JP6909594B2 - 安定化されたオレフィン系樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
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Description
(式中、R1は、直鎖または分岐を有する炭素原子数1〜30のアルキル基を表す。)で表されるフェノール系酸化防止剤と、下記一般式(2)、
(式中、R2、R3、及びR4は、各々独立して、炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、mは、0〜3の数を表す。)または下記一般式(3)、
(式中、R5、R6、R7およびR8は、各々独立して、炭素原子数1〜20のアルキル基を表すか、またはY−OHを表し、Yは、炭素原子数2〜40のアルキレンを表し、nは、2から100までの整数を表し、xは、1〜1000の整数を表す。)で表されるホスファイト化合物とを、有機アルミニウム化合物、または、有機アルミニウム化合物と有機溶媒の混合溶媒と混合したものを、オレフィン系モノマーの重合前、または、重合中に、触媒系または重合系に添加して重合したポリオレフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物の製造方法において、重合して得られるオレフィン樹脂100質量部に対し、前記一般式(1)で表されるフェノール系酸化防止剤を0.001〜5質量部、前記一般式(2)または一般式(3)で表されるホスファイト化合物を0.001〜3質量部含有し、前記一般式(2)で表されるホスファイト化合物が下記化合物のうち少なくとも一種を含むことを特徴とする。
本発明の製造方法は、前記オレフィン系モノマーが、エチレン、または、プロピレンを含有することが好ましい。
また、本発明の製造方法は、前記一般式(1)中のR1が、炭素原子数12〜24のアルキル基であることが好ましい。
さらに、本発明の製造方法は、前記有機アルミニウム化合物が、トリアルキルアルミニウムであることが好ましい。
本発明のオレフィン重合体は、本発明の製造方法によりにより得られるオレフィン重合体である。
(式中、R1は、直鎖または分岐を有する炭素原子数1〜30のアルキル基を表す。)で表されるフェノール系酸化防止剤、並びに、下記一般式(2)、
(式中、R2、R3、及びR4は、各々独立して、炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、mは、0〜3の数を表す。)または、下記一般式(3)、
(式中、R5、R6、R7およびR8は、各々独立して、炭素原子数1〜20のアルキル基を表すか、またはY−OHを表し、Yは、炭素原子数2〜40のアルキレン、炭素原子数2〜40のアルキルラクトン、−R9−N(R10)−R11−から選択されるものを表し、R9、R10およびR11は、各々独立して、R5、R6、R7およびR8について定義したものと同じものと、さらに水素原子を表し、nは、2から100までの整数を表し、xは、1〜1000の整数を表す。)で表されるホスファイト化合物とを、有機アルミニウム化合物または有機アルミニウム化合物と有機溶媒の混合溶媒に混合し、触媒系、重合系及び配管のいずれか1カ所以上に添加してオレフィンモノマーを重合させる工程を有する。
上記フェノール系酸化防止剤とホスファイト化合物は、それぞれ別々に添加してもよく、事前に混合してから添加することができる。
上記有機溶媒のうち、n−ヘキサン、n−ヘプタン、ガソリン留分またはミネラルオイルが好ましく用いられる。有機溶媒中の有機アルミニウム化合物の濃度は、0.001〜0.5mol/Lの範囲が好ましく、特に好ましくは、0.01〜0.1mol/Lである。
また、予め、有機アルミニウム化合物、または、有機アルミニウム化合物と有機溶媒の混合溶媒とフェノール系酸化防止剤を混合してから、触媒系または重合系に添加することが好ましいが、有機アルミニウム化合物、または、有機アルミニウム化合物と有機溶媒の混合溶媒とフェノール系酸化防止剤は、別々に添加するものであってもよい。
前記一般式(2)中のR2、R3およびR4で表される炭素原子数1〜8のアルキルは、上記のアルキル基で炭素原子数1〜8の範囲内にあるものが挙げられる。
一般式(3)で表されるホスファイト化合物の構造は、例えば、温度、反応物質が添加される順序、使用されるアルキルアルコール、アルケニルアルコール、グリコールエーテル、またはこれらの組み合わせからなる混合物から選択されるアルコール化合物と、高分子ジオールとのモル比および濃度、選択される高分子ジオールの分子量などの反応条件に依存する。
水分量が、オレフィン重合体100質量部に対して0.1質量部より少ないと、造核剤の再生が十分でない場合があり、5質量部より多いと、オレフィン樹脂組成物の成形加工時に発泡が発生し、成形品の外観を損ねる場合がある。
ここで、一般式(4)中、x1およびx2はそれぞれ下記式、
0≦x2/x1<10,2≦x1+x2≦20
で表される条件を満たす数を表し、pは0または正の数を表す。
ここで、一般式(5)中、Aq-は、q価のアニオンを表し、pは0または正の数を表す。
また、前記ハイドロタルサイト類における炭酸アニオンは、一部を他のアニオンで置換したものでもよい。
蛍光増白剤を用いる場合の配合量は、オレフィン重合体100質量部に対して、好ましくは0.00001〜0.1質量部、より好ましくは、0.00005〜0.05質量部である。
〔製造例1〕
フラスコに、トリフェニルホスファイト(20g、0.065mol)、4−tert−アミルフェノール(18g、0.11mol)、2,4−ジ−tert−アミルフェノール(26g、0.11mol)および0.2gの炭酸カリウムを添加した。窒素雰囲気下で130℃に加熱し、その後、5時間かけて徐々に175℃まで加熱した。さらに、その温度で圧力を徐々に下げて1kPa以下とし、3時間保持した。保持後、圧力を大気圧下に戻し、35℃まで冷却し、生成物を回収した。生成物は、核磁気共鳴装置を用いて、トリス[(4−(1,1−ジメチルプロピル)フェニル)]ホスファイト、[2,4−ビス(1,1−ジメチルプロピル)フェニル]ビス[4−(1,1−ジメチルプロピル)フェニル]ホスファイトおよびビス[2,4−ビス(1,1−ジメチルプロピル)フェニル][4−(1,1−ジメチルプロピル)フェニル]ホスファイトの混合物(ホスファイト化合物1)であることを確認した。
(ホスファイト化合物2の合成)
フラスコに、ポリプロピレングリコール(200g、0.5mol)、トリフェニルホスファイト(155g、0.5mol)、ラウリルアルコールおよびミリスチルアルコールの混合物(200g、1.0mol)、および0.8gの水酸化カリウムを添加した。窒素雰囲気下で160℃に加熱し、その温度で1時間保持した。その後、その温度で圧力を徐々に下げて1kPa以下とし、1時間かけて徐々に170℃まで加熱し、その温度で2時間保持した。保持後、圧力を大気圧下に戻し、35℃まで冷却し、生成物を回収した。生成物は、核磁気共鳴装置およびゲルパーミエーションクロマトグラフィーを用いて、一般式(3)に該当する構造の化合物(ホスファイト化合物2)であることを確認した。
窒素雰囲気下のグローブボックス内のフラスコに、化合物1 0.55g、ヘキサン35.0mlおよびトリエチルアルミニウム1mol/Lヘプタン溶液1.6mlを加え、化合物1が15mg/mlの均一溶液を調製した。
化合物1: ステアリル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸アミド
窒素雰囲気下のグローブボックス内のフラスコに、化合物2、化合物3、化合物4のいずれかの化合物を1.8gおよびヘキサン40.0mlを加え、ホスファイト系酸化防止剤が45mg/mlの均一溶液を調整した。
化合物2:ホスファイト化合物1
化合物3:ホスファイト化合物2
比較化合物:トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト
窒素置換したオートクレーブにヘプタン600mL、トリエチルアルミニウム303mg、ジシクロペンチルジメトキシシラン0.26mmol、チーグラー触媒、得られた重合体100質量部に対して、前記フェノール系酸化防止剤溶液およびホスファイト化合物溶液を表1記載の配合量になるように添加し、撹拌した。オートクレーブ内をプロピレン雰囲気に置換し、プロピレンで1kgf/cm2Gの圧力をかけ、50℃で5分間プレ重合した。プロピレンをパージした後、水素340ml(23℃)を吹き込み、70℃まで昇温し、オートクレーブ内にプロピレンで6kgf/cm2Gの圧力をかけ、70℃で1時間重合反応を行った。窒素ガスで系内を置換してから40℃でエタノール5mlを加え重合反応を停止させた後、50℃で減圧脱溶媒を行ない、次いで、真空中、40℃でポリマーを5時間乾燥することにより、ポリプロピレン重合体を得た。得られたポリプロピレン重合体の重合活性は、いずれも、触媒1gあたり、8.0kgであった。
窒素置換したオートクレーブにヘプタン600mL、トリエチルアルミニウム303mg、ジシクロペンチルジメトキシシラン0.26mmol、チーグラー触媒を添加し、撹拌した。オートクレーブ内をプロピレン雰囲気に置換し、プロピレンで1kgf/cm2Gの圧力をかけ、50℃で5分間プレ重合した。プロピレンをパージした後、水素340ml(23℃)を吹き込み、70℃まで昇温し、オートクレーブ内にプロピレンで6kgf/cm2Gの圧力をかけ、70℃で1時間重合反応を行った。窒素ガスで系内を置換してから40℃でエタノール5mlを加え重合反応を停止させた後、50℃で減圧脱溶媒を行ない、次いで、真空中、40℃でポリマーを5時間乾燥することにより、ポリプロピレン重合体を得た。得られたポリプロピレン重合体の重合活性は、いずれも、触媒1gあたり、8.0kgであった。
窒素置換したオートクレーブにヘプタン600mL、トリエチルアルミニウム340mg、チーグラー触媒、得られた重合体100質量部に対して、前記フェノール系酸化防止剤溶液およびホスファイト化合物溶液を表1記載の配合量になるように添加し、撹拌した。オートクレーブ内をエチレン雰囲気に置換し、水素で2.3kgf/cm2Gの圧力をかけ、さらにエチレンで6kgf/cm2Gの圧力をかけ、70℃まで昇温し、1時間重合反応を行った。窒素ガスで系内を置換してから40℃でエタノール5mlを加え重合反応を停止させた後、50℃で減圧脱溶媒を行ない、次いで、真空中、40℃でポリマーを5時間乾燥することにより、ポリエチレン重合体を得た。得られたポリエチレン重合体の重合活性は、いずれも、触媒1gあたり、6.0kgであった。
得られたポリプロピレン重合体、または、ポリエチレン重合体100質量部に対して、下記の表1記載の添加剤を表1記載の配合量になるように添加し、単軸押出機(装置:株式会社東洋精機製作所製ラボプラストミルマイクロ)に投入し、230℃の溶融温度で押出し、ペレタイズしたものを再び単軸押出機に投入することを5回繰り返した。押出前の重合体と3回押出後および5回押出後のペレットの重量平均分子量を計測して、安定化効果を評価した。重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(装置:マルバーン社製Viscotek350HT−GPC、測定温度:145℃、溶媒:オルトジクロロベンゼン、濃度3mg/ml)、カラム(TSKgelGMHHR−H 2本と、TSKgel G2000HHR 1本;いずれも東ソー株式会社製)により測定した。これらの結果について表1に示す。
Claims (7)
- 下記一般式(1)、
(式中、R1は、直鎖または分岐を有する炭素原子数1〜30のアルキル基を表す。)で表されるフェノール系酸化防止剤と、
下記一般式(2)、
(式中、R2、R3、及びR4は、各々独立して、炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、mは、0〜3の数を表す。)または下記一般式(3)、
(式中、R5、R6、R7およびR8は、各々独立して、炭素原子数1〜20のアルキル基を表すか、またはY−OHを表し、Yは、炭素原子数2〜40のアルキレンを表し、nは、2から100までの整数を表し、xは、1〜1000の整数を表す。)で表されるホスファイト化合物とを、有機アルミニウム化合物、または、有機アルミニウム化合物と有機溶媒の混合溶媒と混合したものを、オレフィン系モノマーの重合前、または、重合中に、触媒系または重合系に添加して重合したポリオレフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物の製造方法において、重合して得られるオレフィン樹脂100質量部に対し、前記一般式(1)で表されるフェノール系酸化防止剤を0.001〜5質量部、前記一般式(2)または一般式(3)で表されるホスファイト化合物を0.001〜3質量部含有し、前記一般式(2)で表されるホスファイト化合物が下記化合物のうち少なくとも一種を含むことを特徴とするオレフィン系樹脂組成物の製造方法。
- 前記オレフィン系モノマーが、エチレン、または、プロピレンを含有する請求項1記載のオレフィン系樹脂組成物の製造方法。
- 前記一般式(1)中のR1が、炭素原子数12〜24のアルキル基である請求項1または2記載のオレフィン系樹脂組成物の製造方法。
- 前記有機アルミニウム化合物が、トリアルキルアルミニウムである請求項1〜3の何れか一項記載のオレフィン系樹脂組成物の製造方法。
- 請求項1〜4の何れか一項記載の製造方法により得られることを特徴とするオレフィン重合体。
- 請求項5記載のオレフィン重合体を含有することを特徴とするオレフィン系樹脂組成物。
- 請求項6記載のオレフィン系樹脂組成物を用いて成形してなることを特徴とする成形品。
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