JP7081354B2 - Sensor holding board and sensor module - Google Patents
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Description
本発明は、センサ保持基板及びセンサモジュールに関し、特に発熱部又は感熱部を有するセンサを備えるセンサモジュールに関する。 The present invention relates to a sensor holding substrate and a sensor module, and particularly to a sensor module including a sensor having a heat generating portion or a heat sensitive portion.
センサとして、例えば産業用途向けガスセンサは、高い信頼性のある巻き線型ガスセンサが現在でも主流である。しかし巻き線型ガスセンサは、消費電力が大きく、量産性・耐衝撃性が低いという問題がある。これに対し、量産性・耐衝撃性に優れたMEMS式ガスセンサの開発・製品化がなされているが、感ガス材の体積が小さくなるため、長期安定性に課題がある。耐衝撃性や長期安定性を重要視する製品においては、積層セラミック技術を用いたガスセンサが用いられている(例えば、特許文献1)。上記特許文献1には、複数のセラミックシートを重ねて形成されたNOxを検出するセンサが開示されている。 As a sensor, for example, as a gas sensor for industrial applications, a highly reliable winding type gas sensor is still the mainstream. However, the wound type gas sensor has problems that it consumes a large amount of power and has low mass productivity and impact resistance. On the other hand, although MEMS type gas sensors having excellent mass productivity and impact resistance have been developed and commercialized, there is a problem in long-term stability because the volume of the gas sensitive material is small. Gas sensors using laminated ceramic technology are used in products that place importance on impact resistance and long-term stability (for example, Patent Document 1). The above-mentioned Patent Document 1 discloses a sensor for detecting NOx formed by stacking a plurality of ceramic sheets.
しかしながら、上記特許文献1の場合、開口部を有するセラミックシートを中間に挟むことにより、内部に中空部を設ける構造であるため、センサが大型化してしまい、消費電力が増大してしまう、という懸念がある。センサの消費電力を低減するには、センサで発生した熱を他へ逃がさずにセンサに留めておくことが有効である。 However, in the case of Patent Document 1, since the structure is such that a hollow portion is provided inside by sandwiching a ceramic sheet having an opening in the middle, there is a concern that the sensor becomes large and power consumption increases. There is. In order to reduce the power consumption of the sensor, it is effective to keep the heat generated by the sensor in the sensor without letting it escape to others.
本発明は、断熱性を向上することができるセンサ保持基板及びセンサモジュールを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a sensor holding substrate and a sensor module capable of improving heat insulation.
本発明に係るセンサ保持基板は、発熱部又は感熱部を有するセンサを保持するセンサ保持基板であって、基板本体と、前記基板本体に一端が支持された複数の電極とを備え、前記基板本体表面との間に断熱空間を介して前記複数の電極の他端において前記センサを支持する。 The sensor holding substrate according to the present invention is a sensor holding substrate that holds a sensor having a heat generating portion or a heat sensitive portion, and includes a substrate main body and a plurality of electrodes having one end supported by the substrate main body, and the substrate main body. The sensor is supported at the other end of the plurality of electrodes via an insulating space between the surface and the surface.
本発明に係るセンサモジュールは、上記センサ保持基板と、前記複数の電極の他端に支持されたセンサとを備える。 The sensor module according to the present invention includes the sensor holding substrate and a sensor supported by the other ends of the plurality of electrodes.
本発明によれば、基板本体から浮いた状態でセンサを支持し、センサで生じた熱が基板本体に直接伝わるのを防ぐことにより、断熱性を向上することができる。 According to the present invention, the heat insulating property can be improved by supporting the sensor while floating from the substrate main body and preventing the heat generated by the sensor from being directly transferred to the substrate main body.
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(全体構成)
図1に示すように、センサモジュール10Aは、センサ保持基板12Aと、センサ14とを備える。センサ保持基板12Aは、平板矩形状の基板本体16と、第1電極20,第2電極22,第3電極24,第4電極26とを有する。基板本体16は、フレキシブルプリント基板や、表面に酸化膜を有するSi基板を用いることができる。基板本体16の一表面には、複数、本実施形態の場合4個の台座部18が形成されている。当該台座部18は、基板本体16の一表面から突出した突起であり、基板本体16の対向する辺にそれぞれ2個ずつ、平行に配置されている。センサ14とセンサ保持基板12Aの間を空気断熱する観点から、台座部18の高さは、10μm以上が好ましい。
(overall structure)
As shown in FIG. 1, the
第1電極20,第2電極22,第3電極24,第4電極26は、台座部18にそれぞれ1個ずつ固定されている。本明細書では、第1電極20,第2電極22,第3電極24,第4電極26を特に区別しない場合、総称して電極と呼ぶ。電極は、銅や金などの導電性材料で形成されている。電極は、台座部18に固定されたパッド部21と、パッド部21に一体に形成され、基板本体16の中央に向かって突出した梁部23とを有する。パッド部21は、図示しない外部配線と電気的に接続するため、大きい表面積を有するのが好ましい。本図の場合、パッド部21は正方形状である。梁部23は、センサ14から基板本体16への熱伝導を抑制するため、幅方向長さがパッド部21の一辺の長さより短い縦長矩形状であり、基端がパッド部21の一辺の中央に接続されている。梁部23は、例えば、幅方向長さが500~1000μm、厚さが0.2~1.0μmである。
The
センサ14は、平板矩形状であり、発熱部(本図には図示しない)を有するガスセンサである。センサ14は、基板本体16の中央に配置される。センサ14は、基板本体16に接触せずに、第1電極20,第2電極22,第3電極24,第4電極26によって保持されている。
The
図2Aに示すように、センサ14は、感ガス基板32と、当該感ガス基板32に重ねて設けられた加熱基板34とを有する。加熱基板34は、表面の四隅近傍に、合計4個設けられた第1実装パッド30,第2実装パッド31,第3実装パッド33,第4実装パッド35を有する。感ガス基板32は、感ガス材としてのSnO2(酸化第二錫)、ZnO(酸化亜鉛)、Fe2O3(三酸化二鉄)を含有したセラミックス基板である。
As shown in FIG. 2A, the
発熱部36は、加熱基板34の表面に設けられている。発熱部36は、金や白金などの発熱体材料で形成された金属膜である。加熱基板34は、セラミックス基板である。発熱部36は、感ガス基板32の全体を加熱するように、加熱基板34の表面をジグザグに蛇行して形成されている。発熱部36の一端は第1実装パッド30、他端は第2実装パッド31と一体に形成されている。
The
図2Bに示すように、感ガス基板32は、第1電極パッド37,第2電極パッド39と、第1櫛形電極41,第2櫛形電極43とを有する。第1電極パッド37は、第1櫛形電極41と一体に形成されており、第2電極パッド39は、第2櫛形電極43と一体に形成されている。第3実装パッド33は、スルーホール(図示しない)を通じて、第1電極パッド37に接続されている。同様に、第4実装パッド35は、スルーホール(図示しない)を通じて、第2電極パッド39に接続されている。
As shown in FIG. 2B, the gas
上記のセンサ14は、積層セラミック技術により形成することができる。センサ14の大きさは、特に制限されないが、例えば、一辺の長さが0.2~1.0mm、厚さが0.02~0.1mmである。センサ14は、加熱基板34を下側、感ガス基板32を上側にしてセンサ保持基板12Aに実装される。
The
図3に示すように、センサ14は、両側部において梁部23の先端に支持されている。梁部23は、基端がパッド部21及び台座部18を介して基板本体16に支持され、先端が基板本体16に支持されていない自由端であり、いわゆる片持ち梁構造である。
As shown in FIG. 3, the
センサ14の第1実装パッド30及び第2実装パッド31と梁部23の先端とは、接合部28を介して、互いに接合されている。本図には表れていないが、センサ14の第3実装パッド33,第4実装パッド35も同様に、別の梁部23の先端と接合部28を介して接合されている。接合部28は、例えば、半田を用いることができる。また接合部28は、AuSn、AuAl及びAuAgのいずれか1種を含む。接合部28に上記共晶材料を用いることによって、センサモジュール10Aは、より高温での使用条件でも、安定して使用することができる。
The
基板本体16表面の上方に配置されたセンサ14は、底面15と、基板本体16の一表面との間に断熱空間19が形成された状態で、梁部23に支持されている。上記のようにして、センサ14は、基板本体16に対し、浮いた状態で支持されている。本図の場合、第1実装パッド30は第3電極24、第2実装パッド31は第2電極22、第3実装パッド33は第4電極26、第4実装パッド35は第1電極20に、それぞれ接合される。第2電極22及び第3電極24間には、加熱用の電圧が印加される。第1電極20及び第4電極26間には、検知用の電圧が印加される。
The
センサモジュール10Aの製造方法を、図4を参照して説明する。まず、導電膜が積層された基板、例えばポリイミドで形成された基板本体16上に銅膜40を積層した銅ポリイミド基板を用意する(図4A)。銅ポリイミド基板は、フレキシブルプリント回路で用いられる汎用的な基板を用いることができるので、コストを低減することができる。
The manufacturing method of the
次いで銅膜上にホトレジスト42を選択的に形成する(図4B)。その後ホトレジスト42が形成されていない部分の銅膜40を、エッチングにより除去する(図4C)。次いで、ホトレジスト42をアセトンなどの有機溶媒を用いて除去する。この段階において、基板本体16上に、パッド部21及び梁部23が形作られる。
Next, the
続いて接合部28を介して梁部23上にセンサ14を接合する(図4D)。センサ14を基板本体16上に実装する際は、電子部品をプリント基板に配置する実装機を用いることができる。最後に、センサ14直下を含む基板本体16の表面をエッチングすると、パッド部以外の部分が等方的にエッチングされることにより台座部18が形成される(図4E)。以上により片持ち梁構造の梁部23が形成され、当該梁部23により支持されたセンサ14を有するセンサモジュール10Aを形成することができる。
Subsequently, the
(作用及び効果)
上記センサモジュール10Aは、ガス検出時において、第2電極22及び第3電極24から第2実装パッド31及び第1実装パッド30を通じて電圧を印加することにより、発熱部36を加熱する。これにより感ガス基板32が検出対象のガスを検出するのに適した温度に加熱される。この状態でセンサモジュール10Aが検出対象のガスを含有する気体に曝されることにより、感ガス基板32が当該気体に曝されると、感ガス基板32の電気抵抗値が変動する。感ガス基板32の電気抵抗値に基づく出力信号が、第3実装パッド33及び第4実装パッド35を通じて、第4電極26及び第1電極20から出力される。
(Action and effect)
At the time of gas detection, the
センサ14は、積層セラミック技術により形成することができるので、小型化することができる。センサ14を小型することに伴い、発熱部36も小型化することができるので、センサモジュール10Aは、消費電力を低減することができる。また積層セラミック技術は、多様な電子部品で広く使われている技術であることから、センサ14は、信頼性を確保したまま、量産性、歩留りを向上することができる。
Since the
センサ14は、基板本体16から浮いた状態で支持されていることにより、加熱された発熱部36により生じた熱が基板本体16に直接伝わるのを防いで、断熱性を向上することができる。このようにしてセンサモジュール10Aは、センサ14の断熱性を向上したことにより、より消費電力を低減することができる。
Since the
センサ14を支持する梁部23は、幅方向長さがパッド部21の一辺の長さより短く形成されていることにより、加熱された発熱部36により生じた熱が基板本体16へ逃げるのを抑制する。このようにセンサモジュール10Aは、センサ14の断熱性をより向上することができる。なお、従来のガスセンサで用いられているボンディングワイヤに比べ、梁部23は断面積が大きいので、センサモジュール10Aは、機械的強度に優れ、高い耐衝撃性も得られる。
Since the
(変形例)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
(Modification example)
The present invention is not limited to the above embodiment, and can be appropriately modified within the scope of the gist of the present invention.
例えば、図5に示すように、電極44は、パッド部21と、パッド部21に接続された基端から、先端へ向かって先細形状の梁部46とを有することとしてもよい。本図の場合、梁部46は、基端から第1梁部48、第2梁部50、及び第3梁部52が一体に形成されている。第2梁部50は、第1梁部48より幅方向長さが短く形成されている。第3梁部52は、第2梁部50より幅方向長さが短く形成されている。第3梁部52の先端には接合パッド54が設けられている。接合パッド54は、センサ14に設けられた第1実装パッド30,第2実装パッド31,第3実装パッド33,第4実装パッド35と同じ大きさを有するのが好ましい。発熱部36を効率的に加熱する観点から、梁部46の材料は発熱部36に比べ、単位長さ当たりの電気抵抗が小さい導電性材料が望ましい。一方、梁部46の断面積、すなわち幅方向長さや厚さを大きくすると、加熱された発熱部36により生じた熱が基板本体16へ逃げてしまいやすくなる。本変形例のように、梁部46が先細形状であることにより、パッド部21近傍で梁部46が発熱するのを防ぐとともに、加熱された発熱部36により生じた熱が梁部46を通じて基板本体16へ逃げるのをより抑制することができる。
For example, as shown in FIG. 5, the
上記実施形態の場合、センサ14は片持ち梁構造の梁部23によって、基板本体16から浮いた状態で支持されている場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば図6Aに示すように、センサモジュール10Bは、パッド部21に接続され、基板本体16表面に対し垂直方向に延びた柱状部62を有している。センサ14は、柱状部62の先端において、接合部(図示しない)を介して接合されている。柱状部は、電極21と同様の導電性材料で形成され、その高さは、200~1000μmが好ましい。本変形例の場合、基板本体56に形成される穴の開口は、センサ14より小さくすることができる。
In the case of the above embodiment, the case where the
また図6Bに示すように、センサモジュール10Cは、パッド部21に接続された半田ボール64を有している。センサ14は、半田ボール64の上端において、接合されている。接合後における半田ボールの高さは、100~500μmが好ましい。上記センサモジュール10B,10Cは、センサ14を基板本体56から浮いた状態で支持することができるので、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
Further, as shown in FIG. 6B, the
上記実施形態では、1個の基板本体に対し1個のセンサ14を接合して、センサモジュール10Aを製造する方法について説明したが、本発明はこれに限らない。複数のセンサモジュール10Aを作製できるより大きい面積の基板本体に、4個を一組とした電極群を複数形成し、一組ごとにセンサ14を接合し、基板本体の適所に台座部18を形成した後、一組に対応した位置で、センサモジュール10Aを切り出す。このように製造することにより、一度に複数のセンサモジュール10Aを製造することができる。
In the above embodiment, a method of manufacturing the
上記実施形態の場合、センサ14を4個の電極(梁部)で支持する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、センサ14の構成に合わせて、2個又は3個の電極(梁部)で支持してもよい。
In the case of the above embodiment, the case where the
上記実施形態では、センサ14が、ガスセンサである場合について説明したが、例えばセンサ14は、フローセンサ、温度センサ、ボロメータに適用することができる。またセンサ14は、感熱部を有する例として、赤外線センサなどにも適用することができる。センサモジュールは断熱性が高いので、感熱部を有するセンサ14の検出感度を向上することができる。
In the above embodiment, the case where the
図7を参照して、製造工程を最適化することができる構造について説明する。本図に示すセンサモジュール10Dのセンサ14の幅方向長さD1は、梁部23の幅方向長さD2の1~3倍である。図8Aに示すように、基板本体16の表面を等方性エッチングすると、長さD1の方が長さD2より長いので、センサ14よりも梁部23の方が先に基板本体16から離れる。さらに等方性エッチングを進めることによって、図8Bに示すように、センサ14が基板本体16から離れる。したがってセンサ14の幅方向長さD1が、梁部23の幅方向長さD2により近い方が、全体のエッチング時間を短縮することができる。センサ14の幅方向長さとは、センサ14が長方形状の場合、対向する長辺の間の長さであり、センサ14が正方形状の場合、対向する辺の間の長さをいう。本変形例の場合、長さD1は、製造工程を最適化するうえで、長さD2の1~3倍であるのが好ましく、1~2倍であるのがより好ましい。長さD1は長さD2と等しいのが最も好ましい。
With reference to FIG. 7, a structure capable of optimizing the manufacturing process will be described. The width direction length D1 of the
図9に示すように、センサ70は、複数の開口部72を格子状に配置した形状でもよい。開口部72は、センサ14の厚さ方向に貫通した開口である。開口部72は、本図の場合、平面視において四角形であるが、本発明はこれに限定されず、例えば、三角形や、六角形などでもよい。本図の場合、開口部72同士の間隔、及びセンサ70の外縁と開口部72の間隔が、幅長さD1である。幅長さD1を上記範囲に制限することによって、図7に示すセンサモジュール10Dと同様の効果が得られる。
As shown in FIG. 9, the
センサが発熱部を有する場合、発熱部で生じた熱は、梁部を通じてパッド部から基板本体へ逃げる。同様に、センサが感熱部を有する場合、外部からセンサへ与えられた熱量によって生じた熱は、梁部を通じてパッド部から基板本体へ逃げる。いずれの場合も、センサから梁部及びパッド部を通じて基板本体へ熱が逃げることによって、消費電力の増加や検出感度の低下を招く。梁部を通じてパッド部から基板本体へ逃げる熱を低減するには、梁部の長さを長くすることが有効である。 When the sensor has a heat generating portion, the heat generated in the heat generating portion escapes from the pad portion to the substrate body through the beam portion. Similarly, when the sensor has a heat-sensitive portion, the heat generated by the amount of heat given to the sensor from the outside escapes from the pad portion to the substrate main body through the beam portion. In either case, heat escapes from the sensor to the substrate body through the beam portion and the pad portion, which causes an increase in power consumption and a decrease in detection sensitivity. In order to reduce the heat escaping from the pad portion to the substrate body through the beam portion, it is effective to increase the length of the beam portion.
梁部は、屈曲部を設けることによって、パッド部からセンサまでの直線距離よりも梁部の長さを長くすることができる。屈曲部は、パッド部と同一平面上に位置するのが、好ましい。同一平面とは、完全な同一平面に限らず、完全な同一平面から若干厚さ方向にずれた平面を含む。センサモジュールは、梁部に屈曲部を設けることによって、断熱性と小型化を実現することができる。さらに、梁部に屈曲部を設けることによって、同じ長さで屈曲部を有さない梁部に比べ、梁部が熱膨張した際、センサと接合部の間に生じる応力を低減することができる。 By providing the bent portion of the beam portion, the length of the beam portion can be made longer than the linear distance from the pad portion to the sensor. The bent portion is preferably located on the same plane as the pad portion. The coplanar is not limited to the completely coplanar, but includes a plane slightly deviated from the completely coplanar in the thickness direction. The sensor module can realize heat insulation and miniaturization by providing a bent portion in the beam portion. Further, by providing the bent portion in the beam portion, it is possible to reduce the stress generated between the sensor and the joint portion when the beam portion is thermally expanded as compared with the beam portion having the same length and no bent portion. ..
図10に示すセンサモジュールのモデルを用いて、パッド部からセンサまでの梁部の長さと断熱性との関係をシミュレーションによって調べた。センサの材質はAl2O3、環境設定は自然対流とし、センサの温度を400℃としたときのパッド部の温度を計算して求めた。図10Aのセンサモジュール10Eは梁部74の長さが1.0mm、図10Bのセンサモジュール10Fは梁部76の長さが1.5mm、図10Cのセンサモジュール10Gは梁部78の長さが2.0mm、図10Dのセンサモジュール10Hは梁部80の長さが2.0mmで2個の屈曲部82を有する例である。その結果を図11に示す。図11は、横軸が梁部の長さ(mm)、左側の縦軸がパッド部の温度(℃)、左側の縦軸が梁部長さ1mmの消費電力に対する消費電力比、○のプロットがパッド部の温度、×のプロットが消費電力を示す。本図から、梁部の長さが短いほど、パッド部の温度及び消費電力比が上昇し、断熱性が低下することが分かった。また梁部の長さが2mm程度でパッド部温度の低減効果、及び消費電力の低減効果は飽和すると共に、屈曲部を有する場合でもパッド部の温度はほとんど変わらない。このことから、梁部に屈曲部を形成して直線状の梁部よりも長さを長くすることで、センサモジュールは、断熱性と小型化を実現することができる。
Using the sensor module model shown in FIG. 10, the relationship between the length of the beam portion from the pad portion to the sensor and the heat insulating property was investigated by simulation. The material of the sensor was Al 2 O 3 , the environment was set to natural convection, and the temperature of the pad part was calculated when the temperature of the sensor was 400 ° C. The
10A,10B,10C センサモジュール
12A センサ保持基板
14 センサ
15 底面
16 基板本体
18 台座部
19 断熱空間
20,22,24,26 第1~第4電極(電極)
21 パッド部
23 梁部
28 接合部
10A, 10B,
21
Claims (7)
基板本体と、
前記基板本体に一端が支持された複数の電極と
を備え、
前記基板本体表面との間に断熱空間を介して前記複数の電極の他端において前記センサを支持し、
前記電極は、前記基板本体表面から突出した台座部に支持されたパッド部と、前記パッド部に一体に形成され前記断熱空間へ突き出した梁部とを有し、
前記梁部は、一端から他端へ向かって先細形状である
センサ保持基板。 A sensor holding substrate that holds a sensor having a heat generating portion or a heat sensitive portion.
With the board body
The substrate body is provided with a plurality of electrodes supported at one end, and the substrate body is provided with a plurality of electrodes.
The sensor is supported at the other ends of the plurality of electrodes via a heat insulating space between the substrate and the surface of the main body.
The electrode has a pad portion supported by a pedestal portion protruding from the surface of the substrate main body, and a beam portion integrally formed with the pad portion and protruding into the heat insulating space.
The beam portion has a tapered shape from one end to the other end.
Sensor holding board.
基板本体と、
前記基板本体に一端が支持された複数の電極と
を備え、
前記基板本体表面との間に断熱空間を介して前記複数の電極の他端において前記センサを支持し、
前記電極は、前記基板本体表面から突出した台座部に支持されたパッド部と、前記パッド部に一体に形成され前記断熱空間へ突き出した梁部とを有し、
前記梁部の先端には前記センサとの間に配置される接合部が設けられ、前記接合部はAuSn、AuAl、AuAgのいずれかを含む
センサ保持基板。 A sensor holding substrate that holds a sensor having a heat generating portion or a heat sensitive portion.
With the board body
With a plurality of electrodes supported at one end by the substrate body
Equipped with
The sensor is supported at the other ends of the plurality of electrodes via a heat insulating space between the substrate and the surface of the main body.
The electrode has a pad portion supported by a pedestal portion protruding from the surface of the substrate main body, and a beam portion integrally formed with the pad portion and protruding into the heat insulating space.
A joint portion arranged between the beam portion and the sensor portion is provided at the tip of the beam portion, and the joint portion includes any of AuSn, AuAl, and AuAg.
Sensor holding board.
前記センサ保持基板は、基板本体と、前記基板本体に一端が支持された複数の電極とを備え、前記基板本体表面との間に断熱空間を介して前記複数の電極の他端において前記センサを支持し、
前記センサの幅方向長さは、前記電極の幅方向長さの1~3倍である
センサモジュール。 A sensor module including a sensor holding substrate and a sensor having a heat generating portion or a heat sensitive portion held by the sensor holding substrate .
The sensor holding substrate includes a substrate main body and a plurality of electrodes supported at one end by the substrate main body, and the sensor is provided at the other end of the plurality of electrodes via a heat insulating space between the substrate main body and the surface of the substrate main body. Support,
The widthwise length of the sensor is 1 to 3 times the widthwise length of the electrode.
Sensor module.
Applications Claiming Priority (2)
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JP2017140244 | 2017-07-19 |
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