JP6990098B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
(1)本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面に、タイヤ周方向に連続して延びる少なくとも1本の周方向溝とトレッド接地端とにより区画された、複数の陸部を有する空気入りタイヤであって、トレッド部のタイヤ内周面に制音体を備え、前記タイヤをリムに装着し、所定内圧を適用し、無負荷とした、基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、前記制音体は、該制音体の前記タイヤ内周面に対する接触面の少なくとも一部が、前記陸部のうちタイヤ幅方向幅が最大である、最大幅陸部のタイヤ径方向内側に位置するように配置されていること、を特徴とする。
この構成によれば、操縦安定性を向上させ、かつ空洞共鳴を低減することができる。
また、「所定内圧」とは、上記のJATMA YEAR BOOK等に記載されている、適用サイズ・プライレーティングにおける単輪の最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)をいい、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、「所定内圧」は、タイヤを装着する車両ごとに規定される最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)をいうものとする。なお、ここでいう空気は、窒素ガス等の不活性ガスその他に置換することも可能である。
さらに、本明細書において「最大負荷荷重」とは、上記最大負荷能力に対応する荷重をいうものとする。
この構成によれば、操縦安定性をより向上させることができる。
この構成によれば、制音体の耐久性を向上させることができる。
この構成によれば、操縦安定性をさらに向上させることができる。
この構成によれば、旋回性能を向上させることができる。
その一方、制音体の体積がタイヤ内腔の全体積の20%を超えるように構成しても空洞共鳴エネルギーの低減効果の向上が期待できない。むしろ、タイヤをリムに組み付けてなるタイヤ組立体の重量バランスを悪化させる可能性がある。このような観点より、制音体の体積は、タイヤ内腔の全体積の16%以下とすることがより好ましく、10%以下とすることが特に好ましい。なお、上述の体積比は、制音体の数に関係しない。つまり、制音体が複数ある場合には、複数の制音体全ての体積の和が上述の体積比の関係を満足すれば、同様の効果を得ることができる。
Claims (5)
- トレッド踏面に、タイヤ周方向に連続して延びる少なくとも1本の周方向溝とトレッド接地端とにより区画された、複数の陸部を有する空気入りタイヤであって、
トレッド部のタイヤ内周面に制音体を備え、
前記タイヤをリムに装着し、所定内圧を適用し、無負荷とした、基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、前記制音体は、該制音体の前記タイヤ内周面に対する接触面の全体が、前記陸部のうちタイヤ幅方向幅が最大である、最大幅陸部のタイヤ径方向内側に位置するように配置されており、
前記空気入りタイヤは、車両に対する装着方向が指定されており、
前記最大幅陸部は、タイヤ赤道面を挟んだ一方側のタイヤ半部に区画されており、
前記一方側のタイヤ半部が車両装着外側であること、を特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、前記トレッド踏面の輪郭線は、曲率半径の異なる複数の円弧を含み、前記制音体は、該制音体の前記タイヤ内周面に対する接触面が、前記複数の円弧の接続点から前記タイヤ内周面に下ろした垂線上には位置しないように配置されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、前記制音体は、該制音体の前記タイヤ内周面に対する接触面が、前記最大幅陸部のタイヤ幅方向中心のタイヤ径方向内側に位置するように配置されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記最大幅陸部はブロックを含み、前記基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、前記制音体は、該制音体の前記タイヤ内周面に対する固着面の少なくとも一部が、前記トレッド踏面の平面展開視における前記ブロックの中央部のタイヤ径方向内側に位置するように配置されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記最大幅陸部はブロックを含み、前記基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、前記制音体は、該制音体の前記タイヤ内周面に対する固着面が、前記トレッド踏面の平面展開視における前記ブロックの重心位置のタイヤ径方向内側に位置するように配置されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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