JP7067499B2 - インダクタおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
実施例1のインダクタ100を図1から図4を参照して説明する。図1は実施例1のインダクタ100の内部構造を例示する概略部分透過斜視図であり、図2はインダクタの外形を示す概略部分透過斜視図である。
実施例2のインダクタ110について、図5を参照して説明する。図5はインダクタ110の概略部分透過斜視図であり、素体10に内蔵されるコイルは図示が省略されている。インダクタ110では、導体層40aが、素体10の上面に、環状導体層として配置され、側面には導体層が配置されないこと以外はインダクタ100と同様に構成される。
実施例3のインダクタ120について、図6を参照して説明する。図6はインダクタ120の概略部分透過斜視図である。インダクタ120では、素体10の上面に、コイルの巻回部の外径と略一致する外径を有する円盤状の導体層40bが配置され、素体10の側面には導体層が配置されないこと以外はインダクタ100と同様に構成される。
実施例4のインダクタ130について、図7から図9を参照して説明する。図7はインダクタ130の概略部分透過斜視図である。インダクタ130では、素体10の上面に、コイルの巻回部の内周部上と略一致する環状の導体層40cと、コイルの巻回部の外周部上と略一致する環状の導体層40dが配置され、素体10の側面には導体層が配置されないこと以外はインダクタ100と同様に構成される。また、インダクタ130は、インダクタ110における1つの環状の導体層40aを、コイルの巻回部の内周部上に設けられる環状の導体層40cと、外周部上に設けられる環状の導体層40dに分割して配置し、導体層40cと40dの間には導体層を配置しないこと以外は、インダクタ110と同様に構成される。
実施例5のインダクタ140について、図10を参照して説明する。図10はインダクタ140の概略部分透過斜視図である。インダクタ140では、素体10の上面に、コイルの巻回部の内周部上と略一致する環状の導体層40cと、コイルの巻回部の外周部上と略一致する環状の導体層40dが配置され、導体層40cと導体層40dとが、接続導体42で互いに電気的に接続されること、ならびに素体10の側面には導体層が配置されないこと以外はインダクタ100と同様に構成される。また、インダクタ140は、インダクタ130における導体層40cと導体層40dとが、接続導体42で互いに電気的に接続されること以外はインダクタ130と同様に構成される。
実施例6のインダクタ150について、図11を参照して説明する。図11インダクタ150の概略部分透過斜視図である。インダクタ150では、素体10の上面に、コイルの巻回部の内周部上と略一致する環状の導体層40cと、コイルの巻回部の外周部上と略一致する環状の導体層40dが配置され、導体層と導体層40dが接続導体42で互いに電気的に接続されること、導体層40cと導体層40dとが接続導体44を介してグランド端子32に電気的に接続されること、ならびに素体10の側面には導体層が配置されないこと以外はインダクタ100と同様に構成される。また、インダクタ150は、インダクタ140における導体層40cと導体層40dとが、接続導体44を介してグランド端子32に電気的に接続されること以外はインダクタ140と同様に構成される。
図5および図6では、導体層の外形は円形状であるが、コイルの巻回部の形状に対応させて、楕円形、矩形、トラック形、長円形等であってもよい。
図7、図10および図11では、導体層として、2本のリング状の導体層を用いたが、リング状の導体層の数は2本より多くてもよい。
導体層の上に絶縁層をさらに設けてもよい。絶縁層により、導体層の酸化を防止する効果のほか、コイル導体の端末とのショート防止の効果も得られる。
上記した実施例では、素体の上面に導体層が設けられるが、素体の実装面側の底面に導体層をさらに設けてもよい。一般的に、基板に実装されるインダクタでは、基板のインダクタ周辺または裏面に導体パターンが存在するため漏れ磁束が遮断される。しかし、導体パターンが少ない等の場合には、素体の底面にも導体層を設けることで、インダクタの底面から放射する漏れ磁束を低減できる。
10 素体
20 コイル
21 巻回部
22 引き出し部
30 外部端子
32 グランド端子
40 導体層
Claims (7)
- 金属磁性粉および樹脂を含む素体と、巻回部と前記巻回部の両端に引き出された一対の引き出し部とで構成され、前記素体に埋設されるコイルと、前記引き出し部のそれぞれに電気的に接続する一対の外部端子と、前記コイルの巻軸と交差する前記素体の面上に配置される導体層とを備え、
前記導体層は、前記素体の表面付近の金属磁性粉が相互に融着してなる第1金属層と、前記第1金属層上にめっきされてなる第2金属層とを含み、
前記第1金属層の電気抵抗率よりも前記第2金属層の電気抵抗率が低く、
前記導体層は、前記コイルの巻軸方向から見て、前記巻回部の外周部と内周部の間に配置される環状導体を含み、
前記導体層は、互いに交差せず、且つ互いに電気的に接続される複数の環状導体層を含むインダクタ。 - 前記第1金属層は、前記素体より内側に形成されている、請求項1に記載のインダクタ。
- 前記導体層は、前記コイルの巻軸方向から見て、前記巻回部の少なくとも一部を被覆して配置される請求項1または請求項2に記載のインダクタ。
- 前記導体層は、前記コイルの巻軸方向から見て、前記巻回部の外周部よりも内側に配置される請求項1から請求項3のいずれかに記載のインダクタ。
- 実装される基板のグランドと接続されるグランド端子をさらに備え、前記導体層は前記グランド端子と電気的に接続される請求項1から請求項4のいずれかに記載のインダクタ。
- 前記導体層を被覆する絶縁層をさらに備える請求項1から請求項5のいずれかに記載のインダクタ。
- 巻回部と前記巻回部の両端に引き出された一対の引き出し部とで構成されたコイルを、金属磁性粉および樹脂を含む複合材料に埋設して素体を形成することと、
前記コイルの巻軸と交差する素体の表面に、前記金属磁性粉が素体の表面付近において溶融されて相互に融着してなる第1金属層を設けることと、
前記第1金属層の上に第2の金属層を形成することと、
を含む、請求項1に記載されたインダクタの製造方法。
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