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JP6937733B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は吸収性物品に関する。
コットンのような保水性繊維を含む、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体と、を備えた、吸収性物品が公知である(例えば、特許文献1参照)。トップシートにコットンが含まれていると、着用者の肌触りがよくなる。
特開2009−148328号公報
ところで、コットンのような保水性繊維は、湿気環境下での擦れ又は摩擦により、毛羽立ちが生じやすいことが知られている。このため、特許文献1の吸収性物品において、トップシートが例えば着用者の尿や汗などを吸収した状態で、着用者の肌に対しズレを生じると、トップシートに擦れ又は摩耗が生じ、トップシートが大きく毛羽立つおそれがある。トップシートが大きく毛羽立つと、着用者が違和感を覚えるおそれがあり、例えば着用者に肌荒れが生ずるおそれがある。
この点、吸収体に、シート材とシート材に保持された高吸収性ポリマー(SAP)とを含むSAPシートを設けることによって、トップシートから湿気を速やかに除去でき、それによってトップシートの毛羽立ちを制限できると考えられる。
しかしながら、吸収体にSAPシートを設けると、吸収体の柔軟性が低下するおそれがあり、吸収性物品が変形しにくくなるおそれがある。その結果、着用者の肌の動きに対する吸収性物品の追従性が低下するおそれがある。この場合、トップシートの特定の箇所が着用者の肌に強く当たるおそれがある。当該箇所では、着用者の肌による擦れ又は摩擦が大きいおそれがあり、大きな毛羽立ちが生ずるおそれがある。
本発明によれば、以下が開示される。
[構成1]
保水性繊維を含む、液透過性のトップシートと、
液不透過性のバックシートと、
前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体と、
を備えた吸収性物品であって、
前記吸収体は、シート材と、前記シート材に保持された高吸収性ポリマーと、を含むSAPシートを備え、
前記SAPシートは、第1の領域によって区画された複数の第2の領域を備え、
前記第1の領域における前記高吸収性ポリマーの坪量は前記第2の領域における前記高吸収性ポリマーの坪量よりも小さい、
吸収性物品。
構成1によれば、第1の領域が折り曲げ起点となり、吸収体ないし吸収性物品がより容易に変形可能となる。その結果、吸収性物品が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となり、トップシートの毛羽立ちが制限される。したがって、優れた肌触りが維持されつつ、着用者が違和感を覚えるのがより確実に制限される。
[構成2]
前記第1の領域における前記高吸収性ポリマーの坪量はゼロである、構成1に記載の吸収性物品。
構成2によれば、吸収体が第1の領域において、より容易に折り曲げ可能となり、吸収体がより容易に変形可能となる。
[構成3]
前記シート材は、互いに重ね合わされて熱シール部により互いに結合された一対の層を含み、
前記熱シール部は、前記第1の領域内に設けられている、
構成1又は2に記載の吸収性物品。
構成3によれば、熱シール部が折り曲げ起点となり、吸収体がより容易に変形可能となる。
[構成4]
前記熱シール部は、前記第1の領域内に部分的に設けられている、構成3に記載の吸収性物品。
構成4によれば、吸水による高吸収性ポリマーの膨張が熱シール部によって抑制されるのが制限される。
[構成5]
前記熱シール部は、前記吸収性物品の長さ方向に互いに離間しつつそれぞれジグザグ状又は波状をなす複数の仮想線に沿って設けられている、構成3又は4に記載の吸収性物品。
構成5によれば、吸収体がより複雑な形状に変形可能となり、吸収性物品が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。
[構成6]
前記吸収性物品の幅方向のより内側に位置する前記第2の領域内の部分における高吸収性ポリマーの坪量は、前記吸収性物品の幅方向のより外側に位置する前記第2の領域内の部分における高吸収性ポリマーの坪量よりも大きい、構成1から5までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
構成6によれば、吸収体の高吸収性ポリマーが吸水すると、吸収性物品の幅方向のより内側に位置する吸収体の部分が、吸収性物品の厚さ方向により大きく膨張することが可能となり、それによって吸収性物品が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。
[構成7]
前記吸収性物品の幅方向のより外側に位置する前記第2の領域の面積は、前記吸収性物品の幅方向のより内側に位置する前記第2の領域の面積よりも小さい、構成1から6までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
構成7によれば、吸収性物品の幅方向外側において、吸収性物品がより複雑な形状に変形可能となり、吸収性物品が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。
[構成8]
前記第1の領域が格子状をなしている、構成1から7までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
構成8によれば、吸収体がより複雑な形状に変形可能となり、吸収性物品が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。
[構成9]
前記トップシートが互いに積層された肌側層及び非肌側層を備え、前記肌側層の保水性繊維含有割合は前記非肌側層の保水性繊維含有割合よりも高い、構成1から8までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
構成9によれば、肌側層によって優れた肌触りが維持されつつ、非肌側層によって液体が吸収体により容易に向かわされる。
[構成10]
前記肌側層の保水性繊維含有割合は100%である、構成9に記載の吸収性物品。
構成10によれば、より優れた肌触りが提供される。
優れた肌触りを維持しつつ、着用者が違和感を覚えるのをより確実に制限することができる。
本発明による実施形態の吸収性物品の模式的平面図である。 本発明による実施形態の吸収性物品の、図1の長さ方向中心線CLに沿う模式的断面図である。 本発明による実施形態のトップシートの模式的断面図である。 本発明による実施形態の吸収体の模式的平面図である。 本発明による実施形態の吸収性物品の、図4のV−V線に沿う模式的断面図である。 本発明による実施形態の吸収体を製造するための部品の模式的平面図である。 本発明による実施形態の吸収体における熱シール部の配置のための仮想線を示す模式的平面図である。 本発明による別の実施形態の吸収体の模式的平面図である。 本発明による更に別の実施形態の吸収体の模式的平面図である。
図1は本発明による実施形態の吸収性物品1の模式的平面図を、図2は図1の線CL−CLに沿った模式的断面図を、それぞれ示している。本発明による実施形態の吸収性物品1は軽失禁パッドから構成される。本発明による別の実施形態(図示しない)では吸収性物品1は例えば、パンティライナ、生理用ナプキン、使い捨ておむつ、などから構成される。なお、図面において、L,W,Tは吸収性物品1の長さ方向、幅方向、及び厚さ方向をそれぞれ示している。また、図1において、CLは長さ方向L中心線を、CWは幅方向W中心線を、それぞれ示している。本発明による実施形態の吸収性物品1は、幅方向中心線CWそれぞれに関して対称をなしている。なお、長さ方向Lに関し、長さ方向中心線CLに近い側が内側と、長さ方向中心線CLから遠い側が外側と称される。同様に、幅方向Wに関し、幅方向中心線CWに近い側が内側と、幅方向中心線CWから遠い側が外側と称される。
図1及び図2を参照すると、本発明による実施形態の吸収性物品1は、保水性繊維を含む、液透過性のトップシート2と、液不透過性のバックシート3と、トップシート2とバックシート3との間に配置された吸収体4と、を備える。これらトップシート2、バックシート3、及び、吸収体4は、厚さ方向Tに互いに積層される。本発明による実施形態では、トップシート2及びバックシート3は、長さ方向L及び幅方向Wに関し、互いにほぼ同じ大きさである。また、本発明による実施形態では、吸収体4は長さ方向L及び幅方向Wに関し、トップシート2及びバックシート3よりも小さい。
本発明による実施形態の吸収性物品1は更に、トップシート2と反対側においてバックシート3に設けられた粘着部8と、粘着部8を覆うセパレータ9と、を備える。本発明による実施形態の粘着部8は、幅方向Wに互いに離間しつつそれぞれ長さ方向Lに延びる、複数の粘着テープから形成される。粘着部8は吸収性物品1を着用者の下着などに固定するのに用いられる。
なお、図2において、点線は接着剤の層を示している。すなわち、図2に示される実施形態では、トップシート2と吸収体4との間、及び、吸収体4とバックシート3との間、には接着剤層が設けられる。接着剤の例には、ホットメルト接着剤が含まれる。
本発明による実施形態の吸収性物品1は更に、少なくともトップシート2とバックシート3とを熱融着により互いに接合する熱融着部分11を備える。熱融着部分11は、長さ方向L及び幅方向Wに関し吸収体4よりも外側において、吸収性物品1の周縁に沿って連続的に設けられる。その結果、吸収体4がトップシート2とバックシート3との間に保持される。
本発明による実施形態のトップシート2は図3に示されるように、厚さ方向Tに互いに積層された肌側層2a及び非肌側層2bを備える。肌側層2aは着用者の肌に接触しうる。非肌側層2bは着用者の肌に接触しない。本発明による実施形態の肌側層2a及び非肌側層2bはそれぞれ、シート状の不織布から形成される。また、本発明による実施形態の肌側層2a及び非肌側層2bは、交絡により互いに接合される。交絡の例には、スパンレース法、ウォータージェット法、エアスルー法が含まれる。また、本発明による実施形態では、トップシート2は2層から形成される。本発明による別の実施形態(図示しない)では、トップシート2は1層又は3層以上から形成される。
本発明による実施形態の肌側層2aは、熱可塑性樹脂繊維を含むことなく保水性繊維を含む。本発明による別の実施形態(図示しない)では、肌側層2aは保水性繊維及び熱可塑性樹脂繊維を含む。また、本発明による実施形態の非肌側層2bは、保水性繊維及び熱可塑性樹脂繊維を含む。本発明による別の実施形態(図示しない)では、非肌側層2bは保水性繊維を含むことなく熱可塑性樹脂繊維を含む。保水性繊維は、水分を吸収し、保持する性質を有する。一方、熱可塑性樹脂繊維は、水と馴染み難い、又は、水分を保持し難い性質、例えばイオン交換水(例示:比抵抗値10MΩ・cm)との接触角が80°〜100°程度である性質を有する。
本発明による実施形態の保水性繊維の成分の例には、セルロース系繊維が含まれる。セルロース系繊維の例には、天然セルロース繊維、再生セルロース繊維、精製セルロース繊維及び半合成セルロース繊維が含まれる。天然セルロース繊維の例には、植物繊維が含まれる。植物繊維の例には、種子毛繊維、じん皮繊維、葉脈繊維、果実繊維が含まれる。種子毛繊維の例には、コットンが含まれる。じん皮繊維の例には、麻が含まれる。葉脈繊維の例には、マニラ麻が含まれる。果実繊維の例には、やしが含まれる。コットンの例には、ヒルスツム種コットン、バルバデンセ種コットン、アルボレウム種コットン及びヘルバケウム種コットンが含まれる。ヒルスツム種コットンの例には、アップランドコットンが含まれる。また、コットンの例には、オーガニックコットン、プレオーガニックコットン(商標)、オーガニックでないコットンが含まれる。オーガニックコットンは、GOTS(Global Organic Textile Standard)の認証を受けたコットンを意味する。再生セルロース繊維の例には、レーヨンが含まれる。レーヨンの例には、ビスコースから得られるビスコースレーヨン、ポリノジック、モダール、及び、セルロースの銅アンモニア塩溶液から得られる銅アンモニアレーヨン(「キュプラ」とも称される。)が含まれる。精製セルロース繊維の例には、リヨセル、具体的には、パルプを、N−メチルモルホリンN−オキシドの水溶液に溶解させて紡糸原液(ドープ)とし、N−メチルモルホリンN−オキシドの希薄溶液中に押出して繊維としたものが含まれる。精製セルロースは、例えば、テンセル(商標)として市販されている。半合成セルロース繊維の例には、半合成セルロースが含まれる。半合成セルロースの例には、アセテート繊維が含まれる。アセテート繊維の例には、トリアセテート及びジアセテートが含まれる。中でも、保水性及び肌触りの観点から、天然セルロース繊維が好ましく、コットンがより好ましく、ヒルスツム種コットンが更に好ましい。
本発明による実施形態の熱可塑性樹脂繊維の成分の例には、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂が含まれる。オレフィン系樹脂の例には、ポチエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)が含まれる。ポリエステル系樹脂の例には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ乳酸(PLA)が含まれる。ポリアミド系樹脂の例には、6−ナイロン等のポリアミド系樹脂が含まれる。熱可塑性樹脂繊維の構造の例には、複合繊維、中空タイプ、異形断面型繊維、立体捲縮繊維、分割繊維が含まれる。複合繊維の例には、芯鞘型繊維、サイド・バイ・サイド型繊維、島/海型繊維が含まれる。異形断面型繊維の例には、扁平断面繊維、Y字形断面繊維、C字形断面繊維が含まれる。立体捲縮繊維の例には、潜在捲縮繊維、顕在捲縮繊維が含まれる。
本発明による実施形態では、肌側層2aの保水性繊維含有割合は非肌側層2bの保水性繊維含有割合よりも高い。特に、本発明による実施形態では、肌側層2aの保水性繊維含有割合は100質量%である。なお、或る層の保水性繊維含有割合は、当該層の総質量に対する当該層に含まれる保水性繊維の質量で表される。
肌側層2aの保水性繊維はオーガニックコットンを含むのが好ましい。肌側層2aは保水性繊維を100質量%含むのが好ましい。非肌側層2bの保水性繊維はオーガニックでないコットンを含むのが好ましい。非肌側層2bの熱可塑性樹脂繊維は複数の成分を含むのが好ましく、PP及びPE又はPP及びPETを含むのがより好ましい。非肌側層2bは保水性繊維を20から80質量%、熱可塑性樹脂繊維を80から20質量%含むのが好ましい。非肌側層2bの坪量は20から40gsmが好ましく、25から35gsmがより好ましい。肌側層2aの坪量と非肌側層2bの坪量との比率は、1:1から1:1.3が好ましく、1:1.15から1:1.25がより好ましい。トップシート2の厚さ(厚さ方向T寸法)は0.2から1.5mmが好ましく、0.2から1.0mmがより好ましい。更に、トップシート2の保水性繊維含有割合(=トップシート2の総質量に対する、肌側層2aに含まれる保水性繊維の質量と非肌側層2bに含まれる保水性繊維の質量との合計の割合)は40%以上であるのが好ましい。このようにすると、優れた肌触りが得られる。
本発明による実施形態のトップシート2の肌側層2aはオーガニックコットンを100質量%含み、その坪量は10gsmである。また、本発明による実施形態の非肌側層2bは、オーガニックでないコットンを60質量%、PE及びPPを40質量%含み、その坪量は20gsmである。更に、本発明による実施形態のトップシート2の厚さは0.3から0.5mmである。
本発明による実施形態のバックシート3は、液不透過性の不織布、合成樹脂フィルム、不織布及び合成樹脂フィルムの複合シート、又は、SMS不織布から形成される。
図4は本発明による実施形態の吸収体4の模式的平面図を、図5は図4の線V−Vに沿った模式的断面図を、それぞれ示している。本発明による実施形態の吸収体4はSAPシート4aを備える。本発明による実施形態のSAPシート4aは、シート材40と、シート材40に保持された高吸収性ポリマー(SAP)44とを含む。本発明による実施形態のシート材40は、互いに重ね合わされて熱シール部43により互いに結合された第1の層41及び第2の層42を含む。本発明による実施形態の第1の層41及び第2の層42はそれぞれ、熱可塑性繊維を含む。本発明による実施形態のSAP44は、粒子状をなしており、主として第1の層41と第2の層42との間に保持される。本発明による実施形態の吸収体4は、パルプを含むことなくSAPを含む。本発明による別の実施形態(図示しない)では、吸収体4はパルプ及びSAPを含む。なお、本発明による実施形態では、吸収体4ないしSAPシート4aの長さ方向、幅方向、及び厚さ方向は、吸収性物品1の長さ方向L、幅方向W、及び厚さ方向Tに一致する。また、図5において、点線は接着剤の層を示している。すなわち、図5に示される実施形態では、第2の層42に対面する第1の層41の表面上、及び、第1の層41に対面する第2の層42の表面上に接着剤層が設けられる。接着剤の例には、ホットメルト接着剤が含まれる。
本発明による実施形態の吸収体4ないしSAPシート4aは、第1の領域R1によって区画ないし分離された複数の第2の領域R2を備える。言い換えると、第2の領域R2はそれぞれ、第1の領域R1に包囲される。また、本発明による実施形態の第1の領域R1は格子状をなしている。したがって、吸収体4の周縁部は別として、第2の領域R2は四角形状ないし菱形状をなしている。また、本発明による実施形態では、吸収体4の周縁部は別として、第2の領域R2の大きさは互いに同じ(実質的に同じを含む)である。なお、本発明による実施形態では、吸収体4の周縁に沿う部分にも第1の領域R1が設けられる。
本発明による実施形態では、第1の領域R1におけるSAPの坪量(例えばgsm)は、第2の領域R2におけるSAPの坪量よりも小さい。特に本発明による実施形態の第1の領域R1におけるSAP坪量はゼロ(実質的にゼロを含む)である。第2の領域R2におけるSAP坪量は100gsm以上であるのが好ましい。第1の領域R1におけるSAP坪量と第2の領域R2におけるSAP坪量との差は100gsm以上であるのが好ましい。
本発明による実施形態の熱シール部43は、互いに重ね合わされた第1の層41及び第2の層42に、吸収性物品1又は吸収体4の厚さ方向Tに圧力及び熱を印加して第1の層41及び第2の層42を互いに熱融着させることにより、形成される。その結果、第1の層41及び第2の層42が互いに結合されるとともに、SAPがSAPシート4aに確実に保持される。
本発明による実施形態のSAPシート4aは例えば次のようにして形成される。すなわち、搬送方向に搬送される第1の帯状体の第1の表面上に接着剤が適用される。次いで、第1の帯状体の第1の表面上にSAPが適用されるとともに、第1の表面と反対側の第1の帯状体の第2の表面に負圧が適用される。本発明による実施形態では、図6に示されるようなプレート50を介して、第2の表面に負圧が適用される。本発明による実施形態のプレート50は、格子状をなすマスキング部51と、マスキング部51以外の開口52と、を備える。その結果、第1の帯状体の第2の表面のうち開口52に対面する領域に負圧が作用し、当該領域と反対側の第1の表面の領域にSAP坪量が比較的大きい領域、すなわち第2の領域R2が形成される。これに対し、第1の帯状体の第2の表面のうちマスキング部51に対面する領域には負圧がほとんど作用せず、当該領域と反対側の第1の表面の領域にSAP坪量が比較的小さい領域、すなわち第1の領域R1が形成される。次いで、第1の帯状体の第1の表面上に、第2の帯状体が重ね合わされる。なお、第2の帯状体の、第1の帯状体に対面する面には接着剤があらかじめ適用されている。次いで、例えば、第2の帯状体から第1の帯状体に向けて圧力及び熱が印加され、熱シール部43が形成される。その結果、第1の帯状体と第2の帯状体とが互いに結合され、第1の帯状体と第2の帯状体との間にSAPが保持される。次いで、第1の帯状体及び第2の帯状体が、個々のSAPシート4aに切断される。この場合、第1の帯状体及び第2の帯状体はSAPシート4aの第1の層41及び第2の層42にそれぞれ対応する。なお、図6において、MDは搬送方向を、CDは搬送方向MDに直行する方向を、それぞれ示している。搬送方向MD及び直交方向CDは吸収性物品1ないし吸収体4の長さ方向L及び幅方向Wにそれぞれ対応する。
更に、吸収体4ないしSAPシート4aのうち幅方向W内側の区域を内側区域4iと称し、吸収体4ないしSAPシート4aのうち幅方向W外側の区域を外側区域4oと称すると、本発明による実施形態では、SAPシート4aの内側区域4iに対応する第1の帯状体の部分へのSAPの適用量がより多く設定され、SAPシート4aの外側区域4oに対応する第1の帯状体の部分へのSAPの適用量がより少なく設定される。また、SAPシート4aの内側区域4iに対応する第1の帯状体の部分及び第2の帯状体の部分への接着剤の適用量がより多く設定され、SAPシート4aの外側区域4oに対応する第1の帯状体の部分及び第2の帯状体の部分への接着剤の適用量がより少なく設定される。具体的には、例えば、内側区域4iに対応する第1の帯状体の部分及び第2の帯状体の部分にはそれぞれ、接着剤が全体的に、すなわち隙間なく、適用される。これに対し、外側区域4oに対応する第1の帯状体の部分及び第2の帯状体の部分にはそれぞれ、接着剤が部分的に、すなわち例えば直交方向CD(幅方向W)に互いに離間した複数の線の形で、適用される。
その結果、本発明による実施形態では、内側区域4i内に位置する第2の領域R2の部分におけるSAP坪量は、外側区域4o内に位置する第2の領域R2の部分におけるSAP坪量よりも大きい。図4に示される例では、部分PiにおけるSAP坪量は部分PoにおけるSAP坪量よりも大きい。
したがって、包括的に表現すると、本発明による実施形態では、幅方向Wのより内側に位置する第2の領域R2内の部分におけるSAP坪量は、幅方向Wのより外側に位置する第2の領域R2内の部分におけるSAP坪量よりも大きい。言い換えると、本発明による実施形態では、第2の領域R2のSAP坪量の幅方向Wの分布が不均一である。別の実施形態(図示しない)では、第2の領域R2のSAP坪量の幅方向Wの分布が均一である(実質的に均一を含む)。一方、本発明による実施形態では、第1の領域R1のSAP坪量の幅方向Wの分布は均一である(実質的に均一を含む)。なお、本発明による実施形態では、第1の領域R1のSAP坪量の長さ方向Lの分布及び第2の領域R2のSAP坪量の長さ方向Lの分布はいずれも、均一である(実質的に均一を含む)。
一方、本発明による実施形態の熱シール部43は、第1の領域R1内に設けられる。本発明による実施形態の熱シール部43は第2の領域R2内には設けられない。
本発明による実施形態の熱シール部43は、第1の領域R1内を延びる仮想線に沿って設けられる。特に本発明による実施形態の仮想線は図7に示されるように、長さ方向Lに互いに離間しつつそれぞれジグザグをなす複数の仮想線45を含む。別の実施形態(図示しない)では、仮想線45は長さ方向Lに互いに離間しつつそれぞれ波状をなす。また、本発明による実施形態では熱シール部43は、仮想線45の長さ方向に不連続である。その結果、第1の領域R1には、熱シール部43が設けられる部分と、熱シール部43が設けられない部分とが含まれる。言い換えると、本発明による実施形態の熱シール部43は、第1の領域R1内に部分的に設けられる。
更に、本発明による実施形態では、幅方向Wのより外側に位置する第2の領域R2の面積は、幅方向Wのより内側に位置する第2の領域R2の面積よりも小さい。図4に示される例では、第2の領域R2oの面積は第2の領域R2iの面積よりも小さい。より外側の第2の領域R2oの面積は、より内側の第2の領域R2iの75%以下であるのが好ましい。
さて、本発明による実施形態では、尿などの液体は、まずトップシート2の肌側層2aに吸収され、次いでトップシート2の非肌側層2bを介して吸収体4に到り、吸収又は保持される。この場合、トップシート2の肌側層2aの非肌側に、熱可塑性樹脂繊維を含む非肌側層2bが設けられるので、肌側層2aに吸収された液体が良好に、非肌側層2bに引き込まれる。その結果、肌側層2aのドライ性が高められる。このため、トップシート2の毛羽立ちがより制限される。
また、本発明による実施形態では、トップシート2の非肌側層2bとバックシート3とが熱融着部分11によって互いに接合される。非肌側層2bは熱可塑性樹脂繊維を含むので、トップシート2とバックシート3との間の接合性がより高められる。
更に、本発明による実施形態では、吸収体4がSAPを含んでいるので、吸収体4に吸収された液体がトップシート2に戻るのが制限されている。このため、トップシート2のドライ性が高められ、トップシート2の毛羽立ちがより制限される。
更に、本発明による実施形態の吸収体4では、第1の領域R1におけるSAP坪量が第2の領域R2のSAP坪量よりも小さい。その結果、第1の領域R1(第2の領域R2との境界を含む)がより容易に折り曲げとなる。このため、第1の領域R1が折り曲げ起点となり、吸収体4ないし吸収性物品1がより容易に変形可能となる。その結果、吸収性物品1が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。このため、トップシート2に作用する圧力が集中するのが制限され、着用者の肌への当たりがより均一になる。これにより、トップシート2に対する擦れ又は摩擦が低減されるので、トップシート2の毛羽立ちがより制限される。したがって、優れた肌触りが維持されつつ、着用者が違和感を覚えるのがより確実に制限される。
更に、本発明による実施形態では、第1の領域R1におけるSAP坪量がゼロであるので、吸収体4ないし吸収性物品1が第1の領域R1において、より容易に折り曲げ可能となる。
更に、本発明による実施形態では、熱シール部43が第1の領域R1に設けられる。その結果、熱シール部43が折り曲げ起点となり、吸収体4ないし吸収性物品1がより容易に変形可能となる。
更に、本発明による実施形態では、熱シール部43が第1の領域R1内に部分的に設けられるので、吸水によるSAPの膨張が熱シール部43によって抑制されるのが制限される。なお、この場合のSAPの膨張は、厚さ方向Tの膨張と、長さ方向L及び幅方向Wの膨張との一方又は両方が含まれる。また、液体の拡散が熱シール部43によって妨げられるのが制限される。したがって、液体がより速やかに吸収される。
更に、本発明による実施形態では、熱シール部43が、長さ方向Lに互いに離間しつつそれぞれジグザグ状又は波状をなす複数の仮想線45に沿って設けられるので、吸収体4がより複雑な形状に変形可能となる。その結果、吸収性物品1が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。
更に、本発明による実施形態では、第1の領域R1が格子状をなしているので、吸収体4が複数の方向に沿って変形可能となり、このため吸収体4がより複雑な形状に変形可能となる。したがって、この観点からも、吸収性物品が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。一例では、図4に示された吸収体4の左側部分が着用者の前側に位置し、右側部分が着用者の後側に位置するように、吸収性物品1が使用される。その結果、第1の領域R1に沿って折り曲がった吸収体4ないし吸収性物品1が着用者の肌の凹凸により確実にフィットすることが可能となる。
更に、本発明による実施形態では、幅方向Wのより内側に位置する第2の領域R2内の部分におけるSAP坪量が、幅方向Wのより外側に位置する第2の領域R2内の部分におけるSAP坪量よりも大きいので、吸収体4のSAPが吸水したときに、幅方向Wのより内側に位置する吸収体4の部分が、厚さ方向Tにより大きく膨張することが可能となる。その結果、吸収性物品1が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。また、幅方向Wのより外側に位置する第2の領域R2内の部分におけるSAP坪量が、幅方向Wのより内側に位置する第2の領域R2内の部分におけるSAP坪量よりも小さいので、吸収体4のSAPが吸水したときに、幅方向Wのより外側に位置する吸収体4の部分が、厚さ方向Tにより小さく膨張することが可能となる。その結果、SAPの膨張により吸収性物品1が着用者の動きに追従しにくくなるのが制限される。
更に、本発明による実施形態では、幅方向Wのより外側に位置する第2の領域R2の面積が、幅方向Wのより内側に位置する第2の領域R2の面積よりも小さいので、幅方向W外側において、吸収性物品1がより複雑な形状に変形可能となる。したがって、トップシート2が着用者の動きにより確実に追従することが可能となり、吸収性物品1が着用者の肌により確実にフィットし続けることが可能となる。
図9は、本発明による別の実施形態の吸収体4の模式的平面図を示している。図9に示される実施形態でも、幅方向Wのより外側に位置する第2の領域RWoの面積は、幅方向Wのより内側に位置する第2の領域R2iの面積よりも小さい。したがって、この実施形態でも、幅方向W外側において、吸収性物品1がより複雑な形状に変形可能となる。ただし、図9に示される例では、幅方向Wのより外側に位置する第2の領域RWoの形状と、幅方向Wのより内側に位置する第2の領域R2iの形状とは相似である(実質的に相似を含む)。その結果、幅方向W内側の第1の領域R1と、幅方向W外側の第1の領域R1とを同一方向に沿って形成することができるので、吸収体4ないしSAPシート4aの形成がより容易になる。
本発明による別の実施形態(図示しない)の吸収性物品は、トップシート1と吸収体4との間に配置されたセカンドシートを更に備える。セカンドシートは例えばシート状の不織布から形成される。また、セカンドシートは、一例では保水性繊維を含むことなく熱可塑性樹脂繊維を含み、別の例では保水性繊維及び熱可塑性樹脂繊維を含む。本発明による更に別の実施形態(図示しない)の吸収性物品は、吸収体4とバックシート3との間に配置されたティッシュを更に備える。ティッシュは例えばシート状の不織布から形成される。また、ティッシュは、一例では保水性繊維を含むことなく熱可塑性樹脂繊維を含み、別の例では保水性繊維及び熱可塑性樹脂繊維を含む。本発明による更に別の実施形態(図示しない)の吸収性物品は、吸収体4とバックシート3との間に配置された別の吸収体を更に備える。この別の吸収体は、一例では、SAPを含むことなくパルプを含み、別の例ではSAP及びパルプを含む。
本発明による更に別の実施形態(図示しない)では、SAPシート4aは、長さ方向Lに延びる1又は複数の折り畳み線に沿って折り畳まれた状態で、トップシート2とバックシート3との間に配置される。このようにすると、折り重ねられたSAPシート4aの部分同士間に空間が形成され、この空間内に液体を保持することが可能となる。なお、上述した本発明による実施形態では、SAPシート4aは折り畳まれていない。

Claims (8)

  1. 保水性繊維を含む、液透過性のトップシートと、
    液不透過性のバックシートと、
    前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体と、
    を備えた吸収性物品であって、
    前記吸収体は、シート材と、前記シート材に保持された高吸収性ポリマーと、を含むSAPシートを備え、
    前記SAPシートは、第1の領域によって区画された複数の第2の領域を備え、
    前記第1の領域における前記高吸収性ポリマーの坪量は前記第2の領域における前記高吸収性ポリマーの坪量よりも小さ
    前記シート材は、互いに重ね合わされて熱シール部により互いに結合された一対の層を含み、
    前記熱シール部は、前記第1の領域内に設けられており、
    前記熱シール部は、前記吸収性物品の長さ方向に互いに離間しつつそれぞれジグザグ状又は波状をなす複数の仮想線に沿って設けられている、
    吸収性物品。
  2. 前記第1の領域における前記高吸収性ポリマーの坪量はゼロである、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記熱シール部は、前記第1の領域内に部分的に設けられている、請求項に記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収性物品の幅方向のより内側に位置する前記第2の領域内の部分における高吸収性ポリマーの坪量は、前記吸収性物品の幅方向のより外側に位置する前記第2の領域内の部分における高吸収性ポリマーの坪量よりも大きい、請求項1からまでのいずれか1つに記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収性物品の幅方向のより外側に位置する前記第2の領域の面積は、前記吸収性物品の幅方向のより内側に位置する前記第2の領域の面積よりも小さい、請求項1からまでのいずれか1つに記載の吸収性物品。
  6. 前記第1の領域が格子状をなしている、請求項1からまでのいずれか1つに記載の吸収性物品。
  7. 前記トップシートが互いに積層された肌側層及び非肌側層を備え、前記肌側層の保水性繊維含有割合は前記非肌側層の保水性繊維含有割合よりも高い、請求項1からまでのいずれか1つに記載の吸収性物品。
  8. 前記肌側層の保水性繊維含有割合は100%である、請求項に記載の吸収性物品。
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