JP7018870B2 - Work platform - Google Patents
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Description
本発明は、作業車の技術に関する。 The present invention relates to a work platform technique.
従来、トラクタ等の作業車の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。 Conventionally, the technology of work platforms such as tractors has been known. For example, as described in Patent Document 1.
特許文献1には、所定の作業装置を作動可能なトラクタが記載されている。上記トラクタの運転部には、トラクタの作業用の動力の作業装置に対する伝達及び非伝達を切り替え可能なPTOスイッチが設けられる。 Patent Document 1 describes a tractor capable of operating a predetermined working device. The driving unit of the tractor is provided with a PTO switch capable of switching between transmission and non-transmission of power for tractor work to the work device.
上記PTOスイッチは、所定の操作レバーと共に、運転座席の右側の第1操作部に配置されている。上記操作レバーは、長孔形状のガイド溝に沿って操作可能とされている。 The PTO switch is arranged in the first operation unit on the right side of the driver's seat together with a predetermined operation lever. The operation lever can be operated along a long hole-shaped guide groove.
ここで、上記PTOスイッチは、平面視において、上記操作レバーの操作方向に沿う直線と重複している。このことから、上記PTOスイッチは、上記操作レバーの操作に伴い、誤って操作され易い。上述のようなPTOスイッチは、作業装置を用いた作業中において、誤って操作されれば作業が中断されることから、作業に関する影響が比較的大きい。従って、PTOスイッチの誤操作を抑制し、操作性を向上させる観点から、更なる改善が望まれる。 Here, the PTO switch overlaps with a straight line along the operating direction of the operating lever in a plan view. For this reason, the PTO switch is likely to be erroneously operated with the operation of the operation lever. The PTO switch as described above has a relatively large influence on the work because the work is interrupted if it is operated by mistake during the work using the work device. Therefore, further improvement is desired from the viewpoint of suppressing erroneous operation of the PTO switch and improving operability.
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、PTOスイッチの操作性を向上させることができる作業車を提供することである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and the problem to be solved thereof is to provide a work vehicle capable of improving the operability of the PTO switch.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above, and next, the means for solving this problem will be described.
即ち、請求項1においては、操作レバーをガイドする長孔形状のガイド孔と、PTO軸から作業装置への動力の伝達及び非伝達の切り替えが可能なPTOスイッチと、を具備し、前記PTOスイッチは、平面視において、前記ガイド孔の長手方向に沿う直線と重複しない位置に配置され、前記ガイド孔は、油圧補助コントロールレバーをガイドする油圧補助レバー用ガイド孔を含み、前記油圧補助レバー用ガイド孔は、前記PTOスイッチよりも前方に位置する第一油圧補助レバー用ガイド孔と、前記PTOスイッチよりも後方に位置する第二油圧補助レバー用ガイド孔と、を含み、前記第一油圧補助レバー用ガイド孔は、左右方向における座席側に向かうに従い後方に傾斜し、前記第二油圧補助レバー用ガイド孔は、左右方向における座席側に向かうに従い前方に傾斜し、前記PTOスイッチは、平面視において、前記第一油圧補助レバー用ガイド孔の長手方向に沿う直線及び前記第二油圧補助レバー用ガイド孔の長手方向に沿う直線の前後方向内側に位置するものである。 That is, claim 1 includes a long hole-shaped guide hole for guiding the operation lever, and a PTO switch capable of switching between transmission and non-transmission of power from the PTO shaft to the work device. Is arranged at a position that does not overlap with a straight line along the longitudinal direction of the guide hole in a plan view, and the guide hole includes a guide hole for the hydraulic auxiliary lever that guides the hydraulic auxiliary control lever, and the guide for the hydraulic auxiliary lever. The hole includes a guide hole for a first hydraulic auxiliary lever located in front of the PTO switch and a guide hole for a second hydraulic auxiliary lever located behind the PTO switch, and includes the first hydraulic auxiliary lever. The guide hole for the second hydraulic assist lever is inclined backward toward the seat side in the left-right direction, the guide hole for the second hydraulic auxiliary lever is inclined forward toward the seat side in the left-right direction, and the PTO switch is in plan view. , The straight line along the longitudinal direction of the guide hole for the first hydraulic auxiliary lever and the straight line along the longitudinal direction of the guide hole for the second hydraulic auxiliary lever are located inside in the front-rear direction .
請求項2においては、前記PTOスイッチは、前記ガイド孔よりも左右方向における座席側に位置するものである。
In
請求項3においては、前記ガイド孔は、変速レバーをガイドする、変速レバー用ガイド孔を含むものである。
In
請求項4においては、前記PTOスイッチの近傍に配置され、所定の装置の操作が可能な操作スイッチと、前記所定の装置の設定が可能な設定スイッチと、開閉自在とされ、閉状態で前記設定スイッチを覆うカバー部と、を更に具備するものである。
In
請求項5においては、前記PTOスイッチ及び前記操作スイッチは、コンソールに配置され、前記設定スイッチは、前記コンソールの外部に配置されるものである。
In
請求項6においては、前記設定スイッチ及び前記カバー部は、前記PTOスイッチ及び前記操作スイッチよりも左右方向における座席側に位置するものである。
In
請求項7においては、前記設定スイッチ及び前記カバー部は、アームレストに設けられるものである。 In claim 7 , the setting switch and the cover portion are provided on the armrest.
請求項8においては、前記操作スイッチは、前記PTOスイッチよりも前方に配置される前側操作スイッチと、前記PTOスイッチよりも後方に配置される後側操作スイッチと、を含み、前記PTOスイッチ、前記前側操作スイッチ及び前記後側操作スイッチは、前後方向に一列に配置されるものである。
In
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As the effect of the present invention, the following effects are exhibited.
請求項1においては、PTOスイッチの操作性を向上させることができる。また、請求項1においては、油圧補助コントロールレバーの操作に伴い、PTOスイッチが誤って操作されることを抑制することができる。また、請求項1においては、操作方向が異なる複数の油圧補助コントロールレバーの操作に伴い、PTOスイッチが誤って操作されることを抑制することができる。 In claim 1, the operability of the PTO switch can be improved. Further, in claim 1, it is possible to prevent the PTO switch from being erroneously operated due to the operation of the hydraulic auxiliary control lever. Further, in claim 1, it is possible to prevent the PTO switch from being erroneously operated due to the operation of a plurality of hydraulic auxiliary control levers having different operation directions.
請求項2においては、PTOスイッチを比較的座席に近い位置に配置することで、当該PTOスイッチを操作し易くすることができる。
In
請求項3においては、変速レバーの操作に伴い、PTOスイッチが誤って操作されることを抑制することができる。
In
請求項4においては、設定スイッチをカバー部によって覆うことで、PTOスイッチや操作スイッチの操作に伴い、設定スイッチが誤って操作されることを防止することができる。
In
請求項5においては、コンソールの操作性を向上させることができる。
In
請求項6においては、座席側から設定スイッチを越えてPTOスイッチや操作スイッチを操作する際でも、カバー部によって設定スイッチを覆うことで、当該設定スイッチへの接触を防止することができる。
In
請求項7においては、カバー部によって設定スイッチを覆った状態で、当該カバー部を肘置きとして利用することができる。 In claim 7 , the cover portion can be used as an elbow rest with the setting switch covered by the cover portion.
請求項8においては、PTOスイッチを比較的操作し易い位置に配置することができる。
In
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。 In the following, the directions indicated by the arrows U, D, arrow F, arrow B, arrow L, and arrow R in the figure are defined as upward, downward, forward, backward, leftward, and rightward, respectively. I will explain.
まず、図1から図3、図7、図17を用いて本発明の一実施形態に係るトラクタ1の全体構成について説明する。 First, the entire configuration of the tractor 1 according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 7, and 17.
トラクタ1は、主として機体フレーム2、エンジン3、ボンネット4、マフラ5、トランスミッションケース6、前輪7、後輪8、フェンダ9、昇降装置10、キャビン11、ステアリングホイール15、座席16、アームレスト100、サイドコンソール200、音声入力部300等を具備する。
The tractor 1 mainly includes the
図1及び図2に示す機体フレーム2は、複数の板材を適宜組み合わせて形成される枠状の部材である。機体フレーム2は、平面視略矩形状に形成される。機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けてトラクタ1の前部に配置される。機体フレーム2の後部にはエンジン3が固定される。エンジン3はボンネット4に覆われる。ボンネット4の右側方には、エンジン3の排気ガスを排出するマフラ5が配置される。エンジン3の後部には、トランスミッションケース6が固定される。
The
機体フレーム2の前部は、フロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪7に支持される。トランスミッションケース6の後部は、リアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪8に支持される。左右一対の後輪8は、概ね上方からフェンダ9によって覆われる。
The front portion of the
トランスミッションケース6の後部には、昇降装置10が設けられる。昇降装置10には、各種の作業装置(例えば、耕運機等)を装着することができる。昇降装置10は油圧シリンダ等のアクチュエータによって、装着された作業装置を昇降させることができる。昇降装置10には、図示せぬPTO軸を介してエンジン3の動力を伝達することができる。
An elevating
エンジン3の動力は、トランスミッションケース6に収容された変速装置(不図示)で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪7に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪8に伝達可能とされる。エンジン3の動力によって前輪7及び後輪8が回転駆動され、トラクタ1は走行することができる。またエンジン3の動力によって、昇降装置10に装着された作業装置を駆動させることができる。
The power of the
エンジン3の後方にはキャビン11が設けられる。キャビン11の内部には、運転者が搭乗する居住空間が形成される。
A
次に、図3、図4、図7、図9、図17及び図18を用いてキャビン11の内部の詳細について説明する。キャビン11は、床部12、天井部13及び支柱14を具備する。
Next, the details of the inside of the
床部12は、キャビン11の床面を構成するものである。床部12は、ステップ12a及び座席ベース部12bを具備する。ステップ12aは、床部12の前側部分を構成するものである。ステップ12aには、運転者の足が置かれる。座席ベース部12bは、床部12の後側部分を構成するものである。座席ベース部12bは、上面が、ステップ12aの上面よりも上方に位置するように形成されている。換言すれば、座席ベース部12bは、ステップ12aよりも一段高く形成されている。
The
図17及び図18に示す天井部13は、キャビン11の天井面を構成するものである。天井部13には、収容部13aが設けられている。収容部13aは、天井部13の右側部分に設けられている。収容部13aは、天井部13における他の部分に対して下方に突出するように設けられている。収容部13aは、内部が中空状に形成されている。収容部13aの内部には、オーディオ機器13bや空調機器13cが設けられる。
The
図3、図7、図9及び図17に示す支柱14は、天井部13を支持するものである。支柱14は、キャビン11の前後方向中間位置において、左右に一対設けられている。支柱14は、支柱本体部14a及び支柱カバー部14bを具備する。支柱本体部14aは、天井部13を支持するフレームを構成するものである。支柱カバー部14bは、キャビン11の内部において、支柱本体部14aを覆うものである。支柱カバー部14bの内部には、中空空間が形成される。上記中空空間は、収容部13aの内部に連通すると共に、オーディオ機器13bや空調機器13cに接続されたケーブルや空調機器13cのダクトが収容される。
The
キャビン11の前部には、前輪7の切れ角を調節するためのステアリングホイール15、各種のペダル等が配置される。キャビン11の略中央には、座席16が配置される。
A
図3及び図4に示す座席16は、座席ベース部12bに固定される。座席16は、座面部16aと背もたれ部16bとを具備する。座面部16aは、運転者が着座する部分である。背もたれ部16bは、座面部16aの後端部から上方に起立する部分である。
The
次に、図3から図7までを用いて、アームレスト100について説明する。
Next, the
アームレスト100は、座席16のすぐ右方に配置される。アームレスト100は、座席16の座面部16aよりも上方に配置される。アームレスト100は、前後に長尺な形状とされている。アームレスト100には、図5及び図6に示すように、各種の操作具(後述するアクセルレバー111等)が配置される。アームレスト100は、前部110及び後部120を具備する。
The
図5及び図7に示す前部110は、アームレスト100の前側部分を構成するものである。前部110は、図7に示すように、後側部分が前後方向において座席16(座面部16a)と重複する(前部110の少なくとも一部(後側部分)の前後方向位置が、座面部16aの少なくとも一部の前後方向位置と一致する)ように配置される。また、前部110は、前端部が座席16(座面部16a)の前端部よりも前方に位置する。前部110の前側部分は、上面が前方へ向かうに従い下方へ傾斜する形状とされている。
The
また、前部110の前側部分は、左面が斜め右前方に傾斜する形状とされている。これにより、座席16に着座した運転者が、座席16よりも右方に位置する操作ペダルを操作する際に、アームレスト100が右脚に干渉することを抑制することができる。前部110は、アクセルレバー111、走行操作ボタン112、ポジションコントロールレバー113、耕耘深さ調節ダイヤル114、主変速レバー115及びポンパスイッチ116を具備する。
Further, the front side portion of the
アクセルレバー111は、エンジン3の回転数を増減させる操作を行うものである。アクセルレバー111は、前部110の前端部における右側部分に配置される。アクセルレバー111は、軸線方向を左右方向に向けた回動軸を中心として、前後方向に回動可能に設けられる。
The
走行操作ボタン112は、トラクタ1の走行に関する操作を行うものである。走行操作ボタン112は、前部110の上面において、アクセルレバー111の後方に配置される。走行操作ボタン112は、回転数設定ボタン112a、パワーアシストボタン112b及び旋回アシストボタン112cを具備する。
The
回転数設定ボタン112aは、エンジン3の回転数を予め設定された所定の回転数とする操作を行うものである。回転数設定ボタン112aは、左右に並列するように、二つ設けられている。上記二つの回転数設定ボタン112aうち一方を押圧することで、予め設定された二つの回転数のうち一方の回転数でエンジン3を駆動させることができる。
The rotation
パワーアシストボタン112bは、エンジン3の回転数の変動を抑制する操作を行うものである。パワーアシストボタン112bは、回転数設定ボタン112aの後方に配置される。パワーアシストボタン112bが押圧されることで、トラクタ1の走行速度やPTO軸の回転数の変動を抑制することができる。
The
旋回アシストボタン112cは、トラクタ1の旋回を補助する操作を行うものである。旋回アシストボタン112cは、回転数設定ボタン112aの後方に配置される。旋回アシストボタン112cが押圧されることで、昇降装置10に装着された作業装置を上昇させた際に、自動的にエンジン3の回転数を減少させ、トラクタ1を旋回させ易い状態とすることができる。
The turning
ポジションコントロールレバー113は、昇降装置10に装着された作業装置の昇降操作を行うものである。ポジションコントロールレバー113は、前部110の上面において、走行操作ボタン112の後方に配置される。ポジションコントロールレバー113は、軸線方向を左右方向に向けた回動軸を中心として、前後方向に回動可能に設けられる。
The
耕耘深さ調節ダイヤル114は、耕耘機(作業装置)による耕耘深さの調節を行うものである。耕耘深さ調節ダイヤル114は、前部110の上面において、ポジションコントロールレバー113の後方に配置される。耕耘深さ調節ダイヤル114は、軸線方向を上下方向に向けた回転軸を中心として、回転可能に設けられる。耕耘深さ調節ダイヤル114が時計回り又は反時計回りに回転することで、耕耘機(作業装置)による耕耘深さが、浅く又は深くなるように調整される。
The cultivator
主変速レバー115は、トランスミッションケース6の主変速装置(不図示)を操作するものである。主変速レバー115は、前部110の上面において、アクセルレバー111の左方に配置される。主変速レバー115は、軸線方向を左右方向に向けた回動軸を中心として、前後方向に回動可能に設けられる。主変速レバー115は、運転者に把持される把持部と、前部110の上面に設けられた前後に長尺なガイド孔に挿通される軸部と、を有する。主変速レバー115が回動されることで主変速装置の変速が可能となる。
The main
ポンパスイッチ116は、昇降装置10に装着された作業装置の昇降操作を行うものである。ポンパスイッチ116は、前部110の左面に設けられた凹部に配置される。ポンパスイッチ116は、主変速レバー115の後方に位置する。ポンパスイッチ116は、シーソー型のスイッチであり、作業装置を上昇又は下降させるように、昇降装置10の動作を切り替え可能とされている。
The
図6及び図7に示す後部120は、アームレスト100の後側部分を構成するものである。後部120は、図7に示すように、全体が、前後方向において座席16(座面部16a及び背もたれ部16b)と重複するように配置される。後部120は、設定スイッチ130、収納部170及びカバー部180を具備する。
The
図6に示す設定スイッチ130は、後部120の前側部分において上面に配置される。設定スイッチ130は、トラクタ1が備える各種装置の設定に関するスイッチである。設定スイッチ130は、表示部操作ボタン140、設定ボタン150及び設定ダイヤル160を具備する。
The setting
表示部操作ボタン140は、キャビン11の居住空間に設けられる所定の表示部(不図示)の操作を行うものである。上記表示部は、タッチパネル式の画面を有し、当該画面の操作によりトラクタ1の各種設定が可能となる。表示部操作ボタン140は、表示部切り替えボタン141及び戻りボタン142を具備する。
The display
表示部切り替えボタン141は、表示部に表示される画面を切り替えるものである。表示部切り替えボタン141は、後部120の左前端部に配置される。表示部切り替えボタン141が押圧されることで、表示部に表示される画面が、ホーム画面と、トラクタ1の各種設定が可能なメニュー画面と、に切り替わる。
The display
戻りボタン142は、表示部に表示される画面を、一つ前の状態に戻すものである。戻りボタン142は、表示部切り替えボタン141の右方に配置される。
The
設定ボタン150は、表示部に表示される画面を所定の設定画面に切り替えるものである。設定ボタン150は、速度設定ボタン151、エンジン回転数設定ボタン152、旋回設定ボタン153、上昇位置設定ボタン154、PTO回転数設定ボタン155及び水平制御設定ボタン156を具備する。
The
速度設定ボタン151は、表示部に表示される画面を、トラクタ1の走行速度を設定可能な画面に切り替えるものである。速度設定ボタン151は、戻りボタン142の後方に配置される。
The
エンジン回転数設定ボタン152は、表示部に表示される画面を、エンジン3の回転数を設定可能な画面に切り替えるものである。エンジン回転数設定ボタン152は、速度設定ボタン151の後方に配置される。
The engine rotation
旋回設定ボタン153は、表示部に表示される画面を、トラクタ1の旋回に関する動作を設定可能な画面に切り替えるものである。旋回設定ボタン153は、エンジン回転数設定ボタン152の後方に配置される。
The
上昇位置設定ボタン154は、表示部に表示される画面を、昇降装置10が備えるリフトアームの上昇位置を設定可能な画面に切り替えるものである。上昇位置設定ボタン154は、表示部切り替えボタン141の後方に配置される。また、上昇位置設定ボタン154は、速度設定ボタン151の左方に配置される。
The ascending
PTO回転数設定ボタン155は、表示部に表示される画面を、PTO軸の回転数を設定可能な画面に切り替えるものである。PTO回転数設定ボタン155は、上昇位置設定ボタン154の後方に配置される。また、PTO回転数設定ボタン155は、エンジン回転数設定ボタン152の左方に配置される。
The PTO rotation
水平制御設定ボタン156は、表示部に表示される画面を、作業装置の水平制御装置(モンロー)に関する動作を設定可能な画面に切り替えるものである。水平制御設定ボタン156は、PTO回転数設定ボタン155の後方に配置される。また、水平制御設定ボタン156は、旋回設定ボタン153の左方に配置される。
The horizontal
設定ダイヤル160は、トラクタ1の各種設定が可能なものである。設定ダイヤル160は、軸線方向を上下方向に向けた回転軸を中心として、回転可能に設けられる。設定ダイヤル160は、DBM設定ダイヤル161、感度調整ダイヤル162、落下速度調整ダイヤル163及び上昇位置調整ダイヤル164を具備する。
The
DBM設定ダイヤル161は、DBM設定が可能なものである。DBM設定ダイヤル161は、戻りボタン142の右方に配置される。
The
感度調整ダイヤル162は、昇降装置10の感度の設定が可能なものである。感度調整ダイヤル162は、DBM設定ダイヤル161の後方に配置される。
The
落下速度調整ダイヤル163は、昇降装置10の落下速度の設定が可能なものである。落下速度調整ダイヤル163は、感度調整ダイヤル162の後方に配置される。
The drop
上昇位置調整ダイヤル164は、昇降装置10が備えるリフトアームの上昇位置の上限の設定が可能なものである。上昇位置調整ダイヤル164は、落下速度調整ダイヤル163の後方に配置される。
The ascending
収納部170は、上方に開口し、内部に物品を収納なものである。収納部170は、設定スイッチ130の後方に配置される。収納部170は、平面視において矩形状の箱状とされている。収納部170の内部における設定スイッチ130側の壁部には、収納部170の内部に向けて開口するUSBポート171が設けられている。これにより、収納部170に携帯電話(例えばスマートフォン)等の所定の機器を収容した際には、上記USBポート171を介した接続が可能となる。
The
カバー部180は、設定スイッチ130及び収納部170を開閉可能なものである。カバー部180は、後部120の右側端部において、軸線方向を前後方向に向けた回動軸を中心として回動可能に連結される。カバー部180を開放した状態では、設定スイッチ130を介した操作や収納部170に対する物品の出し入れが可能となる。カバー部180を閉鎖した状態では、設定スイッチ130及び収納部170を覆うことができる。
The
これにより、運転者が設定スイッチ130に誤って接触することで、意図しない操作が行われることを防止することができる。また、カバー部180を閉鎖した状態では、カバー部180の上面を、肘置きとして利用することができる。カバー部180を閉鎖した状態では、カバー部180の上面は、前部110の上面におけるカバー部180と隣接する部分と同一平面状とされる。
As a result, it is possible to prevent the driver from accidentally touching the setting
次に、図4、図7から図16までを用いて、サイドコンソール200について説明する。
Next, the
サイドコンソール200は、アームレスト100の右方に配置される。サイドコンソール200は、フェンダ9の左方において、当該フェンダ9と隣接するように設けられる。サイドコンソール200は、前後に長尺な形状とされている。サイドコンソール200は、前方へ向かうに従い概ね下方へ傾斜する形状とされている。サイドコンソール200は、図7に示すように、前端部がアームレスト100及び座席16の前端部よりも前方に位置する。また、サイドコンソール200は、後端部がアームレスト100及び座席16の後端部よりも後方に位置する。サイドコンソール200は、操作面部210及び側面部270を具備する。
The
図7及び図8に示す操作面部210は、サイドコンソール200の上面を構成する。操作面部210には、各種の操作具(後述するフロントローダ操作機構220等)が配置される。操作面部210は、前方側領域210A、側方側領域210B及び内側領域210Cを具備する。なお、図8では、前方側領域210A、側方側領域210B及び内側領域210Cを、それぞれ異なるハッチング(二点鎖線)によって示している。
The
前方側領域210Aは、操作面部210の前側部分を構成するものである。前方側領域210Aは、図8において、斜め左前方に傾斜するハッチングで示される前側の領域である。前方側領域210Aの後側部分は、前後方向において座席16(座面部16a)の前側部分と重複する。前方側領域210Aは、前方に向かうに従い左右寸法(幅寸法)が狭まる形状とされている。前方側領域210Aは、フロントローダ操作機構220、副変速操作機構230及び物品収容部239を具備する。
The
フロントローダ操作機構220は、必要に応じてトラクタ1の前部に装着されるフロントローダ(不図示)の操作を行うものである。フロントローダ操作機構220は、前方側領域210Aの前側部分に配置される。フロントローダ操作機構220は、貫通孔221及びフロントローダレバー222を具備する。
The front
貫通孔221は、前方側領域210Aにおいて、上下に貫通するように設けられる。フロントローダレバー222は、貫通孔221に挿通される所定の支持部を介して、必要に応じて取り付けられる。フロントローダレバー222は、前後左右に操作可能に設けられる。なお、フロントローダを装着せず、フロントローダレバー222を取り付ける必要がない場合は、貫通孔221を所定の物品収容部として使用することができる。
The through
図7、図9、図14から図16までに示す副変速操作機構230は、トランスミッションケース6の副変速装置(不図示)を操作するものである。副変速操作機構230は、前方側領域210Aの左側部分において、フロントローダ操作機構220の後方に配置される。副変速操作機構230は、ガイド部231、副変速レバー232、支持部233、カバー部234、アーム部235、保持部236、伝達部237及びセンサ部238を具備する。
The auxiliary
ガイド部231は、後述する副変速レバー232をガイドするものである。ガイド部231は、ガイド孔231a及び湾曲面部231bを具備する。
The
図7、図9、図14及び図15までに示すガイド孔231aは、前方側領域210Aを上下に貫通する孔である。ガイド孔231aは、長孔形状(溝形状)とされている。ガイド孔231aは、図7に示すように、全体が前後方向において座席16(座面部16a)の前側部分と重複している。ガイド孔231aは、斜め右前方に傾斜するように(前方に向かうに従い、右方に傾斜するように)設けられる。換言すれば、ガイド孔231aは、長手方向を、右前方に傾斜する斜め方向に向けて配置される。
The guide holes 231a shown in FIGS. 7, 9, 14 and 15 are holes that vertically penetrate the
図14及び図15に示す湾曲面部231bは、操作面部210の内面において、ガイド孔231aの縁部から下方に突出するように設けられる。湾曲面部231bは、平面視において、ガイド孔231aに応じた形状とされる。湾曲面部231bは、側面視において、下面が上方に凹む湾曲面状とされている。具体的には、湾曲面部231bは、側面視において、後述する回動軸233aを円心とした円弧状に湾曲する湾曲面状とされている。
The
図14から図16までに示す副変速レバー232は、ガイド孔231aに沿って操作可能に設けられる。副変速レバー232は、後述する回動軸233aを中心として回動可能に設けられる。副変速レバー232は、把持部232a、軸部232b及び基端部232cを具備する。
The
把持部232aは、運転者によって把持される部分である。把持部232aの幅寸法(ガイド孔231aの幅方向に沿う寸法)は、ガイド孔231aの幅寸法よりも小さい。
The
軸部232bは、ガイド孔231aに挿通される部分である。軸部232bは、略円柱形状とされている。軸部232bの上端部には、把持部232aが固定される。
The
基端部232cは、軸部232bの下端部に設けられる部分である。基端部232cは、軸孔232d、第一アーム232e及び第二アーム232fを具備する。
The
軸孔232dは、後述する回動軸233aの軸線方向に貫通する孔である。第一アーム232eは、軸孔232d側から、斜め前上方に向けて突出する部分である。第一アーム232eの突出方向先端部は、後述する伝達部237(ロッド237a)に連結される。第二アーム232fは、軸孔232d側から、斜め後上方に向けて突出する部分である。第二アーム232fの突出方向先端部の右面には、右方に突出するピンが設けられている。
The
支持部233は、副変速レバー232を支持するものである。支持部233は、サイドコンソール200の内部に設けられる。支持部233は、所定のステーを介してフェンダ9(フェンダ9のキャビン11側の側面)に対して固定される。支持部233は、回動軸233aを具備する。
The
回動軸233aは、副変速レバー232の回動中心となるものである。回動軸233aは、軸線方向を、斜め左前方(ガイド孔231aの幅方向)に向けて配置される。回動軸233aが、基端部232cの軸孔232dに挿通されることで、副変速レバー232が支持部233に対して回動自在に連結される。
The
カバー部234は、ガイド孔231aを操作面部210の内側(サイドコンソール200の内部)から覆うものである。カバー部234は、ガイド孔231aの長手方向(副変速レバー232の回動方向)に沿って長尺な薄板形状とされている。カバー部234の長手寸法は、ガイド孔231aの長手寸法よりも大きい。また、カバー部234の幅寸法は、ガイド孔231aの幅寸法よりも大きい。
The
カバー部234は、副変速レバー232と一体的に回動する。カバー部234は、副変速レバー232を、回動方向一方側又は回動方向他方側に最大限回動させた場合でも、ガイド孔231aを覆う構成とされている。
The
カバー部234は、側面視(回動軸233aの軸線方向視)において、回動軸233aを円心とした円弧状とされている。カバー部234の表面(上面)は、ガイド部231の湾曲面部231bの下面に対して当接又は近接するように対向する。カバー部234と、湾曲面部231bと、は回動軸233aの軸線方向視において、互いに対応した形状とされている。
The
図16に示すように、カバー部234は、孔部234aを有する。孔部234aは、カバー部234において上下に貫通する。孔部234aは、カバー部234の長手方向及び幅方向中央部に形成される。孔部234aは、副変速レバー232の軸部232bが挿通される。孔部234aの内径は、軸部232bの外径に対応している。また、カバー部234は、長手方向両端部に、それぞれ厚さ方向に貫通する止具挿通孔が設けられる。
As shown in FIG. 16, the
カバー部234は、側面視(回動軸233aの軸線方向視)において、軸部232bを中心として対称形状とされている。カバー部234は、可撓性を有する(弾性変形可能とされている)と共に、平面視において矩形状の薄板を円弧状に変形させることで形成される。具体的には、カバー部234は、上記薄板を弾性変形させた状態で、後述するアーム部235によって固定されることで円弧状に保持される。
The
アーム部235は、軸部232bに対して固定されると共に、カバー部234の長手方向両端部を固定するものである。アーム部235は、カバー部234の裏面側に配置される。
The
アーム部235は、軸部232bの軸線方向に直交する方向に長尺な形状とされている。アーム部235は、側面視(回動軸233aの軸線方向視)において、軸部232bを中心として対称形状とされている。アーム部235は、厚さ方向を概ね軸部232bの長手方向に向けた板状とされている。アーム部235の幅寸法は、カバー部234の幅寸法よりも小さい寸法とされている。アーム部235は、アーム本体部235a及び固定部235bを具備する。
The
アーム本体部235aは、軸部232bから、カバー部234の長手方向両端側に向けて直線状に延びるように設けられる。アーム本体部235aは、軸部232bの長手方向略中央部に設けられる。
The arm
固定部235bは、アーム本体部235aの延出方向両端部に設けられる。固定部235bは、アーム本体部235aの延出方向に対して下方(反操作面部210側)に傾斜する形状とされている。本実施形態では、アーム本体部235aに対する固定部235bの傾斜角度を略55度としている。固定部235bは、カバー部234の長手方向両端側の裏面に対してそれぞれ当接する。
The fixing
固定部235bには、それぞれ厚さ方向に貫通する止具挿通孔が設けられる。固定部235bの止具挿通孔と、カバー部234の止具挿通孔と、を重複させた状態で、各止具挿通孔にねじ等の止具を挿通することで、カバー部234とアーム部235とを固定することができる。
Each of the fixing
固定部235bにカバー部234の長手方向両端部が固定されることで、カバー部234は、側面視(回動軸233aの軸線方向視)において、回動軸233aを円心とした円弧状に弾性変形された状態で保持される。固定部235bのアーム本体部235aに対する傾斜角度(本実施形態においては略55度)は、固定部235bにカバー部234の長手方向両端部を固定した状態で、カバー部234が上記円弧状となるように設定される。
By fixing both ends of the
保持部236は、軸部232bに設けられると共に、カバー部234の長手方向中央部を保持するものである。保持部236は、軸部232bから、カバー部234の幅方向に突出するように設けられる。保持部236は、アーム部235よりも上方側に設けられ、カバー部234の裏面に当接する。保持部236は、厚さ方向をカバー部234の長手方向に向けた板状とされている。
The holding
保持部236の突出寸法は、カバー部234の幅寸法と略同寸法とされている。保持部236の上面は、カバー部234の裏面に沿う平坦面とされている。保持部236の下面は、下方に向かうに従い、カバー部234の幅方向中央側に向けて傾斜する傾斜面とされている。
The protruding dimension of the holding
保持部236がカバー部234の裏面に当接することで、カバー部234の長手方向中央部の下方への移動が規制される。また、保持部236がカバー部234の裏面に当接することで、カバー部234のねじれや撓み等の変形を抑制することができる。
When the holding
伝達部237は、副変速レバー232の操作を副変速装置に伝達するものである。伝達部237は、ロッド237a、ワイヤ237b及び接続部237cを具備する。
The
ロッド237aは、略上下方向に長尺な部材である。ロッド237aは、上端部が副変速レバー232の基端部232cの第一アーム232eの先端部に、回動可能に連結される。ロッド237aは、副変速レバー232の回動に伴い、略上下方向に沿って往復移動する。
The
ワイヤ237bは、柔軟性を有するロープ状の部材である。ワイヤ237bは、所定の部材を介して副変速装置に接続される。
The
接続部237cは、ロッド237aの下端部と、ワイヤ237bの他端部(反副変速装置側の端部)と、を接続するものである。接続部237cは、内側筒部237d及び外側筒部237fを具備する。
The connecting
内側筒部237dは、ロッド237aの下端部とワイヤ237bの他端部とに嵌装される筒状の部材である。内側筒部237dは、ロッド237aとワイヤ237bとを互いに固定する。
The inner
外側筒部237fは、内側筒部237dの外側に嵌装される筒状の部材である。外側筒部237fは、内側筒部237dを摺動自在に保持する。外側筒部237fは、所定の支持部を介して、サイドコンソール200の内部に固定される。
The outer
センサ部238は、副変速レバー232の回動位置を検出するものである。センサ部238は、ポテンショメータ238a及びアーム部238bを具備する。
The
ポテンショメータ238aは、所定の回動軸を有し、当該回動軸の回転量を検出するセンサである。ポテンショメータ238aは、回動軸の軸線方向を、支持部233の回動軸233aの軸線方向に向けて配設される。ポテンショメータ238aは、支持部233に対して固定される。ポテンショメータ238aには、電気信号を伝達可能な所定のケーブルが接続される。
The
アーム部238bは、ポテンショメータ238aの回動軸を中心として回動可能に設けられる部分である。アーム部238bは、上記回動軸から斜め前下方に突出する。アーム部238bは、下面が第二アーム232fのピンに当接するように配置される。また、アーム部238bは、所定の付勢部材によって、図14で示す側面視において反時計回りに回動するように付勢される。
The
アーム部238bは、副変速レバー232が図14で示す側面視において反時計回りに回動すれば、第二アーム232fのピンに押圧されることで、時計回りに回動する。また、アーム部238bは、副変速レバー232が図14で示す側面視において時計回りに回動すれば、副変速レバー232の回動に追従して、付勢部材の付勢力により反時計回りに回動する。
When the
上述のようなセンサ部238は、少なくとも一部がカバー部234及びアーム部235によって、上方(操作面部210側)から覆われる。すなわち、センサ部238は、カバー部234及びアーム部235よりも下方に配置されると共に、平面視において、少なくとも一部がカバー部234及びアーム部235と重複するように配置される。センサ部238は、副変速レバー232を、回動方向一方側又は回動方向他方側に最大限回動させた場合でも、少なくとも一部がカバー部234及びアーム部235によって上方から覆われる。
At least a part of the
これにより、カバー部234及びアーム部235によって、センサ部238を上方からの落下物や粉塵から保護することができる。特に、カバー部234を保持するアーム部235はある程度の強度を有しているので、当該アーム部235によってある程度重量のある落下物からもセンサ部238を保護することができる。また、上述のようにセンサ部238を配置したことで、副変速操作機構230を構成する要素を集約することができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
Thereby, the
上述のような副変速操作機構230においては、カバー部234によって好適にガイド孔231aを覆うことができる。すなわち、カバー部234と一体的に回動されるカバー部234によって、ガイド孔231aを容易に覆うことができる。
In the auxiliary
また、操作面部210に、カバー部234を回動可能に保持するための所定のガイド溝等を設ける必要がなく、操作面部210の構成を簡略化することができる。
Further, it is not necessary to provide the
また、ガイド孔231aの幅寸法は、副変速レバー232の把持部232aの幅寸法よりも大きく形成されている。従って、把持部232aが取り付けられた副変速レバー232をガイド孔231aに挿通させることができる。これにより、予め副変速レバー232が取り付けられた状態で、サイドコンソール200の操作面部210(前方側領域210A)を、側面部270に対して取り付けることができる。
Further, the width dimension of the
図9に示す物品収容部239は、所定の物品を収容可能なものである。物品収容部239は、前方側領域210Aの右側部分(副変速操作機構230の右側部分)に配置される。物品収容部239は、上方に開口するように設けられている。
The
図7から図9までに示す側方側領域210Bは、前方側領域210Aの後方側において、操作面部210の右側部分を構成するものである。側方側領域210Bは、図8において斜め右前方に傾斜するハッチングで示される、右後側の領域である。側方側領域210Bの前後方向略中央部は、前後方向において座席16の背もたれ部16bと重複する。また、側方側領域210Bの前後方向略中央部には、支柱14が配置される。側方側領域210Bは、第一油圧操作機構240及び第二油圧操作機構250を具備する。
The
図9に示す第一油圧操作機構240は、必要に応じて作業装置に対する油圧の制御操作を行うものである。第一油圧操作機構240は、側方側領域210Bの前側部分に配置される。第一油圧操作機構240は、前方側領域210Aの物品収容部239の後方に配置される。第一油圧操作機構240は、支柱14の前方に配置される。第一油圧操作機構240は、ガイド孔241及び第一油圧レバー242を具備する。
The first hydraulic
ガイド孔241は、側方側領域210Bを上下に貫通する孔である。ガイド孔241は、長孔形状(溝形状)とされている。ガイド孔241は、斜め左後方に傾斜するように(左方(座席16側)に向かうに従い、後方に傾斜するように)設けられる。換言すれば、ガイド孔241は、長手方向を、左後方に傾斜する斜め方向に向けて配置される。
The
ガイド孔241は、前後並列するように一対設けられている。以下では、必要に応じて、一対のガイド孔241のうち、前方に設けられたものをガイド孔241A、後方に設けられたものをガイド孔241Bとして説明する。
A pair of guide holes 241 are provided so as to be parallel to each other in the front-rear direction. Hereinafter, of the pair of guide holes 241, those provided in the front will be referred to as
第一油圧レバー242は、ガイド孔241に沿って操作可能に設けられる。第一油圧レバー242は、所定の回動軸を中心として回動可能に設けられる。第一油圧レバー242は、運転者によって把持される把持部と、ガイド孔241に挿通される軸部と、を有する。
The first
第一油圧レバー242は、一対のガイド孔241にそれぞれガイドされるように、一対設けられている。以下では、必要に応じて、一対の第一油圧レバー242のうち、ガイド孔241Aにガイドされるものを第一油圧レバー242A、ガイド孔241Bにガイドされるものを第一油圧レバー242Bとして説明する。
A pair of first
図9に示す第二油圧操作機構250は、第一油圧操作機構240と同様、必要に応じて、作業装置に対する油圧の制御操作を行うものである。第二油圧操作機構250は、側方側領域210Bの後側部分に配置される。第二油圧操作機構250は、支柱14の後方に配置される。第二油圧操作機構250は、ガイド孔251及び第二油圧レバー252を具備する。
Like the first hydraulic
ガイド孔251は、側方側領域210Bを上下に貫通する孔である。長孔形状(溝形状)とされている。ガイド孔251は、斜め左前方に傾斜するように(左方(座席16側)に向かうに従い、前方に傾斜するように)設けられる。換言すれば、ガイド孔251は、長手方向を、左前方に傾斜する斜め方向に向けて配置される。
The
ガイド孔251は、前後並列するように一対設けられている。以下では、必要に応じて、一対のガイド孔251のうち、前方に設けられたものをガイド孔251A、後方に設けられたものをガイド孔251Bとして説明する。
A pair of guide holes 251 are provided so as to be parallel to each other in the front-rear direction. Hereinafter, among the pair of guide holes 251, those provided in the front will be referred to as
第二油圧レバー252は、ガイド孔251に沿って操作可能に設けられる。第二油圧レバー252は、所定の回動軸を中心として回動可能に設けられる。第二油圧レバー252は、運転者によって把持される把持部と、ガイド孔251に挿通される軸部と、を有する。
The second
第二油圧レバー252は、一対のガイド孔251にそれぞれガイドされるように、一対設けられている。以下では、必要に応じて、一対の第二油圧レバー252のうち、ガイド孔251にガイドされるものを第二油圧レバー252A、ガイド孔251Bにガイドされるものを第二油圧レバー252Bとして説明する。
A pair of second
また、側方側領域210Bにおける第二油圧操作機構250の後方には、所定のシガーソケットが設けられている。
Further, a predetermined cigar socket is provided behind the second hydraulic
図7から図9までに示す内側領域210Cは、前方側領域210Aの後方側において、操作面部210の左側部分を構成するものである。内側領域210Cは、図8において斜め左前方に傾斜するハッチングで示される、左後側の領域である。内側領域210Cの前側部分は、前後方向において座席16の座面部16aの後側部分及び背もたれ部16bと重複する。内側領域210Cは、操作スイッチ260を具備する。
The
図9に示す操作スイッチ260は、トラクタ1が備える各種装置の操作に関するスイッチである。操作スイッチ260は、ワンタッチ耕耘ボタン261、ワイパ操作ボタン262、PTOボタン263、照明操作ボタン264及び水平制御ボタン265を具備する。
The
ワンタッチ耕耘ボタン261は、トラクタ1の旋回時の速度や昇降装置10の昇降のタイミング等、トラクタ1が備える各種装置の設定を、耕耘機(作業装置)による耕耘作業に適した状態とする操作が可能なものである。ワンタッチ耕耘ボタン261は、内側領域210Cにおいて最も前方に配置される。ワンタッチ耕耘ボタン261は、押圧操作がされることで、上記耕耘作業に適した状態のオンオフの切り替えを可能とする。
The one-
ワイパ操作ボタン262は、トラクタ1の窓に設けられたワイパ(不図示)を操作するものである。ワイパ操作ボタン262は、ワンタッチ耕耘ボタン261の後方に配置される。ワイパ操作ボタン262は、シーソー型のスイッチとされている。ワイパ操作ボタン262は、前後方向に並列するように設けられている。一対のワイパ操作ボタン262は、それぞれ、フロントワイパ及びリアワイパを操作可能とされている。
The
PTOボタン263は、PTO軸から作業装置への動力の伝達及び非伝達の切り替えを操作するものである。PTOボタン263は、軸線方向を上下方向に向けた回転軸を中心として回転操作可能に設けられる。PTOボタン263は、時計回り又は反時計回りに回転操作されることで、作業装置に対するPTO軸の伝達態様を、伝達状態、非伝達状態及び自動伝達状態に切り替え可能とされている。
The
伝達状態は、PTO軸の動力を作業装置に伝達させる状態である。非伝達状態は、PTO軸の動力を作業装置に伝達させない状態である。自動伝達状態は、作業装置に対するPTO軸の動力の伝達又は非伝達を、昇降装置10を介した作業装置の昇降動作に応じて自動的に切り替える状態である。具体的には、自動伝達状態においては、作業装置を下降させれば作業装置に対してPTO軸の動力を伝達させ、作業装置を上昇させれば作業装置に対してPTO軸の動力を非伝達とする。
The transmission state is a state in which the power of the PTO shaft is transmitted to the working device. The non-transmission state is a state in which the power of the PTO shaft is not transmitted to the working device. The automatic transmission state is a state in which the transmission or non-transmission of the power of the PTO shaft to the work device is automatically switched according to the raising / lowering operation of the working device via the raising / lowering
また、PTOボタン263は、上記回転操作に加えて、押圧操作が可能とされている。PTOボタン263は、押圧操作がされることで、上記伝達状態から上記非伝達状態に切り替え可能とされている。これにより、作業装置による作業を容易に停止させることができる。
Further, the
PTOボタン263は、ワイパ操作ボタン262の後方に配置される。PTOボタン263は、図7に示すように、前後方向において、第一油圧操作機構240と第二油圧操作機構250との間に位置するように設けられる。また、PTOボタン263は、前後方向において、支柱14、アームレスト100の後部120及び座席16の背もたれ部16bにそれぞれ重複する。
The
図9に示すように、PTOボタン263は、平面視において、第一油圧操作機構240のガイド孔241の長手方向に沿う直線(ガイド孔241の幅方向中心を通る直線)及び第二油圧操作機構250のガイド孔251の長手方向に沿う直線(ガイド孔251の幅方向中心を通る直線)と重複しない位置に配置される。また、PTOボタン263は、平面視において、副変速操作機構230のガイド孔231aの長手方向に沿う直線(ガイド孔231aの幅方向中心を通る直線)と重複しない位置に配置される。すなわち、PTOボタン263は、第一油圧レバー242、第二油圧レバー252及び副変速レバー232の操作方向に沿う直線上に位置しないように配置されている。これにより、各種操作レバー(第一油圧レバー242、第二油圧レバー252及び副変速レバー232)の操作に伴い、PTOボタン263が誤って操作されることを抑制することができる。
As shown in FIG. 9, the
また、PTOボタン263は、平面視において、第一油圧操作機構240のガイド孔241(ガイド孔241B)の長手方向に沿う直線及び第二油圧操作機構250のガイド孔251(ガイド孔251A)の長手方向に沿う直線の前後方向内側に位置する。
Further, the
PTOボタン263を上述のように配置したことで、側方側領域210Bにそれぞれ操作方向が異なる第一油圧操作機構240及び第二油圧操作機構250を設けた場合でも、各油圧レバー(第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252)の操作に伴い、PTOボタン263が誤って操作されることを抑制することができる。
By arranging the
照明操作ボタン264は、トラクタ1に設けられた作業灯の点灯又は消灯が可能なものである。照明操作ボタン264は、PTOボタン263の後方に配置される。照明操作ボタン264は、トラクタ1の各所に設けられた作業灯にそれぞれ対応するボタンが複数設けられている。
The
水平制御ボタン265は、作業装置の水平制御装置(モンロー)を制御するものである。水平制御ボタン265は、照明操作ボタン264の後方に配置される。水平制御ボタン265は、内側領域210Cにおいて最も後方に配置される。また、水平制御ボタン265は、アームレスト100及び座席16の背もたれ部16bよりも後方に配置されている。
The
水平制御ボタン265を上述のように配置したことで、水平制御装置の操作性を向上させることができる。すなわち、水平制御装置の操作中において、運転者は、座席16に着座した状態で後方(斜め右後方)を視認することが多い。従って、水平制御ボタン265を上述のように配置したことで、後方を視認しながら操作し易いものとすることができる。
By arranging the
なお、図例では、内側領域210Cにおいて、ワンタッチ耕耘ボタン261とワイパ操作ボタン262との間に、所定のボタンを追加可能なスペースを設けた例を示している。上記スペースには、必要に応じて、上述した操作スイッチ260に加えて、新たなボタンを追加可能である。
In the illustrated example, an example is shown in which a space in which a predetermined button can be added is provided between the one-
上述したアームレスト100及びサイドコンソール200においては、一旦設定が完了すれば、運転中において比較的使用頻度の低い設定スイッチ130を、アームレスト100に配置し、比較的使用頻度の高い操作スイッチ260を、サイドコンソール200に配置している。また、アームレスト100は、カバー部180によって設定スイッチ130を閉塞可能とされている。
In the
上述のような構成としたことで、座席16側から設定スイッチ130を越えて操作スイッチ260を操作する際でも、設定スイッチ130をアームレスト100のカバー部180で閉塞することで、設定スイッチ130への接触を防止することができる。一方、比較的使用頻度の高い操作スイッチ260をサイドコンソール200において露出させているので、操作スイッチ260を操作し易い構成としている。
With the above configuration, even when the
また、サイドコンソール200は、側方側領域210Bよりも座席16に近い内側領域210Cに操作スイッチ260が配置されているので、トラクタ1の各種装置に関する操作を行いやすい構成としている。
Further, since the
また、内側領域210Cにおいて、操作スイッチ260は、前後方向に一列に配置される。これにより、操作スイッチ260を見栄えよく整列させることができる。また、PTOボタン263を操作スイッチ260の前後中途部に配置することで、PTOボタン263以外の操作スイッチ260のうち、どのボタンを操作している状態からも比較的操作し易い位置にPTOボタン263を配置することができる。
Further, in the
また、内側領域210Cにおいては、平面視において第一油圧操作機構240のガイド孔241(ガイド孔241B)の長手方向に沿う直線と重複する位置に、ワイパ操作ボタン262を配置している。また、第二油圧操作機構250のガイド孔251(ガイド孔251A及びガイド孔251B)の長手方向に沿う直線と重複する位置に、照明操作ボタン264を配置している。すなわち、第一油圧レバー242や第二油圧レバー252の操作方向に沿う直線上には、誤って操作されたとしても比較的作業に関して影響の少ないものを配置している。
Further, in the
図10から図13に示す側面部270は、サイドコンソール200の側面を構成する。側面部270は、図10に示すように、キャビン11内において、フェンダ9の左側部分の前方及び左方を覆うように設けられる。側面部270は、前端部が座席ベース部12bの前端部よりも前方に位置する。側面部270は、主として前方を向く面(前面)と、主として左方を向く面(左面)と、を有する。側面部270は、左面が座席ベース部12bの右端部と隣接している。側面部270の前面と左面との境界部分は、斜め左前方に向く湾曲面状とされている。
The
側面部270の前面は、平面視において、前端部を頂点とした湾曲面状とされている。側面部270の前面は、下方に向かうに従い、前方に広がるような緩やかな傾斜面とされている。
The front surface of the
側面部270の左面は、図12に示すように、下方に向けて左方に広がるような二つの段差が形成されている。具体的には、側面部270の左面は、上側部分において、左方に突出する段差が設けられ、上下方向中央部において、更に左方に突出する段差が設けられている。
As shown in FIG. 12, the left surface of the
側面部270は、収容部280、開口部290及びカバー部293を具備する。
The
収容部280は、所定の電装機器を収容可能なものである。収容部280は、側面部270と、操作面部210と、フェンダ9の左側部分と、によって区画されたサイドコンソール200の内部の空間である。
The
収容部280には、図11から図13までに示すように、リレーボックス281及びヒューズボックス282が収容される。リレーボックス281は、リレー(継電器)を収容するものである。ヒューズボックス282は、ヒューズを収容するものである。リレー及びヒューズは、トラクタ1の内部において配線される電気ケーブルにそれぞれ接続されている。
As shown in FIGS. 11 to 13, the
リレーボックス281及びヒューズボックス282は、収容部280における前側部分(フェンダ9の左側部分の前方)に収容される。リレーボックス281及びヒューズボックス282は、収容部280内に設けられた支持部283を介して、上下に隣接するように配設されている。すなわち、リレーボックス281及びヒューズボックス282は、収容部280における前側部分において集中するように配置されている。図例では、支持部283を介して三段のリレーボックス281を下側に配設し、リレーボックス281の上方に一段のヒューズボックス282を配設している。
The
また、収容部280には、副変速操作機構230の伝達部237が収容される。伝達部237は、収容部280における前側部分において、リレーボックス281及びヒューズボックス282の後方に配置される。
Further, the
図11から図13までに示す開口部290は、側面部270において収容部280に連通するように形成された開口である。開口部290は、前方及び左方に向けて開口する。開口部290は、第一開口部291及び第二開口部292を具備する。
The
第一開口部291は、図13において、二点鎖線で囲われた開口部290の前側を構成する部分である。第一開口部291は、側面部270の前側部分(座席ベース部12bよりも前方に位置する部分)において開口する。第一開口部291は、側面部270の前面から左面に亘って設けられる。第一開口部291は、側面部270の上下方向の略全体に亘って形成される。
The
第二開口部292は、図13において、二点鎖線で囲われた開口部290の後側を構成する部分である。第二開口部292は、側面部270の後側部分(座席ベース部12bの前端部よりも後方に位置する部分)において少なくとも一部が開口する。第二開口部292は、第一開口部291の後上部と連続するように、側面部270の左面において開口する。
The
第二開口部292の上下寸法は、第一開口部291の上下寸法よりも小さい寸法とされる。第二開口部292は、後端部が座席ベース部12bの前端部よりも後方に位置するように、当該座席ベース部12bよりも上方に設けられる。すなわち、第二開口部292は、第一開口部291の後上部から、座席ベース部12bを避けるように後方へ突出している。
The vertical dimension of the
換言すれば、開口部290は、第二開口部292の後端部が第一開口部291の後端部よりも後方に位置する逆L字形状とされている。上述のような形状としたことで、座席ベース部12bとの干渉を回避しながらも、開口部290の開口寸法を比較的大きくすることができる。
In other words, the
開口部290は、正面視及び側面視において、リレーボックス281及びヒューズボックス282の全体と重複する。具体的には、第一開口部291が、正面視及び側面視において、リレーボックス281及びヒューズボックス282の全体と重複する。
The
上述のような構成としたことで、開口部290(第一開口部291)を介して、リレーボックス281及びヒューズボックス282の全体を露出させることができる。これにより、部品交換等のメンテナンスの必要性が比較的高い電装機器であるリレーボックス281及びヒューズボックス282に対して、容易に点検やメンテナンスが可能な構成とすることができる。
With the above configuration, the
また、第一開口部291を側面部270の前側部分の大部分において開口するように設けているので、点検やメンテナンスをより行い易い構成とすることができる。また、リレー及びヒューズに接続された電気ケーブルに対する点検やメンテナンスも行い易い構成とすることができる。
Further, since the
また、図13に示すように、開口部290は、側面視において、副変速操作機構230の伝達部237の一部と重複する。具体的には、第二開口部292が、側面視において、伝達部237の接続部237cや、当該接続部237cに対するロッド237a及びワイヤ237bの接続部分と重複する。
Further, as shown in FIG. 13, the
これにより、開口部290(第二開口部292)を介して、副変速操作機構230の伝達部237において、メンテナンスの必要性が比較的高い接続部237cの周辺部分を露出させることができ、容易に点検やメンテナンスが可能な構成とすることができる。
As a result, in the
また、本実施形態では、側面部270の前面及び左面を、下方に向けて水平方向に広がるような形状としている。これにより、開口部290を、正面視及び側面視に加えて、平面視においても開口させることができる。これにより、平面視において、開口部290を介した収容部280の内部の点検やメンテナンスが可能となる。
Further, in the present embodiment, the front surface and the left surface of the
図10に示すカバー部293は、開口部290を閉塞するものである。カバー部293は、開口部290に応じた形状とされている。カバー部293は、開口部290を閉塞した状態では、側面部270の前面及び左面を構成する。カバー部293により開口部290を閉塞した状態では、当該カバー部293の表面と、側面部270における開口部290の周囲の面と、は同一平面状とされる。
The
次に、図17から図19までを用いて、音声入力部300について説明する。
Next, the
音声入力部300は、音声を入力可能なものである。音声入力部300は、天井部13の収容部13aに設けられる。具体的には、音声入力部300は、収容部13aの左面と、前面と、下面と、によって形成される頂部に設けられる。音声入力部300は、トラクタ1に設けられた所定のケーブルを介して、携帯電話等の所定の通信機器に接続される。これにより、運転者は、トラクタ1を運転した状態での通話が可能となる。音声入力部300は、固定部310、集音部320及び関節部330を具備する。
The
図19に示す固定部310は、収容部13aに固定される部分である。固定部310は、収容部13aの前面と、下面と、によって形成される角部に固定される。固定部310は、上記角部に対応した形状とされている。
The fixing
集音部320は、音声を集音可能な部分である。集音部320は、座席16側を指向するように設けられる。具体的には、集音部320は、斜め左下方を指向するように設けられる。集音部320には、電気信号を伝達可能なケーブル321が接続される。ケーブル321は、一端部が集音部320に接続され、他端部が収容部13aの内部に収容される。
The
関節部330は、固定部310と集音部320とを接続する部分である。関節部330は、集音部320の指向する方向を調整可能なボールジョイントを構成する。
The
上述の如く構成された音声入力部300は、図7に示すように、座席16よりも右側(サイドコンソール200側)に配置される。音声入力部300は、平面視において、サイドコンソール200の前方側領域210Aと重複する。また、音声入力部300は、前後方向において、フロントローダ操作機構220の貫通孔221と、副変速操作機構230のガイド孔231aと、の間に位置する。また、音声入力部300は、図17に示すように、サイドコンソール200の前端部よりも後方かつ座席ベース部12bよりも前方に位置する。
As shown in FIG. 7, the
これにより、音声入力部300を介して、好適に音声を入力することができる。すなわち、トラクタ1の運転中において、運転者は、サイドコンソール200が位置する側(右方)を視認することが多い。従って、音声入力部300を、上述のように配置したことで、音声入力部を介して好適に音声を入力することができる。また、音声入力部300を天井部13に設けているので、音声入力部300を、比較的、雑音を入力させ難い位置とすることができる。
As a result, voice can be suitably input via the
また、音声入力部300を収容部13aに設けているので、当該収容部13aに配置されるオーディオ機器13bや空調機器13cと集中させて、音声入力部300を配置することができる。また、集音部320に接続されるケーブル321の他端部を、収容部13aの内部に配線させ易い構成とすることができる。また、音声入力部300を収容部13aの頂部に設けているので、周囲に配置された物によって音声の入力が妨害されることを抑制することができる。
Further, since the
以上の如く、本実施形態に係るトラクタ1(作業車)は、
操作レバー(副変速レバー232、第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252)をガイドする長孔形状のガイド孔(ガイド孔231a、ガイド孔241及びガイド孔251)と、
PTO軸から作業装置への動力の伝達及び非伝達の切り替えが可能なPTOボタン263(PTOスイッチ)と、
を具備し、
前記PTOボタン263は、
平面視において、前記ガイド孔(ガイド孔231a、ガイド孔241及びガイド孔251)の長手方向に沿う直線と重複しない位置に配置されるものである。
As described above, the tractor 1 (working vehicle) according to the present embodiment is
A long hole-shaped guide hole (guide
PTO button 263 (PTO switch) that can switch between transmission and non-transmission of power from the PTO axis to the work equipment,
Equipped with
The
In a plan view, the guide holes (guide
このように構成することにより、PTOボタン263の操作性を向上させることができる。すなわち、ガイド孔(ガイド孔231a、ガイド孔241及びガイド孔251)の長手方向(操作レバーの操作方向)に沿う直線上にPTOボタン263が位置しないように配置したことで、PTOボタン263を、操作レバー(副変速レバー232、第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252)の操作に伴い、誤って操作され難い位置とすることができる。
With such a configuration, the operability of the
また、前記PTOボタン263は、
前記ガイド孔よりも左右方向における座席側に位置するものである。
Further, the
It is located on the seat side in the left-right direction with respect to the guide hole.
このように構成することにより、PTOボタン263を比較的座席に近い位置に配置することで、当該PTOボタン263を操作し易くすることができる。
With this configuration, by arranging the
また、前記ガイド孔は、
油圧補助コントロールレバー(第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252)をガイドする油圧補助レバー用ガイド孔(ガイド孔241及びガイド孔251)を含むものである。
Further, the guide hole is
It includes guide holes (guide
このように構成することにより、油圧補助コントロールレバー(第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252)の操作に伴い、PTOボタン263が誤って操作されることを抑制することができる。
With this configuration, it is possible to prevent the
また、前記油圧補助レバー用ガイド孔は、
前記PTOボタン263よりも前方に位置するガイド孔241(第一油圧補助レバー用ガイド孔)と、
前記PTOボタン263よりも後方に位置するガイド孔251(第二油圧補助レバー用ガイド孔)と、
を含み、
前記ガイド孔241は、左右方向における座席16側に向かうに従い後方に傾斜し、
前記ガイド孔251は、左右方向における座席16側に向かうに従い前方に傾斜し、
前記PTOボタン263は、
平面視において、前記ガイド孔241の長手方向に沿う直線及び前記ガイド孔251の長手方向に沿う直線の前後方向内側に位置するものである。
Further, the guide hole for the hydraulic auxiliary lever is
A guide hole 241 (guide hole for the first hydraulic auxiliary lever) located in front of the
A guide hole 251 (guide hole for the second hydraulic auxiliary lever) located behind the
Including
The
The
The
In a plan view, it is located inside the straight line along the longitudinal direction of the
このように構成することにより、操作方向が異なる複数の第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252の操作に伴い、PTOボタン263が誤って操作されることを抑制することができる。すなわち、ガイド孔241の長手方向に沿う直線及びガイド孔251の長手方向に沿う直線の前後方向内側にPTOボタン263を位置させたことで、PTOボタン263を、第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252の操作に伴い、誤って操作され難い位置とすることができる。
With this configuration, it is possible to prevent the
また、前記ガイド孔は、
副変速レバー232(変速レバー)をガイドする、ガイド孔231a(変速レバー用ガイド孔)を含むものである。
Further, the guide hole is
It includes a
このように構成することにより、副変速レバー232の操作に伴い、PTOボタン263が誤って操作されることを抑制することができる。
With this configuration, it is possible to prevent the
また、トラクタ1は、
前記PTOボタン263の近傍に配置され、所定の装置の操作が可能な操作スイッチ260と、
前記所定の装置の設定が可能な設定スイッチ130と、
開閉自在とされ、閉状態で前記設定スイッチ130を覆うカバー部180と、
を更に具備するものである。
Further, the tractor 1 is
An
A setting
A
Is further provided.
このように構成することにより、設定スイッチ130をカバー部180によって覆うことで、PTOボタン263や操作スイッチ260の操作に伴い、設定スイッチ130が誤って操作されることを防止することができる。また、比較的使用頻度の低い設定スイッチ130をカバー部180によって覆うことで、上記設定スイッチ130と、比較的使用頻度の高い他のスイッチ(PTOボタン263や操作スイッチ260)と、が混在することを防止することができ、操作性を向上させることができる。
With this configuration, by covering the setting
また、前記PTOボタン263及び前記操作スイッチ260は、サイドコンソール200(コンソール)に配置され、
前記設定スイッチ130は、前記サイドコンソール200の外部に配置されるものである。
Further, the
The setting
このように構成することにより、サイドコンソール200の操作性を向上させることができる。すなわち、比較的使用頻度の低い設定スイッチ130をサイドコンソール200の外部に配置し、比較的使用頻度の高いPTOボタン263及び操作スイッチ260をサイドコンソール200に配置したことで、サイドコンソール200の操作性を向上させることができる。
With such a configuration, the operability of the
また、前記設定スイッチ130及び前記カバー部180は、
前記PTOボタン263及び前記操作スイッチ260よりも左右方向における座席16側に位置するものである。
Further, the setting
It is located on the
このように構成することにより、座席16側から設定スイッチ130を越えてPTOボタン263や操作スイッチ260を操作する際でも、カバー部180によって設定スイッチ130を覆うことで、当該設定スイッチ130への接触を防止することができる。
With this configuration, even when operating the
また、前記設定スイッチ130及び前記カバー部180は、
アームレスト100に設けられるものである。
Further, the setting
It is provided on the
このように構成することにより、カバー部180によって設定スイッチ130を覆った状態で、当該カバー部180を肘置きとして利用することができる。
With this configuration, the
また、前記操作スイッチ260は、
前記PTOボタン263よりも前方に配置される前側操作スイッチ(ワンタッチ耕耘ボタン261及びワイパ操作ボタン262)と、
前記PTOボタン263よりも後方に配置される後側操作スイッチ(照明操作ボタン264及び水平制御ボタン265)と、を含み、
前記PTOボタン263、前側操作スイッチ(ワンタッチ耕耘ボタン261及びワイパ操作ボタン262)及び後側操作スイッチ(照明操作ボタン264及び水平制御ボタン265)は、前後方向に一列に配置されるものである。
Further, the
Front operation switches (one-
A rear operation switch (
The
このように構成することにより、PTOボタン263を比較的操作し易い位置に配置することができる。すなわち、PTOボタン263を複数の操作スイッチ260の前後中途部に配置することで、複数の操作スイッチ260のうち、どの操作スイッチ260を操作している状態からも比較的操作し易い位置にPTOボタン263を配置することができる。
With this configuration, the
なお、本実施形態に係るトラクタ1は、本発明に係る作業車の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るサイドコンソール200は、本発明に係るコンソールの実施の一形態である。
また、本実施形態に係るガイド孔231a、ガイド孔241及びガイド孔251は、本発明に係るガイド孔の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るガイド孔231aは、本発明に係る変速レバー用ガイド孔の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るガイド孔241は、本発明に係る第一油圧補助レバー用ガイド孔の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るガイド孔251は、本発明に係る第二油圧補助レバー用ガイド孔の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る副変速レバー232、第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252は、本発明に係る操作レバーの実施の一形態である。
また、本実施形態に係る副変速レバー232は、本発明に係る変速レバーの実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252は、本発明に係る油圧補助コントロールレバーの実施の一形態である。
また、本実施形態に係るワンタッチ耕耘ボタン261、ワイパ操作ボタン262、照明操作ボタン264及び水平制御ボタン265は、本発明に係る操作スイッチ260の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るワンタッチ耕耘ボタン261及びワイパ操作ボタン262は、本発明に係る前側操作スイッチの実施の一形態である。
また、本実施形態に係るPTOボタン263は、本発明に係るPTOスイッチの実施の一形態である。
また、本実施形態に係る照明操作ボタン264及び水平制御ボタン265は、本発明に係る後側操作スイッチの実施の一形態である。
The tractor 1 according to the present embodiment is an embodiment of the work platform according to the present invention.
Further, the
Further, the
Further, the
Further, the
Further, the
Further, the auxiliary
Further, the
Further, the first
Further, the one-
Further, the one-
Further, the
Further, the
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。 Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above configuration, and various modifications can be made within the scope of the invention described in the claims.
例えば、上記実施形態では、PTOボタン263を、平面視において、ガイド孔241の長手方向に沿う直線及びガイド孔251の長手方向に沿う直線の前後方向内側に位置させた例を示したが、このような態様に限られない。例えば、PTOボタン263を、平面視において、ガイド孔241の長手方向に沿う直線及びガイド孔251の長手方向に沿う直線の前後方向外側に位置させた構成としてもよい。
For example, in the above embodiment, the
また、上記実施形態では、設定スイッチ130をカバー部180によって閉塞可能な構成とした例を示したが、このような態様に限られない。例えば、カバー部180を設けず、設定スイッチ130を露出させるようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, an example in which the
また、上記実施形態で示したガイド孔231a、ガイド孔241及びガイド孔251の長手方向は、一例であり、上述した態様に限られない。ガイド孔241及びガイド孔251の長手方向は、種々の方向を採用可能である。
Further, the longitudinal direction of the
また、上記実施形態では、ガイド孔241及びガイド孔251に、第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252をそれぞれ設けた例を示したが、このような態様に限られない。例えば、トラクタ1に設けられる作業装置に応じて、適宜各油圧レバー(第一油圧レバー242及び第二油圧レバー252)を着脱するようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, an example in which the first
また、上記実施形態で示した設定スイッチ130及び操作スイッチ260の種類や配置は、一例であり、上述した態様に限られない。設定スイッチ130及び操作スイッチ260は、種々の種類や配置を採用可能である。
Further, the types and arrangements of the setting
また、上記実施形態では、作業車として、トラクタ1を例示したが、このような態様に限られない。例えば作業車は、その他の農業車両、建設車両、産業車両等であってもよい。 Further, in the above embodiment, the tractor 1 is exemplified as the work vehicle, but the present invention is not limited to such an embodiment. For example, the work vehicle may be another agricultural vehicle, a construction vehicle, an industrial vehicle, or the like.
1 トラクタ(作業車)
16 座席
100 アームレスト
130 設定スイッチ
180 カバー部
200 サイドコンソール(コンソール)
231a ガイド孔(ガイド孔、変速レバー用ガイド孔)
232 副変速レバー(操作レバー、変速レバー)
241 ガイド孔(ガイド孔、第一油圧補助レバー用ガイド孔)
242 第一油圧レバー(操作レバー、油圧補助コントロールレバー)
251 ガイド孔(ガイド孔、第二油圧補助レバー用ガイド孔)
252 第二油圧レバー(操作レバー、油圧補助コントロールレバー)
261 ワンタッチ耕耘ボタン(操作スイッチ、前側操作スイッチ)
262 ワイパ操作ボタン(操作スイッチ、前側操作スイッチ)
263 PTOボタン(操作スイッチ、前側操作スイッチ)
264 照明操作ボタン(操作スイッチ、後側操作スイッチ)
265 水平制御ボタン265(操作スイッチ、後側操作スイッチ)
1 Tractor (work vehicle)
16
231a Guide hole (guide hole, guide hole for shift lever)
232 Sub-shift lever (operation lever, shift lever)
241 Guide hole (guide hole, guide hole for first hydraulic auxiliary lever)
242 First hydraulic lever (operation lever, hydraulic auxiliary control lever)
251 guide hole (guide hole, guide hole for second hydraulic auxiliary lever)
252 Second hydraulic lever (operation lever, hydraulic auxiliary control lever)
261 One-touch cultivation button (operation switch, front operation switch)
262 Wiper operation button (operation switch, front operation switch)
263 PTO button (operation switch, front operation switch)
264 Lighting operation buttons (operation switch, rear operation switch)
265 Horizontal control button 265 (operation switch, rear operation switch)
Claims (8)
PTO軸から作業装置への動力の伝達及び非伝達の切り替えが可能なPTOスイッチと、
を具備し、
前記PTOスイッチは、
平面視において、前記ガイド孔の長手方向に沿う直線と重複しない位置に配置され、
前記ガイド孔は、
油圧補助コントロールレバーをガイドする油圧補助レバー用ガイド孔を含み、
前記油圧補助レバー用ガイド孔は、
前記PTOスイッチよりも前方に位置する第一油圧補助レバー用ガイド孔と、
前記PTOスイッチよりも後方に位置する第二油圧補助レバー用ガイド孔と、
を含み、
前記第一油圧補助レバー用ガイド孔は、左右方向における座席側に向かうに従い後方に傾斜し、
前記第二油圧補助レバー用ガイド孔は、左右方向における座席側に向かうに従い前方に傾斜し、
前記PTOスイッチは、
平面視において、前記第一油圧補助レバー用ガイド孔の長手方向に沿う直線及び前記第二油圧補助レバー用ガイド孔の長手方向に沿う直線の前後方向内側に位置する、
作業車。 A long hole-shaped guide hole that guides the operation lever,
A PTO switch that can switch between power transmission and non-transmission from the PTO axis to the work equipment,
Equipped with
The PTO switch is
In a plan view, it is arranged at a position that does not overlap with a straight line along the longitudinal direction of the guide hole.
The guide hole is
Includes a guide hole for the hydraulic auxiliary lever that guides the hydraulic auxiliary control lever.
The guide hole for the hydraulic auxiliary lever is
The guide hole for the first hydraulic auxiliary lever located in front of the PTO switch,
A guide hole for the second hydraulic auxiliary lever located behind the PTO switch,
Including
The guide hole for the first hydraulic assist lever is inclined rearward toward the seat side in the left-right direction.
The guide hole for the second hydraulic assist lever is inclined forward toward the seat side in the left-right direction.
The PTO switch is
In plan view, it is located inside the straight line along the longitudinal direction of the guide hole for the first hydraulic auxiliary lever and the straight line along the longitudinal direction of the guide hole for the second hydraulic auxiliary lever in the front-rear direction.
Work platform.
前記ガイド孔よりも左右方向における座席側に位置する、
請求項1に記載の作業車。 The PTO switch is
Located on the seat side in the left-right direction from the guide hole,
The work vehicle according to claim 1.
変速レバーをガイドする、変速レバー用ガイド孔を含む、
請求項1又は請求項2に記載の作業車。 The guide hole is
Guides the shifting lever, including the shifting lever guide hole,
The work vehicle according to claim 1 or 2.
前記所定の装置の設定が可能な設定スイッチと、
開閉自在とされ、閉状態で前記設定スイッチを覆うカバー部と、
を更に具備する、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の作業車。 An operation switch located near the PTO switch and capable of operating a predetermined device, and an operation switch.
A setting switch that can set the predetermined device and
The cover part that can be opened and closed and covers the setting switch in the closed state,
Further equipped,
The work vehicle according to any one of claims 1 to 3 .
前記設定スイッチは、前記コンソールの外部に配置される、
請求項4に記載の作業車。 The PTO switch and the operation switch are arranged on the console.
The setting switch is located outside the console.
The work vehicle according to claim 4 .
前記PTOスイッチ及び前記操作スイッチよりも左右方向における座席側に位置する、
請求項4又は請求項5に記載の作業車。 The setting switch and the cover portion are
Located on the seat side in the left-right direction from the PTO switch and the operation switch.
The work vehicle according to claim 4 or 5 .
アームレストに設けられる、
請求項4から請求項6までのいずれか一項に記載の作業車。 The setting switch and the cover portion are
Installed on the armrest,
The work vehicle according to any one of claims 4 to 6 .
前記PTOスイッチよりも前方に配置される前側操作スイッチと、
前記PTOスイッチよりも後方に配置される後側操作スイッチと、を含み、
前記PTOスイッチ、前記前側操作スイッチ及び前記後側操作スイッチは、前後方向に一列に配置される、
請求項4から請求項7までのいずれか一項に記載の作業車。 The operation switch is
The front operation switch located in front of the PTO switch,
Includes a rear operation switch located behind the PTO switch.
The PTO switch, the front operation switch, and the rear operation switch are arranged in a row in the front-rear direction.
The work vehicle according to any one of claims 4 to 7 .
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