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JP7046545B2 - ベルト搬送装置もしくは画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト搬送装置、もしくは、ベルト搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
トナー像を形成して記録材に転写し、トナー像が転写された記録材を加熱加圧して記録材に画像を定着させる画像形成装置が広く用いられている。このような画像形成装置には、ベルト部材(中間転写ベルト、記録材搬送ベルト、転写ベルト、定着ベルト、加圧ベルト)を用いて画像形成を行う画像形成装置がある。ベルト部材は、複数の張架ローラに張架されて回転される。しかしながら、ベルト部材は、回転駆動されたとき、ベルトの幅方向の位置がいずれか一方の端部に片寄ってしまう場合がある。そこで、従来、ステアリングローラでベルトを張架し、ステアリングローラを傾動させることで、ベルトの寄り制御(以下、ステアリング制御とも呼ぶ)を行う構成が知られている。
ベルト部材のステアリング制御としては、センサによってベルト部材の寄り位置を検知して、その検知結果に基づいてステアリングローラを外部からモーターで強制的に傾動させる強制ステアリング方式が一般的である(特許文献1)。一方、ベルト部材の幅方向の位置を外部から駆動することなく制御する自律ステアリング方式(以下、ベルト自動調芯とも呼ぶ)と呼ばれる構成がある(特許文献2、3)。この構成は、ベルト部材の寄り位置に応じてステアリングローラが自律的に傾動してベルト部材をステアリングするものである。
特許文献3の画像形成装置は、駆動ローラ部材を回転自在に支持するフレーム部材に一対のステアリングローラ支持部材が傾動自在に配設される。そして、一対のステアリングローラ支持部材にステアリングローラが回転自在に取り付けられている。ベルト部材が寄り移動すると、ステアリングローラ両端部に設けられた摺擦部材とベルト部材の掛り量が変化する。そのため、ステアリングローラ支持部材の回動軸線を中心とするステアリングローラ部材の左右の回転負荷モーメントが変化することになる。そして、上記回転負荷モーメントの変化に応じて、ステアリングローラ部材が自律的に傾動してベルト部材を寄り移動させる構成となっている。
特開平9-169449号公報 特開2001-146335号公報 特表2001-520611号公報
特許文献3で提案されているベルト自動調芯において、急激な調芯動作に陥ることを防ぐために、ベルト部材とステアリングローラ両端部の摺擦部材との掛り量は、常時どちらかに掛っている関係とする構成を用いることが多い。このように、ベルト部材と摺擦部材が常に摺擦し続けるような構成を持ち、その摺擦時間が長いと、装置本体がより長く使用され続けた場合、摺擦部に削れ粉が発生する恐れがある。特に摺擦部材が樹脂で形成される場合、ベルト部材との摺擦によって摺擦部材が削れる恐れがある。この削れ粉は画像形成部に移動して画像不良を発生させる原因となる恐れがある。
本発明は、ステアリングローラの両端部に設けられた摺擦部と、ベルト部材との間に削れ粉が生じたとしても、拡散されることを抑制可能なベルト搬送装置、もしくは、画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明のベルト搬送装置は、回転する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を張架するとともに、傾動自在に設けられたステアリングローラであって、前記ベルト部材とともに回転自在なローラ部と、前記ステアリングローラの両端部で回転が規制され、前記ベルト部材と摺擦して前記ベルト部材に摩擦力を付与する摺擦部と、を備えるステアリングローラと、前記摺擦部の前記ベルト部材が巻付く巻付き領域に設けられ、前記ステアリングローラの周方向の幅が300μm以上、深さが100μm以上の凹部と、を有する、ことを特徴とする。
また、本発明のベルト搬送装置は、回転する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を張架するとともに、傾動自在に設けられたステアリングローラであって、前記ベルト部材とともに回転自在なローラ部と、前記ステアリングローラの両端部で回転が規制され、前記ベルト部材と摺擦して前記ベルト部材に摩擦力を付与する摺擦部と、を備えるステアリングローラと、前記摺擦部の前記ベルト部材が巻付く巻付き領域に設けられ、前記摺擦部の削れ片を回収するための凹部と、を有する、ことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、画像を担持して回転する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を張架するとともに、傾動自在に設けられたステアリングローラであって、前記ベルト部材とともに回転自在なローラ部と、前記ステアリングローラの両端部で回転が規制され、前記ベルト部材と摺擦して前記ベルト部材に摩擦力を付与する摺擦部と、を備えるステアリングローラと、を備え、前記ベルト部材に形成された画像を記録材に形成する画像形成装置において、前記摺擦部の前記ベルト部材が巻付く巻付き領域に設けられ、前記摺擦部の削れ片を回収可能な凹部と、を有することを特徴とする。
本発明は、ステアリングローラの両端部に設けられた摺擦部と、ベルト部材との間に削れ粉が生じたとしても、拡散されることを抑制可能なベルト搬送装置、もしくは、画像形成装置を提供することができる。
画像形成装置の構成の説明図である。 自律ステアリング機構の動作の説明図である。 自律ステアリング機構の斜視図である。 自律ステアリング機構の回動中心部の斜視図である。 ステアリングローラの端部の斜視図である。 ステアリングローラに対する中間転写ベルトの掛り幅の説明図である。 ベルトクリーニング装置の構成の説明図である。 実施例1におけるステアリングローラと摺擦部材の斜視図である。 実施例1における捕集部を説明する断面図である。 実施例1における捕集部を説明する説明図である。 実施例2におけるテアリングローラと摺擦部材の斜視図である。
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法や材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれらのみに限定する主旨のものではない。
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、タンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。即ち、本実施例の画像形成装置は、中間転写ベルト101に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部109Y、109M、109C、109Bkが配列されている。
画像形成部109Yでは、詳細は後述するが、感光ドラム103にイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト101に転写される。画像形成部109Mでは、画像形成部109Yと同様な手順でマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト101上のイエロートナー像に重ねて転写される。画像形成部109C、109Bkでは、画像形成部109Yと同様な手順でシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト101に順次重ねて転写される。
中間転写ベルト101に担持された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Pへ一括二次転写される。記録材カセット120から取り出された記録材は、分離ローラ121で1枚ずつに分離されてレジストローラ122へ搬送される。レジストローラ122は、中間転写ベルト101のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部T2へ給送する。
二次転写ローラ111は、駆動ローラ110上の中間転写ベルト101に当接して二次転写部T2を形成する。定着装置112は、定着ローラ112aと加圧ローラ112bとのニップ部で記録材Pを加熱加圧して記録材Pに画像を定着させる。二次転写部T2を通過して四色のトナー像を二次転写された記録材Pは、中間転写ベルト101から曲率分離して定着装置112へ送り込まれる。定着装置112で画像が定着された記録材Pは機体外へ排出される。
(画像形成部)
画像形成部109Y、109M、109C、109Bkは、それぞれの現像装置で用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的に同一に構成される。以下では、イエローの画像形成部109Yについてトナー像の形成プロセスを説明し、他の画像形成部109M、109C、109Bkに関する重複した説明を省略する。
画像形成部109Yは、感光ドラム103の周囲に、帯電ローラ104、露光装置105、現像装置106、一次転写ローラ107、ドラムクリーニング装置108を配置している。感光ドラム103は、感光層を表面に形成され、所定のプロセススピードで矢印方向に回転する。帯電ローラ104は、感光ドラム103の表面を一様な電位に帯電させる。露光装置105は、レーザービームを回転ミラーで走査して、感光ドラム103の表面に画像の静電像を書き込む。現像装置106は、感光ドラム103にトナーを移転させて静電像をトナー像に現像する。一次転写ローラ107は、電圧を印加されて、感光ドラム103に担持されたトナー像を中間転写ベルト101へ転写する。ドラムクリーニング装置108は、感光ドラム103にクリーニングブレードを摺擦させて、感光ドラム103に残った転写残トナーを回収する。
(中間転写ユニット)
図1に示すように、駆動ローラ110は、無端状のベルト部材の一例である中間転写ベルト101を張架して駆動する。不図示のフレームステーは、駆動ローラ110を回転自在に支持するフレーム部材の一部である。交換ユニットの一例である中間転写ユニット124は、フレームステー、中間転写ベルト101、駆動ローラ110、ステアリングローラ1、張架ローラ113、114、及び一次転写ローラ107を一体に組み立てている。中間転写ユニット124は、画像形成装置100の筐体構造から一体に取り外し可能である。
中間転写ベルト101は、駆動ローラ110、ステアリングローラ1、張架ローラ113、114、及び一次転写ローラ107に張架されている。駆動ローラ110は、二次転写ローラ111との間に中間転写ベルト101を挟み込んで二次転写部T2を形成する二次転写内ローラの機能を兼ねている。ステアリングローラ1は、中間転写ベルト101に所定の張力を付与するテンションローラの機能を兼ねている。
中間転写ベルト101は、ポリイミド(PI)を基層とする樹脂ベルトで構成され、引張り弾性係数E=18000N/cm2、厚さ0.08mmである。中間転写ベルト101は、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリアミド、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)等、剛性の高い樹脂が望ましい。中間転写ベルト101の厚さは、0.02mm~0.50mmの範囲が望ましい。中間転写ベルト101が薄すぎると磨耗による十分な耐久性が得られなくなり、厚すぎると駆動ローラ110やステアリングローラ1、張架ローラ113、114で曲がりにくくなって変形や折れが発生する。
(自律ステアリング機構)
図2は自律ステアリング機構の動作の説明図である。図3は自律ステアリング機構の斜視図である。
図2の(a)に示すように、自律ステアリング機構10は、両端部の摩擦力のバランスによりステアリングローラ1が自律的に傾動して中間転写ベルト101を寄り移動させる。ステアリングローラ1は、ステアリングローラ1の回転軸と交差するステアリング軸21を中心にして傾動自在に支持される。即ち、ステアリングローラ1は、ステアリング軸21を中心に傾動することで、中間転写ベルト101の幅方向の位置を所定範囲内に維持させる。中間転写ベルト101の両端が左右の摺擦部材3に等しく掛っている場合、ステアリングローラ1に作用する左右の摩擦力は等しく、ステアリングローラ1は傾動しない。(b)、(c)に示すように、外乱によって中間転写ベルト101に寄り移動が発生すると、ステアリングローラ1が必要な方向に必要なだけ傾動して、中間転写ベルト101を(a)の状態に復帰させる。
図2の(b)に示すように、中間転写ベルト101に左方向の寄り移動が発生すると、中間転写ベルト101が左の摺擦部材3に大きく掛って左側の摩擦力が大きくなるので、ステアリングローラ1は左側を下げる方向に傾動する。その結果、ステアリングローラ1に巻き付いた中間転写ベルト101には右方向の寄り力が作用する。
図2の(c)に示すように、中間転写ベルト101に右方向の寄り移動が発生すると、中間転写ベルト101が右の摺擦部材3に大きく掛って右側の摩擦力が大きくなるので、ステアリングローラ1は右側を下げる方向に傾動する。その結果、ステアリングローラ1に巻き付いた中間転写ベルト101には左方向の寄り力が作用する。
図3に示すように、ステアリングローラ1は、両端部を除く中央部が回転自在な従動ローラ部2となっている。従動ローラ部2は、中間転写ベルト101の回転に伴って従動回転する。一方、ステアリングローラ1の両端部は、回転を規制された摺擦部材3となっている。摺擦部材3は、中間転写ベルト101の回転に伴って中間転写ベルト101と摺擦して摩擦抵抗を発生する。回動プレート7の両端部には、サイド支持部材6が起立している。回動プレート7およびサイド支持部材6は、ステアリングローラ1を支持する支持台を構成している。スライド軸受け4は、サイド支持部材6に形成されたスライド溝部に嵌合して、矢印PT方向へ移動可能である。スライド軸受け4は、ステアリングローラ1の回転軸の端部を回転自在に支持する。テンションバネ(圧縮バネ)5は、スライド軸受け4を矢印PT方向に付勢する。ステアリングローラ1は、両端部をテンションバネ5によって付勢されて、中間転写ベルト101にテンションを付与する。回動プレート7は、中央の回転軸線Jに関して矢印S方向に回動可能である。フレームステー8は、中間転写ユニットのユニットフレームを構成する部材である。フレームステー8は、両端部にスライドコロ9を備えている。スライドコロ9は、フレームステー8上での回動プレート7の回動抵抗を低減している。
図4は自律ステアリング機構の回動中心部の斜視図である。
図4に示すように、回動プレート7の中央部(中心部)には、一端が二方取りのキー形状部21Dを有する回転軸であるステアリング軸21が、嵌合した状態でビス24により一体的に締結されている。さらに、ステアリング軸21は、フレームステー8に備えられたベアリング等の軸受け23に挿入されて支持されている。ステアリング軸21の他端には、支持部材20を介してスラスト抜け止め部材26が固着されて、ステアリング軸21の抜け止めが図られている。符号25は、ステアリング軸21を貫通させた状態でフレームステー8と支持部材20との間に介在されてビス25aによりフレームステー8に固定された支持部材である。
(摺擦部材)
図5はステアリングローラの端部の斜視図である。図6はステアリングローラに対する中間転写ベルトの掛り幅の説明図である。
図5の(a)に示すように、摺擦部材3は、ローラ軸方向で均一な外径分布を有するストレート型を採用している。摺擦部材3がストレート形状となっている場合には、摺擦部材3の静止摩擦係数μs=0.6程度に設定することが望ましい。摺擦部材3は、摺擦耐久性を有するポリアセタール(略号:POM)などの樹脂材料で形成される。中間転写ベルト101との摩擦帯電による静電的な弊害を考慮して、樹脂材料に導電性を付与している。ステアリングローラ軸30の端部は、Dカット形状を有することでスライド軸受け4に対して回転を規制されて支持されている。摺擦部材3も同様に、ステアリングローラ軸30に対して回転を規制されて取り付けられている。
一方、従動ローラ部2は、アルミニウムの円筒材料で形成される。従動ローラ部2は、内蔵される軸受け部材によって、ステアリングローラ軸30に対して回転自在に支持されている。このため、ステアリングローラ1に張架された中間転写ベルトが回転した時には、従動ローラ部2が中間転写ベルト101とともに回転する。また、ステアリングローラ1の両端部に設けられた摺擦部材3は、所定範囲内に回転が規制されている。このため、摺擦部材3は、中間転写ベルト101とともに搬送方向に所定量回転した後、それ以上回転しない状態で維持される。このため、中間転写ベルト101の回転に対する両端部の抵抗負荷は中央部より格段に高い。
したがって、中間転写ベルト101が回転したとき、ステアリングローラ1の従動ローラ部2はベルト内周面に対してほぼ摺擦しない。しかし、ステアリングローラ1の両端部に配置された摺擦部材3は、中間転写ベルト101に対して相対速度差を持って摺擦して大きな摩擦力を作用させる。摺擦部材3及び従動ローラ部2の摩擦係数は、中間転写ベルト101の内周面の材料であるポリイミドシートをテストピースとして、JIS K7125 プラスチック-フィルム及びシート-摩擦係数試験方法により測定した。
なお、図5の(b)に示すように、摺擦部材3は、ローラ軸方向の外側に向かって連続的に外径が大径化するテーパ型を採用してもよい。摺擦部材3がテーパ形状になっている場合、静止摩擦係数μsは、ストレート形状の場合よりも小さくすることができる。
図6の(a)に示すように、中間転写ベルト101の幅は、従動ローラ部2の幅よりも広く、かつ従動ローラ部2と両端の摺擦部材3の幅を加えた幅よりも狭い。中間転写ベルト101と摺擦部材3は、両端部で、等しい掛かり幅w(図中ハッチング部)を有する。このため、中間転写ベルト101はいずれか一方の摺擦部材3と摺擦する。
これに対して、図6の(b)に示すように、中間転写ベルト101の幅が従動ローラ部2の幅よりも狭い場合、中間転写ベルト101に寄り移動が発生しても摺擦部材3に掛かり幅を持つまでステアリングローラ1が傾動しない。このため、掛かり幅を持った瞬間に急激な傾動と寄り移動が発生して中間転写ベルト101の寄り制御が不安定になり易い。
(ベルトクリーニング装置)
図7はベルトクリーニング装置の構成の説明図である。
図7の(a)に示すように、ベルトクリーニング装置102はクリーニングブレード102bを中間転写ベルト101に摺擦させて転写残トナーを回収する。クリーニングブレード102bは、中間転写ベルト101がステアリングローラ1に巻き付いている巻き付き領域に当接されている。クリーニングブレード102bの先端の向きは、中間転写ベルト101の移動方向Vに対してカウンタ方向に配置される。ベルトクリーニング装置102は、中間転写ベルト101の外側面にクリーニングブレード102bの先端部を当接させて、記録材Pに転写されずに中間転写ベルト101に残った転写残トナー等を回収する。クリーニングブレード102bは、ウレタンゴムからなる。ウレタンゴムの硬度はJIS-A硬度で75度、ウレタンゴムの厚さは2mmである。クリーニングブレード102b当接角は、25°、当接圧は、3N/m(30gf/cm)である。しかし、本発明はこれらに限定されるものではない。
図7の(b)に示すように、回動プレート7は、ステアリング軸21を中心にしてフレームステー8に対して傾動自在である。ベルトクリーニング装置102は、端部をスライド軸受け4に取り付けられている。スライド軸受け4は、ステアリングローラ1の端部を回転自在に支持して、回動プレート7に固定されたサイド支持部材6に沿って移動可能である。ベルトクリーニング装置102は、ステアリングローラ1と一体となって傾動して、ステアリングローラ1の常に一定の位置において、中間転写ベルト101を介してクリーニングブレード102bの先端を圧接させる。クリーニングブレード102bは、ステアリングローラ1に対して常に平行を保つように配置されて、中間転写ベルト101に対するクリーニングブレード102bの当接長さの全域で摩擦状態を均一に確保する。中間転写ベルト101に寄り移動が発生して、ステアリングローラ1が傾動している間も、中間転写ベルト101とクリーニングブレード102bの当接状態が同一に保たれて、転写残トナーの回収が行われる。
(実施例1の特徴構成)
図8は実施例1におけるステアリングローラ1と摺擦部材3の斜視図である。図9(a)は摺擦部材3に設けられた捕集部3aの中間転写ベルトの回転方向に関する位置を説明する断面図である。図9(b)は捕集部3aの形状を示す詳細図である。
図8に示すように、画像形成中には、矢印V方向に中間転写ベルト101が継続的に搬送される。その際、前述したように、中間転写ベルト101は両端の摺擦部材3もしくはいずれか一方の摺擦部材3に対して常に掛かり幅を持った関係となる。このため、中間転写ベルト101と摺擦部材3は相対的な速度差を有し、摺擦し続ける関係となる。この結果、長期間使用された装置においては中間転写ベルト101と摺擦部材3との間に摺擦による削れ粉が発生し、この削れ粉が画像形成部に移動してしまうと、画像不良につながる。
そこで、本実施例では、摺擦部材3の表面に削れ粉を捕集するための捕集部3aを設けている。摺擦部材3と中間転写ベルト101の間の摺擦によって発生する削れ粉を捕集部3aに捕集することで、装置本体内の異物(削れ片、削れ粉)の拡散を低減している。
図9(a)に示すように、摺擦部材3に凹み形状で形成された凹部もしくは溝部としての捕集部3aは、中間転写ベルト101の内面が対向する摺擦部材3の外表面に設けられている。捕集部3aは、ステアリングローラ1の回転軸線方向に延設されている。また、ステアリングローラ1の回転軸線方向からみたとき、捕集部3aは、摺擦部材3と中間転写ベルト101が巻付く巻付き領域θ(巻付き角θ)の範囲内に設けられている。さらに、本実施例では、ステアリング軸線方向Lsを中心とした±45°の領域外に捕集部3aが設けられている。言い換えれば、捕集部3aは、ステアリング軸21の軸線Lsと巻付き領域θとの交点を基準にして、ステアリングローラ1の周方向に±45°以内となる領域よりも外側に配置されている。これは、自律ステアリング方式の場合、ベルト寄りが発生すると、端部の摺擦部材3と中間転写ベルト101との間に摩擦力が発生し、この摩擦力を受けてステアリングローラ1が傾動し寄りを戻すことが可能である。このステアリングローラ1を傾動させる摩擦力をより強く発生させる領域がステアリング軸線方向Lsを中心とした±45°程度の領域となる。本実施例で設けられた捕集部3aはこの±45°の領域外に設けられているため、自律ステアリング方式に与える影響は極めて小さく抑えられている。
また、中間転写ベルト101は矢印V方向に搬送されるため、摺擦部3で発生した削れ粉も矢印V方向に搬送される。このため、図9(a)に示すように、巻付き角中心線Lcに対して、搬送方向下流側に捕集部3aが設けられることでより多くの削れ粉を捕集することが可能である。
本実施例では凹み形状で設けられた捕集部を1つ持つ構成を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば図9(c)に示すように複数個所に捕集部3aを有する構成でも構わない。
図9(b)に示すように、捕集部3aの形状は、凹み形状で形成され、最大深さdは500μmである。また、ステアリングローラ1の周方向の幅wdは1mmで形成され、中間転写ベルト101の回転方向Vの下流側の方がより深い凹み形状となっている。これは、回転方向に搬送される削れ粉をせき止める効果をより発揮させるためである。また、捕集部3aは、底部と、底部から起立するように設けられ、中間転写ベルト101の回転方向Vの上下流側に設けられた側壁と、を備える。この側壁は、摺擦部3の外周面(外表面)と滑らかに連続するように接続され、この接続部の形状はR形状となっている。こうすることで、中間転写ベルト101の内面が捕集部3aを通過する際に、捕集部3aの側壁のエッジと摺擦することを抑制している。 ただし、本発明は上記凹み形状を示す数値に限定されるものではなく、深さ100μm以上、幅300μm以上であれば、摺擦部材3と中間転写ベルト101との間で発生する削れ粉を捕集する効果を発揮する。
なお、凹み形状の幅の上限は、ステアリングローラ1の外周面長さの1/8以下とすることが望ましい。これは、通常、巻付き角は最大でも180°であることを考慮している。そして、前述したように、中間転写ベルトに対してステアリングローラ1と摺擦部材3が接触している巻付き角θの範囲内に捕集部3aを設けるためである。更に、図9bのように、ステアリングローラ1の回転軸線方向からみたとき、ステアリング軸21の軸線Lsとのなす角が45°となる二直線に挟まれた領域よりも外側に捕集部3aを設けるためである。また捕集部3aは大きすぎるとベルトが捕集部3aに落ち込んで捕集部3aの底部と接触してしまう虞がある。そのため、凹み形状の幅の上限は、3mm以下、凹み形状の深さの上限は、5mm以下が好ましい。
更に、図10に示すように、捕集部3aは、中間転写ベルト101の幅方向に延設して設けられている。そして、中間転写ベルト101の転写動作中において、中間転写ベルト101と摺擦部材3が接触する全領域に対して設けられている。即ち、捕集部3aは、摺擦部材3の内側端部から外側端部に向けて延設された溝部である。捕集部3aは、中間転写ベルト101の回転制御中において、中間転写ベルト101がベルト幅方向に最も移動したときの中間転写ベルト101の端部が位置する所(X=Xmax)よりも外側に延設されている。尚、図中X=0は中間転写ベルト101がベルト幅方向中央に位置したときのベルト端部の位置である。このため、中間転写ベルト101が最大量移動した位置(X=Xmax)で継続的に回転し続けた場合にも、摺擦部材3と中間転写ベルト101が摺擦する領域のステアリングローラ回転軸方向全域に渡って削れ粉を捕集することができる。
このように、本実施例の画像形成装置では、ステアリングローラ端部に設けられた摺擦部材3に設けられた捕集部3aにより、ステアリングローラ端部の摺擦部で発生する削れ粉等の異物が捕集される。こうして、装置内の他の場所への拡散を防止することができ、異物が画像形成部に移動して画像不良を発生させるといった不具合を防止することができる。
本実施例の画像形成装置は、摺擦部材3の形状が実施例1の構成と異なっている。図11に示すように、本実施例における摺擦部材3は、ステアリングローラの軸線方向端部にフランジ部3bが設けられている。フランジ部3bは、ステアリングローラ1の径方向に突出するように設けられ、ステアリングローラの周方向に全周に亘って設けられている。フランジ部3bは、中間転写ベルト101のエッジ部と摺擦可能に設けられている。そして、中間転写ベルト101の回転時に寄り移動が発生すると、中間転写ベルト101の端部(エッジ部)と摺擦部材3に設けられたフランジ部3bが接触する構成となっている。尚、ステアリングローラ1の両端部に設けられた摺擦部材3は、実施例1と同様に所定範囲に回転が規制されている。このため、中間転写ベルト101の端部と摺擦部材3のフランジ部3bは相対的な速度差を有し、摺擦し続ける関係となる。この結果、長期間使用された装置においては中間転写ベルト端部と摺擦部材3のフランジ部3bとの間に摺擦による削れ粉が発生する。この削れ粉が画像形成部に移動してしまうと、画像不良につながる恐れがある。
そこで、本実施例では、摺擦部材3のフランジ部3bに削れ粉を捕集するための捕集部3aを設けている。本実施例で設けられる捕集部3aの、巻付き角に対する位置、捕集部の深さ、幅は実施例1と同様である。
本実施例では、摺擦部材3の中間転写ベルト101の端部と接触する位置に凹み形状で設けられた捕集部3aを1つ持つ構成を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、実施例1で示したように、中間転写ベルト101の内周面側に対向する位置にも捕集部を有する構成でも構わない。また、捕集部を複数個所に有する構成でも構わない。
このように、本実施例の画像形成装置では、ステアリングローラ端部に設けられた摺擦部材3のフランジ部3bに設けられた捕集部3aにより、中間転写ベルト端部と摺擦部材3のフランジ部3bとの間に発生する削れ粉が捕集される。こうして、装置内の他の場所への拡散を防止することができ、異物が画像形成部に移動して画像不良を発生させるといった不具合を防止することができる。
また、本実施例では、中間転写ベルトを搬送するベルト搬送装置を備えた画像形成装置を例に説明したが、これに限定されない。例えば、記録材に画像を定着させるための定着ベルトや、記録材に画像を二次転写する二次転写ベルト等のベルト搬送装置にも本発明は適用可能である。
また、本実施例では、捕集部3aは、中間転写ベルト101の幅方向に連続して延設する溝形状であったが、中間転写ベルト101の幅方向に連続していなくてもよい。例えば、中間転写ベルト101の幅方向に関して、捕集部3aが形成される領域と形成されない領域を交互に配列してもよい。また、中間転写ベルト101の幅方向に関して、捕集部3aが設けられている領域と設けられていない領域が交互に配列した第1の捕集部と、第2の捕集部を設けてもよい。そして、第2の捕集部を第1の捕集部が設けられていない領域に対応させて配置してもよい。こうすることで、第1の捕集部で捕集できない領域を第2の捕集部で捕集することができる。
1 ステアリングローラ
2 従動ローラ部
3 摺擦部材
3a 捕集部
4 スライド軸受け
5 テンションバネ
6 サイド支持部材
7 回動プレート
8 フレームステー
9 スライドコロ
10 自律ステアリング機構
21 ステアリング軸
30 ステアリングローラ軸
100 画像形成装置
101 中間転写ベルト
102 ベルトクリーニング装置
102b クリーニングブレード
103 感光ドラム
104 帯電ローラ
105 露光装置
106 現像装置
107 一次転写ローラ
108 ドラムクリーニング装置
109Y、109M、109C、109Bk 画像形成部
110 駆動ローラ(二次転写内ローラ)
111 二次転写ローラ
112 定着装置
113、114 張架ローラ
120 記録材カセット
121 分離ローラ
122 レジストローラ

Claims (6)

  1. 回転する無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を張架するとともに、傾動自在に設けられたステアリングローラであって、前記ベルト部材とともに回転自在なローラ部と、前記ステアリングローラの両端部で回転が規制され、前記ベルト部材と摺擦して前記ベルト部材に摩擦力を付与する摺擦部と、を備えるステアリングローラと、
    前記摺擦部の前記ベルト部材が巻付く巻付き領域に設けられ、前記ステアリングローラの周方向の幅が300μm以上、深さが100μm以上の凹部と、を有する、ことを特徴とするベルト搬送装置。
  2. 前記凹部は、前記ステアリングローラの周方向の幅が3mm以下、前記部の深さは、5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。
  3. 前記ステアリングローラは、前記ステアリングローラの回転軸線に交差するステアリング軸を中心に回動することで傾動自在に支持され、
    前記凹部は、前記ステアリング軸の軸線Lsと前記巻付き領域との交点を基準にして、前記ステアリングローラの周方向に±45°以内となる領域よりも外側に配置されている、ことを特徴とする、請求項1または2に記載のベルト搬送装置。
  4. 前記凹部は、前記巻付き領域の巻付き角の中心線Lcよりも前記ベルト部材の搬送方向下流側の領域に少なくとも一つ配置されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のベルト搬送装置。
  5. 前記凹部は、前記ベルト部材の回転方向の下流側に向かって深くなるような形状である、ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のベルト搬送装置。
  6. 前記凹部は、前記ベルト部材の幅方向に関して、前記摺擦部の内側端部から前記摺擦部の外側端部に向けて延設されており、前記凹部は、前記ベルト部材の回転制御中において、前記ベルト部材が幅方向に最も移動したときの前記ベルト部材の端部が位置する位置よりも外側まで延設されている、ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のベルト搬送装置。
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