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JP6938308B2 - プロジェクタシステム及びプロジェクタシステム用プログラム - Google Patents

プロジェクタシステム及びプロジェクタシステム用プログラム Download PDF

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JP6938308B2
JP6938308B2 JP2017185135A JP2017185135A JP6938308B2 JP 6938308 B2 JP6938308 B2 JP 6938308B2 JP 2017185135 A JP2017185135 A JP 2017185135A JP 2017185135 A JP2017185135 A JP 2017185135A JP 6938308 B2 JP6938308 B2 JP 6938308B2
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Description

本発明は、スクリーンを移動させてコンテンツを投影するような使用形態のプロジェクタシステム及びプロジェクタシステム用プログラムに関するものである。
近年、プロジェクタを用いて、デスク上に講演原稿を表示したり、料理教室の調理台にレシピを表示したりすることが行われている。図1は、料理教室の調理台101A、101Bに対し、天井102に設けられたプロジェクタシステム103A、103Bからレシピを投影するようにしたものである。
上記のようなスチュエーションでは、調理者が移動する場合にはこれに追従する位置にレシピが表示されると好的である。特に、調理者が調理台101A、101Bの一辺側から対向する一辺側へ移動した場合には文字の上下が反対となり読み難くなる。また、調理台101Aの調理者は日本語しか読めず、調理台101Bの調理者は英語しか読めないような場合には、言語が異なるレシピが表示されると便利である。
上記に対し、特許文献1には、ボード上に位置決めマークとキーワードを描画すると、これを読み取ってキーワードに対応したコンテンツを位置決めマークにより指示された位置に表示するものが開示されている。
また、特許文献2には、位置マーカが設けられた媒体を、写し取る内容が表示された表示部にかざすと、位置マーカの位置から媒体の位置や角度等の状態を検出して写し取る領域が決定されて、写し取りを行うことができるシステムが開示されている。
特許文献3には、第1の画像を投写面に投写し、この投写面に投写された上記第1の画像を含む範囲を撮像して第2の画像を生成し、上記撮像部で生成された前記第2の画像に基づいて、上記画像供給装置に対する指示を認識する認識部とを有し、上記認識部で認識された上記指示を制御部へ与えることが開示されている。この特許文献3によれば、ユーザーは、投写されている第1の画像内の所定の領域に手をかざす等することにより、第1の画像とは異なる画像を撮像部に撮像させることで、画像供給装置に対する指示を容易に行うことが可能となる。
特開2013−89987号公報 特開2005−31448号公報 特開2011−164878号公報
上記特許文献1は、ホワイトボードを用いて授業等を行う場合が想定されており、このホワイトボード上に映像を逆さにしたり斜めにしたりして表示することは想定されていない。
特許文献2のシステムでは、位置マーカが設けられた媒体を傾ける等することにより、写し取る対象から傾いた位置マーカ内の画像を得ることができる。しかしながら、プロジェクタにより投影する対象であるスクリーンが傾いた場合にそのスクリーン内に適切に画像を表示するものではない。
特許文献3の発明は、画像供給装置に対するページアップなどの指示を容易に与えるためのものである。従って、プロジェクタにより投影する対象であるスクリーンが傾いた場合にそのスクリーン内に適切に画像を表示させるコマンド等を発生させるものではない。
本発明は上記のようなプロジェクタシステムの現状とプロジェクタシステムに対する要望に応えんとしてなされたもので、その目的は、スクリーン面の移動に追従して映像を適切に移動後のスクリーン面内に投影可能なプロジェクタシステムを提供することである。また、他の目的は、コンテンツの指定をスクリーン面内の文字により行うことが可能なプロジェクタシステムを提供することである。
本発明に係るプロジェクタシステムは、駆動制御信号を受けて投影する画面の向きと範囲とを変更する動作を行う画面状態変更動作機能部を備えたプロジェクタと、前記プロジェクタによる映像が投影されると共に映像が投影される画面の範囲を示すように複数の文字が配置されたスクリーン面であって、映像が投影される画面の向きを示すように前記文字が配置されたスクリーン面を撮像して画像情報を得るカメラ部と、前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の上下左右方向を検出し、前記スクリーン面における投影する画面の向き情報を検出する向き検出手段と、前記向き検出手段により検出された向き情報に基づき前記プロジェクタの前記画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の向きを制御する向き制御手段と、前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の位置及び配置を得ると共に前記スクリーン面における投影する画面の範囲を検出する範囲検出手段と、前記範囲検出手段により検出された画面の範囲情報に基づき前記プロジェクタの前記画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の範囲を制御する範囲制御手段と、前記プロジェクタから投影する映像のコンテンツが文字に対応して複数ペア記憶されたコンテンツ記憶部と、前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行う文字認識手段と、前記文字認識結果に係る文字に対応するコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取り出し映像信号として前記プロジェクタに送出するコンテンツ送出手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタシステムでは、前記文字は、矩形の四隅の位置に配置されていることを特徴とする
本発明に係るプロジェクタシステムでは、前記範囲検出手段は、所定の位置関係にある2文字間を対角線とした矩形を求め、この矩形の範囲を、前記スクリーン面における投影する画面の範囲として検出することを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタシステムでは、前記文字は、楕円の円弧上の複数位置に配置されていることを特徴とする
本発明に係るプロジェクタシステムでは、前記スクリーン面に記載される文字をアルファベット中の、上下方向を確定可能なアルファベットとしたことを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタシステム用プログラムは、駆動制御信号を受けて投影する画面の向きと範囲とを変更する動作を行う画面状態変更動作機能部を備えたプロジェクタと、前記プロジェクタによる映像が投影されると共に映像が投影される画面の範囲を示すように複数の文字が配置されたスクリーン面であって、映像が投影される画面の向きを示すように前記文字が配置されたスクリーン面を撮像して画像情報を得るカメラ部と、前記プロジェクタから投影する映像のコンテンツが文字に対応して複数ペア記憶されたコンテンツ記憶部と、前記プロジェクタを制御するコンピュータを備える制御部とを含んで構成されるプロジェクタシステムの前記コンピュータを、前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の上下左右方向を検出し、前記スクリーン面における投影する画面の向き情報を検出する向き検出手段、前記向き検出手段により検出された向き情報に基づき前記プロジェクタの前記画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の向きを制御する向き制御手段前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の位置及び配置を得ると共に前記スクリーン面における投影する画面の範囲を検出する範囲検出手段、前記範囲検出手段により検出された画面の範囲情報に基づき前記プロジェクタの前記画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の範囲を制御する範囲制御手段前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行う文字認識手段、前記文字認識結果に係る文字に対応するコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取り出し映像信号として前記プロジェクタに送出するコンテンツ送出手段として機能させることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタシステム用プログラムでは、前記文字は、矩形の四隅の位置に配置されていることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタシステム用プログラムでは、前記コンピュータを前記範囲検出手段として、所定の位置関係にある2文字間を対角線とした矩形を求め、この矩形の範囲を、前記スクリーン面における投影する画面の範囲として検出するように機能させることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタシステム用プログラムでは、前記文字は、楕円の円弧上の複数位置に配置されていることを特徴とする
本発明に係るプロジェクタシステム用プログラムでは、前記スクリーン面に記載される文字をアルファベット中の、上下方向を確定可能なアルファベットとしたことを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタによる映像が投影されるスクリーン面を撮像して得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の上下左右方向を検出し、前記スクリーン面における投影する画面の向き情報を検出し、検出された向き情報に基づき前記プロジェクタの画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の向きを制御するので、スクリーン面の移動に追従して映像を適切に移動後のスクリーン面内に投影可能となる。
また、本発明によれば、カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行い、文字認識結果に係る文字に対応するコンテンツをコンテンツ記憶部から取り出し映像信号として前記プロジェクタに送出するので、コンテンツの指定をスクリーン面内の文字により行うことが可能である。
本発明に係るプロジェクタシステムの実施形態を用いた調理場の例を示す斜視図。 本発明に係るプロジェクタシステムの第1の実施形態のブロック図。 本発明に係るプロジェクタシステムの実施形態において用いるスクリーンの一例を示す平面図。 本発明に係るプロジェクタシステムの第1の実施形態の動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係るプロジェクタシステムの第1の実施形態による動作を説明するためのスクリーンの姿勢と投影された映像を示す平面図。 本発明に係るプロジェクタシステムの第2の実施形態のブロック図。 本発明に係るプロジェクタシステムの第2の実施形態の動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係るプロジェクタシステムの第2の実施形態による動作を説明するためのスクリーンと投影されたコンテンツ映像を示す平面図。 本発明に係るプロジェクタシステムの第2の実施形態による動作を説明するためのスクリーンと投影されたコンテンツ映像を示す平面図。
以下添付図面を参照して、本発明に係るプロジェクタシステム及びそのプログラムの実施形態を説明する。各図において同一の構成要素には、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図1に示すように、本実施形態に係るプロジェクタシステム103A、103Bは、天井102に設けられている。図1は一例に過ぎず、プロジェクタシステム103A、103Bの設置場所や台数は、これに限定されない。プロジェクタシステム103A、103Bの構成は同一であり、図2に示されるようである。
プロジェクタシステムは、プロジェクタ10とカメラ部20と制御部30とを備える。プロジェクタ10は、駆動制御信号を受けて投影する画面の向きと範囲とを変更する動作を行う画面状態変更動作機能部11を備えている。画面状態変更動作機能部11は、パーン、チルト、ズームの動作を行う機械的構成とすることができる。
プロジェクタ10には、画面状態変更動作機能部11以外に、映像出力部12、コントロール部13が設けられている。コントロール部13は、制御部30から送られる信号を受け取り、映像情報に係る信号であれば映像出力部12へ送出し、画面状態変更動作に係る信号であれば画面状態変更動作機能部11へ送出する。映像出力部12は、映像情報に係る信号を受けて映像化して図1のスクリーン104A、104Bへ出力する。
スクリーン104A、104Bは、紙、アクリル板、布等で構成され、映像が投影できるものであれば材料や厚みや大きさ等に制限はない。また、平面形状は図3に示すように矩形とすることができる。勿論、スクリーン104A、104Bの平面形状はどのような形状であっても良い。スクリーン104A、104Bには、映像の投影範囲9を示す文字が記載(印刷等)される。映像の投影範囲9が通常は矩形であるため、矩形の四隅の位置に合計で4文字が記載される。所定の位置関係にある2文字間を対角線とした矩形を投影範囲とすると、2文字でも良いのであるが、手などによって隠れた場合を考慮して4文字とすることができる。
また、投影範囲9の境界線に沿って上記4文字の位置以外の位置に文字を記載しても良いが、映像が投影された場合に目視の邪魔になることも予想されるので、4文字とすることができる。また、文字は基本的に上下方向を確定可能な文字であれば特に制限はないのであるが、文字認識の精度や効率がより良い方が好適であるという観点からアルファベット中の、上下方向を確定可能なアルファベットとすることができる。「I」、「O」、「X」、「S」、「W」、「M」の6文字は、上下方向を確定できないアルファベットであるため、用いない。
カメラ部20は、上記プロジェクタ10による映像が投影されるスクリーン面を撮像して画像情報を得るものである。制御部30は、カメラ部20により得られた画像情報に基づきプロジェクタ10の画面状態変更制御を行うと共に、プロジェクタ10へ映像情報を送出する。
制御部30は、CPUにより構成される演算処理部31と、複数のコンテンツの映像情報が記憶されたコンテンツ記憶部32と、コマンドやデータを入力するための入力部33が備えられている。入力部33は、キーボードやタッチパネルやマウスなどにより構成することができる。
演算処理部31には、向き検出手段311、向き制御手段312、範囲検出手段313、範囲制御手段314、コンテンツ送出手段315が備えられている。向き検出手段311、向き制御手段312、範囲検出手段313、範囲制御手段314、コンテンツ送出手段315は、プログラムにより実現される。
向き検出手段311は、カメラ部20により得られた画像情報に基づき上記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の上下左右方向を検出し、上記スクリーン面における投影する画面の向き情報を検出するものである。文字認識については、この部分及びこの部分以外において、公知の構成を採用することができる。向き制御手段312は、上記向き検出手段311により検出された向き情報に基づき上記プロジェクタ10の上記画面状態変更動作機能部11へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の向きを制御するものである。
範囲検出手段313は、上記カメラ部20により得られた画像情報に基づき上記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の位置及び配置を得ると共に上記スクリーン面における投影する画面の範囲を検出するものである。具体的には、範囲検出手段313は、所定の位置関係にある2文字間を対角線とした矩形を求め、この矩形の範囲を、上記スクリーン面における投影する画面の範囲として検出する。範囲制御手段314は、上記範囲検出手段313により検出された画面の範囲情報に基づき上記プロジェクタ10の上記画面状態変更動作機能部11へ駆動制御信号を送出し、上記スクリーン面に投影する画面の範囲を制御するものである。
入力部33は、コンテンツ記憶部32内のコンテンツの読み出しを指示する入力を行うために用いられる。コンテンツ送出手段315は、入力部33により読み出しを指示されたコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取り出し映像信号として上記プロジェクタ10に送出するものである。
以上のように構成された第1の実施形態に係るプロジェクタシステムでは、図4に示すフローチャートに対応するプログラムにより動作を行うので、これを説明する。電源投入により、スタートとなり、カメラ部20により、上記プロジェクタ10による映像が投影されるスクリーン面を撮像して画像情報を得る(S11)。次に、得られた画像情報に基づき文字認識を行って文字の上下左右方向を検出し、上記スクリーン面における投影する画面の向き情報を検出する(S12)。次に、上記画面状態変更動作機能部11へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の向きを制御する(S13)。
更に、得られた画像情報に基づき文字認識を行って文字の位置及び配置を得ると共に上記スクリーン面における投影する画面の範囲を検出する(S14)。得られた画面の範囲情報に基づき上記プロジェクタ10の上記画面状態変更動作機能部11へ駆動制御信号を送出し、上記スクリーン面に投影する画面の範囲を制御する(S15)。
次に、入力部33により読み出しを指示されたコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取り出し(S16)、映像信号として前記プロジェクタ10に送出し、映像をスクリーン104A、104Bへ投影する(S17)。以降、このプログラムにより処理が繰り返される。
本実施形態によれば、図5(a)に示すようにスクリーン104A、104Bに記載された文字姿勢の上下左右が正常な方向であれば、コンテンツであるイチゴの絵50が正常な方向(ヘタが上側を正常とする)を向いて投影される。また、図5(b)に示すようにスクリーン104A、104Bに記載された文字姿勢の上下が逆さ方向であれば、コンテンツであるイチゴの絵50が逆さ方向を向いて投影される。更に、図5(c)に示すようにスクリーン104A、104Bに記載された文字姿勢が右上がりに傾斜していれば、コンテンツであるイチゴの絵50も右上がりに傾斜して投影される。
図6に、第2の実施形態に係るプロジェクタシステムの構成を示す。本実施形態では、演算処理部31Aに、文字認識手段316が備えられると共に、コンテンツ送出手段315Aが新たな機能を有している。即ち、文字認識手段316は、上記カメラ部20により得られた画像情報に基づき上記スクリーン面における所定位置の文字認識を行う。
コンテンツ記憶部32には、アルファベットの1文字に対応して1コンテンツが割り当てられ、アルファベットの1文字によって対応するコンテンツを読み出し可能に、複数のコンテンツが記憶されている。コンテンツ送出手段315Aは、上記文字認識結果に係る文字に対応するコンテンツを上記コンテンツ記憶部32から取り出し映像信号として上記プロジェクタ10に送出するものである。
上記の構成以外は、本実施形態の構成は第1の実施形態の構成と同じである。以上のように構成された第2の実施形態に係るプロジェクタシステムでは、図7に示すフローチャートに対応するプログラムにより動作を行うので、これを説明する。ステップS11〜S15までの動作は、第1の実施形態の構成と同じであるので、その説明を省略する。ステップS15に続いて、カメラ部20により得られた画像情報に基づき上記スクリーン面における所定位置の文字認識を行った結果の文字情報に基づき、対応コンテンツをコンテンツ記憶部32から読み出す(S21)。読み出したコンテンツを映像信号として前記プロジェクタ10に送出し、映像をスクリーン104A、104Bへ投影する(S22)。以降、このプログラムにより処理が繰り返される。
上記のような第2の実施形態に係るプロジェクタシステムによれば、次のようなことが可能である。コンテンツ記憶部32に、例えば、文字Aに対応付けられて「イチゴのコンテンツ」が記憶され、文字Bに対応付けられて「メロンのコンテンツ」が記憶されているものとする。
そこで、図8(a)に示すように、四隅に文字Aが記載されたスクリーン201が用いられると、四隅の文字Aがカメラ部20により読み取られてイメージデータとなされて文字認識が行われる。そこで、文字Aであると文字認識され、文字Aに対応付けられている「イチゴのコンテンツ」がコンテンツ記憶部32から読み出され、図8(a)に示すように、スクリーン201投影範囲に「イチゴのコンテンツ」の映像が投影される。
また、図8(b)に示すように、四隅に文字Bが記載されたスクリーン202が用いられると、四隅の文字Bがカメラ部20により読み取られてイメージデータとなされて文字認識が行われる。そこで、文字Bであると文字認識され、文字Bに対応付けられている「メロンのコンテンツ」がコンテンツ記憶部32から読み出され、図8(b)に示すように、スクリーン202投影範囲に「メロンのコンテンツ」の映像が投影される。
別の例としては、コンテンツ記憶部32に、例えば、文字Jに対応付けられて「日本語によるコンテンツ」が記憶され、文字Eに対応付けられて「英語によるコンテンツ」が記憶されているものとする。
そこで、図9(a)に示すように、四隅に文字Jが記載されたスクリーン203が用いられると、四隅の文字Jがカメラ部20により読み取られてイメージデータとなされて文字認識が行われる。そこで、文字Jであると文字認識され、文字Jに対応付けられている「日本語によるコンテンツ」がコンテンツ記憶部32から読み出され、図9(a)に示すように、スクリーン203投影範囲に「日本語によるコンテンツ」の映像が投影される。
また、図9(b)に示すように、四隅に文字Eが記載されたスクリーン204が用いられると、四隅の文字Eがカメラ部20により読み取られてイメージデータとなされて文字認識が行われる。そこで、文字Eであると文字認識され、文字Eに対応付けられている「英語によるコンテンツ」がコンテンツ記憶部32から読み出され、図9(b)に示すように、スクリーン204投影範囲に「英語によるコンテンツ」の映像が投影される。
上記の例は図1において、調理台101Aの調理者は日本語しか読めず、調理台101Bの調理者は英語しか読めないような場合に、言語が異なるレシピを調理台毎に表示できるので便利である。
なお上記の実施形態では、スクリーン面における所定位置の文字認識を行う場合の所定位置は、4隅としたが、投影する映像の枠形状やスクリーン面の形状により適宜変更され得る。例えば、4隅に加えて、2つの文字の中間の位置に文字を記載し、これについても認識を行うようにしても良い。また、スクリーンを楕円形として、円弧上のいくつかの位置に文字を記載し、これについて認識を行うようにしても良い。
10 プロジェクタ
11 画面状態変更動作機能部
12 映像出力部
13 コントロール部
20 カメラ部
30 制御部
31 演算処理部
31A 演算処理部
32 コンテンツ記憶部
33 入力部
101A、101B 調理台
102 天井
103A、103B プロジェクタシステム
104A、103B、201〜204 スクリーン
311 向き検出手段
312 向き制御手段
313 範囲検出手段
314 範囲制御手段
315、315A コンテンツ送出手段
316 文字認識手段

Claims (10)

  1. 駆動制御信号を受けて投影する画面の向きと範囲とを変更する動作を行う画面状態変更動作機能部を備えたプロジェクタと、
    前記プロジェクタによる映像が投影されると共に映像が投影される画面の範囲を示すように複数の文字が配置されたスクリーン面であって、映像が投影される画面の向きを示すように前記文字が配置されたスクリーン面を撮像して画像情報を得るカメラ部と、
    前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の上下左右方向を検出し、前記スクリーン面における投影する画面の向き情報を検出する向き検出手段と、
    前記向き検出手段により検出された向き情報に基づき前記プロジェクタの前記画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の向きを制御する向き制御手段と、
    前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の位置及び配置を得ると共に前記スクリーン面における投影する画面の範囲を検出する範囲検出手段と、
    前記範囲検出手段により検出された画面の範囲情報に基づき前記プロジェクタの前記画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の範囲を制御する範囲制御手段と、
    前記プロジェクタから投影する映像のコンテンツが文字に対応して複数ペア記憶されたコンテンツ記憶部と、
    前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行う文字認識手段と、
    前記文字認識結果に係る文字に対応するコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取り出し映像信号として前記プロジェクタに送出するコンテンツ送出手段と
    を具備することを特徴とするプロジェクタシステム。
  2. 前記文字は、矩形の四隅の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタシステム。
  3. 前記範囲検出手段は、所定の位置関係にある2文字間を対角線とした矩形を求め、この矩形の範囲を、前記スクリーン面における投影する画面の範囲として検出することを特徴とする請求項1または2に記載のプロジェクタシステム。
  4. 前記文字は、楕円の円弧上の複数位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタシステム。
  5. 前記スクリーン面に記載される文字をアルファベット中の、上下方向を確定可能なアルファベットとしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロジェクタシステム。
  6. 駆動制御信号を受けて投影する画面の向きと範囲とを変更する動作を行う画面状態変更動作機能部を備えたプロジェクタと、前記プロジェクタによる映像が投影されると共に映像が投影される画面の範囲を示すように複数の文字が配置されたスクリーン面であって、映像が投影される画面の向きを示すように前記文字が配置されたスクリーン面を撮像して画像情報を得るカメラ部と、前記プロジェクタから投影する映像のコンテンツが文字に対応して複数ペア記憶されたコンテンツ記憶部と、前記プロジェクタを制御するコンピュータを備える制御部とを含んで構成されるプロジェクタシステムの前記コンピュータを、
    前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の上下左右方向を検出し、前記スクリーン面における投影する画面の向き情報を検出する向き検出手段、
    前記向き検出手段により検出された向き情報に基づき前記プロジェクタの前記画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の向きを制御する向き制御手段、
    前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行って文字の位置及び配置を得ると共に前記スクリーン面における投影する画面の範囲を検出する範囲検出手段、
    前記範囲検出手段により検出された画面の範囲情報に基づき前記プロジェクタの前記画面状態変更動作機能部へ駆動制御信号を送出し、前記スクリーン面に投影する画面の範囲を制御する範囲制御手段
    前記カメラ部により得られた画像情報に基づき前記スクリーン面における所定位置の文字認識を行う文字認識手段、
    前記文字認識結果に係る文字に対応するコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取り出し映像信号として前記プロジェクタに送出するコンテンツ送出手段
    として機能させることを特徴とするプロジェクタシステム用プログラム。
  7. 前記文字は、矩形の四隅の位置に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のプロジェクタシステム用プログラム。
  8. 前記コンピュータを前記範囲検出手段として、所定の位置関係にある2文字間を対角線とした矩形を求め、この矩形の範囲を、前記スクリーン面における投影する画面の範囲として検出するように機能させることを特徴とする請求項6または7に記載のプロジェクタシステム用プログラム。
  9. 前記文字は、楕円の円弧上の複数位置に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のプロジェクタシステム用プログラム。
  10. 前記スクリーン面に記載される文字をアルファベット中の、上下方向を確定可能なアルファベットとしたことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のプロジェクタシステム用プログラム。
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