JP7002437B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
図1~図8に示されるように、本実施形態に係るコネクタ10は、所謂可動(フローティング)コネクタであり、接続対象物としての相手側コネクタ12(図1以外では図示省略)が挿抜される可動ハウジング14と、図示しない回路基板に固定される固定ハウジング30と、を備えている。固定ハウジング30は、可動ハウジング14に対して相手側コネクタ12の挿抜方向(矢印Z方向)と直交する架渡方向(矢印Y方向)の両側に配置された一対の側壁部30A、30Bを有している。
図1~図3、図5~図8に示されるように、可動ハウジング14は、上方へ向けて開口した矩形の有底孔16を有して有底の略矩形筒状(略直方体状)に形成されている。この可動ハウジング14は、左右方向に対向した左右一対の側壁部14A、14Bと、左右の側壁部14A、14Bの前後両端部を左右方向に繋いだ前後一対の連結壁部14C、14Dと、左右の側壁部14A、14Bを左右方向に繋ぐと共に前後の連結壁部14C、14Dを前後方向に繋いだ底壁部14E(図8参照)とを一体に備えている。左右の側壁部14A、14Bは、前後方向に延在しており、前後の連結壁部14C、14Dは、左右方向に延在している。底壁部14Eは、可動ハウジング14の略下半部に設けられており、上下方向に厚く形成されている。この可動ハウジング14は、例えば合成樹脂等の絶縁性材料によって製造されたものである。なお、本実施形態に係る可動ハウジング14は、前後方向を長手とする長尺状に形成されているが、可動ハウジング14における前後方向の寸法は、信号端子50の数によって適宜変更される構成になっている。
図1~図2、図4~図8に示されるように、固定ハウジング30は、上下方向に貫通した矩形の貫通孔32を有して略矩形枠状に形成されている。この固定ハウジング30は、左右方向に対向した左右一対の側壁部30A、30Bと、左右の側壁部30A、30Bの前後方向両端部を左右方向に繋いだ前後一対の連結壁部30C、30Dとを一体に備えている。左右の側壁部30A、30Bは、前後方向に延在しており、前後の連結壁部30C、30Dは、左右方向に延在している。この固定ハウジング30は、例えば合成樹脂等の絶縁性材料によって製造されたものである。なお、本実施形態に係る固定ハウジング30は、前後方向を長手とする長尺状に形成されているが、固定ハウジング30における前後方向の寸法は、信号端子50の数によって適宜変更される構成になっている。
図1~図2、図5~図9に示されるように、複数の信号端子50は、導電性を有する金属板が所定の形状に打ち抜ぬかれて製造されたものであり、左右一対の端子列52A、52Bを構成している。左右の端子列52A、52Bは、それぞれ複数の信号端子50が前後方向に等間隔に並べられた構成になっている。左側の端子列52Aが有する複数の信号端子50と、右側の端子列52Bが有する複数の信号端子50とは、同一の形状に形成されているが、互いに左右方向に反対向きの姿勢で配置されている。左側の端子列52Aが有する複数の信号端子50は、固定ハウジング30の左側の側壁部30Aと、可動ハウジング14との間に左右方向に沿って架け渡されており、右側の端子列52Bが有する複数の信号端子50は、固定ハウジング30の右側の側壁部30Bと、可動ハウジング14との間に左右方向に沿って架け渡されている。なお、図9には、左側の端子列52Aが有する一の信号端子50と、右側の端子列52Bが有する一の信号端子50とが図示されている。
図1~図2、図5~図8、図10~図13に示されるように、一対の電源端子70は、導電性を有する金属板が打ち抜かれると共に、折り曲げ加工を施されて製造されたものである。一対の電源端子70は、複数の信号端子50に対して前後方向両側に配置されている。これら一対の電源端子70は、同一の形状に形成されており、互いに前後方向に反対向きの姿勢で配置されている。各電源端子70は、上下方向から見て左右方向を長手とする長尺状に形成されており、一対の側壁部30A、30B間に架け渡されている。各電源端子70の左右方向中間部は、可動ハウジング14における前後方向の端部に保持されている。また、各電源端子70は、可動ハウジング14と一対の側壁部30A、30Bとの間に位置する部位に、それぞれ弾性変形可能な第二弾性部70Bを有している。なお、本実施形態では、各電源端子70における上下方向の寸法が、各電源端子70における左右方向の寸法よりも若干短く設定されているが、これに限るものではない。各電源端子70における上下方向の寸法は、コネクタ10の仕様等に応じて適宜変更可能であり、各電源端子70が、前後方向(端子配列方向X)から見て上下方向(挿抜方向Z)を長手とする長尺状に形成された構成にしてもよい。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記実施形態では、電源端子70が有する第二接触部70Aの上端部に、左右方向(架渡方向Y)に並んだ一対の第二接点部71A1、71B1が設けられた構成にしたが、これに限るものではない。例えば図14に示される電源端子70’(変形例)のように、第二接触部70A’の上端部に、上下方向(挿抜方向Z)に並んだ一対の第二接点部71C1、71D1が設けられた構成にしてもよい。
12 相手側コネクタ(接続対象物)
14 可動ハウジング
14A、14B 側壁部
14C、14D 連結壁部
16 有底孔(孔)
22 収容凹部
28 ばね収容凹部
30 固定ハウジング
50 信号端子
50A 第一接触部
50B 第一弾性部
50C 第一接続部
70 電源端子
70A 第二接触部
70B 第二弾性部
70C 第二接続部
X 端子配列方向
Y 架渡方向(挿抜方向及び端子配列方向と直交する方向)
Z 挿抜方向
Claims (3)
- 回路基板に固定される固定ハウジングと、
前記固定ハウジングに対して相対移動可能に配置され、接続対象物が挿抜される孔を有する可動ハウジングと、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡され、前記接続対象物の挿抜方向と直交する端子配列方向に配列された複数の信号端子と、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡された電源端子と、を備え、
前記信号端子は、
前記回路基板に固定される第一接続部と、
前記接続対象物と電気的に接触される第一接触部と、
前記第一接続部と前記第一接触部との間に位置する第一弾性部と、を有し、
前記電源端子は、
前記回路基板に固定される第二接続部と、
前記接続対象物と電気的に接触される第二接触部と、
前記第二接続部と前記第二接触部との間に位置する第二弾性部と、を有し、
前記可動ハウジングは、
前記挿抜方向及び前記端子配列方向と直交する方向から前記孔を挟んで対向した一対の側壁部と、
前記端子配列方向から前記孔を挟んで対向し、前記一対の側壁部における前記端子配列方向の端部を繋いだ一対の連結壁部と、を有し、
前記連結壁部における前記端子配列方向の側面は、前記端子配列方向に直交しており、
前記第二接触部は、前記連結壁部における前記端子配列方向の側面に保持されており、 前記第一弾性部及び前記第二弾性部が弾性変形することで前記固定ハウジングに対する前記可動ハウジングの相対移動が許容される、
ことを特徴とするコネクタ。 - 前記第二接触部は、前記接続対象物と電気的に接触されて前記端子配列方向の一方側へ弾性変形し、
前記連結壁部には、前記端子配列方向へ向けて開口し、前記第二接触部の少なくとも一部を収容した収容凹部が形成されている請求項1に記載のコネクタ。 - 前記連結壁部には、前記挿抜方向及び前記端子配列方向と直交する方向の外側へ向けて開口し、前記第二弾性部の少なくとも一部を収容したばね収容凹部が形成されている請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
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