.2;m/z実測値、447.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ11.41-11.18(s,1H),8.93-8.57(s,1H),8.10-7.82(m,2H),7.74-7.46(m,3H),7.42-7.29(m,1H),6.91-6.55(d,J=3.2Hz,1H),5.04-4.68(m,1H),4.62-4.38(d,J=14.3Hz,1H),4.38-4.19(m,1H),3.32-2.92(m,3H),2.58-2.32(m,4H),2.20-1.98(m,5H),1.58-1.35(m,2H)。
実施例164の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:tert-ブチル4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボキシレート。マイクロ波バイアル内において、DMSO(5mL)及びMeOH(1mL)中2-((1r,4r)-4-((5-アミノ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体2、250mg、0.569mmol)の溶液に、1-Boc-4-ピペリジンカルボキシアルデヒド(146mg、0.683mmol)、続いて、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(291mg、1.42mmol)を添加した。バイアルに蓋をし、一晩かけて100℃に加熱した。室温まで冷却した後、混合物を水(5mL)で希釈し、5分間撹拌した。形成された白色の沈殿物を濾過によって回収し、水(50mL)で洗浄し、完全に乾燥させた。固形物をEtOAcに溶解させることによって丸底フラスコに回収した。有機相を濃縮乾固して、白色の固形物として標題化合物を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C32H38N6O4Sの質量計算値、602.3;m/z実測値、603.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド。室温でCH2Cl2(3.9mL)中tert-ブチル4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボキシレート(336mg、0.557mmol)の溶液に、ジオキサン中4M HCl(3.9mL)を添加し、室温で10分間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、次いで、真空下で20分間乾燥させて、灰白色の粉状物として標題化合物をHCl塩として得た。MS(ESI):C27H30N6O2Sの質量計算値、502.2;m/z実測値、503.3[M+H]+。
工程C:2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。CH2Cl2(2.7mL)中2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル塩酸塩(100mg、0.185mmol)の溶液に、トリエチルアミン(0.258mL、1.86mmol)を添加し、0℃まで冷却した。次に、塩化アセチル(0.0158mL、0.223mmol)を添加し、0℃で15分間撹拌した。1mLの飽和NaHCO3水溶液を添加することによって、反応物をクエンチした。反応物をEtOAcで抽出し(3×25mL)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製した。精製した生成物を更にCH3CNを用いて微粉化し、固形物を濾過によって回収して、白色の固形物として標題化合物を得た。MS(ESI):C29H32N6O3Sの質量計算値、544.2;m/z実測値、545.3[M+H]+。
工程D:2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(101mg、0.185mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(27.5mg、収率37%)を調製した。DCM中0~10%(MeOH中2N NH3)を用いて12グラムのシリカゲルカラムで粗物質を精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C23H28N6Oの質量計算値、404.2;m/z実測値、405.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.84(s,1H),8.50(s,1H),7.56-7.34(m,1H),6.71(d,J=3.5Hz,1H)4.63-4.52(m,1H),4.52-4.42(m,1H),3.98-3.88(m,1H),3.55-3.42(m,1H),3.31-3.22(m,1H),2.86-2.73(m,1H),2.61(d,J=6.0Hz,2H),2.47-2.38(m,2H),2.05(s,3H),2.03-1.96(m,3H),1.96-1.80(m,5H),1.73-1.58(m,1H),1.58-1.43(m,2H)。
実施例165の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-((3-シクロプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
実施例110で調製した(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド(73mg、0.17mmol)、CDI(30mg、0.19mmol)、及びTHF(2mL)の溶液を70℃で1.5時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって、及びPhenomenex Gemini 150mm×25mm、10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む23%~53%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(40mg、収率56%)を得た。MS(ESI):C22H23N7O2の質量計算値、417.2;m/z実測値、418.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.93(s,1H),8.55(s,1H),7.54-7.46(m,1H),6.79-6.71(m,1H),5.44(s,2H),4.67-4.53(m,1H),2.61(d,J=6.0Hz,2H),2.43-2.28(m,2H),2.12-1.89(m,6H),1.55-1.38(m,2H),0.94-0.78(m,4H)。
実施例166の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(オキサゾール-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(1-(オキサゾール-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。10mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(実施例123、工程Aで調製、189mg、0.389mmol)を固体として添加し、続いて、DMF(0.833mL)、Cs2CO3(588mg、1.81mmol)、及び4-(ブロモメチル)オキサゾールヒドロブロミド(189mg、0.778mmol)を添加した。バイアルを密封し、内容物を加熱ブロックを用いて4時間かけて80℃に加熱し、次いで、反応物をゆっくりと室温まで冷却した。反応物を撹拌しながら50mLの水に添加した。反応物をEtOAcで抽出し(3×40mL)、無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(40g SiO2、0~5% 2N NH3-MeOH/EA、7CV)によって精製して、暗褐色の固形物として標題化合物(116mg、収率53%)を得た。MS(ESI):C29H26N8O3Sの質量計算値、566.2;m/z実測値、567.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(1-(オキサゾール-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物を調製した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(24g SiO2、0~10% 2N NH3-MeOH/EA、12CV)によって精製して、標題化合物(57mg、収率59%)を得た。MS(ESI):C23H22N8Oの質量計算値、426.2;m/z実測値、427.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ11.90(s,1H),8.57(s,1H),8.41(d,J=1.0Hz,1H),8.34(d,J=0.8Hz,1H),8.19(q,J=0.9Hz,1H),7.90(d,J=0.8Hz,1H),7.49(t,J=3.0Hz,1H),6.75(dd,J=3.5,1.9Hz,1H),5.40(s,2H),4.63-4.44(m,1H),2.58(d,J=6.3Hz,2H),2.49-2.39(m,2H),2.13-1.91(m,5H),1.47-1.30(m,2H)。
実施例167の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド
DMF(3mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、60.0mg、0.170mmol)及び(1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキサンアミン(実施例135、工程Eで調製、43mg、0.25mmol)の溶液に、PyBOP(174mg、0.334mmol)及びDIPEA(0.10mL、0.58mmol)を添加し、室温で18時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣を水に添加し、水層をEtOAcで抽出した。合わせた抽出物を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって残渣を2回精製して、灰白色の固形物として標題化合物(20mg、収率20%)を得た。MS(ESI):C27H38N6OSiの質量計算値、490.3;m/z実測値、491.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.84(s,1H),7.78(d,J=3.0Hz,1H),7.13(br d,J=3.0Hz,1H),4.99(s,2H),4.71(br s,1H),3.70-3.58(m,1H),2.70(s,1H),2.61(br d,J=5.6Hz,3H),2.30-2.13(m,5H),2.12-2.00(m,2H),1.94-1.77(m,2H),1.68-1.48(m,2H),1.41-1.18(m,4H),0.56(br t,J=10.9Hz,1H),0.00(s,9H)。
実施例168の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。CH3CN(1mL)中実施例165、工程Bで調製した2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(100、g、0.185mmol)、イソブチレンオキシド(0.165mL、1.86mmol)、及びCs2CO3(212mg、0.649mmol))の溶液をマイクロ波中で1時間かけて130℃に加熱した。反応物を水(25mL)及びCH2Cl2(5mL)で希釈し、EtOAc(3×25mL)で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、透明な油状物として標題化合物を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C31H38N6O3Sの質量計算値、574.3;m/z実測値、575.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(106mg、0.184mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(30.3mg、収率38%)を調製した。DCM中0~10%(MeOH中2N NH3)を用いて12グラムのシリカゲルカラムで粗物質を精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C25H34N6Oの質量計算値、434.3;m/z実測値、435.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ11.82(s,1H),8.50(s,1H),7.49-7.42(m,1H),6.70(d,J=3.5Hz,1H)4.61-4.40(m,1H),4.08(s,1H),3.12-2.98(m,3H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.39-2.30(m,4H),2.25(s,2H),2.07-1.92(m,4H),1.94-1.85(m,3H),1.85-1.76(m,2H),1.58-1.41(m,2H),1.11(s,6H)。
実施例169の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-ホルミルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。実施例121で調製した2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(243mg、0.496mmol)を、ヒートガンで穏やかに加熱しながらCH2Cl2(13mL)及びDMF(4mL)に溶解させ、次いで、室温まで冷却した。次いで、Dess-Martinペルヨージナン(234mg、0.550mmol)を2つの117mg部分に添加した。最後の添加後、反応物を更に15分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、淡褐色の固形物として標題化合物(165mg、収率68.2%)を得た。MS(ESI):C30H25N5O2の質量計算値、487.2;m/z実測値、488.2[M+H]+。
工程B:ジメチル(2-オキソ-1-(1λ4,2λ4-トリアザ-1,2-ジエン-1-イリデン)プロピル)ホスホネート。CH3CN(3.5mL)中ジメチル(2-オキソプロピル)ホスホネート(1000mg、6.02mmol)の溶液に、トシルアジド(1.108mL、7.224mmol)を室温で添加した。次いで、K2CO3(1.165g、8.428mmol)を添加し、反応物を2時間撹拌した。次に、15mLの飽和NH4Cl水溶液を添加し、反応物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮乾固した。物質を6mLのMeCNに溶解させて、約1Mの溶液を作製し、これを次の反応でそのまま使用した。
工程C:2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-ホルミルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(165mg、0.338mmol)をMeOH(20mL)に溶解させ、ジメチル(2-オキソ-1-(1λ4,2λ4-トリアザ-1,2-ジエン-1-イリデン)プロピル)ホスホネート(CH3CN中1M、1.015mL、1.015mmol)の溶液を添加した。この溶液に、K2CO3(234mg、1.69mmol)を添加し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応物を飽和NaHCO3水溶液(2mL)でクエンチし、EtOAc(3×10mL)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。DCM中0~10%MeOHを用いて24グラムのシリカゲルカラムで粗物質を精製して、黄褐色の固形物として標題化合物(33mg、収率20%)を得た。MS(ESI):C31H25N5Oの質量計算値、483.2;m/z実測値、484.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ12.37(s,1H),8.96(s,1H),7.98(d,J=8.2Hz,2H),7.90-7.74(m,4H),7.64(d,J=8.2Hz,2H),7.59-7.52(m,1H),6.82-6.69(m,1H),4.65-4.43(m,1H),3.30(s,1H),2.77-2.54(m,2H),2.41(d,J=6.0Hz,2H),2.23-2.02(m,5H),1.50-1.29(m,2H)。
実施例170の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチルベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:(E)-3-(4-(4-ブロモベンゾイル)フェニル)アクリルアルデヒド。Pd(OAc)2(0.033g、0.15mmol)を、N2下で4,4’-ジブロモベンゾフェノン(1.00g、2.94mmol)、アクロレイン(0.247g、4.41mmol)、炭酸カリウム(0.813g、5.88mmol)、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(0.670g、2.94mmol)、4Åモレキュラーシーブ(1g)、及び乾燥DMF(14mL)の溶液に添加し、反応混合物をマイクロ波管内において60℃で4時間撹拌した。溶液を濾過し、濾液を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、黄色の固形物として標題化合物を得た。MS(ESI):C16H11BrO2の質量計算値、313.99;m/z実測値、317.2[M+H]+。
工程B:(4-ブロモフェニル)(4-(3-ヒドロキシプロピル)フェニル)メタノン。(E)-3-(4-(4-ブロモベンゾイル)フェニル)アクリルアルデヒド(864mg、2.74mmol)、Pt/C(160mg、5%)、及び酢酸エチル(40mL)の溶液を、H2下、15℃で12時間撹拌した。TLCが少量の(E)-3-(4-(4-ブロモベンゾイル)フェニル)アクリルアルデヒドが残っていることを示したため、反応混合物を濾過し、追加のPt/C(100mg)を添加し、反応混合物をH2下、15℃で6時間撹拌した。この溶液を濾過し、濾液を濃縮して乾燥させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(266mg、収率30%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)7.71(d,J=8.0Hz,2H),7.69-7.59(m,4H),7.34-7.29(m,1H),7.38-7.25(m,1H),3.70(t,J=6.4Hz,2H),2.81(t,J=7.6Hz,2H),1.99-1.86(m,2H)。
工程C:3-(4-(4-ブロモベンゾイル)フェニル)プロパナール。Dess-Martinペルヨージナン(424mg、1.00mmol)を、0℃で(4-ブロモフェニル)(4-(3-ヒドロキシプロピル)フェニル)メタノン(266mg、0.833mmol)及びCH2Cl2(14mL)の溶液に添加し、15℃で一晩撹拌した。TLCが、(4-ブロモフェニル)(4-(3-ヒドロキシプロピル)フェニル)メタノンの一部が残っていることを示したため、更にDess-Martinペルヨージナン(134mg、0.316mmol)を反応混合物に添加し、15℃で更に3時間撹拌した。反応物を飽和NaHCO3及び飽和Na2S2O3(1:1、30mL)でクエンチし、反応物を15℃で30分間撹拌した。反応物をCH2Cl2(30mL)で抽出し、有機層をブライン(40mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~12:88)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(120mg、収率45%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ9.84(s,1H),7.75-7.69(m,2H),7.68-7.60(m,4H),7.31(d,J=8.0Hz,2H),3.09-2.99(m,2H),2.89-2.80(m,2H)。
工程D:2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-ブロモベンゾイル)フェネチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。3-(4-(4-ブロモベンゾイル)フェニル)プロパナール(303mg、0.956mmol)、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、280mg、0.637mmol)、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(555mg、3.19mmol)、DMSO(2.5mL)、MeOH(7.5mL)、及び水(5mL)の溶液を、マイクロ波管内において100℃で7時間撹拌した。混合物を濃縮乾固し、水(10mL×3)で洗浄し、濾過し、減圧下で乾燥させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(360mg、収率74%)を得た。MS(ESI):C37H32BrN5O3Sの質量計算値、705.14;m/z実測値、707.9[M+H]+。
工程E:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(4-(4-((トリメチルシリル)エチニル)ベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。マイクロ波容器内においてAr下で、トリメチルシリルアセチレン(348mg、3.54mmol)を、2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-ブロモベンゾイル)フェネチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(250mg、0.35mmol)、CuI(8.1mg、0.042mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(82mg、0.071mmol)、トリエチルアミン(430mg、4.25mmol)、及びDMF(6mL)の溶液に添加した。容器に蓋をし、110℃で40分間照射した。反応混合物を濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~42:58)によって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C42H41N5O3SSiの質量計算値、723.27;m/z実測値、724.3[M+H]+。
工程F:2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチルベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(4-(4-((トリメチルシリル)エチニル)ベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(220mg、0.220mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、明黄色の固形物として標題化合物(50mg、収率43%)を調製した。化合物を、最初に、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~0:100)によって精製した。Boston Green ODS 150mm×30mm、5μmカラム(溶離剤:0.1%TFAを含む30%~60%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって化合物を更に精製した。MS(ESI):C33H29N5Oの質量計算値、511.2;m/z実測値、512.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ10.59(s,1H),8.81(s,1H),7.78-7.71(m,4H),7.59(d,J=8.0Hz,2H),7.47-7.35(m,3H),6.69(s,1H),4.46-4.17(m,1H),3.49-3.36(m,2H),3.35-3.27(m,2H),3.25(s,1H),2.69-2.47(m,2H),2.44(d,J=6.0Hz,2H),2.23-2.12(m,2H),2.11-2.02(m,1H),1.97-1.82(m,2H),1.54-1.37(m,2H)。
実施例171の合成及び特性評価:
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア
工程A:1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア。DMF(1.5mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体5、136mg、0.242mmol)、2-イソシアナトプロパン(110mg、1.29mmol)、及びトリエチルアミン(0.168mL、1.21mmol)の溶液を室温で24時間撹拌した。反応物を濃縮乾固し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物を得た(200mg)。MS(ESI):C27H31N7O3Sの質量計算値、533.2;m/z実測値、534.3[M+H]+。
工程B:1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア。1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア(200mg、0.370mmol)、3M NaOH(水溶液)(0.25mL、0.75mmol)、THF(1mL)、及びMeOH(1mL)の混合物を室温で15時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をCH2Cl2と水との間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中2~10%MeOH)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(54mg、37%)を得た。MS(ESI):C21H27N7Oの質量計算値、393.2;m/z実測値、394.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ12.19(br s,1H),8.72(s,1H),7.44(t,J=2.8Hz,1H),6.67(br s,2H),5.29(br s,1H),4.82(d,J=5.6Hz,2H),4.66(br s,1H),3.95-3.83(m,1H),2.74(br s,1H),2.46(br s,2H),2.40-2.25(m,2H),2.08(br d,J=11.6Hz,2H),1.97(br s,2H),1.43-1.25(m,2H),1.07(d,J=6.6Hz,6H)。
実施例172の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-イソプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりにイソプロピルアミンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(28mg、収率38%)を調製した。MS(ESI):C20H24N6Oの質量計算値、364.2;m/z実測値、365.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ10.22(s,1H),8.82(s,1H),7.65(d,J=8.2Hz,1H),7.45(dd,J=3.5,2.6Hz,1H),6.81(dd,J=3.6,2.0Hz,1H),6.29-5.84(m,1H),4.41-4.17(m,1H),2.77-2.52(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.23-2.00(m,5H),1.58-1.43(m,2H),1.34(d,J=6.6Hz,6H)。
実施例173の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(3-メトキシプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに3-メトキシプロパン-1-アミンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(30mg、収率37%)を調製した。MS(ESI):C21H26N6O2の質量計算値、394.2;m/z実測値、395.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ11.38(s,1H),8.85(s,1H),8.31-8.10(m,1H),7.59-7.35(m,1H),6.90-6.71(m,1H),6.31-5.63(m,1H),3.77-3.47(m,4H),3.41(s,3H),2.78-2.51(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.26-2.01(m,5H),2.02-1.88(m,2H),1.61-1.38(m,2H)。
実施例174の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(シクロプロピルメチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりにシクロプロピルメチルアミンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(17mg、収率55%)を調製した。MS(ESI):C21H24N6Oの質量計算値、376.2;m/z実測値、377.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ10.52(s,1H),8.84(s,1H),7.93(t,J=5.7Hz,1H),7.66-7.40(m,1H),6.82(d,J=3.5Hz,1H)6.33-5.84(m,1H),3.35(dd,J=7.2,5.7Hz,2H),2.73-2.55(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.25-2.00(m,5H),1.57-1.41(m,2H),1.18-1.03(m,1H),0.69-0.56(m,2H),0.39-0.25(m,2H)。
実施例175の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-シクロプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりにシクロプロピルアミンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(34mg、収率47%)を調製した。MS(ESI):C20H22N6Oの質量計算値、362.19;m/z実測値、363.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ10.77(s,1H),8.81(s,1H),7.90(d,J=3.5Hz,1H)7.59-7.39(m,1H),6.96-6.71(m,1H),6.43-5.80(m,1H),3.03-2.80(m,1H),2.74-2.46(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.25-2.00(m,5H),1.61-1.38(m,2H),1.05-0.86(m,2H),0.81-0.62(m,2H)。
実施例176の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-メトキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに4-メトキシピペリジンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(30mg、収率35%)を調製した。MS(ESI):C23H28N6O2の質量計算値、420.2;m/z実測値、421.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ12.76-12.12(m,1H),8.81(s,1H),7.64(d,J=3.3Hz,1H),6.86(d,J=3.4Hz,1H),5.35-5.23(m,1H),4.79-4.59(m,1H),4.10-3.89(m,1H),3.89-3.68(m,2H),3.50(s,4H),2.55-2.36(m,4H),2.23-2.09(m,5H),2.11-1.91(m,2H),1.91-1.69(m,2H),1.59-1.38(m,2H)。
実施例177の合成及び特性評価:
1-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル)ピペリジン-4-カルボニトリル
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりにピペリジン-4-カルボニトリルを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(25mg、収率30%)を調製した。MS(ESI):C23H25N7Oの質量計算値、415.2;m/z実測値、416.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ10.22(s,1H),8.75(s,1H),7.46-7.31(m,1H),6.78-6.60(m,1H),4.84-4.51(m,1H),4.01-3.63(m,4H),3.06-2.88(m,1H),2.47-2.29(m,4H),2.16-1.81(m,9H),1.52-1.31(m,2H)。
実施例178の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりにテトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(40mg、収率48%)を調製した。MS(ESI):C22H26N6O2の質量計算値、406.2;m/z実測値、407.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ10.72(s,1H),8.77(s,1H),7.72(d,J=8.2Hz,1H),7.40(d,J=3.5Hz,1H)6.75(d,J=3.6Hz,1H),6.36-5.51(m,1H),4.36-3.79(m,3H),3.56-3.36(m,2H),2.75-2.46(m,2H),2.33(d,J=6.6Hz,2H),2.23-1.92(m,7H),1.76-1.53(m,2H),1.55-1.24(m,2H)。
実施例179の合成及び特性評価:
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メトキシプロパン-2-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに1-メトキシプロパン-2-アミンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(21mg、収率16%)を調製した。MS(ESI):C21H26N6O2の質量計算値、394.2;m/z実測値、395.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ9.75(s,1H),8.82(s,1H),7.90(d,J=8.5Hz,1H),7.47-7.37(m,1H),6.90-6.76(m,1H),6.25-5.75(m,1H),4.43-4.23(m,1H),3.51(dd,J=4.8,1.9Hz,2H),3.43(s,3H),2.76-2.54(m,2H),2.40(d,J=6.6Hz,2H),2.23-2.01(m,5H),1.58-1.42(m,2H),1.36(d,J=6.8Hz,3H)。
実施例180の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(モルホリン-4-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに4-モルホリンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(21mg、収率26%)を調製した。MS(ESI):C21H24N6O2の質量計算値、392.2;m/z実測値、393.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ12.31(s,1H),8.83(s,1H),7.66(d,J=3.5Hz,1H)7.01-6.56(m,1H),4.95-4.64(m,1H),3.99-3.67(m,8H),2.61-2.35(m,4H),2.31-1.91(m,5H),1.68-1.34(m,2H)。
実施例181の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
3-フェニルピロリン-3-オールの代わりに4-ヒドロキシピペリジンを用いて、実施例50、工程Aの記載と同様の条件を使用して標題化合物(35mg、収率42%)を調製した。MS(ESI):C22H26N6O2の質量計算値、406.2;m/z実測値、407.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ11.09(s,1H),8.82(s,1H),7.46(dd,J=3.6,1.7Hz,1H),6.74(d,J=3.4Hz,1H),4.81-4.59(m,1H),4.36-4.19(m,1H),4.16-4.03(m,1H),4.01-3.86(m,1H),3.64-3.43(m,2H),2.58-1.92(m,12H),1.82-1.61(m,2H),1.57-1.34(m,2H)。
実施例182の合成及び特性評価:
エチル2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセテート
工程A:10mLのマイクロ波バイアルに、実施例123、工程Aで調製した2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(203mg、0.418mmol)、続いて、ACN(1.00mL)、炭酸セシウム(440mg、1.35mmol)、及びエチルブロモアセテート(0.10mL、0.884mmol)を添加した。バイアルを密封し、2時間かけて80℃に加熱した。内容物を水/ブライン(1:1)に添加し、次いで、CH2Cl2(2×40mL)で抽出した。有機物をNa2SO4で乾燥させ、次いで、濃縮乾固した。粗物質をフラッシュカラムクロマトグラフィー(40~100%EA/hex)によって精製して、無色の残渣として標題化合物(122mg、51%)を得た。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ8.89(s,1H),8.29-8.19(m,2H),7.97(d,J=0.7Hz,1H),7.86(d,J=4.0Hz,1H),7.80(d,J=0.7Hz,1H),7.62-7.53(m,1H),7.53-7.43(m,2H),6.86(d,J=4.1Hz,1H),5.02(s,2H),4.72-4.57(m,1H),4.29(q,J=7.1Hz,2H),2.52-2.37(m,4H),2.23-2.13(m,2H),2.10-1.97(m,2H),1.49-1.35(m,2H),1.32(t,J=7.1Hz,3H)。
工程B:エチル2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセテート。実施例123、工程Cに記載のものと同様の条件を使用して、標題化合物を調製した(160mg、収率17%)。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(24g SiO2、0~5% 2N NH3-MeOH/EA)によって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C23H25N7O2の質量計算値、431.2;m/z実測値、432.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6)δ11.91(s,1H),8.58(s,1H),8.33(s,1H),7.95(s,1H),7.50(t,J=3.1Hz,1H),6.76(dd,J=3.4,1.8Hz,1H),5.21(s,2H),4.68-4.45(m,1H),4.20(q,J=7.1Hz,2H),2.58(d,J=6.2Hz,2H),2.53-2.40(m,2H),2.14-1.90(m,5H),1.48-1.30(m,2H),1.24(t,J=7.1Hz,3H)。
実施例183の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、192mg、0.437mmol)及び2,4-ジメチルオキサゾール-5-カルバルデヒド(140mg、1.07mmol)を固体として添加した。次に、DMSO(2.20mL)、MeOH(2.20mL)、及び蒸留水(1.10mL)を添加した。次いで、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(229mg、1.32mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに1時間入れた。反応物を室温に冷却し、30mLの水に注ぎ、その結果沈殿物が形成された。混合物を15分間撹拌し、次いで、固形物を濾過によって回収し、高真空下で1時間乾燥させて、標題化合物(169mg、収率75.2%)を得た。MS(ESI):C27H26N603Sの質量計算値、514.2;m/z実測値、515.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(169mg、0.33mmol)を用いて、実施例2、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(16.3mg、収率13%)を調製した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(12g SiO2、0~8% 2N NH3-MeOH/EA、12CV)によって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C21H22N6Oの質量計算値、374.2;m/z実測値、375.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6)δ12.01(s,1H),8.65(s,1H),7.53(d,J=3.4Hz,1H),6.80(d,J=3.5Hz,1H)4.70-4.54(m,1H),2.55(d,J=6.2Hz,2H),2.52(s,3H),2.39-2.29(m,5H),2.08-1.86(m,5H),1.38(tt,J=13.6,7.4Hz,2H)。
実施例184の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。20mLのマイクロ波バイアルに、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、201mg、0.457mmol)及び2,4-ジメチル-1,3-チオオキサゾール-5-カルバルデヒド(158mg、1.09mmol)を固体として添加した。次に、DMSO(2.10mL)、MeOH(2.10mL)、及び蒸留水(1.10mL)を添加した。次いで、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(250mg、1.44mmol)を固体として添加し、バイアルを密封した。バイアルを予熱した100℃の加熱ブロックに1時間入れた。反応物を室温に冷却し、60mLの水に注ぎ、その結果沈殿物が形成された。混合物を15分間撹拌し、次いで、固形物を濾過によって回収し、高真空下で1時間乾燥させて、薄黄色の粉状物として標題化合物(205mg、収率84%)を得た。MS(ESI):C27H26N602S2の質量計算値、530.2;m/z実測値、531.1[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(205mg、0.39mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(33.0mg、収率21%)を調製した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(24g SiO2、0~10% 2N NH3-MeOH/EA)によって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C21H22N6Sの質量計算値、390.2;m/z実測値、391.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6)δ12.00(s,1H),8.64(s,1H),7.53(d,J=3.4Hz,1H),6.78(d,J=3.5Hz,1H)4.50-4.10(m,1H),2.73(s,3H),2.53(d,J=6.2Hz,2H),2.45-2.34(m,2H),2.32(s,3H),2.09-1.85(m,5H),1.40-1.23(m,2H)。
実施例185の合成及び特性評価:
2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド
工程A:2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド。10mLのマイクロ波バイアルに、実施例123、工程Aで調製した2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(197mg、0.406mmol)を固体として添加し、続いて、CH3CN(1mL)、Cs2CO3(423mg、1.81mmol)、及び2-ブロモ-N-シクロプロピルアセトアミド(141mg、0.792mmol)を添加した。バイアルを密封し、内容物を加熱ブロックを用いて1時間かけて80℃に加熱し、次いで、室温まで冷却した。反応物をCH2Cl2(30mL)で希釈し、水(25mL)に注いだ。有機層を除去し、水層をCH2Cl2(30mL)で抽出した。合わせた有機物を無水Na2SO4で乾燥させて、濃縮乾固した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(24g SiO2、0~10% 2N NH3-MeOH/EA)によって精製して、暗褐色の固形物として標題化合物(103mg、収率43%)を得た。ESI MSによって検出可能な質量なし。
工程B:2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド(103mg、0.18mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して標題化合物(6.4mg、収率8%)を調製した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(12g SiO2、0~10% 2N NH3-MeOH/EA、12CV)によって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C24H26N8Oの質量計算値、442.2;m/z実測値、443.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ11.90(s,1H),8.57(s,1H),8.35(d,J=4.2Hz,1H),8.26(d,J=0.8Hz,1H),7.90(d,J=0.8Hz,1H),7.50(t,J=3.0Hz,1H),6.80-6.72(m,1H),4.86(s,2H),4.68-4.49(m,1H),2.75-2.63(m,1H),2.57(d,J=6.4Hz,2H),2.50-2.40(m,2H),2.18-1.92(m,5H),1.50-1.33(m,2H),0.74-0.62(m,2H),0.56-0.42(m,2H)。
実施例186の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
アミノピリミジン-5-カルバルデヒドの代わりに2-アミノニコチンアルデヒドを用いて、実施例51と同様の条件を使用して標題化合物(27mg、収率15%)を調製した。MS(ESI):C21H21N7の質量計算値、371.2;m/z実測値、372.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,メタノール-d4)δ8.65(s,1H),8.27-8.10(m,1H),7.80-7.62(m,1H),7.59-7.41(m,1H),7.00-6.80(m,2H),4.39-4.22(m,1H),2.74-2.40(m,4H),2.20-1.92(m,5H),1.44-1.21(m,2H)。
実施例187の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。10mLのマイクロ波バイアルに、実施例123、工程Aで調製した2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(227mg、0.467mmol)を固体として、続いて、DMF(1mL)、Cs2CO3(457mg、1.40mmol)、及びイソブチレンオキシド(0.13mL、1.5mmol)を仕込んだ。バイアルを密封し、マイクロ波反応器を用いて内容物を30分間かけて110℃に加熱した。激しく撹拌しながら反応物を30mLの水に注ぎ、沈殿物を形成させた。溶液を30分間撹拌し、次いで、濾過によって固形物を回収した。固形物を30分間空気に開放して乾燥させた後、更に高真空下で一晩乾燥させた。固形物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(40g SiO2、0~6% 2N NH3-MeOH/EA)によって精製して、灰白色の固形物として標題化合物(99mg、収率38%)を得た。MS(ESI):C29H31N7O3Sの質量計算値、557.2;m/z実測値、558.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミドの代わりに、2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(99mg、0.18mmol)を用いて、実施例1、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物(52mg、収率68%)を調製した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(24g SiO2、0~10% 2N NH3-MeOH/EA、12CV)によって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C23H27N7Oの質量計算値、417.2;m/z実測値、418.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ11.90(s,1H),8.57(s,1H),8.18(d,J=0.8Hz,1H),7.88(d,J=0.8Hz,1H),7.50(t,J=3.0Hz,1H),6.76(dd,J=3.5,1.9Hz,1H),4.79(s,1H),4.69-4.49(m,1H),4.16(s,2H),2.57(d,J=6.2Hz,2H),2.49-2.39(m,2H),1.99(m,J=12.1,7.5Hz,5H),1.45-1.25(m,2H),1.14(s,6H)。
実施例188の合成及び特性評価:
2-(8-クロロ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド
実施例1で調製した2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド(52mg、0.13mmol)を含有するバイアルに、CH3CN(2.0mL)及びNaHCO3(62mg、0.74mmol)を添加した。2-クロロ-1,3-ビス(メトキシカルボニル)グアニジン(54mg、0.26mmol)をCH3CN(2.0mL)溶液として5分間にわたってゆっくりと添加した。反応混合物をN2雰囲気下室温で25分間撹拌し、次いで、0.1Nチオ硫酸ナトリウム(25mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(25mL)、及びCH2Cl2(50mL)の激しく撹拌した混合物に注いだ。有機層を分離し、水層をCH2Cl2(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO4)し、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(2~10%MeOH/CH2Cl2)によって精製した。得られた残渣を3 CH2Cl2(3mL)に溶解させ、ヘキサン(10mL)を添加することによって生成物を沈殿させ、得られた白色の固形物を濾過によって単離して、標題化合物(35mg、62%)を得た。MS(ESI):C22H27ClN6O2の質量計算値、442.19;m/z実測値、443.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO-d6):δ12.23(s,1H),8.54(s,1H),8.04-7.97(m,1H),7.65(d,J=2.9Hz,1H),5.69-5.58(m,1H),4.50(s,1H),4.05(s,2H),3.10(d,J=5.9Hz,2H),2.57(d,J=6.3Hz,2H),2.20-2.09(m,2H),2.06-1.82(m,5H),1.46-1.32(m,2H),1.10(s,6H)。
実施例189の合成及び特性評価:
2-(8-ブロモ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド
実施例1で調製した2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド(52mg、0.13mmol)を含有するバイアルに、THF(20mL)、続いて、N-ブロモスクシンイミド(246mg、1.48mmol)を一度に添加した。反応混合物をN2雰囲気下室温で5分間撹拌し、次いで、0.1Nチオ硫酸ナトリウム(25mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(25mL)、及びCH2Cl2(100mL)の激しく撹拌した混合物に注いだ。有機層を分離し、水層をCH2Cl2(100mL)で再度抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO4)し、濃縮した。残渣を精製し(FCC、2~10%MeOH/CH2Cl2)、生成物を含有する画分を合わせ、濃縮した。残渣を3 CH2Cl2(3mL)に溶解させ、ヘキサン(10mL)を添加することによって生成物を沈殿させ、得られた白色の固形物を濾過によって単離して、標題化合物(34.5mg、9%)を得た。MS(ESI):C22H27BrN6O2の質量計算値、486.14;m/z実測値、487.1[M+H]+。1H NMR(600MHz,DMSO-d6):δ12.33(s,1H),8.53(s,1H),8.05-8.00(m,1H),7.69(d,J=2.7Hz,1H),5.90-5.82(m,1H),4.52(s,1H),4.05(s,2H),3.10(d,J=5.9Hz,2H),2.57(d,J=6.3Hz,2H),2.21-2.11(m,2H),2.03-1.87(m,5H),1.54-1.43(m,2H),1.10(s,6H)。
実施例190の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド
実施例190で調製した2-(8-ブロモ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド(52mg、0.13mmol)を含有するマイクロ波バイアルに、(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート(5.6mg、0.0066mmol)及び2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル(3.1mg、0.0066mmol)を添加した。バイアルを排気し、シリンジを介してTHF(4.0mL)で処理し、次いで、N2に通気した。シリンジを介してジメチル亜鉛(68μL、0.66mmol)を添加し、次いで、反応混合物を75℃で30分間加熱し、次いで、85℃で更に30分間加熱した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)でクエンチし、次いで、CH2Cl2(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO4)し、濃縮した。残渣を精製して(FCC6~10%MeOH/CH2Cl2)、白色の固形物として標題化合物を得た。(29.5mg、53%)。MS(ESI):C23H30N6O2の質量計算値、422.24;m/z実測値、423.2[M+H]+。1H NMR(600MHz,DMSO-d6):δ11.51(d,J=2.7Hz,1H),8.43(s,1H),8.00(t,J=5.9Hz,1H),7.27-7.19(m,1H),5.09-4.98(m,1H),4.52(s,1H),4.03(s,2H),3.10(d,J=5.9Hz,2H),2.60-2.55(m,5H),2.21-2.10(m,2H),2.05-1.85(m,5H),1.40-1.29(m,2H),1.09(s,6H)。
実施例191の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド
工程A:4-クロロ-2-メチル-1-トシル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン。250mL丸底フラスコに、NaH(鉱油中60%分散液、1.39g、34.8mmol)を固体として添加した。フラスコを排気し、N2を再充填した。DMF(25mL)を添加し、丸底フラスコを氷/水浴に入れ、3℃に冷却した。次いで、DMF(34mL)中4-クロロ-2-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(4.07g、24.4mmol)の溶液を、添加漏斗を介してゆっくりと(45分かけて)添加し、45分間撹拌した。p-トルエンスルホニルクロリド(5.75g、29.9mmol)をDMF(33mL)に溶解させ、得られた溶液を20分にわたって滴下した。反応の進行を、LCMS分析によりモニターした。注記:追加量のTsClを添加する試みによって、反応変換はそれ以上進まなかった。激しく撹拌しながら500mLの氷水に反応物をゆっくり注いで、沈殿物を形成させた。次に、1M NaOH(35mL)を添加し、反応物を1時間撹拌した。固形物を吸引濾過によって回収した。固形物を微粉に粉砕し、高真空(100mTorr)を用いて真空下で1日間乾燥させて、黄褐色の粉状物として標題化合物(7.82g、95%)を得た。MS(ESI):C15H13ClN2O2Sの質量計算値、320.0;m/z実測値、321.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ8.25(d,J=5.3Hz,1H),8.06-7.96(m,2H),7.30-7.23(m,2H),7.13(d,J=5.3Hz,1H),6.42-6.37(m,1H),2.74(s,3H),2.36(s,3H)。
工程B:4-クロロ-2-メチル-5-ニトロ-1-トシル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン。乾燥CH2Cl2(300mL)中4-クロロ-2-メチル-1-トシル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(3.2g、10mmol)の溶液に、n-Bu4NNO3(4.556g、14.96mmo0l))を-10℃でゆっくり添加した。トリフルオロ酢酸無水物(2.812mL、19.95mmol)を10分間にわたって滴下した。反応物を室温で16時間撹拌し、次いで、CH2Cl2で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(100mL×2)及びブライン(100mL)で洗浄した。有機相を分離し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、標題化合物(3.1g、収率85%)を得た。MS(ESI):C15H12ClN3O4Sの質量計算値、365.80;m/z実測値、366.0[M+H]+。
工程C:エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-6-トシル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート。DMSO(3mL)中4-クロロ-2-メチル-5-ニトロ-1-トシル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(818mg、2.24mmol)及び2-((1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体1、工程D、437mg、2.50mmol)及びDIPEA(5mmol)の溶液を100℃で1時間撹拌した。反応物を室温まで冷却し、水(100mL)を添加した。形成された沈殿物を濾過し、CH2Cl2(50mL)に溶解させ、有機物を水(50mL)で洗浄し、濃縮乾固した。残渣に、エチル3-エトキシ-3-イミノプロパノエート(1.313g、6.711mmol)、ジチオン酸ナトリウム(1.168g、6.711mmol)、及びDMSO(5mL)を添加し、3時間かけて100℃に加熱した。水(20mL)を添加し、形成された沈殿物を濾過を介して回収した。沈殿物をMeOHで洗浄し、有機物を濃縮乾固して、粗標題化合物(1.0g)を得た。MS(ESI):C28H31N5O4Sの質量計算値、533.2;m/z実測値、534.3[M+H]+。
工程D:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド。工程Dにおけるエチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(10mg、収率11%)の代わりに、エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-6-トシル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテートを使用して、実施例30、工程Bに記載したものと同様の条件を使用して、標題化合物を調製し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中10%MeOH)によって精製した。MS(ESI):C23H30N6O2,s,の質量計算値、422.2;m/z実測値、423.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ10.50(s,1H),8.67-8.30(m,1H),7.72(s,1H),7.31-7.06(br,1H),6.34-6.16(m,1H),4.81-4.47(br,1H),3.93(s,2H),3.23(d,J=6.2Hz,2H),2.59-2.27(m,7H),2.20-1.91(m,5H),1.53-1.05(m,8H)。
実施例192の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2,5,8,11-テトラオキサトリデカン-13-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(6-(フェニルスルホニル)-2-(2,5,8,11-テトラオキサトリデカン-13-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。封管内のDMSO(1mL)、MeOH(1mL)、及び蒸留水(0.5mL)中2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、97mg、0.22mmol)、2,5,8,11-テトラオキサテトラデカン-14-アル(79mg、0.36mmol)、及びヒドロ亜硫酸ナトリウム(108mg、0.527mmol)の溶液を100℃で17時間加熱した。反応物をシリンジフィルタを通して濾過し、濾液を逆相HPLCによって精製して、油状物として標題化合物(95mg、収率59%)を得た。MS(ESI):C31H39N5O6Sの質量計算値、609.3;m/z実測値、610.2[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2,5,8,11-テトラオキサトリデカン-13-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。実施例1、工程Bに記載のものと同様の条件を使用して、標題化合物を調製した(39mg、収率63%)。化合物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(16gシリカゲルカラム、DCM中2~10%MeOH)によって精製した。MS(ESI):C25H35N5O4の質量計算値、469.3;m/z実測値、470.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=10.47(br s,1H),8.76(s,1H),7.41(br s,1H),6.71(br s,1H),4.54(br s,1H),3.99(br s,2H),3.68-3.55(m,10H),3.55-3.46(m,2H),3.35(s,3H),3.33-3.25(m,2H),2.56(br s,2H),2.44(d,J=6.4Hz,2H),2.18(d,J=13.0Hz,2H),2.13-1.99(m,3H),1.57-1.40(m,2H)。
実施例193の合成及び特性評価:
N-(2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
DMF(1mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、130mg、0.360mmol)及び2,2’-(エタン-1,2-ジイルビス(オキシ))ジエチルアミン(17mg、0.11mmol)の溶液に、PyBOP(288mg、0.550mmol)及びDIPEA(0.12mL、0.72mmol)を添加し、室温で42時間撹拌した。減圧下でDMFを除去した後、残渣を逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製して、標題化合物を得た。この物質をn-BuOH及び飽和NaHCO3水溶液に溶解させた。有機層を分離し、水層をn-BuOH(×3)で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をCH2Cl2中10%MeOHに溶解させ、溶液をシリンジフィルタを通して濾過した。濾液を濃縮して、標題化合物(12mg、7%)を得た。MS(ESI):C24H33N7O3の質量計算値、467.3;m/z実測値、468.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.53(s,1H),7.52-7.44(m,1H),6.85(d,J=3.5Hz,1H),4.63-4.44(m,1H),4.14-4.04(m,1H),3.68-3.47(m,9H),3.44(t,J=5.3Hz,2H),2.78(br s,1H),2.63-2.44(m,4H),2.19-1.99(m,6H),1.57-1.43(m,2H)。
実施例194の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-((2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-((2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)メチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。10mLのマイクロ波バイアル内において、2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、100mg、0.228mmol)をDMSO(1.9mL)及びMeOH(0.4mL)に溶解させた。2-(2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)アセトアルデヒド(197mg、1.22mmol)を添加し、続いて、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(116mg、0.57mmol)を添加した。バイアルに蓋をし、18時間かけて100℃に加熱した。室温まで冷却した後、混合物を水(5mL)及び酢酸エチル(5mL)で希釈し、次いで、5分間撹拌した。次いで、水層をEtOAc(3×25mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、次いで、濃縮乾固して、黄色の固形物を得、これを更に精製することなく使用した。MS(ESI):C28H33N5O5Sの質量計算値、551.2;m/z実測値、552.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-((2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。実施例1、工程Bに記載のものと同様の条件を使用して、標題化合物を調製した(18.2mg、収率19%)。粗物質を最初にヘプタン/DCMを用いて微粉化し、次いで、水中5~95%勾配のMeCNを用いて(両相は0.1%TFAを含有)、Phenomonex Gemini 150mm×30mm、5μmカラムを使用してHPLCによって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C22H29N5O3の質量計算値、411.2;m/z実測値、412.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ11.78(s,1H),8.83(s,1H),7.54-7.41(m,1H),6.78-6.69(m,1H),4.94(s,2H),4.79-4.66(m,1H),3.71-3.67(m,2H),3.67-3.64(m,2H),3.64-3.60(m,2H),3.54-3.51(m,2H),3.36(s,3H),2.65-2.48(m,2H),2.43(d,J=6.3Hz,2H),2.24-2.04(m,5H),1.56-1.42(m,2H)。
実施例195の合成及び特性評価:
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
N,N-ジイソプロピルエチルアミン(144mg、1.11mmol)を、ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体4、200mg、0.557mmol)、(S)-ピロリジン-2-イルメタノール(56.3mg、0.557mmol)、及びジメチルホルムアミド(5mL)からなる0℃の溶液に添加した。0℃で1時間撹拌した後、PyBOP(311mg、0.668mmol)を添加した。混合物を室温まで徐々に加温しながら4時間攪拌した後、H2O(10mL)でクエンチし、濃縮乾固した。DuraShell 150×25mm×5μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む18%~48%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって残渣を精製し、凍結乾燥乾固して、不純な生成物を得、これを、分取TLC(溶離剤:塩化メチレン:MeOH=10:1)によって更に精製して、白色の固形物として標題化合物(5mg、2%)を得た。LCMS(ESI):RT=3.56分、C23H28N6O2の質量計算値、420.23m/z;m/z実測値、421.2[M+H]+。0%~95%アセトニトリル(溶媒B)及び0.05%NH3(水溶液)を含有する水(溶媒A)の勾配で溶離する、流速0.8mL/分のX-Bridge Shield RP18、50×2.1mm×5μmカラムを使用して分析逆相LC-MSを実施した。溶離剤組成物を100%Aで1分間維持し、続いて、4分間にわたって60%Bまで増加させた。溶離剤を2分間にわたって95%Bまで増加させた後、2分間にわたって100%Aに戻した。合計ランタイムは9.5分間であった。MS(ESI):C23H28N6O2の質量計算値、420.2;m/z実測値、421.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.84(br s,1H),8.49(s,1H),7.49-7.43(m,1H),6.74-6.68(m,1H),5.17-5.12(m,0.3H),4.82-4.76(m,0.7H),4.49-4.28(m,1H),4.27-4.20(m,0.3H),4.00-3.91(m,0.7H),3.68-3.58(m,2H),3.33-3.31(m,2H),2.60-2.57(m,2H),2.42-2.26(m,2H),2.10-1.79(m,11H),1.43-1.27(m,2H)。
実施例196の合成及び特性評価:
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(3S,5S,7S)-アダマンタン-1-イルカルバメート
工程A:(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(3S,5S,7S)-アダマンタン-1-イルカルバメート。THF(1.5mL)及びDMF(0.5mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(ヒドロキシメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体7、35mg、0.078mmol)、(3S,5S,7S)-1-イソシアナトアダマンタン(25mg、0.14mmol)、及びEt3N(0.030mL、0.22mmol)の混合物を、80℃で5時間加熱した。追加の(3S,5S,7S)-1-イソシアナトアダマンタン(15mg、0.085mmol)及びEt3N(0.030mL、0.22mmol)を添加し、混合物を90℃で17時間加熱した。減圧下で濃縮した後、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中20~80%EtOAc)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(44mg、90%)を得た。MS(ESI):C34H38N6O4Sの質量計算値、626.3;m/z実測値、627.3[M+H]+。
工程B:(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(3s,5s,7s)-アダマンタン-1-イルカルバメート。実施例152、工程Dでみられるものと同様の条件を使用して、標記化合物(25mg、73%)を調製した。Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100mm×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCによって化合物を精製した。濃縮した画分をDCM及びNaHCO3水溶液に溶解させた。水性部分を分離し、DCM(3×)及びEtOAc(×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥させ、濾過し、濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM中2~5%MeOH)によって再度精製した。MS(ESI):C28H34N6O2の質量計算値、486.3;m/z実測値、487.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=10.97(br s,1H),8.82(s,1H),7.44(br s,1H),6.72(br s,1H),5.43(s,2H),4.84(br s,1H),4.59(br s,1H),2.67-2.45(m,1H),2.43(d,J=6.6Hz,2H),2.27-2.14(m,2H),2.15-2.00(m,3H),1.95(br s,6H),1.68(br s,6H),1.60-1.41(m,2H),1.35-1.19(m,2H),0.92-0.84(m,2H)。
実施例197の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル及びそのトリフルオロ酢酸塩
工程A:2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。TFA。Ar下のエチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、55mg、0.11mmol、4-メトキシピペリジン(355mg、3.08mmol)、及びNH4NO3(20mg、0.25mmol)の溶液を65℃で88時間加熱した。濃縮後、残渣を逆相HPLC(H2O中10~100%CH3CN、0.1%TFA)によって精製して、標題化合物(50mg、67%)を得た。MS(ESI):C30H34N6O4Sの質量計算値、574.2;m/z実測値、575.3[M+H]+。
工程B:2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル及びそのトリフルオロ酢酸。THF(1mL)及びMeOH(1mL)中2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(50mg、0.087mmol)の溶液を、室温で16時間、3N NaOH(0.087mL、0.26mmol)で処理した。減圧下での濃縮後、遊離塩基、2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルを、逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製して、トリフルオロ酢酸塩として標題化合物(24mg、50%)を得た。MS(ESI):C24H30N6O2の質量計算値、434.2;m/z実測値、435.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.81(s,1H),7.76-7.72(m,1H),7.09(br s,1H),4.74-4.49(m,1H),3.95-3.83(m,2H),3.60-3.48(m,2H),3.47-3.37(M,1H),3.40(s,3H),2.56(d,J=5.6Hz,2H),2.25-2.07(m,5H),2.08-1.99(m,2H),1.96-1.85(m,2H),1.85-1.66(m,2H),1.63-1.45(m,4H)。
実施例198の合成及び特性評価:
そのトリフルオロ酢酸塩としての2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド
工程A:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミドトリフルオロ酢酸塩。Ar下のエチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3、70mg、0.14mmol)、水中40%メチルアミン(0.30mL、3.1mmol)、及びEtOH(1mL)の溶液を65℃で15分間加熱し、次いで、室温で62時間撹拌した。数滴のTFAを添加し、溶媒を減圧下で除去した。残渣を、逆相HPLC(H2O中10~100%CH3CN、0.1%TFA)によって精製して、標題化合物(63mg、75%)を得た。MS(ESI):C25H26N6O3Sの質量計算値、490.2;m/z実測値、491.2[M+H]+。
工程B:2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミドトリフルオロ酢酸塩。実施例198、工程Bにみられるものと同様の条件を使用して標題化合物(15mg、31%)を調製し、ここでは、遊離塩基化合物、2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミドを調製し、次いで、Varian Pursuit XRs5 Diphenyl 100×30mmカラム(溶離剤:H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)を使用して逆相HPLCで精製して、そのトリフルオロ酢酸塩として単離した。MS(ESI):C19H22N6Oの質量計算値、350.2;m/z実測値、351.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ=8.80(s,1H),7.75(d,J=3.0Hz,1H),7.09(d,J=3.0Hz,1H),4.71(br s,1H),2.99(s,1H),2.86(s,1H),2.82(s,3H),2.56(d,J=6.1Hz,4H),2.18-2.07(m,5H),1.61-1.45(m,2H)。
実施例199の合成及び特性評価:
N-((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミデオンそのトリフルオロ酢酸塩
実施例198でみられるものと同様の条件を使用して、工程Aにおいて4-メトキシピペリジンの代わりに(3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメタナミンを使用して、標題化合物(25mg、86%)を調製した。MS(ESI):C29H36N6Oの質量計算値、484.3;m/z実測値、485.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.79(s,1H),7.73(d,J=3.5Hz,1H),7.09(d,J=3.5Hz,1H),4.66(br s,1H),4.37-4.32(m,1H),3.00-2.93(m,2H),2.56(d,J=6.1Hz,4H),2.28-2.06(m,6H),2.03-1.92(m,3H),1.77(d,J=12.1Hz,3H),1.68(d,J=11.6Hz,3H),1.61-1.49(m,8H)。
実施例200の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)アセトアミド
DMF(2mL)中ナトリウム2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(50mg、0.14mmol)及び4-アミノベンゾニトリル(70mg、0.59mmol)の溶液に、HATU(180mg、0.47mmol)及びDIPEA(0.12mL、0.72mmol)を添加し、室温で18時間撹拌した。減圧下でDMFを除去した後、残渣に水を添加し、水層をEtOAcで抽出した。合わせた抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製した。回収したTFA塩を、飽和NaHCO3水溶液とCH2Cl2との間で分配することによって中和し、フラッシュクロマトグラフィー(4gカラム、NH3で飽和したCH2Cl2中0~20%MeOH)によって再度精製して、白色の固形物として標題化合物(10mg、16%)を得た。MS(ESI):C25H23N7Oの質量計算値、437.2;m/z実測値、438.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.67(br s,1H),7.80(d,J=8.1Hz,2H),7.68(d,J=8.1Hz,2H),7.61(d,J=3.5Hz,1H),6.97(d,J=3.5Hz,1H),4.66(br s,1H),2.61-2.47(m,4H),2.23-2.08(m,5H),1.58-1.36(m,3H),1.36-1.23(m,1H)。
実施例201の合成及び特性評価:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミドトリフルオロ酢酸
実施例199、工程Aで水中40%NH2Meの代わりに水中28%NH4OHを使用して、実施例199のものと同様の条件を使用して、エチル2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体3)から標題化合物(40mg、83%)を調製した。MS(ESI):C18H20N6Oの質量計算値、336.2;m/z実測値、337.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.81(br s,1H),7.75(d,J=3.5Hz,1H),7.10(d,J=3.5Hz,1H),4.69(br s,1H),2.56(d,J=6.1Hz,4H),2.27-2.09(m,6H),1.66-1.45(m,3H)。
実施例202の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-(tert-ブトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル及びそのトリフルオロ酢酸塩
2-((1r,4r)-4-(2-(クロロメチル)-6-(フェニルスルホニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体8、42mg、0.090mmol)、THF中1M KOtBu(0.38mL、0.38mmol)、及びTHF(1.5mL)の溶液を50℃で20分間加熱し、その間に、混合物が濁った状態から透明に変化し、次いで、再度濁った。濃縮後、遊離塩基残渣、2-((1r,4r)-4-(2-(tert-ブトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルを、逆相HPLC(H2O中10~90%CH3CN、0.1%TFA)によって精製して、そのトリフルオロ酢酸塩として標題化合物(15mg、収率35%)を得た。MS(ESI):C21H27N5Oの質量計算値、365.2;m/z実測値、366.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.82(s,1H),7.75(d,J=3.5Hz,1H),7.08(d,J=3.5Hz,1H),5.02(s,2H),4.80(br s,1H),2.58(d,J=6.6Hz,4H),2.25-2.10(m,5H),1.63-1.46(m,2H),1.39(s,9H)。
実施例203の合成及び特性評価:
2-((1r,4r)-4-(2-((5-オキソ-3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド(60mg、0.13mmol、実施例17A及び17Bで調製)、CDI(23mg、0.14mmol)、及びTHF(2mL)の(E)/(Z)異性体の混合物を70℃で1.5時間撹拌した。LC-MSは出発物質の20%が残っており、所望の生成物の67%が形成されたことを示した。CDI(11mg)の別の部分を添加した。混合物を70℃で更に1時間撹拌した。LC-MSは、出発物質の27%が残っており、所望の生成物の50%が形成されたことを示した。反応混合物を減圧下で濃縮乾固し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:塩化メチレン:メタノール=100:0~85:15)によって、及びBoston Green ODS 150×30mm×5μmカラム(溶離剤:0.1%TFAを含む30%~40%(v/v)CH3CN及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製した。純粋分画を合わせ、pH=7~8になるまで飽和NaHCO3水溶液で処理した。揮発性有機溶媒を減圧下で除去した。沈殿物を濾過し、水(3mL×2)で洗浄し、凍結乾燥乾固して、標題化合物(10mg、17%)を得た。0.05%TFAを含有する10%~85%アセトニトリル(溶媒B)及び0.1%TFAを含有する水(溶媒A)の勾配で溶離する、流速0.8mL/分のPhenomenexLuna-C18、50×2mm×5μmカラムを使用して逆相LC-MSを実施した。溶離剤組成物を90%Aで0.8分間維持し、続いて、3.7分間にわたって80%Bまで増加させた。次いで、溶離剤を80%Bで3分間維持した後、2分間かけて10%Bに戻した。合計ランタイムは10分間であった。MS(ESI):C25H23N7O2の質量計算値、453.19;m/z実測値、454.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.92(s,1H),8.52(s,1H),7.70-7.60(m,2H),7.60-7.53(m,1H),7.53-7.38(m,3H),6.71(s,1H),5.41(s,2H),4.61-4.38(m,1H),2.64-2.56(m,2H),2.37-2.16(m,2H),2.08-1.79(m,5H),1.53-1.34(m,2H)。
実施例204の合成及び特性評価:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキサミド
工程A:シクロヘキサンカルバルデヒドオキシム。シクロヘキサンカルバルデヒド(5.00g、44.6mmol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(9.29g、134mmol)、酢酸ナトリウム(10.97g、133.7mmol)、エタノール(150mL)、及び水(30mL)からなる溶液を70℃で10時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を水(40mL)で希釈し、酢酸エチル(80mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、無色の油状物として標題化合物(5.1g、90%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ9.10(br s,1H),7.33(d,J=6.0Hz,0.6H),6.54(d,J=7.2Hz,0.3H),3.04-2.91(m,0.3H),2.29-2.16(m,0.7H),1.88-1.59(m,5H),1.42-1.11(m,5H)。
工程B:N-ヒドロキシシクロヘキサンジアミドイルクロリド。1-クロロピロリジン-2,5-ジオン(6.30g、47.2mmol)をシクロヘキサンカルバルデヒドオキシム(3.0g、24mmol)及びN,N-ジメチルホルムアミド(20mL)からなる溶液に添加し、混合物を窒素下室温で2時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水(50mL×3)で洗浄した。有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~100:20)によって精製して、無色の油状物として標題化合物(2.1g、55%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.56-8.35(m,1H),2.52-2.38(m,1H),1.99-1.89(m,2H),1.86-1.75(m,2H),1.73-1.64(m,1H),1.50-1.38(m,2H),1.35-1.15(m,3H)。
工程C:tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート。2-((1r,4r)-4-((5-ニトロ-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)アセトニトリル(中間体1、5.0g、11mmol)、tert-ブチル(2-オキソエチル)カルバメート(4.2g、26mmol)、ヒドロ亜硫酸ナトリウム(9.9g、57mmol)、DMSO(25mL)、メタノール(75mL)、及び水(50mL)からなる溶液を100℃で3時間撹拌した。混合物を水(50mL)で希釈し、ジクロロメタン(100mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル:酢酸エチル=100:0~40:60)によって精製して、明黄色の固形物として標題化合物(3.6g、52%)を得た。LCMS(ESI):RT=0.75分、C28H32N6O4Sの質量計算値、548.22;m/z実測値、549.1[M+H]+。流速1.5mL/分で、Merck RP-18e、3μm×25×2mmカラムを使用して、逆相LC-MSを実施した。HPLC溶媒系は、0.038%TFAを含有する95%水(溶媒A)及び0.02%TFAを含有する5%アセトニトリル(溶媒B)で出発する勾配、続いて、その後の0.7分間にわたって、5%以下の溶媒A及び95%の溶媒Bの勾配であった。この溶離剤組成物を0.4分間維持した後、次の0.4分間にわたって95%溶媒A及び5%溶媒Bに戻した。合計ランタイムは1.5分間であった。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.83(s,1H),8.26-8.19(m,2H),7.84(d,J=4.0Hz,1H),7.59-7.52(m,1H),7.51-7.44(m,2H),6.83(d,J=4.0Hz,1H),5.41(br.s,1H),4.67(d,J=5.6Hz,2H),4.65-4.57(m,1H),2.40(d,J=6.4Hz,2H),2.36-2.23(m,2H),2.19-2.11(m,2H),2.03-1.90(m,3H),1.49-1.42(m,11H)。
工程D:tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート。KOH(3.6mL、11mmol)水溶液を、tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート(2.0g、3.6mmol)及び1,4-ジオキサン(20mL)からなる溶液に添加した。得られた混合物を80℃で2時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を1N HClでpH=7~8に調整した。揮発物を減圧下で除去し、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、褐色の固形物として標題化合物(粗、1.6g)を得、これを精製することなく次の工程で使用した。LCMS(ESI):RT=0.63分、C22H28N6O2の質量計算値、408.23;m/z実測値、409.0[M+H]+。流速1.5mL/分で、Merck RP-18e、3μm×25×2mmカラムを使用して、逆相LC-MSを実施した。HPLC溶媒系は、0.038%TFAを含有する95%水(溶媒A)及び0.02%TFAを含有する5%アセトニトリル(溶媒B)で出発する勾配、続いて、その後の0.7分間にわたって、5%以下の溶媒A及び95%の溶媒Bの勾配であった。この溶離剤組成物を0.4分間維持した後、次の0.4分間にわたって95%溶媒A及び5%溶媒Bに戻した。合計ランタイムは1.5分間であった。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.87(s,1H),8.52(s,1H),7.56-7.49(m,1H),7.47(t,J=3.2Hz,1H),6.73-6.69(m,1H),4.68-4.58(m,1H),4.54(d,J=5.6Hz,2H),2.59(d,J=6.0Hz,2H),2.42-2.28(m,2H),2.07-1.95(m,3H),1.94-1.84(m,2H),1.46-1.35(m,11H)。
工程E:2-((1r,4rr)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル.HCl tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート(1.6g、3.9mmol)及び塩化メチレン(15mL)の溶液を、15℃で30分間、1,4-ジオキサン中4M HCl(8.0mL、32mmol)で処理した。反応混合物を減圧下で濃縮乾固して、褐色の固形物として粗標題化合物を得、これを精製することなく次の工程で使用した(粗、1.5g)。LCMS(ESI):RT=0.16分、C17H20N6の質量計算値、308.17;m/z実測値、308.9[M+H]+。流速1.5mL/分で、Merck RP-18e、3μm×25×2mmカラムを使用して、逆相LC-MSを実施した。HPLC溶媒系は、0.038%TFAを含有する95%水(溶媒A)及び0.02%TFAを含有する5%アセトニトリル(溶媒B)で出発する勾配、続いて、その後の0.7分間にわたって、5%以下の溶媒A及び95%の溶媒Bの勾配であった。この溶離剤組成物を0.4分間維持した後、次の0.4分間にわたって95%溶媒A及び5%溶媒Bに戻した。合計ランタイムは1.5分間であった。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.53(s,1H),8.88(s,1H),8.86(br,s,3H),7.67(t,J=3.2Hz,1H),6.93(s,1H),4.71-4.63(m,2H),4.60-4.42(m,1H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.36-2.21(m,2H),2.12-1.93(m,5H),1.56-1.42(m,2H)。
工程F:N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキサミド。2-((1r,4r)-4-(2-(アミノメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(中間体5、150mg、0.440mmol)、N-ヒドロキシシクロヘキサンカルビミドイルクロリド(70.3mg、0.440mmol、実施例205、工程B)、トリエチルアミン(132mg、1.31mmol)、及びN,N-ジメチルホルムアミド(7.5mL)からなる溶液を、室温で2時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮し、Phenomenex Gemini 150×25mm×10μmカラム(溶離剤:0.05%NH3を含む26%~56%(v/v)CH3CN、及びH2O)を使用して分取HPLCによって精製した。純粋画分を回収し、減圧下で濃縮乾固して、白色の固形物として標題化合物(53mg、28%)を得た。LCMS(ESI):RT=2.39分、C24H31N7Oの質量計算値、433.26;m/z実測値、434.1[M+H]+。0.05%TFAを含有する10%~80%アセトニトリル(溶媒B)及び0.1%TFAを含有する水(溶媒A)の勾配で溶離する、流速0.8mL/分のPhenomenexLuna-C18、50×2mm×5μmカラムを使用して逆相LC-MSを実施した。溶離剤組成物を10%Bで0.8分間維持し、続いて、3.7分間にわたって80%Bまで増加させた。溶離剤を80%Bで3分間維持した後、2分間かけて10%Bに戻した。合計ランタイムは9.5分間であった。MS(ESI):C24H31N7Oの質量計算値、433.3;m/z実測値、434.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.91-11.83(m,1H),9.16(s,1H),8.57-8.50(m,1H),7.49-7.44(m,1H),6.74-6.67(m,1H),6.25-6.17(m,1H),4.74-4.57(m,3H),2.60(d,J=6.0Hz,2H),2.53-2.51(m,1H),2.44-2.26(m,2H),2.06-1.89(m,5H),1.68-1.40(m,7H),1.30-1.07(m,5H)。
実施例205の合成及び特性評価:
2-(4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル
ナトリウム2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体11、200mg、0.518mmol、粗)、ピペリジン(49mg、0.57mmol)、PyBrOP(265mg、0.569mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.67mL、1.6mmol)、及び無水DMF(6mL)の混合物を室温で15時間撹拌し、H2O(20mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固した。分取HPLC(溶離剤:0.05%NH4HCO3を含む25%~55%(v/v)CH3CN及びH2O)によって残渣を精製して、白色の固形物として標題化合物(57mg、26%)を得た。MS(ESI):C25H30N6Oの質量計算値、430.3;m/z実測値、431.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.88(br s,1H),8.48(s,1H),7.52(d,J=3.2Hz,1H),6.53(d,J=3.2Hz,1H),4.28(s,2H),3.51-3.47(m,4H),2.48-2.35(m,6H),1.82-1.73(m,6H),1.68-1.41(m,8H)。
実施例206の合成及び特性評価:
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド
工程A:2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド。50mLの丸底フラスコ内のエチル2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体10、150mg、0.282mmol)、28%水酸化アンモニウム水溶液(2mL)、及びEtOH(10mL)の混合物を、室温で一晩撹拌した。更に28%水酸化アンモニウム水溶液(18mL)及びTHF(5mL)を添加した。混合物を室温で更に24時間撹拌し、減圧下で濃縮乾固した。残渣を分取TLC(溶離剤:CH2Cl2:メタノール=20:1)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(80mg、56%)を得た。Rf(CH2Cl2:MeOH=20:1)、0.3。
工程B:2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-6-(フェニルスルホニル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド(80mg、0.16mmol)、1N NaOH(水溶液)(0.5mL、0.5mmol)、THF(2mL)、及びMeOH(2mL)の溶液を室温で12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を水(5mL)と酢酸エチル(20mL×2)との間で分配した。合わせた有機相をH2O(10mL)及びブライン(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、分取HPLC(溶離剤:0.1%TFAを含む10%~30%(v/v)CH3CN及びH2O)によって精製して、白色の固形物として標題化合物(23mg、39%)を得た。MS(ESI):C20H22N6Oの質量計算値、362.2;m/z実測値、363.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.77(s,1H),7.77(d,J=3.2Hz,1H),6.91(d,J=3.6Hz,1H),4.46 -4.44(m,2H),2.69-2.65(m,6H),2.51(s,2H),2.03-2.00(m,6H)。
実施例207の合成及び特性評価:
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド
実施例205にみられるものと同様の条件を使用して、ピペリジンの代わりにナトリウム2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体11、200mg、0.52mmol)及びアニリン(53mg、0.57mmol)を使用して、標題化合物(7mg、99%)を調製した。MS(ESI):C26H26N6Oの質量計算値、438.2;m/z実測値、439.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.55(s,1H),7.59-7.55(m,2H),7.53(d,J=3.4Hz,1H),7.36-7.30(m,2H),7.15-7.09(m,1H),6.73(d,J=3.4Hz,1H),3.35(s,2H),2.70-2.60(m,6H),2.45(s,2H),2.00-1.92(m,6H)。
実施例208の合成及び特性評価:
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド
実施例205にみられるものと同様の条件を使用して、ピペリジンの代わりにナトリウム2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体11、200mg、0.52mmol)及びシクロヘキシルメタンアミン(64mg、0.57mmol)を使用して、標題化合物(70mg、29%)を調製した。MS(ESI):C27H34N6Oの質量計算値、458.3;m/z実測値、459.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.53(s,1H),7.51(d,J=3.5Hz,1H)6.71(d,J=3.5Hz,1H)4.22-4.18(m,2H),3.08(d,J=6.8Hz,2H),2.63-2.56(m,6H),2.46(s,2H),1.97-1.91(m,6H),1.80-1.73(m,4H),1.72-1.65(m,1H),1.57-1.46(m,1H),1.34-1.17(m,3H),1.03-0.91(m,2H)。
実施例209の合成及び特性評価:
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド
実施例205にみられるものと同様の条件を使用して、ピペリジンの代わりにナトリウム2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセテート(中間体11、200mg、0.52mmol)及びメタンアミン(0.78mg、0.57mmol)を使用して、標題化合物(24mg、12%)を調製した。MS(ESI):C21H24N6Oの質量計算値、376.2;m/z実測値、377.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.52(s,1H),7.50(d,J=3.5Hz,1H)6.71(d,J=3.5Hz,1H)4.19(s,2H),2.77(s,3H),2.62-2.55(m,6H),2.45(s,2H),1.97-1.91(m,6H)。
多形体スクリーニング例
遊離塩基としての本発明に係る化合物のいくつかの実施形態は、複合固体状態の挙動を有する複数の結晶質構成を示し、そのうちの一部は、ひいては、異なる量の溶媒が組み込まれていることに起因して、それらの間に際立った特徴を示すことがある。本発明に係る化合物のいくつかの実施形態は、疑似多形の形態であり、これは、結晶格子自体中の溶媒の量が異なることに起因して結晶格子の組成差を示す同じ化合物の実施形態である。更に、チャネル溶媒和は、本発明に係る化合物のいくつかの結晶性実施形態に存在してもよく、この場合、溶媒は、結晶格子内に存在するチャネル又は空隙内に組み込まれる。例えば、化合物実施例1については、表2に示される様々な結晶質構成がみられた。これら特徴のため、表2に示すように、非化学量論的溶媒和物がしばしば観察された。更に、本発明に係るいくつかの実施形態の結晶構造中にこのようなチャネル又は空隙が存在することにより、様々な程度の結合強度で結晶構造内に保持される水及び/又は溶媒分子が存在することができるようになる。したがって、特定の周囲条件の変化によって、本発明に係るいくつかの実施形態では、水分子及び/又は溶媒分子が容易に若干減少又は増加し得る。表2に列挙される各実施形態についての「溶媒和」(表2中第3列)は、式溶媒和であり、化学量論数(表2中第4列)と同じものの実際の定量は、実験的に決定されたときの実際の周囲条件に応じて、式溶媒和からわずかに変化し得ることが理解される。例えば、ある実施形態における水分子の約半分が結晶格子内で活性化合物に水素結合した状態として存在し得るが、他の約半分の水分子は、結晶格子内のチャネル又は空隙内に存在し得る場合、周囲条件の変化によって、空隙又はチャネル内のこのような緩く含有された水分子の量が変化し得るので、例えば、単結晶回折に従って割り当てられた式溶媒和と、例えば、質量分析に併用された熱重量分析によって決定される化学量論との間のわずかな差につながる。
40℃で4時間撹拌し、更に25℃で14時間撹拌したDCM中スラリー(1:3、例えば、30mLのDCM中10gの化合物)を調製することによって、実施例1に記載のようにして得られた化合物を更に結晶化させ、次いで、ヘプタンを(1:2、例えば20mLのヘプタンを化合物/DCMスラリー/溶液に)25℃でゆっくり添加し、40℃で4時間撹拌し、25℃に冷却し、25℃で更に14時間撹拌した。その後濾過することによって、灰白色の固形物の形態の化合物実施例1が得られ、これは一水和物、1s実施形態と同定された。
表2及び図2中の実施形態1~10は、結晶質である。実施形態1s及び1a~1hは、同形(isostructural)である。実施形態1sは、中心対称三斜晶空間群P-1で結晶化する。「実施形態1」という用語は、まとめて、同形実施形態1s及び1a~1hを指す。このような1s及び1a~1hの実施形態のいずれか1つは、時に実施形態1の同形メンバー又は単に実施形態1のメンバーと称される。実施形態3b、3c、3d、及び3eは、同形であり、単斜晶系、空間群C 2/cで結晶化する。「実施形態3」という用語は、まとめて、同形実施形態3b、3c、3d、及び3eを指す。このような3b、3c、3d、及び3eの実施形態のいずれか1つは、時に実施形態3の同形メンバー又は単に実施形態3のメンバーと称される。同形実施形態は、異なる化学組成を有する(すなわち、結晶格子に異なる溶媒及び/又は水分子が組み込まれている)と同時に、類似の結晶構造特性(同じ対称性及び類似の単位格子パラメータ及び結晶充填)を有するようなものである。同形実施形態における単位格子パラメータは、異なる組成(結晶構造に組み込まれた溶媒又は水)に起因してわずかに異なり得る。図2に概略的に示されるように、そして、以下のスクリーニング技術においてより詳細に説明されるように、表2で参照される実施形態を調製及び/又は相互変換した。
スクリーニングは、純溶媒(neat solvent)中における溶媒平衡化、蒸発結晶化、高温濾過を伴う冷却結晶化、逆溶媒によるクラッシュ結晶化、及び熱サイクリングによる結晶化などの結晶化プロトコルを含んでいた。固形物をHT-XRPDによって分析した。適用可能な場合、母液を完全に蒸発させ、残りの固形物もHT-XRPDによって分析した。同定された主要な固形物の形態は、一水和物としての出発物質の実施形態1sであった。
25℃及び50℃での溶媒平衡
20の純溶媒に化合物実施形態1sを懸濁させ、室温で2週間及び50℃で1週間撹拌することによって、長期スラリー実験を実施した。平衡化時間が完了したら、残留固形物を母液から分離した。固形物を周囲条件下で乾燥させ、真空下(5mBar)で乾燥させ後に、HT-XRPDによって分析した。続いて、固形物を加速エージング条件(40℃/相対湿度70%)に2日間曝露し、再度HT-XRPDによって分析した。
結晶化溶媒の大部分から、実施形態1sとして出発物質が得られた。いくつかの結晶化溶媒から、HT-XRPDパターンが、初期実施形態1sのものと同様であることが見出された。これら回折パターンの大部分において、ピークシフト及び/又は更なるピークが同定された。これらパターンはそれぞれ、1a~1hのうちの1つとして標識された実施形態に対応し、このような実施形態のHT-XRPD回折パターンにおける類似性に基づいて、これらは実施形態1の同形メンバーである実施形態として提示される。40℃及び75%RHに2日間曝露した後、実施形態1の全ての同形メンバーが実施形態1aに変換された。
25℃で100%RHに曝露されたとき、実施形態1sは、水和実施形態10に変換された。それにもかかわらず、実施形態10は、周囲条件で物理的に安定ではなかった。実施形態1sは三斜晶系、空間群P-1で結晶化したが、実施形態10は、単斜晶系、空間群C 2/cにおいて結晶化することが見出された。実施形態10は、周囲条件下で限定された物理的安定性を有しており、1s又は1aなどの別の実施形態に変換された。この挙動は、全ての水和/溶媒和分子の不均等に強力な結合に起因し得る。この場合、実施形態10は、周囲条件下で失われるであろう、それほど強く結合していない第2の水分子を有する。より正確には、このような実施形態のサンプル20mgを40℃及び相対湿度70%に4日間曝露し、同じ実施形態の別のサンプル20mgを4日間、25℃及び相対湿度100%に曝露することによって、人工気候室で実施形態1sの物理的安定性を調べた。4日後、様々な固体サンプルをHR-XRPDによって分析し、結晶セルパラメータを決定し、ディフラクトグラムをインデックス付けした。ディフラクトグラムを図6に示す。下から上に向かって、図6中の第1のディフラクトグラムは、出発物質としての実施形態1sに対応し、第2は、同じ図中において「1s 70 RH」と記される、40℃及び相対湿度70%に4日間曝露した後の同じ形態に対応する。この分析によって、初期実施形態1sは回収されたが、恐らくより水含有量の高い別の水和実施形態である第2の結晶形態を少量有していたことが明らかになった。このような形態のインデックス付けは、少量しか存在していなかったため不可能であった。第3のディフラクトグラムは、同じ図中において「10」と記される、25℃及び100%相対湿度に4日間曝露した後の実施形態1sに対応する。これら条件は、初期実施形態1sのわずかな夾雑、及び表2において特徴付けられた溶媒和を伴う、実施形態1sの実施形態10への変換を引き起こす。脱水すると、実施形態1s及び10は両方とも、148℃の融点を有する無水形態に再結晶化した。
室温での溶媒平衡化によって、結晶化溶媒としてのトルエンから実施形態1bが得られ、結晶化溶媒としてのp-キシレンから実施形態1fが得られた。
3つの追加の固体実施形態を同定し、実施形態2、3、及び7と命名した。実施形態2は、1,4-ジオキサン中において室温で実施した溶媒平衡化実験から同定され、一方、実施形態7は、ヘプタンから50℃における単一溶媒平衡化実験において実施形態1sとの混合物として見出された。実施例3の同形メンバーである実施形態3b、3c、3d、及び3eとしてグループ化された、いくつかの類似であるが同一ではないディフラクトグラムが同定された。実施形態3の同形メンバーは、実施形態1のメンバーと混在していることが見出された。実施形態3のメンバーを含有する混合物は、場合によっては、実施形態1aに、又は実施形態1a及び3eの混合物に変換された。実施形態7は、物理的に安定であるように見えたが、実施形態2は、AACに2日間曝露した後に実施形態3eに変換された。
蒸発結晶化
室温で実施した溶媒平衡化実験から保存した母液を、低速蒸発結晶化実験に使用した。母液を濾過して任意の粒子状物質を除去し、周囲条件下でゆっくりと蒸発させた。得られた固形物をHT-XRPDによって分析し、AACに2日間曝露した後に再度分析した。
溶媒のうちのいくつかでは化合物実施例1の溶解度が低いため、このような溶媒を使用した場合、固形物は回収されなかった。固形物が沈殿した実験では、実施形態1又は3の非晶質残渣又は同形メンバーが回収された。安定性試験中、実施形態1の様々なメンバーが実施形態1aに変換されたが、一方、実施形態3のサンプルは物理的に安定であると思われた。非晶質固形物は、場合によっては、安定性試験後に非晶質のままであったか、潮解性になったか、又は結晶性の何らかの兆候を示した。
冷却結晶化
50℃で実施した溶媒平衡化実験の母液を50℃で濾過して、任意の粒子状物質を除去した。50℃の懸濁液を0.2μmのPTFEフィルタを用いて濾過し、溶液を5℃に置き、72時間エージングさせた。エージング中に固形物が沈殿したとき、これら固形物を液体から分離し、周囲条件下及び真空下で乾燥させ、HT-XRPDによって分析した。残りの母液をゆっくり蒸発させ、残りの固形物をHT-XRPDによって分析した。沈殿が生じなかったサンプルを真空下に置き、乾燥した固形物をHT-XRPDによって分析した。次いで、全ての固形物をAAC(40℃/70%RHで2日間)に曝露し、HT-XRPDによって再分析した。
溶液のうちのいくつかでは、冷却時に固形物が沈殿せず、この場合、溶液は周囲条件下で蒸発した。いくつかの溶媒では化合物実施例1の溶解度が低いため、いくつかの溶液からは固形物が得られなかった。
4つの溶媒(2-プロパノール、2-ブタノン、アセトニトリル、及びメタノール)からは沈殿が生じた。実施形態6は、mLスケール、800μLのアセトニトリル中、25mg/mLの濃度における単一冷却結晶化実験の蒸発後に同定された。実施形態6は、2日間のAAC後に安定した固体形態であると思われ、非溶媒和実施形態として出現した。
μLスケールでの冷却/蒸発結晶化
12の純溶媒及び12の溶媒混合物を使用し、4つの温度プロファイルを適用して、96ウェルプレートでμLスケールでの冷却/蒸発結晶化実験を行った。各ウェルにおいて、約4mgの実施形態1sを固体投入した。続いて、結晶化溶媒(80μL)及び溶媒混合物を添加して、濃度を50mg/mLに到達させ、続いて、各ウェルが個々に密封されたプレートを4つの温度プロファイルのうちの1つに供した。温度プロファイルが完了したら、溶媒を低い周囲圧力(24時間)で蒸発させ、2日間のAAC(40℃/70%RH)への曝露前後に残りの固形物をHT-XRPDによって分析した。
溶媒系及び温度プロファイルの大部分から実施形態1及び3のメンバーが見出された。しかしながら、温度プロファイルに対する固体形態の特定の傾向が観察された。実施形態1bは、主に、短い温度プロファイル(3時間のエージング)から同定された。それにもかかわらず、エージング時間の長い同じ溶媒系からは、実施形態1f、実施形態3のメンバー、又は実施形態1及び3のメンバーの混合物が同定された。実施形態3cは、結晶化溶媒としての1,4-ジオキサン、並びに初期温度として50℃、60分間保持、続いて1℃/時の速度で最終温度20℃まで冷却、48時間保持の温度プロファイルを用いて得られ、実施形態3dは、結晶化溶媒としてのテトラヒドロフラン、及び実施形態3cと同じ温度プロファイルを用いて得られた。
実施形態4は、短いエージング条件を適用したとき、メタノール/水(50/50、v/v)、THF、及びDCM/IPA(50/50、v/v)で実施した実験において同定された。実施形態4は、水とメタノールとの混合物(50/50)、並びに初期温度として50℃、60分間保持、続いて20℃/時の速度で最終温度5℃まで冷却、3時間保持の温度プロファイルで実施形態1sを処理することによって得られ、これによって、実施形態1bと共に実施形態4が得られた。また、水とメタノールとの混合物(50/50)、並びに初期温度として50℃、60分間保持、続いて20℃/時の速度で最終温度20℃まで冷却、3時間保持の温度プロファイルで1sを処理することによっても、実施形態1bと共に実施形態4が得られた。実施形態4は周囲条件下で物理的に安定であるように見えなかった。冷却結晶化実験によって、結晶化溶媒としての酢酸エチル/1,4-ジオキサン(50/50、v/v)、及び初期温度として50℃、60分間保持、続いて1℃/時の速度で最終温度5℃まで冷却、48時間保持の温度プロファイルから実施形態1cが得られ;結晶化溶媒としてのアセトニトリル/クロロホルム(50/50、v/v)、及び初期温度として50℃、60分間保持、続いて1℃/時の速度で最終温度5℃まで冷却、48時間保持の温度プロファイルから実施形態1dが得られ;結晶化溶媒としての酢酸エチル/1,4-ジオキサン(50/50、v/v)、及び初期温度として50℃、60分間保持、続いて1℃/時の速度で最終温度20℃まで冷却、48時間保持の温度プロファイルから実施形態1eが得られた。
実施形態5は、結晶化溶媒としてのクロロホルム中、並びに初期温度として50℃、60分間保持、続いて1℃/時の速度で最終温度20℃まで冷却、48時間保持の温度プロファイルを用いた実験で同定された。
他の結晶化方法で以前に観察されたのと同様の変換が安定性試験中に見られた。ほとんどの場合、全ての固体形態は、実施形態1a又は実施形態1aを含有する混合物に変換された。
固体混合物からの蒸発結晶化
溶媒/逆溶媒混合物を使用した蒸発結晶化において、それから溶媒が最初に蒸発する(高い蒸気圧)ことにより、化合物がある程度結晶形態で沈殿する、化合物の透明な溶液が調製される。次いで、これら結晶は、逆溶媒(より低い蒸気圧)が蒸発すると、シードとして作用する。
化合物実施例1は、溶媒系のそれぞれに完全には溶解しなかった。そのため、全ての実験には、蒸発前に濾過することが含まれていた。
HT-XRPD分析の結果は、化合物実施例1が、溶媒混合物の蒸発時に、主に実施形態1sとして結晶化したことを立証した。これは、以下の溶媒/逆溶媒系:テトラヒドロフラン/水、アセトニトリル/水、クロロホルム/エタノール、メタノール/酢酸エチル、2-ブタノン/イソプロパノール、及びヘプタン/アセトンについて観察された。2つの系、アセトン/クメン及び1,4-ジオキサン/ギ酸エチルから、同形実施形態3b及び3eが同定され、これは、AAC後に、実施形態1a及び3d、並びにの1s及び3eの異なる混合物にそれぞれ変換された。
逆溶媒結晶化
純溶媒中で化合物実施例1の飽和溶液を調製した。順方向及び逆方向の添加(forward and reverse additions)で逆溶媒添加を実施した。順方向添加では、逆溶媒を3回に分けて化合物溶液に添加した。逆方向添加は、ある体積の化合物溶液を大幅に過剰の逆溶媒(20mL)に添加することによって実施した。
沈殿後、固形物を液体から分離し、周囲条件下で乾燥させ、真空下(5mbar)で乾燥させた後に、HT-XRPDによって分析した。沈殿を誘発するために、逆溶媒添加時に沈殿が生じなかった実験を5℃で48時間保管した。その後沈殿した固形物を分離し、HT-XRPDによって分析した。固形物が得られなかった場合、溶液を穏やかな条件下で蒸発させ、残留固形物をHT-XRPDによって分析した。全ての固形物をAAC(40℃/70%RHで2日間)に曝露し、HT-XRPDによって再分析した。
順方向逆溶媒結晶化は、全ての場合に沈殿を示した。全ての固形物は、実施形態1の同形メンバー(1s、1b、1j、1f)又は実施形態3(3b、3d、3f)として分類することができた。AACに曝露した後、全ての固体サンプルは、実施形態1a及び実施形態3eの混合物に変換されたものを除いて、実施形態1aに変換された。
溶媒としてDMSO中で実施された逆方向の逆溶媒結晶化実験から、使用された逆溶媒に応じて異なる固体形態が得られた。ジクロロメタン又はp-キシレンでは実施形態1の同形メンバー(1s及び1b)が同定されたが、MTBEでは非晶質残渣が得られた。逆溶媒添加時に沈殿しなかった逆溶媒としてヘプタン及び水を含む2つの溶液を蒸発させると、油状物が生じた。AAC後に実施形態1aへの変換が観察され、非晶質残基は潮解性になった。
高温濾過実験
様々な溶媒混合物中で50℃にて調製された化合物実施例1の過飽和溶液から、高温濾過による冷却結晶化実験を実施した。高温濾過溶液を48時間の冷却プロファイルに供した。温度プロファイル後に固形物が沈殿したバイアルを遠心分離し、固形物を液体から分離し、HT-XRPDによって分析した(真空下で乾燥後)。固形物が沈殿しなかった場合、溶液を真空下で蒸発させ、固形物をHT-XRPDによって分析した。全ての固形物をAAC(40℃/70%RHで2日間)に曝露し、HT-XRPDによって再分析した。高温濾過実験の半分では、沈殿が生じず、溶媒を蒸発させた際、これら溶媒系における化合物実施例1の溶解度が低いため、十分な固体が回収されなかった。3つの実験では、非晶質残渣が回収され、それは、AAC後に実施形態1(1s又は1a)及び3(3e)のメンバーの混合物に結晶化したか、又は潮解性になった。実施形態5は、アセトン/クロロホルム(50/50v/v)中の実験から同定された。この実施形態は、AAC後に実施形態1aへの変換が観察されたとき、物理的に不安定であるように見えた。
熱サイクリング実験
約6mgの実施形態1sの懸濁液を、室温で10の溶媒中で調製した。懸濁液を5℃~50℃で循環させた。熱サイクリングが完了したら、固形物を遠心分離によって分離し、周囲条件下で乾燥させ、真空下(5mbar)で乾燥させた後に、HT-XRPDによって分析した。続いて、全ての固形物をAACに2日間曝露し、再度HT-XRPDによって分析した。熱サイクリング実験は、通常、より安定な多形形態の形成を促進する。シクロヘキサノン中で実施した実験を除いで、全てのバイアルは、熱プロファイル後に固形物を含有していた。シクロヘキサノン溶液を穏やかな真空下でゆっくりと蒸発させた。実施形態1、3のメンバー又はこれらの混合物は、主に湿潤固形物中で同定された。これら固形物を乾燥させると、実施形態1sへの変換が観察された。実施形態3b及び3eは、51mg/mLの濃度でシクロヘキサノン300μL中(3b)、及び37.3mg/mLの濃度でイソブタノール400μL(3e)中における熱サイクリングから得られた。実施形態5は、18.6mg/mLの濃度でクロロホルム800μL中における熱サイクリングから得られた。
図3、図4、及び図5は、表2に列挙される実施形態のHT-XRPDパターンのオーバーレイを示し、上記のスクリーニングでも参照される。
実施形態1sは、結晶化実験の大部分から回収された。これは、周囲条件に応じて組み込まれる可変数の水分子及び/又は他の溶媒を有するチャネル水和物である。実施形態1aへの変換が観察された。この形態は、わずかに多い水(1.3分子の水)を含有していた。40℃及び75%RHに2日間曝露した後、実施形態1の全ての同形メンバーが実施形態1aに変換された。実施形態1のメンバーのXRPDパターンにおけるいくらかの回折ピークのシフトは、結晶格子に組み込まれた溶媒又は水分子が異なることに起因し得る。図4は、実施形態1のメンバーのHT-XRPDパターのオーバーレイを示す。ディフラクトグラム1sは、実施形態1sの形態の出発物質としての化合物実施例1に対応する。ディフラクトグラム1aは、いくつかの実施形態1sのサンプルのAACへの曝露後に得られた実施形態1aに対応する。ディフラクトグラム1bは、トルエン中室温における溶媒平衡化実験から得られた実施形態1bに対応する。ディフラクトグラム1cは、酢酸エチル/1,4-ジオキサン(50/50、v/v)中のμLスケールでの冷却結晶化実験から得られた実施形態1cに対応する。ディフラクトグラム1cは、アセトニトリル/クロロホルム(50/50、v/v)中のμLスケールでの冷却結晶化実験から得られた実施形態1dに対応する。ディフラクトグラム1eは、酢酸エチル/1,4-ジオキサン(50/50、v/v)中のμLスケールでの冷却結晶化実験から得られた実施形態1eに対応する。ディフラクトグラム1fは、p-キシレン中室温における溶媒平衡化実験から得られた実施形態1fに対応する。ディフラクトグラム1gは、アニソール中50℃における溶媒平衡化実験から得られた実施形態1gに対応する。ディフラクトグラム1hは、p-キシレン中のμLスケールでの冷却結晶化実験から得られた実施形態1hに対応する。
実施形態3のメンバーのディフラクトグラムを図5に示す。異なるHT-XRPDパターンで観察されるシフトは、結晶格子に組み込まれた異なる溶媒分子に起因する可能性が最も高い。実施形態3は、70%RHで4日間、実施形態2を40℃に加熱することによって得られた。実施形態3b~3eは、結晶構造に組み込まれた溶媒(0.3~0.7分子)に応じて変化する非化学量論的量の溶媒を含有する溶媒和形態であった。実施形態3のメンバーを含有する混合物は、AACに曝露した際に不安定であり、場合によっては、実施形態1aに、又は実施形態1a及び3eの混合物に変換された。実施形態1aへの変換は、高い相対湿度への曝露時の水分子による溶媒分子の交換、及び水和実施形態1aへの再結晶化に起因する。
実施形態9は、実施形態2を約200℃の温度に加熱し、続いて25℃に冷却することによって、また25-200-25-300℃の循環DSCによっても得られた。
実施形態8は、実施形態5を約175℃の温度に加熱することによって得られた。
本発明の実施形態は、形態1s、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h、2、3b、3c、3d、3e、5、6、7、8、9、及び10のうちの少なくとも1つの化合物実施例1を含む。本発明の実施形態は、薬学的に許容される共結晶の形態の本発明に係る化合物を含む。
酵素阻害アッセイ
材料
基質(NH2-KGGEEEEYFELVKK-CO2)、内部標準ペプチド(NH2-SWGAIETDKEYYTVKKD-CO2)、及び生成ペプチド(標準曲線のためのみ)(NH2-KGGEEEEY-Pi-FELVKK-CO2)は、AnaSpec(Fremont,CA,USA)から購入した。JAK1-JH1JH2(His-GSTタグ及びC末端tev(ENLYFQ-G)切断部位を有する574~1154)、JAK3-JH1JH2(GSTタグ及びC末端tev(ENLYFQ-G)切断部位を有する512~1124)、及びTyk2-JH2JH1(C末端Tev(ENLYFQ-G)切断部位を有する8H_tev_580~1182-C936A-C1142A)を内部で精製した。JAK2-JH1JH2(GSTタグ及びC末端tev(ENLYFQ-G)切断部位を有する532~1132)は、Invitrogenから購入した。LC/MS等級の水及びアセトニトリル(ACN)は、HoneyWell,Burdick&Jackson(Muskegon,MI,USA)から購入した。ジメチルスルホキシド99.8%(DMSO)及びトリフルオロ酢酸99.5%(TFA)は、EMD Chemical(Gibbstown,NJ,USA)から購入した。アデノシン三リン酸(ATP)、4-モルホリンプロパンスルホン酸(MOPS)、塩化マグネシウム(MgCl2)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ジチオスレイトール(DTT)、ギ酸>95%(FA)、及びTween-20は、Sigma(StLouis,MO,USA)から購入した。384ウェルポリプロピレンプレート、カタログ番号781280は、Greiner(Monroe,NC)、RapidFireTMカートリッジA C4カラム(Agilent Technologies,Santa Clara,CA)から購入した。
Electrospray Ionization source(RF-MS)(Concord,ON,Canada)を備えるABSiex QTrap 4000と連結されたRAPIDFIRE 300装置(Agilent Technologies,Santa Clara,CA)においてポジティブイオン化モードでHTMS実験を実施した。RapidFireシステムは、3 Agilent 1200シリーズのイソクラティックポンプAgilent Technologies(Santa Clara,CA)及びIsmatec(Wertheim,Germany)製の1つの蠕動ポンプモデルISM832Cを用いて作動した。質量分析計用のAnalystソフトウェアとインターフェース接続されたRapidFireソフトウェアを使用してシステム全体を操作した。
アッセイプロトコル
DMSOで1:3又は1:4連続希釈することによって、各化合物について11点投与系列を作製し、点12はDMSO対照である。Labcyte Echo(Sunnyvale,CA)又はBiosero ATS(San Diego,CA)を使用して、サンプルを連続希釈プレートから384ウェルアッセイプレート(#781280、Greiner,Monroe,NC)に移した。化合物は2連で試験した。カラム12を陽性対照に使用し、カラム24は酵素を添加していない陰性対照を含有していた。JAKアイソフォームの阻害活性を有する、発明者らの内部コレクションからの化合物を、参照化合物として使用した。DMSOの最終濃度は、20μLの反応において≦0.25%であった。タンパク質のそれぞれについてのアッセイ条件を表3にまとめる。反応緩衝液(50mM MOPS(pH7.5)、10mM MgCl2、1mM EDTA、2mM DTT、0.002%Tween-20)中で調製した2×基質溶液10μLに、10μLの2×酵素及びATP混合物を添加することによって、酵素反応を開始させた。反応開始前に、Tyk2酵素を2mM ATPと共に30分間プレインキュベートした。反応混合物に酵素を添加した直後、プレートを1000rpmで1分間遠心分離し、JAK3については25℃で45分間、そして、JAK1、JAK2、及びTyk2については90分間インキュベートした。Multidrop Combi試薬ディスペンサ(Thermo Scientific,Waltham,MA)を使用して、0.15μMの内部標準ペプチドを含有する0.5%TFAを20μL添加することによって、反応をクエンチした。典型的には、カラム24内のいくつかのウェルを、生成物の標準曲線のために使用した。クエンチ後、アッセイプレートを3000rpmで3分間遠心分離し、PlateLoc(Agilent Technologies,Santa Clara,CA)を用いて、穿刺可能なアルミニウム箔(カタログ番号06644-001、Agilent)で密封した。次いで、MS分析のためにプレートをRapidFireに移した。阻害されていない酵素反応と比較した、サンプルウェル内のリン酸化生成物レベルの減少によって、化合物の阻害を評価した。上記アッセイのアッセイ条件を表3に示し、これらアッセイで試験した実施例1~209の結果を表4に示す。
*反応バッファ:50mM MOPS(pH7.5)、10mM MgCl
2、1mM EDTA、2mM DTT、0.002%Tween-20、「IS」は、内部標準ペプチドを表し、「p」は、ホスホペプチド(生成物)を表し、「基質」はペプチドを表す。
ハイスループット質量分析法
水/TFA/FA(100:0.01:0.1、v/v/v)からなる移動相A、ACN/水/TFA/FA(80:20:0.01:0.1、v/v/v)からなる移動相Bを使用して、RapidFireにおいてサンプル分析を実施した。以下の実行パラメータを使用した:状態1(吸引)、250ms;状態2(ロード/洗浄)、3000ms;状態3(溶離)、4000ms;状態4(再平衡)、流速1.25mL/分で1000ms。サンプルを384アッセイプレートから直接吸引し、RF-MSマイクロスケールの固相C4抽出カートリッジ(A型)に供給した。塩、補因子、洗剤、及び巨大タンパク質などの望ましくない成分を洗い流し、保持された検体(基質、生成物、及びIS)をABSiex Qtrap 4000システムに直接共溶離した。ペプチド(基質)、ホスホペプチド(生成物)、及び内部標準ペプチド(IS)の定量は、それぞれ562→136.0、589.2→215.7、及び953.2→158.8(又は974.2→158.8)の移行を用いてMRMによって実施した。
細胞アッセイ
IL-2 pSTAT5(JAK1/JAK3)細胞アッセイ
最初に、384ウェルプレート内の0.1%IgG(免疫グロブリンG)不含、プロテアーゼ不含BSA(ウシ血清アルブミン)(Jackson ImmunoResearchカタログ番号001-000-161)を含有するHBSS(ハンクス平衡塩類溶液)に、新しく解凍したPBMC(Biological Specialty Corporation)を30,000細胞/4μL/ウェルでプレーティングすることによって、AlphaLISAアッセイ(PerkinElmer製のAlpha Technologyに基づく)を実施した。次いで、10μMの最高試験濃度及び0.5%の最終DMSO濃度で、37℃で30分間、半対数滴定濃度のDMSOで希釈した2μL/ウェルの化合物で細胞を処理した。次に、5ng/mLのIL-2(R&D Systemsカタログ番号202-IL-050)2μL/ウェルで、37℃で30分間細胞を刺激した。2μL/ウェルの溶解緩衝液(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST5-A10K)を添加し、続いて室温で5分間インキュベートすることによって、細胞反応を終結させた。5μL/ウェルの受容体ミックス(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST5-A10K)を細胞に添加し、室温で1時間暗所でインキュベートした。次いで、5μL/ウェルの供与体ミックス(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST5-A10K)を細胞に添加し、室温で一晩暗所でインキュベートした。最後に、時間分解蛍光シグナルを検出するために、プレートをPerkinElmer EnVisionで読み取った。IL-2依存性pSTAT5阻害の割合を化合物試験濃度で測定し、各化合物について、用量曲線を生成し、IC50を計算した。化合物濃度対Alphaシグナルの半対数希釈滴定曲線の非線形回帰、シグモイド用量応答分析によって、化合物IC50を計算した。頭字語「Alpha」は、増幅発光近接均一性アッセイ(amplified luminescent proximity homogeneous assay)を表し、Alphaシグナルは、発光/蛍光シグナルである。
IFNα pSTAT4(JAK1/TYK2)細胞アッセイ
最初に、384ウェルプレート内の10%FBS(ウシ胎児血清)、及び1,000I.U./mLのペニシリン、及び1,000μg/mLのストレプトマイシンを含有しているDMEM(ダルベッコ変法イーグル培地)に、新しく解凍したPBMC(Biological Specialty Corporation)を100,000細胞/6μL/ウェルでプレーティングすることによって、AlphaLISAアッセイ(PerkinElmerのAlpha Technologyに基づく)を実施した。次いで、10μMの最高試験濃度及び0.5%の最終DMSO濃度で、37℃で30分間、半対数滴定濃度のDMSOで希釈した2μL/ウェルの化合物で細胞を処理した。次に、4ng/mLのIFnα(PBL Assay Scienceカタログ番号11101-2)2μL/ウェルで、37℃で30分間細胞を刺激した。2μL/ウェルの溶解緩衝液(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST4-A10K)を添加し、続いて室温で5分間インキュベートすることによって、細胞反応を終結させた。4μL/ウェルの受容体ミックス(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST4-A10K)を細胞に添加し、室温で1時間暗所でインキュベートした。次いで、4μL/ウェルの供与体ミックス(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST4-A10K)を細胞に添加し、室温で一晩暗所でインキュベートした。最後に、時間分解蛍光シグナルを検出するために、プレートをPerkinElmer EnVisionで読み取った。IFNα依存性pSTAT4阻害の割合を化合物試験濃度で測定し、各化合物について、用量曲線を生成し、IC50を計算した。化合物濃度対Alphaシグナルの半対数希釈滴定曲線の非線形回帰、シグモイド用量応答分析によって、化合物IC50を計算した。用語「Alpha」は、直前の細胞アッセイの説明において定義されている。
GM-CSF pSTAT5(JAK2/JAK2)細胞アッセイ
最初に、384ウェルプレート内の0.1%IgG不含、プロテアーゼ不含BSA(Jackson ImmunoResearchカタログ番号001-000-161)を含有するHBSSに、新しく解凍したPBMC(Biological Specialty Corporation)を30,000細胞/4μL/ウェルでプレーティングすることによって、AlphaLISAアッセイ(PerkinElmer製のAlpha Technologyに基づく)を実施した。次いで、10μMの最高試験濃度及び0.5%の最終DMSO濃度で、37℃で30分間、半対数滴定濃度のDMSOで希釈した2μL/ウェルの化合物で細胞を処理した。次に、11pg/mLのGM-CSF(R&D Systemsカタログ番号215-GM-050)2μL/ウェルで、37℃で15分間細胞を刺激した。2μL/ウェルの溶解緩衝液(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST5-A10K)を添加し、続いて室温で5分間インキュベートすることによって、細胞反応を終結させた。5μL/ウェルの受容体ミックス(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST5-A10K)を細胞に添加し、室温で1時間暗所でインキュベートした。次いで、5μL/ウェルの供与体ミックス(PerkinElmerカタログ番号ALSU-PST5-A10K)を細胞に添加し、室温で一晩暗所でインキュベートした。最後に、時間分解蛍光シグナルを検出するために、プレートをPerkinElmer EnVisionで読み取った。GM-CSF依存性pSTAT5阻害の割合を化合物試験濃度で測定し、各化合物について、用量曲線を生成し、IC50を計算した。化合物濃度対Alphaシグナルの半対数希釈滴定曲線の非線形回帰、シグモイド用量応答分析によって、化合物IC50を計算した。用語「Alpha」は、IL-2 pSTAT5(JAK1/JAK3)細胞アッセイの説明において定義されている。実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85をこの細胞アッセイで試験し、結果を表5に示す。
実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85を溶解度及び透過性アッセイで試験した。溶解度アッセイの結果を、溶解度アッセイデータと題された表6に提示し、透過性アッセイの結果を、MDCK-MDR1透過性データと題された表7に提示する。これら溶解度及び透過性アッセイは、それぞれ、溶解度アッセイ及び透過性アッセイという見出しの下で以下に記載される。
溶解度アッセイ
溶解度測定は、以下の溶解度媒体:疑似胃液(34.2mMの塩化ナトリウム及び100mMの塩酸)又は擬似腸液(絶食状態[pH6.5]:3mMのタウロコール酸ナトリウム、0.75mMのレシチン、28.4mMのリン酸一ナトリウム、8.7mMの水酸化ナトリウム、及び105.9mMの塩化ナトリウム)中で行った。試験化合物を、10mMの濃度でDMSOに溶解させた。試験化合物をNunc 1-mL-96-Deep-Well-PPプレートに分注し(20μL)、TurboVap 96から6時間又は乾燥残渣が生成されるまで、窒素の吹き下ろしを介してDMSOを蒸発させた。次いで、400μLの溶解度媒体を、乾燥固形物を含有するウェルに添加した。Pre-Slit Well Capをウェルプレートブロック上にしっかりと配置し、サンプルを周囲温度で2~5日間激しく撹拌した。インキュベーション期間後、AcroPrep 1-mL-96-Filterプレートを通してサンプルを濾過して新しい2-mL-96-Deep-Well-PPプレートに入れ、0.004~0.55mMの範囲の3点較正を用いてUV-HPLCによって上清を定量した。各化合物の溶解度を、以下の等式から計算した:
溶解度値は、4~400μMの範囲であった。この範囲外の値は、<4μM又は>400μMのいずれかとして報告した。溶解度は、試験下の化合物が対応する溶解度測定を完了するのに十分な程度安定であった場合に限り報告する。
透過性アッセイ
NIH(Rockville,MD,USA)から入手したMDCK-MDR1細胞株を使用して、Cyprotexプロトコルに従って透過性測定を行った。継代数6~30の細胞を、3.4×105細胞/cm2の細胞密度でMultiscreen plate(商標)(Millipore)に播種し、透過性試験を実施する前に3日間培養した。このアッセイにおける細胞は、コンフルエント単層としても知られている培養皿の表面領域いっぱいに広がる単一の細胞層の凝集性シートを形成し、4日目に、試験化合物を膜の頂端側に添加し、単層全体にわたる化合物の輸送を、60分間の期間にわたってモニターした。
これらアッセイでしばしば使用される「A」及び「B」という用語を導入する単純かつ基本的な方法では、実体の頂端(「A」)側又は区画は、管腔又は外部環境に露出しているこのような実体の側面であり、一方、側底(「B」)側又は区画は、典型的には、内部環境に露出しており、反対側を包囲しているこのような実体の側面又は区画である。例えば、このような実体が例示的に腸上皮細胞である場合、このような腸細胞の頂端側は、腸管腔に露出している細胞の側面であり、一方、側底側は、血液に露出している側面である。
試験化合物を、10mMの濃度でDMSOに溶解させた。最終濃度5μMになるようにアッセイ緩衝液(ハンクス平衡塩類溶液)、pH7.4で試験化合物を希釈することによって、投与溶液を調製した。頂端から側底への(「A-B」)透過性を評価するために、緩衝液を頂端区画から除去し、透過性糖タンパク質(「PgP」、「P-gP」、「Pgp」、又は「P-gp」)阻害剤エラクリダル(2μM)を含む又は含まない試験化合物投与溶液で置き換えた。側底から頂端への(「B-A」)透過性を評価するために、緩衝液をコンパニオンプレートから除去し、試験化合物投与溶液で置き換えた。95%相対湿度で5%CO2雰囲気下において37℃で、インキュベートを2連で実施した。各アッセイは、参照マーカープロプラノロール(高透過性)及びプラゾシン(PgP基質)を含んでいた。60分間インキュベートした後、頂端側及び側底側サンプルを希釈し、サンプルの適切な希釈物(受容体希釈係数=1、供与体及びC0希釈係数=10)を用いて0.0039~3μMの範囲の8点較正を使用して、LC/MS/MSによって試験化合物を定量した。各化合物の透過係数(Papp)を、次の等式から計算した:Papp=(dQ/dt)/(C0×S)(式中、dQ/dtは、細胞を越える薬物の透過速度であり、C0は、時間ゼロにおける供与体区画濃度であり、Sは、細胞単層の面積である)。
全てのインキュベーション条件について回復率を測定した。これら測定から、許容できない化合物/プレート結合又は細胞単層における化合物の蓄積は明らかにならなかった。
表7の第2及び第3列は、エラクリダルであったP-gp阻害剤を含まない(第2列)及び含む(第3列、Pe
app(A-B)と記される)、頂端から側底への化合物輸送についてのPapp(A-B)値を示す。Papp(A-B)は、このアッセイにおける細胞を越える透過の程度の指標を与え、これは、Pgp発現胃腸管細胞などのPgp発現細胞を越える細胞間輸送をモデル化すると想定される。第3列に与えられるPe
app(A-B)値(P-gp阻害剤の存在下におけるPapp(A-B))は、化合物の流出におけるP-gpの役割を確認するために求められる。表7の第4列は、側底から頂端への化合物輸送についてのPapp(B-A)の値を示す。試験化合物流出比は、同じ表中の第4及び第2列からの対応する透過係数値を使用することによって、Papp(B-A)/Papp(A-B)として表7の第5列に与えられる。流出比(第5列、表7)は、化合物(A)~(C)について、また化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85についても、一貫して2超であり、これは、このような化合物全てについて化合物の流出が生じることを示す。
列2におけるPapp(A-B)値は、一般に、参照化合物(A)~(C)について、また化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85についても、低くかつ同等である。これら低い値は、全てのこのような化合物について透過性が低いことを示し、これは、列5に与えられる値が全て2超であることによって示されるように、全てのこのような化合物がP-gp基質であるため、P-gp効果によるものである。低い透過性を有することを特徴とするためには、それぞれPe
app(A-B)及びPapp(B-A)について第3及び第4列に与えられる値が低くなければならない。しかしながら、これらデータは、化合物(A)~(C)のPapp(B-A)値が、化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85の対応する値よりも大きいことを示す。
蛍光分析によるルシファーイエローの透過を調べることによって、各単層の完全性をモニターした。この試験によって、このアッセイにおける細胞が満足のいくコンフルエントな単層を維持していたことが明らかになった。
*出発濃度は、AからB、AからB(エラクリダルを含む)、及びBからAの条件について>7μMであると測定された。
**別段の指示がない限り、化合物(A)~(C)及び実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85は5μMの濃度で試験した。セル内で2つのデータ点が示されたデータについては、化合物を2回試験した。
インビボ試験
経口投与-プロトコル1
3頭の非絶食性雌C57BL/6マウスに5mL/kgの投与体積で、20%ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(HPβCD)溶液として、25mg/kg p.o.の用量で、試験化合物を経口投与した。背側中足静脈の後眼窩出血又は静脈穿刺を介して、投与の0.5、2、及び4時間後に血液サンプルを採取した。血液サンプルを抗凝固剤(ヘパリン-Na)を含有するチューブに採取し、湿った氷上に置いた。血漿画分を遠心分離によって分離し、サンプル採取直後に分析しない限り、4時間までは-20℃で、4時間後は-80℃で冷凍した。投与4時間後に結腸サンプルを採取した。盲腸の始まりから、結腸の4~6cmのサンプルを切除し、長手方向軸で切開し、2mLの生理食塩水で洗い流すことによって固体内容物を除去した。5mLの生理食塩水中に入れ、5秒間振盪することによって、結腸を更に洗浄した。次いで、結腸サンプルを軽く叩いて乾燥させ、秤量し、1部の組織(g)に対して4部のHPLC等級水(mL)としてホモジナイズした。血漿及び結腸ホモジネート中の化合物の濃度を、適格の液体クロマトグラフィー-三重四重極質量分析(LC-MS/MS)法を用いて測定した。このプロトコルを使用して、次の試験化合物:化合物(B)及び(C)並びに実施例10及び74を評価した。
経口投与プロトコル2
3頭の非絶食性雌C57BL/6マウスに5mL/kgの投与体積で、20%HPβCD溶液として、25mg/kg p.o.の用量で、試験化合物を経口投与した。後眼窩出血又は背側中足静脈を介して、投与の0.5、2、及び4時間後に血液サンプルを採取した。血液サンプルを抗凝固剤(ヘパリン-Na)を含有するチューブに採取し、湿った氷上に置いた。血漿画分を遠心分離によって分離し、サンプル採取直後に分析しない限り、4時間までは-20℃で、4時間後は-80℃で冷凍した。投与4時間後に結腸サンプルを採取した。盲腸の2cm下から、結腸の4cmのサンプルを切除し、長手方向軸で切開し、2mLの生理食塩水で洗い流すことによって固体内容物を除去した。5mLの生理食塩水中に入れ、5秒間振盪することによって、結腸を更に洗浄した。次いで、結腸サンプルを軽く叩いて乾燥させ、秤量し、1部の組織(g)に対して4部のHPLC等級水(mL)としてホモジナイズした。血漿及び結腸ホモジネート中の化合物の濃度を、適格の液体クロマトグラフィー-三重四重極質量分析(LC-MS/MS)法を用いて測定した。このプロトコルを使用して、次の試験化合物:化合物(A)並びに実施例1~5、22、34、38、55、及び85を評価した。
IC投与プロトコル3
結腸内(IC)投与群:吸入によってイソフルランで麻酔した後、3頭の非絶食雌C57BL/6マウスに、1mL/kgの投与体積で20%HPβCD溶液として5mg/kgの用量で注射器及び針を用いて腹壁の小さな切込みを通して試験化合物を結腸内投与した。後眼窩出血を介して、投与の0.5、2、及び4時間後に血液サンプルを採取した。血液サンプルを抗凝固剤(ヘパリン-Na)を含有するチューブに採取し、湿った氷上に置いた。血漿画分を遠心分離によって分離し、サンプル採取直後に分析しない限り、4時間までは-20℃で、4時間後は-80℃で冷凍した。投与4時間後に結腸サンプルを採取した。盲腸の2cm下から、結腸の4cmのサンプルを切除し、長手方向軸で切開し、2mLの生理食塩水で洗い流すことによって固体内容物を除去した。5mLの生理食塩水中に入れ、5秒間振盪することによって、結腸を更に洗浄した。次いで、結腸サンプルを軽く叩いて乾燥させ、秤量し、1部の組織(g)に対して4部のHPLC等級水(mL)としてホモジナイズした。血漿及び結腸ホモジネート中の化合物の濃度を、適格の液体クロマトグラフィー-三重四重極質量分析(LC-MS/MS)法を用いて測定した。このプロトコルを使用して、以下の試験化合物:実施例1、3、及び4のIC投与を評価した。
化合物実施例1~5、10、22、34、38、55、74、及び85を、表8に与えられた物理化学的特性によって更に特性評価する。ChemBioDraw Ultra 14.0を使用することによってcLogP及びtPSA値を計算した(式中、Pは、n-オクタノール-水分配係数である)。位相極性表面積(topological polar surface area、tPSA)は、結合した水素も含む全ての極性原子、主に酸素及び窒素の表面の合計として計算される。
本発明は次の実施態様を含む。
[1]
式Iの化合物、又はその薬学的に許容される塩;
[式中、R
1
は、
(a)
(式中、
mは、0又は1であり、
nは0又は1であり;
R
7
及びR
8
は、独立して、H、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
パーハロアルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
3
~C
7
ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールからなる群から選択され、
前記R
7
及びR
8
のそれぞれにおいて、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
パーハロアルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
3
~C
7
ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれは、所望により、ハロ、-OH、-CN、C
1
~C
4
アルキル、-OC
1
-C
6
アルキル、-OC
1
-C
4
パーハロアルキル、フェニル、-O-ピリジン、-Si(CH
3
)
3
、-(OCH
2
CH
2
)
2
-NH
2
、-C(O)NH
2
、-C(OH)(CF
3
)
2
、-(CH
2
)P(O)(OCH
2
CH
3
)
2
、CH
2
CN、及びCH
2
OHからなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されているか、又は
R
7
及びR
8
は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、4~7員複素環を形成し、
前記4~7員複素環は、1~2つのヘテロ原子を含有し、前記ヘテロ原子は、O、N、及びS(O)
p
からなる群から選択され、pは、0、1、又は2であり、
前記4~7員複素環は、所望により、OH、CN、CH
2
OH、-CH(CH
3
)
2
OH、CH
2
CN、-C(O)CH
3
、C
1
~C
6
アルキル、モルホリノ、C
1
~C
3
パーハロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フルオロ、及びOC
1
-C
6
アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(b)
(式中、R
9
は、NH、N-OH、及びOからなる群から選択され、
R
10
は、C
1
~C
6
アルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピラゾリル、OC
1
~C
6
アルキル、フェノキシ、NH
2
、-NHCH
2
-C
3
~C
10
シクロアルキル、-NHC
1
~C
6
アルキル、及び-NHフェニルからなる群から選択され、前記R
10
において、C
1
~C
6
アルキル及びフェニルのそれぞれは、独立して、所望によりC
3
~C
10
シクロアルキル、ピペリジニル、OH、CN、及びOC
1
~C
6
アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(c)
(式中、R
11
は、フェニル、C
3
~C
10
シクロアルキル、及びC
1
~C
6
アルキルからなる群から選択され、前記R
11
において、C
1
~C
6
アルキルは、所望により、OC
1
~C
6
アルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、及びピペリジニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(d)
(式中、R
12
及びR
13
は、独立して、C
1
~C
3
アルキル及びフェニルからなる群から選択される)、
(e)CH
2
OR
14
、
(式中、R
14
は、
C
1
~C
6
アルキル、-C(O)NHCH
2
CH
2
OCH
3
、
からなる群から選択される)、
(f)所望によりSi(CH
3
)
3
で置換されているシクロヘキシル、又は所望により-CN、SF
5
、-4-SO
2
CH
3
-フェニル、及び
(式中、R
15
は、H、-CN、CH
2
OH、及び-C≡CHからなる群から選択される)からなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されているフェニルのいずれか、
(g)所望により、O、N、及びSからなる群から選択される1~4つのヘテロ原子を含有する5又は6員ヘテロアリール環HRであって、所望により、ハロ、C
3
~C
4
シクロアルキル、C
1
~C
6
アルキル、フェニル、-CH
2
オキサゾリル、-CH
2
C(O)NHシクロプロピル、-CH
2
C(O)
2
CH
2
CH
3
、-CH
2
C(CH
3
)
2
OH、CN、NH
2
、NHCH
3
、及びSCH
3
からなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている5又は6員ヘテロアリール環HR、
(h)C
4
~C
7
複素環であって、所望により、-CO
2
CH
2
CH
3
、-SO
2
CH
3
、-COCH
3
、CH
2
C(CH
3
)
3
、C(CH
3
)
3
、CH
3
、C(O)CH
2
CN、CH
2
C(OH)(CH
3
)
2
、及び4-CN-フェニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されているC
4
~C
7
複素環、
(i)-CH
2
-NR
4
R
5
(式中、R
4
及びR
5
のそれぞれは、独立して、H及びSO
2
R
6
(式中、R
6
は、シクロヘキシル、所望によりCNで置換されているフェニル、及び所望によりCNで置換されているC
1
~C
5
アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択される)、
(j)-CH
2
-A(式中、Aは、
チアゾロ、イミダゾリル、ピロリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員ヘテロアリール環、
複素環
(式中、R
15
は、フェニル、シクロプロピル、及びイソプロピルからなる群から選択される)、並びに
からなる群から選択される)、並びに
(k)-(CH
2
)
s
-(OCH
2
CH
2
)
q
OCH
3
(式中、sは1又は2であり、qは1、2、又は3である)
からなる群から選択される]。
[2]
R
1
が、
(式中、
mは、0又は1であり、
nは、0又は1であり、
R
7
及びR
8
は、独立して、H、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
パーハロアルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
3
~C
7
ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールからなる群から選択され、
前記R
7
及びR
8
のそれぞれにおいて、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
パーハロアルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
3
~C
7
ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれは、所望により、ハロ、-OH、-CN、C
1
~C
4
アルキル、-OC
1
-C
6
アルキル、-OC
1
-C
4
パーハロアルキル、フェニル、-O-ピリジン、-Si(CH
3
)
3
、-(OCH
2
CH
2
)
2
-NH
2
、-C(O)NH
2
、-C(OH)(CF
3
)
2
、-(CH
2
)P(O)(OCH
2
CH
3
)
2
、CH
2
CN、及びCH
2
OHからなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されている)
である、[1]に記載の化合物。
[3]
R
1
が、
(式中、
mは、0又は1であり、
nは0又は1であり;
R
7
及びR
8
は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、4~7員複素環を形成し、
前記4~7員複素環は、1~2つのヘテロ原子を含有し、前記ヘテロ原子は、O、N、及びS(O)
p
からなる群から選択され、pは、0、1、又は2であり、
前記4~7員複素環は、所望により、OH、CN、CH
2
OH、-CH(CH
3
)
2
OH、CH
2
CN、-C(O)CH
3
、C
1
~C
6
アルキル、モルホリノ、C
1
~C
3
パーハロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フルオロ、及びOC
1
-C
6
アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)
である、[1]に記載の化合物。
[4]
R
1
が、
(式中、R
9
は、NH、N-OH、及びOからなる群から選択され、
R
10
は、C
1
~C
6
アルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピラゾリル、OC
1
-C
6
アルキル、フェノキシ、NH
2
、-NHCH
2
-C
3
~C
10
シクロアルキル、-NHC
1
-C
6
アルキル、及び-NHフェニルからなる群から選択され、前記R
10
において、C
1
~C
6
アルキル及びフェニルのそれぞれは、独立して、所望によりC
3
~C
10
シクロアルキル、ピペリジニル、OH、CN、及びOC
1
-C
6
アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)
である、[1]に記載の化合物。
[5]
R
10
が、
からなる群から選択される、[4]に記載の化合物。
[6]
R
9
が、NH又はN-OHであり、R
10
が、
からなる群から選択される、[4]に記載の化合物。
[7]
R
1
が、
(式中、R
11
は、フェニル、C
3
~C
10
シクロアルキル、及びC
1
~C
6
アルキルからなる群から選択され、前記R
11
において、C
1
~C
6
アルキルは、所望により、OC
1
-C
6
アルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、及びピペリジニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)
である、[1]に記載の化合物。
[8]
R
11
が、
からなる群から選択される、[7]に記載の化合物。
[9]
R
1
が、
(式中、R
12
及びR
13
は、独立して、C
1
~C
3
アルキル及びフェニルからなる群から選択される)
である、[1]に記載の化合物。
[10]
R
1
が、CH
2
OR
14
(式中、R
14
は、
C
1
~C
6
アルキル、-C(O)NHCH
2
CH
2
OCH
3
、
からなる群から選択される)
である、[1]に記載の化合物。
[11]
R
1
が、所望によりSi(CH
3
)
3
で置換されているシクロヘキシル、又は所望により-CN、SF
5
、-4-SO
2
CH
3
-フェニル、及び
(式中、R
15
は、H、-CN、CH
2
OH、及び-C≡CHからなる群から選択される)
からなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されているフェニルのいずれかである、[1]に記載の化合物。
[12]
R
1
が、所望により、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5又は6員ヘテロアリール環HRであって、所望により、ハロ、C
3
~C
4
シクロアルキル、C
1
~C
6
アルキル、フェニル、-CH
2
オキサゾリル、-CH
2
C(O)NHシクロプロピル、-CH
2
C(O)
2
CH
2
CH
3
、-CH
2
C(CH
3
)
2
OH、CN、NH
2
、NHCH
3
、及びSCH
3
からなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている、5又は6員ヘテロアリール環HRである、[1]に記載の化合物。
[13]
R
1
が、C
4
~C
7
複素環であって、所望により、-CO
2
CH
2
CH
3
、-SO
2
CH
3
、-COCH
3
、CH
2
C(CH
3
)
3
、C(CH
3
)
3
、CH
3
、C(O)CH
2
CN、CH
2
C(OH)(CH
3
)
2
、及び4-CN-フェニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている、C
4
~C
7
複素環である、[1]に記載の化合物。
[14]
R
1
が、-CH
2
-NR
4
R
5
(式中、R
4
及びR
5
のそれぞれは、独立して、H及びSO
2
R
6
(式中、R
6
は、シクロヘキシル、所望によりCNで置換されているフェニル、及び所望によりCNで置換されているC
1
~C
5
アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択される)である、[1]に記載の化合物。
[15]
R
1
が、-CH
2
-A
(式中、Aは、
チアゾロ、イミダゾリル、ピロリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員ヘテロアリール環、
複素環
(式中、R
15
は、フェニル、シクロプロピル、及びイソプロピルからなる群から選択される)、並びに
からなる群から選択される)
である、[1]に記載の化合物。
[16]
R
1
が、-(CH
2
)
s
-(OCH
2
CH
2
)
q
OCH
3
(式中、sは1又は2であり、qは1、2又は3である)である、[1]に記載の化合物。
[17]
JAK活性によって媒介される疾患、障害、又は医学的状態を治療するための医薬組成物であって、有効量の少なくとも1つの[1]に記載の化合物を含む、医薬組成物。
[18]
式IIの化合物、又はその薬学的に許容される塩
(式中、sは0又は1であるが、ただし、
sが1である場合、Xは、H、ハロ、及びメチルからなる群から選択され、
sが0である場合、Xは、ハロ又はメチルであり、
Yは、CH
3
又はHであり、
R
A
は、
以下からなる群から選択される)。
[19]
R
A
が、
であり、
sが1であり、YがHであり、XがClである、[18]に記載の化合物。
[20]
R
A
が、
であり、
sが1であり、YがHであり、XがBrである、[18]に記載の化合物。
[21]
R
A
が、
であり、
sが1であり、YがHであり、XがFである、[18]に記載の化合物。
[22]
R
A
が、
であり、
sが1であり、YがCH
3
であり、XがHである、[18]に記載の化合物。
[23]
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド、
N-(2-シアノエチル)-2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(シアノメチル)フェニル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリミジン-4-イルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(E)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
(Z)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(3-ヒドロキシアセチジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(((1S,3R,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)メチル)アセトアミド、
N-(2-シアノ-2-メチルプロピル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-シクロヘキシルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((3R,5R)-アダマンタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロブチル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピラジン-2-イルメチル)アセトアミド、
N-((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノベンジル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ウレア、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-(ピリジン-4-イルオキシ)エチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-ネオペンチルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-フルオロベンジル)アセトアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピロリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-ヒドロキシ-3-フェニルピロリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1s,3r,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミド、
N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-3-メチルブチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4,4-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
N-((1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロプロピル)メチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシ-4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルアミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4'-(メチルスルホニル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロプロピルアセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル)アセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)アセトアミド、
1-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
ジエチル4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ベンジルホスホネート、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)アセトアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(メトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタンアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(オキセタン-3-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-エチニルベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アゼチジン-1-カルボキシレート、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-イソプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-エチニルベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-フルオロ-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(メチルスルホニル)アセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((1-ヒドロキシシクロヘプチル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-(2-シアノエチル)-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-シクロプロピル-4,5-ジヒドロ-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ
6
-スルファニル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-メトキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルアセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
3-(3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチジン-1-イル)-3-オキソプロパンニトリル、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-メトキシエチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-シクロプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(オキサゾール-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-イソプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(3-メトキシプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-シアノシクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(メチルスルホニル)フェニル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-シクロプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-メトキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メトキシプロパン-2-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(モルホリン-4-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセテート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(8-クロロ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(8-ブロモ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,5,8,11-テトラオキサトリデカン-13-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-(2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(1-((1R4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(3S,5S,7S)-アダマンタン-1-イルカルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド、
N-((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(tert-ブトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((5-オキソ-3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド、
2-(4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、及び
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド
からなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩。
[24]
前記化合物が、以下からなる群から選択される、[23]に記載の化合物:
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド、
N-(2-シアノエチル)-2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(シアノメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリミジン-4-イルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(3-ヒドロキシアセチジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(((1S,3R,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)メチル)アセトアミド、
N-(2-シアノ-2-メチルプロピル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-シクロヘキシルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)アセトアミド、
N-((3R,5R)-アダマンタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロブチル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピラジン-2-イルメチル)アセトアミド、
N-((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノベンジル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ウレア、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-(ピリジン-4-イルオキシ)エチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-ネオペンチルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-フルオロベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピロリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-ヒドロキシ-3-フェニルピロリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1s,3r,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミド、
N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-3-メチルブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4,4-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
N-((1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロプロピル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシ-4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロプロピルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)アセトアミド、
1-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
ジエチル4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ベンジルホスホネート、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタンアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(オキセタン-3-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((1-ヒドロキシシクロヘプチル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-(2-シアノエチル)-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-メトキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-イソプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(3-メトキシプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-シアノシクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(メチルスルホニル)フェニル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-シクロプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-メトキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メトキシプロパン-2-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(モルホリン-4-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド、
N-((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、及び
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド。
[25]
前記化合物が、以下からなる群から選択される、[23]に記載の化合物:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド、
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、及び
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミド。
[26]
前記化合物が、以下からなる群から選択される、[23]に記載の化合物:
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、及び
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド。
[27]
前記化合物が、以下からなる群から選択される、[23]に記載の化合物:
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、及び
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル。
[28]
前記化合物が、以下からなる群から選択される、[23]に記載の化合物:
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(Z
*
N'-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、及び
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド。
[29]
前記化合物が、以下からなる群から選択される、[23]に記載の化合物:
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、及び
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミド。
[30]
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド、
N-(2-シアノエチル)-2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(シアノメチル)フェニル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリミジン-4-イルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(E)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
(Z)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(3-ヒドロキシアセチジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(((1S,3R,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)メチル)アセトアミド、
N-(2-シアノ-2-メチルプロピル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-シクロヘキシルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((3R,5R)-アダマンタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロブチル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピラジン-2-イルメチル)アセトアミド、
N-((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノベンジル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ウレア、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-(ピリジン-4-イルオキシ)エチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-ネオペンチルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-フルオロベンジル)アセトアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピロリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-ヒドロキシ-3-フェニルピロリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1s,3r,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミド、
N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-3-メチルブチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4,4-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
N-((1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロプロピル)メチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシ-4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルアミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4'-(メチルスルホニル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロプロピルアセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル)アセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)アセトアミド、
1-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
ジエチル4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ベンジルホスホネート、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)アセトアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(メトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタンアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(オキセタン-3-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-エチニルベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アゼチジン-1-カルボキシレート、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-イソプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-エチニルベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-フルオロ-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(メチルスルホニル)アセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((1-ヒドロキシシクロヘプチル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-(2-シアノエチル)-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-シクロプロピル-4,5-ジヒドロ-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ
6
-スルファニル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-メトキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルアセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
3-(3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチジン-1-イル)-3-オキソプロパンニトリル、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-メトキシエチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-シクロプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(オキサゾール-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-イソプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(3-メトキシプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-シアノシクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(メチルスルホニル)フェニル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-シクロプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-メトキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メトキシプロパン-2-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(モルホリン-4-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセテート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(8-クロロ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(8-ブロモ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,5,8,11-テトラオキサトリデカン-13-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-(2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(1-((1R4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(3S,5S,7S)-アダマンタン-1-イルカルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド、
N-((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(tert-ブトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((5-オキソ-3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド、
2-(4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、及び
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド
からなる群から選択される化合物又はその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物。
[31]
JAK活性によって媒介される疾患、障害、若しくは医学的状態に罹患しているか、又は前記疾患、障害、若しくは医学的状態であると診断された対象を治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩から選択される少なくとも1つの化学物質を有効量投与することを含む方法;
[式中、R
1
は、
(a)
(式中、
mは、0又は1であり、
nは0又は1であり;
R
7
及びR
8
は、独立して、H、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
パーハロアルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
3
~C
7
ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールからなる群から選択され、
前記R
7
及びR
8
のそれぞれにおいて、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
パーハロアルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
3
~C
7
ヘテロシクリル、フェニル、及び5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれは、所望により、ハロ、-OH、-CN、C
1
~C
4
アルキル、-OC
1
-C
6
アルキル、-OC
1
-C
4
パーハロアルキル、フェニル、-O-ピリジン、-Si(CH
3
)
3
、-(OCH
2
CH
2
)
2
-NH
2
、-C(O)NH
2
、-C(OH)(CF
3
)
2
、-(CH
2
)P(O)(OCH
2
CH
3
)
2
、CH
2
CN、及びCH
2
OHからなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されているか、又は
R
7
及びR
8
は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、4~7員複素環を形成し、
前記4~7員複素環は、1~2つのヘテロ原子を含有し、前記ヘテロ原子は、O、N、及びS(O)
p
からなる群から選択され、pは、0、1、又は2であり、
前記4~7員複素環は、所望により、OH、CN、CH
2
OH、-CH(CH
3
)
2
OH、CH
2
CN、-C(O)CH
3
、C
1
~C
6
アルキル、モルホリノ、C
1
~C
3
パーハロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フルオロ、及びOC
1
~C
6
アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(b)
(式中、R
9
は、NH、N-OH、及びOからなる群から選択され、
R
10
は、C
1
~C
6
アルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピラゾリル、OC
1
~C
6
アルキル、フェノキシ、NH
2
、-NHCH
2
-C
3
~C
10
シクロアルキル、-NHC
1
~C
6
アルキル、及び-NHフェニルからなる群から選択され、前記R
10
において、C
1
~C
6
アルキル及びフェニルのそれぞれは、独立して、所望によりC
3
~C
10
シクロアルキル、ピペリジニル、OH、CN、及びOC
1
~C
6
アルキルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(c)
(式中、R
11
は、フェニル、C
3
~C
10
シクロアルキル、及びC
1
~C
6
アルキルからなる群から選択され、前記R
11
において、C
1
~C
6
アルキルは、所望により、OC
1
~C
6
アルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、及びピペリジニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている)、
(d)
(式中、R
12
及びR
13
は、独立して、C
1
~C
3
アルキル及びフェニルからなる群から選択される)、
(e)CH
2
OR
14
、
(式中、R
14
は、
C
1
~C
6
アルキル、-C(O)NHCH
2
CH
2
OCH
3
、
からなる群から選択される)、
(f)所望によりSi(CH
3
)
3
で置換されているシクロヘキシル、又は所望により-CN、SF
5
、-4-SO
2
CH
3-
フェニル、及び
(式中、R
15
は、H、-CN、CH
2
OH、及び-C≡CHからなる群から選択される)からなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されているフェニルのいずれか、
(g)所望により、O、N、及びSからなる群から選択される1~4つのヘテロ原子を含有する5又は6員ヘテロアリール環HRであって、所望により、ハロ、C
3
~C
4
シクロアルキル、C
1
~C
6
アルキル、フェニル、-CH
2
オキサゾリル、-CH
2
C(O)NHシクロプロピル、-CH
2
C(O)
2
CH
2
CH
3
、-CH
2
C(CH
3
)
2
OH、CN、NH
2
、NHCH
3
、及びSCH
3
からなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている5又は6員ヘテロアリール環HR、
(h)C
4
~C
7
複素環であって、所望により、-CO
2
CH
2
CH
3
、-SO
2
CH
3
、-COCH
3
、CH
2
C(CH
3
)
3
、C(CH
3
)
3
、CH
3
、C(O)CH
2
CN、CH
2
C(OH)(CH
3
)
2
、及び4-CN-フェニルからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されているC
4
~C
7
複素環、
(i)-CH
2
-NR
4
R
5
(式中、R
4
及びR
5
のそれぞれは、独立して、H及びSO
2
R
6
(式中、R
6
は、シクロヘキシル、所望によりCNで置換されているフェニル、及び所望によりCNで置換されているC
1
~C
5
アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択される)、
(j)-CH
2
-A(式中、Aは、
チアゾロ、イミダゾリル、ピロリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員ヘテロアリール環、
複素環
(式中、R
15
は、フェニル、シクロプロピル、及びイソプロピルからなる群から選択される)、並びに
からなる群から選択される)、並びに
(k)-(CH
2
)
s
-(OCH
2
CH
2
)
q
OCH
3
(式中、sは1又は2であり、qは1、2、又は3である)
からなる群から選択される]。
[32]
JAK活性によって媒介される疾患、障害、若しくは医学的状態に罹患しているか、又は前記疾患、障害、若しくは医学的状態であると診断された対象を治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に、式IIの化合物又はその薬学的に許容される塩から選択される少なくとも1つの化学物質を有効量投与することを含む方法;
(式中、sは0又は1であるが、ただし、
sが1である場合、Xは、H、ハロ、及びメチルからなる群から選択され、
sが0である場合、Xは、ハロ又はメチルであり、
Yは、CH
3
又はHであり、
R
A
は、
からなる群から選択される)。
[33]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、眼症状、骨髄増殖性腫瘍、骨髄増殖性疾患、骨髄増殖性症候群、急性骨髄性白血病、全身性炎症反応症候群、全身型若年性関節リウマチ、若年性特発性関節炎(JIA)、III型過敏反応、IV型過敏症、大動脈炎、虹彩毛様体炎/ブドウ膜炎/視神経炎、若年性脊髄性筋萎縮症、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症を含む糖尿病性腎疾患、細小血管症、炎症、慢性炎症、潰瘍性大腸炎(UC)及びクローン病を含む炎症性腸疾患、アレルギー性疾患、白斑、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、皮膚炎強皮症、臓器移植に関連する急性又は慢性の免疫疾患、乾癬性関節症、潰瘍性大腸炎性関節症、自己免疫性水疱症、自己免疫性溶血性貧血、関節リウマチ、関節リウマチに関連する間質性肺疾患、全身性エリテマトーデス、全身性エリテマトーデスに関連する肺疾患、皮膚筋炎/多発性筋炎に関連する肺疾患、喘息、強直性脊椎炎(AS)、AS関連肺疾患、自己免疫性肝炎、1型自己免疫性肝炎(古典的自己免疫又はルポイド肝炎)、2型自己免疫性肝炎(抗LKM抗体肝炎)、自己免疫性低血糖症、乾癬、1型乾癬、2型乾癬、尋常性乾癬、中等度~重度の慢性尋常性乾癬、自己免疫性好中球減少症、精子自己免疫、多発性硬化症、急性リウマチ熱、リウマチ性脊椎炎、シェーグレン症候群、シェーグレン症候群/疾患に関連する肺疾患、自己免疫性血小板減少症、神経炎症、及びパーキンソン病からなる群から選択される、[31]に記載の方法。
[34]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、炎症、慢性炎症、炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎(UC)、及びクローン病からなる群から選択される、[31]に記載の方法。
[35]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎(UC)、及びクローン病からなる群から選択される、[31]に記載の方法。
[36]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、潰瘍性大腸炎(UC)及びクローン病からなる群から選択される、[31]に記載の方法。
[37]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、白斑、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、皮膚炎強皮症、乾癬、1型乾癬、2型乾癬、尋常性乾癬、及び中等度~重度の慢性尋常性乾癬からなる群から選択される、[31]に記載の方法。
[38]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、眼症状、骨髄増殖性腫瘍、骨髄増殖性疾患、骨髄増殖性症候群、急性骨髄性白血病、全身性炎症反応症候群、全身型若年性関節リウマチ、若年性特発性関節炎(JIA)、III型過敏反応、IV型過敏症、大動脈炎、虹彩毛様体炎/ブドウ膜炎/視神経炎、若年性脊髄性筋萎縮症、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症を含む糖尿病性腎疾患、細小血管症、炎症、慢性炎症、潰瘍性大腸炎(UC)及びクローン病を含む炎症性腸疾患、アレルギー性疾患、白斑、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、皮膚炎強皮症、臓器移植に関連する急性又は慢性の免疫疾患、乾癬性関節症、潰瘍性大腸炎性関節症、自己免疫性水疱症、自己免疫性溶血性貧血、関節リウマチ、関節リウマチに関連する間質性肺疾患、全身性エリテマトーデス、全身性エリテマトーデスに関連する肺疾患、皮膚筋炎/多発性筋炎に関連する肺疾患、喘息、強直性脊椎炎(AS)、AS関連肺疾患、自己免疫性肝炎、1型自己免疫性肝炎(古典的自己免疫又はルポイド肝炎)、2型自己免疫性肝炎(抗LKM抗体肝炎)、自己免疫性低血糖症、乾癬、1型乾癬、2型乾癬、尋常性乾癬、中等度~重度の慢性尋常性乾癬、自己免疫性好中球減少症、精子自己免疫、多発性硬化症、急性リウマチ熱、リウマチ性脊椎炎、シェーグレン症候群、シェーグレン症候群/疾患に関連する肺疾患、自己免疫性血小板減少症、神経炎症、及びパーキンソン病からなる群から選択される、[32]に記載の方法。
[39]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、炎症、慢性炎症、炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎(UC)、及びクローン病からなる群から選択される、[32]に記載の方法。
[40]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎(UC)、及びクローン病からなる群から選択される、[32]に記載の方法。
[41]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、潰瘍性大腸炎(UC)及びクローン病からなる群から選択される、[32]に記載の方法。
[42]
前記疾患、障害、又は医学的状態が、白斑、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、皮膚炎強皮症、乾癬、1型乾癬、2型乾癬、尋常性乾癬、及び中等度~重度の慢性尋常性乾癬からなる群から選択される、[32]に記載の方法。
[43]
JAKを阻害する方法であって、JAK受容体をJAK阻害剤に曝露することを含み、前記JAK阻害剤が、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:
約0.1ng/mL~約60ng/mLの範囲の血漿濃度、
0.1~約2.8の範囲のcLogP、
約0.1~約2.5の範囲のP-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数、
約0.5~約20の範囲のB-A透過係数、及び
約85~約120の範囲のtPSA
を有する、方法。
[44]
前記血漿濃度が、約10ng/mL~約20ng/mLの範囲である、[43]に記載の方法。
[45]
前記cLogPが、約0.8~約1.4の範囲である、[43]に記載の方法。
[46]
前記P-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数が、約0.6~約1.5の範囲である、[43]に記載の方法。
[47]
前記B-A透過係数が、約0.5~約5の範囲である、[43]に記載の方法。
[48]
前記tPSAが、約100~約120の範囲である、[43]に記載の方法。
[49]
前記JAK阻害剤が、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:
約300g・モル
-1
~約500g・モル
-1
の範囲のモル質量、
約2~約3の範囲の水素結合供与体数、
約4~約5の範囲の水素結合受容体数、及び
約3~約6の範囲の回転可能な結合数
を更に有する、[43]に記載の方法。
[50]
前記モル質量が、約350g・モル
-1
~約430g・モル
-1
の範囲である、[49]に記載の方法。
[51]
前記回転可能な結合数が、約5~約6の範囲である、[49]に記載の方法。
[52]
対象の胃腸管における炎症を治療するための方法であって、医薬的に有効な量のJAK阻害剤を対象に投与することを含み、前記JAK阻害剤が、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:
約0.1ng/mL~約60ng/mLの範囲の血漿濃度、
0.1~約2.8の範囲のcLogP、
約0.1~約2.5の範囲のP-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数、
約0.5~約20の範囲のB-A透過係数、及び
約85~約120の範囲のtPSA
を有する、方法。
[53]
前記血漿濃度が、約10ng/mL~約20ng/mLの範囲である、[52]に記載の方法。
[54]
前記cLogPが、約0.8~約1.4の範囲である、[52]に記載の方法。
[55]
前記P-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数が、約0.6~約1.5の範囲である、[52]に記載の方法。
[56]
前記B-A透過係数が、約0.5~約5の範囲である、[52]に記載の方法。
[57]
前記tPSAが、約100~約120の範囲である、[52]に記載の方法。
[58]
前記JAK阻害剤が、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:
約300g・モル
-1
~約500g・モル
-1
の範囲のモル質量、
約2~約3の範囲の水素結合供与体数、
約4~約5の範囲の水素結合受容体数、及び
約3~約6の範囲の回転可能な結合数
を更に有する、[52]に記載の方法。
[59]
前記モル質量が、約350g・モル
-1
~約430g・モル
-1
の範囲である、[58]に記載の方法。
[60]
前記回転可能な結合数が、約5~約6の範囲である、[58]に記載の方法。
[61]
以下のJAK阻害剤物理化学的特性:
約0.1ng/mL~約60ng/mLの範囲の血漿濃度、
0.1~約2.8の範囲のcLogP、
約0.1~約2.5の範囲のP-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数、
約0.5~約20の範囲のB-A透過係数、及び
約85~約120の範囲のtPSA
を有するJAK阻害剤。
[62]
前記血漿濃度が、約10ng/mL~約20ng/mLの範囲である、[61]に記載のJAK阻害剤。
[63]
前記cLogPが、約0.8~約1.4の範囲である、[61]に記載のJAK阻害剤。
[64]
前記P-gp阻害剤の存在下におけるA-B透過係数が、約0.6~約1.5の範囲である、[61]に記載のJAK阻害剤。
[65]
前記B-A透過係数が、約0.5~約5の範囲である、[61]に記載のJAK阻害剤。
[66]
前記tPSAが、約100~約120の範囲である、[61]に記載のJAK阻害剤。
[67]
前記JAK阻害剤が、以下のJAK阻害剤物理化学的特性:
約300g・モル
-1
~約500g・モル
-1
の範囲のモル質量、
約2~約3の範囲の水素結合供与体数、
約4~約5の範囲の水素結合受容体数、及び
約3~約6の範囲の回転可能な結合数
を更に有する、[61]に記載のJAK阻害剤。
[68]
前記モル質量が、約350g・モル
-1
~約430g・モル
-1
の範囲である、[67]に記載のJAK阻害剤。
[69]
前記回転可能な結合数が、約5~約6の範囲である、[67]に記載のJAK阻害剤。
[70]
前記化合物が、2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、及び薬学的に許容される塩、並びにこれらの組み合わせである、[23]に記載の化合物。
[71]
前記化合物が、形態1s、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h、2、3b、3c、3d、3e、5、6、7、8、9、及び10のうちの少なくとも1つで存在する、[70]に記載の化合物。
[72]
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロプロピルメチル)アセトアミド、
N-(2-シアノエチル)-2-(1-((1R,4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(シアノメチル)フェニル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(オキサゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)エタンスルホンアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリミジン-4-イルメチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(E)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
(Z)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(3-ヒドロキシアセチジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(((1S,3R,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)メチル)アセトアミド、
N-(2-シアノ-2-メチルプロピル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((1H-ピラゾール-5-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-シクロヘキシルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-クロロ-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((3R,5R)-アダマンタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロブチル)メチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピラジン-2-イルメチル)アセトアミド、
N-((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
N-(4-シアノベンジル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ウレア、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-4-イルメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-(ピリジン-4-イルオキシ)エチル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-ネオペンチルアセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-フルオロベンジル)アセトアミド、
フェニル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N-ベンジル-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピロリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-ヒドロキシ-3-フェニルピロリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1s,3r,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボキサミド、
N-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-イミダゾール-2-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アセトアミド、
4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-ヒドロキシ-3-メチルブチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシイソブチルイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-4-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4,4-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-フェニルウレア、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(1H-ピラゾール-3-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジメチルシクロヘキシル)アセトアミド、
4-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-イル)ベンゾニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
N-((1S,4R)-ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ジフルオロメトキシ)ベンジル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1-ヒドロキシシクロプロピル)メチル)アセトアミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシ-4-(ピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルアミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4'-(メチルスルホニル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ベンゾイルフェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)ピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロプロピルアセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-2-シクロヘキシル-N’-ヒドロキシアセトイミドアミド、
4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ベンゾニトリル、
4-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(メチルチオ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((トリメチルシリル)メチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタンイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル)アセトアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-2-フェニルアセトイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)アセトアミド、
1-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
ジエチル4-(2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド)ベンジルホスホネート、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルフェニルカルバメート、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)アセトアミド、
(Z)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-シクロプロピルアセトイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(メトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
5-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)ピコリノニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタンアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(チアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-メトキシエチル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(オキセタン-3-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)ベンズイミドアミド、
(EZ)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシ-3-メトキシプロパンイミドアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((4-(4-エチニルベンゾイル)ベンジル)オキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アゼチジン-1-カルボキシレート、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-イソプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((4-(4-エチニルベンゾイル)フェノキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-フルオロ-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(メチルスルホニル)アセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1S,4S)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-((1-ヒドロキシシクロヘプチル)メチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
イソブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
N-(2-シアノエチル)-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(3-シクロプロピル-4,5-ジヒドロ-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)シクロヘキサンスルホンアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(((ジメチル(オキソ)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(ペンタフルオロ-λ
6
-スルファニル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(2-メトキシエチル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(シクロヘキシルメチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルアセチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)ベンズアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-((R)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)イソブチルイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボキシイミドアミド、
(3R,5R,7R,E
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
(Z
*
)-N’-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メトキシ)-2-(ピペリジン-1-イル)アセトイミドアミド、
ネオペンチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-(シクロヘキシルメチル)ウレア、
(3R,5R,7R)-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)アダマンタン-1-カルボキシイミドアミド、
3-シアノ-N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)プロパンアミド、
tert-ブチル((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(アゼチジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
3-(3-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセチジン-1-イル)-3-オキソプロパンニトリル、
(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(2-メトキシエチル)カルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-((((R)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((((S)-メチル(オキソ)(フェニル)-λ
6
-スルファニリデン)アミノ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((3-シクロプロピル-5-オキソ-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(オキサゾール-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-((1r,4r)-4-(トリメチルシリル)シクロヘキシル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-(4-エチニルベンゾイル)フェネチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-3-イソプロピルウレア、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-イソプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(3-メトキシプロピル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-(1-((1r,4r)-4-シアノシクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-(メチルスルホニル)フェニル)アセトアミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-シクロプロピル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-メトキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
1-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-N-(1-メトキシプロパン-2-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(モルホリン-4-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボニル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
エチル2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセテート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(4-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-N-シクロプロピルアセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-アミノピリジン-3-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(8-クロロ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(8-ブロモ-1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-8-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-7-メチル-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(2,5,8,11-テトラオキサトリデカン-13-イル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
N-(2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-((2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1S,4r)-4-(2-(2-((S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(1-((1R4R)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル(3S,5S,7S)-アダマンタン-1-イルカルバメート、
2-((1r,4r)-4-(2-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-オキソエチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド、
N-((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イルメチル)-2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)アセトアミド、
2-(1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-((1r,4r)-4-(2-(tert-ブトキシメチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
2-((1r,4r)-4-(2-((5-オキソ-3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾール-4(5H)-イル)メチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)シクロヘキシル)アセトニトリル、
(N-((1-((1r,4r)-4-(シアノメチル)シクロヘキシル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチル)-N’-ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド、
2-(4-(2-(2-オキソ-2-(ピペリジン-1-イル)エチル)イミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-1(6H)-イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)アセトニトリル、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)アセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニルアセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-(シクロヘキシルメチル)アセトアミド、
2-(1-(4-(シアノメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン-1-イル)-1,6-ジヒドロイミダゾ[4,5-d]ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)-N-メチルアセトアミド、
からなる群から選択される化合物、及び
これらの医薬的に許容される共結晶。