JP6999479B2 - 完全オーステナイト系ステンレス鋼 - Google Patents
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Description
固液平衡分配係数の小さいPやSは、溶接凝固過程における固液界面で、固相側で低濃度、液相側で高濃度となり、セルやデンドライト樹間にミクロ偏析する。そしてこのミクロ偏析は、残留液相の凝固完了温度を下げて固液共存温度域を拡大させるため、耐溶接凝固割れ性を著しく低下させる。特にP、Sは、オーステナイト相に固溶しにくいことから、フェライト相を全く含まない完全オーステナイト系ステンレス鋼では、より一層、耐溶接凝固割れ性の低下が著しくなる。したがって、完全オーステナイト系ステンレス鋼の耐溶接凝固割れ性を向上するためには、P、S含有量を低減することが非常に有効である。
本発明者の検討結果、および得られた新たな知見の詳細は以下の通りである。
ただし、(1)式中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を示す。
鋼中に(1)式を満足するようにNdを単独添加すると、溶接凝固過程におけるセル、デンドライト樹間でのPのミクロ偏析が微細なスポット状に分散化される。従来では、ミクロ偏析はセルやデンドライト樹間にライン状に形成されていたため、膜状の残留液相が残存していたと考えられる。この場合、セルやデンドライト同士は十分に結合できていないため、引張ひずみが作用した場合に溶接凝固割れが生じやすく、耐溶接凝固割れ性が著しく低下していた。しかし、Ndによってミクロ偏析の偏析形態をスポット状かつ分散化することにより、ミクロ偏析していない領域は凝固が進行し、残留液相の形態が液膜状から液滴状へと遷移する。残留液相の形態が液滴状となると、セルもしくはデンドライト同士の結合箇所が増大して十分に架橋されるため、引張ひずみが作用した場合でも溶接凝固割れが発生しがたくなると推測される。
C:0.005~0.060%、
Si:1.00%以下、
Mn:9.00%以下、
P:0.020~0.050%、
S:0.0010%以下、
Ni:6.00~25.00%、
Cr:18.00~26.00%、
Al:0.001~0.200%、
Ca:0.0100%以下、
Mg:0.0100%以下、
O:0.0100%以下、
N:0.3000%以下、
Nd:0.300%以下、
B:0~0.0100%、
Nb:0~0.10%、
Ti:0~0.200%、
V:0~1.00%、
Ta:0~0.20%、
W:0~0.50%、
Mo:0~6.50%、
Co:0~1.00%、
Zr:0~0.10%、
Cu:0~1.50%、
Sn:0~0.300%、
Sb:0~0.300%
を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、かつ下記(1)式を満足することを特徴とする完全オーステナイト系ステンレス鋼。
Nd≧4.5×(P+S)+6×O-0.02 ・・・(1)
なお、(1)式中の元素記号は、その元素の鋼中での含有量(質量%)を示す。
[2]質量%で、
B:0.0001~0.0100%、
Nb:0.005~0.10%、
Ti:0.001~0.200%、
V:0.01~0.50%、
Ta:0.001~0.20%、
W:0.01~0.50%、
Mo:0.01~6.50%、
Co:0.01~1.00%、
Zr:0.001~0.10%、
Cu:0.01~1.50%、
Sn:0.001~0.300%、
Sb:0.001~0.300%
の1種または2種以上を含むことを特徴とする上記[1]に記載の完全オーステナイト系ステンレス鋼。
Cはステンレス鋼中に不可避的に含まれる元素であり、オーステナイト相の安定化や高温強度の向上に寄与する元素である。したがって、C含有量の下限は0.005%以上とする。一方、Cを多量に含有させると耐溶接凝固割れ性が低下や、Cr系炭化物の析出に伴う耐食性の低下を引き起こすため、C含有量の上限を0.060%以下とする。好ましくは、0.050%以下とする。
Siは脱酸元素として作用する元素である。そのため、0.01%以上含有させてもよい。しかしながら、Siを多量に含有させると耐溶接凝固割れ性を損ねるため、Si含有量は1.00%以下である。
Mnは安価なオーステナイト安定化元素であり、Niの代替元素としても用いられる。そのため、0.01%以上含有させてもよい。ただし、多量に含有させると耐食性の低下を引き起こし、溶接性も損ねるため、Mn含有量は9.00%以下である。好ましくは7.0%以下、さらに好ましくは5.0%以下である。
Pは溶接凝固過程においてセル・デンドライト樹間にミクロ偏析して固液共存温度域を拡大させるため、耐溶接凝固割れ性を著しく損ねる。そのため、P含有量は0.050%以下とする。しかしながら、上記のようにP含有量の低減は経済性を損ねる原因となるため、P含有量は0.020%以上とする。
Sは、Pと同様の理由で、耐溶接凝固割れ性を著しく損ねる。また、Ndとの結合力が極めて強いためにNd硫化物を形成し、Pのミクロ偏析の分散化に作用するNd量を減少させる。したがって、S含有量は0.0010%以下と制限する。好ましくは、0.0005%以下とする。但し、S量の過度の低減は精錬コストの上昇を招くため下限は0.0003%以上としてもよい。
Niはオーステナイト相の安定化のために重要な元素である。そのため、Ni含有量は6.00%以上とし、好ましくは10.00%以上とする。しかし、Niを多量に含有させると材料コストの上昇を招き経済性を損ねる。またNiはREMとの低融点金属化合物を形成し、耐溶接凝固割れ性を低下させるおそれもあることから、Ni含有量は25.00%以下とする。好ましくは、22.00%以下である。
Crは、18%Cr-8%Niオーステナイト系ステンレス鋼に代表されるようにステンレス鋼の耐食性を確保するために必須の元素であり、十分な耐食性を確保するためには18.00%以上のCr含有量が必要である。Cr含有量は、好ましくは20.00%以上である。一方、Cr含有量が過剰に高くなるとオーステナイト相を安定化させるために必要なNiなどのオーステナイト安定化元素の含有量が高くなり、経済性を低下させる原因となる。したがって、Cr含有量は26.00%以下とする。
Alは、製鋼時に脱酸元素として作用して、鋼を清浄化する元素である。Al含有量が0.001%未満では、鋼の清浄化を十分に達成できないため、Al含有量は0.001%以上とする。一方、Al含有量が過度に高いと非金属介在物が多量に生成して加工性や靭性が低下する。加えて溶接溶け込み性を損ねるため、Al含有量は0.200%以下とする。Al含有量は、好ましくは0.100%以下である。
Caは、脱酸元素として作用するため、0.0001%以上含有してもよい。しかし、0.0100%を超えて含有させると熱間加工性が低下するとともに、溶接時にスラグスポット等が多発してビード外観を損ねる原因となる。このため、Ca含有量は0.0100%以下とする。なお、Ca含有量は、0.0050%以下が好ましい。
MgはCaと同様に脱酸元素として作用するため、0.0001%以上含有してもよい。しかし、0.0100%以上含有させるとCaと同様に溶接時にスラグスポット等が多発してビード外観が損なわれる。したがって、Mg含有量は0.0100%以下とする。なお、Mg含有量は、0.0050%以下が好ましい。
OはNdとの結合力が極めて強く、Nd酸化物を形成してPのミクロ偏析の分散に作用するNd量を減少させる。したがって、O含有量の上限は0.0100%と制限する。好ましくは0.0050%以下とする。
Nは強力なオーステナイト安定化元素であるとともに、固溶強化により強度を高め、耐食性も向上させる。そのため、N含有量は0.0100%以上とすることが好ましい。ただし、Nを過剰に含有させると熱間加工性の低下をきたすことから、N含有量は0.3000%以下とする。好ましくは0.2400%以下とする。
Ndは本実施形態において重要な元素である。REMの中でもミッシュメタルの主成分であるLa、Ceの場合には、Niとの間で低融点金属間化合物を形成し、耐溶接凝固割れ性が著しく損なわれる場合がある。しかし、Ndは、Pのミクロ偏析を微細なスポット状に分散させて、残留液相の形態を液滴状へと遷移させることで、耐溶接凝固割れ性を向上させることができる。しかしながら、0.300%を超えて含有させると連続鋳造において溶鋼を注入するノズルが閉塞して製造性が著しく低下するため、Ndの含有量を0.300%以下とする。なお、本実施形態においては、汎用オーステナイト系ステンレス鋼SUS310Sと同等以上に耐溶接凝固割れ性を高めるために、下記(1)式を満足するようにNdを含有させることが必要である。
ただし、(1)式中の元素記号は、その元素の鋼中での含有量(質量%)を示す。
なお、本実施形態における「不純物」とは、鋼を工業的に製造する際に鉱石やスクラップ等のような原料をはじめとして製造工程の種々の要因によって混入する成分であり、不可避的に混入する成分も含む。
Bは、熱間加工性を改善するために使用する元素であり、安定した効果を得るために、含有させてもよい。しかしながら、過剰に含有させると、Bの化合物が析出し、熱間加工性を劣化させるので、B含有量は0.0100%以下とし、B含有量は、0.0050%以下であるのが好ましい。一方で、上記効果を得るためには、B含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、B含有量は0.0002%以上であるのがより好ましい。
(Ti:0.001~0.200%)
(V:0.01~1.00%)
(Ta:0.001~0.20%)
(W:0.01~0.50%)
Nb、Ti、V、Ta、Wは炭窒化物を形成し、耐食性を改善する効果があるため、含有させてもよい。しかしながら、多量の含有は、耐食性の効果が飽和することから、Nb含有量は、0.10%以下とし、Ti含有量は、0.200%以下とする。また、V含有量は、1.00%以下とし、Ta含有量は、0.20%以下とし、W含有量は、0.50%以下とする。一方で、上記効果を得るためには、Nb含有量は、0.005%以上であるのが好ましく、Ti含有量は、0.001%以上であるのが好ましく、V含有量は、0.01%以上であるのが好ましい。また、Ta含有量は、0.001%以上であるのが好ましく、W含有量は、0.01%以上であるのが好ましい。上記効果をより発揮させるためには、Nb含有量は、0.05%以上であるのがより好ましく、Ti含有量は、0.05%以上であるのがより好ましく、V含有量は、0.05%以上であるのがより好ましい。また、Ta含有量は、0.05%以上であるのがより好ましく、W含有量は、0.05%以上であるのがより好ましい。
Moは、Crと同様に耐食性を向上させるために有効な元素であり、含有させてもよい。その場合には、0.01%以上含有することが好ましく、2.00%以上含有することがより好ましい。ただし、Moを多量に含有させるとオーステナイト相を不安定化してσ相の生成を引き起こすとともに、熱間加工性や経済性を損ねるため、Mo含有量は6.50%以下とする。好ましくは6.00%以下である。
Coは、金属組織を安定化させ、高温強度を向上させる効果があるため含有させてもよい。しかしながら、過剰に含有させるとその効果が飽和するため、Co含有量は1.00%以下とし、Co含有量は、0.60%以下であるのが好ましい。一方で、上記効果を得るためには、Co含有量は、0.01%以上であるのが好ましく、0.05%以上であるのがより好ましい。
Zrは、強度を向上させる効果があるので、含有させてもよい。しかしながら、多量の含有は靭性を低下させるため、Zr含有量は、0.10%以下とする。一方で、強度効果を十分に得るためには、Zr含有量は、0.001%以上であるのが好ましい。
Cuは、耐食性を向上させるため、含有させてもよい。しかしながら、1.50%を超えて含有させても、その効果は飽和するため、Cu含有量は、1.50%以下とする。一方で、上記効果を得るためには、Cu含有量は、0.01%以上であるのが好ましく、0.1%以上であるのがより好ましい。
(Sb:0.001~0.300%)
Sn、Sbは、耐食性および溶接溶け込み性を向上するため、含有させてもよい。しかしながら、0.300%を超えて含有させると、製造性を劣化させるため、Sn、Sbともに含有量は0.300%以下とし、0.100%以下であるのが好ましい。一方で、上記効果を得るためには、Sn、Sb含有量は、0.001%以上であるのが好ましく、Sn含有量は、0.005%以上であるのがより好ましい。
なお本実施例での条件は、本発明の実施可能性及び効果を確認するために採用した一条件例であり、本発明は、以下の実施例で用いた条件に限定されるものではない。本発明は、本発明の要旨を逸脱せず、本発明の目的を達成する限りにおいて、種々の条件を採用し得るものである。
また、下記にて示す表中の下線が、本発明の範囲から外れているものを示す。
なお、La、Ceにおける「-」との表記は、上述した許容限界未満(La:0.02%未満、Ce:0.02%未満)であったことを示す。
ここで、トランスバレストレイン試験とは、溶接割れ性評価試験の1つであり、溶接を行いながら歪みをかけることによって溶接割れを再現し、発生した割れ等を観察、測定して耐溶接凝固割れ性を評価する試験である。
本実施例では、このトランスバレストレイン試験を、溶接電流100A、溶接電圧12V、溶接速度10cm/min、付加ひずみ4%として3回実施した。なお溶接を開始し、溶融池が試験片の中心に達した際にひずみを付与した。試験後、溶接金属中における最大割れ長さをそれぞれ測定し、平均値を各鋼No.の「最大割れ長さ」とした。なお、耐溶接凝固割れ性については、同試験における汎用オーステナイト系ステンレス鋼SUS310Sにおける最大割れ長さ0.45mm以下を合格と判定した。
本実施例では、この液体Sn急冷試験を実施するにあたり、まずTIG溶接を、トランスバレストレイン試験と同様に、溶接電流100A、溶接電圧12V、溶接速度10cm/minで行い、試験片の中央に溶融池が達した時点で、液体Snに向かって試験片を落下させた。その後、溶融池境界から約0.3mm低温側に離れた領域(急冷時に固液共存温度域であったと考えられる領域)において、FE-EPMAによりPのミクロ偏析を測定した。なお、FE-EPMAの測定は加速電圧15kVで行い、測定領域200μm×200μm、測定間隔0.4μmとした。
Claims (2)
- 質量%で、
C:0.005~0.060%、
Si:1.00%以下、
Mn:9.00%以下、
P:0.020~0.050%、
S:0.0010%以下、
Ni:6.00~25.00%、
Cr:18.00~26.00%、
Al:0.001~0.200%、
Ca:0.0100%以下、
Mg:0.0100%以下、
O:0.0100%以下、
N:0.3000%以下、
Nd:0.300%以下、
B:0~0.0100%、
Nb:0~0.10%、
Ti:0~0.200%、
V:0~1.00%、
Ta:0~0.20%、
W:0~0.50%、
Mo:0~6.50%、
Co:0~1.00%、
Zr:0~0.10%、
Cu:0~1.50%、
Sn:0~0.300%、
Sb:0~0.300%
を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、かつ下記(1)式を満足することを特徴とする完全オーステナイト系ステンレス鋼。
Nd≧4.5×(P+S)+6×O-0.02 ・・・(1)
なお、(1)式中の元素記号は、その元素の鋼中での含有量(質量%)を示す。 - 質量%で、
B:0.0001~0.0100%、
Nb:0.005~0.10%、
Ti:0.001~0.200%、
V:0.01~1.00%、
Ta:0.001~0.20%、
W:0.01~0.50%、
Mo:0.01~6.50%、
Co:0.01~1.00%、
Zr:0.001~0.100%、
Cu:0.01~1.50%、
Sn:0.001~0.300%、
Sb:0.001~0.300%
の1種または2種以上を含むことを特徴とする請求項1に記載の完全オーステナイト系ステンレス鋼。
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