JP7010686B2 - Vehicle door control device - Google Patents
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Description
本発明は、車両ドア制御装置に関する。 The present invention relates to a vehicle door control device.
使用者がドアハンドルに触れることなく、ドアの開放と閉鎖を自動的に行うことが可能なドア開閉装置が知られている。特許文献1に開示されたドア開閉装置では、車体のバックドア下方に配置された静電容量センサによって、ドアを開閉駆動するための使用者の動きを検出している。
There is known a door opening / closing device that can automatically open and close a door without the user touching the door handle. In the door opening / closing device disclosed in
特許文献1のドア開閉装置では、使用者は、ドアを駆動させる際に不安定な片足立ちの姿勢で残りの足を静電容量センサに接触させる必要があるため、使用者の安定性と操作性が悪い。
In the door opening / closing device of
本発明は、ドアを駆動させる際の使用者の安定性と操作性を向上できる車両ドア制御装置を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a vehicle door control device capable of improving the stability and operability of a user when driving a door.
本発明の一態様は、ドア周辺の定められた検出範囲内に位置する被検出物を検出する検出部と、前記検出部の検出結果から得られる距離の変化によって、前記被検出物による定められた動きを検出すると、前記ドアの電動機器を制御する制御部とを備え、前記検出部は、前記検出部から水平方向に沿って延びる前記検出範囲を形成するように、前記ドアに対して間隔をあけて車体の底に配置されており、前記検出範囲には、前記検出部からの距離によって2以上の操作区画が設定され、前記制御部が検出する前記定められた動きには、前記2以上の操作区画間の移動が含まれている、車両ドア制御装置を提供する。
また、本発明の他の態様は、ドア周辺の定められた検出範囲内に位置する被検出物を検出する検出部と、前記検出部の検出結果から得られる距離の変化によって、前記被検出物による定められた動きを検出すると、前記ドアの電動機器を制御する制御部とを備え、前記ドアは、前記車体の側面に配置されたサイドドアであり、前記検出部は、前記検出部から水平方向に沿って延びる前記検出範囲を形成するように、前記サイドドアに対して車幅方向に間隔をあけて車体の底に配置されており、前記サイドドアは、前記車体の車幅方向に対向する一対の側面のうち、一方に配置された第1サイドドアと、他方に配置された第2サイドドアとを含み、前記検出部は、前記一対の側面のうち、前記他方側に配置されて前記第1サイドドア周辺の前記被検出物を検出する第1検出部と、前記一方側に配置されて前記第2サイドドア周辺の前記被検出物を検出する第2検出部とを含む、車両ドア制御装置を提供する。
One aspect of the present invention is determined by the detected object by a detection unit that detects an object to be detected located within a predetermined detection range around the door and a change in the distance obtained from the detection result of the detection unit. When the movement is detected, a control unit for controlling the electric device of the door is provided, and the detection unit is spaced from the door so as to form a detection range extending horizontally from the detection unit. Two or more operation sections are set in the detection range according to the distance from the detection unit, and the predetermined movement detected by the control unit is described in the above 2 Provided is a vehicle door control device including movement between the above operating sections.
In addition, another aspect of the present invention is a detection unit that detects an object to be detected located within a predetermined detection range around the door , and a change in the distance obtained from the detection result of the detection unit. When the movement determined by the above is detected, the door is provided with a control unit for controlling the electric device of the door, the door is a side door arranged on the side surface of the vehicle body, and the detection unit is horizontal from the detection unit. The side doors are arranged at the bottom of the vehicle body at intervals in the vehicle width direction with respect to the side doors so as to form the detection range extending along the direction, and the side doors face the vehicle width direction of the vehicle body. The detection unit includes a first side door arranged on one side of the pair of side surfaces and a second side door arranged on the other side, and the detection unit is arranged on the other side of the pair of side surfaces. A vehicle including a first detection unit that detects the object to be detected around the first side door and a second detection unit that is arranged on one side and detects the object to be detected around the second side door. A door control device is provided.
本発明の車両ドア制御装置では、検出部がドアに対して間隔をあけて配置されているため、ドアの周囲にスペースが少ない状態であっても、検出に必要な距離を確保できる。また、制御部は、検出部の検出結果から得られる距離の変化によって使用者の定められた動きを検出するため、使用者は不安定な片足立ちの姿勢になる必要がない。よって、ドアを駆動させる際の使用者の安定性と操作性を向上できる。 In the vehicle door control device of the present invention, since the detection units are arranged at intervals with respect to the door, the distance required for detection can be secured even when the space around the door is small. Further, since the control unit detects the movement determined by the user by the change in the distance obtained from the detection result of the detection unit, the user does not need to be in an unstable one-legged posture. Therefore, the stability and operability of the user when driving the door can be improved.
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1実施形態)
図1から図4は、車両1に搭載した本発明の第1実施形態に係る車両ドア制御装置10を示す。図1から図3に示すように、ドア制御装置10は、車両1のサイドドア(以下、単にドアと略す。)5の外方で、使用者による定められた動きを検出することで、ドア5の電動機器であるドア駆動部21を制御するものである。以下の説明では、車両1の車長方向をX方向といい、車両1の車幅方向をY方向といい、車両1の車高方向をZ方向という。
(First Embodiment)
1 to 4 show a vehicle
(ドア制御装置の概要)
図4に示すように、ドア制御装置10は、検出センサ(検出部)12、ドア駆動部21、LED(表示部)22、照合手段25、及び制御部27を備える。但し、図4中、一点鎖線で囲まれた部分が今回追加した構成であり、ドア駆動部21、及び照合手段25には、車両1に搭載された既存の部品を利用する。
(Overview of door control device)
As shown in FIG. 4, the
ドア制御装置10では、車体2に対してドア5を開閉させる場合、使用者は、ドア5の前で、例えば次のように定められた動きを行う。図1及び図2に示すように、使用者は、車両1のドア5に近づくようにY方向内向きに移動(第1の動作M1)した後、ドア5から離れるようにY方向外向きに移動(第2の動作M2)する。制御部27は、検出センサ12の検出結果から得られる距離の変化によって、使用者による定められた動きを検出することで、ドア駆動部21によって、ドア5が閉鎖されている場合にはドア5を開放し、ドア5が開放されている場合にはドア5を閉鎖する。これにより使用者は、手を使わずにドア5を自動開閉できる。
In the
図1及び図2に示すように、検出センサ12は、ドア5の周辺の定められた検出範囲17内に位置する被検出物を検出するものである。被検出物には、キー(携帯機)を所持した使用者、使用者以外の第三者、障害物、及び地面Gが含まれる。障害物には、車両の周囲に存在する構造物(壁や柱)、及び隣に駐まった車両等が含まれる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図4に示すように、検出センサ12は、通信ケーブルによって制御部27と通信可能に接続されている。但し、検出センサ12を車両1のECU(Electronic Control Unit)と通信可能に接続し、検出センサ12の検出結果を制御部27がECUから受信してもよい。検出センサ12と、制御部27又はECUとは、無線接続してもよい。
As shown in FIG. 4, the
検出センサ12としては、送波器13及び受波器14を備える超音波センサが用いられている。図1及び図2を参照すると、送波器13から発せられる超音波によって、定められた方向に沿って概ね円錐状に広がった検出範囲17が形成される。送波器13から送波された超音波の反射波は受波器14で受波される。この検出結果は、検出範囲17内での被検出物の有無の判断と、検出センサ12から被検出物までの距離の演算とに利用される。なお、検出センサ12の配置については、後で詳述する。
As the
ドア駆動部21は、車体2に対してドア5を開閉駆動するものである。ドア駆動部21は、図示しないが、ドア5を開放する向きであるX方向後向き、及びドア5を閉鎖する向きであるX方向前向きへ、ドア5を移動させるモータ、ギア機構等で構成されている。ドア駆動部21は、通信ケーブルによって制御部27と通信可能に接続されている。但し、ドア駆動部21をECUと電気的に接続し、制御部27によるドア駆動部21の駆動信号を、制御部27がECUへ送信し、ECUがドア駆動部21に送信してもよい。
The
LED22は、使用者を誘導する光学的な表示を行うものである。図3を参照すると、LED22は、制御対象のドア5の下方に位置するように、車体2に配置されている。LED22は、詳細については図示しないが、ケーシング内の基板に実装されている。この基板は、通信ケーブルによって制御部27と通信可能に接続されている。LED22の光は、車両1の周囲が暗いときは勿論、明るいときにも使用者が視認できるような照度で照射できるように構成されている。
The
照合手段25は、キーとLF(Low Frequency)信号による通信を行い、車外のキーの認証を行う車外LF送受信アンテナを有する送受信機を備える。送受信機は、通信ケーブルによって制御部27と通信可能に接続されているが、ECUと通信可能に接続されてもよい。送受信機は、ECUからの命令に応じて起動し、キー認証処理に関する通信を行う。キー認証処理では、照合手段25は、キーに対して認証コードの送信要求を行い、キーから受信した認証コードを登録された正規コードと比較し、これらが合致(成立)すれば使用者であると判断する。
The collating means 25 includes a transceiver having an out-of-vehicle LF transmission / reception antenna that communicates with the key using an LF (Low Frequency) signal and authenticates the out-of-vehicle key. The transceiver is communicably connected to the
制御部27は、照合手段25によるキー認証の結果と、検出センサ12の検出結果とに基づいて、ドア駆動部21を制御するものである。制御部27は、記憶部28、測定部29、判断部30、及び表示駆動部31を備え、ECUと通信可能に接続されている。制御部27は、単一又は複数のマイクロコンピュータ、及びその他の電子デバイスにより構成されている。
The
記憶部28には、制御プログラム、制御プログラムで使用する閾値や判定値D等の設定データ、及び検出センサ12の検出結果から距離を演算するためのデータテーブル等が記憶されている。また、記憶部28は、検出センサ12の検出結果を設定回数分(例えば10回)記憶できるように構成されている。
The
測定部29は、送波器13が超音波を送波(放射)してから、受波器14が反射波を受波するまでの時間(検出結果)に基づいて、検出センサ12から被検出物までの距離を測定する。即ち、測定部29と検出センサ12とにより、検出センサ12から被検出物までの距離を測定する測距センサが構成される。測定結果は、距離情報として記憶部28に記憶される。記憶部28が記憶可能な設定回数を超えると、測定結果は古い方から順に消去される。
The measuring
判断部30は、測定部29の測定結果(被検出物の位置)である距離の変化によって、被検出物の動きを判断するものである。つまり、判断部30は、今回の測定結果と前回の測定結果との差(変化量)に基づいて、被検出物が移動したか停止しているかを判断する。変化量が大きければ、移動距離は大きく、逆に小さければ移動距離は小さい。判断部30は、変化量が予め設定された判定値Dを超えていれば被検出物が移動したと判断し、判定値D以下であれば被検出物が停止していると判断する。
The
表示駆動部31は、LED22を点灯状態、点滅状態、及び消灯状態に切り換えるものである。例えば、使用者が検出範囲17内に進入したと判断部30が判断し、照合手段25によるキー認証が成立すれば、表示駆動部31は、LED22を消灯状態から点灯状態に切り換える。また、使用者が定められた動きをしたと判断部30が判断すると、表示駆動部31は、LED22を点滅させる。そして、ドア駆動部21によるドア5の開駆動又は閉駆動が完了すると、表示駆動部31は、LED22を消灯させる。このように、検出センサ12による検出状態を使用者が把握できるようにして、使用者による操作性を向上している。なお、LED22の点灯状態を視認させるのではなく、後述する第2実施形態のように、地面Gに円形状のマーク23(図8及び図10参照)を表示させ、検出センサ12の検出位置を視認させてもよい。
The
(検出センサの配置)
図1に最も明瞭に示すように、検出センサ12は、車体2の底3に固定されている。検出センサ12は、制御対象のドア5に対してY方向に定められた間隔をあけて位置するように、ドア5とはY方向の反対の側面4側に配置されている。この間隔は、検出センサ12によって使用者の動きを検出するために必要な距離であり、60cm以上に設定することが好ましい。また、検出センサ12は、制御対象のドア5に向けて、検出センサ12から水平方向(水平線H)に沿って延びる検出範囲17が形成されるように、配置されている。
(Arrangement of detection sensor)
As most clearly shown in FIG. 1, the
図5を参照すると、検出センサ12は、ケーシング15内に配置され、送波器13の出力部と受波器14の入力部がケーシング15の同一面に位置するように、構成されている。出力部と入力部が位置するケーシング15の一面には、送波器13が発信する超音波の指向性を高めるためのホーン16が配置されている。ホーン16は、送波器13の出力部と受波器14の入力部を取り囲む第1開口16aと、第1開口16aよりも直径が大きい第2開口16bとを備える円錐筒状に形成されている。
Referring to FIG. 5, the
(検出範囲の設定)
検出センサ12によって、使用者を確実に検出しつつ、使用者以外の誤検出を抑制するために、検出範囲17の放射角R1,R2、最大長さL、及び傾斜角度iは、以下のように設定されている。
(Setting of detection range)
The radiation angles R1 and R2, the maximum length L, and the inclination angle i of the
図1及び図2に示すように、検出センサ12の検出範囲17は、背面視(YZ平面)のZ方向の寸法よりも底面視(XY平面)のX方向の寸法の方が、大きく広がった扇型となるように設定されている。つまり、検出範囲17は、図1に示す背面視の放射角R1が、図2に示す底面視の放射角R2よりも小さくなるように、設定されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
背面視の放射角R1は、過度に狭くすると検出センサ12による使用者の検出が困難になり、過度に広くすると検出センサ12によって車体2の底3や地面Gを検出するため、好ましくない。これらの不都合を防止できるように、放射角R1は、車体2の底3と地面Gを検出しない範囲で、可能な限り大きく設定することが好ましい。底面視の放射角R2は、過度に狭くすると検出センサ12による使用者の検出が困難になり、過度に広くすると検出センサ12によって第三者や車両1のタイヤを誤検出する可能性が高くなるため、好ましくない。これらの不都合を防止するために、放射角R2は、先端17aのX方向の幅が、ドア5のX方向の幅と概ね同じになるように設定することが好ましい。
If the radiation angle R1 in the rear view is excessively narrow, it becomes difficult for the
検出センサ12から先端17aまでの検出範囲17の最大長さLは、過度に短くすると検出センサ12による使用者の検出が困難になり、過度に長くすると検出センサ12によって隣に駐まった車両を誤検出する可能性が高くなるため、好ましくない。これらの不都合を防止するために、検出範囲17の最大長さLは、底面視で車体側面4から外方へ突出する一方、想定される隣の車両までの距離よりも短くなる寸法に、設定されている。
If the maximum length L of the
図1に示すように、背面視での傾斜角度iは、検出センサ12を通りY方向に延びる水平線Hと、検出範囲17の出力中心Cとがなす角として定義される。検出範囲17の上側縁17bは車体2の底3側に位置し、検出範囲17の下側縁17cは地面G側に位置する。傾斜角度iは、過度に狭くすると車体2の底3が検出範囲17に入り、過度に広くすると地面Gが検出範囲17に入るため、好ましくない。これらの不都合を防止するために、傾斜角度iは放射角R1の半分の傾きになるように設定されている。
As shown in FIG. 1, the tilt angle i in the rear view is defined as the angle formed by the horizontal line H extending in the Y direction through the
本実施形態の検出範囲17の傾斜角度iは、制御対象のドア5が配置された側面4において、車体2の底3と地面Gの間の概ね中央を、出力中心Cが通る傾きに設定されている。また、検出範囲17の放射角R1は、上側縁17bが水平線Hに一致する大きさに設定されている。そして、検出範囲17の最大長さLは、下側縁17cが地面Gに交差する寸法よりも短くなるように設定されている。
The inclination angle i of the
図2に示すように、底面視での検出範囲17の出力中心Cは、本実施形態ではY方向に一致するように構成されている。但し、検出範囲17の出力中心Cは、検出センサ12を通りY方向に延びる水平線Hに対して定められた角度で傾斜されてもよい。
As shown in FIG. 2, the output center C of the
このように設定された検出範囲17は、水平方向(水平線H)に沿って車体2の底3と地面Gの間を通り、底面視において車体2の内(下)側から外側にかけた範囲に延びている。また、検出範囲17は、車体2の底3と地面Gを検出しない傾斜角度i、下向きに傾いている。
The
検出センサ12は車体2の底3に配置されているため、ドア制御装置10を搭載することによる車両1のデザインへの影響はない。また、検出センサ12がドア5に対してY方向に間隔をあけて配置されているため、周囲にスペースが少ない車両1の側面4であっても、検出に必要な距離を確保できる。
Since the
検出範囲17は、背面視(YZ平面)の寸法よりも底面視(XY平面)の寸法の方が大きい扁平形状であるため、検出センサ12によって車体2の底3や地面Gを誤検出を抑制できる。また、ホーン16の配置によって、検出センサ12の検出範囲17が効果的に絞られている。しかも、検出センサ12が隣の車両を誤検出しないように、検出範囲17の最大長さLを簡単に設定できる。よって、検出センサ12による誤検出に伴うドア5の動作不良を抑制できる。
Since the
(制御部による制御)
制御部27によるドア5の自動開閉制御は、車両1が駐車され、エンジンが停止されることで開始される。制御部27は、照合手段25によるキー認証が成立し、検出範囲17内で使用者が定められた動きを行ったと判断すると、ドア駆動部21によってドア5を開放又は閉鎖する。
(Control by control unit)
The automatic opening / closing control of the
検出センサ12の検出範囲17は、検出センサ12からの距離の違いによって、トリガ区画18とスタート区画19に分けられている。トリガ区画18は、検出センサ12から離れ、車体2の下部に位置する第1設定距離から、この第1設定位置よりも検出センサ12から離れ、ドア5の近傍に位置する第2設定位置までの間に、設定されている。スタート区画19は、第2設定距離から、この第2設定位置よりも検出センサ12から離れ、ドア5から外側へ間隔をあけて位置する第3設定距離までの間に設定されている。
The
判断部30によって判断する使用者の動きには、トリガ区画18とスタート区画19の間の移動が含まれている。つまり、ドア5に近づくようにスタート区画19からトリガ区画18へ移動する第1の動作M1と、ドア5から離れるようにトリガ区画18からスタート区画19へ移動する第2の動作M2とが含まれている。なお、ドア5を制御するための動きは、これに限られず、動作M1,M2の間に所定時間停止する動作を加えてもよく、必要に応じて変更が可能である。
The movement of the user determined by the
このように、使用者による動きを、2つの操作区画18,19間に跨がった移動に設定することで、車両1の周囲に存在する第三者の動きが、定められた動きと一致する可能性を低くできる。よって、検出センサ12の誤検出による意図しないドア5の誤作動を低減できる。また、使用者はドア5に対して近接及び/又は離反する動きを行うだけでよい。つまり、ドア5を開閉駆動するために、使用者は不安定な片足立ちの姿勢になる必要がないため、操作時の使用者の安定性と操作性を向上できる。
In this way, by setting the movement by the user to the movement straddling between the two
次に、ドア制御装置10の動作について図6A及び図6Bに示すフローチャートに従って説明する。
Next, the operation of the
図6Aに示すように、制御部27は、まず、定められた検出時間が経過するまで待機する(ステップS1)。検出時間が経過すると、制御部27は、送波器13から超音波を送波させて、受波器14によって反射波を受波させる(ステップS2)。
As shown in FIG. 6A, the
検出センサ12が被検出物を検出しない場合(ステップS3:No)、制御部27は、表示駆動部31によってLED22を消灯状態に切り換えるとともに、キー認証状態をクリアする(ステップS4)。
When the
検出センサ12が被検出物を検出した場合(ステップS3:Yes)、キー認証が成立しているか否かを読み込む(ステップS5)。そして、キー認証が未成立状態の場合(ステップS5:No)、制御部27は、キー認証を要求する(ステップS6)。認証処理では、照合手段25によって、キーに対して認証コードの送信要求を行い、キーから受信した認証コードを登録された正規コードと比較し、これらが合致すれば使用者であると判断する。
When the
キー認証が成立しない場合(ステップS7:No)、制御部27は、LED22を消灯し、キー認証状態をクリアする(ステップS4)。キー認証が成立した場合(ステップS7:Yes)、制御部27は、図6Bに示すように、表示駆動部31によってLED22を点灯状態に切り換える(ステップS8)。
When the key authentication is not established (step S7: No), the
キー認証が成立している場合(ステップS5,S7:Yes)、制御部27は、測定結果に基づいて使用者の動きを判断する(ステップS9)。
When the key authentication is established (steps S5 and S7: Yes), the
検出センサ12の検出結果によって得られる距離の変化が、定められた動きと一致しない場合(ステップS10:No)、次の検出時間まで待機する。
If the change in distance obtained by the detection result of the
検出センサ12の検出結果によって得られる距離の変化が、定められた動きと一致した場合(ステップS10:Yes)、制御部27は、ドア5が閉鎖状態であるか開放状態であるかを検出する。ドア5が閉鎖状態の場合(ステップS11:Yes)、制御部27は、ドア駆動部21によってドア5を開放させるドア開出力を行う(ステップS12)。ドア5が開放状態の場合(ステップS11:No)、制御部27は、ドア駆動部21によってドア5を閉鎖させるドア閉出力を行う(ステップS13)。
When the change in distance obtained by the detection result of the
続いて、制御部27は、LED22を点滅状態に切り換えて(ステップS14)、ドア駆動部21による開駆動又は閉駆動が完了するまで待機する(ステップS15)。そして、ドア駆動部21の駆動が完了すると、制御部27は、LED22を消灯し、キー認証状態をクリアし(ステップS16)、次の検出時間まで待機する。
Subsequently, the
以上のように、本実施形態のドア制御装置10では、検出センサ12がドア5に対して間隔をあけて配置されているため、周囲にスペースが少ない側面4であっても、検出に必要な距離を確保できる。また、制御部27は、検出センサ12の検出結果から得られる距離の変化によって、使用者による定められた動きを検出するため、ドア5を駆動させる際の使用者の安定性と操作性を向上できる。
As described above, in the
(第2実施形態)
図7から図9は、車両1に搭載した第2実施形態に係る車両ドア制御装置10を示す。このドア制御装置10は、車体2のY方向に対向して形成された一対の側面4に、電動式のサイドドア5A,5Bがそれぞれ配置されている車両1に搭載するものである。
(Second Embodiment)
7 to 9 show a vehicle
図9に示すように、ドア制御装置10は、2個の検出センサ12A,12B、2個のドア駆動部21A,21B、2個のLED22A,22B、第1実施形態と同様の照合手段25、及び制御部27を備える。
As shown in FIG. 9, the
図7及び図8に示すように、第1検出センサ12Aは、図8において上側に位置する左サイドドア(第1サイドドア)5Aの周辺の被検出物を検出するもので、図8において下側に位置する右サイドドア(第2サイドドア)5B側に位置するように、車体2の底3に配置されている。第2検出センサ12Bは、右サイドドア5Bの周辺の被検出物を検出するもので、左サイドドア5A側に位置するように、車体2の底3に配置されている。図9に示すように、検出センサ12A,12Bは、第1実施形態と同様に、送波器13及び受波器14を備える超音波センサがそれぞれ用いられ、制御部27に通信可能に接続されている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the
第1ドア駆動部21Aは、車体2に対して左サイドドア5Aを開閉駆動するもので、第2ドア駆動部21Bは、車体2に対して右サイドドア5Bを開閉駆動するものであり、制御部27と通信可能に接続されている。
The first
図9及び図10に示すように、第1LED22Aは、第1検出センサ12Aが使用者を検出することで駆動されるもので、第2検出センサ12Bのケーシング15に配置されている。第2LED22Bは、第2検出センサ12Bが使用者を検出することで駆動されるもので、第1検出センサ12Aのケーシング15に配置されている。このように、LED22B,22Aが検出センサ12A,12Bのケーシング15に一体に取り付けられているため、車両1への取付作業性を向上できる。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
LED22A,22Bは、制御部27と通信可能に接続され、検出センサ12A,12Bが使用者を検出したときに、検出範囲17内の地面Gを照射する。本実施形態では、LED22A,22Bの点灯又は点滅によって、地面Gに円形状のマーク23(図8及び図10参照)を表示するように構成され、使用者の視認性を向上している。また、LED22A,22Bをウェルカムライトとしてもよい。この場合、キー認証の成立後、ドア5A,5Bをロック解除した場合、及び/又はドア5A,5Bの開閉駆動中に点灯させ、駆動しているドア5A,5Bの位置を示す表示を行う。このように、円形状のマークではなく、必要に応じて文字や模様を表示してもよい。
The
LED22B,22Aを含む検出センサ12A,12Bは、個々の検出範囲17が第1実施形態と同様に設定されるように、車体2の底3に配置されている。
The
制御部27は、第1検出センサ12A、第1LED22A、及び第1ドア駆動部21Aからなる第1ユニットと、第2検出センサ12B、第2LED22B、及び第2ドア駆動部21Bからなる第2ユニットとを、選択して駆動させるようにした点で、第1実施形態と相違する。詳しくは、制御部27は、キーを所持した使用者を検出するまでは、2個の検出センサ12A,12Bの両方を駆動させる。キーを所持した使用者を検出すると、制御部27は、2個の検出センサ12A,12Bのうち、使用者を検出した方が含まれるユニットだけを駆動する。
The
具体的には、第1検出センサ12Aによって被検出物を検出し、照合手段25による認証が成立すると、その後、制御部27は、第1検出センサ12A、第1LED22A、及び第1ドア駆動部21Aのみを駆動する。つまり、制御部27は、第2ドア駆動部21Bの駆動は勿論、第2検出センサ12Bによる検出と、第2LED22Bによる表示は、行わない。また、第2検出センサ12Bによって被検出物を検出し、照合手段25による認証が成立すると、その後、制御部27は、第2ユニットのみを駆動し、第1ユニットの駆動は行わない。
Specifically, when the object to be detected is detected by the
次に、第2実施形態のドア制御装置10の動作について図11A及び図11Bに示すフローチャートに従って説明する。
Next, the operation of the
図11Aに示すように、制御部27は、定められた検出時間が経過するまで待機し(ステップS20)、検出時間が経過すると、送波器13から超音波を送波させて、受波器14によって反射波を受波させる(ステップS21)。この際、2個の検出センサ12A,12Bのうち駆動されるのは、後述するステップS24又はS39で設定された両方、又はステップS28で設定された一方のみである。
As shown in FIG. 11A, the
検出センサ12A,12Bが被検出物を検出しない場合(ステップS22:No)、制御部27は、表示駆動部31によってLED22A,22Bを消灯状態に切り換えるとともに、キー認証状態をクリアする(ステップS23)。また、以後2個の検出センサ12A,12Bが駆動されるように、駆動設定を変更する(ステップS24)。
When the
検出センサ12A又は12Bが被検出物を検出した場合(ステップS22:Yes)、キー認証が成立しているか否かを読み込む(ステップS25)。そして、キー認証が未成立状態の場合(ステップS25:No)、制御部27は、キー認証を要求する(ステップS26)。
When the
キー認証が成立しない場合(ステップS27:No)、制御部27は、LED22A,22Bを消灯し、キー認証状態をクリアする(ステップS23)。また、以後2個の検出センサ12A,12Bが駆動されるように、駆動設定を変更する(ステップS24)。
When the key authentication is not established (step S27: No), the
キー認証が成立した場合(ステップS27:Yes)、制御部27は、2個の検出センサ12A,12Bのうち使用者を検出した方だけ、以後駆動されるように駆動設定を変更する(ステップS28)。また、2個のLED22A,22Bのうち、駆動させる検出センサ12A又は12Bと対応する方のみ、駆動されるように駆動設定を変更する(ステップS29)。例えば、検出センサ12Aを駆動させる場合、検出センサ12B側に配置したLED22Aが駆動されるように設定し、検出センサ12Bを駆動させる場合、検出センサ12A側に配置したLED22Bが駆動されるように設定する。その後、図11Bに示すように、表示駆動部31によって、駆動対象のLED22A又は22Bを点灯状態に切り換える(ステップS30)。
When the key authentication is established (step S27: Yes), the
キー認証が成立している場合(ステップS25,S27:Yes)、制御部27は、測定結果に基づいて使用者の動きを判断する(ステップS31)。
When the key authentication is established (steps S25 and S27: Yes), the
検出センサ12A又は12Bの検出結果によって得られる距離の変化が、定められた動きと一致しない場合(ステップS32:No)、次の検出時間まで待機する。
If the change in distance obtained by the detection result of the
検出センサ12A又は12Bの検出結果によって得られる距離の変化が、定められた動きと一致した場合(ステップS32:Yes)、制御部27は、対応するドア5A又は5Bが閉鎖状態であるか開放状態であるかを検出する。ドア5A又は5Bが閉鎖状態の場合(ステップS33:Yes)、制御部27は、ドア駆動部21A又は21Bによってドア5A又は5Bを開放させるドア開出力を行う(ステップS34)。ドア5A又は5Bが開放状態の場合(ステップS33:No)、制御部27は、ドア駆動部21A又は21Bによってドア5A又は5Bを閉鎖させるドア閉出力を行う(ステップS35)。
When the change in distance obtained by the detection result of the
続いて、制御部27は、LED22A又は22Bを点滅状態に切り換えて(ステップS36)、ドア駆動部21A又は21Bによる開駆動又は閉駆動が完了するまで待機する(ステップS37)。ドア駆動部21A又は21Bの駆動が完了すると、制御部27は、LED22A又は22Bを消灯し、キー認証状態をクリアする(ステップS38)。また、以後2個の検出センサ12A,12Bが駆動されるように、駆動設定を変更し(ステップS39)、次の検出時間まで待機する。
Subsequently, the
以上のように、第2実施形態のドア制御装置10では、第1検出センサ12A、第1LED22A、及び第1ドア駆動部21Aからなる第1ユニットと、第2検出センサ12B、第2LED22B、及び第2ドア駆動部21Bからなる第2ユニットとを備えるため、両面サイドドア5A,5Bの車両1に対応できる。しかも、2個の検出センサ12A,12Bのうち、使用者を検出した方だけ駆動させるため、使用者以外の第三者の誤検出を抑制できる。さらに、検出センサ12A,12Bのケーシング15にLED22A,22Bをそれぞれ配置し、一方の検出センサが駆動しているときに他方のLEDを利用できるようにしたため、検出センサとLEDを別々に設けるよりも部品点数を少なくすることができる。
As described above, in the
また、第1実施形態と同様に、周囲にスペースが少ない車両1の側部であっても、検出に必要な距離を確保できるため、ドア5A,5Bを駆動させる際の使用者の安定性と操作性を向上できる。
Further, as in the first embodiment, even if the side portion of the
なお、本発明の車両ドア制御装置10は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
The vehicle
例えば、図7に示すように、走行時に後方を監視するバックソナーが搭載されている車両1では、2以上(図示では4個)のバックソナーセンサ(超音波センサ)33A~33Dを利用して、制御部26が駆動するユニットを設定してもよい。つまり、車体2のY方向に間隔をあけて配置したバックソナーセンサ33A~33Dが被検出物を検出した順番によって、制御部26は、使用者が左右いずれの向きに移動しているのかを判断する。そして、使用者が移動する向きのドア5A又は5Bに対応する検出センサ12A又は12Bと、LED22A又は22Bとを、制御部26が駆動させるようにしてもよい。
For example, as shown in FIG. 7, in a
図12に示すように、検出センサ12は、車体2の底3のY方向中央に配置してもよい。また、車体2の底3の中央に、左サイドドア5A用の検出センサ12Aと、右サイドドア5B用の検出センサ12Bとを配置してもよい。この場合、LED22A,22Bは、第1実施形態と同様に、車体2のサイドドア5A,5B下方に配置することが好ましい。
As shown in FIG. 12, the
検出センサ12は、発光素子と受光素子を備える赤外線センサによって構成してもよい。検出センサ12として赤外線センサを用いる場合、図5に示すホーン16を用いることなく、検出範囲の指向性を高めることができる。よって、検出センサ12の誤検出によるドア5の動作不良を効果的に抑制できる。また、超音波センサや赤外線センサに限られず、被検出物を検出可能であり、検出結果に基づいて被検出物までの距離を判断できるセンサであれば、必要に応じて変更が可能である。
The
検出センサ12は、傾斜角度iが0度(水平)になるように、車体2の底3と地面Gの間の中央に検出センサ12を配置し、検出範囲17の出力中心Cと水平線Hとを一致させてもよい。検出センサ12の検出範囲17は、底面視で車体2から外方に突出しないように、車体2の底3と地面Gの間だけに設定してもよい。
The
制御部27は、検出範囲17を3以上の操作区画に分けて、使用者による定められた動きを検出してもよい。また、定める動きは、距離の変化(移動)、停止、移動回数、及び停止回数を、必要に応じて組み合わせて設定すればよい。また、検出範囲17を2以上の操作区画に分けることなく、定める動きを進入と停止の組み合わせによって構成してもよい。
The
ドア5の電動機器は、ドア5を開閉駆動するドア駆動部21に限られず、車体2に対してドア5を開放不可能にロックするドアロック装置であってもよい。また、制御対象のドアは、サイドドアに限られず、バックドアであってもよい。
The electric device of the
検出センサ12の検出範囲17は、隣に駐まった車両を含む最大長さLとしてもよい。この場合、制御部27(判断部30)は、所定時間以上距離(位置)の変化が無い被検出物を障害物であると判断し、その測定結果は、使用者の動きの検出に利用しない構成とすることが好ましい。
The
1…車両
2…車体
3…底
4…側面
5,5A,5B…ドア
10…車両ドア制御装置
12,12A,12B…検出センサ(検出部)
13…送波器
14…受波器
15…ケーシング
16…ホーン
16a…第1開口
16b…第2開口
17…検出範囲
17a…先端
17b…上側縁
17c…下側縁
18…トリガ区画(操作区画)
19…スタート区画(操作区画)
21,21A,21B…ドア駆動部(電動機器)
22,22A,22B…LED(表示部)
23…マーク
25…照合手段
27…制御部
28…記憶部
29…測定部
30…判断部
31…表示駆動部
33A~33D…バックソナーセンサ
G…地面
H…検出センサを通る水平線
C…出力中心
R1,R2…放射角
i…水平線に対する傾斜角度
1 ...
13 ...
19 ... Start section (operation section)
21,21A, 21B ... Door drive unit (electric equipment)
22, 22A, 22B ... LED (display unit)
23 ...
Claims (10)
前記検出部の検出結果から得られる距離の変化によって、前記被検出物による定められた動きを検出すると、前記ドアの電動機器を制御する制御部と
を備え、
前記検出部は、前記検出部から水平方向に沿って延びる前記検出範囲を形成するように、前記ドアに対して間隔をあけて車体の底に配置されており、
前記検出範囲には、前記検出部からの距離によって2以上の操作区画が設定され、
前記制御部が検出する前記定められた動きには、前記2以上の操作区画間の移動が含まれている、車両ドア制御装置。 A detection unit that detects an object to be detected located within the specified detection range around the door,
It is provided with a control unit that controls the electric device of the door when the movement determined by the object to be detected is detected by the change in the distance obtained from the detection result of the detection unit.
The detection unit is arranged at the bottom of the vehicle body at intervals from the door so as to form the detection range extending horizontally from the detection unit.
Two or more operation sections are set in the detection range depending on the distance from the detection unit.
A vehicle door control device, wherein the defined movement detected by the control unit includes movement between the two or more operation sections.
前記検出部は、前記サイドドアに対して車幅方向に間隔をあけて配置されている、請求項1に記載の車両ドア制御装置。 The door is a side door arranged on the side surface of the vehicle body.
The vehicle door control device according to claim 1, wherein the detection unit is arranged at intervals in the vehicle width direction with respect to the side door.
前記検出部の検出結果から得られる距離の変化によって、前記被検出物による定められた動きを検出すると、前記ドアの電動機器を制御する制御部と
を備え、
前記ドアは、前記車体の側面に配置されたサイドドアであり、
前記検出部は、前記検出部から水平方向に沿って延びる前記検出範囲を形成するように、前記サイドドアに対して車幅方向に間隔をあけて車体の底に配置されており、
前記サイドドアは、前記車体の車幅方向に対向する一対の側面のうち、一方に配置された第1サイドドアと、他方に配置された第2サイドドアとを含み、
前記検出部は、前記一対の側面のうち、前記他方側に配置されて前記第1サイドドア周辺の前記被検出物を検出する第1検出部と、前記一方側に配置されて前記第2サイドドア周辺の前記被検出物を検出する第2検出部とを含む、車両ドア制御装置。 A detection unit that detects an object to be detected located within the specified detection range around the door ,
It is provided with a control unit that controls the electric device of the door when the movement determined by the object to be detected is detected by the change in the distance obtained from the detection result of the detection unit.
The door is a side door arranged on the side surface of the vehicle body.
The detection unit is arranged at the bottom of the vehicle body at intervals in the vehicle width direction with respect to the side door so as to form the detection range extending horizontally from the detection unit.
The side door includes a first side door arranged on one side and a second side door arranged on the other side of a pair of side surfaces facing in the vehicle width direction of the vehicle body.
The detection unit is a first detection unit arranged on the other side of the pair of side surfaces to detect the object to be detected around the first side door, and the second side side arranged on the one side. A vehicle door control device including a second detection unit that detects the object to be detected around the door.
前記表示部は、前記第2検出部に一体に設けられた前記第1サイドドア用の第1表示部と、前記第1検出部に一体に設けられた前記第2サイドドア用の第2表示部とを含む、請求項4に記載の車両ドア制御装置。 On the side door side of the vehicle body, a display unit for performing an optical display for guiding to the detection range is provided.
The display unit includes a first display unit for the first side door integrally provided with the second detection unit and a second display unit for the second side door integrally provided with the first detection unit. The vehicle door control device according to claim 4, which includes a unit.
前記検出部の前記検出範囲は、背面視の寸法よりも底面視の寸法の方が大きくなるように設定されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両ドア制御装置。 The detection unit is an ultrasonic sensor.
The vehicle door control device according to any one of claims 1 to 7, wherein the detection range of the detection unit is set so that the dimension of the bottom view is larger than the dimension of the rear view. ..
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