JP6917714B2 - 半導体装置の検査装置、及び、半導体装置の検査方法 - Google Patents
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Description
さらに、リレーを含む検査装置は高価である、という問題もある。
また、本発明の一態様に係る半導体装置の検査装置は、半導体素子及び前記半導体素子に接続されたリードを含む回路ユニットを複数備える半導体装置の検査に用いる検査装置であって、一つの前記回路ユニットの前記リードに電気接続される測定子を有し、前記回路ユニットと電気接続された状態で前記回路ユニットの電気的特性を計測する計測器と、前記計測器と前記半導体装置とを相対的に移動させることで、前記計測器に接続される前記回路ユニットを切り換える移動手段と、を備え、前記回路ユニットが、前記半導体素子に接続された前記リードを複数有し、一つの前記計測器が、一つの前記回路ユニットの複数の前記リードに個別に接触して電気接続される複数の前記測定子を有し、前記半導体装置が、複数の前記リードの相対的な配列が互いに異なる複数種類の前記回路ユニットを有し、各種類の前記回路ユニットの複数の前記リードの配列パターンに対応する複数種類の前記計測器を備える検査装置である。
以下、図1−3を参照して本発明の第一実施形態について説明する。
図1,2に示すように、本実施形態に係る検査装置1は、半導体素子104,105及び半導体素子104,105に接続されたリード106−111を含む回路ユニット102,103を複数備える半導体装置100の検査に用いられる。
本実施形態の半導体装置100は、六つの回路ユニット102,103を備える。半導体装置100の各回路ユニット102,103は、図2,4に示すように、一つの半導体素子104,105を有する。半導体素子104,105は、ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極を有するスイッチング素子である。
そして、同一の回路モジュール101における複数のリード107−109,111,112の相対的な配列、及び、複数のリード107−109,111,112の配列パターンの向きは、三つの回路モジュール101の間で互いに等しい。
測定子11,12,13は、測定子11,12,13と共に計測器2を構成する計測器本体14に固定されている。これにより、三つの測定子11,12,13の相対的な配列が維持されている。図示例の測定子11,12,13は、計測器本体14から延びる針状に形成されているが、これに限ることはない。
一方、計測器2の位置は、検査装置1のベース(不図示)等に固定されている。
支持台17は、例えば個々の計測器2A,2Bに対して一つずつ設けられてもよいし、例えば二つの計測器2A,2Bに対して一つだけ設けられてもよい。
本実施形態の検査方法では、計測工程と移動工程とを繰り返し実施する。計測工程では、計測器2の三つの測定子11,12,13を一つの回路ユニット102(103)の三つのリード107,108,112(109,111,112)に電気接続させて、計測器2により一つの回路ユニット102(103)の電気的特性を計測する。移動工程では、計測器2と半導体装置100とを相対的に移動させて、計測器2に接続される回路ユニット102,103を切り換える。
本実施形態では、はじめに、図2に示すように、第一計測器2Aにより、三つの回路モジュール101の高圧側回路ユニット102の電気的特性(特に動特性)を順番に(図2において左から順番に)計測する。
第一計測器2Aの測定子11,12,13を第一回路モジュール101Aの高圧側回路ユニット102の三つのリード107,108,112に接触させる際には、図1に示すように、移動手段3によって半導体装置100を離間位置DPから接触位置CPまで移動させればよい。
この移動工程では、はじめに、図1に示すように、移動手段3によって半導体装置100を接触位置CPから離間位置DPに移動させる。これにより、第一計測器2Aと第一回路モジュール101Aの高圧側回路ユニット102との接続が解除される。次いで、図2に示すように、第一計測器2Aの三つの測定子11,12,13が、第二回路モジュール101Bの高圧側回路ユニット102の三つのリード107,108,112とZ軸方向に重なるように、移動手段3によって半導体装置100をパッケージ部115の長手方向(X軸負方向)に移動させる。最後に、図1に示すように、移動手段3によって半導体装置100を離間位置DPから接触位置CPに移動させる。これにより、第一計測器2Aと第二回路モジュール101Bの高圧側回路ユニット102とが電気接続され、移動工程が完了する。
最後に、第一、第二回路モジュール101A,101Bの場合と同様に、第一計測器2Aにより第三回路モジュール101Cの高圧側回路ユニット102に対して計測工程を実施することで、三つの回路モジュール101の高圧側回路ユニット102の電気的特性の計測が完了する。
すなわち、はじめに、第二計測器2Bにより第一回路モジュール101Aの低圧側回路ユニット103に対して計測工程を実施すればよい。この計測工程では、第二計測器2Bの三つの測定子11,12,13を第一回路モジュール101Aの低圧側回路ユニット103の三つのリード109,111,112に接触させて電気接続し、第二計測器2Bにより第一回路モジュール101Aの低圧側回路ユニット103の電気的特性を計測すればよい。また、この計測工程では、不図示の短絡端子によって第一回路モジュール101Aの高圧側回路ユニット102のドレイン用リード107とゲート用リード108とを短絡させておけばよい。
以上により、本実施形態の検査装置1による半導体装置100を検査が完了する。
このため、計測器2に従来のようなリレーを設ける必要が無くなる。これにより、リレー自体に起因するインダクタンスを無くすことができ、また、リレーに起因して配線が長くなることも抑制できる。
したがって、計測器2側でのインダクタンスを抑え、半導体装置100の動特性を正確に測定できる。また、リレーが不要となることで、検査装置1の製造コストを低く抑えることができる。
次に、図5−7を参照して本発明の第二実施形態について説明する。本実施形態の構成のうち第一実施形態と同じ構成については、同一符号を付す等して、その説明を省略する。
本実施形態の検査装置1Dは、第一実施形態と同様の計測器2D、移動手段3Dを備える。また、本実施形態の検査装置1Dは、第一実施形態と同様の短絡端子(不図示)も有する。
複数の中継端子32−37は、計測器2Dの三つの測定子11,12,13に個別に接触させるための端子である。中継端子32−37の数は、接触ピン22−27の数と同じであってよいが、本実施形態では後述するように異なる。
ただし、本実施形態の半導体装置100では、高圧側回路ユニット102のソース用リード106と低圧側回路ユニット103のドレイン用リード110とが共通リード112によって構成されている。このため、高圧側回路ユニット102用のソース用接触ピン22と、低圧側回路ユニット103用のドレイン用接触ピン26とが同一の接触ピン28(共通接触ピン28)によって構成されている。
より具体的に、複数の中継端子32−37には、高圧側回路ユニット102用のソース用接触ピン22、ドレイン用接触ピン23、ゲート用接触ピン24に個別に接続されたソース用中継端子32、ドレイン用中継端子33、ゲート用中継端子34、及び、低圧側回路ユニット103用のソース用接触ピン25、ドレイン用接触ピン26、ゲート用接触ピン27に個別に接続されたソース用中継端子35、ドレイン用中継端子36、ゲート用中継端子37がある。
各回路ユニット102(103)用の三つの中継端子32−34(35−37)の配列は、計測器2Dの三つの測定子11,12,13の配列と等しい。
中間コンタクタ4は、その板厚方向が計測器2D及び半導体装置100の配列方向(Z軸方向)に一致するように、計測器2Dと半導体装置100との間に配されている。
複数の中継端子32−37は、中間コンタクタ4の本体部42のうち計測器2D側に向く他方の主面に形成されている。
本実施形態の移動手段3Dは、第一実施形態と同様に、中間コンタクタ4及び半導体装置100を計測器2Dに対して移動させる。具体的に、本実施形態の移動手段3Dは、一つの回路ユニット102(103)に対応する中継端子32−34(35−37)が測定子11,12,13に接触する位置(接触位置CP)と、中継端子32−34(35−37)が測定子11,12,13から離れた位置(離間位置DP)との間で、中間コンタクタ4及び半導体装置100を第一方向(Z軸方向)に移動させる。また、移動手段3Dは、中間コンタクタ4及び半導体装置100が離間位置DPに配された状態で、中間コンタクタ4及び半導体装置100を第一方向と直交する直交方向(X軸方向及び/又はY軸方向)に移動させる。また、移動手段3Dは、第一方向を軸とし、この軸を中心とした回転方向(図5におけるθ方向)に中間コンタクタ4及び半導体装置100を回転させる。
一方、計測器2Dの位置は、検査装置1Dのベース(不図示)等に固定されている。
本実施形態の検査方法では、第一実施形態と同様に、計測工程と移動工程とを繰り返し実施する。ただし、本実施形態の検査方法では、計測工程及び移動工程の前に、前述した構成の中間コンタクタ4を用意する準備工程と、図5に示すように中間コンタクタ4の複数の接触ピン23−25,27,28を、半導体装置100の複数のリード107−109,111,112に接触させるコンタクタ接続工程と、を順番に実施する。コンタクタ接続工程後の状態では、複数のリード107−109,111,112が中間コンタクタ4の複数の中継端子32−37とそれぞれ電気接続されている。
本実施形態では、はじめに、前述した準備工程及びコンタクタ接続工程を実施する。次いで、図6に示すように、計測器2Dにより、三つの回路モジュール101の高圧側回路ユニット102の電気的特性(特に動特性)を順番に(図6において左から順番に)計測する。
この移動工程では、はじめに、図5に示すように、移動手段3Dによって中間コンタクタ4及び半導体装置100を接触位置CPから離間位置DPに移動させる。これにより、計測器2Dと第一回路モジュール101Aの高圧側回路ユニット102との接続が解除される。次いで、図6に示すように、計測器2Dの三つの測定子11,12,13が、第二回路モジュール101Bの高圧側回路ユニット102に対応する三つの高圧側中継端子32−34とZ軸方向に重なるように、移動手段3Dによって中間コンタクタ4及び半導体装置100をパッケージ部115の長手方向(X軸負方向)に移動させる。最後に、図5に示すように、移動手段3Dによって中間コンタクタ4及び半導体装置100を離間位置DPから接触位置CPに移動させる。これにより、第一計測器2Aと第二回路モジュール101Bの高圧側回路ユニット102とが中間コンタクタ4を介して電気接続される。以上により、移動工程が完了する。
最後に、第一、第二回路モジュール101A,101Bの場合と同様に、計測器2Dにより第三回路モジュール101Cの高圧側回路ユニット102に対して計測工程を実施することで、三つの回路モジュール101の高圧側回路ユニット102の電気的特性の計測が完了する。
すなわち、はじめに、計測器2Dにより第三回路モジュール101Cの低圧側回路ユニット103に対して計測工程を実施すればよい。この計測工程では、計測器2Dの三つの測定子11,12,13を第三回路モジュール101Cの低圧側回路ユニット103に対応する三つの低圧側中継端子35−37に接触させることで、計測器2Dの三つの測定子11,12,13を第三回路モジュール101Cの低圧側回路ユニット103の三つのリード109,111,112に電気接続した上で、計測器2Dにより第三回路モジュール101Cの低圧側回路ユニット103の電気的特性を計測すればよい。また、この計測工程では、不図示の短絡端子によって第三回路モジュール101Cの高圧側回路ユニット102のドレイン用リード107とゲート用リード108とを短絡させておけばよい。
以上により、本実施形態の検査装置1Dによる半導体装置100を検査が完了する。
また、本実施形態の検査装置1D及び検査方法によれば、計測器2Dと半導体装置100との間に中間コンタクタ4が配される。また、中間コンタクタ4において、高圧側回路ユニット102の複数のリード107,108,112に電気接続される複数の高圧側中継端子32−34の相対的な位置と、低圧側回路ユニット103の複数のリード109,111,112に電気接続される複数の低圧側中継端子35−37の相対的な位置とが、互いに等しい。このため、複数の回路ユニット102,103(高圧側回路ユニット102、低圧側回路ユニット103)の間で、複数のリード107−109,111,112の相対的な配列が異なる半導体装置100であっても、半導体装置100の検査に用いる計測器2Dの数(種類)を一つとすることができる。また、仮に半導体装置100が、高圧側回路ユニット102、低圧側回路ユニット103とは別の種類の回路ユニット(リードの相対的な配列がさらに異なる回路ユニット)を有していても、計測器2Dの数を減らすことができる。
次に、図8,9を参照して本発明の第三実施形態について説明する。本実施形態の構成のうち第一、第二実施形態と同じ構成については、同一符号を付す等して、その説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態における半導体装置200は、第一、第二実施形態と同様に、六つの回路ユニット202,203を備える。各回路ユニット202,203は、一つの半導体素子204,205を有する。半導体素子204,205は、ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極を有するスイッチング素子である。各回路ユニット202(203)は、半導体素子204(205)の三つの電極に接続された三つのリード206−208(209−211)を有する。各回路ユニット202(203)の三つのリード206−208(209−211)は、ソース用リード206(209)、ドレイン用リード207(210)、ゲート用リード208(211)である。
そして、同一の回路モジュール201における複数のリード206−211の相対的な配列、及び、複数のリード206−211の配列パターンの向きは、三つの回路モジュール201の間で互いに等しい。
計測器2Eは、第二実施形態と同様に、一つの回路ユニット202(203)の三つのリード206−208(209−211)に個別に電気接続される三つの測定子11,12,13を有する。また、計測器2Eの数は、一つである。ただし、本実施形態の計測器2Eでは、三つの測定子11,12,13の相対的な位置が、第二実施形態の計測器2Eと異なる。
複数の中継端子32E−37Eは、計測器2Eの三つの測定子11,12,13に個別に接触させるための端子である。本実施形態において、中継端子32E−37Eの数は、接触ピン22E−27Eの数と同じである。
より具体的に、複数の中継端子32E−37Eには、第一回路ユニット202用のソース用接触ピン22E、ドレイン用接触ピン23E、ゲート用接触ピン24Eに個別に接続されたソース用中継端子32E、ドレイン用中継端子33E、ゲート用中継端子34E、及び、第二回路ユニット203用のソース用接触ピン25E、ドレイン用接触ピン26E、ゲート用接触ピン27Eに個別に接続されたソース用中継端子35E、ドレイン用中継端子36E、ゲート用中継端子37Eがある。
各回路ユニット202(203)用の三つの中継端子32E−34E(35E−37E)の配列は、計測器2Eの三つの測定子11,12,13の配列と等しい。
計測器2Eの位置は、検査装置1Eのベース(不図示)等に固定されている。
本実施形態の検査方法では、第二実施形態と同様に、本実施形態の中間コンタクタ4Eを用意する準備工程と、中間コンタクタ4Eの接触ピン22E−27Eを半導体装置200のリード206−211に接触させるコンタクタ接続工程と、を順番に実施した後に、計測工程と移動工程とを繰り返し実施すればよい。
ただし、本実施形態の中間コンタクタ4Eでは、複数の第一中継端子32E−34Eの配列パターンの向きが、複数の第二中継端子35E−37Eの配列パターンの向きと等しい。このため、本実施形態の移動工程では、計測器2Eと中間コンタクタ4E及び半導体装置200とを相対的に回転させる必要はなく、第一実施形態の場合と同様に、計測器2Eと中間コンタクタ4E及び半導体装置200とをZ軸方向やX軸方向、Y軸方向に相対的に移動させればよい。
また、本実施形態の検査装置1E及び検査方法によれば、中間コンタクタ4Eにおいて、複数の第一中継端子32E−34Eの配列パターンの向きが、複数の第二中継端子35E−37Eの配列パターンの向きと等しい。このため、移動手段3Eは、第二実施形態のように、中間コンタクタ4E及び半導体装置200と計測器2Eとを相対的に回転させる機構(回転機構)を備えなくても、同一の計測器2Eによって第一回路ユニット202及び第二回路ユニット203の電気的特性を計測することができる。すなわち、移動手段3Eの構成の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
また、移動手段3Eが回転機構を備える場合と比較して、計測器2Eに接続される回路ユニット202,203の切り換えを素早く行うことができる。これにより、半導体装置200の検査を短時間で行うことができる。
2,2A,2B,2D,2E 計測器
11,12,13 測定子
3,3D,3E 移動手段
4,4E 中間コンタクタ
21,21E 接触ピンユニット
22,23,24 高圧側接触ピン(第一接触ピン)
22E,23E,24E 第一接触ピン
25,26,27 低圧側接触ピン(第二接触ピン)
25E,26E,27E 第二接触ピン
31,31E 中継端子ユニット
32,33,34 高圧側中継端子(第一中継端子)
32E,33E,34E 第一中継端子
35,36,37 低圧側中継端子(第二中継端子)
35E,36E,37E 第二中継端子
41,41E 配線部
100 半導体装置
101,101A,101B,101C 回路モジュール
102 高圧側回路ユニット(第一回路ユニット)
103 低圧側回路ユニット(第二回路ユニット)
104,105 半導体素子
106,107,108,109,110,111,112 リード
200 半導体装置
201,201A,201B,201C 回路モジュール
202 第一回路ユニット
203 第二回路ユニット
204,205 半導体素子
206,207,208,209,210,211,212 リード
Claims (7)
- 半導体素子及び前記半導体素子に接続されたリードを含む回路ユニットを複数備える半導体装置の検査に用いる検査装置であって、
一つの前記回路ユニットの前記リードに電気接続される測定子を有し、前記回路ユニットと電気接続された状態で前記回路ユニットの電気的特性を計測する計測器と、
前記計測器と前記半導体装置とを相対的に移動させることで、前記計測器に接続される前記回路ユニットを切り換える移動手段と、
を備え、
前記回路ユニットが、前記半導体素子に接続された前記リードを複数有し、
前記計測器が、一つの前記回路ユニットの複数の前記リードに個別に電気接続される複数の前記測定子を有し、
少なくとも第一回路ユニットにおける複数の前記リードの相対的な配列が、第二回路ユニットにおける複数の前記リードの相対的な配列と異なり、
前記計測器と前記半導体装置との間に配され、前記測定子と前記リードとを電気的に接続させる中間コンタクタを、さらに備え、
前記中間コンタクタは、複数の前記リードに個別に接触させる複数の接触ピンと、複数の前記測定子に個別に接触させる複数の中継端子と、複数の前記接触ピンと複数の前記中継端子とを個別に電気接続する複数の配線部と、を有し、
前記第一回路ユニットの複数の前記リードに接触させる複数の第一接触ピンに接続された複数の第一中継端子の相対的な位置と、前記第二回路ユニットの複数の前記リードに接触させる複数の第二接触ピンに接続された複数の第二中継端子の相対的な位置とが、互いに等しく、
前記移動手段は、前記接触ピンを前記リードに接触させた状態で、前記計測器と前記中間コンタクタ及び前記半導体装置とを相対的に移動させる半導体装置の検査装置。 - 前記複数の第一中継端子の配列パターンの向きが、前記複数の第二中継端子の配列パターンの向きに対して、前記計測器、前記中間コンタクタ及び前記半導体装置の配列方向を軸として所定角度だけ異なっており、
前記移動手段は、前記計測器と前記中間コンタクタ及び前記半導体装置とを、前記軸を中心に相対的に回転させる請求項1に記載の半導体装置の検査装置。 - 前記複数の第一中継端子の配列パターンの向きが、前記複数の第二中継端子の配列パターンの向きと等しい請求項1に記載の半導体装置の検査装置。
- 半導体素子及び前記半導体素子に接続されたリードを含む回路ユニットを複数備える半導体装置の検査に用いる検査装置であって、
一つの前記回路ユニットの前記リードに電気接続される測定子を有し、前記回路ユニットと電気接続された状態で前記回路ユニットの電気的特性を計測する計測器と、
前記計測器と前記半導体装置とを相対的に移動させることで、前記計測器に接続される前記回路ユニットを切り換える移動手段と、
を備え、
前記回路ユニットが、前記半導体素子に接続された前記リードを複数有し、
一つの前記計測器が、一つの前記回路ユニットの複数の前記リードに個別に接触して電気接続される複数の前記測定子を有し、
前記半導体装置が、複数の前記リードの相対的な配列が互いに異なる複数種類の前記回路ユニットを有し、
各種類の前記回路ユニットの複数の前記リードの配列パターンに対応する複数種類の前記計測器を備える半導体装置の検査装置。 - 前記移動手段は、前記半導体装置を移動させ、
前記計測器の位置は、固定されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の半導体装置の検査装置。 - 半導体素子及び前記半導体素子に接続されたリードを含む回路ユニットを複数備える半導体装置を検査する半導体装置の検査方法であって、
計測器の測定子を一つの前記回路ユニットの前記リードに電気接続させて、前記計測器により前記回路ユニットの電気的特性を計測する計測工程と、
前記計測器と前記半導体装置とを相対的に移動させて、前記計測器に接続される前記回路ユニットを切り換える移動工程と、繰り返し実施し、
前記計測工程及び前記移動工程の前に、
前記半導体装置の複数の前記リードに個別に接触させる複数の接触ピンと、前記計測器の複数の前記測定子に個別に接触させる複数の中継端子と、複数の前記接触ピンと複数の前記中継端子とを個別に電気接続する複数の配線部と、を有し、前記半導体装置の第一回路ユニットの複数の前記リードに接触させる複数の第一接触ピンに接続された複数の第一中継端子の相対的な位置と、前記半導体装置の第二回路ユニットの複数の前記リードに接触させる複数の第二接触ピンに接続された複数の第二中継端子の相対的な位置とが、互いに等しい中間コンタクタを用意する準備工程と、
前記中間コンタクタの複数の前記接触ピンを、前記半導体装置の複数の前記リードに接触させるコンタクタ接続工程と、を順番に実施し、
前記計測工程において、前記計測器の複数の前記測定子を、前記中間コンタクタのうち一つの前記回路ユニットの複数の前記リードに電気接続された複数の前記中継端子に接触させることで、複数の前記測定子を一つの前記回路ユニットの複数の前記リードに電気接続させ、
前記移動工程において、前記接触ピンを前記リードに接触させた状態で、前記計測器と前記中間コンタクタ及び前記半導体装置とを相対的に移動させることで、前記計測器に接続される前記回路ユニットを切り換える半導体装置の検査方法。 - 前記複数の第一中継端子の配列パターンの向きが、前記複数の第二中継端子の配列パターンの向きに対して、前記計測器、前記中間コンタクタ及び前記半導体装置の配列方向を軸として所定角度だけ異なっており、
前記移動工程において、前記計測器と前記中間コンタクタ及び前記半導体装置とを、前記軸を中心に相対的に回転させる請求項6に記載の半導体装置の検査方法。
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