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JP6988387B2 - 情報提供システム - Google Patents

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Description

本開示は、情報提供システム、車両、および、プログラムに関し、特に、車両に対する異常な作用を報知するのに適した情報提供システム、車両、および、プログラムに関する。
車両の盗難検知機能においては、振動に基づくものであると、花火大会などで打ち上げられる大きな花火などの振動によって誤検知する場合がある。特開2003−123168号公報(以下「特許文献1」という)は、車両のセキュリティ制御システムにおいて、誤検出によって周囲に迷惑をかけることなく、しかも盗難防止機能を高めることができる技術を開示する。
特許文献1のシステムにおいては、セキュリティ機能をオンする時刻、または、セキュリティ機能をオンにする地域を予め設定しておき、その時刻または位置でない場合に、セキュリティ制御の実行を制限または禁止する。これにより、盗難異常を誤検知しても警報が作動することなく、誤検知による周囲への迷惑を防止することができる。
特開2003−123168号公報
しかし、特許文献1のシステムにおいては、セキュリティ機能をオンする時刻または地域である場合に、盗難異常を誤検知した場合、警報が作動して、周囲に迷惑をかけるおそれがある。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両に対する異常の発生を誤判断し難くすることが可能な情報提供システムを提供することである。
本開示に係る情報システムは、複数の車両および車両のユーザの携帯端末と通信可能なサーバとを備える。サーバは、制御部と、記憶部とを備える。
制御部は、車両の識別情報と該車両の位置とを1組の情報として記憶部に記憶させる。制御部は、車両における警報作動を伴わずに、異常発生情報を前記サーバに送信した車両である異常発生車両の位置情報に基づいて、記憶部に記憶された位置情報を用いて、異常発生車両をカメラで撮影可能な車両である撮影指示車両を特定し、撮影指示車両に対して、異常発生車両を撮影指示車両に搭載されたカメラで撮影させる指示を送信する。制御部は、撮影指示車両が撮影した画像を異常発生車両のユーザの携帯端末に、前記異常発生車両において発生した異常の説明として送信する。
このような構成によれば、ユーザの車両で異常が発生した場合、車両において発生した異常の説明として、異常が発生したときの車両の画像がユーザの携帯端末に送信される。ユーザはこの画像を見ることによって車両に対する異常の発生が誤報知であるか否かを判断することができる。その結果、車両に対する異常の発生を誤判断し難くすることが可能な情報提供システムを提供することができる。
好ましくは、制御部は、所定範囲内の複数の異常発生車両から異常発生情報を受信した場合は、その旨を画像に加えて異常発生車両のユーザの携帯端末に送信する。
このような構成によれば、ユーザの車両の所定範囲内の複数の車両から異常の発生がユーザに報知される。このため、ユーザは所定範囲内で同じような異常が複数発生している場合、花火大会の花火などに起因する広範囲に亘る振動による誤検知の可能性を考慮することができる。その結果、車両に対する異常の発生をさらに誤判断し難くすることができる。
好ましくは、制御部は、異常が発生したと誤判断する可能性が他の現象と比較して統計的に高い所定現象が発生したことを示す情報を検索し、検索された所定現象が異常が発生したとの誤判断を生じさせる範囲に駐車されている異常発生車両のユーザの携帯端末に、誤判断の可能性が高い旨を画像に加えて送信する。
このような構成によれば、異常が発生したと誤判断する可能性が高い所定現象が車両に影響を及ぼす範囲で発生したことがユーザに報知される。その結果、車両に対する異常の発生をさらに誤判別し難くすることができる。
好ましくは、制御部は、異常発生車両が撮影した周辺画像を撮影指示車両が撮影した画像に加えて異常発生車両のユーザの携帯端末に送信する。
このような構成によれば、異常が発生したと考えられる場合、ユーザの車両の周辺画像がユーザに報知される。その結果、車両に対する異常の発生をさらに誤判別し難くすることができる。
本開示によれば、車両に対する異常の発生を誤判断し難くすることが可能な情報提供システムを提供することができる。
本実施の形態に従う異常作用情報提供システムの全体構成を概略的に示す図である。 車両およびサーバの構成を説明するためのブロック図である。 本実施の形態における携帯端末の構成を示すブロック図である。 本実施の形態で実行される異常関連処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態のサーバに記憶される車両位置情報を説明するための図である。 本実施の形態で実行される異常関連端末側処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に従う異常作用情報提供システム10の全体構成の概略図である。図1を参照して、異常作用情報提供システム10は、複数の車両100と、サーバ200と、携帯端末400とを備える。車両100およびサーバ200、ならびに、携帯端末400およびサーバ200は、インターネットあるいは電話回線などの通信ネットワーク300を介して通信可能に構成されている。各車両100および各携帯端末400は、通信ネットワーク300と無線通信によって情報の授受が可能に構成される。
以下で説明するように、異常作用情報提供システムは10は、各車両100からの情報に基づいて、車両100に対する異常作用の情報を、他の車両100または携帯端末400に提供する。本実施の形態において、異常作用の種別は、車両盗難、車上荒らし、および、車両100への悪戯を含む。
本実施の形態における車両100は、周辺の状況および車内の状況を、車載カメラ170および各種センサで、駐車中においても監視することが望ましいため、駐車中においても電力を消費する。このため、本実施の形態における車両100は、大容量の蓄電装置を搭載している車両であることが好ましい。たとえば、電気自動車であれば、電気自動車でない場合よりも大容量の蓄電装置を搭載しているため、駐車時においても、車載カメラ170および各種センサで常時、周囲を監視していても、大容量の蓄電装置を搭載していない場合と比較して、蓄電装置のSOC(State Of Charge)に大きな影響を与えない。
図2は、車両およびサーバの構成を説明するためのブロック図である。図2を参照して、車両100は、制御装置110と、通信部130と、各種センサ160と、車載カメラ170と、ナビゲーション装置180とを含む。制御装置110、通信部130、車載カメラ170およびナビゲーション装置180は、CAN(Controller Area Network)などの有線の車載ネットワーク190により互いに接続されている。
通信部130は、外部の装置(たとえば、サーバ200など)との間で通信ネットワーク300を介して、予め定められたプロトコルで、データを送受信する。通信部130は、制御装置110等の車載ネットワーク190に接続された装置から受けたデータを外部に送信したり、外部から受信したデータを制御装置110等の車載ネットワーク190に接続された装置に受け渡したりする。
各種センサ160は、車両100に対する人の作用を検知する。各種センサ160の検出信号は、ナビゲーション装置180または制御装置110へ送信される。各種センサ160は、ドアセンサ161と、レーダセンサ162と、傾斜センサ163と、音感センサ164と、衝撃センサ165と、車室内センサ166とを含む。各種センサ160としては、これらの少なくとも1つを含むようにしてもよいし、他のセンサを含むようにしてもよい。
ドアセンサ161は、車両100のドアの開閉を検知する。レーダセンサ162は、電波等により車両100への異常な接近を検知する。傾斜センサ163は、車両100の傾きを検知し、駐車時など通常時の角度を記憶し、通常時の角度から所定角度以上、傾くと傾いていることを示す信号を出力する。傾斜センサ163は、ホイルの盗難およびレッカー車などによる車両100の盗難を検出することができる。
音感センサ164は、ピッキングなどキーシリンダを引っ掻く音や、車内に侵入するためにガラスを切る際に発生する高周波音などの特定の周波数帯の異常音のみを検知する。衝撃センサ165は、車体への衝撃を検知する。車室内センサ166は、超音波または赤外線等により、車内での人間などの動きを検知する。
車載カメラ170は、たとえばCCD(Charge Coupled Device)カメラであり、車両100の前、後、右および左のうちの少なくとも1ヶ所に取付けられている。車載カメラ170は、当該車両100の周辺の映像を撮影する。車載カメラ170の撮影データはナビゲーション装置180または制御装置110へ送信される。
ナビゲーション装置180は、ナビゲーション装置180の全体を制御するための制御部181と、所定の情報を記憶するための記憶部182と、ナビゲーション装置180を操作するための操作部183と、ナビゲーション装置180の所定の情報を表示および音声で報知するための報知部184と、位置を検出するための位置検出部189とを含む。
記憶部182は、制御部181でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部181で実行するためのプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。また、RAMには、所定の処理を実行するためのプログラムおよびデータがROMなどから読込まれて記憶される。さらに、RAMの記憶領域を補助するための補助記憶装置としてメモリカードなどの記録媒体が用いられてもよい。
操作部183は、ナビゲーション装置180に所定の機能を実行させるための複数の操作ボタン、および、報知部184のディスプレイに構成されるタッチパネルを含む。操作部183の操作ボタンおよびタッチパネルが操作されることによってナビゲーション装置180に入力された操作内容を示す操作信号は、制御部181に受け渡される。
報知部184は、ディスプレイにタッチパネルが構成された液晶表示装置(以下「LCD」(Liquid Crystal Display)という)とスピーカとを含む。報知部184のLCDは、制御部181から受けた画像であって、車両100をナビゲーションするための情報およびタッチパネルの操作ボタンを示す画像などを表示する。なお、報知部184は、LCDに替えて、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなど他のFPD(Flat Panel Display)を含むようにしてもよい。報知部184のスピーカは、制御部181から受けた音声信号を音声として出力する。
位置検出部189は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波に基づいて自車両の位置を検出し、検出した位置情報を制御部181に受け渡す。
制御部181は、MPU(Micro Processing Unit)およびその補助回路からなる。制御部181は、記憶部182、操作部183、報知部184および位置検出部189を制御し、記憶部182に記憶されたプログラムおよびデータにしたがって所定の処理を実行し、操作部183または車載ネットワーク190に接続された他の装置(たとえば、車載カメラ170、制御装置110および通信部130など)から入力されたデータを処理し、処理されたデータを、記憶部182に記憶させたり、報知部184で報知させたり、他の装置に出力したりする。
具体的には、制御部181は、位置検出部189により検出された車両100の位置情報(GPS情報)を用いて車両100の各種ナビゲーション処理を実行する。より詳しくは、制御部181は、車両100のGPS情報と記憶部182に格納された道路地図データとに基づいて、車両100の現在地から目的地までの走行ルート(走行予定ルートまたは目標ルート)を算出し、目標ルートの情報を表示し、音声として出力するよう報知部184を制御する。
制御装置110は、いわゆるECU(Electronic Control Unit)であり、車両100の全体を制御するための制御部111と、所定の情報を記憶するための記憶部112とを含む。記憶部112は、前述のナビゲーション装置180の記憶部182と同様であるので重複する説明は繰返さない。
制御部111は、MPU(Micro Processing Unit)およびその補助回路からなる。制御部111は、記憶部112に記憶されたプログラムおよびデータにしたがって所定の処理を実行し、車載ネットワーク190に接続された他の装置(たとえば通信部130、車載カメラ170およびナビゲーション装置180など)から入力されたデータを処理し、処理されたデータを、記憶部112に記憶させたり、他の装置に出力したりする。
具体的には、制御部111は、車両100の各センサ等からの信号に応じて車両100が所望の状態となるようにモータジェネレータの駆動装置等の各部を制御する。
サーバ200は、制御部210と、記憶部220と、通信部230と、外部記憶装置250とを含む。記憶部220および通信部230は、前述の車両100の制御装置110の記憶部112および通信部130と同様であるので重複する説明は繰返さない。
外部記憶装置250は、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、MO(Magneto-Optical disk)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ、または、メモリカードリーダライタなどの記憶装置で構成される。外部記憶装置250は、制御部210から受けた所定のデータまたはプログラムを、記録媒体251に磁気的、光学的、または電気的に記録したり、記録媒体251から読出して制御部210に受け渡したりする。記録媒体251としては、ハードディスク,フレキシブルディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory),CD−R(Compact Disk Recordable),CD−RW(Compact Disk ReWritable),DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory),DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable),DVD−RW(Digital Versatile Disk Rerecordable Disc),DVD−RAM(Digital Versatile Disk Random Access Memory),DVD+R,DVD+RW(Digital Versatile Disk ReWritable)などの光ディスク、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気ディスク、メモリカード、または、USB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。
制御部210は、MPU(Micro Processing Unit)およびその補助回路からなる。制御部210は、記憶部220、通信部230および外部記憶装置250を制御し、記憶部220に記憶されたプログラムおよびデータにしたがって所定の処理を実行し、通信部230および外部記憶装置250から入力されたデータを処理し、処理されたデータを、記憶部220に記憶させたり、通信部230から他の装置に出力させたり、外部記憶装置250の記録媒体251に記憶させたりする。
なお、この実施の形態においては、サーバ200は、操作部および表示部を含まないが、これに限定されず、操作部および表示部の構成を含むこととしてもよい。操作部は、キーボードおよびマウスを含み、操作部のキーボードおよびマウスが操作されることによってサーバ200に入力された操作内容を示す操作信号は、制御部210に受け渡される。表示部は、LCDを含み、LCDは、制御部210から受けた画像データに対応する画像を表示する。
図3は、本実施の形態における携帯端末400の構成を示すブロック図である。図3を参照して、携帯端末400は、携帯端末400の全体を制御するための制御部410と、所定の情報を記憶するための記憶部420と、操作部430と、出力部440と、外部記憶装置450と、無線通信部470とを含む。なお、図示していないが、携帯端末400は、音声を入出力するための音声入出力部など他の構成も含む。
制御部410は、CPU(Central Processing Unit)およびその補助回路からなり、記憶部420、操作部430、出力部440、および、無線通信部470を制御し、記憶部420に記憶されたプログラムまたはデータに従って所定の処理を実行し、操作部430および無線通信部470から入力されたデータを処理し、処理したデータを、記憶部420に記憶させたり、出力部440および無線通信部470に出力したりする。
記憶部420は、制御部410でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部410で実行するためのプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。また、RAMには、所定の処理を実行するためのプログラムおよびデータが、操作部430、無線通信部470または外部記憶装置450から読込まれて記憶される。さらに、RAMの記憶領域を補助するための補助記憶装置として、ハードディスクドライブまたはメモリカードが用いられてもよい。
外部記憶装置450は、メモリカードリーダライタで構成される。外部記憶装置450は、制御部410から受けた所定のデータまたはプログラムを、メモリカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体451に電気的に記録したり、記録媒体451から読出して制御部410に受け渡したりする。なお、外部記憶装置450は、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、MO(Magneto-Optical disk)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ、または、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブなどの記憶装置で構成されるようにしてもよい。
操作部430は、電話番号や各種データなどの数字やアルファベットやその他の文字などを入力するためのタッチパネルおよび操作ボタンを含む。なお、操作部430は、他の操作のための部分を含むようにしてもよい。操作部430がユーザによって操作されることによって、操作部430から制御部410に操作に応じた操作信号が送信される。制御部410は、操作部430からの操作信号に応じて携帯端末400の各部を制御する。
無線通信部470は、制御部410によって制御されて、通話相手の他の携帯端末400または固定電話から、電気通信事業者の通信設備およびアンテナを介して無線信号を受信し、受信した無線信号を音声信号に変換して、変換した音声信号を音声入出力部に送信するとともに、音声入出力部からの音声信号を無線信号に変換して、アンテナおよび電気通信事業者の通信設備を介して通話相手の他の携帯端末400または固定電話に送信する。
また、無線通信部470は、制御部410によって制御されて、データ通信が可能な機器、たとえば、サーバ200または他の携帯端末400と、電気通信事業者の通信設備およびアンテナを介して無線信号を受信し、受信した無線信号をデータに変換して、変換したデータを記憶部420に記憶させたり、データを表示させるために出力部440に送信したりするとともに、送信するデータを無線信号に変換して、アンテナおよび電気通信事業者の通信設備を介してデータ通信先のサーバまたは他の携帯端末400に送信する。
また、無線通信部470は、制御部410によって制御されて、公衆無線LANやプライベートネットワークの無線LANを介して、他のネットワーク通信可能な機器、たとえば、サーバ200および他の携帯端末400と、データをやりとりする。
出力部440は、ディスプレイおよびスピーカを含む。出力部440は、制御部410によって制御されて、無線通信部470で受信された情報、記憶部420に記憶された情報、または、外部記憶装置450で記録媒体451から読出された情報が制御部410で変換された画像信号および音声信号を、それぞれ、画像としてディスプレイに表示させ、音声としてスピーカから出力させる。
従来のシステムにおいては、盗難異常を誤検知した場合、警報が作動して、周囲に迷惑をかけるおそれがあった。
そこで、本実施の形態においては、車両100は、位置検出部189によって検出された自車両の位置情報と自車両の識別情報とをサーバ200に送信する。サーバ200は、送信元の車両100の識別情報と位置情報とを対応付けて1組の情報として記憶部220に記憶させる。
第1の車両100は、各種センサ160によって検出された作用が、所定基準を満たす異常な作用であるか否かを判断し、異常な作用であると判断した場合、位置検出部189によって検出された自車両の位置を含む異常な作用の発生情報をサーバ200に送信する。サーバ200は、記憶部220に記憶された位置情報を用いて、第1の車両100から受信した発生情報に含まれる位置の第1の車両100を車載カメラ170で撮影可能な第2の車両100があるか否かを判断し、第2の車両100があると判断した場合、当該第2の車両100に対して、第1の車両100を車載カメラ170で撮影する指示を送信する。第2の車両100は、サーバ200からの指示にしたがって、第1の車両100の画像を撮影するよう車載カメラ170を制御し、撮影した画像をサーバ200に送信する。サーバ200は、第2の車両100から画像を受信した場合は、当該画像を含む第1の車両100で異常な作用が発生した旨の報知情報を当該第1の車両100のユーザの携帯端末400に送信する。携帯端末400は、サーバ200から受信した報知情報にしたがって、当該ユーザの第1の車両100で異常な作用が発生した旨の情報に加えて、当該第1の車両100の画像を報知するよう出力部440を制御する。
これにより、ユーザの車両100で異常な作用が発生した場合、その旨の情報に加えて、異常な作用が発生したときの車両100の画像がユーザに報知される。ユーザはこの画像を見ることによって車両100に対する異常な作用の発生が誤報知であるか否かを判断することができる。その結果、車両100に対する異常な作用の発生を誤判断し難くすることができる。
図4は、本実施の形態で実行される異常関連処理の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、車両100において、ナビゲーション装置180の制御部181は、車両100の駐車中であるか否かを判断する(S101)。駐車中であるか否かは、たとえば、車両システムがオン状態(図2で示した車両100の各構成に電力が供給されることで動作可能な状態)とされていないか否かにより判断される。なお、駐車中であるか否かは、他の方法で判断されるようにしてもよく、たとえば、車両システムがオン状態とされておらず、かつ、車両100のドアがロックされているか否かにより判断されるようにしてもよい。駐車中でない(S101でNO)と判断した場合、制御部181は、実行する処理をS111に進める。
一方、駐車中である(S101でYES)と判断した場合、制御部181は、所定時(たとえば、所定間隔(10分ごと)のタイミング、サーバ200から要求があったときなど)であるか否かを判断する(S102)。所定時である(S102でYES)と判断した場合、制御部181は、制御装置110の記憶部112に予め記憶された当該車両100を一意に識別するための車両IDと、位置検出部189により検出される当該車両100の位置情報を、サーバ200に送信する(S103)。
サーバ200において、制御部210は、車両100から位置情報を受信したか否かを判断する(S201)。受信した(S201でYES)と判断した場合、制御部210は、受信した日時、車両IDおよび位置情報を対応付けて1組の情報として記憶部220に記憶させる(S202)。
図5は、本実施の形態のサーバ200に記憶される車両位置情報を説明するための図である。図5を参照して、図4のS202において、受信日時と、車両IDと、位置情報とが対応付けられて1組の情報として記憶部220に記憶される。なお、位置情報は、ここでは、所在地として示したが、車両100の位置を特定可能な情報であれば、これに限定されず、たとえば、車両100が位置する経緯度であってもよい。
図4に戻って、位置情報を受信していない(S201でNO)と判断した場合、および、S202の後、制御部210は、実行する処理をS211に進める。
所定時でない(S102でNO)と判断した場合、および、S103の後、車両100のナビゲーション装置180の制御部181は、車両100の駐車中に監視モードとされている場合、各種センサ160からの検出信号を受信することで、人による行為(たとえば、車両盗難、車上荒らし、車両への悪戯)、自然現象(たとえば、雷または地震などの振動または音)または人為的現象(たとえば、花火大会または野外コンサートなどの振動または音)等による車両100に対する作用を検出したか否かを判断する(S104)。監視モードとは、車両100に対する異常な行動を監視するモードであり、ユーザが車両100を駐車して車両100から離れるときに、当該モードを有効な状態に切替えることにより有効な状態となる。車両100に対する作用を検出していない(S104でNO)と判断した場合、制御部181は、実行する処理をS111に進める。
一方、車両100に対する作用を検出した(S104でYES)と判断した場合、制御部181は、車両100の周辺を撮影するよう車載カメラ170を制御する(S105)。そして、検出した作用が所定基準を満たす異常な作用か否かを判断する(S106)。
たとえば、所定基準として、レーダセンサ162によって人等の接近が検知された後、音感センサ164によって異常音が検知されたか、衝撃センサ165によって車体への衝撃が検知されたとの基準が満たされた場合、異常な作用として車両100への悪戯が発生したと判断する。このように、車内への侵入が無く、車両100の移動も無い場合に、当該所定基準が満たされると、車両100への悪戯が発生したと判断する。
また、所定基準として、レーダセンサ162によって人等の接近が検知された後、さらに、音感センサ164によって異常音が検知されたか、ドアセンサ161によってドアの開閉が検知されたか、衝撃センサ165によって車体への衝撃が検知されたかのいずれかの後、車室内センサ166によって車内での人等の動きが検知されたとの基準が満たされた場合、異常な作用として車上荒らしが発生したと判断する。このように、車内への侵入が有り、車両100の移動が無い場合に、当該所定基準が満たされると、車両100において車上荒らしが発生したと判断する。
また、所定基準として、レーダセンサ162によって人等の接近が検知された後、傾斜センサ163によって車両100の傾斜が検知されたとの基準が満たされた場合、異常な作用として車上荒らしの一形態である車両100の外側のパーツ(たとえば、ホイル、タイヤなど)の盗難が発生したと判断する。このように、車内への侵入が無く、車両100の移動も無い場合に、当該所定基準が満たされると、車両100において車両100の外側のパーツの盗難が発生したと判断する。
また、所定基準として、レーダセンサ162によって人等の接近が検知された後、位置検出部189によって車両100の移動が検知されたとの基準が満たされた場合、異常な作用として車両盗難が発生したと判断する。このように、車両100の移動が有る場合に、当該所定基準が満たされると、車両盗難が発生したと判断する。
また、所定基準として、レーダセンサ162によって人等の接近は検知されていないが、音感センサ164によって異常音が検知されたか、衝撃センサ165によって車体への衝撃が検知されたかのいずれかが検知されたとの基準が満たされた場合、原因不明な異常な作用が発生したと判断する。
なお、異常な作用の所定基準は、異常な作用と判断するための基準であれば、他の基準であってもよい。たとえば、所定基準として、レーダセンサ162で検知できない距離から車両100を覗き込むといった行動が、車載カメラ170で撮影した画像から制御部181によって判断されたとの基準が満たされた場合、異常な作用の前段階であるが、異常な作用が発生したと判断するようにしてもよい。また、異常な作用の種別は、異常な作用を分別するための種別であれば、他の種別であってもよい。
そして、制御部181は、異常な作用が発生したか否かを判断する(S107)。なお、ドアセンサ161によりドアの開閉が検知された後、所定時間(たとえば、10秒から30秒程度の時間。所定時間をユーザが設定可能としてもよい。)内に監視モードが有効な状態から無効な状態に切替えられた場合は、S107で異常な作用が発生したと判断されないようにしてもよい。異常な作用が発生していない(S107でNO)と判断した場合、制御部181は、実行する処理をS111に進める。
異常な作用が発生した(S107でYES)と判断した場合、制御部181は、当該車両100の車両ID、発生した異常な作用の種別、自車両の位置、現在の日時、および、S105で撮影した画像を含む異常な作用が発生した旨の発生情報を、サーバ200に送信する(S108)。自車両の位置は、ナビゲーション装置180の位置検出部189から取得される。その後、制御部181は、実行する処理をS111に進める。
なお、図4においては示していないが、S107で異常な作用が発生したと判断された場合、警報を鳴動させない。なお、警報を鳴動させるようにしてもよい。
サーバ200において、制御部210は、車両100から発生情報を受信したか否かを判断する(S211)。受信していない(S211でNO)と判断した場合、制御部210は、この処理の呼出元に戻す。
一方、発生情報を受信した(S211でYES)と判断した場合、制御部210は、受信した発生情報に含まれる位置の車両100を車載カメラ170で撮影可能な範囲にある他の車両100を、記憶部220に記憶された車両IDと位置情報との組合せから検索する(S212)。検索する範囲は、記憶部220に記憶されている受信日時が現在の日時から所定時間(たとえば、24時間)以内の範囲に限定する。しかし、検索する範囲は、これに限定されず、他の範囲であってもよく、受信日時が現在の日時から1カ月以内の範囲であってもよい。
そして、制御部210は、検索された他の車両100があれば、その他の車両100に対して、発生情報の送信元の車両100の位置情報を含む当該車両100を撮影する指示を送信する(S213)。
他の車両100において、ナビゲーション装置180の制御部181は、サーバ200から撮影指示を受信したか否かを判断する(S111)。受信していない(S111でNO)と判断した場合、制御部181は、実行する処理をこの処理の呼出元に戻す。
一方、撮影指示を受信した(S111でYES)と判断した場合、他の車両100のナビゲーション装置180の制御部181は、撮影指示に含まれる位置情報の車両100を撮影するよう車載カメラ170を制御する(S112)。そして、制御部181は、撮影画像をサーバ200に送信する(S113)。その後、制御部181は、実行する処理をこの処理の呼出元に戻す。
サーバ200において、制御部210は、発生情報に含まれる位置の近隣における車両100に対する異常な作用と誤判断される可能性が他の現象と比較して統計的に有意に高い現象の発生を、インターネットから検索する(S214)。このように異常な作用と誤判断される可能性が他の現象と比較して統計的に有意に高い現象は、その現象に対して誤判断が発生するかを調査して、その調査結果に基づいて統計学で周知な方法によって計算することによって特定される。たとえば、検索する現象は、当該車両100の位置の近隣において発生情報に含まれる日時に開催されていた花火大会および野外コンサート、ならびに、当該車両100の位置の近隣において発生情報に含まれる日時に発生した落雷および地震など、車両100の各種センサ160(たとえば、音感センサ164、衝撃センサ165など)で検出され得る現象である。
次に、制御部210は、他の車両100から返信された撮影画像、ならびに、S211で受信した発生情報に含まれる自車両の撮影画像および作用種別を含む、異常な作用が発生した旨の報知情報を、当該車両100のユーザの携帯端末400のメールアドレスに送信する(S215)。なお、他の車両100から返信された撮影画像を、自車両において発生した異常の説明として少なくとも送信すればよく、送信する情報に他の情報を含むようにしてもよい。車両100の車両ID、および、当該車両100のユーザの携帯端末400のメールアドレスは、車両100のナビゲーション装置180に、当該異常関連車両側処理のアプリケーションプログラムが組込まれるときのユーザ登録処理において、予めサーバ200の記憶部220に1組の情報として対応付けて記憶される。
また、制御部210は、同一の現象によって誤判断が生じると考えられる所定範囲内の複数の車両100から発生情報を受信した場合、その旨も携帯端末400に送信する。所定範囲は、たとえば、車両100から所定半径(たとえば1km)の範囲であってもよいし、S214で検索された現象が車両100の各種センサ160に影響を与え得るとして予め定められた範囲(たとえば、現象が花火大会であれば花火大会の会場から1kmの範囲、現象が地震であれば震度が3以上の範囲など)であってもよい。
さらに、制御部210は、S214で誤判断される現象が検索された場合、その現象も携帯端末400に送信する。
なお、ここでは、報知情報は電子メールで送信されるようにしたが、これに限定されず、携帯端末400に、サーバ200からのプッシュ通知を受信するためのアプリケーションプログラムをユーザ登録処理において組込むようにして、このアプリケーションプログラムによってサーバ200から報知情報のプッシュ通知が受信されるようにしてもよい。
図6は、本実施の形態で実行される異常関連端末側処理の流れを示すフローチャートである。図6を参照して、携帯端末400においては、制御部410は、サーバ200から報知情報を受信したか否かを判断する(S401)。受信した(S401でYES)と判断した場合、受信した報知情報で示される情報を報知するよう出力部440を制御する。
具体的には、たとえば、他車両の撮影画像として、自車両の周辺に怪しい人がいる画像、自車両の撮影画像として、自車両に対して何かをしている人がいる画像、および、作用種別として、車両盗難、車上荒らし、または、車両100に対する悪戯が発生した旨が、携帯端末400の出力部440のディスプレイに表示される。
ユーザは、これらの情報を見ることによって、車両100に対する異常な行動が、誤判断ではなく、確かに発生したことを知ることができる。
あるいは、他車両の撮影画像として、自車両の周辺には何も異常がないことを示す画像、自車両の撮影画像として、自車両の近くに人がいない画像、および、原因不明な異常な作用が発生した旨が、携帯端末400の出力部440のディスプレイに表示される。
ユーザは、これらの情報を見ることによって、車両100に対する異常な作用が、誤判断であり、異常が発生していない可能性が高いことを知ることができる。
このような場合に、車両100で異常な作用の発生に応じて警報を鳴動させるように構成してる場合、異常な作用が発生したことが誤判断であるとユーザが判断した場合に、携帯端末400から(たとえば、サーバ200を介して)車両100での警報の鳴動を停止させることが可能なように構成してもよい。
具体的には、携帯端末400に組込まれた上述のアプリケーションプログラムに車両100の警報を遠隔操作するためのプログラムを含めておき、当該プログラムによって、ユーザによる警報の鳴動を停止させる操作が受付けられた場合に、停止制御信号がサーバ200を介して車両100に送信され、車両100のナビゲーション装置180の制御部181によって、当該停止制御信号の受信に応じて、警報の鳴動が停止されるようにしてもよい。
[変形例]
(1) 前述した実施の形態においては、図4のS101からS103で示したように、車両100の駐車中の所定時に、車両100のナビゲーション装置180の制御部181が、位置検出部189で検出された当該車両100の位置情報をサーバ200に送信するようにした。しかし、これに替えて、車両100のユーザの携帯端末400が、車両100の位置検出部189と同様の位置検出部を備えるようにして、携帯端末400の制御部410が、車両100の駐車を検知したときに、当該位置検出部で検出された位置情報を、駐車中の当該車両100の位置情報と見做して、サーバ200に送信するようにしてもよい。このような機能は、携帯端末400に組込まれる前述したアプリケーションプログラムの一機能として提供されるようにしてもよい。
車両100の駐車を検知したか否かの判断は、たとえば、携帯端末400およびナビゲーション装置180が、近距離無線通信部を備えるようにして、両者の近距離無線通信部が通信可能であるか否かによって判断するようにしてもよい。近距離無線通信部の通信方式は、数mの範囲で通信可能である方式であればどのような方式でもよく、たとえば、Bluetooth(登録商標)であってもよいし、無線LAN(Local Area Network)であってもよい。この場合、両者の近距離無線通信部が通信不能になったとき(または、その数秒前の携帯端末400の位置が変化していなかったとき)に携帯端末400の位置検出部で検出された位置情報が、車両100の駐車中の位置情報であると見做してもよい。
また、携帯端末400でナビゲーション機能を実行している場合に、目的地に到着したときの携帯端末400の位置検出部で検出された位置情報が、車両100の駐車中の位置情報であると見做してもよい。
(2) 前述した図4で説明した車両100の側の処理は、ナビゲーション装置180の制御部181によって実行されるようにした。しかし、これに限定されず、車両100の他の部分、たとえば、制御装置110の制御部111によって実行されるようにしてもよい。この場合、ナビゲーション装置180の操作部183および報知部184に替えて、車両100が他の操作部および報知部を備え、この他の操作部で操作が受付けられ、この他の報知部で情報が報知されるようにしてもよい。
(3) 前述した図4においては、S106で示したように、車両100に対する作用が異常な作用であるか否かは、当該車両100が判断するようにした。しかし、これに限定されず、車両100に対する作用をサーバ200に送信するようにして、サーバ200が当該作用が異常な作用であるか否かを判断するようにしてもよい。
(4) 前述した図4で説明した処理においては、S101およびS104からS108で示したように、駐車中は、常時、異常な作用が発生したか否かを監視するようにした。しかし、これに限定されず、駐車中は、所定時間(たとえば、1分)ごとに、異常な作用が発生したか否かを監視するようにしてもよい。
(5) 前述した図5で説明したように、車両100に対する異常な作用の発生に関する情報を取得できるのは、予めユーザ登録したユーザのみとした。この場合、ユーザ登録をするときに、図4で示した異常関連車両側処理のアプリケーションプログラムが、サーバ200から通信部130を介して車両100にダウンロードされ、車両100のナビゲーション装置180の記憶部182に記憶されるようにする。また、図5で示した異常関連端末側処理のアプリケーションプログラムが、サーバ200から無線通信部470を介して携帯端末400にダウンロードされ、記憶部420に記憶されるようにする。これにより、他の車両100を撮影するために用いられる車両100の位置情報が、サーバ200に送信されるようになり、その見返りとして、図4のS215で示したような異常な作用が発生した旨の報知情報を携帯端末400で取得できるようになる。
(6) 前述した実施の形態においては、図4で示した処理がソフトフェアが、制御部181,210により実行されることにより実現されることとした。しかし、これに限定されず、図4で示した処理の一部または全部が専用のハードウェア回路で実現されるようにしてもよい。
(7) 前述した実施の形態においては、異常作用情報提供システム10として開示を説明した。しかし、これに限定されず、異常作用情報提供システム10で実行される異常作用情報提供方法として開示を捉えることができる。また、異常作用情報提供システム10に含まれる車両100、サーバ200、または、携帯端末400の装置として開示を捉えることができる。また、当該車両100、サーバ200、または、携帯端末400において、それぞれ、図4または図5で示したような処理を実行する方法またはプログラムとして開示を捉えることができる。
また、当該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体251,451として開示を捉えることができる。この記録媒体251,451は、磁気テープ、フレキシブルディスク,ハードディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM,DVD+R,DVD+RWなどの光ディスク、MOなどの光磁気ディスク、メモリカード、または、USBメモリなどの固定的にプログラムを担持する媒体であってもよいし、ASP(Application Service Provider)などのサーバから通信ネットワークを介してプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。特に、外部記憶装置250,450を備えない車両100においては、当該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体は、このような流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
(8) 実施の形態および各変形例において説明された技術は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
[本開示により得られる効果]
(1) 図1から図3で示したように、本開示に係る異常作用情報提供システム10は、複数の車両100と、車両100のユーザの携帯端末400と、車両100および携帯端末400と通信可能なサーバ200とを備える。図2で示したように、車両100は、自車両の位置を検出可能な位置検出部189と、自車両に対する作用を検出可能な各種センサ160と、自車両の周辺の画像を撮影可能な車載カメラ170と、制御部181とを備える。図2で示したように、サーバ200は、制御部210と、記憶部220とを備える。図3で示したように、携帯端末400は、制御部410と、所定情報を報知可能な出力部440とを備える。
図4のS103で示したように、制御部181は、位置検出部189によって検出された自車両の位置情報と自車両の車両IDとをサーバ200に送信する。図4のS201,S202で示したように、サーバ200の制御部210は、送信元の車両100の車両IDと位置情報とを1組の情報として対応付けて記憶部220に記憶させる。
図4のS104,S106〜S108で示したように、車両100の制御部181は、各種センサ160によって検出された作用が、所定基準を満たす異常な作用であるか否かを判断し、異常な作用であると判断した場合、位置検出部189によって検出された自車両の位置を含む異常な作用の発生情報をサーバ200に送信する。
図4のS212,S213で示したように、サーバ200の制御部210は、記憶部220に記憶された位置情報を用いて、車両100から受信した発生情報に含まれる位置の車両100を車載カメラ170で撮影可能な他の車両100があるか否かを判断し、他の車両100があると判断した場合、当該他の車両100に対して、車両100を車載カメラ170で撮影する指示を送信する。
図4のS111〜S113で示したように、他の車両100の制御部181は、サーバ200からの指示にしたがって、車両の画像を撮影するよう車載カメラ170を制御し、撮影した画像をサーバ200に送信する。
図4のS215で示したように、サーバ200の制御部210は、他の車両100から画像を受信した場合は、当該画像を含む車両で異常な作用が発生した旨の報知情報を当該車両のユーザの携帯端末400に送信する。
図6のS401,S402で示したように、携帯端末400の制御部410は、サーバ200から受信した報知情報にしたがって、当該ユーザの車両100で異常な作用が発生した旨の情報に加えて、当該車両100の画像を報知するよう出力部440を制御する。
これにより、ユーザの車両100で異常な作用が発生した場合、その旨の情報に加えて、異常な作用が発生したときの車両100の画像がユーザに報知される。ユーザはこの画像を見ることによって車両100に対する異常な作用の発生が誤報知であるか否かを判断することができる。その結果、車両100に対する異常な作用の発生を誤判断し難くすることができる。
(2) 図4のS215で示したように、サーバ200の制御部210は、所定範囲内の複数の車両100から発生情報を受信した場合は、その旨を報知情報に加えて送信する。
これにより、ユーザの車両100の所定範囲内の複数の車両100から異常な作用の発生がユーザに報知される。このため、ユーザは所定範囲内で同じような異常な作用が複数発生している場合、花火大会の花火などに起因する広範囲に亘る振動による誤検知の可能性を考慮することができる。その結果、車両100に対する異常な作用の発生をさらに誤判断し難くすることができる。
(3) 図4のS214,S215で示したように、サーバ200の制御部210は、車両100の制御部181が所定基準を満たすと誤判断する可能性が他の現象と比較して統計的に高い所定現象が発生したことを示す情報を検索し、検索された所定現象が所定基準を満たすとの誤判断を生じさせる範囲に駐車されている車両100のユーザの携帯端末400に、誤判断の可能性が高い旨を報知情報に加えて送信する。
これにより、異常な作用が発生したと誤判断する可能性が高い所定現象が車両100に影響を及ぼす範囲で発生したことがユーザに報知される。その結果、車両100に対する異常な作用の発生をさらに誤判別し難くすることができる。
(4) 図4のS104〜S108で示したように、車両100の制御部181は、当該車両100の周辺画像を撮影するよう車載カメラ170を制御し、検出された作用が異常な作用であると判断した場合、撮影した周辺画像をサーバ200に送信する。図4のS215で示したように、サーバ200の制御部210は、車両100から受信した周辺画像を報知情報に加えて送信する。
これにより、異常な作用が発生したと考えられる場合、ユーザの車両100の周辺画像がユーザに報知される。その結果、車両100に対する異常な作用の発生をさらに誤判別し難くすることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 異常作用情報提供システム、100 車両、110 制御装置、111,181,210,410 制御部、112,182,220,420 記憶部、130,230 通信部、160 各種センサ、161 ドアセンサ、162 レーダセンサ、163 傾斜センサ、164 音感センサ、165 衝撃センサ、166 車室内センサ、170 車載カメラ、180 ナビゲーション装置、183,430 操作部、184 報知部、189 位置検出部、190 車載ネットワーク、200 サーバ、250,450 外部記憶装置、251,451 記録媒体、300 通信ネットワーク、400 携帯端末、440 出力部、470 無線通信部。

Claims (3)

  1. 複数の車両および前記車両のユーザの携帯端末と通信可能なサーバを備える情報提供システムであって、
    前記サーバは、制御部と、記憶部とを備え、
    前記制御部は、
    前記車両の識別情報と該車両の位置とを1組の情報として前記記憶部に記憶させ、
    車両における警報作動を伴わずに、異常発生情報を前記サーバに送信した車両である異常発生車両の位置情報に基づいて、前記記憶部に記憶された位置情報を用いて、前記異常発生車両をカメラで撮影可能な車両である撮影指示車両を特定し、
    前記撮影指示車両に対して、前記異常発生車両を前記撮影指示車両に搭載された前記カメラで撮影させる指示を送信し、
    前記撮影指示車両が撮影した画像を前記異常発生車両の前記ユーザの前記携帯端末に、前記異常発生車両において発生した異常の説明として送信し、
    異常が発生したと誤判断する可能性が他の現象と比較して統計的に高い所定現象が発生したことを示す情報を検索し、
    検索された所定現象が異常が発生したとの誤判断を生じさせる範囲に駐車されている前記異常発生車両の前記ユーザの前記携帯端末に、発生した異常が誤判断の可能性が高い旨を前記画像に加えて送信する、情報提供システム。
  2. 前記制御部は、
    所定範囲内の複数の前記異常発生車両から前記異常発生情報を受信した場合は、その旨を前記画像に加えて前記異常発生車両の前記ユーザの前記携帯端末に送信する、請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記制御部は、
    前記異常発生車両が撮影した周辺画像を前記撮影指示車両が撮影した前記画像に加えて前記異常発生車両の前記ユーザの前記携帯端末に送信する、請求項1または請求項2に記載の情報提供システム
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